【SS・ダイス】11人の超新星で海賊団作るぞ！part.4 ～ＢＷ編～

[1 超新星ダイス主 22/11/27(日) 23:39:01]

あらすじ

ルフィとゾロが迷子ワープしたら”北の海”にいました

[2 超新星ダイス主 22/11/27(日) 23:41:02]

ここまでの流れ

ルフィとゾロ、迷子になる
↓
”北の海”でボニー、ドレーク、ウルージさん以外の（後の）超新星を仲間にして旗揚げ

ただし船長はキラー

[3 二次元好きの匿名さん 22/11/27(日) 23:50:17]

立て乙

[4 二次元好きの匿名さん 22/11/27(日) 23:50:46]

立て乙

[5 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:03:59]

ルフィ（操舵手）：”東の海”で旗揚げのつもりが何故か”北の海”に来てしまった。でも冒険できれば別にいいか！今はワニの奴を倒したい

ゾロ（剣士）：グランドラインに入ってすぐにミホークと戦った。しかしダイス神の御心により、背中をバッサリいかれた。刀は立ち寄った島で2本買ったが間に合わせの品

ホーキンス（狙撃手）：ルフィとゾロの奇妙な運命を見届けるために同行。この人のお陰で１億ベリー近くカジノで勝った。実はレインベースでドレークに追われてる時に一番活躍した人

アプー（音楽家）：ルフィに半強制的に仲間にされた人。ルフィにそのつもりは一切ない。楽しけりゃそれでいいか！のスタンス。いつでも裏切る気満々

[6 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:04:31]

ベッジ（船大工）：ローとの取引で立ち寄った島でルフィと出会い、なんやかんやで巻き込まれた。ルフィとは契約の関係...のハズだったが、何故か船大工にされた。今乗ってる船の持ち主。海賊団の情報源は大体この人かロー。たまにキラー

ロー（船医）：ベッジと白い記念コインの取引をしていたら政府のゴタゴタに巻き込まれた。でもそのことは仲間に話してない。今はドレークが気になる

キッド（航海士）：空から降ってきた。ジキジキの能力で何となく島の方向が分かるとかいう裏設定（創作）があるかもしれない人。ルフィとローにケンカを吹っ掛けては暴れてる人。

キラー（船長）：キッドと一緒に空から降ってきた。”南の海”で仲間だったヒートとワイヤーがどうなったのか...それは全く分からない。最近、ローが調合してくれた胃薬が手放せない。

[7 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:05:42]

◇◇
今後の追加メンバー

ドレーク（学者）：今は敵対中。アラバスタでクロコダイルの相方をやっている。ヒナとは同期で、アラバスタで会った時はそれとなく情報を横流ししたがその意図はまだ不明。何故かポーネグリフを読める

ボニー（副船長）：今は革命軍の船に乗っている。アラバスタの事件を察知してやって来たサボ達と共にビビを宮殿まで送り届けている途中。そのうちルフィと大食い大会を開く。

ウルージ（コック）：まだ影も形も登場していない。恐らく空島にいるものと思われるが、はたして...

[8 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:08:39]

>>5

アプーのところ、一部訂正

ルフィにそのつもりはないって言うのは「半強制的」の部分です。「仲間にされた」のとこでは有りません。念のため

ルフィはアプーのことは2番目の仲間だと思ってます

多分裏切られたらガチで落ち込むんじゃないかな

[9 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:12:26]

前スレ

【SS・ダイス】11人の超新星で海賊団作るぞ！part.3　～アーロン編・ＢＷ編～｜あにまん掲示板

初代

【パラレル・ダイス】11人の超新星で海賊団作るぞ！｜あにまん掲示板

part2

【SS・ダイス】11人の超新星で海賊団作るぞ！part.2　～旗揚げ・前半の海編～｜あにまん掲示板

[10 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 00:13:40]

立て乙です
敵対したり因縁なかったら相性自体は悪くなさそうだよな、ルフィとアプー

[11 超新星ダイス主 22/11/28(月) 00:22:33]

取り敢えず今日はここまで

次からはクロコダイルvsルフィ（１戦目）入ります

[12 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 03:29:48]

たておつ
ダイス次第で初っ端からオリチャー組みつつ原作のエピソードに沿わせるの大変そうだけど面白いな〜
アプーは遠からず裏切るかどうかのダイスロール入りそうで笑う

[13 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 12:31:00]

保守

[14 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 16:59:21]

スレ主さんありがとうございます！めっちゃ面白いです！

[15 超新星ダイス主 22/11/28(月) 18:48:19]

◇◇

～アルバーナ手前の砂漠にて～

クロコダイル「”３分”やろう。それ以上てめェの相手なんぞしてられねェ」

初めに仕掛けたのはルフィだった。得意のパンチで腹、頭と殴っていく。だがクロコダイルはサラサラと砂になってしまい、攻撃が通じない。

やけくそで「ゴムゴムのバクバク！」とクロコダイルの頭を丸ごと口に含んでみても、砂になって出てきてしまう。

クロコダイル「...おれとお前では...海賊の格が違うんだ...！能力だけにかまけたそこらのバカとはおれは違うぞ。鍛え上げて研ぎ澄ましてある...！このおれに楯突いたことを存分に航海するんだな！”砂漠の向日葵”！！」

ルフィ「何だ！？砂が...！地面に吸い込まれてく...！！」

クロコダイルが地面に手をつけるとベコンと砂が凹んだ。砂は中心部に向かって流れてゆき、駆け上がることも難しい。

[16 超新星ダイス主 22/11/28(月) 18:48:38]

ルフィ「砂なんかに...！うえっふ、生き埋めにされてたまるか！！”ゴムゴムのバズーカ”！」

地面を殴り、その反動で跳躍し、流砂から抜け出たルフィ。そのままクロコダイルに再び攻撃を始める。

クロコダイル「学習できんのかてめェは...無駄なんだよ。...”三日月形砂丘”！！」

ルフィ「うわああああ！！...腕が！腕が...ミイラになったァ！！...腕がミイラに！！」

クロコダイル「3分を経過した。最初に言ったな...？これ以上お前らにつき合ってるヒマはない」

ルフィの腕の水分を吸収し、干乾びさせたクロコダイル。手のひらに小さな砂嵐を発生させたかと思うと、それをルフィにぶつけた。

「”砂嵐”！いい砂の乾き具合だ......砂に乗って振り出しに戻るんだな...”ルーキー”」

[17 超新星ダイス主 22/11/28(月) 20:38:51]

◇◇

今、ローとドレークのバトル書いてるんですが、決着をどうつけようか迷ってます

ドレークに負けるのは既定でが、その途中でいっそのことローがクロコダイル倒すのもアリなんじゃないかとも…

そこで困った時のダイスと言うわけですね

天のダイスの言う通り！

【ダイス】

ローはクロコダイルを・・・dice1d2=2 (2)

1．倒す

2．倒せない

[18 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 20:39:34]

七武海は伊達じゃねぇぜ…

[19 超新星ダイス主 22/11/28(月) 20:39:52]

あー…
続き書きます

[20 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 20:40:12]

まあオペオペの能力者といえど覇気無しで自然系相手はなあ

[21 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 20:41:15]

一応ノベローだと自然系を覇気無しで倒せてるけど七武海クラスには流石に無理やな

[22 超新星ダイス主 22/11/28(月) 20:49:28]

そうそう、前スレにてゾロの刀(キューカ島で入手した)の位列と名前が決まりました

二本とも大業物で、名前は「月華」と「不知火」です！

どの案も格好良くて、本当は寿限無式で全部採用したかったです

協力していただいた方、ありがとうございました！

[23 二次元好きの匿名さん 22/11/28(月) 21:46:21]

寿限無は草
良い刀手に入って良かったなゾロ

[24 二次元好きの匿名さん 22/11/29(火) 06:53:58]

保守

[25 二次元好きの匿名さん 22/11/29(火) 12:22:23]

保守

[26 超新星ダイス主 22/11/29(火) 17:48:58]

続き　ローとドレーク

◇◇

～3分前～

クロコダイルとルフィのぶつかり合いを横目で見て、Mr.Xデーはローに向き直る。

Mr.Xデー「向こうは始まったようだな。ではこちらも戦うとしよう...」

そう言うと、Mr.Xデーはぐぐっ...と中腰になった。かと思うと、徐々に頭と手足が鱗に覆われていく。

ロー「てめぇ...まさか”動物系”の”古代種”を...！？」

Mr.Xデー「ご名答」

ヒュンッ！

Mr.Xデーが踏み込むとほぼ同時にローへ肉薄する。膂力もスピードも以前とは段違いだ。

ロー（こいつ...！あの神殿じゃ手ェ抜いてやがった...！）

鬼哭でサーベルを受けるが、ローは本職の剣士ではない。「元」とはいえ、海兵として少将の地位にいたドレークの剣技にはやはり1段階劣る。次第に劣勢に追い込まれていった。

Mr.Xデー「何故能力を使わない？貴様の力はこんなものではない筈だ」

ロー「ハァ...ハァ...こっちにゃこっちの考えがあるんだよ...！それより、あの”檻から出られたら”ってのはどうなった...忘れたとは言わせねぇぞ...！」

Mr.Xデー「フン...。良いだろう、だが場所を変えるぞ。斜め左に走れ」

Mr.Xデーがレインディナーズを出る前に言った、”海楼石の檻から出られたらローの知りたい情報を教えてやってもいい”というセリフ。

ローがそれを持ち出すと、Mr.Xデーは鍔迫り合いをしかけ、顔を寄せて小声で指示を出してきた。どうやらクロコダイルに気づかれたくないらしい。

Mr.Xデーの指示通りにローが走り出すと、それを追う形でMr.Xデーもクロコダイルから離れて行った。

[27 超新星ダイス主 22/11/29(火) 17:50:54]

～集落跡～

ローが走っていると、遺跡のような物が見えてきた。要するにあそこへ誘導したいのだろうと、Mr.Xデーごとシャンブルズでそこにワープした。

Mr.Xデー「ここは枯れた町の一つ。アルバーナから１㎞ほど西に位置する。ここまで来れば姿など見えまい。先ほどの場所は全方位が砂漠...呑気に話などしていれば奴に勘付かれる恐れがあった」

