- 1二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:46:43
- 2二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:46:54
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:47:22
野鳥がスレ立てるな
- 4二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:47:37
風
- 5二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:49:15
こんな幼馴染いたら二度と他の恋できなくなっちまうよ俺
- 6二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:50:38
子供の頃から付き合いあればゼファー語も解せそう
- 7二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:53:22
- 8二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:54:06
ドラえもん〜!あれだしてよあれ!
- 9二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:54:41
- 10二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:55:30
自分から進んで脳破壊すなーっ!!👆💦
- 11二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 15:59:09
幼少期よく遊ぶ→小学校高学年ごろにはほとんど話さなくなる→ゼファートレセン入学で疎遠に→テレビでG1勝ったゼファーを見て自分の届かないところまで行ってしまったことにどこか寂しさを覚える
こんな感じ? - 12二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 16:31:47
クラスメイト目線でみたアイドルものめいてきた
- 13二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 16:35:15
ゼファーからしたら昔は仲よかったけど疎遠になっていった子と怪我や不調で模擬レースが上手くいってなかった頃から支えてくれて自分をG1ウマ娘にしてくれて、風に理解がある人を秤にかけたら自明の理だからしゃーなし
- 14二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 16:38:35
公園で風を浴びにきたゼファーと偶然出会って、会話をして、懐かしさを思い出すけど
後からゼファーを探してきたトレーナーを見て、かつて自分がやっていたポジションに自分がいないことを見せられるのはどうよ? - 15二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 16:39:19
ゼファー自体もシナリオで何となく浮いてるなと思ってたけど、浮くのと自由を秤にかけたらまぁ後者になるって感じではあるから割と理解ある幼馴染みが想像しにくくて恋愛ものならどうしても心が通じ合うとこまでいけない片想いもので考えちゃうわ
- 16二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 16:44:42
想像つかん
- 17二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 17:06:59
BSS率高くて草
- 18二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:12:54
僕には幼い頃からの家族ぐるみの付き合いがあるウマ娘がいる。
名前はヤマニンゼファー。
彼女は……というより彼女の家が変わってるというかファンシーというか、
少しばかりユニークな部分があるのだが、彼女はその中でも一際ユニークだった。
彼女は『風』というものに対して強い想いを持っていた。
自然そのものを好んではいるみたいだが、『風』に対しての想いは格別だった。
「このあいだはじめてしんかんせんにのったの。しっぷうみたいだった」
小学校に入学する前くらいから言葉の中に風に纏わる言葉を取り入れるようになる。
聞いた当時は疾風という言葉を理解できず、親に聞いてようやく理解した。
僕は彼女の言葉を理解するために親に国語辞典をねだった。
懸命に風に纏わる言葉を勉強に彼女との会話についていけるようにした。
最初は、自分の知らない知識を幼馴染が知っていることに対する対抗心だったと思う。
年齢が上がるについて僕と彼女の『風言葉』とでもいうべき語録は増えていった。
――――アンタとゼファーちゃんの会話って隣で聞いてても何の話をしてるかわからないわ
