- 1二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:27:29
- 2二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:28:09
釜と鐘は用意しておく
- 3二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:28:11
よくわからんがおまえが書くってことか?
- 4二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:28:21
🍲🍲🍲
- 5二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:29:39
ルフィがインターホンを鳴らすも、彼女は出てくる様子が無かった。
事前に連絡を入れ、部屋にいるとの事だったが。
汗がポタリと落ちて、コンクリートの床に小さな染みを作る。
額ににじむ汗を手で拭い取った。
まだ6月の終わり頃だが、気温は既に夏に近付きつつある。
憎たらしげに、窓越しに日光をけしかける太陽を睨んだ。
太陽を睨んでも仕方がないが、何かに当たらないとしょうがない暑さだった。
その後も少し待つが、彼女からの連絡は何もない。
ルフィはリュックを下ろし、小さいポケットを開くと鍵を取り出した。
彼女から合鍵は受け取っている。
好きな時に勝手に入れとは言われていたが、女性の部屋にそんな真似は出来ない。
しかしアパートの4階で、内部に籠りきった暑さはもはや真夏。我慢の限界だ。
念のためもう一度チャイムを鳴らしてから、ルフィは玄関の鍵を開けた。 - 6二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:30:54
玄関に入ると、左手にシューズラックがあり、上には小さな動物のフィギュア達が可愛らしく並んでいる。
シューズラックにはブラウンのスニーカーに赤と白のショートブーツの三足。
ちなみにこの赤と白のブーツはどちらもルフィがプレゼントしたものだが、先に赤のブーツを送った際に、
「確かに、私の髪も赤いけど…………シャンクスの色だよね……どっちかっていうと」
思いもよらぬ方向に嫉妬が飛んだ。
シャンクスも突然ウタから「嫌い」とだけメールが来て困惑したとか。
その為もう一足、白のブーツも送り、ようやく彼女の機嫌は戻った。
しかし、彼女に出来るだけ外出する回数を増やしてほしいと送ったブーツ達だったが、自分には似合わないと恥ずかしがり、結局あまり履いてないらしい。
散っていった諭吉達も泣いている事だろう。 - 7二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:32:21
ルフィは正面へ進み、右手のドアは無視してリビングのドアを開けた。
とたんに全身を包む冷気に、熱く火照った身体の熱が治まっていく。
先程待っていた部屋の前とはまるで別世界、天国と地獄だ。
よくクーラーの効いた部屋には部屋主はおらず、木で出来たダイニングテーブルの上にはコーヒーを飲んだ後のマグカップが残されていた。
ニャー!と鳴く黒猫が描かれている、彼女にしてはセンスがいいほうのマグカップをシンクに置く。他にも洗い物が貯まっているが、先に彼女に声を掛ける事にした。
リビングの奥のドア。
起きてますと付いているプレートを確認し、ノックをすると、
「勝手にどうぞ~」
なんて間の抜けた声が返ってくる。 - 8二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:34:05
ドアをガチャッと開けると、そこには毛布にくるまったウタがいた。
「さむっ!」
思わず叫ぶ。
先程まで30℃を越えるかという暑さにいた為、温度差があるだけなのかと一瞬考えたが、自身の腕の鳥肌を見るに涼しいなんてものではない。
「ふ、ふふ。ネットで、金持ちの贅沢って奴、見てさ……真夏に死ぬほど部屋を涼しくして、その中で、鍋食べるんだって…」
元々寒がりだが、一応毛布にくるまったウタですら歯をカチカチと鳴らして喋り方が変になっている。
ルフィは呆れた顔をしながら、部屋の中央のテーブルの上からクーラーのリモコンを手に取り、設定温度を上げた。
「あ、まだ鍋やってないのに!」
「冬にやれ、冬に」
ウタの悲痛な訴えを、ルフィはにべもなく断った - 9二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:36:34
「あー、暖まるわぁ~」
その後、二人は部屋の温度が戻るまでリビングに避難していた。
ウタは暖かいコーヒーを飲みながら、ぬくぬくとしている。
夏になろうとしている時期とは思えない光景からルフィは目を逸らし、洗い物を片付け始めた。
ふとキッチンを見ると、本当にやろうとしていたであろう鍋の具材など準備がされている。
基本的にやる気がないくせに、何故こういうところだけ本格的なんだろうか。
一応、本人にもたまに見せる妙なやる気を少しでも他に分けろと言ってみた事はある。
