【閲覧注意】アオイちゃんはクソ強いからありえないことなんだが

  • 1二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:24:14

    たまたま偶然モンスターボールやコラミラと離れているタイミングで
    スター団の件を逆恨みしている質の悪い不良集団に生身で襲われて
    薄暗い倉庫で代わる代わるにブチ犯されてるところを、駆けつけたボタペパネモに見つけてほしい
    一番最初に見つけるのはボタンが良い

  • 2二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:24:49

    いやペパーだろ

  • 3二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:25:21

    なんでポケモンを手放すなんて自殺行為を…

    あと可哀想だから直前にしろ

  • 4二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:28:41

    ネモの権力とボタンの技術力で相手を地の果てまで追いかけてきそう

  • 5二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:29:26

    しばらくは三人が一緒じゃないと暮らせないくらいの精神状態に追い込まれてるアオイちゃんが見たい

  • 6二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:30:08

    シチュはわかる気持ちと、テラスで不動のせいでゴリラになってしまった主人公の脳内イメージが反発しあってる

  • 7二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:30:41

    襲う寸前でごすずんの匂い辿ってきたコラミラに半殺しにされかけるのもあり

  • 8二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:33:55

    シャワーで綺麗にしなきゃいけないのに放心状態でなにも出来ないアオイを介護するように一緒に風呂に入るボタン
    いつもの快活さは影もなくひたすら怯えていたので苦労して一通り身体を流し終わった後、唐突に涙を流して「まだ汚れてる」と繰り返して肌が赤くなるまで擦り続けるアオイとそんな彼女を見て「うちが満足行くまで"キレイ"にしてあげる」と爛れた関係を持ち始めるボタン…

  • 9二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:33:59

    ポケモン達がネモ、ボタンペパーと一緒に遊びたそうにしてたからたまにはお泊まりしておいでってやってそう
    信頼できるライバル達だからポケモンを預けることができたし初心を思いだす気持ちで学園の外とか出たり屋台巡りしてたのかもしれない

  • 10二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:36:28

    >>7

    普段の駄犬っぷりが吹っ飛んでドラゴンポケモンらしい激昂した様子を見せるんだよね…

    でも殺しまでするとコラミラの立場が不味いから必死に止めるしかないという

  • 11二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:38:56

    そういやこの世界って警察居た?

  • 12二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:39:47

    >>11

    おまわりさんも国際警察もおるやろ

  • 13二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:39:49

    不良なんてパンで挟めば消えて無くなるわ

  • 14二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:40:47

    >>12

    パルデアに居たっけなって

  • 15二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:42:06

    トラウマからくる男性恐怖症でペパーに近付けないんだよね
    軽く触れただけで吐きそう

  • 16二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:56:11

    >>15

    サンドイッチだけが交流の起点だから、どんどんバリエーションも増えるし腕も青天井で上がる

    でもペパー君自身は、こんなことが理由で上達したくなかったって胸がじくじく痛むばかり

  • 17二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:57:02

    >>15

    気分悪くなってるところをペパーがいつものように介抱した瞬間に吐くのは普通にありそう

  • 18二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:04:00

    なぁ、かわいそうだから相手の不良男じゃなくて女子にしない?
    そっちの方が心ヨワヨワのワシには精神的に優しい

  • 19二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:13:39

    俺も心弱いからトラウマでスター団と同じ夏の制服見るだけでフラッシュバックしてしまうようになって、
    寮の部屋にお見舞いに来たネモを見て錯乱して「来ないで!」とか「もう許してください!」って言いながら怯えたり吐いたりするアオイちゃんとそれで気を遣いながら着替えるために部屋を出ていくネモで勘弁してほしい

  • 20二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:36:16

    なんでお前ら女主人公にトラウマ持たせたがるんだ

  • 21二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:36:45

    >>18

    女不信になって地獄なの変わりゃしねぇじゃねぇか

  • 22二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:37:15

    >>20

    あにまん民が陰湿リョナラースカフェチしか居ないのは周知の事実だろ

  • 23二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:55:51

    >>21

    ネモとボタンならどうにかしてくれる。でもペパーはただただ鬱い

  • 24二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:38:19

    あーあ誰かSS書いてくんねーかな!