これは僕の両親の言葉。ちなみに学校に入学してから何回も近い台詞を聞いた。
レパートリーが増えていった結果、周囲の人からは理解できない言動になっていった。
僕の方はゼファー以外に対しては風言葉を使っていなかったが、問題は彼女の方である。
彼女は誰に対しても隔たりなく、平等に、容赦なく風言葉を使っていった。
無論、怪訝な表情を浮かべる人は多いが、ゼファーは風のようというかマイペースな性格であり、
周りがどう思っているかをあまり気にしなかった。
やがて他の人とゼファーとの会話は僕を介して行われるようになった。
ゼファー係、なんて影では言われていたのを僕は知っている。
正直にいえば、その日常は楽しかった。 - 19二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:13:26
風言葉は僕とゼファーだけに通じる秘密の暗号のようなものだ。
とっておきの秘密を僕とゼファーは共有していた。
クラスメートは彼女の想いや会話の中で浮かべる穏やかな笑顔を知らない。
緊張すると風言葉が上手く繰り出せなくなることを知らない。
ネーミングセンスも割と独特であることを知らない。
僕だけが、本当の彼女を知っていた。
しかし、彼女が誰に対しても敬語を使うようになった頃、僕は少しずつ彼女の言葉を理解できなくなった
ゼファーの使う風言葉は言葉の意味を理解できていれば理解できるものではなくなった。
彼女には詩的な部分があり、その言葉の意味は彼女の心情に繋がったものとなっている。
年を重ねて彼女の語彙や表現が豊富になればなるほどその言葉は難解になっていった。
――――いや、それは根本的な原因ではないだろう。
小学校高学年くらいの頃から、僕とゼファーの距離感について揶揄されることが増えた。
年頃の子供には良くある話だ。
僕も気恥ずかしさから彼女との距離を取るようになった。
どうせそのうち周囲の人間やゼファーの方から泣きついてくるだろう、という考えも正直あった。
そうはならなかった。
僕が自分の傍にいるゼファーしか見ていなかったからわからなかった。
彼女はとっくの昔に僕を介さない他人との関わり方を身に着けていたのだ。
会話が減るほど彼女の心情の理解ができなくなり、
彼女の心情の理解ができなくなるほど言葉がわからなくなるほど、会話は減っていく。
見事なまでの自業自得による悪循環でゼファーとの距離は少しずつ離れていった。 - 20二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:14:00
ゼファーはトレセン学園に入学した。
彼女は幼い頃からとあるウマ娘に憧れており、彼女ような風になりたいと望んでいた。
トレセン学園では寮生活を送っており、僕は彼女と会う機会すら失った。
しかし彼女の活躍は知っていた。
トゥインクルシリーズのデビュー後、彼女はまさに疾風のような活躍を見せていた。
初重賞ニュージーランドトロフィーの勝利した時は僕の家族とゼファーの家族でお祭り騒ぎだった。
その後、スプリンターズS、マイルCS、安田記念と制覇し、彼女は前人未踏の三階級制覇に挑戦しようとしていた。
僕はその偉業の達成を応援するために、天皇賞秋当日、レース場へと足を運んだ。
「――――ゴールインッ!! 1着はヤマニンゼファー、ヤマニンゼファーです!!」
風の如く、なんて生優しいものではなかった。
何年かぶりに直接見た彼女の渾身の走りは、もはや風そのものであった。
前人未踏の三階級制覇、彼女が憧れた皇帝を超える偉業、それをゼファーは成し遂げたのだ。
気づいたら視界が歪んでいた。
小さかったゼファーが、風言葉を通じ合わせていたゼファーが、成し遂げたんだ。
観客席から彼女に言葉が届くわけがない、それでも叫ばずにはいられなかった。
あめでとう、と。
そしていつしか彼女に会い、その言葉ともう一つ、今まですまなかったと伝えるのだ。
僕が大きく息を吸い込んだその瞬間――――大きなどよめき。
涙で歪んだ視界では状況を理解できず、もしや故障かと思い、僕は慌てて目を拭った。
明瞭になった視界に映ったのは――――見知らぬ男に両手を広げて駆け寄るゼファーの姿だった。 - 21二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:14:27
その後のことはあまり覚えていない。
ただ二人の姿を見た瞬間、全身が寒風を浴びたが如く冷え切ったのは覚えている。
見知らぬ男、などと思ったがよくよく思い出せば見たことはあった。
確かゼファーのトレーナーだったはずだ。
トレーナーが表に出ることはそこまで多くはないが、何度か見たことはある。
彼女の天皇賞秋制覇後、僕の周囲は今まで見たことないほどの大騒ぎだった。
長い間連絡を取ってない小学校時代の友人からすら僕に電話があったくらいだ。
勿論嬉しいし彼女のことをとても誇りに思う。
しかしあの日あの時見た光景が、心の底にずっと刺さっている。
ゼファーはその後有馬記念への出走を表明、前人未踏のその先、4階級制覇に挑戦することとなった。
