- 1122/12/05(月) 21:39:29
「もちろん！毎日書く日記以外は全部終わらせたよ！」
「そうか、えらいな！」
「ふふーん！」
「日記もちゃんと書いてるか？」
「うん！毎日やってるよ！」
「お？これだな。どれどれ…」パラパラ
「あっ！ちょ、ちょっと……！」
- 2122/12/05(月) 21:40:17
８月１０日 晴れ
今日はルフィと公園まできょう走しました。
私がとちゅうでルフィにコロッケ屋さんを指さしたら、ルフィが止まってくれたので、私が63れんしょうしました。
ルフィはおこってましたが、そのあと二人で日がくれるまで公園であそんだので楽しかったです。
- 3122/12/05(月) 21:40:53
８月１１日 晴れ
今日はルフィがサッカーボールを持ってたので、ルフィとサッカーであそびました。
あそんでたらルフィのおじいちゃんが来て、ルフィに宿題をやらせるために引きずって帰っていきました。
おじいちゃんのゲンコツでルフィのあたまにたんこぶができてたのが痛そうでした。
- 4122/12/05(月) 21:42:00
８月１２日 曇り
今日は天気がわるかったので、ルフィのおうちで宿題を手つだってあげました。
いっぱいすすんだのでよかったです。
宿題のあとルフィがお兄さんのマンガを持ってきたので、ルフィとマンガを読みました。
帰るときはくもが晴れてて夕やけがキレイでした。
明日もまたルフィのおうちに行きたいです。
- 5二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:42:14
こういうパターンでバカウタじゃないの珍しいな
- 6二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:42:42
あ現パロかこれ
- 7二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:42:52
本日のほのぼのスレ
- 8122/12/05(月) 21:42:53
「…………なぁウタ、この日記ルフィのことしか書いてなくないか？」
「そ、そ、そんなことナイヨ！グーゼンだよグーゼン…！」
「そ、そうか……？」
「ていうかシャンクス!人の日記を勝手に読むとか信じられない！」
「す、すまん！おれはただ父親としてお前がちゃんとやってるか見たかっただけだ！」
「だとしても一言断ってからでしょ！？じゃあ私今からルフィの家に遊びに行くから！」
「今日も行くのか！？」
- 9二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:42:55
微笑ましいな
- 10二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:43:34
かわいい
- 11二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:45:48
なんとなくだけど、このシャンクスはルフィに嫉妬してると言うより
ウタに同年代の女友達がいないっぽいことを気にしてそう - 12二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:49:27
なんだこのウタ可愛すぎか
おしゃまウタとでも言うべきか - 13二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 21:49:29
あったけえなぁ
- 14二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:06:07
毎日日記をよむ担任の先生もニコニコしながら読んでそう
- 15122/12/05(月) 22:09:39
「これルフィ!」
「げっ…じいちゃん！」
「げっとはなんじゃ！ちゃんと夏休みの宿題はやっとるんか！？」
「やってるぞちゃんと！」
「どれ……これは日記か？」パラパラ
「あ！勝手に見るなよ！」
- 16122/12/05(月) 22:11:08
８月１０日
ウタとあそんだ
たのしかった
８月１１日
ウタとあそんでたらじーちゃんにたたかれた
いたかった
８月１２日
ウタといっしょにマンガよんだ
おもしろかった - 17二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:11:47
また見れるのか
- 18二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:12:09
お互いに互いのことばっか書いてるのかわいい
- 19二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:12:10
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:12:57
純粋に仲良しなのが可愛い
- 21122/12/05(月) 22:12:58
「…………ルフィおまえ、この日記赤髪の娘のことしか書いとらんぞ？」
「うん。ウタが毎日遊びに来るからよ、日記もウタの事ばっかになっちまうんだ」
「赤髪の娘以外で他に何か書くことはないんか？」
「だって日記ってその日にあったこと書けばいいんだろ？それじゃだめか？」
「だめというわけではないんじゃがのう……うーむ」
- 22二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:19:34
2人とも可愛すぎる…！
- 23二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:24:56
＜ピンポーン
「あ、ウタだ！」
「なんじゃ？今日もあの子と遊ぶのか？」
「うん！行ってくる！」
「あんまり遅くならんようにな。車に気を付けるんじゃぞ」
- 24二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:26:20
「おーいウター！」
「あ、ルフィ！ねぇちょっと聞いて！」
「何だウタ？怒ってんのか？」
「さっきね！シャンクスに私の日記勝手に読まれたの！ぷらいばしーの侵害だと思わない？」
「おれもさっきじいちゃんに勝手に読まれたぞ」
「大人って勝手よね～！しかも『ルフィの事しか書いてない』って、私が何書こうが私の日記だから良いじゃんね！」
「……ん？ウタおまえ、日記におれの事しか書いてねェのか？」
「あ……！」
- 25二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:27:14
可愛い
- 26二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:31:48
おいおいおい、可愛いじゃねぇかよ!!