  • 25二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:39:00

    >>24

    お前が書くんだよ!

  • 26二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:46:12

    女がリーダー格で男にぶち犯されてる様を笑いながら動画に撮ったり殴ったりしてるのが一番最悪度高くてええで

  • 27二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:17:08

    闇の幻覚

  • 28二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:22:27

    >>25

    24じゃないけど少し書きます



    「……なんなん…………これ」


    「………………ぁ……」


    ここは悪夢だった。路地裏を抜けた先、薄暗い倉庫のさらに裏、唾が吐かれてそうな汚い場所。

    うちの宝が、穢されていた。

    ここに来たのはなんとなく、という訳ではない。最近スター団を恨んでいるだとかの関係で怪しい動きがあったという話はちょくちょく聞かされていた。特にテーブルシティの裏通りは、鬱屈した人間がよく溜まり場にしていて他の人間にとっては臭いもひどく行こうと思える場所ではない。


    それでもうちは元スター団のマジボスだ。奉仕活動をする集団と化したとはいえその周囲をきな臭い連中がちまちまと這い回るのは気に食わない。

    だから万が一の為に自慢のブイズ達は全員連れてきた。そんな徒党を組まなきゃ、否組んでも表立って動けやしない卑屈な連中に負けるわけがないと思ってた。なのに。

    目の前の親友が汚れている。穢されている。コンクリートと排気口、そして汚らしい臭いで。それでも彼女は気丈に、無理に振る舞う。


    「…………お、…おはようボタン……えへへ。ご、ごめんね汚い格好見せちゃって……」


    「何言っとん……なんで…こんな」

  • 29二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:22:38

    最終的にはクソ強いかもしれないけど初心者なら誰しもめのまえがまっくらになる事はあるだろうしそういうアオイちゃんなら可能性はいくらでもある

  • 30二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:24:02

    「…………分かんない、です……」

    「ポケモンは!?あの子だっておったよ?!」

    「……!」ビクッ

    「ご、ごめん……」

    「…………預け、てたの。…………かえるね」

    「そん、そんな格好じゃ……これ羽織って。……寒いでしょ?……ついてく……しん、心配」

    「やめて!……ください……お願いします……1人がいいの」

    「でも……」

    でも。それに続く言葉をうちは知らなかった。だってこんなアオイは知らない。いつも自信満々で、好きに冒険して回っていた憧れの人がこんなにされるなんて思っても見なかった。
    なんでうちじゃないんだ。なんで一緒にいてあげられなかったんだ。なんで守れなかったんだ。何も返してあげられない。ふざけるな。決して許さない。
    そんな怒りが、かつてのようにぐつぐつと煮え滾り始めた時、アオイはこう言い放った。

    「何もしないでね……もう嫌」

    ボタンは宣告された。怒りは誰も慰められないことを、アオイ本人に。その無感情の宣告は、しかし大事な何かを幾つも失っていることを伝える。

    「……じゃあね!また!」

    「…………また……ね」

    何も出来ない無力が暗い鏡に映し出される。
    ネモやアオイに言われて整え始めた爪の痕。今のボタンの手の中にはそんな些細なものしかなかった。

  • 31二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:30:26

    抜いた
    じゃない泣いた

  • 32二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:34:53

    可哀想なのは抜けないけどそれはそれとしてアオイちゃんがペパーに触れられて吐いてしまって申し訳ない気分になるペパーは見たい…矛盾する気持ち…

  • 33二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:52:08

    なあ、本懐も果たした事だしさ

    ちゃんと不良グループ潰しとこうぜ
    許せねえよ俺

  • 34二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 23:57:47

    自分が発足したスター団(宝物)の残党が
    大好きな友達(宝物)に
    一生モノの傷をつけたことを知ったボタン…
    美しいですね…

  • 35二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 00:31:52

    どうしてボタンはこう湿った重い感情を主人公に向けるのが似合ってしまうんだろうか

  • 36二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 00:34:43

    ここのミラコラ二体目みたいに冷酷/凶暴になってしまう…

  • 37二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 00:51:02

    別人だけど見つかる直前のアオイ視点の妄想だけ供養

    「あー、ヤったヤったwwwあっ、これ言っとかないとな、お疲れさまでスターw」
    「もう解散したのにまだそれやんの?wぶっちゃけダサいんだけどw」
    「…ぅ……あ…」