ロー「つまりクロコダイルに聞かれたくない話ということか。...まあ、そうだろうな」

Mr.Xデーは砂に埋もれた家の屋根に腰掛ける。

当然、ローは警戒を解かず、いつでも迎撃できる体勢を崩さない。

Mr.Xデー「まずは問おう。レインベースに数日居たそうだが、武器の流れはどこまで調べた？」

ロー「......ここ数年、この近辺で銀と火薬の流通量が急増したらしいな。そして武器の流通量も...。どちらも”闇の仲介人”を挟んではいるが、買い手は”B･W社”名義」

”歴史の本文”が安置された神殿で、ローはMr.Xデーから”アラバスタの武器の流れでも調べるんだな”と告げられた。

それを真に受けたわけではないが、気になるところもあってローはレインベースで調査に当たっていたのだ。

[28 超新星ダイス主 22/11/29(火) 17:52:27]

Mr.Xデー「ほう、取引の内容まで調査済みか」

ロー「ウチにも”裏の住人”がいるもんでね。その手のことには詳しいらしい」

Mr.Xデー「......”西の海”のベッジだな？お前達が手を組むのは想定外だった。共通点などない筈だが...」

まあ、それはさて置き。

ロー「買い手は”B･W社”だが売り手は様々。武器工場もあちこちに作ってあるらしいな。クロコダイルらしい周到な計画だ。情報を分散させて全容を曖昧にしている。まさしく”秘密結社”だな」

Mr.Xデー「掴んでいるのはそこまでか？......お前の調査は正確だ。そこに付け加えるなら、「武器の流通は半分”ジェルマ”が絡んでいる」点と、「武器工場の運営は”百獣海賊団”が協力者にいる」点の2つか」

そして、おまけで「そのどちらにも”ジョーカー”の影がちらつく」も追加される。

Mr.Xデーは、「クロコダイル自身は、早く武器製造ラインを独立させて”ジョーカー”との縁を永遠に切りたがってい

るがな...」と、小さく呟いた。

ロー「”ジェルマ”に”四皇”......！...しかしおれの方から聞いたとは言え、何故ここまで話した？檻の時もそうだ、あの海軍大佐に随分な大盤振る舞いだった。ボスの副官とは思えねぇ行動だ」

Mr.Xデー「......一種の賭けだ。おれはこの計画が終われば始末されるだろう。そう易々とくたばってやる気もねぇが」

ロー「それはおれ達が逃げたからか？」

Mr.Xデー「それ以前の問題だな。奴はおれを疑っている。少々利敵行為が過ぎたようだ...。だがやむを得ない......奴はおれに”歴史の本文”を読ませて...”古代兵器”を復活させようと企んでいる」

[29 超新星ダイス主 22/11/29(火) 18:05:40]

ロー「”古代兵器”だと！？」

Mr.Xデー「この国にあると、クロコダイルは踏んでいる。その在処が示された”歴史の本文”もな...。だがおれはそれを読むわけにはいかねぇ。古代兵器なんてモンを復活させる気は更々ないからな。つまり、”歴史の本文”が見つかった時点で、その石が本物だろうと偽物だろうと、おれは始末される運命にある」

ロー「...それで？」

Mr.Xデー「要するに、だ。訳あっておれは孤軍、お前達と共に戦わせてくれ」

ロー「断る。何故てめぇの都合に合わせなきゃならねぇ」

Mr.Xデーからの申し出をすげなく断るロー。敵の言う事を簡単に信用するタチでもなければ、殺されかけた事を忘れるようなおバカでもないのだ。

Mr.Xデー「勿論、表立って協力するわけにもいかないのでな。一時的な同盟とでも思えばいい。こちらからお前達に攻撃はせず、お前達もおれに攻撃することはない。承諾するならクロコダイルの弱点を教えよう。それが出来るだけの力は示してもらった」

その言葉に、ローは数秒だけ考えて返答した。

◇◇

～アルバーナ手前　元の場所～

クロコダイル「てめぇにしちゃ遅かったな。...だが無事に仕留めた様で何より。さっさと宮殿まで行くぞ。国王がお待ちかねだ」

クロコダイルの下へ、獣型になったMr.Xデーが戻ってきた。

その口にはぐったりとした様子のローが咥えられているのを見て、クロコダイルは満足げに笑った。

Mr.Xデーはプッとローを吐き出して、例の「流砂」へ投げ込み、そのままクロコダイルと共にアルバーナへと向かって行った。

[30 二次元好きの匿名さん 22/11/29(火) 18:34:18]

"訳あっておれは孤軍"来たな…

[31 二次元好きの匿名さん 22/11/29(火) 20:49:16]

保守

[33 超新星ダイス主 22/11/29(火) 22:26:18]

ロー「.........」ムクッ

クロコダイルとMr.Xデーの姿が消えると、ローは流砂の中で冷静に起き上がった。

ロー「”ROOM”」

ブゥゥン...と稼働音を鳴らしてROOMを展開する。”スキャン”でルフィの位置を確認。

ロー「大体800ｍってとこか」

砂嵐で南下中のルフィに向かって”シャンブルズ”で飛び、救出する。

ローの能力はここまでの旅で”北の海”に居た頃に比べて急成長していた。

大体は船員の無茶に対応し続けた結果だが、そのおかげでROOMの範囲が1600ｍまで広がったのだから、まあ良しとする。

ロー「生きてるな麦わら屋...！？」

ルフィ「ケホッケホッケホ.......！！...ありガとう...」

[34 超新星ダイス主 22/11/29(火) 22:27:03]

たった数十秒とは言え、時速50～60㎞相当の砂嵐の渦中に入れられたルフィ。

抜け出すことも叶わず、水分は取られるは目、鼻、耳、口に砂粒は入って来るわ、たまにカッターのように鋭く斬りつけられるわで、体力にも精神力も削られていた。

ロー「だから作戦に無い行動はするなとあれほど......！！いや...言っても無駄だったな...まずはその傷の処置だ！丁寧な縫合は望むなよ！？」

ローがルフィを抱えて傷を診ていると、ルフィにぐいっ...と裾を引っ張られた。

ルフィ「肉」

ロー「！？」

◇◇

～ビビ達視点～

ビビ「...こんなところ座り込んでいられないわ。反乱軍が駄目なら国王軍を説得して...！」

ボニー「でもラクダはもう逃がしちまったぞ！？あたしらが走って間に合うか！？」

反乱軍の説得に失敗してしまったビビ達は、それでも尚諦めずアルバーナへ向かう。

ビビの肩には応急処置の布が止血用に巻かれている。

そこに、フ......と影が落ちた。

サボ「！！何だあの鳥はっ...隼！？...敵か！？」

ビビ「.........！！ううんっ！」

ベル「お久しぶりですビビ様」

ビビ「ペル！！」

[35 二次元好きの匿名さん 22/11/29(火) 23:59:02]

続きを楽しみにしています

[36 二次元好きの匿名さん 22/11/30(水) 04:08:59]

ペルきた！
そして本当に使い勝手いいなオペオペ

[37 二次元好きの匿名さん 22/11/30(水) 15:02:46]

保守

[38 二次元好きの匿名さん 22/11/30(水) 16:10:38]

ボロボロな状態なのに肉要求するとかホントに医者泣かせだなw

[39 二次元好きの匿名さん 22/11/30(水) 22:57:09]

保守

[40 二次元好きの匿名さん 22/11/30(水) 23:00:49]

ナーフの原因になるけど同時にシリアスもサポートもこなせるのホントに扱いやすくて扱いにくいキャラだなロー

[41 超新星ダイス主 22/12/01(木) 00:58:59]

保守ありがとうございます
やっぱりローとキラーさんが振り回されまくっててお労しい...ひとえにてめェらが真面目すぎるせいだが
あとベッジはもう泣いていい

[42 超新星ダイス主 22/12/01(木) 00:59:19]

◇◇

ビビ「ペル！！あなたがここにいるってことは...！」

ペル「はい。カル—は無事に任務を果たしました。...そちらの方々が革命軍の？」

サボ「ああ、おれはサボ。ビビをこの国まで送り届けに来た。それと反乱の阻止もするつもりだ」

地面に降り立ったベルに、サボが挨拶する。

ビビ「そうだペル！！あなたの背に皆を乗せられない！？一刻も速く王宮まで連れていって欲しいの！」

ペル「２、３人であれば...ですがそれ以上となると重さでスピードが落ちますね...」

ボニー「それならあたしの能力でガキになりゃ解決だな！......っし！どう！？」

ボニーの能力で背が縮んだビビや革命軍メンバーを見て、ペルは非常に驚く。だがこれなら...と頷いた。

ペル「ビビ様、サボくん、ボニーさんに加えて、あとdice1d10=6 (6)　人までなら大丈夫です！」

ここにいる革命軍メンバーはサボとボニーを除いて10人。他はイガラムと共にナノハナに残った。

彼らを背に乗せたペルは、フワッ......と羽ばたき宙に浮く。そして宮殿めがけてギュインッ！と飛び去った。

◇◇

【ダイス】

この時反乱軍は・・・dice1d3=1 (1)

1．まだ門の近く

2．町の中心に

3．宮殿到達！

[43 超新星ダイス主 22/12/01(木) 02:05:15]

◇◇

～ゾロ達視点～

クロコダイルに見つかり、初手からルフィとローが離脱した一行。

ラクダに騎乗して、混戦のアルバーナに突き進んでゆく。

ベッジ「麦わらとトラファルガーが早速消えたな...早々にてめぇで立てた作戦壊しやがって...！」

ホーキンス「だが然程悪くない結果だ...。作戦の内容からもそう外れてはいない。奴らの生存率は...”dice1d100=14 (14)　％”...！」

ゾロ「んなもん1％でもありゃ上々だろ」

キッド「クッソ...！バカザルに先越されるたァな！おれも出りゃ良かったぜ！」

キラー「お前にまで抜けられちゃ困る。...各々腕の印は巻き終わったか！これから何が起こっても...左腕のこれが仲間の印だ！！......てめぇら覚悟はいいな！？獲るぞ”七武海”の首！」

キラー「合流は午後4時半！北の宮殿前！...散開！！」

[44 超新星ダイス主 22/12/01(木) 02:08:20]

生存率...低い...
これは裏切りゲージ増えましたかね

[45 二次元好きの匿名さん 22/12/01(木) 02:08:33]

14%…余裕だな！

[46 二次元好きの匿名さん 22/12/01(木) 02:09:33]

ｱｯアプーが旗色伺っちゃうのかそうか

[47 二次元好きの匿名さん 22/12/01(木) 12:19:52]

14%あればまぁ大丈夫やろ

[48 二次元好きの匿名さん 22/12/01(木) 21:57:04]

保守

[49 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 06:51:50]

保守

[50 超新星ダイス主 22/12/02(金) 08:49:50]

すみませんちょっと諸事情でなかなか来れてないです

せめて年内には空島まで終わりたいですが…空島…スルーしないかな？

【保守ダイス】

動物だいすきクロコダイル

ドレーク(アロサウルス)の背中に・・・dice1d3=2 (2)

1．乗りたい

2．もう乗ってる

3．乗りたいけど乗せてくれない

[51 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 08:56:17]

ワニ小僧ウキウキじゃん…

[52 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 11:01:08]

>空島…スルーしないかな？

残念ながらルフィが居るから無理じゃないかな…

それはそれとして北の海組の反応が楽しみ

[53 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 11:16:51]

空島行かなかったら一体どこでウルージさんと会えるのだろう…

[54 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 13:46:35]

やっと追いついた！

“ウルージ”
原作での描写が無さすぎて扱いが難しいと聞く

[55 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 13:51:29]

確かウルージさんは57巻のSBSで鉛筆を求めて海に出たとあるから普通にどこかでバッタリ会ったという感じでもいいかも。

[56 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 18:38:25]

鰐のことを生き物として好きなドレークと食材として好きなクロコダイルの間に亀裂が…！

[57 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 19:40:16]

>>56

ペットとしても好きじゃなかったっけ?

