- 1二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:41:51
「なあみんな！おれウタと結婚してェ！！」
「ああそう…え？」
「あー…いやナミ、状況を説明させてくれ」
「ウソップ！？今日はお祝いよ！ウタの努力が実ったわ！！」
「聞いてくれナミ、実は昨夜プリンセス・ウタがウソップ工場にきたんだが、それから先刻までこの秘密兵器"ウソップペンデュラム"が見つからなかったんだ」
「なにこれ？ただの釣り糸のくっついた５ベリー硬貨じゃない…あ、この形、まさか」
「お前も覚えてるよな？そう、あの催眠術師の道具を再現してみようとしてな。こいつを揺らしながら唱えることで相手に催眠をかけられるんだが」
「あんたなんてくだらないもの作ってんのよ…」
「いやあほんの出来心で…この類のやつはルフィに特別効くという話をしてからというものの、しきりに借りたがっていてな」
「遂になりふり構わなくなってきたわねあの子…それで、案の定効き目は抜群、作戦大成功ってこと？」
「いいや、大失敗だ…」
「私、ウタと結婚したーい！！」
- 2二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:43:06
この似た者幼馴染共…
- 3二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:46:03
おばか
- 4二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:46:34
自分がウタと結婚するんだって喧嘩しそう
- 5二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:46:51
くそ深夜に見るんじゃなかった腹が捩れる
- 6二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:48:06
どうすんだ、ルフィもウタのコスプレするか？ お前もウタになるか？ なるよな？
- 7二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:51:33
ルフィ「何言ってんだウタ！！ウタと結婚すんのはおれだ！！！」
ウタ「ルフィの方こそバカ言わないでよ！！ウタと結婚するのは私よ！！！」
ルフィ「おれだ！！！」
ウタ「私！！！」
ルフィ「だったらどっちがウタと結婚するかを賭けて勝負だ！！！」
ウタ「望むところよルフィ！！！じゃあ勝負の内容は……」
ルウタ『チキンレース！！！』 - 8二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:57:05
もうだめだ 腹が捩れた
- 9二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:02:47
で、そのウタっていうのはどこにいるんですかい...?
- 10二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:03:53
「ええ…」
「おれがプリンセス・ウタにウソップペンデュラムを返してもらいに行ったときには既にこの状態になってたよ」
「なにやってるのよあの子は…」
「どうやら本人は理解してなかったらしいな…自分自身がルフィと同レベルだってことを」
「ある意味お似合いね」
「なんだとォ！？ダメだウタ！！おれがウタと結婚するんだ！！」
「あんたみたいなガキんちょがウタに釣り合うわけないでしょ！？この私、ウタこそがウタの伴侶に相応しいの！！」
「ふたりとも自分が何言ってるのかちゃんと理解してんのか？」
「ルフィはともかくウタの言ってることはもう意味が分からないわ…それで、どうするのよこれ？」
「どうするって…うーん…」
「ウタに渡す婚約指輪買いたいな！！ナミから次の曲の売り上げを担保にお金借りちゃお！！」
「しばらく放っておいたらダメかしら？」
「いいわけあるかァ！！」
- 11二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:05:36
ナミさん楽しんでいやがる
- 12二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:09:54
コイツらの頭の中にある結婚したい『ウタ』ってのは一体誰なんだ...
- 13二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:33:36
「さて、冗談はさておき」
「冗談の目じゃなかったぞお前」
「うっさいわね！もとはと言えばあんたの道具のせいなんでしょ？どうにかならないの？」
「おれの道具ったって…結局のところ催眠術はかける人間とかける相手の話だからな。一応解除できないか試してはいるんだが」
「解除する方法なんてあるの？」
「ああ、催眠の解除には何かきっかけのような行動や言葉を用意するのがセオリーでな、例えばカウントダウンや、手を鳴らしたりするんだ」
「じゃあさっそくやってみましょ」
「試しにこう、手を鳴らしてみたらよ…」
「わん！」「わんわん！」
「ルフィとプリンセス・ウタが"おすわり"した」
「ええ…」
「おそらく催眠がホントに効くか試そうとしたんだろうが…」
「お試しの催眠にまで二人してかかってるじゃない。バカなの？」
「それは疑うまでもねェだろ」
- 14二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 04:10:20
やばい!!!犬ウタと犬フィはやばい!!!!すごくやばい!!!!
達する!!!達する!!!暴発する!!!! - 15二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 15:06:59
喧嘩は同レベルでしか発生しないってやつですか？
- 16二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 23:09:45
「他の方法を試してみましょ。カウントダウンは？」
「やってみたが『チキンがないんじゃ始められない』って詰め寄ってきたよ。あいつらガキの頃に勝負しすぎてそっちに紐づいてるみたいだな」
「183回もやってればね…他の方法は？」
「あとは…これは試してないが、催眠にかかっている相手を質問攻めにして違和感に気付かせ、催眠状態を解除する方法もある」
「あ、それいいわね。なんで試してないのよ」
「いやあ…試してないというか、試すまでもないというか…」
「どうして？簡単そうじゃない。ちょっとルフィ！」
「わん！」
「おすわりはいいから。あんたどうしてウタと結婚したいの？」
「結婚したいから結婚したいんだ」
「いや、だから…それはどうして？って話をしてるんだけど」
「どうして結婚したいって…結婚したいからじゃねェのか？」
「えーっと…だからねルフィ…あー…」
「そうさナミ、ルフィの場合思考が単純すぎて違和感に気付かねェんだ」
- 17二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 23:23:26
勝っても負けても、まあ2人が幸せそうならいいじゃないか
- 18二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 23:28:00
ルフィがウタと結婚してウタがルフィと結婚すればウタと夫婦になったルフィと夫婦になるのでウタがウタと結婚したということになるのでは？
？ - 19二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 23:30:12
ジャンゴー！助けてジャンゴー！
もしくはマリアンヌー！ - 20二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 23:42:58
「う…ウタ！！」
「わんわん！」
「おすわりはいいって言ってるでしょ！あんた自分で自分が何言ってるのかよく考えなさい！」
「何言ってるって…ウタと結婚したいってだけだよ」
「じゃああんたは誰！？」
「ウタだよ」
「そうねウタ。で、誰と結婚したいって？」
「ウタだよ。あっ！もしかしてナミも狙ってる？」
「そんなわけないでしょ…あんた自分がだれで誰と結婚したいって言ってるのかわかってるの？」
「うれしいなあ…ナミも私のこと好きだなんて。あっ、でもそしたら私と結婚したい同士、ルフィも入れて、私たちライバルだね。ふふっ、負けてあげないんだからね？」
「バカよ、こいつらバカだわ」
「そうじゃなけりゃこんなことになってねェだろ」
「まったく、あんたがなまじ効果のある道具作っちゃったばかりに…」
「いやー自分のことながらこのウソップ様、おのれの才能が恐いぜ！！いで！いでで！足はやめろナミ！！」
- 21二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 03:09:18
どうすんだこれ...