    そう笑いながら出ていくあの人達を見て、ようやく私は解放されたことを理解した。

    …。

    あの人たちが去った後、どれくらい時間が立ったかはわからない。

    私は身体を起こし、ずっと倉庫の出入り口を見つめていた。
    これは悪い夢だろうか?
    そう考える自分に対して身体中に感じるベタつきと股下の違和感がこれが夢じゃないと私に訴える。

    「帰って…服…着替えなきゃ…」

    そう自分に言い聞かせ、遠くに投げ捨てられていた鞄へと向かう。

    「んっ…」
    足を動かすたびに下腹部に感じる不快感。
    私はそれを堪えながら少しずつ歩いた。

  • 38二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 00:51:37

    ようやく鞄に辿り着き、奪われていたスマホロトムの電源を入れる。
    そうだ、このことを通報しないと。
    そう思い電話アプリを開くと不意にボタンの名前が目に入り手が止まる。

    「…どうしよう」

    このことがボタンに知られたら彼女は自身を責めてしまうのではないか。
    それに相手が元スター団だと広まれば彼女までまた虐められてしまうのではないか。
    そのことが頭を過り、スマホロトムを操作していた指を止める。

    「私が黙っていれば…明日からはまた元通りになる…はず…」

    そうだ、そうすれば私以外誰も傷つかずに済むのだ。
    普段の日常が壊れてほしくない。
    壊れてしまうのが怖い。
    なら私だけで抱え込んでしまおうか。

    「ロトム…このことは誰にも…」
    私がスマホロトムに向かってそう言いかけたとき…

    「アオイ…?」

    その声と共に私の青春が完全に壊れる音がした。

  • 39二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:03:31

    素晴らしい

  • 40二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:10:57

    >>24

    良いんですか?初めてSSを書こうとしている初心者の駄文をこのスレに打ち込んでしまっても

  • 41二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:12:24

    >>40

    ああ…おかわりもいいぞ!

  • 42二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:15:06

    >>27

    うわぁ!急に神絵が飛び出してきた!

  • 43二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:16:20

    >>41

    遅いので明日覚えてたら書きます…

  • 44二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 01:20:12

    >>15

    しかし段々恐怖薄れるけど男性恐怖症だけは治らずまともに会話できるのはペパーだけ(それもどこか少し無理してる感)

    がいい

  • 45二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 08:59:06

    アオイちゃん他主人公より幼いからこういう曇らせだと他主人公以上にかわいそう感出る

  • 46二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 10:16:08

    似たシチュの本はいずれ出そう
    救いは無いバージョン

  • 47二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 10:17:13

    バカ野郎!
    俺は傷ついたアオイちゃんを支える3人が見たいんであって救いがない胸糞が読みてぇわけじゃねぇんだよ!

  • 48二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 10:24:28

    穢されるアオイちゃんが見たいんじゃなくてアオイちゃんを支えつつ曇る3人が見たいんだよなぁ…
    3人に迷惑かけてるって自己嫌悪するアオイちゃんもいい

  • 49二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 10:27:21

    話を聞いた教師陣、ジムリーダーズが総力を挙げて犯人グループを取っ捕まえボコボコにするところまで描写して

  • 50二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 11:31:43

    >>40

    好きなだけかけ

    みんな待ってるぞ

  • 514022/12/04(日) 17:53:06

    書いてたら長くなったんで導入だけ載せます、好評だと続きます

    ──幸せが壊れるのはいつだって突然だ
    その日はアオイに誘われて服を買いに行くはずだった。連日の仕事に疲れたウチを見かねた彼女からの買い物のお誘いはとても嬉しく、いつもなら恥ずかしく感じる「ボタンは可愛いんだからオシャレな服を選んであげるね」なんて言葉も彼女に認められたようでどこか誇らしかった。
    そんな訳で必死に仕事を片付け、珍しく早寝早起きし、一応身だしなみも整えて待ち合わせに向かったのだった。
    それだのに彼女は何分待っても現れなかった。「時間に律儀なアオイが遅刻するなんて珍しいこともあるんだなぁ」なんて思ってスマホの位置情報履歴を確認したウチの頬を冷や汗が伝った。
    「ヤバイ」思うより先に身体が動いていた。
    ───最近、学校近辺でも特に治安の悪いと噂の裏路地。そこが彼女が一晩を過ごした場所だった。
    何があったかなんて嫌でも想像できる、それでも無事を祈らずにはいられなかった。

  • 52二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 18:35:00

    >>51

    続けてくれ

  • 53二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 20:04:50

    >>51

    いいから続きを!