可愛すぎて溶けちまうよ!おいおいおい!! - 27二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:32:46
どうしよう語彙力が消失してかわいいbotになってしまう
- 28二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:35:11
この二人の絡み尊い…
- 29二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:40:42
幼少期のルウタは健康に良い
- 30二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:43:39
かわいい！ほのぼの最高！
- 31二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:48:11
「ち、ちがっ……//私は偶々…そうなっただけで…！」
「ならおれと一緒だな！おれも日記にウタと遊んだことしか書いてねェから！」
「は、はぁ！？？」
「毎日ウタと遊んでるからな！じいちゃんは他の事書けって言ってたけど」
「そ、そう……」
「？」
- 32二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:48:21
へっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっ
- 33二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 22:53:28
ただただ可愛いとしか言えない
- 34二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:00:14
あらあらまあまあ
- 35二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:02:17
ニヤニヤが！止まらねェ！
- 36二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:14:46
続き！！！
- 37二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:35:00
このレスは削除されています
- 38１22/12/05(月) 23:37:02
「とりあえず遊ぼうぜ！」
「そ、そうね……」
「何して遊ぼうかなー、また公園行こうぜ！」
「…………」
「ウタ？」
「な、なんでもない！行こ！」
「お、おう……？」
- 39１22/12/05(月) 23:39:01
「げっもうこんな時間！早く帰らねェとまたじいちゃんに殴られる！」
「ねぇルフィ、明日は私の家で遊ばない？」
「え？ウタの家でか？」
「そう。明日シャンクス仕事で家に誰もいないからさ。いつもあんたの家お邪魔させてもらってるからたまにはね？」
「いいけど、そろそろ宿題やれってじいちゃんに怒らるぞ」
「じゃあ宿題も持ってきて。また一緒に手伝ってあげるから」
「ほんとか！じゃあまた明日！」
「うん…また……」
- 40１22/12/05(月) 23:39:47
８月１３日 晴れ
今日もルフィとあそびました。ルフィも日記に私のことを書いてると言ってたのでびっくりしました。
あとむねがすごくドキドキしました。
明日もまたあそぼうと思います。
８月１３日
きょうもウタとあそんだ
たのしかったけど、ウタがときどきぼーっとしててへんだった - 41二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:40:37
ウタちゃん惚れたか……
- 42１22/12/05(月) 23:44:20
一旦ここまで
想ってたより筆が乗っちゃったせいで少し長くなります - 43二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:46:02
好き好き大好きかわいい愛してるゆっくり続き書いておくれよ楽しみにしているよ
- 44二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:46:18
所々漢字を使ってるウタ、ひらがなカタカナだけのルフィ
か
わ
い
い - 45二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:50:10
只々、可愛い。
- 46二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:17:26
- 47二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:27:52
幼少ルウタは良い
子供同士もっと流行れ - 48二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 00:35:22
- 49二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 02:47:50
こんなんなんぼ長くなったっていいですからね
- 50二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 12:53:41
ルフィの日記シンプルすぎて天気書いてないけど、もしかして最終日に写すためにウタの日記見せて貰うんかな？
- 51二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 12:54:20
「ルフィまだかな……まだかな……」
＜ピンポーン
「きた……！」
「ようウタ！」
「いらっしゃいルフィ」
「おう！遊ぼうぜ！」
「その前にまずは宿題！どうせ遊び始めたら、あんたやらなくなっちゃうんだから」
「ちぇっ……」
- 52二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 13:08:59
来たか……！
- 53二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 15:11:41
楽しみでそわそわしちゃうのかわいい
- 54１22/12/06(火) 16:00:13
「ひぃ～～つかれた……」
「お疲れ様。そろそろ遊ぼうか」
「何するんだ？」
「今日はお絵描きして遊ぼ」
「絵なんて描いてもつまんねェぞ…」
「じゃあ勝負しようよ！どっちが上手に絵を描けるか！」
「お！それならいいぞ！」
「ふーんだ、あんたに綺麗な絵が描けるかしらね～？」
「なんだと！」
- 55１22/12/06(火) 16:03:10
「それで何描けばいいんだ？」
「うーん……あ！ちょっと待ってて！」
「ん？おう」
「お待たせ！これにしよう！」
「それって…」
「シャンクスが休みの日にお出かけするときに被ってる麦わら帽子！どっちがこれを上手く描けるか勝負よ！」
「おっしゃ！」
- 56１22/12/06(火) 16:04:55
「できたー！」
「え、はや…もう？」
「ばーん！」
「…………ナニコレ」
「なにって麦わら帽子だぞ？」
「…………へた」
- 57１22/12/06(火) 16:10:11
「そういえば明日、昨日遊んだ公園で夏祭りやるの知ってる？」
「え？なんだそれ？」
「あの公園広いからそういう催しできるんだって」
「へぇ～」
「何か屋台とかもいっぱい出るらしいよ」
「ほんとか！？」
「うん。だからその…一緒に行かない？」
「いいぞ！楽しみだなぁ～！焼きそばとかたこ焼きとかわたあめ！」
「全部食べ物ばっかりじゃない！」
- 58１22/12/06(火) 16:11:20
８月１４日 晴れ
今日はルフィと私の家でお絵かきしてあそびました。
ルフィの絵がしんじられないくらい下手くそでびっくりしました。
明日はルフィと夏祭りに行きます。楽しみです。
８月１４日
ウタとえかいてあそんだ
あしたまつりでいっぱいめしくう - 59二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 16:23:44
こいつらは俺の子供だ
- 60二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 16:34:35
おいなんか嫌な予感がするぞ...
いや流石に深読みしすぎたか
(どっかのタイミングで日記が更新されなくなるんじゃね？と一瞬だけ思ったなんて言えない) - 61二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 16:36:22
このレスは削除されています
- 62二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 16:39:08
許して
- 63二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 19:17:12
ロリショタルウタはいずれ万能薬となる
- 64１22/12/06(火) 22:30:58
「マキノさんこんにちはー」
「あらウタちゃん、いらっしゃい」
「マキノさんって浴衣持ってたよね？」
「えぇ、従妹の御下がりだけどね。ウタちゃんに似合うかなって思って取ってあるの」
「それ今夜のお祭りで着て行ってもいい？」
「もちろん。ちゃんとおめかしして可愛い格好で会わなきゃね」
「べ、別にルフィのために着て行くわけじゃないし……！」
「あら、私はルフィなんて一言も言ってないわよ？」
「あ……」
- 65二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:32:34
あらぁ〜〜
- 66二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:36:22
あら＾～
- 67二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:39:47
ひゃー…
- 68二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:42:16
ぴゃー…
- 69二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:44:42
たまらんな
- 70二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 23:15:54
幼少ほのぼルウタ、ウタルは読むだけで徳が積めるんだ
- 71二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 03:33:50
- 72二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 06:56:14
時空を超えて気ぶりにきたのか...