「人に言われた事を頑張ったら負けな気がする」
たまにネットで見る、働いたら負けな気がするって言葉よりも酷い返答が返ってきた。 - 10二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:41:20
「ウタ、昼は鍋でいいのか?」
「いや?寒い中で鍋やりたかっただけだし、もういいや。今日は~……冷やし中華がいいな!」
はいはいと、ルフィは突然ワガママなリクエストを出してくるウタにも当たり前のように答える。
この前帰る時、部屋のゴミ箱に色んなコンビニの冷やし中華のパックが捨てられていたのを見た。
冷やし中華にはまり出していると考え、準備だけはしておいたが正解だったようだ。
「コーヒーおかわり!」
ウタが椅子に座りながらコーヒーカップを差し出すと、ルフィは軽く手を拭いてからそのカップを受け取った。
サングラスをかけた謎の生き物がVサインをしている絵が付いており、彼女お気に入りのカップだ。
ちなみにこれはセンスが悪い部類に入る。 - 11二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:42:03
良い
- 12二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:43:47
ルフィはコーヒーメーカーからステンレス製の魔法瓶を外し、そこからカップにコーヒーを注ぐ。
ミル無しで粉をセットするだけのお手軽な物だ。
父親のシャンクスは豆から挽く本格的な物を好んだが、ウタはインスタントが一番美味しいと言い張っている。
「ほら、火傷すんなよ」
センスの無いコーヒーカップを、彼女の前に置いた。
「ありがとー。やっぱ家政夫がいると違うわぁ」
ルフィが彼女の日常の世話をするようになったのは数ヵ月前からの事。 - 13二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:46:35
「わりぃけど、今度からあまり来れなくなる」
ルフィの発言に、ウタの顔が白くなった。
「な、なんで?私が我が儘過ぎたから?私に飽きた?な、なんでもするから、お願い…だか、ら………捨てないでよぉ……」
「ち、違う!バイトだよ!バイト!」
あっという間に涙が溜まり、腕にすがり付いてくるウタにルフィは慌てふためきながら付け足した。
ウタはルフィの前でこそ自由かつ横暴に振る舞うが、内心は臆病な小心者。
何かあるとすぐに不安になるし、悪い方向にばかり考えてしまうネガティブ気質の彼女。
「………………そういう事なら、ちゃんと言ってよ……」
「ごめんて。これぐらいで泣くなよ」
「…………泣いてない」
こちらに背を向けて、袖で顔を拭っている。
すぐ泣く癖に、何か言われるとつんけんして強がる。 - 14二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:47:17
微笑ましい
- 15二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:47:22
「きたか 文豪」ドン!
赤神海賊団大頭"赤髪のシャンクス,, - 16二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:48:03
精神不安定か…?
父親と触れ合う機会もないのかな。 - 17二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:48:47
ルフィはそうか、とだけ答えると、それ以上何も言わなかった。
彼女がこのモードに入ると何を言っても否定してきて、 話は聞いてくれないから。
一応例外もある。
もうルフィの事なんて嫌いだと言う彼女に、少し意地悪だが本当に自分が嫌いか聞き直した。
5分ぐらいうぅ~なんて涙目で唸った後、泣きながらやっぱり好きと言ってくれた。
その後2日程、口を聞いてくれなかった。 - 18二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:58:04
背を向けていた彼女がようやくこちらをチラッと見た。
「………別に泣いてないけど…………ルフィが来てくれないのは……寂しい」
まだ涙の後が残る目に、口をキュっと結んでいる。
彼女のお願いに、ルフィは顎の当たりを触りながら考えこんだ。
出来るだけ彼女と一緒にいたいが、バイトもせず、いつまでも祖父であるガープにただ世話になる訳にも行かない。
祖父にはよく、将来は警察になれと言われてきた。
普段は反発しつつも、誰か困っている人を助けて生きていけるなら、それも良いだろうと思っていた。
「ルフィ、警察官になるのやめなよ」
しかし、もしも何かあったらと心配するだけで涙目になる彼女。
結局警察以外の道を選び、大学へ進んだ。
祖父は気にするなと言ってくれているが、大学の費用もほとんど出して貰っている。
少しでもバイトなどでお金を稼がなければと思ったのだが、どうしたものか。
うーむ、と首をひねるルフィだったが、その答えを出したのは彼女だった。