  • 54二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 21:38:46

    >>51

    つ…続きを

  • 554022/12/04(日) 22:51:52

    >>51

    書き終わんねぇので書けてるキリのいい範囲で続きます…あと多分救いはあんまり無い気がします


    「アオイ!だ…」彼女に掛けるはずの"大丈夫?"は路地を入った途端、喉の中で消えてしまった。眼前に広がる想像を遥かに越える惨状を見ればバカにでも『彼女が大丈夫ではない』ということはハッキリわかってしまうのだから。

    ───アオイは文字通り『ヤリ"捨て"』られていた。ゴミ山に横たわる彼女に駆け寄ると目に生気はなく、生臭い異臭と淀んだ空気が瘴気のように立ちこめていた。


    「アオイ!アオイ!ウチのこと判る?」必死に呼びかけても憔悴しきっているのか返事はなかった。

    それもそうだろう、彼女の姿はいま思い返しても無惨なものだったのだから。

    真新しい制服は殆ど剥ぎ取られ、いつかジム巡りの途中に買ったのだと自慢していたお気に入りのタイツは破れ、あちこちに青と赤の傷痕があった。幸いにも、顔には目立つ傷がなかったものの、それが逆に彼女の受けた辱めの酷さを物語るようだった。

    『ウチが慰めればアオイは完全に壊れる』そう叫ぶ確信に近い直感に従い、彼女の私物を拾い集めるとリュックに常備されているアウトドア用のレインコートを着せて彼女の自室へ連れ帰る事にした。

    「こんなときに限って役に立つとかド・ムカつく親父なんですけど…」誰にぶつけるでもない八つ当たりがただ虚しかった。

  • 564022/12/05(月) 00:18:35

    >>55

    ある程度書き溜め次第続きを置いていきます


    部屋に戻ってやるべき事は学校への連絡とシャワーで冷えた身体を温め、清めることだった。

    学校では「暴行を受けたら身体を洗わずに警察を呼ぶこと」とか習ったけどそんな場合じゃない。一刻も早く汚れを落とさないとアオイがどんどんと毒に侵されてしまう気がして、ウチまで狂いそうだった。