- 22二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 03:29:11
ウタに鏡見せたらえらいことになりそう…
- 23二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 04:31:16
ウタの動画撮影して見せたら効果ありそう
- 24二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 09:17:08
おバカ二人どうすれば･･･
- 25二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 09:20:34
これが同一CPってやつですか
- 26二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 10:07:45
そして同担拒否でもある
- 27二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:16:10
…？
- 28二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:42:32
「もう…催眠術かける度胸があるなら面と向かって告白しなさいよ…他に何かないわけ？」
「ごらんの通り色々と試してはみてるんだが、どれも効果がなくて…相手に好意を向けさせる催眠なんて、そうそう解いてもらっちゃ困るだろうしよ、もしかしたら複雑な条件を」
「それはないわウソップ。だってこれよ？」
「ふふ…どうしよっかな…ルフィともウタとも結婚したいな。ナミも悪くないし…迷っちゃうね？」
「そんなに難しいこと思いつくかしら」
「それは…まあ、そうなんだが…あとはそう、解除のきっかけとなるキーワードを決めておいたりする方法もあるにはあってよ」
「キーワード？」
「ああ。たとえば日常会話じゃ簡単に出ない単語の羅列とか、セリフだとかだな」
「そんなのわかるわけないじゃない…あ」
「どうした？」
「これ、女子部屋に落ちてたメモ！ウタが落としたんじゃないかと思って渡そうと拾っておいたんだけど、なんかいくつかセリフが並んでるだけで、たぶん歌詞か何かだと思うんだけど」
「おお～！まだ世に出回ってない曲の歌詞ってことか！？でかしたぞナミ！もしかしたら催眠を解くためのキーワードかもしれねェ！ちょっと読んでみてくれ！！」
「えっ…」
- 29二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:37:26
「どうしたんだよナミ！？早く読んでくれ！！」
「い…イヤよ！絶対イヤ！！」
「はあ！？」
「ち、違うの！あのねウソップ…」
「このままじゃプリンセス・ウタが自分で自分と結婚しちまうぞ！」
「これを声に出して読むのは…ちょっと…や、やっぱり私このままでいいかも～なんて…」
「はァ！？お前がどうにかしろって言い出したんだろ！！見ろよアレを！！」
「シャンクスとゴードンはなんて言うかな…ふふっ、大丈夫だよウタ。きっとわかってくれるから…それにさ、女の子同士の結婚なんてイマドキ珍しくないんだよ？」
「自分の父親に一人二役でご挨拶に行こうとしてるんだぞ！？」
「勝手に行かせときなさいよ！！」
「一応おれ達はプリンセス・ウタを預かってる身なんだ！！あのわけわかんねェ状態で帰したら最悪四皇と戦争するハメになるんだぞ！？」
「わ…わかった読むわよ！！読むから笑わないでよ！？」
「…すぅ～～……」
- 30二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:40:14
なんだろうこのある意味NTRプレイは
- 31二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:57:53
シャンクスなら笑ってくれねェかな…
- 32二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:08:31
よく見たらルフィともウタとも結婚したいの後ナミも悪くないなとか言ってて草
- 33二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:26:58
「ようウソップ。と、ナミすゎぁ～ん♡こんなところで一体何を」
「恋のギアチェーンジ☆
１・２・３・４・５・アイ・ラブ・ユー♡
麦わら帽子がいつの間にすっかり似合う男の子
私の背だっていつの間に追い抜いちゃって生意気ね
調子はずれの歌でごまかさないで 私の気持ち受け止めて
すきすき だいすき 私のルフィ♡
だめよ誰にも渡さない
私だけの救世主（わおっ！）
すきすき だいすき 私のルフィ♡
いつか二人で新時代
そして二人は幸せに（いぇぃっ☆）」
「は？」
「え？」
- 34二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:39:59
この……この……バカップルが……？
- 35二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:56:36
このレスは削除されています
- 36二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:57:44
えぇ...
- 37二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 01:06:27
「何…？…え…本当に何…？突然どうしちまったんだナミお前…そんな一昔前にアキバで流れてた電波ソングみたいな…ルフィのことそんな風に思ってたのか？」
「ち…違うわよ！メモ！！メモに書いてあったのを読んだだけだから！！」
「みんなプリンセス・ウタの恋を応援してるもんだと思ってたが…そうか、お前もルフィのことが…気の付かない男で悪かった」
「人の話聞きなさいっ！！このメモの内容を読んだだけっ！！！」
「ナミさん…ウタちゃん…おれは二人のどっちを応援すりゃあいいんだ…」
「人の話聞きなさいってば！！」
「なあナミ、おれは思うんだがよ、何も人間はたった一人だけの相手を伴侶とする必要はないんじゃねェか…海賊王になる男ならなおさらそうだろ？お前たちの心持ち次第だが」
「だから聞きなさい！！あんたが読めって言ったんでしょうが！！！」
「そう、ルフィの嫁さんは何人いてもいいんじゃねェだろうか。お前とプリンセス・ウタのうちどちらかが涙を飲むくらいならいっそ」
「聞けーっ！！！」
「そうだ聞けルフィ！！ナミの気持ちを！！！」
「あっち行ってなさい」
「ええ…」
- 38二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 01:06:38
かわいそうなナミさん…ひとえにウタが恥ずかしくなるレベルのラブソングを作詞したせいだが
- 39二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 01:20:45
サンジは仕方ないけどウソップは分かってるだろこの野郎
- 40二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 11:28:06
ほ
- 41二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 11:31:54
合いの手で耐えられなかった
- 42二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 17:37:13
突然展開されるナミさんの羞恥プレイ
- 43二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 18:34:44
ルウタ系のスレで過去1笑ってる最高だわwww
- 44二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 19:13:12
どうしてこう、ナミさんはウタのやらかしに巻き込まれるのが似合ってるんだろう
- 45二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 19:15:34
ウソップとウタはあとでナミさんに拳骨されそうだな
- 46二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:45:41
「なんだ、そのメモを読んだだけか…おれはてっきりウタちゃんだけでなくナミさんという心のオアシスまでもあのクソゴムに奪われちまうんじゃねェかと」
「そんなわけないでしょ…まったく、結局催眠は解けないし…恥のかき損だわ」
「～～…っ！～～…っ！！～～！！！」
「笑い転げてんじゃないわよこの長鼻！！！」
