【現パロCP・閲覧注意】ここだけウタがルフィに告白されて

  • 1二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:39:27

    ルフィのことは弟としか思ってなかったので断ろうと思ったけど
    ルフィがあまりにも真剣だったので傷つけるのも悪いと思いとりあえずOKした世界

    ただし恋人として付き合っていくうちに段々とルフィに男性として惹かれ始めいつの間にか本気で好きになっていくけど
    その気持ちを明確に自覚したタイミングで憐れみで告白にOK出したのがルフィ本人にバレてしまい
    今までウタに無理をさせていたことに罪悪感を抱いたルフィから別れ話を切り出されることとする

  • 2二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:40:04

    気持ちを伝えろいっけー!

  • 3二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:40:04

    なんだこの地獄のすれ違い

  • 4二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:40:10

    んー、とりまあと5万文字よろしく

  • 5二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:40:35

    別れました→直後に本気の告白、これで解決よ

  • 6二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:41:06

    ルフィの別れ話の切り出し方によってアンジャッシュの度合いが変わってくるな…

  • 7二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:42:04

    ふむ、続けて?

  • 8二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:42:45

    >>4

    毎度毎度5万字はかわいそうだからせめて5000文字にしてさしあげろ

  • 9二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:43:06

    「ごめんなさいごめんなさいお願い捨てないで!?」と半狂乱で泣きながら服脱いで体で繋ぎ止めようとしそう

  • 10二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:43:20

    とりあえず書いてくれないか?
    じゃないと誰かの命が危ないんだ

  • 11二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:43:26

    そういうドラマあるよね

  • 12二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:45:01

    >>1

    あと5000字は続けないとルフィの命はないよ!

  • 13二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:45:23

    明確に恋心抱いたのを自覚した瞬間はめっちゃ幸せなんだろうな
    でもその直後に別れ話切り出されるんだよね……

  • 14二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:46:28

    「なぁ…ウタ!今までありがとな!」

    「え?急にどうしたの?」

    「お前にだいぶ無理させてただろ?もう別れよう!おれたち!」

    「……え…待って…」

    「好きでもないやつと付き合ってくれてありがとな…お前の幸せを心から祈ってる…じゃあこれからは元通りになろう!じゃあな!」

    「……待って…待ってよ!……やだ!置いてかないで!………やっと好きって自覚できたのにぃ……遅すぎたんだね…ごめんね…ルフィ…」

  • 15二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:46:52

    ざっくりと書いてみた
    どうだ?

  • 16二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:47:10

    >>15

    続けて?

  • 17二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:48:35

    気持ち伝えればいいだけの話だな

  • 18二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:49:46

    とりあえずウタも本気でルフィに告白して二人が幸せになるところまで書いて♡
    さもないとサンジと喧嘩中のゾロに女になる病をかける

  • 19二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:51:38

    誰も救われないぞ…

  • 20二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:52:57

    ハッピーエンド用の画像だ…受け取ってくれ

  • 21二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:54:54

    ウタが素直に告白してもこのルフィ
    (ウタはまだおれを気遣ってくれてるんだな。本当に優しいな)
    とか謎のクソボケ発揮してまともに受け取らなそう

  • 22二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:56:00

    >>15

    早く続き書いて!さもないと、シャンクスの左腕にサイコガン付けちゃうよ!

  • 231422/12/06(火) 21:56:02

    少し時間くれ
    今書いてるのあるから

  • 24二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:56:28

    >>20

    初めて見た…

  • 25二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:56:59

    >>23

    ちゃんとハッピーエンドで頼むね!

  • 26二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:57:44

    >>20

    お可愛いこと

  • 271422/12/06(火) 21:58:25

    >>25

    あら?バッドエンドはお嫌い?

  • 28二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:58:57

    >>27

    おれはお好きでござる!

  • 291422/12/06(火) 21:59:02

    >>27

    お嫌いでござる!!

  • 30二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 21:59:36

    >>27

    好きだけどハッピーエンドが好きでござる!

  • 311422/12/06(火) 21:59:54

    >>28

    すまんがこの通り>>29なんだ

    おれはハッピーが好きなので

  • 32二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:00:05

    >>27

    う…急に「ハッピーエンドルウタSSを見ないと死んでしまう病」が…

  • 33二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:00:20

    >>27

    お好き!なんなら一流のバッドエンドが1番好物でござる!!