    「ほら、シャワー浴びよ?"服脱げる"?」

    それを聞いてビクついたのが、その日は初めて見るアオイの生きた反応だった。

    結局、服を脱がすのは諦めて下着の上からシャワーを浴びせていく。

    「アオイ……身体洗うね?」

    ──反応はないが、それは最早どうでもよかった。少しでもアオイを楽にしてあげたかった。髪、腕、足…余すところなく泡で包み優しく洗っていく

    「ウチがキレイにしてあげるから…ね?」

    時折、傷口やデリケート部位に近付くと僅かに身体が硬直するのが彼女の生を辛うじて実感させた。


    なんとか全身を洗い終え、厭に柔らかいバスタオルで水気を拭き取ると少しの間ブイブイにアオイを任せて保健室に電話をすることにした。


    「───はい、保健室です」「先生、アオイが…」

    本題に入る間もなく、ガシャンと大きな音がした。風呂場からだった。

    「アオイ!どう『ねえ、ボタン…私"キレイ"にならないの』」

    駆け込んだ先には赤く染まったタワシを握るアオイが立っていた。

  • 57二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 07:56:01

    いい

  • 58二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 08:35:57

    タワシってのがこびりついた汚れを取ろうとしてる感じが出てて凄くいい

  • 594022/12/05(月) 13:39:10

    >>56

    『私ね、汚れちゃったの。だから頑張って洗ったんだけどダメで…だからタワシで擦ったんだけど逆にどんどん赤く汚れちゃうの…』

    「とにかくそれはダメだよ、傷ついちゃうし…」

    『?私もう傷だらけだから問題ないよ?ねぇ、ボタン…ボタンが私をキレイにしてくれるんでしょ?洗ってよ』

    「落ち着いて?アオイ?ね、ウチがついてるから」

    『洗っても洗っても私じゃダメなの、汚れたままなの。ボタンお願い、洗ってキレイにして』

    縋るような笑みでタワシを差し出す彼女に頭がどうにかなりそうだった。

    『どうしたの?大丈─「落ち着けよ!!」』

    突然の大声にアオイは胃液と食品でないナニカの混ざったものを戻しながら泣き崩れていた。泣きたいのはウチの方だ。どうしてアオイがこんな目に遭わなきゃいけないんだ…

    「─さん?ボタンさん?」

    ミモザ先生の声がウチだけを正気に引き戻す。

    とにかく先生に頼ろう、そう決めてアオイを抱きしめながら助けを求めた。


    ────ミモザ先生にアオイを引き渡してから、ウチは自室で彼女のスマホから犯人の顔データを取り出す事にした。

    エリアゼロに行く時にオモダカさんに頼まれて入れておいた周囲の様子を録画する機能がこんな形で役立つのは癪だったが、彼女にしてやれることはコレくらいしかなかった。結局、全員分のデータを警察に提出し終えたのは深夜になってだった。(続)

  • 60二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 13:49:00

    >>14

    確かにいねぇな

    よしっ! ガラルから連れてきてやったぜ!

  • 61二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 14:16:07

    >>60

    この顔で暴行犯射殺してそう

  • 62二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 14:19:51

    >>59

    ポケモン世界なのに妙に生々しくて好き

    スリーパー♀先輩記憶弄ってあげて……

  • 63二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 14:39:54

    ふむ…

  • 64二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 20:14:03

    知らん間にssが投稿されてた
    いいぞ

  • 65二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:05:03

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:24:31

  • 67二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:41:20

    よくも…アオイを…ゆ〝る〝さ〝ん゛!゛!゛

    ってキレてくれそう

  • 68二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 07:33:59

  • 69二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 13:18:08

    続きを信じて保守

  • 704022/12/06(火) 13:21:09

    >>69

    続き書いてるけど濡れ場が上手く出力できなくて困ってる…文才が欲しい…

  • 71二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 19:21:30

    ポケモン世界最大限の責め苦ってなんだろうな?
    とりあえずマサキのマシンでポケモンと融合させて簡単には死なないようにはするとして

  • 72二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 00:09:58

    保守

  • 734022/12/07(水) 01:33:15

    >>59

    作業を終えて一息つくと無性に腹が減ってきた。一日中気を張っていたからか全身から疲れが溢れ出すのを感じる。

    夜食を食べたら風呂に入って寝たほうがいいな、給湯器のスイッチを入れながらそんなことを考える。夜食は食堂のサンドイッチにしよう、確かクーポンが届いていた筈だ。確認のためメールを開くとアオイからのメッセージが溜まっていた。『一人は恐いから部屋に来て欲しい』大半がそんな内容だった。

    学食に寄ってから向かうことを告げると電光石火で部屋を出た。少しでも長く側にいてあげたかった。

    ───部屋に着くとアオイはベッドに座っていた。

    『遅いよ…』

    「ごめん、学食寄って来たし…てか何か食べる?お腹空いてるでしょ」

    『昼、先生にゼリー貰ったから、いいや』

    「いや、食べなきゃ身体に悪いし…ほら、ちゃんと好きなの買ってきたから一緒に食べよ?」

    『──ありがと…』

    やはり、いつものような元気はないようだった。

    「ほら、あーん」

    パンの端を食べやすいよう千切って差し出すとアオイはゆっくりと噛みはじめた。一口、また一口と雛鳥に餌付けをするようにパンをアオイの口内へと運ぶ。時折指先に残るソースを舐め取ろうと吸い付く唇や勢い余って食い込む歯の圧力、そしてパンを受け取る際に指の腹を撫でる舌の感触が不思議な興奮を煽った。

    そうして二人で一本目を分けた後はアオイの食欲も多少戻ったようで残りのサンドイッチはあっさり無くなってしまった。いつもなら話しながら食べるのに黙っていたせいかも知れなかった。