「ナミ…いえ、ナミさん…どうして突然私が温めてたラブソングの歌詞を読んだのですか…？というかどうして知ってるのですか…？」
「あんたもあっち行ってなさい。一生温めてなさいあんなもの」
「だが…うーん、まいったな。もう催眠を解く手を思いつかねェぞ」
「ええ～！？ど、どうするのよこの状況…あんた敵船と戦闘中にうっかり誰か手を鳴らしたりなんかしたら」
「そういやさっきから言ってるけど…催眠ってなんだ？手を鳴らしたら何か起こるのかナミさん？こうかい？」
「あっ」
「わぅん！」「きゃんきゃん！」
「え？」
- 47二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 23:09:34
なんだこのスレおもしれえな
しかしホント、ルウタに苦労させられるナミさんという構図は美味しいな - 48二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 23:27:19
このレスは削除されています
- 49二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 23:28:10
「なるほど、確かにそいつは困ったな…」
「でしょ？いろいろ試してはみたんだけどね…こらウタ、じゃれついてこないの。あーもう、よしよし…どれもダメで」
「きゃん！きゃんきゃん！！」
「お～いルフィ、そっちは危ないからこっちで遊んでろ。ほら、この骨やるから…マズいことになったぜまったく」
「わぉん！わぐっ、わん！！」
「二人とも慣れきってねェか？」
「だって元から犬みたいなもんでしょ」
「そんなことよりお前も協力してくれよ」
「うーん、と言ってもウソップがお手上げとなると、おれにできることなんかねェんだが…」
「どんな些細な事でもいいの！ねえ何か思いつかない？」
「ナミさんのためなら喜んでー！！…んぐぐ……逆の催眠を重ねてかけるってのは…どうだ！？」
「逆…？重ねて…？」
「そう、催眠が解けないなら逆に催眠がかかっていなかったときの状態に催眠をかけて、その催眠さえ解けなければふたりの催眠を解かなくても元と同じになるだろ？あるいは二つの催眠同士がいい塩梅に元通りにしてくれるかもしれない」
「なに？」
「もっぺん言ってくれサンジ」
- 50二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 00:30:20
「ちょ、ちょっと待ってサンジ君…催眠催眠言うからなにがなんだか」
「えーと例えば…ルフィはウタちゃんのことを、結婚するほどじゃないが大切に思っている、って状態に」
「ああ、ウタには自分で自分と結婚したくないするのはおかしい、って状態に催眠をかけるってこと？うーん…どうなんだろ？悪化の予感しかないわ」
「…いやナミ、いいかもしれねェぞサンジの案」
「ホントか？」
「ああ、サンジが言ってるのは、かけた人間が催眠を解除する方法を考えていない、簡単に解けない催眠をかけてしまったって場合に採る最終手段なんだ。現に今ナミには服を脱ぎたくなる催眠と同時に服を厚着したくなる催眠がかかってるんだが、上手く相反して元通り薄着ではあるが服を着てるだろ？その方法をふたりに」
「は？」
「ちょっと待てウソップ」
「ん？ああ、心配はいらねェぞ。ナミにはさっきも言ったが、催眠っていうのは思考や自らの状態に強い違和感を覚えると自然と解かれる場合もある。だからルフィがウタを本気で結婚したいと思えるほど強く好意を寄せたときには結婚したくない催眠を自力で解けるかも」
「そうじゃないわよ。あんた今私に催眠がかかってるって言った？」
「おう。厳密にはおれに金を貢ぎたくなる催眠と本当に大事なことがなければ金を独り占めしようとする催眠と服を脱ぎたくなる催眠と服を厚着したくなる催眠とおれが手を差し出したらお手をする催眠とウソップペンデュラムおよびそれにまつわる一連のやりとりを完全に忘れる催眠が」
「おい…おい！？ウソップ何やってんだ！？まさかてめェナミさんにいかがわしいことをしようと…！！」
「ち、ちがうぞ！？おれはナミがウソップペンデュラムのこと聞いた瞬間おれにくだらない催眠をかけようとして自爆したから仕方なく逆の催眠をかけてやっただけだ！大体目の前の相手が金を貢ぎたくなるなんて催眠を自爆した時点でやめりゃいいのにムキになったりなんかするから…ナミなんで泣いてるんだ！？」
「ウソ…ウソよ…信じない…！私がウタと同レベルだったなんて…！！」
- 51二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 00:33:24
ナミさん……？
- 52二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 00:33:51
お、おい ウソップペンデュラムどんだけ強いんだよ
- 53二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 00:37:40
- 54二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 01:11:38
悲報・ナミさん結構おバカだった
- 55二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 06:46:16
可愛そうに...
- 56二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 07:42:29
>>14 空島()に帰れ
- 57二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 12:51:34
ONE PIECEの催眠能力って希少だけど効き目強いよね
- 58二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:51:50
この調子だとウソップペンデュラムまだまだ余罪が出てきそうだぞw
- 59二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 15:04:52
ウソップペンデュラムが強すぎる可能性が……いやウソップには掛かってないからそうでもないのか
- 60二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 15:27:35
まさかナミさんが最下位レースに躍り出るとは
- 61二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 17:41:37
- 62二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 21:04:40
- 63二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:27:02
「元気出してくれよナミさん…紅茶でも淹れようか？」
「ダメ、立ち直れない…」
「お前の催眠もなんとか解いてやりたかったんだが、お前がムダに催眠術の才能がかけるのもかかるのもあったのに加えて解除の方法も考えずに催眠をかけちまったから…」
「なんでそんな融通の利かない道具作るのよバカ鼻…」
「バカはお前だ…大体こういうのは普通、宴会での余興に使う程度の催眠…ワン・ツー・スリーで催眠が解けるぐらいの軽いものにしておくか一日経ったら解けるようにしておくもんなんだよ」
「…私いつから催眠にかかってるの…」
「２年前だ」
「私２年前からそんな状態になってたの！？」
「２年も経てばさすがに解けたりするもんじゃねェのか！？」
「どうだろうなー…ナミ、お手」
「わん！…ハッ！？」
「まだ解けてないみたいだな」
「…なあウソップ、もしかしたら今のは催眠にかかってた時の癖が残ってただけなのかもしれねェ。今一度確かめるために服を厚着したくなる催眠を解いてみて」
「サンジ君？」
- 64二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:54:05
エネル(とルフィ)は聞いた上で無効なんだぞ
- 65二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:57:29
２年前からかかってるのは草
- 66二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 23:30:37
「それじゃあ早速…まずはルフィにかけるか。二人はウソップペンデュラムをあまり見ないようにしてくれ」
「上手くいくんでしょうね？」
「おれの催眠術の腕はお前が身をもって知ってるだろ？」
「うっ…もういいからさっさとやってちょうだい」
「じゃあルフィ、こいつをよーく見てくれ」
「わん！わん！」