- 73二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:29:17
保守～
- 74二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:30:31
- 75１22/12/07(水) 16:51:04
「よしできた。ほら姿見見て」
「わぁ……マキノさんありがとう」
「ふふ。とっても似合ってるわよ」
「ルフィ、褒めてくれるかな……」
「えぇ、きっと見違えると思うわよ。告白したらうっかりOKしちゃうかもね」
「べ、別にそんなんじゃ……！そ、それにあいつ鈍感だしガキンチョだし、もしそういうこと言っても多分気付いてくれないと思う…」
「だとしても想いはちゃんと伝えれるうちに伝えておかなきゃ。善は急げよ。それに、告白をきっかけに意識し始めちゃうことだってあるのよ」
「うっ……うん……」
- 76１22/12/07(水) 16:54:02
「あ、ウター！」
「ルフィお待たせ」
「ん？赤髪の娘か」
「あ、こんばんは。ルフィ今日はおじいちゃんと一緒なの？」
「あぁ、人多いし夜は危ねェからだってよ」
「ルフィが色々世話になっとるみたいじゃの。なんじゃ、随分可愛らしい浴衣じゃな」
「シャンクスがくれたのか？」
「ううん。マキノさんが着せてくれたんだ……どうかな？」
「どうって？」
「に、似合ってる…？」
「おう！」
「よ、よかった…！(今度マキノさんにお礼しに行かなきゃ)」
「ぶわっはっはっは！孫の友達にこんな別嬪さんがおってわしも鼻が高いわ！今日はわしの奢りじゃ！二人ともたらふく食うて来い！」
「「やったー！」」
- 77二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 16:55:36
このレスは削除されています
- 78二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 17:13:08
いいね〜、ほのぼのは最高だよ
- 79１22/12/07(水) 17:19:17
「人いっぱいだね」
「はぐれんようにな」
「そういやシャンクスは来てねェのか？」
「何か急に仕事の用事入っちゃったんだって」
「ふ～ん」
「そういや昨日あんたが描いた絵をシャンクスに見せたら大笑いしてたよ」
「なっ！？勝手に見せるなよ！」
- 80二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 17:32:02
このレスは削除されています
- 81１22/12/07(水) 17:33:50
「金魚すくいだ！勝負しようぜウタ！」
「望むところよ！」
「ちぇっ、１匹か～」
「げっ、私も１匹だけ！このポイおかしくない？水につけたらすぐに破けちゃうんだけど！」
(56人鴨ったのさ、てめェらのようなクソガキをな)
「なんじゃ？こんなちっこいのでちまちま取ってても退屈じゃろ！魚ってのはこうやって取るんじゃ！」
「あぁー！何やってんだじいちゃん！」
「手で丸ごといったァー！」
「ぶわっはっはっは！大量大量！今晩はこいつらを素揚げにして食うぞ！」
「「食うのかよ！！？？」」
- 82二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 18:56:48
変わんねェなあジジイ...
- 83二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 18:57:46
滅茶苦茶だコイツ…
- 84二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 19:00:10
相変わらずのガープ
- 85１22/12/07(水) 19:15:27
仕事なので今日はここまで
どこかでまとめて更新したいですね - 86二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:15:12
次の更新楽しみにしてます！
- 87二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 22:25:47
乙
子供ルフィとウタが仲良しなの好き - 88二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 23:33:58
ガープはどこでも恐いな…
- 89二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 07:19:23
楽しみ
- 90１22/12/08(木) 17:25:41
「ウタ！お前のわたあめくれよ！」
「え～？やだ」
「むぅー、ケチ！」
「じゃあ一口だけあげるから代わりにあんたのたこ焼き一個ちょうだい」
「ほんとか！？ありがと！」
「一口だけだからね！まったく…………あれ」
「あむ！……んめぇ～！」
「…………//」
「ほらたこ焼きやるよ！」
「(こ、こここれって……噂に聞く関節キ……キ……)」
「ウタ？」
「ふぇ！？」
「どうした？たこ焼き食わねぇのか？」
「あ、う、うん……いただきます……」
「？」
- 91二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 17:27:52
ちょっと耳年増なロリウタは健康に良い
そこに無邪気なルフィが加わると寿命が延びると言われている - 92１22/12/08(木) 17:32:33
「かき氷もうめぇな～！」
「……(さっきの間接キ……が頭から離れない！)」
「ウタ？食わねぇのならもらっちまうぞ？」
「……(たこ焼きもルフィにあ、あ～んされちゃったし…！)」
「お～いウタ～？」
「え…！？な、なに…？」
「ウタさっきからぼーっとしてるけど、かき氷食わねぇならおれがもらっても…」
「バ、バカ！た、食べるわよ！」ガツガツガツガツ
「あ、おい！そんなにいっぺんに食ったら…」
「いった～！あたまキーンってする！」
「今日のウタ何か変だぞ？」
- 93１22/12/08(木) 17:50:55
「ん？なんだあれ？」
「大勢で集まって歌っとるようじゃの」
「のど自慢大会…？ふーん」
「ウタ行かなくていいのか？」
「うーん、気になるけど……」
「久しぶりに聴きてぇな、ウタの歌」
「そ、そう？」
「おう！おれウタが歌ってる時が一番好きだからよ！」
「…っ！//わ、わかった…！じゃあちょっと行ってくる！」
「おう！」
「ルフィ、お前も隅に置けんな」
「ん？何のことだ？」
- 94二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 18:15:30
このレスは削除されています
- 95１22/12/08(木) 18:15:54
”お！今度は可愛らしいお嬢ちゃんの登場だ！”
「精一杯歌います！」
『あれウタちゃんじゃない？』
『あー！あの歌が上手いって噂の』
『浴衣が似合っててかわいいわね』
『デデデデ！ありがとよのど自慢大会！いい歌を聴き放題だ！』
『また町内会で歌わんでええのんか～？』
「なぁじいちゃん。ウタって有名人なのか？」
「ん？そういやここいらじゃあすっかり有名になっとるのう。こないだの町内会で歌ってからはますます人気じゃな」