    食事の間、アオイは常にウチによりかかったままだった。普段とは違うアオイの表情と間近に感じる体温とで心臓が早鐘を打っていた。鼓動すらうるさいほどの心地よい静寂が二人を包んでいた。

    (続)

  • 74二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 10:34:06

    続きてんじゃん保守

  • 75二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 16:43:06

    なんか誤解が起きてないか?「不良集団」ってのはスター団に逆襲されて退学した連中じゃないの?なんか見てると、スター団残党って感じになってるからさ。

    まぁどっちでも抜けるからいいんだけどね。ブヘヘ

  • 76二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:54:25

    >>75

    解釈は無限にあっていい

    個人的にはボタンが曇るからスター団関係がいいね!

  • 77二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 00:56:10

    まあスター作戦の後に入ったたち悪い連中がスター団の中にいてスターダスト作戦でマトモに成ったからって同じような奴と連んでるのは有るかも

  • 784022/12/08(木) 10:59:55

    ワクチン打って倒れたので2日ほど更新ほぼ無いです
    他の人のも読みたい

  • 79二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:29:34

    まだ続きそうなので

  • 80二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:31:31

    仮に落ちたら続き書いてスレ立てして欲しい
    このスレをリンクに貼っとけばいいだろうし

  • 81二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 10:12:59

  • 824022/12/09(金) 16:07:27

    ノート見たらちょっとだけ書き溜めてあったので後で上げます

  • 834022/12/09(金) 20:18:27

    >>73

    添削があんま出来てないのでいつも以上に駄文です…


    サンドイッチを食べ終えるとすっかり手持ち無沙汰になってしまった。しばらくはラップ紙を弄って誤魔化していたけれど、結局沈黙に耐えきれなくなってしまったので部屋に戻ることにする。

    「夜食食べたし、アオイも少し元気になったみたいだし部屋に戻るわ…」

    『帰っちゃうの?』

    「いや、もう遅いし…てか風呂炊いてきちゃったし…」

    『じゃあさ、ボタンの部屋行っていい?』

    断る理由も断れるワケもなかった。


    ───部屋に戻ると風呂はすっかり沸いていた。

    『──お風呂まだなの?』

    「うん、すぐ上がるからちょっと待ってて」

    『私も入る』

    「──わかった、着替えとか用意するね」

    部屋の片隅に積み上がった洗濯済み衣類の山からなるだけ綺麗なものを見繕ってアオイに渡す。下着は上のサイズが足りなかったので下だけ渡した。なんだろう、この敗北感は。

    ついでに見つけた仕送りの入浴剤も使ってしまうことにした。湿気てるけど溶かせば問題ないはず…だよね。

    「コレ入れて先に入ってて、その間ベッドの準備しとくから」

    『一人にするの…?』

    「あんなことあったし一人がいいかなって」

    『昼間見たじゃん…それに良いよ、ボタンになら』

    脳がその言葉を理解しきる前に、ウチは湯船に浸かっていた。

  • 84二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 21:23:30

    40じゃなくてすまんな

    ミラコラ2号戦で「逃げる」を押すと「ここで逃げたらみんなが危ない」みたいなメッセージが出るんだ…こうしたら強いアオイちゃんでもいけるんじゃないかなって妄想


    「い、やだ、離して……っ!」
    じたばた暴れると、男が体勢を崩して何とか腕の中から抜け出せた。ふらつく足で路地裏を出ようとした瞬間、背中にケラケラと笑い声が投げられる。

    「いいのかなぁ? アンタが逃げたら次は"大切なオトモダチ"に手ぇ出すだけだけど」

    「ボタンとかいうヤツを直接ヤッてもいいし」
    「生徒会長サンだって数居りゃイケんだろ」
    「ペパーもマフィティフ脅せば何でもしてくれんじゃねえの?」

    キャハハと甲高い笑い声が上がる。リーダー格であろう少女が、口元にスマホを当ててニヤリと笑った。

    「で、どーするのアオイちゃん?
    友達みがわりにして、逃げてもいいんだよ?」

    舐め回すような視線が向けられて、身体が麻痺したように動かなくなる。

    わたしが逃げたらみんなが危ない。
    そんなのダメだ。大切な友達たちが、こんな悪意に傷つけられるのなんて絶対にダメだ。
    わたしが逃げなかったら、みんな無事……なら…わたしは……