「違う、遊び道具じゃねェ。ただじっと見ておいてくれ」
「なんだよウソップ。これをじっと見てればいいのか？」
「お前はだんだん眠くなってくる…そんでもって次におれが肩を３度叩いて三つ数えるまで、プリンセス・ウタと、まァ結婚したいってほどじゃないが大切な存在になる」
「……」
「さあ…ゆっくりと目を開けろ…ルフィ、お前プリンセス・ウタのことどう思ってる？」
「…ウタ…？…大事な友達だ……」
「結婚したいか？」
「結婚…？結婚…結婚、は…しねェ…でも、大好きだ」
「お…おお！！すげェぞ！ホントに上手くいった！やるじゃねェかウソップ！！いやーよかった！解決しそうだなナミさん！！ナミさん？」
- 67二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 23:43:02
「ウタ…悪くないわよね。顔もいいし、歌声も素敵だし。まあ…さすがにまだ、結婚ってほどじゃないけどね？」
「ええ…？」
「…肩を３度叩いて…ワン・ツー・スリー」
「ハッ！？」
「おれ、見ないようにしてくれって言ったよな？」
- 68二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 00:39:17
「おれ催眠術にかかってたのか～あっはっはっは！…」
「ルフィが元に戻ったのはいいとして…ナミお前、終わるまで向こうに行ってた方がいいんじゃねェか？」
「バカにして！！大丈夫よ！見なけりゃいいんでしょ！？ちょっと…気になっただけよ！！」
「一応言っておくけどお前にはウソップペンデュラム貸さないからな」
「ぐっ…！べ、別に何も考えちゃいないわよ！」
「今のところこの二人よりもお前が一番心配だよおれは…さて、気を取り直そう。プリンセス・ウタ、ちょっとこっち来てこれを見てくれるか？」
「わんわん！きゃぅん！へっへっへ…」
「いい、お腹は見せなくていいぞー。これを見てくれ…だんだん眠くなってくるぞー…」
「ウソップ、これかかってる催眠がおすわりどころじゃねェだろ」
「犬の本能を刺激するのかしら」
「ナミさん、ウタちゃんは犬じゃないよ」
「７割方は犬よ」
「そーらプリンセス・ウタ…おれが三つ数えると、自分で自分と結婚するのはおかしいことに気付く…さあ行くぞ…ワン・ツー」
「ウソップ、ちょっと待ってくれ」
- 69二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:05:26
「アブね！催眠術の途中で止めるんじゃねェよ！！」
「ししし、悪ぃ悪ぃ！ウタにかける催眠なんだけどよ、もうひとつ頼んでもいいか？」
「別に構わねェが…まさか仕返しなんてくだらねェこと考えてるんじゃねェだろうな」
「違うって！仕返しなんてするわけねェだろ？」
「あのねルフィ、これはあんたたちのイタズラに使う道具じゃないのよ？」
「ナミさん…」
「な、なによサンジ君！そんな目で見ないでよ！？」
「ナミの言葉に説得力がねェのは置いておいて…たしかにウソップペンデュラムはむやみに人に使うもんじゃねェんだぞ？」
「頼むよ！ひとつだけでいいからよ！！」
「わかった、ひとつだけでいいんだな。どんな催眠だ？」
「ウタがよ、サニー号の生活に、おれに飽きてシャンクスたちの所に帰りたくなるようにしてくれねェかな」
「…は？」
- 70二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:06:35
おっと？
- 71二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:15:07
ルフィさん？？
- 72二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:28:32
「ちょっとルフィ、あんた何を言い出すの？あのね、ウタは別にあんたにイタズラがしたくって催眠をかけたわけじゃ…」
「待てナミ…ルフィ、人を好かせる嫌わせる、そんな催眠、おれはかけねェしかけたくねェ。かけさせたくもねェ。どんな理由だろうとな…だが一応聞く。どうしてだ？」
「一度預かっておいて言うのもなんだけどよ、他の船と戦闘になったとき、ウタに危険が及ぶかもしれねェだろ？」
「何言ってんだこのクソゴム、お前はそれを承知でウタちゃんを預かったんじゃねェのか？」
「い、いやそうなんだけどよ？やっぱり守りながらの戦闘に慣れてるシャンクスたちの方が心配がねェから」
「じゃあプリンセス・ウタにそう話せよ。催眠なんて必要ねェだろ？」
「…う、ウソップ…」
「お前のウソは下手だから、プリンセス・ウタにもすぐにバレるぜ…建前はやめて本音を話せよ」
「…ウタが"どうして"そんな催眠かけたのかぐらいわかってる。前から気づいてる」
「ルフィ…」
「最近はよ、どんどん積極的になってきたんだ。正直おれも悪い気はしねェよ。きっと、同じ気持ちだからなんだろうな」
「…でも、ウタには悪いけど、今は応えられねェ。…それなのに一緒の船に乗ってるのは辛ェだろ？…卑怯なのはわかってるんだ。でも…でもよ」
「わかった、もういい」
- 73二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:52:26
温度差で風邪引くわ
- 74二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:26:06
「おいウソップ！？お前…」
「仕方ねェだろサンジ、船長の決定だ」
「なんで？どうしてこうなるのよ…」
「なあルフィ…案外よォ、あっちに戻って暮らすうちに、本当にお前のことなんてどうでもよくなって、さっさと他の男作っちまうかもな！はっはっは！！」
「…それならそれでいいよ！ウタが幸せになってくれるなら」
「…そうかよ」
「ごめんな、ウソップ」
「やめろ、おれに謝るな…さあ、プリンセス・ウタ…おれが三つ数えると…、自分で自分と結婚するのはおかしいことに気付く…」
「……そして、そうだな…パンケーキを食べてる最中におれがふたたび三つ数えるまで、この船での生活に、ルフィに愛想つかして、赤髪海賊団の元に帰り、もうここへは戻りたくなくなる…いくぞ」
「ワン・ツー・スリー」
「…ごめんな、ウタ」
「さあプリンセス・ウタ、目を開けてくれ…ルフィのこと、どう思う？…この船にいたいか？」
「…あ」
- 75二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:38:23
急に湿度が...
- 76二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:41:02
「あばばばばばばばっばばばっばばばっばばばばばあばば…」
「！？」
「！！？」
「「！！？！！！？」」
- 77二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:26:11
「あばばばば？ほんげげげげ…？」
「お…おいウタ！？ウタ！！？」
「ほげげげんぎごげごぎがががぎご」
「う…う…ウソップ～～！！！何したんだよお前ェ～～～！！！！」
「おおお落ち着け！！おそらくだが…プリンセス・ウタはお前のことが好きすぎたんだ！！」
「えっ…？…い、いきなり何言い出すんだよ…だからおれはまだ応えられないって…」
「赤くなっとる場合かァ！！！これは推測だが…プリンセス・ウタの感情に相反する催眠をかけちまったが、催眠と自分の感情がせめぎ合った結果、プリンセス・ウタの精神が崩壊しちまったんだよ！！」
「そんなことあるの！？私そんなのに２年間も催眠かけられてるの！？」
「そのクソ５ベリー硬貨めちゃくちゃ危険アイテムじゃねェか！！」
「だからむやみに使うもんじゃねェって言ってるだろ！！」
「ずんどこべろんちょ！」
「とに゛かぐ…元に戻してやってくれ゛よ…おれが…変な゛催眠かけろなん゛て言って…悪かったから゛…うぅ゛…ウタを…たずげでぐれ゛……」
「びっくらぽん！！！！」
- 78二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:30:18
ひ、ひどい……
- 79二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:50:57
大丈夫？これ元に戻せる…？
"神(ゴッド)"の力、とくと見せてもらうか… - 80二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 04:02:19
ルフィに愛想つかす催眠を無くしてホームシック的な感覚でシャンクスの船に帰りたくなる程度ならまだ良かっただろうに
- 81二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 08:23:22
これあれか、いつかのウタのことだけ忘れちゃったルフィの人...?
