尊鷹昔ばなし「うらしまたろう」

1二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:39:15

むかしむかし、ある海辺の村に、浦島太郎という漁師がいました。
浦島太郎が釣りに出かけると、浜辺で総合不良たちが亀をいじめているのを見つけました。
「俺なんて金玉で亀をいじめる芸を見せてやるよ」
あきれた浦島太郎は不良達をぶちのめして、亀を助けました。

すると亀が…
ﾊﾞｷｯﾊﾞｷｯ

2二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:41:56

なんとびっくり。亀が尊鷹になったのです。
尊鷹は言いました。
「助けていただいたお礼に鬼龍宮城へ案内しよう。わたしについてきてくれ。」
と浦島太郎に言いました。
鬼龍宮城では、美しい鬼龍に歓迎され、猿たちの踊り。おいしいごちそうでもてなされ、毎日とても楽しく過ごしていました。

3二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:42:46

恐ろしいグリム童話だと思われるが…

4二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:42:56

ただの猿山だと思われるが…

5二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:43:42

楽しい日々が続きましたが、浦島太郎はそろそろ地上に帰ることにしました。
そのことを鬼龍に伝えると
「それジョークか？…仕方ないなぁ」
と言い、浦島太郎がお帰りになる準備をしました。

そして鬼龍は「この箱は決して開けるなよ。」と言い、浦島太郎に玉手箱を渡しました。
尊鷹は涙を流しながら浦島太郎の帰りを見届けました。

6二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:46:29

玉手箱を手にした浦島太郎が浜辺に戻ると……あたりの様子がすっかり変わっていて、知ってる人が一人もいなくなっていました。

浦島太郎は驚きました。そして、おっかさんのことが心配になり病院に行きました。
浦島太郎は医師に言いました。
「おっかさんの様子はどうなっとるんや。」

すると医師は
「田代さんですか。……残念ながら…」