ワイ「お前たちにも教えよう。ぼっちちゃんのギターへの執着の理由を」

1二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 22:53:02

ぼっちちゃんは社会不適合者だった…いや、今もか？まぁ良いでしょう。
そんなある日彼女は父親のギターを見つけ、己の承認欲求を満たすことで一命を取り留めた。
それからぼっちちゃんは平均６時間の自己鍛練でさらなるギターの腕前を極めた。
1000人、10000人、100000人…ギターヒーローとして名を馳せたぼっちちゃんには良い評価を与える視聴者ができた。
自尊心を得た彼女はリア充になろうと行動を始めた。知恵を絞って戦った。ぼっちちゃんには勝てる自信があったんだ。
だが、彼女は無力だった。ぼっちちゃんのちっぽけなプライドは次々と殺された。なんやかんやあって何度も命を落とした。
ぼっちちゃんは再び立ち上がろうとしたが、完膚なきまでﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞにされた彼女には立ち上がる力は残されていなかった。力なき者は強者に従うしかなかったのだ。ぼっちちゃんは独りになった。
やることなすこと全て裏目に出た悲しみは計り知れない。そのとき痛感したんだ。自分など無価値だと。
それと同時に理解したのさ。ギターこそ正義。ギターヒーローこそ絶対なのだと。
ギターを奏でれば周りがついてくる。実際、彼女には虹夏ちゃん、喜多ちゃん、山田さん、店長さん、その他諸々彼女の周りに集まった。
俺はそんなぼっちちゃんの……後藤ひとりのとてつもないギターへの渇望とその腕前、孤独心、可愛さに惚れたんだ。