- 1二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 01:56:28
あらすじだ。
私エレジアの王ゴードンはウタとトットムジカを利用して世界を滅ぼしたいと願う悪人だが、ウタとの日々や、ウタと彼女の友人達の交流を見ていて少しずつ心境に変化が訪れた。
そんな中遂に始まったライブ。今までの集大成と張り切るウタに色々と海賊の邪魔はあれど平和にライブは進みつつある……しかしウタの具合が悪そうだ。
どうにか彼女を元気付けられないか考えた私は元々はお忍びにするつもりだったが無理矢理でもシャンクスと会わせようと彼を控え室に連れていった…すると目の前で彼女が倒れてしまう。
そんなウタを見てなお対話を躊躇っているシャンクスをなんとか引き留めようとした私。そんな時ウタが目を覚ますのだが……ウタ?
それに貴方まで…これは、一体何が起きているんだ?
前スレ
エアプゴードン「ゴーッドッドッド!!!」|あにまん掲示板「まさかあのウタウタの実の能力者の小娘を手中におさめられる日が来るとは暁光!あの小娘とトットムジカの楽譜を使いこんな世界を滅ぼしてくれるわ!!」「まぁまずは信用を得る為に優しい人のフリでもしてやるか……bbs.animanch.comエアプゴードン「ゴーッドッドッド!!!」II|あにまん掲示板「あらすじだ。私、エレジアの王ゴードンは世界を滅ぼす為にウタウタの実の能力者であるウt…小むs………少女とトットムジカの楽譜を手にしたが、まずは信用を得るため、良い人のフリをして、慣れない子育てやら、…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:14:51
「大っ嫌「ストップです」
「それ以上は、全員悲しい気持ちになるだけ…皆の幸せを願うあなたらしくない」
「そうでしょう?ウタさん」
「……なんでいるの、ブルックさん」
「ヨホホホ、いえ、実は今割と会場の皆さんもお腹が空くでしょうとサンジさんがステージでフランキーさんのファイアーアクション付きで料理を作って振る舞ってるんです。だから今私フリーでして…」
「違う!話に割り込んできた事を」
「ウタさん」
「なに!!?」
「頭痛はまだしてますか」
「っ、そうだよ、苛々する程痛いし…アイツもいて気分悪いし…!」キッ
「ウタ「名前を呼ばないでって言ってるでしょ!!気分悪いの!!!」
「…ウタ、お前…本当にどうしたんだい?普段のお前なら、体調不良で周りに当たり散らすなんてことあり得ないだろう…?何かあったのかい?」
「ゴードンは関係ないでしょ、黙っててよ!!そもそもなんでコイツを呼んでるの…?何がしたいのあなたは!?」
「あー…やっぱりこれだいぶ危なかったですねェ」
「…ブルック殿、ウタはどうしたというのだ」
「そうですね……今は説明の時間も惜しい。彼女の負担も考え早めに済ませないと」
- 3二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:18:30
立て乙
- 4二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:38:01
「ハァ…ハァ…!あぁああ…!!なんなのさっきから!!もういいでしょどいてよ!?」
「私がここを退いてウタさんは何を?」
「決まってるでしょ歌わないとなの!!皆が待ってるんだから…それに応えないとなの!!」
「そんな今にも倒れそうな顔色で?ご冗談を。今の貴方が歌っても誰も幸せに慣れません…心配して悲しむ人が出るだけです」
「それでもやらち̶ないとなの!!?じゃないと、じゃないとミトメラレナイが̶う̶から…!!」
「……」
「声には応えこ̶ん̶ないとなの!!な̶私を、私の歌を必要としてくれる人がいるんこ̶だから!!私が幸せにしないとと̶なんだよ!!!」
「海賊い̶に酷い事されたりい̶た̶海軍には見向きもされなく̶い人が世界には大勢いて!!!な̶それでもそんな中来てくれた人い̶達を幸せにしたくて何が悪いの!?」
「………」
「や̶12年この島にいて歌くだ̶らいしか伸ばせなかったんだた̶よ!?そんな私をす̶見つけてけ̶くれたファンの人達がいるんて̶だよ…!!!聞いてるのブルックさん!!!!」
「ええ、聴こえました」
「…やはり、斬らねばならない様で」
「ROOM!!シャンブルズ!!」
- 5二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:38:48
保守
- 6二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 02:56:57
立て乙です!
ブルックがめっちゃ冷静で頼もしい…さすが最年長
ローもきてる!これは勝ったな - 7二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:07:43
最年長と名誉麦わらの一味がいるこの安心感
- 8二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:09:10
ほしゅ
- 9二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:09:33
ksk
- 10二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:09:59
即落ち回避!