- 82二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 09:10:08
ウタが壊れちゃった……
いや手を叩いたら犬になる時点で結構アレだったな
ウソップ頑張れ - 83二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 15:08:43
ウソップペンデュラム危険すぎだろ
- 84二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 15:19:22
こわー
- 85二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 18:01:44
良スレを見つけてしまった…俺のお気に入り童貞をお前に預ける
- 86二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 20:39:39
相反する催眠をかけて相殺するってリボーンのドクターシャマル思い出した
- 87二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:49:51
「とりあえずかけた催眠を一度解除しよう！悪ぃがサンジ、パンケーキ焼いてもらえるか？」
「よ、よし任せとけ！」
「なんでパンケーキ食べながらなんて変な条件つけたのよ…」
「どうせルフィの奴が限界きてすぐに解くように言うと思ってよ…簡単にとは思ったが、うっかり解けるような条件にするのもまずいだろ？」
「それまでこの子見てないといけないじゃない…見なさいよこの地獄絵図」
「いかたこなんきん！」
「ウタ…じっとしててくれよ…サンジがうんめェパンケーキ焼いてくれるからな…」
「じょんがらぴこたこ！！」
「ごめんなウタ…ごめんなァ…」
「…ルフィが振り回されてるのは見てて新鮮だな」
「プルルルルル！！プルルルルル！！」
「こんな時に電伝虫！？もう！！いったい誰よ！！！」
「ガチャ」
「はぁい！こちら麦わらの一味航海士のナミです☆」
- 88二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:56:58
電話で営業スマイルのナミさんも素敵
- 89二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:00:00
「もしもーし！おお、ルフィの所の航海士だな！すまんが娘の声が聴きたくなってな！かわってもらっても」
「がらがらどん！！」
「…説明してもらってもいいか？」
- 90二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:16:53
こんなん笑うしかねえわｗ
- 91二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:58:40
「…なるほど、そんなことが…」
「ホントにすみませんでした…」
「いや、事の発端はウタにあるわけだし、娘を突き放したことのあるおれにルフィの選択を責める資格はねェさ。かしこまらないでくれ」
「そんなことは…なにとぞ戦争だけは…」
「戦争なんかしねェよ…おれ達そんな瞬間湯沸かし器みたいにウタから聞いてるのか…？…娘は、元に戻りそうか？」
「一応今からパンケーキ食べてもらいながら催眠は解くつもりです…」
「そうか…それにしても、ヤソップの息子は親父同様腕の立つ狙撃手だと聞いてたが、まさかそんな無茶苦茶な道具まで開発してるとは…」
「私の武器も作ってもらいました…天候を操れます…」
「もう聞いただけで意味が分からねぇ…それでその、ウタと話をさせてもらえねェだろうか」
「え、それは…」
「今、会話が成り立たねェのはわかってる。だけど、どうしても…娘の声が聞きたくてな。頼まれちゃくれねェか」
「…ええ…それじゃあ…ウタ、お父さんがあなたと話したいって…」
「…」
「…ウタ、なんだな」
- 92二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 00:22:14
「べらんめえ！」
「だーっはっはっは！！」
「！？」
「よォしロックスター音貝をあるだけ持ってこい！！ウタがイカれてるうちにアホみたいな発言を録音しまくるぞ！！！」
「…まあ、シャンクスはこういうことするやつだよ」
「深刻に考えていたのがアホらしくなってきたわ」
「元に戻っても一回赤髪海賊団の元に帰りそうだな。父親をシバくために」
「えらばれたのはあやたか！！」
「だーっはっはっはっは！！くく…！もっと言ってくれウタ！！お父さんに声を聞かせてくれ！！」
「しょーとそいおーるみるくあどりすとれっとしょっとのんしろっぷちょこれーとそーすあどほいっぷふるりーふちゃいらて！！！！」
「すげェ勢いでまくし立ててるな」
「何となくバカにされてるのは伝わったのかしら」
- 93二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 00:28:30
シャンクスは大人気ないです
- 94二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 00:51:30
「……」
「お？終わりか？もっと聞かせてくれお父さん寂しいぞ！！…くく…」
「待たせたなウタちゃん！ふわっふわのパンケーキだ！！シロップをたくさんかけてめしあが」
「ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ」
「やめろウタァ～！！」
「すまんウタおれが悪かったァ～！！！ルフィたちが死んじまう～！！！！」
「…？？」
- 95二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 01:19:06
それをだすな
- 96二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 01:20:34
……ムジカにも催眠術効くのかな？
- 97二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 06:42:52
シャンクスがちゃんとお父さんしてる
- 98二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 07:31:14
またしても何も知らないサンジ
- 99二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 09:22:33
音貝で録音は鬼畜すぎて草
しかしこのウタ、言葉がバグってるだけで、意識は結構はっきりしてるのかな？ - 100二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 09:50:07
シャンクスさあ...
- 101二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 18:16:51
事態がどんどん悪くなってる…
- 102二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 23:49:03
保
- 103二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:25:00
「いやああああああ～！！！」
「なんでパンケーキ焼いてるわずかな時間の合間にこんなことになるんだ？」
「おれが聞きてェよちくしょう…！！」
「ウソップ…！どうするんだこれ！？なんでまたあのバケモノが現れてるんだ！！」
「プリンセス・ウタの親父さんがおちょくったせいだ…」
「もしもしウタぁ～！！悪かったァ～！！ホントにごめ～～ん！！！」
「厄介なことになったぜ…ったく、せっかくウタちゃんに焼きたてを食べてもらおうと持ってきたってのに…」
「…そうか！いいこと思いついたぞサンジ！！歌ってるプリンセス・ウタの口におれがこの黒カブトでパンケーキ突っ込み！！！すかさずカウントを」
「ダメだ。マナーがなってねェ」
「いやお前状況わかってんのか？」
「サニー号ぶっ壊れるぞ」
「ダメなもんはダメだ」
「そんなこと言ってる場合じゃ…くそっ！お～い！プリンセス・ウタ～！甘くてふわふわ、焼きたてのパンケーキがこんなところにあるぞ～！！」
- 104二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 03:19:23
「うおっ顔怖っ」
「あ、でもこっち来るわよ。すごいわパンケーキパワー」
「お前は来るなよバカ！！」
「あっち行きなさいしっし！！」
「おい！おいもしもし！？今そっちはどういう状況なんだ！？」
「プリンセス・ウタがトットムジカを歌いながらパンケーキに近づいてきてる！！」
「ホントにどういう状況なんだ！？というかルフィの仲間は大丈夫なのか！？」
「ゾロとジンベエは寝てる！！」
「なんでこの状況で寝てるのよ！？」
「ゾロはまだしもジンベエまで…まさか…まさか！？や…やべェぞルフィ！！」
「なんだよ！？どうしたんだよウソップ！！」
「もしかしたら…ゾロとジンベエがウタワールドに！！」
- 105二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 03:23:19
「…ん？…おい、騒がしいぞお前ら…くかー……」
「…ジンベエがウタワールドに！！」
「一体わしが何をしたというんじゃ」
- 106二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 03:27:23
これはひどい
- 107二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 03:57:33
「ええ～！？ど、どうするんだ！？ジンベエはどうすればいい！？」
「落ち着け！ジンベエなら強ェからしばらくは大丈夫だ！それにプリンセス・ウタが正気に戻ればこっちに戻せるだろ！とにかくまずはパンケーキを食ってもらおう！」
「さあウタちゃん、席についてくれ、君の大好きなパンケーキだ」
「ウタ、あんたこれからパンケーキ食べるって顔じゃないわよ」
「おいおいおいよせよせナミ、大人しく食べてもらえばあとはカウントするだけなんだから刺激するなって」
「そうさ、これ全部ウタちゃんのだよ。好きなだけシロップをかけて…おっと、忘れるところだった。ほら…ホイップましましだ！！」
「踊り出したわ」
「行儀悪ィなプリンセス・ウタ」
「うまそうだなー…なあサンジおれのは？」
「ルフィお前状況分かってんのか？」
- 108二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 04:29:51
「もしもし？えーと…大丈夫か？今そっちはどうなってるんだ？」
「ウタがパンケーキを前に踊ってるわね」
「どうなってるんだ？」
「私に聞かないで…」
「ウタちゃん、いつまでも踊ってないでさ、ほら、椅子に座ってくれよ。冷めちまう前に食べた方がいいぜ！」
「…お…口に運んだ！」
「うおっ顔怖っ」
「でも気に入ってはいるみたいね…」
「おいしいかい？そいつはよかった…たくさん焼いたからな。満足するまで食べてくれ」
「なんでサンジ君はウタと意思疎通できてるの？」
「と、とにかく…うまそうに食ってるぞ！さすがサンジだ！この隙に…！」
- 109二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 04:36:55
「さあ聞けプリンセス・ウタ！…ワン・ツー・スリー！！」
「おいしすぎて聞こえてないみたいね」
「そんなのアリかよ」
- 110二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 04:57:12
えぇ...