    震える腕を抱きしめながら、わたしは小さく頷いた。
    下卑た笑みを浮かべた男たちの腕が伸びてきて暗がりに引き摺り込まれる。大丈夫だ、友達を守るためだもん。大丈夫、怖くない、怖くない……

    パシャッと鳴ったフラッシュに視界が白く染まる。浮かんだのは、大切な友達たちの笑顔だった。

  • 85二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 21:24:39

    いいですねいいですね

  • 86二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 01:45:13

    ほしゅほしゅ

  • 87二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 01:58:20

    ほしゅ

  • 88二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 10:25:22

    しれっと男もイケるしな(ヌッ)されそうになるペパー…

  • 894022/12/10(土) 19:47:45

    明日には続き出します…

  • 90二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 00:29:32

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 00:52:42

    アギャス

  • 92二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 00:56:55

    ペパーに何する気だよ
    あとあのマフィティフはパンピーが生身で脅せるレベルじゃねえよ

  • 93二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 01:56:12

    秘伝からスパイス×4に辛い具材ばかり乗せた具材乗せパンを食わせる……?

  • 94二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 13:30:23

    ほしゅ

  • 95二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 22:43:23

    保守

  • 96二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 07:56:28

    保守ついでにSS貼るね…クソみたいな長文許して…

     校舎の陰でうずくまるアオイを見つけたのは偶然だった。
     あの事件に遭ってからアオイを見るのは初めてだった。先生伝いに「男性が怖くなってしまった」と聞いて、心配だったがなるべく会わないようにしていた。

     今思えば先生かネモたちを呼ぶのが一番良かった。だけど、力なく地面にへたり込んだアオイの姿を見て、何も考えずに側に駆け寄ってしまったのだ。

     アオイの名前を呼びながら側に膝をつくと、ガバッと振り向いたアオイの喉が「かひゅっ」と変な音を鳴らした。

     青白い顔で咳き込むアオイを落ち着かせるために背中に手を当てる。アオイがオレの手を跳ね除けたのと、彼女が吐いたのが同時だった。
     吐瀉物がズボンの裾にかかる。アオイは一層顔を青くして「ごめんなさい」と怯えたように唱え続けた。

    「だ、だいじょぶだ。アオイ、大丈夫だから」

    「やだやだ、ごめんなさいっ、ゆるして、もうやめて……!」

     伸ばしかけた手を見てアオイは首を振る。涙と鼻水と胃液でぐちゃぐちゃになった顔で必死に拒絶する様子に思考が止まってしまう。

     どうすることもできずにいると、背後から「アギャ!」というポケモンの声とアオイを呼ぶ声が聞こえてきた。
     ミモザ先生とキハダ先生がアオイに駆け寄る。

    「キハダ先生! 保健室まで運んで!」
    「任せろ!」

     二人の声がどこか遠くに聞こえる。とさっ、と行き場を失くした手が地面に落ちた。

  • 97二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 08:06:57

    >>96 続き


    アオイが連れて行かれるのを呆然としたまま見送って、ぼんやりとしたまま部屋に戻った。

     自惚れていたのだ。オレは友達だから他の男とは別なんだって。いつも通り接してくれるんじゃないかって。ショックと無力感がのしかかって身体が重くなる。


     このまま何もできずに遠くで苦しむアオイを見るしかないのだろうか。

     アオイはオレのことを助けてくれた恩人で、大事な友達だ。何でもいいからアオイの役に立ちたい。一人だけ何もできないなんて嫌だった。


     でもオレに何ができるのだろう。ネモのような人脈や権力も無ければ、ボタンのような技術も無い。

     心配そうに見上げてくるマフィティフを見て、アオイの窶れた姿と、弱っていた頃のマフィティフの姿が重なる。このままなら、アオイが弱って死んでしまうのではないかという思考に至った瞬間、駆り立てられるようにオレはキッチンに立っていた。