- 11二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 03:10:08
こんなこといいたくない、たすけて、か
ウタ…… - 12二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 07:11:05
ほしゅするよい、
- 13二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 13:29:09
ほしゅ
- 14二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 13:31:25
ようやくシャンクスと会えたんだ…ちゃんと話し合ってほしいなぁ
- 15二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 16:11:11
保守
- 16二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:03:21
「!?ウ、ウタ達が消えた…!一体……いや、ルフィ君の仲間達に任せる事にしよう…今は」
「……」
「…酷い顔だな。あの子を船から降ろした以上、覚悟されていた言葉ではなかったのかね?」
「そうだな」
「…まあ何やら事情があって、あんな風になってたと思われる。でなければあり得ないからな」
「ふ、おれ達よりあの子を知ってる風だな…」
「知らないさ、12年分しか知らない。君達との7年間は…ただ一つを除いて」
「ほう」
「あの子が、君達を今でも大好きだという事」
「!」
「…それだけだ。ライブの繋ぎをせねばな……腕が鈍ってないといいが…君も此処で逃げずに待っててもらうぞ、シャンクス。もし逃げ出そうとしたらなりふり構わず老人一人がしがみついて喚き散らすからな」
「勘弁願いたいなソレは…分かったよ」
「言質は取ったぞ………ウタ…」
- 17二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 23:29:24
「!…キャプテン来た!」
「とりあえず移動したがこれでいいんだよな?」
「ええ、下手に人目があるとよくなかったので…ありがとうございます…さて」
「さっきからなんなの、その人達誰?なんで邪魔するの?私歌わなきゃなのに、皆を幸せにしなきゃなのに…っ、イライラするなァ…!」
「おやおや、よくありませんね…牛乳がオススメですよ。カルシウムもたっぷりです」
「〜〜ッッ!!いい加減にしてよ!!!!…もういい……邪魔するなら…!」
「……」
「すぅ……〜〜♪」
─ウタワールド──
「こっちで対処してあげるよ…ライブの邪魔をするなら、残念だけど……他の海賊みたいに歌になってもらうだけだから…!」
「……酷い状態ですね…」
「さっきから…!!何言いたいのか分かんないんだよ!!!」
「おい!!来るぞ!!ベポ」
「アイアイキャプテン!」
「少しでいいので時間を稼いでください…集中しますので…」
「…少しでもミスをしてはいけませんからね。針の穴に1発で糸を通さねばなりません……」
- 18二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 00:34:51
ブルック何をする気なんだ?
- 19二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 02:49:29
ウタに取り憑いてる何かを斬る…のかな?
- 20二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 06:37:19
こういうときのブルックのすごい頼もしさ
- 21二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 13:40:25
ローがサポートにいると安心だな!
- 22二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 21:39:54
保守
- 23二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 00:48:04
1から一気に読んじゃった……すごい……
- 24二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:09:09
「(…恐らく、ウタさんのバリアは本人の意思に関係ないオートモードのもの。となればほんの薄皮一枚でも斬ろうものなら弾かれる……)」
「(髪の毛一本、傷つけず………)」
「ガンマナイフ!!…ちぃ(集中してえと言ってるやつ大声で急かしても意味ねえか…!!)」
「(だが、キリがねえ…!)…ベポ!」
「うわっ!?」
「一刀流!馬鬼!!…警備に戻って巡回してたら、何やら面白えことになってんじゃねえか…!」
「ゾロ屋…此処は巡回ルートから大きく外れてると骨屋に聞いたが…また迷子になってる間にウタの歌声を聞いてたか……だが丁度いい!手伝え!」
「お前がおれ達手伝ってんじゃねえのか…?まあいいぜ?骨のねえ海賊どもより暴れられそうだ…!」
- 25二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:19:01
- 26二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:20:18
- 27二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:21:30
- 28二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 02:42:22
「ッ!………」フラ…
「おっと…大丈夫ですか?ウタさん」ガシッ
「……ぁ、う?…あ、れ…私…」
「ヨホホ、どうやら悪い夢でも見ていた様で」
「!…そ、そんなわけっ…あ、ご、ごめんなさ…!」
「いいえ、あなたは悪くない。変なものに影響されて、思ってもいない言動をさせられただけのこと……ねえ、ゾロさん、ローさん、ベポさん」
「あ?おれはよく知らねえ…だが、魂だったか?詳しいブルックがそう言うならそうじゃねえのか?」
「おれは元々ファンのベポの付き添いだ…ライブが中止になったらうちの船員が落ち込んでめんどくせえから手を貸しただけだ」
「ええ!?おれに押し付けないでよキャプテン〜…でもUTAちゃんが無事ならおれはもういいや!でもあとでキャプテンに診てもらってね!体調悪かったんでしょ?」
「おいベポ勝手に決めんな…!…ち、後でコイツにサイン書けよ。治療費はそれでいい」
「ッ…私、ファンの人に……危害加えちゃ…」
「いえいえいえいえ!もう一度言いますが、貴方は悪くありません。元凶を斬った今…実際、貴方は彼らを害そうと思いますか?」
「……ううん」
「なら大丈夫。そもそも私達怪我してませんしねェ…ヨホホ。何より今貴方が謝りたいと思う方は他にいるでしょう?」
「!そうだ、シャンクス、ゴードン…あ、でもライブの時間……と、とにかくウタワールド解除!」パチンッ
─現実──
〜〜♪
「!あ、この音…」
「おや、素晴らしいオルガンの演奏ですね…!近くで聞けてないのが残念です」
「…うん、私の…尊敬する音楽の先生の演奏なの…っ!」
「それはそれは!…こうしてライブを続けてくれてるのが少なくとも彼の答え…ならば今度こそ応えましょう、ね?」
「…うん゛…!」
- 29二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 03:12:29
ゾロが迷子からの参戦で草
ブルックありがとう…最高に格好良いよ!