[58 二次元好きの匿名さん 22/12/02(金) 22:48:18]

保守

[59 超新星ダイス主 22/12/02(金) 23:12:46]

お待たせしました
想定外のトラブルにより自宅（無人）から締め出されてましたが、なんとか部屋に戻れました
今から続き書いていきます
次はアルバーナでビビとルフィ・ロー視点

[60 超新星ダイス主 22/12/02(金) 23:48:12]

>>42　続き

◇◇

～アルバーナ　王宮～

ついにアルバーナの門を破って反乱軍が押し寄せてきた。これを見て、国王軍は一人一人最後の覚悟を決めていく。

反乱軍とてアラバスタ国民。守るべき相手と戦い、最終手段では自ら手にかける、その覚悟を。

国王軍A「ビビ様がこの荒れた国を見られたらどれほど悲しまれるだろう...」

国王軍B「おい上を見ろ！ペル様だ！誰か乗せてるぞ！？」

隼のスピードで素早く王宮まで乗り込んだペルは、フワリと中庭へ降り立った。

チャカ「無事にお連れ出来たようだなペルよ」

国王軍「チャカ様！ペル様！その者達は！！？」

王門の手前から兵士が尋ねる。すると、ペルとチャカが向かい合い、静かに頭を下げて礼をした。

「お2人は一体何を...！？」「馬鹿な！あれは王族に対する礼！」「！奥から誰か来たぞ！...あ、あの方は！？」

ビビ「ただいまみんな！！」

ペルとチャカの間に立ち、中庭から門を見下ろしてビビが叫んだ。

兵士たちからは「ビビ様だ...」「王女が戻られたのか！」「...なぜこんな時に...！」と声が漏れる。

ビビ「チャカ、ペル立って。...2人にやって欲しいことがあるの。みんなにも協力して欲しいの！」

「この宮殿を！破壊して！！」

[63 超新星ダイス主 22/12/03(土) 09:21:04]

2年ぶりの唐突な帰還に、何を言うのかと息をのんでビビの言葉に耳を傾けていた。だが王女の口から飛び出したのは余りにも突飛な要求

「チャカ様！判断を誤りなさるな！」「国王は不在なのだ！そのような勝手なマネ許されるわけない！」「ビビ様！バカな考えはおやめ下さい！」「王女！！」

兵士たちからは猛烈な反対を受けた。

事前に話を聞いていたペルは（やはり、こうなりますか...）と納得した顔だ。

チャカ「正気ですかビビ様...！そんな事をしたら...！」

ビビ「そんな事したら何？この国が終わっちゃう？違うでしょう！？アラバスタ王国は今傷つけ合ってる人達よ！彼らがいてここは初めて”国”なのよ！」

ビビの言葉にハッとさせられ、チャカは国の歴史と国そのものを存続を天秤にかけた...そして、王の片鱗をビビに見て、決意した。

チャカ「おっしゃる通りに！！」

[64 超新星ダイス主 22/12/03(土) 09:21:50]

ペルとチャカの承認を得て、火薬を宮殿周りに設置していく兵士たち。まだ納得しきれてない面々は、それでも副隊長と王女の決定に従う他ない。4000年続くアラバスタの歴史はどうなってしまうのかと、戦々恐々としていた。

宮殿の中庭では、ペル、チャカ、ビビ、サボ、ボニー、そして他革命軍6名が改めて顔合わせしていた。

時間も無いので大まかな経緯でも話そう...と話し合っていたところ、ブゥン...と小さな音がする。かと思うと、

パッ

青年が2人、虚空から現れた。

「！！？何者だ！！」

その場の全員が瞬時に構える。

2人のうち白い帽子を被った青年は、背の低いもう一人の青年を担いで一言だけ告げた。

「ここに肉と水はあるか！？ありったけを用意してくれ！」

[65 超新星ダイス主 22/12/03(土) 09:22:54]

◇◇

サボ「いつもなら食料くらい分けてやるが、生憎今は交戦中だ。てめぇらが敵じゃねぇ証拠があるか？」

サボは鉄パイプをビッ！と青年...ローに向ける。しかしローが何か言う前にペルが声を上げた。

ペル「いや......！彼の干上がった腕...見覚えがある。あれは恐らくクロコダイルの技を受けた跡です」

サボ「へぇ、つまりこいつらはクロコダイルと戦った相手...敵の敵は味方ってことか？」

ビビ「待って、クロコダイルと戦ったって本当......！？ペルお願い！お水とお肉を持って来て！この人達に聞きたいことがあるの！」

ビビの一声でペルは急いで厨房に立ち入り、食料を持って来た。

◇◇

流した血を補う様に、ルフィはモリモリと肉を嚙みちぎっては飲み込んでゆく。

ロー「助かる。悪かったなこんな時に...。しかしお前の顔どこかで見た気がするが...」

ビビ「うん、私もどこかであなた達を...どこだった...かし...ら.........あっ！！」

ビビが何かを思い出して冷や汗ダラダラになっていると、ルフィが肉を食べ終えて完全復活した。

ルフィ「うおおお！！ふっかーーっつ！！......んん？う～～ん........あっ！お前ラブーン食おうとしたグルグルの服の奴！」

ビビ「ギクッ」

ルフィ「肉ありがとう！何でここに？」

サボ「どうしたビビ、顔色が悪いが。...ラブーンを食べるってのは何の話だ？クロッカスさんはそんな事何も...」

ビビ「ちっ、違うのサボさん！あれにはわけが...」

ルフィ「サボ？サボってそいつの名前か？へー、昔死んだおれの兄ちゃんもサボって名前で....。.....？......。......！！！」

混沌である。

[66 超新星ダイス主 22/12/03(土) 09:24:49]

◇◇

【ダイス】

この後サボはルフィのことを・・・dice1d2=1 (1)

1．思い出す

2．誰だお前？

[67 二次元好きの匿名さん 22/12/03(土) 09:25:35]

原作より早い！

[68 二次元好きの匿名さん 22/12/03(土) 09:29:41]

ボニーとの邂逅もこのへんなんだろうな

[69 二次元好きの匿名さん 22/12/03(土) 12:16:13]

マジで混沌としてて草

[71 二次元好きの匿名さん 22/12/03(土) 21:30:36]

記憶ありで助けれなかったらそれはそれで地獄だけど。
頂上決戦にルフィが何らかの理由でいけずに、サボがいくルート
サボとルフィが両方いくルート
なんやかんやあって頂上決戦が起こらないルートとありますね。
エースが捕まったのはもう少し後だから。

[72 超新星ダイス主 22/12/04(日) 00:28:48]

この混沌からどうやって抜け出せば良いんだろう
保守がてら授業中に描いたサー on the アロサウルス載せますね

[73 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 00:30:04]

鰐ウッキウキで草

[74 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 08:39:59]

感動の再開

[75 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:23:19]

>>65　続き

◇◇

～ロー、ビビ、チャカ、ペル　視点～

一旦互いの状況を整理し合おうと、4人はざっくりと話し合った。そしてローが自分達もクロコダイルを倒すつもりだと話す。

ビビ「あの時はごめんなさい。実は私はこの国の王女で―――...え？Mr.3を倒した！？その後Mr.2と出会ってマネマネの実の能力を......ってそこ詳しくお願い！―――レインベースのカジノで勝ちすぎて捕まった？何やってるの...？―――なるほど、それでクロコダイルと戦う事に...」

ロー「――――本来おれ達はクロコダイルと正面から殺り合うつもりはなかった。この町の各地でＢ･Ｗをぶっ倒していき、奴らが陽動に気を取られている隙に背後から刺す...「クロコダイル暗殺作戦」が本来のおれ達の計画だ。多少のズレは有ったがな...。今頃はおれの仲間がB･W相手に暴れ回ってる筈だ」

ビビ「「暗殺作戦」ですって！？でもビリオンズやオフィサーエージェントが...」

ロー「雑魚はどうとでもなる。上級のエージェントも数人がかりで倒せばいい。卑怯と言われる筋合いはねぇし、そのために2人以上で行動してる筈。問題はクロコダイルだ...ヤツは恐らくこの城を狙って来る。そこがあいつを倒すチャンスだ」

[76 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:23:57]

ビビ「で、でもどうやって...！？だってあいつはスナスナの実の...！」

ペル「ええ、悔しいことに奴には我らも敵うかどうか...。それに君達は既に一度負けているのでは？どうやって勝つと言うんです」

ロー「...一度戦ってみてヤツの大体の能力は掴めた。やはり腐っても”七武海”の一角、強さは折り紙付きだ。実体も砂になってすり抜けるせいで捉えるのも難しい。...だが攻略の糸口は見えた。クロコダイルの弱点は―――水だ」

チャカ「水！！？...何故......そうか！水に濡れれば固まって砂になれない！だからこの国から水を...雨を奪ったのか！―――外道が...！」

ロー「てめぇらの事情も概ね理解した。別に反乱阻止に協力するつもりはねぇ...だが、クロコダイルが現れたらおれ達も戦うってことは頭に入れとけ。王女だかミス・ウェンズデーだか知らねぇが、いいな」

ビビ「うっ」

ロー「......で、あいつはいつまで泣いてんだ」

[77 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:25:50]