- 111二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 05:02:38
ムジカダンス切り抜きがここまで活かされてる（？）スレは初めて見た
シュール過ぎて笑う - 112二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 05:17:44
かわいい生き物
- 113二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 07:29:47
エミュがうめぇ！
- 114二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 08:17:31
わりと洒落にならない状況なのにギャグっぽくなっててアラマキ生える
- 115二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 08:29:01
＞「そんなのアリかよ」
ホントだよｗ
かなりヤバい状況のはずなのに、イマイチ危機感なくて笑える
- 116二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 16:47:12
ここまで大惨事になった原因がしょうもない催眠術
- 117二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:08:27
ジンベエ頑張れ…
- 118二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 08:20:11
保守
- 119二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 16:48:25
これトットムジカが暴れてる中でパンケーキ食べてるのめっちゃシュールだな
- 120二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 16:55:09
何だこのスレ面白過ぎだろw
- 121二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 22:38:50
ほし
- 122二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 02:18:20
トットムジカから加速度的に畳み掛けてきてかなり大爆笑
ルフィがサンジに「おれのは？」って聞いてるのも再現度たけェ - 123二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 11:34:03
どう戻るねん
- 124二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 14:57:16
「マナーがなってねェ」と「一体わしが何をしたと言うんじゃ」で腹筋が死んだ
一味エミュ上手すぎる - 125二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 22:27:57
ほしゅ
- 126二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:45:58
ムジカ暴走し始めてからウタが一言も喋ってないのもまたジワる
そのダンスは何なんだ それどういう感情？ - 127二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 07:02:09
保守
- 128二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 07:26:47
ロビンとフランキーとブルックとチョッパーは何してる？
- 129二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 16:16:20
保守
- 130二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 23:14:12
ほ
- 131二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 23:20:19
ほす
- 132二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:22:31
ほ
- 133二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:37:46
「どうするのよウソップ…このままだとジンベエが危険よ」
「わかってる！くそっ、もう一度…ワン・ツー・スリー！！聞け！プリンセス・ウタ！！ワン・ツー…聞け！ワ…聞けって！」
「聞け！き…聞いて！ねえ聞いて！？」
「一通り踊ったから続き食べてるわね」
「本当に行儀悪ぃな！！もうこうなりゃヤケだ！耳に届くまで言い続けるぞ！！ワンツースリーワンツースリーワンツースリーワンツース」
「パンケーキに夢中でまるで聞いちゃいないわよ…どうするのよこれ…まさかこんな形でサニー号とお別れすることになるなんて…」
「うまそうだな～…なあなあウタ、一口くれよ！」
「えっ！！？」
「ルフィには反応した！？……そ、そうか…！！今のプリンセス・ウタは精神が崩壊し、本能で動いている状態なんだ！だから…自分が本能レベルで大好きなもの以外はアウトオブ眼中！！だからおれに反応せずともルフィの声は聞こえたんだ！！ルフィのことが大好きだから！！」
「…や、やめろってウソップ…そう言われると恥ずかしくなってきた…いや、いいよウタ…お前の食べかけなのが気になってきちまった…あ、あんまりこっち見ないでくれ…」
- 134二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:39:25
保守ありがとうございます
- 135二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:48:40
わぁい続き来てた
- 136二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:49:35
「もしもし？今どんな感じだ！？」
「ウタに見つめられてルフィが照れてるわ」
「…ルフィ、その…父親としては少し複雑なんだがまァ…お前もウタもよ、ほら、もう大人だし…なんというかおれとしては、アレだ…えーと…うまいことやっていってくれりゃそれで」
「シャンクスまでやめてくれよ！！」
「ハッ！天才ウソップここにきて名案を思い付いたぜ！」
「ホント！？さすがよウソップ～！！」
「ぅぷ…ナミ…！…うまく喋れねェよ…いやでももう少しこのままでもいいかも」
「ウソップ、とっとと話せ」
「いいかルフィ、この作戦はお前にかかっている」
「え？おれ？」
「そうだ。名付けて…"ラブラブパワー全開！告白のショックで正気に戻してトットムジカをぶっ飛ばせ大作戦"だ！！」
「他の作戦にしようウソップ」
- 137二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:54:35
ルフィヘタレてて草
- 138二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 07:15:14
「まだ作戦内容を聞いてねェだろ」
「もう大体わかるだろ！」
「いまさらヘタレてんじゃないわよ。もとを糺せばあんたのせいなんだからしっかりしなさい」
「でも…いや、だって…あ！そ、そんなことしたらウタがさらにおかしくなっちまうかも」
「いいか、まず、催眠ってのは相手の心を180度変えることはできねェもんなんだ」
「だけど、あれだけ結婚はしないと言ってたルフィはウタと結婚したがる催眠にかかってたわよ？」
「そりゃこいつが結婚うんぬんは別としてプリンセス・ウタのことを大好きだったからだ。そこに結婚したいという催眠がかかり、ルフィはあの状態になっていた」
「でもお前ウソップ、結局ルフィは結婚したくねェと思ってて、そこにウタちゃんと結婚したいという催眠がかかって、そこにさらにお前の催眠がかかってるんだろ？結婚するしねェでコロコロ変わってるんじゃねェか？」
「これはおそらくだが、ルフィにとっての結婚は男女の関係を構築する上で絶対じゃないからなんだろう。だからきっと、必要ならするが"今はまだ"結婚しないと思ってるのさ。プリンセス・ウタの催眠はその"まだ"を取っ払った。おれの催眠はその取っ払われた"まだ"を復活させた」
「…む、難しいわウソップ…何言ってるか全然わからない…」
「普通、心の内と正反対の催眠がかかると、そもそもかからねェもんなんだ。こいつは催眠にかかりやすいプリンセス・ウタが強くお前を想うゆえに、お前に愛想つかすことなどありえないと、かけた催眠と喧嘩して、起きてしまった異例の事態…催眠も解けねェ以上、答えはこれしかねェ！」
「イヤだ」
「ルフィ！プリンセス・ウタに催眠が解けちまうほどの熱い想いを告白しろ！！」
「イヤだ！！」
- 139二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 08:10:35
ヘタレてんじゃねェ麦わら!!!
