- 1二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:03:38
むかしむかし、あるところにとても真面目で、はたらきものの、一人のきこりがいました。
「しゃあっ！きょうもがんばって仕事をするぞ！」
きこりは毎日毎日、いっしょうけんめいはたらきました。
ある日、きこりはいつものように、いっしょうけんめいはたらいていました。
ところがうっかり、だいじなオノを池におとしてしまったのです。
「なにっ。しまった。あ～……こまったなあ。あのオノがないと仕事ができないよぉ……」
そのとき、なんと池が、七色にかがやきはじめたのです。
きこりもびっくりしています。するとどうでしょう。
池の中からﾊﾞｷｯﾊﾞｷｯ - 2二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:04:11
御昔話だあっ
- 3二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:06:15
なんと、池の中から尊鷹さまがあらわれたのです。
「あなたはどうして、そんなに泣いているのですか？」
そう聞かれたので、きこりは
「じつはこの池に、だいじなオノを落としてしまったのです。」
「それは気のどくだ。ところで…あなたの落としたのはこの金のオノではないか？」
「いいえ。ちがいます。」
「それではこの銀のオノか？」
「いいえ。ちがいます。わたしが落としたのはジャッ プより汚い鉄のオノです。」
きこりは正直に答えました。 - 4二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:09:18
「ほう。正直者ですね……！」
「あなたはたいへん正直です。ほうびにこの、金のオノと 銀のオノをさしあげましょう。」
「ありがとうございます！」
そのようすを、木かげから一人の野蛮なきこりが見ていました。
「よしっ。おれもあの方法で金と銀のオノをもらっちゃおう。」
なんということでしょう。野蛮なきこりは、わざと自分のオノを池になげいれたのです。
「よしよし、これで尊鷹があらわれるはずだ。」
すると…… - 5二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:12:12
先程とはちがい、土竜さんが現れたのです。
野蛮なきこりは困惑しましたが、話を続けました。
「フェッフェッフェッ。あなたはどうして、そんなにないておるのですか？」
「わたしのだいじなオノを、この池に落としてしまったのです。」
「そうかそうか。あなたが落としたのはこの…金のオノですか？」
もちろんちがいます。しかしきこりは金と銀が欲しかったので… - 6二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:12:32
性格に問題があると思われるが…
- 7二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:13:06
ふぅん正直なら人種差別もいいということか
- 8二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:17:18
「そうですそうです！！それと銀のオノも落しちゃったんですよ！」
「フェッフェッフェッ。あなたはうそつきじゃ……残念だがオノをあげることも、返すこともできないな。」
きこりは嘘をついたので、オノを取られてしまいました。
すると……
「貴様ーッ！俺を愚弄する気かあっ」
野蛮なきこりは、ライフルを出してきたのです。
「はーっ 土竜よ死 ねっ」
かわいそうに……土竜さんは射殺されてしまいました。
「よしっ 土竜を殺してやったぜ。これでオノは俺のものだ。」
野蛮人は帰るしたくをしました。すると……
ﾊﾞｷｯﾊﾞｷｯ ﾊﾞｷｯﾊﾞｷｯ - 9二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:22:16
なんと、土竜さんの正体は尊鷹さまだったのです。
「貴様のような、よこしまなやつを騙すために正体を隠していたのに……銃を出すなんてな。」
「貴様には罰をあたえる必要があるな。灘神影流、塊蒐拳」
野蛮なきこりは尊鷹の技をくらって、吹っ飛んでしまいました。
野蛮なきこりは、金のオノを手に入れるどころか“余命5年“の人生を送ることになってしまったのでした。
めでたし、めでたし。 - 10二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:22:31
知ってた
- 11二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:23:52
あの…原作より酷い目に遭ってるんスけど…いいんスかこれ
- 12二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:26:10
- 13二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:07:39
自業自得を超えた自業自得だと思われる
- 14二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:10:41
まさしく己の悪習因果なんだよね、怖くない？
木こりの方が悪いからやめろとはいわんがなブヘヘ