◇◇

ルフィ、サボ、ボニー視点

サボ「？？？」

ルフィ「サボォ～～～！！うおえ～～ん！...ひっく...えぐ...うええ～～～ん」

サボ「な、なんだてめぇ突然泣き出して...こらっ鼻水つけんな！離れろ！」

まるで親にしがみついて離れない子コアラのように、ルフィはサボの顔にがっしり抱き着いた。

だがそれも仕方ない、なんせサボはルフィが幼い頃に死に別れたハズの義兄弟。エースとサボは、ルフィのこの世に2人しかいない兄なのだ。

しかしサボはルフィのことが分からないのか、泣いている相手を無碍にも出来ずひたすらに困惑するばかりだ。

ルフィ「だっでずっと死んだと思っで...！うえ...」

サボ「だから何のことを...」

ボニー「サボ、お前確か子どもの頃の記憶が無いんだろ？そん時の知り合いじゃねえか？」

ルフィ「サボはおれの兄ちゃんだ！昔コルボ山でエースと一緒に盃を交わして兄弟になったんだ！」

エースというと、白ひげ海賊団の二番隊隊長のことだろうか。そんな相手と目の前の青年と自分が兄弟？

サボは混乱した。自分は一体何を忘れているんだ...！？

サボ「コルボ山...？近くのゴア王国は確かにおれが拾われた場所だけど......大体お前みたいな泣き虫な弟、おれは知ら...な......ウッ！」

ルフィ「サボ！？」

ボニー「おいどうした！？」

[78 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 15:26:50]

思い出さなかったらルフィがネガティブホロウ以上に凹んでたかもな

[79 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:27:56]

頭が割れるように痛い。内側からガンガンと叩かれてるみたいだ。頭を抱えてしゃがみ込み、しばらくするとサボは少しづつ何かを思い出していく。

サボ「そうだ...おれはあの日船を出して...撃たれた。...なんで海に行ったんだっけ？」

ルフィ「サボ...？」

サボ「......ぐ...あ、あぁ...！”不確かな物の終着駅”が燃える！！全部罠だったんだ！...ああ、ダダンの酒を盗んで...違う、おれは貴族なんてどうでも良い...！早くあいつらに教えてやらねぇと...！！駄目だルフィ、エース！逃げろ！...う...うああああああ！！」

ルフィ「！？おいサボ大丈夫か！？どうしたんだ！？」

支離滅裂な言動の後サボは絶叫して、直後に気絶して倒れてしまった。

ルフィが咄嗟に抱え上げ、ぺちぺちと頬を叩いてみるも反応が薄い。

ロー「診せてみろ...。お前らさっき何やってた？......そうか、記憶喪失...。...瞳孔、呼吸、脈拍ヨシ。...心配するな、ただの気絶だ。恐らく記憶を取り戻したショックが原因だな。いつ目覚めるかは不明だ」

ボニー「ハァ！？何もんだてめェ！どうしてそんな事わかるんだよ！？」

ロー「おれは医者だ。患者の容体くらい診れば把握できる」

ローの説明を聞いてルフィは安心した。しかしやはりサボが気になって仕方ないのか、そわそわしている。

[80 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 15:28:00]

カジノで勝ちすぎて捕まった、何度でも笑う

[81 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:38:02]

◇◇

ビビ「ボニーさん、向こうでチャカとペルと話し合ったのだけど、ここは一時彼らに協力しない？バラバラで戦うより纏まって戦った方が勝ちやすいと思うの。......それで、ここにはペルもチャカもいるから、ボニーさんには私の護衛じゃなくて町でエージェントの相手をして欲しくて」

ボニー「何...？...お前に頼まれちゃ仕方ねぇ。で、誰を探せばいいんだ」

ビビは、ローから聞いた仲間の特徴をメモした紙をボニーに渡す。ボニーはそれを受け取ると、中庭の塀からピョンと飛び降りて町に向かって行った。

◇◇

ビビ「――そろそろ爆破の用意が出来たかしら」

話し合っている内に大分時間が過ぎた。もう火薬のセットは終わっている頃合いだとビビが思っていると、そこへ兵士が駆け込んできた。

国王軍A「...チャ....チャカ様！！宮殿内に......！！」

クロコダイル「困るねェ......！！物騒なマネしてくれるじゃねェか...ミス・ウェンズデー。ここは直おれの家になるんだぜ？」

一同「「！！！」」

頭上から声が聞こえて見上げると、バルコニーに腰掛けるクロコダイルが目に映った。

ビビ「クロコダイル！！」

クロコダイル「いいもんだな王宮ってのは......クハハハ！クソ共を見下すには...いい場所だ...！！」

[82 超新星ダイス主 22/12/04(日) 15:53:49]

◇◇

ビビ「パパ！！」

チャカ「国王様！！」

クロコダイルとMr.Xデーと共に連れて来られたのは、国王のコブラだった。

腕に釘を刺されて磔にされている。

クロコダイル「この国はもう直ぐ滅ぶ。国民自らの手によってな...。王国が滅ぶときは王族も共に滅ぶのが自然な流れってもんだ。――だがコブラよ.....王座交代の前にお前に一つ質問をしなきゃならん。......”プルトン”はどこにある」

ビビ「？」

チャカ「！」

コブラ「貴様...！何故その名を......！！」

[83 超新星ダイス主 22/12/04(日) 16:25:08]

クロコダイル「”プルトン”。一発放てば島1つを跡形もなく消し飛ばすと聞く...。”神”の名を持つ世界最悪の「古代兵器」！！この国のどこかに眠っているハズだ...」

コブラ「一体どこでその名を聞いたのかは知らんが...！そのありかは私にもわからんし、この国のどこかにそんな物が実在するのかどうかすら定かではない」

クロコダイル「......成程。その可能性もあるとは思っていた。―――ところで、そこの宮殿広場。今日午後4時半......つまりあと30分で強力な砲弾を撃ち込む手筈になってる。直径5㎞を吹き飛ばす特製弾だ。ここから見える景色も一変するだろうな...さてMr.コブラ。さっきとは質問を変えよう。...”歴史の本文”を記した場所はどこにある？」

コブラ「！...私がその場所を教えれば...！いや...案内しよう」

このやり取りを見ていたビビやルフィ達は、もう我慢の限界に達していた。

特にルフィは、元々敵だと認識していたクロコダイルが、更にサボとサボの仲間の敵だと理解してからは何もかもが抑えきれない。

ルフィ「クロコダイル～～～～～！！！」

クロコダイル「...何！？どうやってあの傷で砂嵐から...！！また串刺しになりてェようだな」

ルフィ「......！！」

ドゴォン！！

クロコダイル「！？」

ルフィ「ん～～！！ゴムゴムのォ...”丸鋸”！！」

ガン！！

ルフィの拳がクロコダイルを捉える。

水に濡れた腕で殴られれば、さしものクロコダイルも砂になれず不意打ちを受けてしまった。

ルフィ「これでお前をブッ飛ばせる！！こっからがケンカだぞ！！」

[84 超新星ダイス主 22/12/04(日) 16:38:59]

◇◇

【戦闘ダイス】

①ルフィvsクロコダイル　勝者は・・・dice1d2=1 (1)

1．クロコダイル

2．ルフィ

②チャカとペルも応戦します　結果は・・・dice1d2=1 (1)

1．勝つ

2．負ける

③ツメゲリ部隊が来る確率・・・dice1d100=60 (60)　

1～50・・・後から来る

60～100・・・乱入

④ツメゲリ部隊が豪水を飲んでいる確率・・・dice1d100=28 (28)

1～59・・・飲んでない　

60～90・・・飲んでるが生き残る

90～100・・・飲んでるし、もはや助からぬ...！

この辺のシーンは名台詞が多くてワクワクする

[85 超新星ダイス主 22/12/04(日) 16:39:40]

ツメゲリ生存ルートきたーー！！

[86 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 16:41:25]

凄い守護神がちゃんと守護神してる

[87 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 16:42:21]

ツメゲリ部隊生存ifたすかる

[88 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 17:36:18]

60…ギリギリだったな

[89 二次元好きの匿名さん 22/12/04(日) 17:38:35]

ピッタリ！

[91 二次元好きの匿名さん 22/12/05(月) 06:55:43]

保守

[92 二次元好きの匿名さん 22/12/05(月) 15:17:39]

保守

[93 二次元好きの匿名さん 22/12/05(月) 22:45:07]

保守

[94 二次元好きの匿名さん 22/12/06(火) 06:57:44]

保守

[95 超新星ダイス主 22/12/06(火) 09:40:38]

ここで一旦視点変えて原作風にエージェント→王宮→エージェント→王宮にするか迷った

でもここでそれやっても読みにくいし面倒なんでやめました

取り敢えず守護神アタックでトドメ刺すとこまでやります

１．チャカと２．ペル　とどめを刺すのはどっち？（3なら合体技）dice1d3=2 (2)　

決着の舞台は？・・・dice1d4=2 (2)　

1．宮殿　2．神殿　3．広場　4．その他

2人のコンディションは100の　ルフィ99％　ロー74％

[96 超新星ダイス主 22/12/06(火) 09:42:32]

◇◇

クロコダイル「お前が...？おれに勝つ気なのか...！？そんな小細工じゃあ埋めつくせねぇ格の差がおれとおまえにはある！それが”七武海”のレベルだ...！！」

ルフィ「お前が七武海だから何だ...！だったらおれは...”八武海”だ！！」

ルフィ「ゴムゴムの”銃”！！」

ルフィはクロコダイルに勢いよく殴りかかる。しかし多少冷静さを取り戻したクロコダイルには簡単に見切られ、前回と同じく腕をミイラにされてしまう。

慌てて樽の水を飲んで回復するルフィ。今度は技を応用して腕を弾いてみたり腕が伸びる先に体を持っていったりとトリッキーな動きをする。

虚を突かれたクロコダイルは反応が遅れて再び殴り飛ばされた。

ビビ「何て強さ...！これが”偉大なる航路”に入りたての海賊！？...信じられない！」

ペル「彼に続くぞ！」

チャカ「ああ、我らの我慢も限界だ...！」

”トリトリの実”モデル”隼”、”イヌイヌの実”モデル”ジャッカル”の能力で獣人体型になり、爪と武器から雫を滴らせてペルとチャカも前線に飛び出す

戦い方は分かった。後は己の力でぶつかるのみ！

　