  • 341422/12/06(火) 22:01:09

    まあバッドエンドはREDで十分なのでね…おれが書くのはハッピーだけなんだ
    バッド求めてる人はすまんな

  • 35二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:02:45

    >>34

    愛してる💓♥️❤️

  • 36二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:03:37

    >>34

    あんた最高だよ

  • 37二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:05:33

    >>34

    そうか

    バッドスレスレに到達した後持ち直したハッピーエンドでも待ってるよ

  • 38二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:08:05

    >>12

    おれ死ぬのか?

  • 39二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:11:11

    >>38

    ルフィのは冗談だよ!シャンクスのは…

    あっルフィごめん、もうしばらくシャンクスと会うのは待ってもらえるかな?

  • 40二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:17:16

    SS書けたので投稿します

    別離「え…?」

    「いやだからさ?別れようって…分かってんだ無理させちゃってるって…これ以上はお前に迷惑かと思ってよ…受験も近いだろ?ああ大丈夫⁉︎その…縁を切るわけじゃねーからまた『いつもの関係』に戻ろーぜニシシじゃあな!」

    ルフィはそう言うと逃げるように校舎裏から去っていった。自分の選択の辛さから逃げるように…


    「…。」

    残されたウタは呆然としていた。


    『いつもの関係』?


    なにそれ?


    友達?幼馴染?姉と弟のような存在?


    恋人じゃなくて…?


    自分がそんなこと言う資格がないことは自分自身がよく分かってた。

    全部自分自身が招いたことだ。

    弟のように思ってた彼から告白された時、彼の気持ちを理解せずに軽い気持ちでその気持ちに応えたこと。

    付き合い出してから今更のように恋人気分を味わって浮かれてたこと。

    その間ルフィの苦悩を理解することもできずに…


    捨てられて当然だ…


    私のような最低な女よりふさわしい女性と付き合った方がいいんだ。


    ウタは混乱する頭でなんとか納得させようとする。


    ルフィにふさわしい女性…


    きっと優しく手を握り合ってデートをし…


    きっと二人で寄り添いながら部屋でホラー映画を見てはしゃいだり……
    telegra.ph
  • 41二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:17:25

    本当はダメだけど!
    ひでえ事だけど……!
    ルフィに別れを告げられた後のウタが病んでルフィに這い寄る展開が見たいぃ!!

  • 42二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:18:07

    >>40

    はえーよホセ

  • 43二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:25:17

    >>40

    ここからハッピーエンドに行ける保険があるんですか?

  • 44二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 22:31:57

  • 45二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 06:27:29

    しゅ

  • 46二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 07:33:51

    昨日の夜出来立てのルウタ(ウタル)スレだと……ありがてぇ!!……面目ねえ……!!

  • 471422/12/07(水) 12:18:54

    今書いてるんだが、Telegraphにするか、レスを複数にするかどっちがいい?
    Telegraphの場合は画像なし、レス複数の場合は画像ありで行こうと思うんだけど

  • 48二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 12:21:03

    >>47

    エッチィのないんだったらレスごとがいいね

  • 491422/12/07(水) 12:40:07

    複数レスで行きます。
    書き上がった分上げていきます

  • 501422/12/07(水) 12:41:10

    ルフィと別れてから一週間。あの日からずっと胸に穴が空いたような気分だ。

    「もっと早く自覚できてれば…何か変わったのかなぁ…」

    別れてもルフィとの繋がりはまだ残っている。それも幼馴染や姉弟のような関係でしかない。
    この関係が今の私には耐え難かった。

    「……ちゃんと本気で伝えよう。それでダメだったら……諦めれるかなぁ…」

    告白する決心はついたが、すぐに鈍ってしまう。断られるのが怖い。断られた後に諦め切れない自分がいることが情けない。

    「ダメで元々…!ルフィだって勇気を出してくれたんだ…!私もそれの答えなきゃ…!……放課後、ルフィと帰る時にーーー」

    そんな決意はあっさりと折れることとなった。

    その日の放課後、ルフィが私の知らない女の子と手を繋いで歩いていたのを見た時、私の中で何かが壊れた。

  • 511422/12/07(水) 12:41:55

    (ああ…そっか……何もかも遅すぎたんだ…)