「あ、そうだ。ルフィ、私の家政夫やりなよ。バイト代出すからさ」
「え?」 - 19二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:59:29
とても良い
- 20二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 21:59:44
彼女は高校卒業後、大学へ進学した。
しかし元来面倒くさがりで何事もやる気のない彼女は、当然のように単位を落とし、退学する事となった。
だが、いくら彼女とて何もしていなかった訳ではない。
「あー、だっる。一応やるって予定だったけど、配信終わろっかな…………やるやる詐欺?やれって言われたってやる気にならないからね。しょうがないね」
ネット上でのウタの別名。
超ダウナー系歌姫UTA。
何をやるにしても怠そうでやる気の欠片も無いのに、いざ歌い出すと圧倒的な歌唱力と声量を発揮する彼女のギャップに、ネットの人々は魅力された。 - 21二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:02:26
配信での人気が向上した彼女は、大学などそっちのけで更に動画作成を開始。
オリジナル曲を動画サイトに次々と投稿すると、みるみる間に10、100、1000万、中には億再生まで伸びる物もあり、事務所から契約の連絡も来るようになった。
「ウタ。この、私は最強って曲」
「ルフィの事なんて何も考えてない!」
これにはシャンクスも認めざるを得なくなり、大学を退学する代わりにシャンクスとコネのある事務所への所属と、マネージャー、専用のトレーナーなどをつける事になった。 - 22二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:03:55
「欲しいと思ってたんだよね、家政夫。ご飯作ってもらったり、掃除洗濯してもらったり。ルフィもお金が欲しいんだし、win-winじゃん」
「いや、でも彼女からお金を貰うってのはちょっと……」
口には出さないが、それではまるでヒモ男だ。
だが、ルフィが嫌そうな顔をしたのが気に入らなかったのか、彼女は唇を尖らせた。
「何?ルフィはそんなに私といるのが嫌?それとも…………やっぱり……私の事が本当に嫌で…………」
「分かった!分かったよ、やるって」
とりあえず、やるだけやってみよう。
そうしてルフィの家政夫バイトが始まり、現在に至る。 - 23二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:05:08
ヒモってより主婦では・・・?
- 24二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:06:38
ルフィは要望通り、昼食の冷やし中華を作った。
女性に目がない変態コックから料理を習い、彼曰くまだまだだが、一部の料理なら店に出せるというなんとも言えないお墨付きを貰った。
店を出す気は無いし、彼女が喜ぶならそれで十分だ。
「凄い!ルフィの作ったの凄く美味しい!」
ウタの箸は止まらず、次々に麺を食べ進めていく。
ルフィはそんな彼女の事を微笑ましそうに見ていたが、彼女も見られていることに気が付いたらしい。
「ん?何かついてる?」
そう言いながら麺を啜ろうとする彼女に、
「いや、頬っぺた一杯にして食ってんの、ハムスターみたいで可愛いと思って」
「んむぐぅ!?」
ゲホゲホと突然むせた彼女に、ルフィは慌てて近寄ると背中を軽く叩いた。 - 25二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:09:01
「おい、大丈夫か?」
「だ、大丈夫かじゃないよ!ルフィが変な事言うからでしょ!」
「別に俺は可愛いと思ったからそう言っただけで」
「うるさい!こんな変態と一緒の部屋にいられないよ!私は自分の部屋に帰る!」
冷やし中華を持って自分の部屋に帰ったウタだが、数十秒後には身体を僅かに震わせながらスゴスゴとリビングに戻ってきた。
「さっむ…………誰だよあんなに寒くしたの」
「お前だろ」 - 26二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:11:22
食後から少しして、ようやく落ち着いた彼女の部屋に移動した。
「今日はどうするんだ?」
ルフィは掃除機をかけながら、ウタに興今日の予定を訪ねた。
「午後はね~。ゴードンとオンライン打合せした後は…………後で考える!」
ウタはいざ買ったら恥ずかしくなって着ない癖に、お洒落雑誌を読みながら答える。
後で考えるとは言うが、彼女の外出は特別な事でもない限りはあり得ない為、おそらく部屋でゴロゴロするとかだろう。
事務所周りに関する事は最低限やろうとする彼女だが、それ以外の事は前日はやると言ってても、当日になると突然やめる事が多い。
なので、当日に確認するのが一番なのである。
「昨日の自分に従うのって、なんか嫌だよね」
ちなみにウタにとっては自分自身すら敵になるようだ。