そんな戦いを眺め、混戦の隙を突いてローも動く。

ロー「”ＲOOM”...”シャンブルズ”」

Mr.Ｘデー「！」

ローはコブラの真横にいたMr.デーと位置を入れ替えた。

一先ずは腕に刺さった釘を抜き室内に跳ぶローとコブラ。それを追いかけるようにしてMr.Ｘデーも城内に向かった。

[97 超新星ダイス主 22/12/06(火) 09:45:23]

◇◇

跳んだ先は偶然にも王の居室。ローはそこでコブラに簡単な止血と消毒を施していく。

そこへMr.Xデーがやって来る。だが二人は特に攻撃し合うこともなく淡々と治療を進めていった。

コブラ「どういうことだ...？何故私を治療する？」

ロー「治す理由は特にねぇ。お前を逃がすことがクロコダイルへの妨害になると踏んだだけだ」

Mr.Xデー「同じく。お前達を無事に逃がす事、おれが上の戦いに参戦しない事はヤツの痛手になる。...信じて貰えるとは思わないが、おれはクロコダイルの敵だ」

コブラ「つまり全て”フリ”だと？...しかし現に反乱は起きた。「クロコダイルの敵」であっても「この国の味方」ではないと...」

Mr.Xデー「.........。国の防衛はこの国の軍か近隣の海軍に頼っておけ。海賊など信用するな。いくら”七武海”がいたとしても、だ...」

お前がそれを言うかと思わないでもないが、思惑が知れて混乱が収まったコブラ。

コブラ「はっ！そうだビビ！ビビが何故あの場に！？あの不思議な青年は一体...！？」

ロー「全部教えてやるからじっとしてろ。傷口が広がる」

[98 超新星ダイス主 22/12/06(火) 09:48:04]

◇◇

ルフィ、チャカ、ペルの猛攻を捌き、クロコダイルはじわじわと疲弊していく。

掴んでミイラにしてもすぐ水を飲んで回復される。ならば樽を壊そうとするも、3人が交互に襲ってきて壊す隙が無い。

更にそこへ乱入者が現れた。

？？？「うおおおお！！」

ビビ「あなた達は...ツメゲリ部隊！！」

ツメゲリ部隊

アロー「”七武海”が相手ともなれば」

ヒョウタ「卑怯などとも言っておれぬ」

「「「「我ら4人で」」」」

バレル「カタをつけさせて」

ブラーム「貰おうか」

クロコダイル「次から次へと湧いて出て来やがって...！ウジ虫かてめェら...！！」

[99 二次元好きの匿名さん 22/12/06(火) 17:32:36]

社長ちょっと弱体化してる感じか

[100 二次元好きの匿名さん 22/12/06(火) 22:42:55]

保守

[101 超新星ダイス 22/12/07(水) 03:36:53]

>>99

弱体化...してるのかな？初撃から全攻撃が水デバフついてて面倒くさいくらいのイメージでした

でも何かしらの理由で弱体化してても良いかも

ダイス振りますね

クロコダイルのコンディション・・・dice1d100=43 (43)　

弱った理由・・・dice1d5=2 (2)　

1．昨晩の夕食で食あたり

2．バナナワニ全滅のお知らせを聞いて悲しい

3．熱い（日射病）

4．恋煩い

（コンディションが10以下の場合

5．数分前に豪水を舐めた）

[102 超新星ダイス 22/12/07(水) 03:38:28]

深夜テンションで入れた「4．恋煩い」を引かなくて本当に良かった…！
そうかーバナナワニが全滅して悲しいのか

[103 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 08:03:47]

10以下限定とはいえ豪水舐めたが選択肢に存在してるの草

[104 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 08:43:19]

そっか、砂鰐さんはバナナワニの事を愛してたんだなぁ………

[105 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 18:06:14]

Mr.3…まさかお前

[108 超新星ダイス主 22/12/07(水) 20:56:38]

クロコダイル(くそっ！普段ならこんな雑魚蹴散らして…何故だ！？体に余り力が入らねェ…！)

ペットロスの悲しみによって、クロコダイルは無意識の内に弱ってしまっている。

反射が遅れたせいか、"水ルフィ"なるフザケた技で頭から水を被ってしまったのも痛恨のミスだ。

クロコダイル(どうにも調子が出ねェ。長期戦に持ち込まれると分が悪い…)

ルフィが水を飛ばしたのを避けると、クロコダイルはバッと城下町の方へ飛び降りる。

避けられた水滴は上空へ消えていった。

◇◇

クロコダイル「一気にケリつけてやる。"干割"！…"侵食輪廻"！！」

ゴウン…！

クロコダイルが触れる地面から伝わるようにして大地は干からび、ひび割れ、砂に還る。

クロコダイル「この際愚民どもに見られたところでどうでも良い…。っと、城は砂にゃしちゃいけねェ…少しは残しとくか」

"干割"で地表の水分を奪ってカラカラにした大地を"侵食輪廻"で砂にする凶悪なコンボ技。範囲に制限はあれど、右手に伝うもの全てを砂に還す力を持つ。当然、地面に直接触れている建物や草木は次々に崩れていく。

すると、水分を奪う途中で不意に妙な感覚が伝わってきた。

クロコダイル「ん？こいつは…」

方向は…葬祭殿の辺り、そこに何かがある。恐らくは人工的な空洞…。

クロコダイルは葬祭殿の方向へ向かった。

[109 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:21:51]

◇◇
【ダイス】
ルフィはクロコダイルを追って町に飛び降りました
さて、グラウンドデスを避けられるでしょうか？

1．避ける
2．くらう

[110 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:23:09]

ダイス忘れてた！

dice1d2=2 (2)

[111 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:23:57]

あっ

[112 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 21:30:04]

みっみみ水ルフィだから大丈夫だろ…多分

[113 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:39:08]

水ルフィだから大丈夫…？本当に？

dice1d2=2 (2)　

1．おれは干乾びねえ！水ルフィだから！

2．だめだったよ…

[114 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:39:27]

だめじゃん！！！

[115 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 21:42:52]

ル、ルフィィィ！？

[116 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:58:51]

こうなれば最後の賭けだ

これで駄目なら奇跡が起こる

dice1d4=4 (4)

1.上空から水が降ってくる(原作パターン)

2.ローがシャンブルズで回収(ついでに他の人も)

3.目覚めたサボが助けてくれる

4.現実は無情である

[117 超新星ダイス主 22/12/07(水) 21:59:36]

ええ……
いやもう笑うわこんなん
ダイスの神様ってドSなんですね

[118 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 22:04:21]

ここまで非情なの逆にわらう

[119 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 22:11:50]

むしろクロコダイル凄えって思った

[120 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 22:16:14]

解放のドラム？

[121 超新星ダイス主 22/12/07(水) 22:31:03]

>>120

いやーここでニカは確実に乗っ取られるでしょうね

まだ解放のレベルには達してなさそう

[122 超新星ダイス主 22/12/07(水) 22:34:48]

◇◇

葬祭殿に着くと、やはり地面に穴が空いていた。

クロコダイル「なるほど地下通路か...上部は崩れちまったが、隠し階段とは...」

◇◇

～王宮広場～

ルフィ「まてワニィ！！」

町へ飛び降りたクロコダイを追ってルフィも地面にピョンと飛び降りる。だが着地した瞬間、大規模な地割れが発生し、地面が砂になった。

ルフィ「うわっ草履が塵になった！ワニの技か！？避け...！......！！......ァ...」

「うわああ建物が崩れて来るぞ！！」「地面が割れた！？」「マズい！何かの上に乗れ！干乾びるぞ！」「ダメだ仲間の足が地割れに挟まって...！ウ...あァ...カッ...」

喧噪がそのまま混乱に変わってしまった。右往左往する何万人もの群衆は動揺を瞬く間に広め、既に恐慌状態である。

一方のルフィも戦いのダメージのせいか”浸食輪廻”を回避することができず、干乾びてゆく。どんどん肌が乾燥して風化寸前まで行く――――

――――が

ポタ......

「え...？」

[123 超新星ダイス主 22/12/07(水) 22:35:10]

それは誰が漏らした声だったか。

頬に触れた粒をなぞり、人々は反射的に空を見上げる。

ポタ......ポタ....パタタッ...

やはり幻覚ではなかった。空から落ちるこの粒は...この水は...。

「雨だ...」「雨が降った......」

雫から小雨へ、小雨からいつもの...いや、数年ぶりの懐かしい雨へと雨量は増えていく。

人々は思わず武器を手放し、地面に落とす。

地に伏した風化寸前の人々にも水が染み込みギリギリで蘇生が為されていく。

だが人々は仲間の生存を歓びはすれど、地面を見ることはもはや無く。ただ茫然と上を向く。

戦いの意義は失われたのだ。雨と共に血も煙も戦いの意義も、すべて川へ流れ落とされて....。

[124 超新星ダイス主 22/12/07(水) 22:37:06]

◇◇
というわけで、正解は「雨が降る」でした！なんでやねん！
エンディング来ちゃった！まだクロコダイル普通にピンピンしてるしバロックワークスの煽り芸やってないし爆弾処理してないのに！？

いいの？アラバスタ編はこれでいいの？

[125 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 22:53:57]

本編：クロコダイル討伐→雨が降る
ここ：雨が降る→クロコダイル討伐(これから)

だから、順番が逆になっただけ！よって、問題なし！ヨシ！

[126 二次元好きの匿名さん 22/12/07(水) 23:07:44]

ダイス神が非常すぎて笑った

多分ここから反撃開始するというメタファーとして雨が降ったんだな(適当)

[127 二次元好きの匿名さん 22/12/08(木) 00:19:41]

俺は、今奇跡を見てる、、いや！？本当に奇跡だなこれ！？

[128 二次元好きの匿名さん 22/12/08(木) 00:22:28]

まあ、弱体化してるとはいえそう簡単に社長は倒せないわな

[129 二次元好きの匿名さん 22/12/08(木) 07:24:02]

保守

[130 二次元好きの匿名さん 22/12/08(木) 16:17:43]

保守

[131 二次元好きの匿名さん 22/12/08(木) 22:38:51]

保守

[132 超新星ダイス主 22/12/09(金) 00:16:07]