     作ったサンドウィッチは、直接渡されるのは嫌だろうからボタンに渡してもらうようお願いした。ボタンは何か言いたげにしていたが了承してくれた。



     メッセージが来る確証は無かったが、祈るような気持ちでスマホロトムを見つめる。しばらくするとピコンと軽やかな音と共にメッセージが表示された。


    『サンドウィッチ、ありがとう』

    『食べてくれたのか?』

    『うん、おいしかったよ』


     思い出すのはアオイの笑顔だ。サンドウィッチを頬張って、美味しいって目を輝かせてた。

     頑張らないといけない。またアオイがあんな風に笑えるように。……たとえ、それをオレの目で見れなかったとしても。

     ネモやボタンはアオイの側にいてやれるけどオレにはこれくらいしかできないから、せめて。


     パシンと顔を叩いて気合いを入れる。

    「やるぞ、マフィティフ!絶対にアオイが元気になるようなサンドウィッチを作る!」

     横でマフィティフが「バフ!」と力強く吠えた。

  • 98二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 08:08:06

    >>97 最後です


    『サンドウィッチ、ありがとう』

    スマホロトムでメッセージを送るとすぐに既読が付く。

    『食べてくれたのか?』

    『うん、おいしかったよ』


     メッセージを打ち終わると、力無く腕が落ちる。

    どの口が言うんだか。吐き過ぎてぼんやりした頭でそう思った。


    「……その……無理そう、なら、受け取らんくても良いって……」

     そんな言葉とともに渡された綺麗なサンドウィッチ。何度も見た、形の整ったペパーのサンドウィッチだ。

    「ありがとう」と言って受け取ると、ボタンはホッとしたように息を吐いた。


     ボタンが帰った後、わたしはサンドウィッチを入ったバスケットをどうしようかと考えていた。


    食欲は依然と湧かなかったが、一口だけ押し込むように食べて、残りはポケモン達にあげようかと思ったけれど、コライドン(ミライドン)や他のポケモンたちがひどく心配そうに見るから、安心させるために半ば押し込むようにして食べた。

     いつもより柔らかいパンを使ったサンドウィッチは初めて食べる味で。わざわざ新しいレシピで作ったのだろうか。わたしのために。


     けぽ、と胃酸が迫り上がってくる感覚に慌ててトイレに駆け込む。吐いた中に消化されてないサンドウィッチの具を見て、さらに吐いた。


     ネモやボタンは度々様子を見に来てくれる。先生たちもわたしを気遣ってくれている。ペパーだって、酷いことをしたのにこうして食事を作ってくれた。


     それなのにわたしは、いつまで経っても元に戻れないし、授業だってロクに出れないし、作ってもらったサンドウィッチだって吐いた。大切な人たちに迷惑かけっぱなしで、全部、無駄にしている。


     扉の向こうで心配そうな鳴き声が聞こえるが、それに返事をする元気もない。すえた匂いの篭った明るい部屋で、メッセージの着信音をぼんやりと聞くことしかできなかった。

  • 99二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 17:05:25

    保守

  • 100二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 17:18:27

    うわ、続きが気になる!

  • 1014022/12/12(月) 19:01:36

    >>83


    ──なんでこうなったんだろう

    ウチの目の前でアオイがシャワーを浴びている。

    狭い湯船に浸かっているせいで、どこを向いてもアオイの肢体が目に入る。所々の傷が痛々しくて目を背けようとするけど、メリハリの効いたスタイルの良い肉体が視線を離してくれなかった。

    『なにキョロキョロしてるの?』

    「いやその…ジロジロ見られるの嫌じゃないん?」

    『別に良いって、それに見たでしょ?』

    「確かに昼洗うとき見たけどアレは仕方なかったっていうか…」

    『違うよ…ボタンはさ、見たんでしょ?私が犯されてるところ』『先生から聞いたよ、警察の人に犯人の顔写真渡してくれたのボタンなんでしょ』

    ハッと息が詰まった。と同時に反射で謝罪が口をつく。

    「ゴメン…その…知らない男の人に見られるより良いかと思ってつい…嫌だった…よね」

    『だから気にしてないって、それにさ言ってたよね"キレイにしてくれる"って』

    アオイの顔がずいっと近づく。

    『ココ、一番汚れてるのに洗ってないからさ…"キレイ"にしてよ』

    細い腕がウチの手を秘所に導いた。シュワシュワ音を立てる入浴剤みたいに理性が溶けていくのを感じた。

  • 102二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 04:17:15

    ほしゅ

オススメ

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