ベポへのサインで治療してくれるロー優しいな… - 30二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 10:33:53
良かった…
- 31二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 16:45:18
「ほら口開けろ…あー」
「あー」
「……叫んだりしてたが喉は特に問題ねえな。頭痛ももうねえって言ってたし…続行しても大丈夫だ」
「ありがとうトラ男くん!…ベポ君へ、と…ハイ!助けてくれてありがとう!」
「ホワァァアア!!船帰ったら自慢しちゃおー!えへへへへっ」
「それじゃあ本当にありがとうございました!!ライブの続き、楽しんでね!!」タタッ
「いやはや良かった良かった!」
「おいブルック…よく分かんねえが、ウタになんかあったのか?」
「ええ、なんか以前から彼女の魂に何かモヤが見えていた気がしたのです…今日、まさかあれ程になってたとは思いませんでしたが……」
「まどろっこしいな…つまりは?」
「なんかヤバいのが引っ付いてたので斬っちゃいました!ヨホホホ。その場から動かない程度にはしておいたので、後で回収せねばですがね」
「そうかよ、ルフィの代わりに副船長として褒めといてやるよ」
「えー、私そりゃ頑張りましたけど、別にゾロさんに褒められなくても…寧ろゾロさんが来てくれて助かりましたしね」
「おれァ偶々だ。先回って、トドメも刺したってならお前が一等だろうよ」
「ヨホホ」
─ステージ──
「みんなー!お待たせー!!」
ワァァア‼︎ウター‼︎
「ウタ…!」
「…さっきはごめんねゴードン。ありがとう、ブルックさん達のお陰でもう大丈夫。…後でちゃんと話そう?」
「いい、良いんだ…無事なら……よかった…本当に…歌えるかい?」
「もちろん!!だって私は、世界一の歌姫だから!!」
- 32二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:21:02
すっかり憑き物が落ちたな……
- 33二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 01:42:18
ウタ…本当に良かった!
ライブが無事成功してシャンクスと話し合えますように…! - 34二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 11:24:06
ライブ終わってから本番かな?
- 35二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 16:15:40
「(大丈夫、シャンクスとは後で絶対話す…!今度こそ、ちゃんと全部話すんだ…)」
「(だから今私がするべきなのは、此処に来てくれた人、映像を見てくれている人達全員が笑顔になれる様に、目いっぱい歌うこと!!)」
「朝を待つこの羽に吹く 追い風の誘う空を♪」
─エレジアのどこか──
「アイツら皆どこ行ったんだ〜!?おれ達だけ戦ってたりしないよな?!」
「だ、大丈夫だべ、ルフィ先輩!!麦わらの一味の皆さんならきっと他にすべき事を各々してくださってるはずだべ〜!!」
「あー…そろそろ腹減った〜肉〜…!!」
「いやぁにしても感激だべェ…!UTA様のライブにきたらルフィ先輩達がいるししかも二人はご友人…!!こうしてライブを守る為に戦うルフィ先輩…!!!素晴らしい絆だべ〜!!感動で前が!!前が見えっバリアボール!!…あぶねえ!テメェ空気読めねえべか!?」
- 36二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 22:07:33
安心安定のニワトリくんw
- 37二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 05:16:26
保守
- 38二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 11:59:50
ほしゅしゅ
- 39二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:58:41
ほし
- 40二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:42:41
保守!