テレビではその話題で持ち切りである、彼女だけでも大きな話題だというのに、長く怪我で休んでいた
トウカイテイオーの復帰戦でもあるというのだから当然である。
そして彼女たちのレース映像は繰り返しテレビで流され、あの天皇賞秋も繰り返し見ることになる。
クリスマスの夜もそうだった。
両親からの話題もゼファーのことばかりであり、僕は適当な嘘をついて街へと繰り出した。
目的なんてない、ただ彼女の話題から逃げただけだ。
肌を刺すような感覚、ゼファーならば朔風とでも言うだろうか。
喧騒もどこか遠くに感じながら僕は一人笑った。
ゼファーのことから逃げておきながら、ゼファーのことばかり考えている。
ふと耳を済ませれば、今年の有馬記念の話をしてる声が聞こえて来る。
両親や周囲の人達だけではない、みんながゼファーのことを話していた。
そして僕はようやく思い知ったのだ。 - 22二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:15:08
彼女は僕と風言葉で話していた頃のヤマニンゼファーではない、
3階級制覇を成し遂げ、4階級制覇をも成し遂げるであろう皇帝を超えたウマ娘、ヤマニンゼファーなのだ。
彼女は変わった、変われていないのは僕だけだ。
そう思い至った時、唐突に頭の中に清風が流れるような感覚になった。
――――何をしているんだろう僕は。
幼馴染のゼファーを応援することから逃げ、今や両親にすら迷惑をかけている。
ゼファーも変わったんだから、僕も変わらなければいけない。
まずは両親への詫び代わりにクリスマスプレゼントを買おう、そしたら後は有馬記念の応援の準備だ。
そして近くのショップへと目を向けた。
いた。
勝負服の印象からは離れた私服のせいか周りからは気づかれていないが一目でわかった。
二つ結びの長髪、前髪の白い流星、そして赤いリボン。
見間違えるはずもない、ヤマニンゼファーがそこにいた。
伝えなくてはいけない。
ゼファーは僕のことなんて覚えていないかもしれない。
僕の言葉なんて聞きたくもないかもしれない。
それでも、伝えなくてなくてはいけない。
おめでとう、頑張ってくれ、誇りに思っている。
もっと伝えたい言葉はあったかもしれないけど、そうはもう遅いから、それだけでも。 - 23二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:15:45
「ゼ――」
「変わらずの凱風……トレーナーさんらしいですね」
思考が止まった。
息が止まった。
人混みで見えていなかったが、彼女の隣には肩の触れそうな距離で共に歩むあの男の姿があった。
「ですが……凪のあとの風が頬を撫ではじめておりますから」
ゼファーは穏やかな笑顔を浮かべながら、『風言葉』を紡いでいく。
あの頃と同じように。
「野分を越えたいのです、私も、トレーナーさんと……」
二人は徐々に僕から離れていく。
歩みが早いわけじゃない、僕の足が動かなくなってしまっただけだ。
違う。
違った。
変わったのはゼファーではなかった。
ゼファーは変わってなんていなかった、あの頃のヤマニンゼファーのまま夢を叶えていた。
変わってしまっていたのは、僕の方だ。
鼻先に冷たいものが触れる、雪だ、周囲からは小さな歓声が上がる、ゼファーの姿はもう見えない。
頬を水が伝った、きっとこれも雪だろう、今更事実に気づいたところどうしようもない。
失恋、と呼ぶには強烈すぎた。 - 24二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:16:52
お わ り
スレ見てから久しぶりに即興で書いたから出来栄えはそのお目こぼしを…… - 25二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:22:02
なんだろう
かつてのあにまんで見かけたライアンの同級生A君と思い出す熱量のSSだ… - 26二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:22:34
わぁ…
- 27二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:23:25
正直近所にいても言動理解出来なくて距離取りそう
- 28二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:35:38
良いね
- 29二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 19:41:10
失恋系はやっぱ心に来るな…NL好きな自分だからなおのことかもだけど
- 30二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 20:57:01
くっそ今さらだけど他人様のスレで突然変なの垂れ流してごめんね……
- 31二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 21:55:29
書くの上手すぎるでしょ 体験談かな?