「そっか。やっぱウタってすげェんだな」
「すぅー…………このかぜ～は～♪どこから～きた～のと～♪――――」
- 96１22/12/08(木) 18:16:42
短いですがここまで
次回はウタちゃんがいよいよ… - 97二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 19:33:11
- 98二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 19:39:57
なんか言えよ
- 99二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 20:14:37
気ぶりのゾロまで幼少期の姿になってるの笑う
- 100二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:18:44
- 101二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:50:24
ほしゅ！
- 102二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 06:30:57
ほ
- 103二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 12:02:04
保守
- 104保守感謝です22/12/09(金) 17:25:39
「――あた～らしいかぜに～なれ～♪」
パチパチパチパチ
”圧巻の歌声！ありがとうお嬢ちゃん！”
「ありがとうございましたー！」
「大したもんじゃな。」
「…………」
「ん？どうしたルフィ？」
「なんかよくわかんねェけど、すげェんだなウタって……」
「(あ！ルフィこっち見てる…後で感想聞きに行こう)」
- 105１22/12/09(金) 17:33:12
”今年の夏祭りのど自慢大会優勝は、素晴らしい歌を披露してくれたウタちゃん！”
「えっ……優勝？」
「すげェ！ウタのやつ優勝だってよ！」
「ぶわっはっはっは！あの年で大したもんじゃ」
『とても上手でしたよ』
『小学生とは思えない素晴らしい歌唱力！将来が楽しみです』
『なかなか上手い……悪ィなナメてたよ、小学生』
『敵わぬ…』ﾎﾟﾛｯ
『んでもあの子になぜあれだけの歌唱力があるのかに関しては一切が謎のままだねぇ』 - 106１22/12/09(金) 17:33:28
「ふぅ……」
「ウター！」
「あ、ルフィ。私の歌どうだった？」
「やっぱすげェなお前！おれウタのうたが一番好きだ！」
「あ、ありがとう…！//嬉しい…！」
『あらあらかわいらしい』
『初々しいねぇ』
『なかなか尊い……悪ィなナメてたよ、イマドキの若者』
『敵わぬ…』ﾎﾟﾛｯ
『んでもあの二人が恋仲にあるのかに関しては一切が謎のままだねぇ』
「…………」
「ウタ？」 - 107１22/12/09(金) 17:38:48
「ルフィ、おじいちゃんは？」
「あぁ、じいちゃんなら捕まえた金魚食うためにどっか行っちまったぞ」
「ほんとに食べるんだ……」
「金魚ってうめぇのかな？おれ食ったことないからわかんねぇし」
「じゃ、じゃあ二人きりだね…」
「ん？おう」
「…………」 - 108１22/12/09(金) 17:41:44
――――――――――――――――
『ねぇマキノさん。もしその…するとしても、どんなタイミングですればいいの？』
『そうねぇ、ウタちゃんの素敵な所を見せればいいんじゃない？』
『素敵な所？』
『例えばウタちゃんの得意な歌はどう？歌い終わってかっこいい姿に見惚れるところを狙うとか』
『歌かぁ…』
『ルフィもあなたの歌を気に入ってるみたいよ。歌はあなたの十八番だし、得意分野で攻めてみたら？』
『得意分野……うん、ありがとうマキノさん。頑張ってみる！』
『えぇ！応援してるわ。素敵な日になるといいわね』
―――――――――――――――― - 109１22/12/09(金) 17:42:12
「(今ならいけるかな……いや行くのよ私！善は急げって言われたでしょ！)」
「ねぇルフィ。今日の私…どうだった？」
「あぁ！上手く言えねェけどすごい良かったぞ！」
「ほ、ほんと？…その、見惚れちゃったりした…？」
「ん？あぁ！」
「……！あ、あのねルフィ……私その……」
「私……ルフィの事が――」 - 110１22/12/09(金) 17:42:53
今日はここまでです
- 111二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 18:09:57
とても良いSSだった…！
明日も楽しみにしています！ - 112二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 18:40:20
ここで切られるとちょっと不安になっちゃう私がいる…
ハッピーエンドれすよね！ - 113二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 22:21:01
- 114二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 22:35:09
うおおおお気になるうううう
- 115二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 22:47:42
うおっうおっうおっ…… 信じて待つ！！
- 116二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 00:20:30
頼むぞ
- 117二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 07:13:43
待ちます
- 118二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 13:10:39
チャカ様が居る、、、ﾎﾟﾛｯ。
- 119122/12/10(土) 16:28:33
「ルフィのことがす――」
「邪魔するぜぇ」
「え？」
「あ！さっきの金魚のおっさん！」
「てめぇらんとこのじじいのせいでこっちの商売あがったりだ。あのじじいは今どこだ？」
「え……あ……」
「じいちゃんならどっか行っちまったぞ」 - 120122/12/10(土) 16:36:16
「そうか、なら落とし前はてめぇらにつけてもらうとするか。そこの嬢ちゃんに売り子でもしてもらおうか」
「い、いや…！やめて！離して！」
「ウタ！」
「ずいぶんと歌がお上手みてぇだな。うちでも歌って客引きしてもらうぞ」
「ウタから離れろ！」
「騒ぐんじゃねぇよクソガキども」
「その手を放してもらえないか？」
- 121122/12/10(土) 16:40:42
「あぁ？誰だてめぇ」
「シャンクス！」
「すまん、遅くなったな。二人とも楽しんでるか？」
「う、うん」
「うちの娘になにか要か？」
「こいつらを連れまわしてたじじいのせいでこっちの商売あがったりだ、落とし前つけてもらわなきゃ気が済まねぇ。じじいがいない以上こいつらに――」
「そうか。そいつは悪いことをしたな。お探しのじいさんなら向こうからもうすぐ来るそうだ」