- 41二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:05:08
「まさかお前ら程の海賊までエレジアに来ていたとはな…麦わらといい、あの歌姫には能力以外にも何かあるのか?」
「あったとしても、肩書きなんてものに意味はねえ…だが、もしアイツに、ウタに何かしようってんなら相手してやるぞ。ビックマムの息子…」
「妹が捕まり、兄として黙っていられないだけだ。そしてUTAもまた、ママが手土産として求めている。どちらも手にして帰る…そこを退け」
「…いい度胸だ。今、お前は此処にいる赤髪海賊団の船員全てを敵に回した…船長は生憎席を外しているが相手にとって充分過ぎるだろうよ」
「何故そこまでする?」
「……今、ようやく12年分の育児放棄にケリつけに来たんだ。愛はあれど、責任はなかった情けねえ男共と言われても仕方ねえ」
「だが、アイツは、世界一の歌姫の前におれ達の大事な音楽家で、娘だ」
「!!」
「このライブは、最後までやり通させる。邪魔すんじゃねえよ」
「…ならば、守りきってみせろ」
- 42二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 06:40:47
守りきってみせろ
とはいうものの「家族を守る」ために戦う赤髪海賊団のことは気に入りそうなカタクリ - 43二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 06:42:04
流石にベックマン相手はキツイ気がするが
- 44二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 16:57:57
保守
- 45二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 20:31:39
〜♪
「いい声だろう?」
「ああ、流石アンタに最高のレッスンを受けさせてもらえただけあるよ」
「…だが当時の判断が最善だったかは分からないぞ、シャンクス」
「……」
「……結局はこうして私はウタを育て、君と会わせようと誓い動いてと色々…君たちにプラスになる様に動いてしまったが、私は、聖人や善人というわけじゃないんだから…」
「ははっ、アンタが?悪人とでも…?」
「…行為に及ばないだけで考える事はするし、憎しみや怒りを抱く。私がそんな人間だと思わないのか、君は?」
「もしそうなら、ウタを預けて最初の頃にアンタはウタを手にかけてる…そうだろう?」
「利用するとか…」
「?したのか…?」
「…いや、う、む……まあいい。とりあえず今はあの子の事だ。12年分しっかりツケを払おうじゃないか、シャンクス」
「そうだなァ…殴られるくらいの覚悟はあるが」
「君はバカか、あの子が人を殴れる訳ないだろう。殴ろうものならあの子の手を痛めてしまう…あの子の手はダンスやマイクを持つのや…自分の幸せを掴むのに使えばいいのだ…」
「……アンタ本気で自分が悪人だと思ってるのか…それで?」
「??悪人だが???」
「??」
「???」
- 46二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 21:15:53
ゴードンさんw
悪人ムーブはもう無理だよ…善人っぷりが隠しきれてない! - 47二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 21:18:02
このゴードンさんは善人のハードル高いからこそ最初のエアプムーブだったんだろうな
- 48二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 00:56:54
悪人エアプゴードンさん…
- 49二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 07:25:33
ほしゅ
- 50二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 16:57:37
★
- 51二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 19:53:14
保守!
- 52二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 23:43:57
「(……楽しい。さっきまでは使命感みたいな気持ちが強かったけど、やっぱり…私は歌うのが好きだからついつい楽しくなっちゃうな)」
「(気をつけないとね、私が今歌ってるのはバラード系の曲だし。ついつい感情が乗りがちだってゴードンがよく注意してたっけ?…ふふ)」
「(…あとこの曲と、もう一曲。あとはアンコール用に……それで終わりかあ)」
「(このまま終わらなきゃいいのに、なんて思ってしまうくらい楽しいけれど、ダメだよね。皆には帰る場所や日常があるんだから)」
「(私は、歌うくらいしか出来ない。歌って…少しだけ元気になってもらうだけ。それでもそれがここにいる人や世界中の人達の明日に繋がるのなら……こんなに嬉しくて誇らしい事はない…!!)」
「〜♪……ふぅ。みんな!!どうだったかな!?今の曲ね、私と、私の家族との思い出の曲なの!!」
─レッドフォース号──
「!」
─控え室──
「やはり、12年経とうがあの子の中では、まだ君らは家族なんだそうだ。…残念かい?シャンクス」
「……いいや…っ…嬉しいもんだなァ…!!…可愛い娘に、こうも想われてるってのは…っ!!」
「私!!最後まで全力で歌うよ!!皆の明日に、これからに繋がる様に…元気が出るように!!だから皆も最後まで!!!どうか…どうか聴いて欲しい!!!」
ワァァァアアア‼︎‼︎
- 53二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 08:50:43
ちゃんと伝わってよかった
- 54二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 18:53:56
保守
- 55二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 22:41:08
ウタが心から楽しんで歌うことができて本当に良かった!