敵は己自身なんて言ったりもするが、余りにもニュアンスが違い過ぎる。 - 27二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:16:45
「打合わせはどうする?付き合うか?」
「あのさぁ……私だってゴードンと話すようになってしばらく経つんだから。一人で大丈夫だよ」
「分かった。それじゃあ後は…………打合せまでにその髪どうにかしないとな」
ルフィは櫛、霧吹き、ドライヤーを持ってくると、霧吹きのお湯で髪を濡らし、ドライヤーで乾かしながら櫛で髪をとかす。
ウタは喉を撫でられる猫のように目を細めて気持ち良さそうにしている。
何日か来れなかったから、今日は風呂の前と後にちゃんと髪のケアもしてやる必要がありそうだ。
~~~~~~~~~~~~
「もしもし。おや、今日はルフィ君はいないのかね」
「べ、別にルフィがいないと話せない訳じゃないよ!」
~~~~~~~~~~~~ - 28二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:17:35
このルフィスパダリすぎる…
やってる事同棲してないだけでもう夫婦じゃん - 29二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:20:15
ウタは現在、マネージャー兼トレーナーであるゴードンと今後の打合せをしていた。
一方ルフィは洗濯機を回していた。
音が静かで、ルフィのアパートにあるものとはまるで違う。
しかし、これまた貯まった衣類やシーツ、自分がいない時でもちょっとずつやっておけと言っているのに。
あんまり貯めて一気に回すというやり方は洗濯機の寿命を縮める。
「その時は買い直すよ」
注意しても、事も無げにそんな事を言う彼女。
元々父親が金持ちで、更に今や売れっ子歌手。
無駄遣いはしていないが、必要になったら大抵なんでも手に入る。
一緒にいると金銭感覚がおかしくなりそうだ。
「ルフィ…………ちょっと来てもらっていい?」
玄関から入ってすぐ、防音を施した部屋の方から、打合せをしているウタの声がした。
「今行く」
そう答えると、コーヒーを淹れて一服していたルフィは立ち上がり、配信部屋へ向かった。 - 30二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:23:20
- 31二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:24:00
壁一面に防音ボードや防音シートを敷き詰めた配信部屋。
室内には配信用PCとデスク、ゲーミングチェアにベッドだけ。
一見殺風景な部屋だが、デスクの上にはルフィやシャンクス、友人のピンク髪の女性との写真などがある。
他にもどこに需要があるか分からない、サングラスをかけた謎の生き物のミニフィギュアや、アニメ・ゲーム関連グッズがところ狭しと並んでおり、むしろ騒がしいぐらいだった。
見てるだけでも煩いデスクの前に、口から魂が出かけているウタが椅子の背もたれに寄りかかっていた。 - 32二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:26:10
「…………他人と話すのってやっぱり疲れるね……」
「そうだな…よいしょっと」
ルフィは彼女をお姫様抱っこをすると、彼女の自室へ運んだ。
ルフィやシャンクスなど、昔からの付き合いがある者に対しては明るく我が儘な姿を見せる彼女だが、それ以外の者に対しては180度ぐらい対応が変わる。
「私はゴードンというものだ。今度から君のマネージャー兼トレーナーを務めさせて頂く。よろしく頼む、ウタ」
「ひっ。ワ,ワタシハ、ソノ、ヨロ……ク、オネガ」
「え?あの、マイクが不調かな?もう一回言ってもらえれば」
「ご、ごめ、なさ」
「いや怒ってる訳じゃないから、本当に気にしないでくれ」
「あの、すいません。ウタは私の方こそよろしくって」
「あ、あぁ。そうかよろしく頼む」
ウタは重度の人見知りで、ゴードンとの顔合わせも最初は酷い物だった。
今でこそ多少は慣れたが、ルフィが間に入らないとまともに話し合いも出来なかったのだ。
ゴードン、誠実かつ心優しい紳士で、ウタに対して一切怒ったりせず、ここまで支えてくれた。
本当に感謝しかない。 - 33二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:30:14
勿論ウタ本人も感謝しているのだが、
「も゙ぉ゙ 疲゙れ゙だよ゙ぉ゙!」
「よく頑張ったな」
それはそれとして、やっぱり他者と話すのは疲れるらしい。
対面でウタを座らせて頭を撫でてやると、こちらを抱きしめながら、胸に頬をすり寄せている。
「ルフィとだけ話していられる、そんな世界は無いのかなぁ」
「シャンクス達はいいのか?ペローナって奴も」
ルフィが苦笑いしながら確認すると、
「ペローナは……うん、ペローナもベックとかルゥ、他の皆に…………シャンクスはいいや」
「……………………!」ガタッ!