「いやもうじじいはいい。さっき歌ってたこのガキに来てもらう」
「いたっ……！やだ！」
「おい」
「てめぇもしつけぇぞ！」
「――失せろ」 - 122122/12/10(土) 16:41:26
「っ！？」
「なんじゃなんじゃ？盛り上がっとるのう」
「じいちゃん！」
「わしに用があるようじゃの」
「て、てめぇは！？」
「小さい女の子なんぞに手出しおって、向こうでたっぷり話を聞かせてもらうぞ」
「い、いや違うんだ…！元はと言えばてめぇの…」
「ぶわっはっはっは！遠慮するな！さぁ行くぞ行くぞ！」
「やめろ！離せぇぇ……」
「……行っちゃった」 - 123122/12/10(土) 16:51:51
「相変わらず無茶苦茶な人だな」
「シャンクス…ありがとう」
「腕は大丈夫か？痛むか？」
「うん。もう平気」
「そうか。よかった」
「シャンクス！一緒に屋台回ろうぜ！」
「そうだな、少しだけだが付き合うよ」 - 124122/12/10(土) 16:52:10
「そういやウタ。さっき何言おうとしたんだ？」
「え？……あー」
「……なんでもないよ」
- 125122/12/10(土) 17:21:25
「はぁ～食った食った！」
「そろそろ祭りもお開きだな。おれたちも帰ろう」
「わかった！」
「…………」
「ウタ？」
「……ん？」
「なんかお前最近ぼーっとしてる時多いな」
「そ、そうかな…？あはは……」
「色々あって疲れたろう。帰って早めに寝よう」
「うん…」
「じゃあなウタ！シャンクス！」
「おう、ガープさんによろしくな。気をつけて帰れよ」
「……またねルフィ」
- 126122/12/10(土) 17:22:13
８月１５日 晴れ
ルフィと夏祭りに行きました。ルフィのおじいちゃんも来てくれました。
金魚すくいしたり色んなものを食べました。
祭りののど自まん大会でゆうしょうしました。
ルフィにほめられたのがすごくうれしかったです。
ゆかたもほめてもらいました。
８月１５日
まつりたのしかった
めしたくさんくった
ウタのうたがいちばんすきだ
やっぱりシャンクスはかっこいい - 127122/12/10(土) 17:24:40
今日はここまで
たくさんの感想、♡感謝です - 128二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 22:46:59
おいおっさん
タイミングくらい空気読んでやれ - 129二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:00:24
金魚すくいのおっさんこの野郎って思うけど、ガープに対しては怒っていいよ
- 130二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:04:04
- 131二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:10:40
シーザーこの金魚すくいのオッサンになら何してもいいぞ
- 132二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 01:07:40
初めて見たかわいい
- 133二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 02:40:09
かわいそうなおっさん…ひとえにテメェが破けやすすぎる網を使ったせいだが…
- 134二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 11:24:32
乙
- 135１22/12/11(日) 15:10:38
「ウタ、まだ起きてるのか？」
「あ、シャンクス。宿題の日記書いてた。今から寝るよ」
「そうか…………なぁウタ」
「ん？なに？」
「…………いや、また今度話す。今日はもう寝なさい」
「？はーい、おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
「…………すまないウタ」
- 136１22/12/11(日) 15:12:29
「でね、その時シャンクスが来てくれて…」
「そう、一先ず大事に至らなくてよかったわ」
「うん……」
「起きてしまったことは仕方ないわ。また今度機会を見つけてチャレンジしてみましょう？」
「あー、それはね？ルフィからしてもらおうと思うんだ」
「え？」
- 137１22/12/11(日) 15:14:47
「ルフィのやつ私に見惚れちゃってたんだって！これって相思相愛ってやつじゃない？」
「そう…」
「それにさー、あいつ日記に私の事ばっか書いてるみたいだしひょっとしたら前々から意識しちゃったりしてるのかも！まぁもし？あいつが私に告白してきた時はお姉さんとして余裕を見せた大人の対応を――」
「ウタ誰かに告白されるのか？」
「ぎゃあああああああ！？」
- 138１22/12/11(日) 15:19:56
「あらルフィいらっしゃい」
「ル、ルフィ！？いつ来たの！？」
「今。マキノ飯ー！」
「はいはい。今ウタちゃんにオムライス作ってるからもう少し待ってて」
「おう！」
「ル、ルフィ…私の話どこから聞いてたの？」
「ん？そーしそーあいってとこくらいから」
「そんなところから！？」
「なぁウタ、そーしそーあいってなんだ？」
「え、えぇ！？えぇと……！」
- 139１22/12/11(日) 15:25:31
「二人ともおまちどおさま」
「やったー！飯だー！」
「あ……ありがとうマキノさん(あ、あぶない……もう少しで心臓が…)」
「ウタちゃん顔真っ赤よ？二人ともさっきまで何話してたの？」
「マキノ、そーしそーあいってなんだ？」
「ル、ルフィ！？」
「え？そうねぇ～、ルフィはウタちゃんの事どう思ってるの？」
「ちょ、ちょっとマキノさん！？」
「ん～歌がうめぇだろ？あと宿題手伝ってくれるだろ？いつも遊んでくれるしおもしれぇしあとは…」
「わ"あ"あ"あ"あ"！？ストップストップ！！」
- 140１22/12/11(日) 15:26:47
夜にFilm REDを観に行くという大事な予定があるので一旦ここまで。
もしかしたら夜中にまた投下するかもしれません。 - 141二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 15:28:21
Film REDを観に行くのは何よりも優先される
ゆっくり楽しんできてくだされ
おれはこのSSを読んで楽しむ - 142和良22/12/11(日) 16:06:11
たのしんで
- 143二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 18:23:00
シャンク何言おうとしたんや
- 144１22/12/11(日) 23:34:43
「あらあら。つまりルフィはウタちゃんのことが好きなのね」
「ﾏ､ﾏｷﾉｻﾝ!?」
「ん？あぁ！」
「…………ﾋｬｰ」
「うふふ。相思相愛っていうのは男の子と女の子がお互いに相手の事が好きなことを言うのよ」
「そっか、じゃあウタもおれのこと好きなのか！ししし！」
「ｱ…………ｱｩ……」
- 145二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 23:41:49
転校かな…?