- 56二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 02:15:27
「(…問題は、なんか私がおかしくなった時に予定外にウタワールド使っちゃって体力が本気でギリギリな事なんだよなあ……どうしよう?)」
「(もうアンコールではウタワールド無しでいいかな?いいよね?流石にステージでぶっ倒れて寝るよりはマジだよね?)」
「(あーでもそうなるとあんまり演出が必要な曲が出来ないよな…どうしよう割と悩む……今から歌うのだけはもうちょっとだけでも良いから演出くらいしたいし……)」
「(…ええい!気にしない!私はシャンクスの娘なんだから、細かいこと気にせずいく位でちょうどいい…はず。うん、難しくは考えない)」
「(まずは自分が楽しく歌う。これが出来ない内は周りも楽しくなんて無理だもんね!)」
「それじゃあラストの曲、いくよ…聞いてね【風のゆくえ】」
───────
「…ん、おお!この曲か!!」
「ルフィ先輩、この曲知ってるんだべか?」
「おう!おれが初めて聞いたウタの歌だ!!なっつかしいなァ〜!!シシ、おれこの曲好きだ」
「ルフィ先輩とUTA様の思い出の曲だべか〜!!そりゃこのライブのラストを飾るに相応しいべ!!」
「(…やっぱりウタは楽しそうに歌ってんのが一番だよなあ…うん!!よかった!!)」
- 57二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 06:05:29
ほす
- 58二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 16:31:41
ゴードッドッドッド保守
- 59二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 21:15:57
保守 歌を聴きながらスレ読んでます
- 60二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 01:06:39
このレスは削除されています
- 61二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 01:40:55
さすがお兄ちゃん…
穏便に済んで良かった - 62二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 01:50:24
「…っ、ふー…!…流石、ママと同じ四皇の副船長なだけあるな…!」
「そりゃどうも、そのまま帰ってくれるならもっと嬉しいんだがな…」
「家族の、可愛い妹の為にも、おれは退くわけにはいかない…!!」
「そうかい、出来れば穏便に済ませられればよかったんだがな」ガチャッ
「待って!!!カタクリお兄ちゃん!!!」
「!?ブリュレ…!オーブンも…何故?」
「そりゃ、そこの赤髪海賊団の船長に直々に解放してもらったのさ…さっさと帰ることを条件にな…」
「お頭か…」
「それをのんだのか?目的を忘れたわけじゃないあるまい?」
「おれでも相手すんのはキツいってのに、ブリュレじゃ奴の覇気で行動不能になるだろ…妹を無謀に危険な目に合わせる程落ちぶれてねぇよ…」
「……」
「…言っとくがウチのお頭なら此処も余裕で射程内だが……どうする?」
「……撤退だ。ママへの言い訳はおれがしよう」
「ごめんねお兄ちゃん達…」
「いい、無事でよかった。帰るぞ……おい」
「なんだ」
「次は、逃すつもりはないぞ。おれ達だけじゃない。様々な有力海賊が狙うだろう…家族だというなら、手が伸ばせる範囲に置いておけ」
「…耳が痛い話だな」
- 63二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 09:30:47
ほ
- 64二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 13:41:03
カタクリお兄ちゃんが言うと説得力があるな…
- 65二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 19:39:24
自分の行いが巡り巡って妹に一生消えない傷残っちゃったからな……
- 66二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 21:51:49
ほしゅ
- 67二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 00:43:52
保守!
- 68二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 02:06:40
「それぞれに幸せを目指し 傷ついてもそれでも手を伸ばすよ♪」
「…よお、また会ったな?で、お前らの見解とやらを聞かせてくれよ」
「あ、ゾロさん……そう、ですね。こうして何度か彼女はウタワールドを使用していますがその後歌が終われば解除してますし、もうライブも終わろうとしています。ルフィさん達と繋がっている点はこれからも警戒されるでしょうが…まあ問題ないかと」
「…そうかい。そりゃ何よりだ。……だが人の縁ってのを馬鹿にしちゃいけねえのは知ってるだろ」
「?」
「こいつァ勘だがな。一週間もしないうちにまた驚くぜ?…ウチの船長でさえ誰と繋がってるかなんてその度にこっちも驚かされてんだからよ」
「…肝に銘じておきますが……それは」
「あー…酒が美味えな。夢ん中なのが勿体ねえぜ」
「………ま、貴方達がこうも友好的に接してるのならば、どんなにぶっ飛んでても、根は優しい人なんでしょうね。ウタは」
「そんな簡単に納めて良いのかよコビー大佐?」
「はは、まあ、幾らぼく達でもルフィさん達相手は分が悪いですから」
- 69二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 10:32:07
シャンクスとの関係公表するのかな?