「どうしたんだよボス」
「今…………ウタに何か言われた気がする」
「また社長がなんか言ってるぜ」
「ルフィの坊主が一緒にいるんだから大丈夫だろ」
「ルフィが一緒にいる方が不安なんだ!」
「「(もう手遅れだと思うがな)」」
「諦めろって。ウタはとっくにルフィと」ボゴォ!
「何も言うな、ルゥ」 - 34二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:30:30
(おそらく)初対面だが俺はすでに君(が書く文章の)ことが好きだ
- 35二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:31:55
「ウタ、そろそろ洗濯物干さないと」
「や!もうちょっとこうしてたい♪」
何かとツンケンする彼女だが、一度甘えモードに入るとなかなか離してくれない。
別に離すつもりもないが。
洗濯がもう終わっているため早く取り出したいのだが、例に漏れず、しばらくはこのままだろう。
「うわっ」
ルフィは彼女を抱き締めたまま、後ろのベッドにゴロンと寝転んだ。
真夏だが、リッチな彼女の部屋はクーラーで程よく冷やされており、彼女を抱き締めていると昼寝をするのにちょうどいい。
「お昼寝?」
「あぁ、昼寝日和だ」
ルフィがギュッと彼女を抱き締めると、ウタもギュッと抱き締め返してくる。
洗濯はもう一回だな。
ウタが寝付くまで、ルフィは彼女の頭を撫で続けた。 - 36二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:35:39
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:36:48
凄い好きな設定と読みやすい文章だから楽しみにしてる
- 38二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:37:21
ダウナー系の解像度が高い
極端にダメなのは何個か思い浮かぶけど珍しいタイプな気がする - 39二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:37:32
すごく好きな文章です
次も楽しみにしてます - 40二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 23:21:59
めっちゃ良かった...!
続き待ってます - 41二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 01:22:11
素晴らしい...
- 42二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 08:49:38
ほしゅ
- 43二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 09:27:35
素晴らしい文豪に出会えた!
- 44二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 09:47:25
ウタはいつからこの性格なんだろう
- 45二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 11:58:28
最高!
ずっとほのぼのでいいから書き続けてくれ!! - 46二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 12:02:48
肉体関係ありそうな遠慮のなさ。
ここのルフィは性欲薄いタイプで、求められないウタが不安になり、思い詰めて押し倒したって過去がありそう・・・ - 47二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 18:26:52
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- 48二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 20:54:36
こういう日常をいつまでも書いてくれるとうれしいです!
- 49二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 00:16:03
- 50二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 06:11:02
たのしみにしてます!!
- 51二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 13:24:57
ほ
- 52二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 17:58:18
待ってます!
- 53二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:28:00
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- 54二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:28:28
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- 55二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:29:16
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- 56二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:33:25
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- 57二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:36:29
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- 58二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:39:32
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- 59二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:48:03
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- 60二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 19:49:34
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- 61二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 20:04:23
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- 62二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 20:25:23
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- 63二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 22:21:13
ムジ?
- 64二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 22:27:37
リベリオンってAdoの新曲ネタかな?
- 65二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 03:36:37
ほしゅ
- 66二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 11:32:50
保守
- 67二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 11:37:25
楽曲に嫉妬するルフィは非常に癖なのでガンガンみたい
- 68二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 15:10:30
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 16:05:58
このレスは削除されています
- 70二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 16:07:21
書くときはどこに載せたか教えてくれると嬉しい、、、
- 71二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 16:39:31
このレスは削除されています
- 72二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 20:56:56
書いてる時は気にしなかったけど、今読み直すと、前半までの雰囲気と後半ぶれてる気がすんなー……。
勝手でごめんだけど、軌道修正して日常物にする。
途中からR-18方面で書こうと思ったけど、やっぱ変えるのは良くないね。 - 73二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 21:22:48
ちなみにここは落としといてくれ。
多分続きはない。 - 74二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 06:21:37
わかった