- 146１22/12/11(日) 23:42:58
「ぷは～美味かった！ごちそうさん！」
「ご、ごちそうさまでしタ……(ほとんど味しなかった)」
「お粗末様。…………あら？」
「ん？……げっ外雨だ！」
「あら大変。二人とも傘は？」
「持ってねぇ。ウタは？」
「わ、私も持ってない。どうしよ…」
「今日雨降るって予報あったかしら。傘貸してあげるから待ってて」
「ありがとうマキノさん」
「二人ともごめんね。使える傘1本しかなかったわ」
「え……？」 - 147１22/12/11(日) 23:47:18
「仲良くこれ使ってね。大きいから二人とも入れると思うけど」
「ありがとマキノ！」
「いいのよ。今度来る時にでも返してね」
「(こ……ここここれってつまり相合傘…！？)」
「そんじゃ行こうぜウタ！……ウタ？」
「ふぇ？」
「顔真っ赤だぞ。大丈夫か？」
「ナ、ナンデモナイ……ダイジョウブ……」
「そっか。じゃあなマキノ！」
「えぇ。気を付けて帰るのよ」
「(ルフィが近いルフィが近いルフィが近いルフィが近いルフィが近いルフィが)」
「ふふ、微笑ましくていいわね。ウタちゃんにはまだ刺激が強すぎたかしら」
- 148１22/12/11(日) 23:49:55
もうすぐ本誌の更新入るのでここまでにします。
また明日投下していきます。 - 149二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 01:55:28
スレ主何回目のREDか聞いていい？
- 150二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 07:16:18
ほほえましい
- 151RED12回目でした22/12/12(月) 16:37:40
「思ったより傘の大きさギリギリだな」
「う……うん……」
「ウタ、そんな端っこにいると濡れちまうぞ？もっとこっち寄れよ」
「は……はい……」
「しっかし急に降ってきたな」
「そ……そだね……(ルフィが近いよ…)…………ん？」 - 152１22/12/12(月) 16:38:14
「あの…ルフィ」
「なんだ？」
「ルフィ、肩濡れてる…」
「ん？あぁ、気にすんな！」
「ルフィ、私のためにスペース用意して、自分は…」
「平気だ！ウタが濡れなくてよかった！ししし！」
「ありがとルフィ。優しいね」 - 153１22/12/12(月) 16:40:01
「着いた！お前ん家だ」
「ありがとう。ねぇルフィ」
「ん？」
「私、これからもルフィとずっと一緒にいたい」
「おう！おれもだ！」
「……//」
「じゃあまた明日な！」
「うん…！またね！」
- 154二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:18:05
ほほえましくていいな
- 155１22/12/12(月) 20:41:52
8月16日 雨
今日はとつぜん雨がふってきました。
ルフィとあいあいがさをしましたが、ルフィが私がぬれないように気をつかってくれました。
ルフィはやさしくてかっこいいです。
これからもいっしょにいたいです。
8月16日
きゅうにあめがふってきてたいくつだったけどウタがいたからたのしかった
ウタとそーしそーあいでうれしかった - 156二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:45:09
幼少期ルウタからしか得られない栄養素は実在する
- 157１22/12/12(月) 20:45:21
「うふふ。このままずっと一緒に大人になって、いつか恋人になって……」
「将来……結婚とかしちゃうのかな、なんて…えへへ」
「ちょっと考えすぎかな」
『歌がうめぇだろ？あと宿題手伝ってくれるだろ？いつも遊んでくれるしおもしれぇしあとは…』
『そっか、じゃあウタおれのこと好きなのか！ししし！』
「うふふふ♡」
- 158１22/12/12(月) 20:56:52
「にしても今日は雨凄いなぁ。あれから全然止まないや」
ガチャッ
「ただいまー…」
「あ、シャンクス！おかえり！」
「おうウタ。外はすごい雨だぞ。濡れなかったか？」
「うん。マキノさんが傘貸してくれたおかげでね」
「そうか。今度礼を言わなきゃだな」
「それとね、ルフィと相合傘したんだけどあいつ自分が濡れるのお構いなしに私が濡れないように気遣ってくれたんだよねぇ～」
「そう、か」
「いや～見直しちゃったよね！ガキンチョのくせにああいうことできるなんてさ！」
「お前たちが相変わらず仲良しでおれも嬉しいよ…」
- 159１22/12/12(月) 21:14:39
「今度は私がお姉さんである所を見せつけてあげたいし、明日はルフィと何しようかなー」
「…………ウタ。大事な話があるんだ」
「なになに？」
「今のお前たちにこんなことを言うのはおれとしても辛いとこではあるが……」
「何よ急に改まって」
「ウタ、落ち着いて聞いてくれ……」 - 160１22/12/12(月) 21:16:55
「…………え」
「シャンクス…それは本当なの……？」
「すまないが、本当だ……ベックたちも行くことになった。おれだけこっちに残るわけにはいかない」
「る、るふぃとは…………？」
「…………」
――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――
――
- 161１22/12/12(月) 21:17:46
…………やっぱりこの時期は思い出しちゃうなぁ
ルフィ元気かな。今何してるかな……
- 162二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:18:02
え？
- 163二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:18:12
時間が飛んだ！
- 164二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:20:15
シャンクスの仕事の都合で突然引っ越すことになった感じか…？