- 70二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 11:51:53
コビーとゾロの絡みは良いなあ
- 71二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 15:20:38
海賊・海軍・革命軍…色んな所の大物と繋がってるからなぁw
- 72二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 22:53:43
保守
- 73二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 01:14:24
保守!
- 74二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 01:48:48
「大海原を駆ける 新しい風になれ♪」
♪〜…
パチンッ
「みんなー!!最後まで聞いてくれてありがとうね!!すっっごく楽しかった〜!!」
ワァァァア‼︎UTA 〜アリガトー‼︎アンコール‼︎アンコール‼︎
「あはは…やっぱり、アンコールあるよね〜」
「(ウタワールドに頼らず歌唱力勝負。って思えば何にも心配いらないよね!でもちょっと盛り上がりに欠けるから…)」
「…じゃ!ここは一つ、このライブを盛り上げてくれて、一緒に歌ってくれた素晴らしい音楽家の皆と最後に一曲歌うとしよっか!!ソウルキング〜!!」
「おやおや?私を呼んでくださるので?」
「あ、もうブルックさんモードだ」
「ヨホホ!ですが歌えとあらば勿論応えましょう!!音楽家、ですから!!」
「よかった…このままライブを終えても…多分、私に勘違いをしたままの人がいるだろうからさ。海賊のブルックさんと歌えるなら安心だ」ヒソヒソ
「…気付いてたので?」ヒソヒソ
「耳はいいからね。…何より、昔、ゴードンがファンの人宥めてくれたの、実は知ってたんだ」ヒソヒソ
「あらまあ聡明…しかしそうなれば確実にウタさんに海賊から救ってくれる救世主像を押し付けていたファン?の方はいなくなっちゃいますが…」ヒソヒソ
「んー…まあ、仕方ないよ!何より私は海賊嫌いじゃないし、そんな肩書きで人気を得たいわけじゃない。私は、この歌で、皆を幸せにしたいだけだから」ヒソヒソ
「悪い海賊の事は、悪い海賊を捕まえる海軍さんのお仕事だしね!!」ヒソヒソ
「…ヨホホホ〜!やっぱり、あなたの教育者であるゴードンさんは素晴らしい方なようです。本当に…人一人を素敵な歌姫に育ててみせたと言っていいでしょう」
「えへへへ…やっぱり、ゴードンのこと褒められると嬉しいな。後で本人に言ってあげてね?」
「…よーし!!それじゃあ皆!!!今日この日を盛り上がる事に尽力してくれた私の大事な友達、そして私を育ててくれた恩人、家族…そしてファンのみんなの為に!!!この曲を歌うよ!!!」
「「ビンクスの酒!!」」
- 75二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 07:19:40
ビンクスの酒で〆るのか、いいな
- 76二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 13:14:16
ウタウタの能力はチートだけど、ウタ自身は歌が好きな普通の女の子だからな…
最後はビンクスの酒で〆、最高のライブだ! - 77二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 21:46:07
ほ
- 78二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 02:42:58
保守
- 79二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 02:53:49
「UTA様…なぜ…??」「なにゆえ海賊などと共に…海賊の歌を…!」「裏切らないでよ…」「UTAなら変えてくれるって思ったのに」
「…なあ、さっきから聞いてたんだけどよ、アンタらにはあそこにいるのが神様に見えんのかい?」
「え、そ、それの何がおかしいの?だってあんなにも素晴らしい歌声と、強さがあるのに…」
「UTAは歌手だよ?」
「何か普通の人よりも強いかもだけど…さっきから見てるだろ?その海賊の友達?かは知らないけどいろんな人に手伝ってもらってる」
「一人であれこれ全部出来るわけないんだし…そもそも海賊が好きなのか嫌いなのかは、UTAの自由じゃないかな…?」
「だが…!」
「なにより21歳、だっけ…?そんな子にそこまで重いもの背負わせなくていいじゃないか…」
「私達はUTAの歌が楽しく聴ければそれでいいわ。生活が苦しいこともあるけど…彼女の歌を聞いて元気になってまた頑張るの……それで充分じゃない」
「もっとちゃんと見なよ。せっかく、電伝虫越しじゃないんだから…あのステージで楽しそうに歌っているのは」
「歌をが好きな、ただの優しい女の子でしょう?」
「「波を枕に 寝ぐらは船よ♪」」
「「帆に旗に 蹴立てるはドクロ♪」」
- 80二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 05:15:33
保守
- 81二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 07:18:28
そうだよ、ただの優しい女の子なんだよ
- 82二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 11:41:48
他でもないファンが言うからこそ意味があるよね>歌が大好きで優しいただの女の子で、その子が楽しく歌ってるから救われてる
- 83二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 13:57:54
保守