ルフィ「......ゴク...ゴク...ゴクン」

ルフィは雨水を飲んで何とか回復する。まだまだ喉は乾いているし肌も乾燥ぎみだが、戦えはする。

ルフィ「っぷはー！生き返った！！ワニは！？どこいった！？」

チャカ「ルフィくん無事か！？」

ペル「上空からクロコダイルの動きを見ていました。葬祭殿の地下にどうやら隠し階段があったようです」

チャカとペルが降りて来て、ルフィ達はすぐにでもクロコダイルの下へ行こうとする。

そこに宮殿の上からビビの声が響いた。

ビビ「戦いを！！止めてください！！...もうこれ以上...！戦わないでください！！」

チャカ「ビビ様...」

反乱軍「ビビ...！？」「ビビ様！ご無事だったのか！」

ビビ「今降っている雨は...！昔の様にまた降ります。悪夢も直に終わりますから...！！だからもう、戦わなくていいんです...！」

ビビの声が反乱軍と、それに応戦していた国王軍に届く。奇しくも、クロコダイルの無差別攻撃によって民衆は戦いどころではなくなっていた。そこへ雨が降り、クロコダイルの計画が崩れたのだ。

[133 超新星ダイス主 22/12/09(金) 00:24:52]

反乱軍「だが！！「悪夢」なんて言葉では済むハズがない！！おれ達は”国王”のナノハナ襲撃をこの目で見たんだ！！」「そうさ！ビビ様だって撃たれたじゃないか！！」「今までにあった国王軍の乱行もそうだ！この反乱で倒れた者達が納得するものか！！」

それを聞き、チャカは足を止めてルフィ、ペル、ツメゲリ部隊に「先に行け」と告げて声を上げた。

チャカ「武器を捨てよ！国王軍！！」

イガラム「お前達もだ！反乱軍！！...おい、話せるか？」

イガラムはナノハナの（偽）国王軍襲撃事件で真実を見てしまい、B・Wに始末された少年を抱きかかえていた。

反乱軍はそれを国王軍の仕業だと思って怒りを増したという経緯がある。

少年「うん...違うんだ！おれがやられたのは別の奴で...おれ見たんだよ...！ナノハナを襲った「国王軍」は...みんなニセ者だったんだ！！国王だって...ニセ者さ！...誰かのワナだったんだよ！！」

反乱軍は「何...！？」と驚愕し、ざわつく。他でもない被害者本人、しかも子どもが言うのだから信憑性も高い。

勿論、中に潜んでいるＢ･Ｗは「子どもの言う事を真に受けるな！国王を倒せ！」やら「奴らは謀叛者だぞ！？捕えるべきではないか！」やらと両陣営で必死に叫ぶ。ここで戦いが終わってしまってはボスの指令を果たせなかったとして消されてしまうからだ。

だが、それも新たな登場人物のインパクトにかき消されてしまう。

dice1d2=2 (2)　「話しは聞かせて貰った...」

◇◇

【ダイス】

1．コーザ

2．コブラ

[134 二次元好きの匿名さん 22/12/09(金) 06:50:48]

保守

[135 二次元好きの匿名さん 22/12/09(金) 17:05:26]

保守

[136 超新星ダイス主 22/12/09(金) 17:29:31]

コブラ「話しは聞かせて貰った...」

全て誰かの手の上で踊らされていたのだとしたら...なんて取り返しのつかない事をしてしまったのか...何の為に戦ったのか...

そんな悔恨に呑まれて反乱軍が再び混乱に陥りかけたその時、ローを隣に連れて王城からコブラが出てきた。

コブラ「悔やむ事も当然...やりきれぬ思いも当然」

国民「！...国王！」「国王様...！！」

コーザ「......国王...！」

人垣を分けて一歩一歩、ゆっくりとコブラは歩いてゆく。

コブラ「失ったものは大きく 得たものはない。―――――だがこれは前進である！！真の敵は未だ健在、しかし各々戦った相手が誰であろうとも、戦いは起こり、今終わるのだ！！」

クロコダイルとの決着はまだ着いていない。しかし国民同士での争いならばもう終えていいのだと、国民へ語り掛ける。

コブラ「過去を無きものになど誰にもできはしない！！........この戦争の上に立ち！！生きて見せよ！！！」

「「！！！」」

チャカ（敵わぬ...）

「アラバスタ王国よ！！！」

―――後に歴史に刻まれる戦いが―――終結した

そして―――決して語られる事のない戦いも最終局面へと――――――

[137 超新星ダイス主 22/12/09(金) 17:34:58]

”敵わぬ...　ポロッ”

あにまんワンピカテを指す代表的な一言と聞く...
このシーンを書けた事、ついでに反乱終結まで書けた事、心より誇らしく思います

[138 二次元好きの匿名さん 22/12/09(金) 17:36:54]

>ついでに反乱終結まで書けた

反乱終結がついでで草

[139 二次元好きの匿名さん 22/12/09(金) 21:33:25]

本当に原作ルフィたちがよく勝てたな。

[140 二次元好きの匿名さん 22/12/10(土) 04:40:58]

敵わぬ…が原作随一の名台詞みたいになってるの何度でも笑っちゃう

[141 超新星ダイス主 22/12/10(土) 08:47:13]

おはようございます
今はクロコダイル戦を書いてますが投稿は午後以降になると思います
そこで、保守がてらトリビアの種でも撒こうかと…
「この画像のセリフが例のAI長女のセリフの元ネタになった説」
どうでしょうか？

[142 超新星ダイス主 22/12/10(土) 18:54:44]

◇◇

一方、ルフィ、ペル、ツメゲリ部隊はペルに乗って葬祭殿までひとっ飛びだ。この際スピード云々は言っていられない。主力であるルフィの体力を温存してクロコダイルに臨むのが一番いいのだ。

ペル「着きました。空から見てもクロコダイルは見つかりませんでした。まだ地下にいるのでしょう」

ルフィ「おし！行くぞ！！」

隠し階段の入り口からは雨がザーザーと吹き込み、水の流れ込む道が出来上がっている。空気も壁もじっとり湿っており、バトル環境はクロコダイルにとって最悪のコンディション...つまりルフィ達にとって最高のコンディションである。

ルフィ「追い詰めたぞ...！！ワニ！」

クロコダイル「チッ...まだ来るか。しぶてェ野郎どもだ。だがおれの計画は９割方完成した。あとはMr.Xデーをここへ呼ぶだけで...」

Mr.Xデー「その必要はない。おれならここにいる」

ペル、ツメゲリ部隊「！！」

ルフィが先行して地下通路に降り、聖殿に入った。その後にペルとツメゲリ部隊が続く。

さらにMr.Ｘデーも登場し、聖殿の密度は一気に高まった。

[143 超新星ダイス主 22/12/10(土) 19:05:01]

ペル「くっ...尾行されたか...！」

Mr.Xデー「ご名答。貴様のように目立つ鳥など尾行してくれと言っているようなものだ」

クロコダイル「御託はいい、Mr.Xデー。早くこの文字を読メッ...！？」

ルフィ「ふんっ！！」

会話の流れなど知ったことかとばかりに、ルフィがクロコダイルに拳を叩き込んで問答無用で戦闘を再開させた。

仕方なくクロコダイルが連撃を仕掛けて来るルフィ、ツメゲリ部隊、ペルを同時に相手取り、その隙にMr.Xデーが”歴史の本文”を読み始める。

クロコダイル「ぐ...その腕を濡らしてるのは...雨だな！？くそっこんなタイミングで「奇跡」なんざ起こしやがって...！大体てめぇら海賊共の目的はこの国にゃねぇハズだ！金なら散々稼いだだろうに...まだ何を欲しがる！？ちょっと寄っただけの見ず知らずの国にどうしてそこまで命をかける！？」

ルフィ「......まだ返して貰ってねぇからな...！お前が奪ったものを...！」

クロコダイル「おれが奪った...？”金”か...？”名声”か...”信頼”か！？...”命”か？クハハハ、何を返して欲しい！奪ったものならいくらでもある！！」

ルフィ「”国”！！」

[144 超新星ダイス主 22/12/10(土) 21:11:36]

クロコダイル「国...！？可笑しな事を言う奴だ...国はこれから奪うのさ...おれがこの地の王となり支配する事でな...！」

ルフィ「おれ達がこの国に来た時には気づかなかったけど...本当はもうとっくになかったんだ...！こいつらの国なんて...！」

ルフィの脳裏には、レインベースからの道中に見た枯れた集落の数々、都市を一歩離れるごとに薄れて行く人々の生気。アルバーナで出会ったサボとその仲間のビビ、更にその仲間達が常に浮かべる必死の形相、涙―――

ルフィ「ここが本当にこいつらの国なら...もっと...！笑ってられるはずだ！！」

ペル「ルフィくん...」

クロコダイル（イキがりやがってルーキー風情が...！クッ...だがこいつに押されているのも事実...湿気が高いせいで体が重い。水を吸い取っても吸い取ってもキリがねェ！）

「......いいだろう。”レインベース”...”王宮”...そしてこの”地下聖殿”へと...地獄を見てなおこのおれに挑んできたお前の周年に報いてやる......！海賊としてだ...」

ルフィの啖呵を聞いたクロコダイルは遂にルフィを一端の海賊と認めると、左腕の鉤爪のキャップを外した。

クロコダイル「てめェはどうあってもおれをブチのめしたいらしい。そしておれもお前を目障りな”敵”と認めよう」

キャップの下から現れたのは強力な”毒針”。一発掠ればあの世行きなサソリの猛毒である。

[145 超新星ダイス主 22/12/10(土) 21:28:33]

毒針の最初の餌食になったのはツメゲリ部隊だった。

ツメゲリ「うおあああ！クロコダイル覚悟！」

クロコダイル「さっきから...鬱陶しいんだよ！雑魚は引っ込んでろ！！」

ツメゲリ「ぐあァッ！」

ペル「！！」

ツメゲリ部隊が床に崩れ落ちる。

倒れた4人の腕には、ここに来る直前に万が一を想定して白い包帯が巻かれていた。

じわりじわりと赤く染まっていくそれは、ルフィにとっての「仲間の印」。

ツメゲリ「ア...ァ...ぺ...ル...様...」

そんなツメゲリ部隊など目もくれず、クロコダイルは次の標的をペルに定めて腕を振るう。

バシュッ！

紅色の鮮血が舞う。しかしそれはペルのものではない。

ペル「ルフィくん！何故...！！」

クロコダイル「...！！てめェも他人を庇って死ぬクチか...！仲間の1人や2人...！見捨てれば迷惑な火の粉はふりかからねェ！全くバカだぜてめェらは！」

ルフィ「...お前は何もわかってねェ......死なせたくねェから”仲間”だろうが！！」

[146 超新星ダイス主 22/12/10(土) 22:11:43]

クロコダイル「......たとえてめェらが死んでもか」

ルフィ「死んだ時は、それはそれだ」

そして再び戦闘を始める。

たとえ串刺しにされても砂嵐にブチ込まれてもミイラにされても毒針で刺されても...それでもルフィは立ち上がる。

蹴り、殴り、間隙をおかずペルによる高速の剣。

それらをクロコダイルに叩き込み続け、どんどん力を削いでいく。

だが

ガクン...