    そこからどうやって帰ったのかはよく覚えていない。

    頭の中にあるのはルフィの顔を赤らめた姿。


    私に告白してくれた時に見せてくれた姿と一緒だった。

    私にしか見せたことのない姿だった。


    「もっと早く決意するべきだったな…ウジウジしてるから他の子に取られちゃうんだ…」


    結局その日は一睡も出来なかった。

    次の日もルフィに会うというのにこんな顔を見せるわけにはいかない。


    次の日、私は顔の隈を隠すために普段は全くしない化粧をして学校に向かった。

  • 521422/12/07(水) 12:45:37

    「ウタ!おはよう!」

    「あ、うん……おはよう」


    ルフィはいつも通り太陽のような笑顔を見せてくれる。それを見て思わず顔を顰めてしまった。当然ルフィは気づいたようだが、触れずにいてくれた。


    「……なぁウタ?昨日なんで先に帰っちまったんだ?いつもなら待っててくれたのに…」


    「たまには…そういうのもいいでしょ…いっつも一緒に帰ってるんだから」


    ルフィは私に問う。答えなんてわかってるはずなのに…」


    「いやでもよ…何にも言わないで帰るなんてお前らしくねェぞ?」


    「なにそれ…私らしさってなに?あんたが私の何を知ってるのよ…」


    怒りが高まっていくのを感じる。わかってる、これはただの八つ当たりだ。

    だけど抑えられそうにない。


    「それは…その…」


    「もういいでしょ…あんたは新しく彼女も出来たんだから、私なんかに構ってたら嫉妬されるよ?……もう金輪際、私とは関わんないで…幸せにね…ルフィ…」


    返答を聞かずに思いっきり走る。後ろから何かを叫んでるが、無視する。

    これでいいんだ。これで……

    そのはずなのにーーー


    「……なんで…泣いてるのよ…情けない…」


    涙が止まらなかった。

  • 531422/12/07(水) 12:45:58

    とりあえずここまで。

  • 54二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 13:16:29

    >>53

    あの……これ本当にハッピーエンドになるんですよね?

  • 55二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 13:18:23

    14を信じろ…!

  • 561422/12/07(水) 14:11:49

    放課後、真っ先に学校を飛び出す。ルフィに会わないためにいつもとは違う帰路に着く。
    街を経由することになるが、特に問題はないだろう。

    「……………」

    何も考えずに歩いていたせいか、人にぶつかってしまう。

    「いって…」
    「あ、すみません…」

    謝罪をして横を抜けようと思った時、腕を掴まれた。

    「待てよ!ぶつかっといてそれだけか…って、こいつ歌姫じゃね?」
    「うわ!マジだ!こんなところで会えるなんてな!」

    そう言いながら私に下卑た視線を向ける二人組の男。

    「だったらなんですか?今はプライベートーー」
    「いやいや、ぶつかったんだからそれ相応の謝罪ってもんをしてもらわなきゃ困るよ」

    何を言ってるんだこいつは。
    軽くぶつかっただけだというのに。

    「……何をしたらいいんですか?」
    「あー…そうだな…」

    適当にあしらおうとした時、耳を疑うような言葉が聞こえた。

    「じゃあ何回かヤらせてよ。それでチャラにしてあげるよ」
    「は…?」

  • 57二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:12:49

    14さん!?