- 165二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:24:06
いっぱい悲しい
- 166二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:27:42
切ない…
- 167二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:28:35
転校かぁ…
- 168二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 22:33:28
ま、まあウタだけ置き去り案件ではないだろうから、REDよりはまだマシだし……いやお辛いですわ
- 169１22/12/12(月) 22:46:13
「ほんとなの……？海外に転勤が決まったって……」
「……そうだ。お前とルフィが大の仲良しなのは知っている。だからこんな引き離すようなことを言うのは心苦しかったが、いつかは言わなきゃいけないんだ。早めに伝えておかないといけないと思ってな」
「そんな……」
「…………」
「どうしてもダメなの……？ここに残ることはできないの…？」
「残念だができない。おれも周りにあちこち頼んではみたが……」
「そう…………」
- 170１22/12/12(月) 22:51:41
「それで……いつから向こうで生活するの……？」
「大体半年後くらいだ」
「そう……ねぇシャンクス、ルフィも一緒に来れないかな？」
「気持ちは分かるが無茶言うな。旅行に行くわけじゃないんだ。それにルフィにもルフィの生活がある。面倒見のいい兄貴たちやじいさんもいるしな」
「じゃ、じゃあ私だけでもここに……」
「ウタ…」
「そ、そうだ……マキノさんなら……あの人のとこでしばらくお世話に……」
「ウタ。おれがいつ戻るかわからないんだぞ？それにマキノさんだって暇じゃないんだ。迷惑はかけられない」
「でも……でも……」
「まだ９歳のお前が生活できるのか？それにルフィと一緒にいるために残るということは、おれとは何年も離れることになるんだ」
「確かにシャンクスと離れるのは嫌だけど、ルフィとも離れるのは…離れるのは……！」
「おいでウタ」
- 171１22/12/12(月) 22:56:58
「うっ……うう……」
「明日からさよならってわけじゃないんだ。もう少し一緒に過ごす時間はある」
「うぅ……ぐすっ……」
「おれが言うのもなんだが、残りの時間を寂しさで泣いて過ごすより、ルフィと一日でも長く一緒に笑って過ごすべきじゃないか。あいつだってお前がいなくなると知ったら悲しむだろう」
「ずっと……たのしかったのに……ずっと……一緒にいたかったのに…………」
「ウタ……」
「嫌だよ……ルフィ……！うぅ……！」
「本当にすまない。明日二人でルフィと話そう」
「うわあああああん！！」
- 172１22/12/12(月) 22:57:23
今日はここまでです
- 173二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:04:02
切ない…
- 174二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:33:03
どうか太陽がこの雨を晴らしてくれますように…
- 175二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 04:37:06
☆
- 176二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 05:05:01
仲のいい幼馴染と幼少期に引き離される…何処のFILMREDだ
- 177二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 08:38:14
逆に考えるんだ
離れたときは辛いけど、ルフィとの再会を果たした時にウタは絶対幸せを感じるからいいさ、と、そう考えるんだ - 178二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 11:28:01
幸せになってくれ
- 179二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 18:44:58
死に別れるわけじゃないんだ。
生きていればまた会える可能性なんて無限にあるんだ！ - 180１22/12/13(火) 21:44:51
翌日、私はシャンクスと二人でルフィの元を尋ね、昨晩の事をすべて話した。
ルフィも昨日の私と同じくらい泣いて、私もつられるようにまた泣いてしまった。
号泣する私たちの頭を、をシャンクスはそっと優しく両手で撫でてくれた。
隣で話を聞いてたマキノさんも声を押し殺して泣いてるのが分かった。
泣きすぎたのと昨晩ほとんど寝れなかったせいで、家に帰った途端私は倒れるように寝てしまった。 - 181１22/12/13(火) 21:47:21
「…………ん」
「あれ、私寝ちゃってた……」
「今何時…？……結構寝ちゃってたんだな…」
「宿題やってないや、やらないと……」
「何書こう……今日何したっけ？」
「シャンクスと一緒にルフィのとこ行って、昨日の事話してそれから……お昼は何食べたっけ？そもそも今日何か食べたかな……思い出せないや」
「…………書くことないな」
「私、ルフィがいないと日記も書けないんだ……」
「…………お腹すいた」 - 182１22/12/13(火) 22:08:22
「あ……おはようルフィ」
「おう……」
あの日から私たちの関係はどこかぎくしゃくしていた。
あれから二人とも笑わなくなった。
「…………」
「…………」
ルフィと二人きりの時間。
本来はとても楽しく幸せなはずなのに、公園のブランコに二人腰かけたまま会話は一切ない。
ルフィもきっとどうしたらいいか分からないのだろう。
私もそうだ。今も何話せばいいのか分からない。
もどかしい時間だけがただ過ぎていく。 - 183１22/12/13(火) 22:10:00
「…………腹減ったな」