おれはそんな"情けねェ男"に敗けたつもりはねェぞ!!!! - 140二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 12:04:15
"麦わら"は
おめェみてェな
ヘタレじゃねェよ!!!! - 141二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 12:18:48
ヘタレてるのか、もしくは「そういうのは正気の時に言いてェ！！」っていう方か
まあなんでもいいから告白してしまえばいいのだ - 142二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 20:40:14
てゆーか現実のトットムジカはどうなってるんだ
- 143二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 00:41:52
保守
- 144二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 05:15:35
保守ありがとうございます
- 145二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 05:17:31
「結構使っちまった！この町には面白い本がたくさんあったなー。ロビンはどんな本買ったんだ？」
「私はこれ。ウタが好きそうでしょう？チョッパーも読む？」
「店頭の看板に書いてあったやつ！どんな話なんだ？」
「恋物語よ」
「じゃあおれいいや」
「アウ！ロビンにチョッパーじゃねェか。本屋の帰りか？」
「ええ。あなたは？」
「もちろんコーラの調達だ！そろそろ切らしそうだったからな。お、そうだ。ウタとブルックのセッションを録音した音貝、大好評だったぜ！」
「こっちでも喜んでたわ。二人とも張り切ってたものね」
「プリンセス・ウタとソウルキングの合作だもんなー」
「ん？…お、噂をすれば、ありゃブルックじゃねェか？」
「ほんとだ。ブルックー！ここで何してんだ？」
「おや、皆さんお揃いで…お買い物は終わったんですね。音貝、いかがでした？」
- 146二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 05:55:16
「ふふっ、とっても好評だったわ。あなたも買い物を？」
「はい。と言っても私は散歩だけのつもりでしたが。立ち寄った先にとてもいい香りの紅茶を淹れるお店がありまして、茶葉を少し分けていただきました」
「あら本当にいい香り。フランキー、香りの邪魔だから１キロメートル離れてくれる？」
「コーラはそんなに匂わねェだろ！」
「…あ！そうだブルック、本屋の店主から音貝のお礼にこれもらったんだ！」
「これは…音貝ですか？…あ！このサインは！！」
「マリア・ナポレの新曲。ウタに感化されて、音貝を配ってるそうよ」
「お、奇遇だな。おれも酒場の親父からカリーナの新曲が入った音貝を買ったんだ。タダで譲りたかったらしいが、どうやら泥棒に入られて家宝がオークションに流されてたそうでな。買い戻すために金がいるんだと」
「あらら、それは災難でしたねェ…」
「…まさか、ね…」
「本屋の店主が言ってたよ。町に色んな音楽があふれてる、いい時代になったもんだ、って」
「ヨホホホ…まったくですね。きっとこの先にあるのが、プリンセス・ウタの目指す新時代なのでしょう」
「我らが船長も負けてらんねェな！！」
「ええ、その通り。我々全員が、お二人の勝負の結果を楽しみにしている。どちらが先に夢をかなえるか…そんな素敵な勝負の話を、いつか曲にしたいですね」
- 147二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 06:19:19
「んで、お前こんなところで何やってんだ？」
「ああ失礼、話が逸れました…確かあちらの沖合にライオンちゃんが停泊してたと思うのですが、その」
「うははは！なんだ迷子か？」
「フランキー、話の腰を折らないで」
「いえ…なんというか船は見つけたのですが、その上でほら」
「あの暴れてるあれ、トットムジカですよね？」
「そうだな、トットムジカだ」
「そうね、間違いなくトットムジカだわ」
「た…大変だァ～！！！ルフィ～！！ゾロ～！！ナミ～！！ウソップ～！！サンジ～！！ジンベエ～！！ウタ～！！」
- 148二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 06:34:37
買い物してルンルン気分(古い)で船にかえろうとしたらトットムジってるとかやべーな
- 149二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 10:13:55
ブルックたちがそこそこ落ち着いてるのは、トットムジカもあんまり暴れてないからかな？
トットムジカ、お前スリープモードとかあったんか - 150二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 11:56:48
和気藹々としてたのに一気にｽﾝｯ...ってなる大人組…
- 151二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 20:10:52
保守
- 152二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 23:38:31
「どうしてイヤなのよ！？あんたウタがこのままでもいいの！？ジンベエ起きないままよ！？サニー号沈んでもいいわけ！？」
「全部いいわけねェだろ！…で、でも…こういう状況で勢いに任せて告白して…もしもフラれたら…その」
「…ルフィよお、ここまでの経緯を考えれば、万に一つもお前がフラれるなんてありえねェだろ」
「右に同じよ。大体、ウタはなんの目的であんたにあんな催眠かけたと思ってるのよ？これで二の足踏んでる理由がわからないわ」
「だ、だってよ…ウタに…ウタに前に聞いてみたんだよ…もしも誰かに告白されるなら、どんな風がいい？って」
「あら、あんた結構突っ込んだこと聞いてるじゃない。それで？」
「誰かに告白されるとしたら、ね。…うーん、あんまり理想とかはないんだけど、そうだなー…強いて言えば…新時代を作ったあとの、そこらじゅうに素敵な音楽があふれて、みんなが笑顔になれるような…そんな世界のつづきで…告白されたい、かな。…小さな漁村でね、二人のこれまでを話して、二人のこれからを誓って、私たち結局、どっちが勝ったのかなって…そんな話をして、それで、気が付いたら手を握ってるの。二人同時にそれに気付いて、お互いの顔を見て笑って、そして、告白が始まるの。『なあウタ、誰もが腹いっぱい食える、誰もが笑って過ごせる、誰もが幸せになれるこの新時代だけどよ、それでもおれ、お前と笑っていてェんだ。…しししっ、シャンクスから預かったこの麦わら帽子に、ようやくお前を守ると誓えるぐらい強くなったよ。…ウタ、お前の答えを聞かせてくれ』…って感じでさ！告白とかされたいよね！あーあ！誰かそんな告白してくれないかな～…？そんな麦わら帽子の似合う男の子、いないかな～…？」
「って…だから…まだ新時代を作れてねェし…告白は早いかもって…」
「な、なんか言ってくれよ！？」
「そんだけ言っといて痺れを切らしたのかプリンセス・ウタは」
「さっさと告白してあげなさい」
- 153二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 23:42:41
ナミとウソップのスマイルで笑った
- 154二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 23:43:28
状況が限定的過ぎる告白シュチュエーション…
- 155二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 00:27:46
「もしもし！？ルフィのところの航海士さん！どうなってる！？」
「あ、ごめんなさい。今からルフィがウタに告白するからちょっと待ってもらえる？」
「思ったよりも余裕のある状況なのか？」
「逆よ。大至急告白しないとウタが」
「ほらウタちゃん、これ、ナミさんのみかんを分けてもらって作った特製のオレンジソースだ。レシピもナミさん直伝なんだよ。どうだい？」
「食べ過ぎちゃうわ」
「…思ったよりも余裕のある状況なんだな」
「ルフィ、作戦の成功するかどうかはとにかく、９割９分９厘ＯＫがもらえる告白なのよ？正気に戻らないならそれで次の作戦を考えないといけないの。わかる？二の足踏んでる場合じゃないの。とっとと告白しなさい」
「…ナミはなんで怒ってるんだ？」
「そうだよ！なんでそんなに急かすんだよナミ！」
「あんたたちが状況分かってないからよ。いい？ウタがパンケーキ食べて私たちが催眠の講義を聞いてあんたがウジウジしてる間も、きっとジンベエがウタワールドで延々と攻撃してるのよ」
「なんなんじゃこいつは…暴れたり、踊り出したり、わけが分からんわい…かれこれ３、４０分は攻撃しとるのに一向に効きゃあせん…向こうでは誰も攻撃をしとらんのか？…もしや攻撃ができないまま…くうっ…！！」
- 156二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 00:32:11
かわいそうなジンベエ・・・いや、マジで
- 157二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 00:35:16
お労しやジンベエ、ルフィよジンベエのピンチだぞ腹を括るのだ
- 158二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 00:53:42
ゾロ....