  • 58二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:13:00

    このレスは削除されています

  • 591422/12/07(水) 14:14:22

    まずい…黙って逃げるべきだった。

    「ふざけないでください!警察ーーむぐ!」
    「ほら黙って黙って…いいとこ知ってんだよね…楽しもうよ」

    腕を抑えられ、口を塞がれ、連れてかれそうになる私。
    けれど周りには人が少なく、その人たちも見て見ぬ振りをする。

    (こんな奴らにハジメテ奪われるんだ……まあいいか…どうせルフィにはーー)
    そんな思考とは裏腹に体は全力で反抗する。

    「動く痛ェ!!……こいつ噛みやがった!」
    「お前らなんかに渡すものは何もない!お前らみたいなやつが私に触るな!!」

    必死に睨みつける。けれども足が震える。
    目の前の男たちは明らかに怒りに燃えている。

    「……もうこの場でヤっちまうか…わざわざ行くのも面倒だ…」
    「そこに持ってこうぜ…写真も撮っておけば、もう逆らえないだろ」

    ジリジリと男たちが近づいてくる。
    怖い…逃げれなかったら、私の人生は何もかも終わりだ…
    足が竦む、恐怖で顔が強張る。
    その時ーーー


    「おい…ウタに何やってんだ…」
    ルフィが来てくれた。

  • 601422/12/07(水) 14:16:08

    「………なんで…」
    「誰だよクソガキ、今から忙しいんだ。消えーー」
    「ウタに何してんだって聞いてんだ…」

    ルフィが聞いたことのないような声で男たちに問う。
    男たちの足が引いていく。

    「こ、こいつがぶつかってきたからその謝罪をしてもらおうと思っただけだ!」
    「そ、そうだ!悪いのはこいつだ!」

    ルフィに対して恐怖を抱いたのか、声を震わせながらそう叫ぶ男たち。
    それに対してルフィはーー

    「そうか……知ってるか?この辺りは最近監視カメラが付いたんだ。まあ…今のおれには…関係ねェけどな!!」
    「ぶげっ!!」

  • 611422/12/07(水) 14:17:33

    一瞬で近づいて男の一人を殴り飛ばすルフィ。

    殴り飛ばされた男は砕けたコンクリートの下で倒れ、動かなくなる。


    「ひ、ひとごろーーー」

    「安心しろ!死なすわけねェだろ……!死ぬぐらいで許すわけがねェ…!」


    そう言ってもう片方の男も殴り飛ばす。

    同じ場所に倒れ込み、動かなくなる。


    「ウタ!大丈夫か!?」

    「……うん…だいじょ、うぶ…」


    さっきまでの鬼気迫る表情と打って変わって、心配そうな表情で私を見つめてくるルフィ。

    それを見て、安心してしまい、涙がこぼれてくる。


    「怖かった…怖かったよ…」

    「ごめんな…大丈夫だ…大丈夫…」


    そう言って泣きじゃくる私を抱きしめてくれた。

    警察や救急車が来るまで…来てもガープさんに引き剥がされるまで、ずっと…

  • 621422/12/07(水) 14:18:49

    その後は色々事情聴取を受けた後の解放された。
    辺りはすっかり暗くなっていた。

    「おれも終わったぞ」
    「…お疲れ様…ルフィ…」

    ルフィ曰く、守るためとはいえコンクリートにぶつけるのはやりすぎだと言われたらしいが、ぶつけるつもりはなく、殴ったら飛んでいったと言ったらガープさんがうまく合わせてくれたらしい。結果、ルフィはガープさんから軽い説教を受けたが、お咎めなし。

    男たちは強制性行の未遂で逮捕されたが、しばらく意識が戻らなかったらしい。ガープさん曰く、ルフィに殴られたのだから当然のことだと言う。………コンクリートにぶつかったのが原因じゃないんだ…

    「……ねぇルフィ…なんであそこにいるってわかったの?」
    「……朝…様子がおかしかったから、ちょっと着いてったんだ。補習で遅れて、どこにいるかわかんなかったけど…」

    助けてくれたのは嬉しい。後少しで永遠に残る傷を植え付けられていたのだから…
    でも……

    「彼女は怒ってないの?……別れたとはいえ、他の女をーーー」
    「彼女?何言ってんだ?おれに彼女なんかいねェぞ?」

  • 631422/12/07(水) 14:20:14

    私が固まる。ルフィは怪訝そうに見つめる。

    「…え?じゃ、じゃあ、あの人は?昨日手を繋いでた女の子…」
    「あれはただの友達だ…それにあいつも彼氏いるぞ?」

    一気に力が抜ける。思わずうずくまってしまう。

    「なーんだ…私の早とちりだったんだ…」
    「……流石に別れてすぐに他のやつとは付き合わねェよ…」

    気まずそうにそう言うルフィ。
    そこで私は勢いに乗ることにした。
    助けられてから…助けられる前から、自覚した溢れるこの想いを隠すことをやめにした。

    「……まあ、なんだ…今回はおれがいたから良かったけどよ…さっさと他の男と付き合えよ?お前のことだから、色んな奴に好かれてるんだろ?」
    「……そうだね…ちゃんと好きな人もいるよ…」

  • 641422/12/07(水) 14:21:28

    ルフィの顔が強張る。構わず続ける。

    「その人はね?ずっと私のことを見てくれてたの…子供の頃からずっとね?」
    「………おれだって……お前を…」

    「その人は勇気を出して私に告白してくれたんだ。顔真っ赤にして可愛かったな…私も思わずオッケーしちゃったんだけど今思えば最低だよね…好きって気持ちはその時はなかったのに……」
    「なんか…おれみたいな………や、つ…?」