- 84二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:58:48
星
- 85二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:31:17
ほしゅ
- 86二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 05:05:10
保守
- 87二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 07:33:17
保守
- 88二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:56:42
2、3時間しか経ってないのにあんま保守連呼せんでええやろ……
- 89二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:53:51
ワンチャン、荒らしかも
- 90二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 13:01:00
「………」「でも…」
「折角のライブよ?あの子がやってよかったって思える様に、皆楽しむのが一番じゃない?」
「確かにあの子は優しい子だと思うが……やっぱり歌手なら歌ってナンボじゃよ」
「…例えば、おれ達があの子一人に頼って縋って幸せになるとしてだ。それなら」
「あの子は何に頼るんだ?辛い時、何に縋って救われるんだ??」
「!」「そ、れは…」
「僕達ファンなんてせいぜい応援しか出来ないんだから…あの子からも歌で元気もらうのでちょうどいいんだよ」
「……」「…そ、うなのかな…」
「みんなー!!せっかくだから最後は一緒に歌おうよー!!!」
ワァァァア‼︎
ビーンクスーの酒を♪
「そうだ、な…UTAだって人間で……ライブは、みんなで楽しむもんだもんなァ…」
「おれ達…何してたんだろうな…?」
「…歌う?一緒に」
「…そうさせてもらうよ。明日も元気に頑張れる様に」
- 91二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 13:37:15
良かった…優しい世界だ…
- 92二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 15:33:14
このライブ会場にはヨウタウくんもいるにちがいない
- 93二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 22:37:26
歌うだけで皆気持ちが救われるんだ
- 94二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 00:41:25
ライブは歌を聴いて楽しい気持ちになれればそれで充分なんだよな…
- 95二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 08:40:56
保守
- 96二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 12:37:10
☆
- 97二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 22:38:18
これワシが見たREDじゃないか?
ワシの見たREDじゃ....... - 98二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 00:19:14
「(…終わっちゃうなァ、色々あったけど、やりきった。楽しくて大変で……やっぱり、終わりはちょっとだけ寂しいけど)」
「「手を振る影にもう会えないよ 何をくよくよ明日も月夜♪」」
「(ライブが終わっても私の歌を誰かが聞いてくれるし、私もまた何処かで歌う。これで本当に終わりってわけじゃない…寂しがることは、ない)」
「(でもルフィ達とお別れする時、ちょっと泣いちゃったり?…なんて)」
「(まずは感謝を伝えるのが先だよね。ルフィ達にも、来てくれたシャンクスにも…)」
「(そして勿論、今日まで私を歌姫として育て上げてくれたゴードンにも!!)」
「「果てなし あてなし 笑い話♪」」
ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ♪
「…スゥッ」
「みんなああああ!!今日は!!!来てくれて本当にっっ!!!ありがとうねェええ!!!!」
「また会おう!!!!」
ウォォオオ‼︎
アリガトーUTAー‼︎‼︎
タノシカッター‼︎
パチパチパチパチッ‼︎‼︎
「っ…ごめん、ちょっと感動しちゃった!!改めて、ありがとう!!みんなのお陰で、私も楽しかった!!!」
「これにてライブは終わり!!!皆、気をつけて帰ってね!!!」 - 99二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 07:21:16
生きてたらまた会えるんだよ
終わりじゃない - 100二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 13:34:50
好きなように歌える日常は尊いなぁ…
- 101二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:21:34
♪
- 102二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 07:05:30
- 103二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:34:35
何かやるのかな?シャンクスが驚くとは…
- 104二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 19:35:41
ウタがシャンクスの娘だって公開するとか?