- 32二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 22:02:27
割とゼファーって落ち着きと風語録で誤魔化されてるけど、割と野生児系に近いから幼馴染みで好きあってる前提だったらもうゼファーがゲットしてるだろって感じするからBSSとか方面でしか幼馴染み系考えらんねぇ
- 33二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 23:42:38
秋天後のあれや尻尾ハグイベント見る限り
間違いなくそういう乙女心にはまだ目覚めてないからなぁ
どうしても一方通行でしかなくなる - 34二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 23:52:22
しかし幼馴染みにたいして恋心を自覚せずに無邪気に振る舞えていたのに自覚してしまったがゆえにどぎまぎしてしまうのは私の性癖にもあっていますよ!
- 35二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 00:00:28
ただスキンシップへの躊躇の無さやより自然でありたいって言動から恋したらまっすぐ豪速球なタイプでもおかしくない気はする
- 36二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 00:37:49
トレセンって時点で同世代と隔離されるから関係者以外とどうやって再開させて
数少ないフリータイムに親密になるくらい時間取って関わらせるよってシチュエーション考えると
現実的に無理やろってなって一方的に応援してるだけのBSSが自然と出てくるんですよね - 37二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 00:56:47
女幼馴染とかウマ娘幼馴染でもいいな
小学生まで一緒だったけど人間だからトレセン学園についていけずテレビで嘗ての幼馴染を見続ける日々
商店街で見かけて話しかけようとするもトレセン学園でできた友達と会話している光景を見て彼女の目にはもう自分がいないと錯覚してしまう
ゼファーは幼馴染に気付いたが友人に気を取られた隙に幼馴染が消えていた…とか
一緒にトレセン学園に入学するも才能に恵まれずゼファーとの差に打ちのめされる
ゼファーは昔と同じ距離間で接してくる為彼女に対して悪感情を抱きそうになるがそのたびに罪悪感と自己嫌悪に陥る
その様子を見て心配したゼファーがより一層幼馴染から離れなくなる
自分が原因と知らずに…とか - 38二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 01:05:49
- 393722/11/29(火) 01:08:21
- 40二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 01:10:15
このレスは削除されています
- 41二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 01:15:36
自然を愛し一人でいることが自然に感じてる子だから人間関係系でネタ作るの難しいし、一人としてもエミュするのが難しいとか二次創作超大変そう
- 42二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 01:40:38
振り向いてもらう努力を怠ったった結果ですねこれは
- 43二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 01:49:35
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 02:22:38
- 45二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 03:43:46
またA君の🧠が💔されてる
- 46二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 03:55:31
- 47二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 15:43:25
何言ってるか全然わからんけど、困っていることだけはわかったで動けるし、風語録消えてるにあの段階で気付けるトレーナーが強すぎるし、ゼファーからも類まれなる凱風扱いが強すぎて相思相愛系をゼファーでやろうとするとこれ以上が最低ラインになるのつらたん
- 48二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 15:45:57
秋天でトレーナーに抱きつく姿をテレビで見せつけられる幼馴染くん……
ありだな - 49二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 15:51:19
テイオーのリアクションが挟まるせいであの世界では割と良くある的な発想も念入りに潰される幼馴染み君…
- 50二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:40:30
ゼファー持ってるやつ少ないせいで幼馴染としてのゼファーじゃなくてありきたりなBSSしか書けないの草
- 51二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:55:44
エミュ難易度がね……
- 52二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 23:40:06
だって割とボッチでも全然問題ないしむしろそれが当然みたいな生き方してる子だから幼馴染みがイメージにしにくすぎるし…
なんだったらだるまさんみたいなその辺の野良の子に思考持たせてその子ら視点の方が物語作りやすいんじゃない?