【SS】テンションの向こう側へ⋯【パロネタ】

  • 1二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:09:20

    「暇だねー」
    いつも通り部屋に集まり、パジャマパーティーをする黄金世代。
    しかし、毎日同じ事をしていればネタは無くなるのだった。
    「静かにお茶を嗜むのも良い事ですよ」
    「うーん⋯それもそうだけど⋯」
    寒さもあり中々テンションの上がらない彼女達は、ゆるゆると時間を過ごしていく。
    「テンションが上がらないなら、ハイテンションジャンケンをするデース!!」
    突如としてエルコンドルパサーから提案されたハイテンションジャンケン。
    ジャンケンをして負けた人が一段階テンションを上げると言うシンプルなルール。
    「いくデース!!ジャンケンぽん!!」
    結果は⋯

  • 2二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:09:54

    「私が負けるなんて⋯」
    「あららキング、負けちゃったねー」
    「キングちゃん一段階テンション上げてみて!」
    少しの沈黙が部屋に流れる。
    「うえーい!!あなた達!盛り上がってるかしら!!」
    「早くジャンケンしましょう!イェイ!」
    (結構あげたねー)
    (キングちゃんこのテンション持つのかな⋯?)
    「「「「「ジャンケンぽん!!」」」」」
    「またキングの負けだ」
    「っけないわね!!またやらかしちゃいましたわ!!」
    (キャラが保てなくなってきてる⋯)
    「あなた達もテンション上げていきましょう!!ほらほらまだまだ夜は長いわよ!!」
    「ほら!せーの!!ジャンケン!!」
    「「「「「ぽん!!」」」」」

  • 3二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:10:17

    「ああああぁぁぁああ!!!!!!」
    「一流の私が⋯!!!負け続けるなんてね☆」
    「この屈辱は晴らさせてもらうわ⋯⋯よ!!」
    「キ⋯キングちゃん無理しないで⋯」
    「一流に無理なんて!!言葉は無いのよ☆」
    「それよりあなた達のテンション!下がってない!!テンションを下げる許可をあげた覚えは!無い!わ!」
    「メ♪よ!!」
    スペシャルウィークはちらりとセイウンスカイの方を見る、声を我慢して笑っているせいかお腹が痛いらしくうずくまって震えたまま戻らなくなっていた。
    「今度こそ決めるわ!!!!ね!!!」
    「ジャーンケン!!!!!」
    「「「「「ポン!!!!」」」」」
    「んんんんんんんんんんんん!!!!!負けるのが楽しくなってきたわあああ!!!」
    「楽しすぎてうまぴょい伝説踊っちゃうわ!!!!」

  • 4二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:10:31

    ──廊下──

    「あ、フラワーちゃん!」
    「ウララさんこんばんは」
    「あのね!キングちゃんのノート間違えて持ってきちゃったから返しにいくの!」
    「私もスカイさんにノートを貸すから行くところなの一緒に行こう」

    ドアを開ける二人、踊りながらジャンケンをするキングヘイロー、ドン引きする三人とうずくまったまま震えるセイウンスカイがそこにいた。
    「ウウウウウウララさん!!??ここに来るなんてかなりSSRね!!!!!一体どうしたのかしら!?!?」
    「こっちのセリフだよキングちゃん」

  • 5二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:11:40

    元ネタはゆるゆり17巻129話のテンションの向こう側へ⋯です。

  • 6二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 23:29:30

    わろた

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