［SS］わんぱくデカヌチャンの大冒険

1二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:39:49

あるところにトレーナーと一緒にバトルすることが大好きなデカヌチャンがいました
彼女はいっぱい戦わせてくれるトレーナーのことが大好きで、トレーナーも彼女を可愛がっていました
ところがあるときデカヌチャンはトレーナーと喧嘩してしまいました。理由は彼女が壊れてしまったハンマーの代わりを作ろうと家の金属を勝手に使おうとしたからです
デカヌチャンにとってハンマーは戦ったりベッド代わりに使ったりするのでとても大切なものです

ですのでデカヌチャンは何度もお願いしましたがご主人はわかってくれません
彼女は腹を立ててトレーナーが外出した隙に家を飛び出してしまいました

2二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:40:08

しばらく歩いていると美味しそうにスクラップを食べているココドラの群れに会いました、このスクラップを使えばいいハンマーが作れそうです
「ココドラさんココドラさんお少し鉄を分けてもらえませんか」
「ふんっお前のような雑魚に譲るわけがないだろう」
ココドラさんは優しく断りました
デカヌチャンはこいつでハンマーを作ればいいのができそうだと考えましたがやめました
なぜなら彼女はトレーナーさんとバトル以外では喧嘩はしないという約束をしているからです。彼女はトレーナー思いの優しいポケモンなのです
気絶したココドラを傍にまたデカヌチャンは歩き始めました

>>6 >>8 >>16 >>24

3二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:40:30

次にデカヌチャンは洞窟で仲良く鉱石を食べているドウゾウさんの群れに出会いました
「ドウゾウさんドウゾウさん少し鉱石を分けてはくれませんか？」
「いいですよ、どうぞうどうぞう」
心優しいドウゾウさんは鉱石をたくさん分けてくれました
喜んだデカヌチャンは早速ハンマーを作ろうとしました。しかしそこで問題が発生しました
鉱石は鉄より脆いのです、そのせいかなかなかうまくハンマーを作れません
「ごめんなさいドウゾウさん、この鉱石はお返しします」
うまくいかずにショックを受けたデカヌチャンはトボトボとまた歩き始めました

>>17

4二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:40:57

それからも彼女はいろんな鋼タイプのポケモンに相談しましたがなかなかうまくいきません
中には彼女を見ただけで逃げてしまうポケモンもいました
そろそろ帰ろうかと悩んでいるとふと彼女は気づきます。長い間いろんなところを歩いてしまったせいで家の場所がわかりません。デカヌチャンは後悔しました、いつも不安を紛らわしてくれるハンマーもトレーナーもどこにもいません
彼女はもうトレーナーと会えないかもしれない不安から泣きそうになってしまいました
その時です

5二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:41:18

「あーーやっと見つけたーーー」
人の声が聞こえました、まだ最後に聞いてから1日も経ってないのに随分と懐かしい声です
デカヌチャンが顔をあげると大好きなトレーナーが走ってこちらにきていました。
彼女は大喜びでトレーナーの元に駆け寄りました
「もー探したんだよー」
「あのあと急いで鉄を買いに行ったんだ、帰ったらいなくなってたからびっくりしたよ」
そうです、トレーナーはあのあと急いでデカヌチャンのためにハンマーの素材を買いにいったのです
デカヌチャンは申し訳ない気分になりました
「じゃあ帰ってサンドイッチを食べようね、ごめんね怒っちゃって」
そう言ってトレーナーはデカヌチャンを抱えて帰路につきました
デカヌチャンは帰ったら前よりかっこいいハンマーを作ってトレーナーをびっくりさせてあげようと心に決めました

6二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:42:39

>>2

あれ？ココドラしれっとやられてる？

>>9 >>21

7二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:43:17

何が優しいだコノヤロー

8二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:43:27

>>2

コイツでハンマーを作れば良いのが出来そうだと思いましたが←蛮族…

9二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:45:09

>>6

一瞬こわいかおZでも出ちゃったんだろ