- 159二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 00:56:43
ウダウダ言ってないでウタに告白しろするんだルフィー！
- 160二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 01:20:04
「わかったよ…なあ、ウタ…大事な話があるんだけどよ、その…聞いてもらってもいいか？」
「うおっ顔怖っ」
「でも食べる手が止まったわ！続けなさいルフィ！」
「えーっと…その…付き合うか？おれ達…」
「不服そうね」
「不服そうだぞルフィ」
「ええ！？嬉しくねェのか！？だ…だって見ろよ！！」
「ジンベエ踊ってるぞ！？」
- 161二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 01:21:25
可愛いぞ親分
- 162二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:14:42
「えっと…ウタはね、嬉しいは嬉しいのよ？でも、もっとロマンチックに告白してほしいの。だからその…」
「まあルフィには難しいか…わかった、ちょっと待て…よし！ルフィ！こいつを読め！！」
「！？い…いや…これ…」
「いいから早く！！」
「今渡したあのメモは何？」
ｽﾍﾟﾙ
「秘密兵器ウソップスウィート呪文だ！これを聞いた女性は確実にオチる殺し文句！！それを少しルフィとプリンセス・ウタ用に改造してだな」
「ああ、シロップ村のお嬢様に聞かせる口説き文句考えてたのね」
「ん？なんでカヤが出てくるんだ？まあでも、カヤだってこれを聞いたらおれ様に恋しちまうかもしれねェな！はっはっは！！」
「…あの子もいつか欲しがりそうね。ウソップペンデュラム」
「う、ウタ…ずっ…とお前の？気持ちに…こ…こたえて？…やれなくてごめんな。おれ、ホントは嬉しかったんだ。こんな奴でよく、よかったらよ…えっと、その…」
「グッダグダじゃない…やっぱりあんたにすかしたのは似合わないわ。ね、ルフィ」
「…ああくそっ！」
- 163二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:15:25
「！…！…！？…！！…」
「ウタ！おれ、お前のこと大好きだ…もとに戻ってくれ！！」
「！……！！…」
- 164二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:16:28
よくやった！ハグして正解だった
- 165二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:21:55
ウタの代わりに踊り出すジンベエまじで草
- 166二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:49:40
「ご迷惑をおかけしました…」
「もっと反省しなさい」
「うぅ…」
「まあまあナミさんその辺で…」
「そうじゃのう、船は少し修理が必要じゃが、けが人もおらん。そのぐらいで許してやってくれ」
「一番の被害者がそう言うなら仕方ないわね…」
「さすがはジンベエ親分、懐の広い男だ！はっはっは！！いやー娘が迷惑をかけちまって本当に」
「ややこしいことになったのはあんたのせいでしょうが。いい歳こいてはしゃいでんじゃないわよ。電伝虫越しでわからないからって正座サボってるんじゃないでしょうね？」
「ちゃんと正座してます…反省もしてます…」
「おいおい相手は四皇…」
「…ねえルフィ、さっきの話…だけどさ…私」
「うっ…い、いやウタ…その…」
「私、同じ気持ちで嬉しいよ！…今は、それでガマンするね」
- 167二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 04:08:07
「なんだ、そんな面白ェ事があったなら起こせよウソップ」
「お前じゃ何の役にも立たねェだろマリモくん」
「あァ？」
「やめなさい。…で、あんた達の関係は、結局保留？」
「うーん、どう？ルフィ」
「えっ？あ、えっと…」
「ワッハッハ！ルフィ、しっかりせんか！海賊王になる男が色恋の一つや二つで慌てるな！」
「お、親分…二つあったら私困るよ…」
「それにしても危険ね、この５ベリー硬貨…私が処分しておくわ」
「ダメだ。いったん返せ」
「なによ！ちゃんと処分するわよ！！」
「悪ィが信用できねェよナミ…いったん返せ」
「本当にただの５ベリー硬貨じゃのう…それがここまでの騒動を起こすとは」
- 168二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 04:32:05
「もう少しでおれウタと結婚しちまうところだったなーあっはっはっは」
「そっか、もう少しで…………ごめんねルフィ、ウソップ」
「いや、もういいさ。ただまあこれからはおれの秘密兵器を使う時は説明書をきちんと」
「ううん、今の謝罪は…これからすることに謝ったの！！！」
「あっ！？ちょ、おい！くそっ…！ウソップペンデュラムを取られた！！！」
「何してるのよウタ！？冗談はもうやめなさい！！！」
「冗談じゃないもん！！やっぱり私、今すぐルフィと結婚する！！！」
「やめとこうぜウタちゃん！！絶対ロクなことにならない！！！」
「もしもし！？ルフィの仲間の言う事を聞けウタ！！嫌な予感しかしねェぞ！！！」
「催眠再チャレンジ！！催眠再チャレンジだよ！！！この振り子を見て私が三つ数えたら！！最初に目に映った人と今すぐ結婚したくなっちゃうよ！！」
「みんな！振り子を見るな！！」
「遅いよ！ワンツースリー！！さあ私を見」
「最後まで聞いちまった奴は目を閉じろ！！！おれがいいと言うまで目を開けるなよ！！！！」
「え！？もっかい言ってくれ！！どうすりゃいいんだウソッ…」
- 169二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 05:28:48
「戻ったわ！トットムジカは…いなくなったみたいね…？…みんな無事なの！？返事をして！！」
「なあウソップ…おれとよ、その…結婚しねェか？」
「ルフィと結婚したら苦労するぜ。おれにしとけウソップ」
「バーカ、お前と結婚する奴が一番苦労するだろ。ここはおれと結婚するべきだ。なあウソップ？」
「あんたたちみんな引っ込んでなさい。ウソップは私と結婚するのよ」
「なぜわしの気持ちを受け取らん…魚人と人間、種族の垣根を越えた愛の証明者となろうウソップ」
「や゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！戻゛し゛て゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛！！！せ゛め゛て゛ル゛フ゛ィ゛た゛け゛は゛戻゛し゛て゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛！！！！」
「全部戻してェよ…」
「…？」
- 170二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 05:40:35
以上で終わりになります
オチの下りをやりたくてスレ立てたけど途中に架空の電波ソング突っ込んだりトットムジカ出しちゃったりで収集つかなくなりそうでした
お買い物に行ってもらってたのはセリフ考えるの難しい組です
また思い付いたらスレ立てます、ご支援ありがとうございました - 171二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 05:59:53
オwチwがwww
甘酸っぱさもありギャグもありととても楽しいssでした！
特に1話見たいないたずらっ子味のあるシャンクスとあほかわいいウタちゃんが好きです！！
次回作も楽しみにしてます！！ - 172二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 06:41:49
面白かったぞ！
- 173二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 07:34:18
ウソップはいい男だからな……
- 174二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 08:04:36
最後までクッソおもしろかったです！！
「もう催眠はコリゴリだよ～～～～！！！！」（アイリスアウト） - 175二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 12:51:07
めちゃくちゃ面白かったし甘酸っぱかったです！
乙でした！ - 176二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 17:09:53
こっからエンディングか...
- 177二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 19:12:33
後は頑張ってくれウソップ⋯⋯
リアタイで楽しかったし面白かったです、感謝 - 178二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 19:32:38
最高だった
ギャグとしても面白かったし、ルウタSSとしても良かった
機会があったらまた読ませてくださいな - 179二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 03:58:13
めちゃくちゃ笑ったｗｗｗ
最後ウタは自分に催眠を掛けないくらいには学習したんだな！ - 180二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 15:01:07
これルフィの逆催眠解くまで結婚できない？ｗ