    ルフィが気付きそう。一気に畳み掛ける。

    「今日もねその人は助けてくれたの。すごいひどいことをしていた私なのに助けてくれたの…なんでなのかな?」
    「……お前が……大事……だからだ…」

    ルフィが絞り出すように答える。
    私も勇気を出す。断られても知らない。ルフィの勇気に今度こそちゃんと答えてみせる。

  • 651422/12/07(水) 14:24:16

    「私はね…その人が…ルフィが大好き…気持ちに気づいたのはルフィと別れる少し前…気づいたからには今度は私から言わせてね?」


    「こんな最低な私だけど…もう一度、あなたの彼女にしてくれませんか?…あなたのそばに置いてくれませんか?」


    「……おれもお前が好きだ!俺から別れようって言ったのに諦めれなかった!お前のことをあいつに相談しても、心が痛くなって、顔が熱くなるだけで何も解決できなかった!」


    顔が赤かったのはそういう…


    「お前が傷つけられそうな時、どうしようもなく助けたかった!おれがそばにいてやりたかった!……ウタ!おれともう一度やり直してくれ!おれのそばにいてくれ…!」

    「はい…喜んで…」


    私たちは再び抱きしめ合う。そして、ここがどこかも忘れて、その唇がーーー


    「お前さんら……もう少しいいムードで済ませい…」

    「若いっていいな!!」


    重なる瞬間、呆れた顔をしたガープさんと笑顔の同僚さんに止められた。

  • 661422/12/07(水) 14:25:31

    そのままルフィと私はそれぞれの家に……帰らず、ルフィが私の家に来た。
    理由は私の言葉だ。

    ーーー今日と明日、家に誰もいないんだよね……どうする?

    そんなことを言うとルフィは顔を真っ赤にしていたが、多分私も負けず劣らず、顔を真っ赤にしていたと思う。

    食事にシャワー、歯磨きや爪切りなどを終わらせて、ベッドに向かい合う。

    「………………」
    「………………」

    顔を赤くしてチラチラとこっち見るルフィ。
    時折目が合うと言うことは、私もルフィの方を見ているのだろう。

    「………えと…じゃあ…スる?」
    「……………おう」

    そう私が言うとルフィが近づいてくる。
    そのままーーー

    「…………ん」
    「……………」

    私たちの唇が重なる。
    それだけで頭がふわふわして、胸の奥が温かくなる。

  • 671422/12/07(水) 14:27:01

    「……ん…」

    「……っは…」


    長めのキスの後、私たちは目を合わせる。

    ルフィの目を見るとそこには戸惑いと気遣い、情欲が混ざり合っているように見えた。


    「ルフィ…私、初めてだけど…頑張るから…ルフィも頑張ってね?」

    「おう……その……痛くしたら…ごめん…」


    シュンとしたような態度が少しおかしくて笑ってしまう。

    ルフィはキョトンとした顔をむけてくる。

    そのまま私は押し倒してもらう。


    「……っと…大丈夫か?」

    「うん…大丈夫…ねぇルフィ…?最初はすごく痛いと思うけど…多分すごく気持ち良くなっちゃうからさ……その……」


    耳元で囁く。ルフィが遠慮しないように…


    「優しくしてね…?」

    「っっ!ウタ!」

    「きゃん♡」


    ルフィの目が情欲に傾く。すごくキュンとする。

    ルフィの手が私に伸びる。そしてーーー


    この日、私たちは初めて『繋がった』

  • 681422/12/07(水) 14:28:16

    朝、目が覚める。体がすごく痛む。


    「すごかったな…あれが男の子…ルフィの本気なんだ…ずっと我慢させてきたのかな…?」


    昨日の情景を思い浮かべる。

    何度も何度も避妊具越しとはいえ私に熱を放ってきたルフィ。

    必死に私を愛してくれたルフィの顔を思い浮かべて、思わず顔が熱くなる。


    「……すごい気持ち良くなっちゃったけど…変じゃないよね…?」

    「スー……スー…」


    隣で眠るルフィを見つめ、語りかける。すごい恥ずかしいことを言ったような記憶があるが、思い出すまでは何も考えないようにすることにした。


    「……色々あったけど…主に私が原因で…これからもよろしくね?私の彼氏さん?」


    隣で眠るルフィの頬にキスをする。そして、そのまま幸せな気持ちで再び眠りについた。











    「ああ…これからもよろしくな…おれの大事なウタ…」

    隣では眠っていたと思っていたルフィが優しく微笑んでいた。

  • 691422/12/07(水) 14:29:18

    はい、これで終わりです。
    見てくださった方ありがとうございました。

  • 70二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:29:39
  • 71二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:29:54

    よくやった!14のSSおれの腕によく馴染むぜ

  • 72二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:58:56

    ありがとう

  • 73二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 15:23:26

    >>69

    お疲れ様でした。できれば後日談見たいです

  • 74二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 23:32:25

    素晴らしい!
    最高のルウタだった!

  • 75二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 07:13:59

    保守

  • 76二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 17:16:22

    干す

  • 77二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 02:10:27

    やはり曇らせからの快晴はいいね
    素晴らしいssをありがとう
    本当に最高だった

  • 78二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 13:11:21

    礼を言う
    おれはまだまだ
    礼を言う

オススメ

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