「…………うん」
「……マキノのとこ行くか？」
「今日お休みだよ……」
「そっか……」
「…………」
「…………」
「…………今日も雨降りそうだね」
「……だな。帰るか」
「そうだね……」 - 184１22/12/13(火) 22:29:24
本当はずっと一緒にいたい。でもそれはいつか叶わなくなる。
遠い遠い地へ離れ、お互いに顔を見るのも声を聞くこともできない。
信じ難い現実を未だに受け入れられない幼い私たちを嘲笑うかのように、大型の台風がやって来た。
連日の強風大雨で外に出ることもままならない。
シャンクスもお家でのお仕事になったらしく、大雨の中一人でお留守番ということはなかった。
それでもお仕事中は邪魔できないので、結局一人の時間は長かった。
台風が過ぎ去った後も私とルフィは互いに同じような日々を過ごし、気付けばルフィとの最後の夏休みはあっという間に終わりを迎えていた。 - 185１22/12/13(火) 22:29:47
少し短いですが本日はここまで
- 186二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 22:30:52
- 187二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 22:31:40
現パロならすぐに会えるさ…会えるはずさ…
- 188二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:22:55
ほす
- 189二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 10:54:20
離れ離れは寂しいよ
何か思い出に残るもの作れないかなあ - 190二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 20:50:35
保守
- 191１22/12/14(水) 21:49:19
新学期に入って早々担任が私が海外に行くことをクラス全員に告げた。
元々歌が上手いとしてよく注目されていた私がいなくなると知って、教室が一瞬で騒々しくなる。
クラスの大半はやれプレゼントだのお別れ会だの、当の私を置いてきぼりにしてあれこれ盛り上がっていた。
隣の席の子が「本当に行っちゃうの？」と声をかけられた。
私もそう思う。本当に行っちゃうのか。 - 192１22/12/14(水) 22:18:58
結局日記はあれから毎日書いたはいいものの内容が突然簡素なものになったせいで先生に指摘された。
引っ越しのことで色々大変だろうから大目に見るみたいなことを言われた気もするが、正直どうでもよかった。
ここ最近ずっと上の空だ。
毎日ふとした時にルフィと過ごした日々を思い返していた。
目を閉じて辛い現実から逃げるように、いつか来るだろうさよならの日がいつまでも来ないように。
解ってる。そんなことをしても刻一刻と日付だけが過ぎ去って、本当にルフィと過ごせる時間も減っていく。
それでも、解ってるけどやめるにやめれられくて。
宿題の日記は返却された。
ほんの数十日の思い出が記された一冊。
私は今日もまた最愛の日々に縋る。 - 193１22/12/14(水) 22:28:38
「ウタ。お前の大好きなパンケーキ買ってきたぞ」
「…………」
「いらないのか？」
「…………」
「そうか……ならこいつらは全部おれがいただくとするか。久しぶりに甘いものでも食べたい気分だしな」
「…………」
「お？この白いのはホイップか？随分ふんだんに盛られてるな。美味そうだ」
「…………」
「ん？んん！美味いなこれ！生地もホイップもふわふわだ！」
「…………っ」
「しかしこれ全部一人占めとは、たまには贅沢もいいもんだな」
「…………べる」
「ウタ？何か言ったか？」
「…………食べる」
「……よし、こっちおいで」
- 194１22/12/14(水) 22:40:33
「美味いか？」
「……うん」
「少しは元気出そうか？」
「……うん」
「向こうにはこれよりもっと凄いパンケーキやスイーツがあるらしいぞ、楽しみだな」
「…………そう」
「ルフィとは最近どうだ？」
「…………あんまり話せてない」
「そうか」 - 195１22/12/14(水) 22:54:57
「シャンクスは寂しくないの？ルフィと離れるのが」
「…………」
「私は寂しいよ、ものすごく……」
「……大人でもあんなに面白い奴はそういねェさ。ルフィは良い奴だ。そんな奴と会えなくなるのはもちろん寂しい。誰だってそうさ、人間なんだから」
「じゃあなんでそんなに平然としていられるの……？どうしていつものシャンクスでいられるの…？」
「いつかまた会えるって信じてるからだ」
「え……？」
「何も今生の別れってわけじゃねェんだ。離れていてもおれ達はずっと友達だろ」
「…………」
- 196１22/12/14(水) 22:57:33
「そんな湿っぽい別れ方をしても後悔するだけだぞ。ルフィだって今の状況にそろそろうんざりしてるはずだ」
「…………」
「お前はどうしたい？このままお互いぎくしゃくしたまま過ごしたいのか？沈んだ顔でバイバイするのか？」
「…………ちがうよ」
「ならルフィに会ってこい。会ってお前がどうしたいか。どう思ってるかを直接口で伝えてこい」
「…………」
「明日は学校休みだろ？待ってても何も変わらないぞ」
「…………わかった。明日ルフィに会ってくる」 - 197１22/12/14(水) 23:00:36
- 198二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 23:03:44
立て乙 ずっと読んでるぞ……！！待ってるぞ……！！
- 199二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 23:10:34
これがウタの「夏休みの間にやり残した宿題」か……
- 200二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 23:27:36
200ならハッピーエンド