不意にルフィが膝をつく。砂漠で貫かれた傷が開き、血を流して意識を失ってしまった。

クロコダイル「クハハハハハ！口では偉そうに吠えるも...結局体は言う事をきかねェか！？クハハハ！クハハハハハ！...このおれに勝てるか！どうかだ！...所詮てめェのような駆け出しの海賊が楯突いていい相手ではなかったのさ...」

ペル「ぐっ...！貴様ァ！！」

ペルがクロコダイルに突進するも、1人では流石に敵わず軽くあしらわれる。

クロコダイル「いい加減解読できただろうMr.Xデー...さァ読んで見せろ...”歴史の本文”とやらを...」

そしてずっと戦闘の外にいたMr.Ｘデーに声をかけた。もうかなりの時間が過ぎた。解読には十分だったろう、と。

呼ばれたMr.Ｘデーは、若干気乗りしない表情で口を開いた。

◇◇

【ダイス】

ドレークはポーネグリフの内容を素直に

１．言う

2．言わない

[147 超新星ダイス主 22/12/10(土) 22:12:16]

ダイスミス！うっかり！

dice1d2=1 (1)

[148 超新星ダイス主 22/12/10(土) 22:14:31]

はい、プルトンの事は普通に伝えるみたいです
本人曰く「まあ元々そういう契約だったからな」
妙なところで真面目なドレークをどうかよろしくお願いします

[149 超新星ダイス主 22/12/10(土) 22:50:49]

ドレーク「お前に残念な知らせだ...プルトンはここにはない」

クロコダイル「......」

ドレーク「正確には「プルトンはこの国にない」だ。この”歴史の本文”には確かにプルトンの在処が記されている...だが、そこは随分と遠い地のようだ...」

クロコダイル「............そうか......残念だ。dice1d2=1 (1)　」

◇◇

【ダイス】

1．お前は優秀なパートナーだったがここで殺すとしよう（信じない）

2．で、それはどこだ？プルトンはどこにある？（信じる）

[150 超新星ダイス主 22/12/10(土) 22:52:04]

あーー...ワニ...聞いとけば良かったのに...
人間不信拗らせてるからなあ...

[151 二次元好きの匿名さん 22/12/10(土) 23:11:13]

ツメゲリ部隊、ここでも死んでしまうの…？
そしてせっかく正直に話してくれたのに、ドレークを信用しないクロコダイルはさあ…。

[152 二次元好きの匿名さん 22/12/11(日) 09:17:06]

保守

[153 二次元好きの匿名さん 22/12/11(日) 13:02:14]

せめて、何処なのかは聞こうぜ社長…

[154 二次元好きの匿名さん 22/12/11(日) 20:17:23]

クロちゃん…？

[155 超新星ダイス主 22/12/11(日) 21:53:38]

クロコダイル「お前は優秀なパートナーだったがここで殺すとしよう。4年前に結んだおれ達の協定はここで達成された。お前がおれに持ちかけた話はこうだ...アラバスタの”歴史の本文”へお前を連れて行けばこの国の”兵器”おれに譲ると...。B・W社におけるこの4年間のお前の働きは頭脳・指揮力共に優れていた...しかし――！最後にお前は口約を破った...！この国にプルトンなんてねぇとな！！」

Mr.Xデー「........！！」

クロコダイル「――だがおれはお前に怒りなど感じない。何故だかわかるかMr.Xデー...いや、X・ドレーク」

クロコダイルはMr.XデーもといX・ドレークへと針を向ける。

ドレーク（内容に関しては本当に正直に話したのだが...しかしクロコダイルを敵に回すのは既定路線ではある――）

「貴様がこういう行動に出る事くらい読めていた...！」

クロコダイル「ん！？」

ドレークは獣型に姿を変え、クロコダイルに突進した。

クロコダイル「変化か...」

ドレークはルフィ達と違って水に濡れていない。いつも通り砂になって避けようとするも――

クロコダイル「！！く...！」

ドレーク「覇気を込めれば弱点を掴まずとも”自然系”の実態を捉えられる。...おれが覇気を使えないと言った覚えはないぞ」

ドレークの尻尾がクロコダイルにクリティカルヒットし、吹き飛ばした。

クロコダイル「！ハァ...ハァ...ッチ！覇気使いか...雑魚とルーキーの相手ばかりしてすっかり失念していたぜ...優秀過ぎるのも考え物だな...！」

そう言うと、クロコダイルはバッと砂になってドレークの後ろに回り込む。

ドレーク「早いっ！どこへ！？......！！」

クロコダイル「”騙り”、”漏洩”、”隠し事”...全てを許そうX・ドレーク。なぜならおれは...最初から誰一人信用しちゃ...いねェからさ」

[156 超新星ダイス主 22/12/11(日) 21:55:17]

毒針で刺し貫かれ、ドレークは床にドスンと倒れた。まだ息はあるようで、トドメを刺そうと針を振る。

しかし...バキィィンッ！！　針はドレークに刺さる前に折られてしまった。

クロコダイル「！てめぇ...」

ペル「ハァ...ハァ...貴様などに...この砂の国はやらん...！」

クロコダイル「今更クズが何のマネだ...！既に武器も乾いてきているだろうに...！？」

クロコダイルの言う通り、ペルの剣も獣型の時の鉤爪も、既に雨水など残っていない。だが攻撃は通り、フラフラのクロコダイルをアラバスタ王国最速の斬撃で少しずつ押していく。

クロコダイル「どういうことだ...てめェは覇気なんざ使えなかったハズ...！...まさか...血で！！？」

ペル「血でも砂は固まるだろう」

事も無げに言い放ち、攻撃を続けるペル。その腕は赤く染まり、剣先からは血が滴る。

ペル「この国が受けた”痛み”に比べれば...！この程度痛くも痒くもない！！」

クロコダイル「ぐっ...この...！聖殿とともに潰れちまうがいい！！”砂嵐”...「重」！！」

ペル「ウッ！」

天上に突き上げられたクロコダイルが右手から生まれた砂嵐を下に向けて放つ。一方向に強力な風が向かい、ペルは風圧に潰されそうになる。

だがここでルフィが目を覚ました。

[157 超新星ダイス主 22/12/11(日) 21:57:07]

ルフィ「えーと確か急に眠くなって思い切って仮眠して...んで元気になったから...はっ！ワニィィーー！！」

クロコダイル「てめぇ、まだ...立ち上がるってのか！！？...クハハハだがフラフラじゃねぇか！今にもくたばりそうだ！」

クロコダイルの指摘通り、ルフィは水分不足なところに血を流し過ぎて満身創痍だ。意識だって朦朧としている。

ルフィ「ハァ...おれはお前を倒すまで...ハァ...倒れねぇ...おれは”海賊王”になる男だ！お前を超える男だ...！」

クロコダイル「！！...良いか小僧...この海を深く知る者ほどそういう軽はずみな発言はしねぇモンだ...！この海のレベルを知れば知る程にそんな夢は見れなくなるのさ！！」

そこへルフィの復活を知ったペルが素早く風圧から抜け出すと、ルフィを乗せて舞い上がった。

うまく風の軌道を読み、常以上のスピードでクロコダイルに迫る。

ペル「行くぞルフィくん！！」

ルフィ「ああ！」

[158 超新星ダイス主 22/12/11(日) 21:57:50]

クロコダイル「.........どこの馬の骨とも知れねェ小僧が...！このおれを誰だと思ってやがる！！」

ルフィ「お前がどこの誰だろうと！！おれはお前を超えて行く！！」

ペル「我――アラバスタの守護神ファルコン。王家の敵を...討ち滅ぼすものなり...！！」

ルフィがペルの背からピョンと飛びあがった。ペルはそのまま砂嵐に乗って加速を続ける。

ルフィ「”ゴムゴムの”...」

クロコダイル「”砂漠の金剛宝刀”！！」

ルフィ「”暴風雨”！！おおおおおおおあああああああああ！！」

クロコダイルの技を正面から打ち破り、ルフィの拳の雨を打ちこむ。

そして最後、致命傷を与えたのは加速に次ぐ加速で威力を何十倍にも増幅させた守護神の必殺技であった。

ペル「”飛爪”！！」

ドサッ...

クロコダイルの意識は失われ、遂に倒れ...人知れず始まった4年に渡る戦いに幕が下りた。

[159 超新星ダイス主 22/12/11(日) 21:58:33]

◇◇

これにてクロコダイル戦！終幕！
長かった！お疲れっした！

[160 二次元好きの匿名さん 22/12/12(月) 03:01:04]

乙！
まさかペルが蹴りをつけるとは…

[161 二次元好きの匿名さん 22/12/12(月) 12:16:36]

保守

[162 二次元好きの匿名さん 22/12/12(月) 21:25:32]

守

[163 二次元好きの匿名さん 22/12/12(月) 21:48:57]

覇気と隠し事からの信用してないのアレンジ良いなあ！

[164 超新星ダイス主 22/12/13(火) 02:21:31]

遅ればせながらこんばんは

では次の展開決めて行きましょう

エージェント戦の順番

1戦目　vsMr.　dice1d4=2 (2)　

2戦目　vsMr.　dice1d4=4 (4)　

3戦目　vsMr.　dice1d4=1 (1)

３と数字被りが出たらやり直し

時系列は反乱軍がアルバーナで国王軍と衝突した辺りです

[165 超新星ダイス主 22/12/13(火) 02:30:11]

おお、原作と大体一緒！

あらすじは以下の通り

・アルバーナに向かう途中、一行の目的は戦争見物からクロコダイル打倒に変化（反対派はビビってんのか煽りで消滅）
・でも無策で七武海に突っ込むのは自殺行為なのでローが作戦を提案
・作戦内容は「反乱に乗じてB・Wを倒しまくってエージェントとクロコダイルの目をくぎ付けにした隙に背後から暗殺」
・しかしルフィとローが早々に離脱したため2人は正面突破作戦に変更
・残りのメンバーはアルバーナの東西南北の門から分かれて突入、作戦通りエージェントを各個撃破していく予定

最初はMr.２vsホーキンス＆ベッジ戦

[166 超新星ダイス主 22/12/13(火) 02:35:50]

クロコダイル戦で尺使い過ぎたし、残りはあっさり消化したいところ

【戦闘ダイス】数字が100に近いほど苦戦、1に近いほど楽勝

vsMr.2　　　dice1d100=44 (44)　

vsMr.4ペア　dice1d100=12 (12)

vsMr.1ペア　dice1d100=11 (11)

[167 二次元好きの匿名さん 22/12/13(火) 02:39:14]

本当にあっさりダイスきたわね…

[168 超新星ダイス主 22/12/13(火) 02:42:16]

じゃ続きは夕方か夜に

[169 二次元好きの匿名さん 22/12/13(火) 08:35:48]

なんでMr.2戦で一番苦戦してんねんと思ったらホーキンスめっちゃ調子悪かったわ

[170 二次元好きの匿名さん 22/12/13(火) 13:19:04]

かわいそうなホーキンス…!!ひとえにてめェの能力が便利すぎたせいだが…

[171 二次元好きの匿名さん 22/12/13(火) 16:04:46]

>>169

すっかり忘れてたけどそうだわw思わぬ布石かよ

[172 二次元好きの匿名さん 22/12/13(火) 22:59:50]

保守

[173 超新星ダイス主 22/12/13(火) 23:57:22]

遅くなって悪い、すっかり眠り放題だったもんで

Mr.2戦の途中まで書いたけど若干苦戦してる理由も決めたくなったからダイス振る

【ダイス】

なぜ苦戦した？・・・dice1d3=2 (2)

1.寝不足かつ能力使いすぎでボロボロのホーキンスが倒れたから

2.マネマネモンタージュで偶然シフォンぽい顔が出てきた(多分ベッジはまだ会ったことないはずだけど)

3.両方

[174 超新星ダイス主 22/12/14(水) 00:20:40]

>>157　続き

ファーザーってば意外と純情

◇◇

～時は遡り反乱開始直後...～

ドォン！ドォン！ドン！

B・W「ウッ...！」

ドサッ...

B・Wモブ「な、何モンだてめェら！国王軍じゃねェな！？」「オイオイおれたちゃ善良な一般市民だぜ！？何で撃たれなきゃならねェんだよ！」

ベッジ「黙れB・Wめ」

B・Wモブ「B・W～！？知らねェなそんなモン！おれ達がそのB・Wだっていう証拠でもあんのかよ！！？」

ベッジ「じゃあその背中の主張は何なんだ」

ホーキンス「国王軍の中にも紛れている確率...100％」

B・Wモブ（ギクッ！！）

そんなこんなで戦場に紛れているB・Wをガンガン倒していくベッジとホーキンス。そこに騒がしい声が響いた。

Mr.2「ちょっとちょっとアンタらこれド—ウゆーことよ—う！？0ちゃんから言われたのは”「革命軍」が暴れるだろうから手を下せ”って指令のハズなのにィ！？なーんで全然違う奴が...あら？アンタ達よく見りゃあん時の海賊さん達じゃないのよーう！お久しぶりねィ！え？そんなに久しぶりでもない？別にいいじゃナイそんな事！...で、何でウチの社員どもをぶっ飛ばしちゃってくれてんのよう！あーもうあちし分かんない！分かんなさ過ぎて回るわ！アハハ回る回るあちしは回る...」

ベッジ「うるせェのがかかったな...一人で騒ぎやがって品のねェ奴だ」

[175 超新星ダイス主 22/12/14(水) 00:57:15]

Mr.2「アハハハハ......。そう、つまりアンタら”敵”だったってワケ。...たとえ相手が”友達”だろうと傷ついた同僚放って逃げちゃァオカマがすたるってもの！上等だオラかかって来いやァ！！オカマ拳法で返り討ちにしてやるワッ...！？」

ドン！ドン！

Mr.２「...ってあっぶないじゃないのよーう！？セリフくらい最後まで言わせなサイっての！友達に対する態度なのそれが！？」

ベッジ「てめェが言えた事かよ。大体、戦闘中にギャアギャア騒ぐてめェが悪い」

Mr.２「そうやって余裕ブッコいてるといいわ...。来る日も来る日もレッスンレッスン！磨き上げたオカマ拳法てめェゴトキに破れるモンじゃないのよーう！”どうぞオカマい拳”！」

ベッジ「おわっ」

鋭い正拳突きが飛んでくる。ベッジはそれをギリギリで躱し、銃で応戦する。

同時にホーキンスも狙撃手らしく何本も釘を飛ばす。

Mr.２「むっ！”白鳥アラベスク”！！」

ベッジ「弾を全て蹴り落とすとは...」

Mr.２「んがーはっはっは！これがオカマ拳法よう！まだまだいくわよう！さァあちしの能力の真骨頂”合成顔”！笑って腰から砕けたアンタはスキだらけ！世界中から集めた変な”目”！変な”頬”！変な”口”！本日公開！”マネマネ合成顔”！」

ベッジ「...！......！！」

ポロッ...

ベッジの口から葉巻が落ちた。

[176 超新星ダイス主 22/12/14(水) 01:42:51]

Mr.２「...なーによその反応？もっと笑うなり何なりあるでしょうよーう！...ははーん？さてはアンタ」

ベッジ「ち、違...おれだってそんな顔は初めて見たが...」

（だが何だこの胸の高鳴りは...！？おれともあろう者がこんな子供騙しの手に...）

「”頭目”しっかり！」「一体”頭目”に何が！？」

体内ではベッジのただならぬ気配に部下が大慌てだ。

Mr.２「スキあり！”蹴爪先”！」

ベッジ「！！」

ゴキィ！とベッジの首が蹴られ膝をついた。

[177 超新星ダイス主 22/12/14(水) 01:43:42]

Mr.２「遊んでても面白いけど...革命軍と王女を殺すのがあちし達の任務だから...！さっさと片付けさせて貰うわよーう！？オカマ拳法！”あの夏の日の回想録”！！」

ホーキンス「...ん？もしや...”藁備手刀”！」

Mr.２「！！ぶぽ！」

しかしホーキンスは気づいた。Mr.２は攻撃する時は必ず元の顔と体に戻る必要があるのだと。

そしてそれを指摘されるとMr.２は分かりやすく動揺した。だがそれがどうしたと開き直り、連撃を仕掛けてて来た。

ベッジが銃を構える瞬間だけ顔を変えて。

Mr.２「”あの冬の日の回想録”！...むっ！この顔に銃が撃てる！？」

ベッジ「おい左ほほに何かついてるぞ」

Mr.２「えホント？...あ」

ベッジ「”大頭目”！！砲撃！！」

部下A「撃てぇー！」

Mr.２「...！！ぎゃアアアアア！！！」

Mr.２に砲撃と銃弾の雨が降り、地面に倒れた。

[178 超新星ダイス主 22/12/14(水) 02:01:23]

ドサ...

Mr.２「んバ...バ...バイったわ...！」

ベッジ「呆れたぜ...まだ息があんのか...。......どうしたあの顔に姿を変えればおれはお前にとどめをさせねェ...！」

Mr.２「...ブフン...笑止...！もう動けない体で...決着を避けて何になると言うのう！？アンタの勝ちよう...！......殺しなサイ...どうせあちしは...組織に消される運命...」

ベッジ「...何をグズグズしてんのよう...！さっさとトドメを......！」

はやく殺せとベッジに言うMr.２。いつもなら「望み通りあの世に送ってやる」とでも言って鉛玉をプレゼントするベッジだが、今回は様子が違った。

ベッジはスッ...と手を差し伸べ、握手を求める。

Mr.２「！！？」

ベッジ「いい勝負だった...もうそれ以上...言葉はいらねェハズだぜ...」

Mr.２「.........がっはっは」

（こいつァ...紛れもなく...！好敵手との友情の証...！...あちし...！あちし泣かないっ！！）

Mr.２「あ　トドメはさすのかよ！！」

何だかんだと息の根は止めず、Mr.２を放置してホーキンスとベッジはその場を去って行く。

ホーキンス「......良いのか？今日は殺生をしても運気は下がらない日だぞ」

ベッジ「ああ...ただの気紛れだ。もう二度と会う事もねェだろ...」

アルバーナ南ブロックポルカ通りの戦い――勝者―ベッジ、ホーキンス

戦利品――”小さな友情”

[179 超新星ダイス主 22/12/14(水) 02:08:56]

あっベッジが一瞬オカマ口調になってる
ごめんファーザー

[180 二次元好きの匿名さん 22/12/14(水) 13:18:50]

一目惚れしちゃったベッジ、これ万一スリラーバーク入る機会あったらローラの方に恋しちゃうんじゃ…

[181 二次元好きの匿名さん 22/12/14(水) 17:21:49]

ベッジまであやふやになっちゃったんやね…

[182 二次元好きの匿名さん 22/12/14(水) 23:00:34]

保守

[183 二次元好きの匿名さん 22/12/15(木) 06:48:33]

保守

[184 二次元好きの匿名さん 22/12/15(木) 16:56:06]

保守

[185 超新星ダイス主 22/12/15(木) 17:44:20]

ちょっと今日明日は来れるか分からないので続きは次スレにしますね
あらすじはテレグラフ使う予定

[186 二次元好きの匿名さん 22/12/15(木) 23:45:46]

了解

[187 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 08:05:49]

保守

[188 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 17:26:53]

ほしゅ

[189 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 22:31:13]

保守

[190 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 08:20:16]

保守

[191 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 14:32:47]

了解です、続きも楽しみです

[192 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 23:09:27]

保守

[193 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 09:23:57]

保守

[194 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 20:44:06]

保守

[195 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 21:40:42]

次スレなら埋めていいのでしょうか

[196 超新星ダイス主 22/12/19(月) 05:31:23]

保守ありがとうございました！次スレ建てたので埋めてOKです！

【SS・ダイス】11人の超新星で海賊団作るぞ！part.5　～ＢＷ編・怪僧編～｜あにまん掲示板

ついでにファーザーの恋占いでもしておきましょう

🔮「お前があの顔に一目ぼれした確率…dice1d100=63 (63)　。それが叶う確率…dice1d100=32 (32)　」

🚬「放っとけ！」

[197 二次元好きの匿名さん 22/12/19(月) 05:44:54]

梅

[198 二次元好きの匿名さん 22/12/19(月) 08:27:51]

恋占いダイスいいね

[199 二次元好きの匿名さん 22/12/19(月) 17:53:54]

恋が叶う確率ひくい…マムの傘下にならないから？

[200 二次元好きの匿名さん 22/12/19(月) 20:59:23]

200ならファーザーの恋が叶う