- 105二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 00:21:59
今のウタなら真実を受け止められるし、堂々とシャンクスの娘だと言えるだろうな…
- 106二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 05:02:18
エレジア──滅びた礼拝堂──
「…ゴードン?来たよ?」
「ああ、来たね。ウタ…そして、ルフィ君達も」
「あ、あの!ごめんね…でも不安で…ルフィだけに最初お願いしてたんだけど…ブルックさんが…」
「先程のこともあります。情報共有の為にも私達も同席を願ってよろしいですか?」
「勿論だとも……さて、ウタ。まずは謝らせて欲しい。12年の長い間、嘘と隠し事を私達はお前にしていた」
「……」
「…まずは一つ目、このエレジアを滅ぼしたのは世間ではシャンクス達、赤髪海賊団の手によるものと言われている。だが…これは違う」
「!!」
「お前の信じた通り、シャンクス達は、無罪だ。寧ろ彼らはお前や私…そしてエレジアを救おうと奮闘してくれたのだ」
「……そ、うなんだ。やっぱり、やっぱりシャンクス達は…!そんな事してなかったんだね…!」
「ああ」
「よかった…よかったァ…ッ」
「よかったなァ!!ウタ!!」
「ルフィ…!うん…っ!!」
「……だが、何故そんな嘘を吐き、お前をこのエレジアにシャンクス達が置いていったか、それについてだが、優しいお前にはとても辛い話だ。大丈夫かい?」
「…聞く。聞くよ…っ。もう知らないまま、ただシャンクスに焦がれているのは終わりにしたいから…どんなに怖くても、ちゃんと全部聞く」
「…すっかり、成長したな」
- 107二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 12:36:45
ついに真実が明かされる…
ルフィ達もいるから心強いな - 108二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:52:47
保守!
- 109二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 03:00:19
「この国には、恐ろしい魔王の伝説がある…その名を、トットムジカ……世界を滅ぼす力を持つと言われている存在だ」
「!」
「…ねえ、ロビン…」コソッ
「ええ、ナミ…もしかしたら……ごめんなさいゴードンさん、続きを」
「ああ、君たちは地下に行ってもらったから、知っているか……古の魔王、トットムジカは普段はある物に封印されており、虎視眈々と自由になる時を狙っているとされている」
「あるもの…それって…」
「…古い楽譜だ。覚えているだろうか?ウタ、お前がシャンクス達について行くと決めた日…私達は最後にお前の歌を楽しもうと開いたパーティでいろんな歌を歌わせた……沢山の、楽譜を見せる形で」
「ヒュ……」
「は、おい、まさか…」
「…ウタは、ウタウタの実の能力者…そのトットムジカの顕現には…ウタウタの実の能力者が、トットムジカの楽譜を歌うことが不可欠だった」
「…私が全て悪いのだ。ウタ、お前は悪くない。あの日、私は国民全員がお前の歌を聞ける様にと歌声が国中に響く様にしたんだ…!それが、地下の深くにあった楽譜の封印装置を解いてしまったのだ…ッ!!」
- 110二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 03:00:58
このレスは削除されています
- 111二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 03:15:34
「地下の封印から解かれたトットムジカは、そのままお前の近くに現れ、歌う様に誘ったのだ……その後、幼いお前を取り込んだ魔王はそのまま猛威をエレジアに振るった……」
「シャ、シャンクス達は頑張って戦ったんだろ!?なんで…」
「…トットムジカを倒すには、特殊な条件がある。ウタワールドと現実、両方から同時に攻撃せねばならない…あの日、現実世界のみにいたシャンクス達だけでは、どうしようもなかったのだ…」
「う、そ……ぁ、じ、じゃあ……エレジアが…滅んだ、のって…わ、私が…!!」
「違う!!!それは違うんだウタ!!!」
「!!」ビクッ
「大きい声を出してすまない…だが、あの日、周りから沢山の楽譜を渡され歌っていた状況で…否、音楽を愛するものならば目の前に楽譜があったなら歌わないなどありえない…!!」
「…ん〜、つまり、おれからすりゃあ宴の時に目の前にちょっと変わった肉あって食ったらとんでもねェのが出てきたって事か?」
「アンタの説明だと死ぬほど気が抜けるわね…でもまあ、そうなんじゃない?…ってことは、幼いウタが歌わないなんて無理な状況だわ」
「アウ!!そもそも、歌ったら化け物出るなんて誰にも想像出来ねえな!!」
「だな!これはお前悪くねえぞ、ウタ」
「…で、でも!!」
「…あの〜」
「?なんだね、ブルック殿」
「えーと…楽譜って…おっしゃいました??」
- 112二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 03:46:25
- 113二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 05:16:09
トットムジカw
映画ではあんなに苦労して倒したのに、あっさりとやられたな… - 114二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 06:38:03
トットムジカは人の想いの集合体、言ってしまえば精神そのもの
魂が精神の中にあるって説や設定はポピュラーだしソウルを斬れるブルックなら斬れちゃうよね
あと魔王体じゃなくてまだ楽譜だったからってのもありそう
- 115二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 06:48:26
召喚条件満たす前にやられちゃった無残な魔王の姿が..!!
- 116二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 17:29:57
具現化する前に斬っちゃったからか……
- 117二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 17:36:22
ブルックが斬ったなら再ポップはしないかな
- 118二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:00:41
保守
- 119二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 05:14:09
☆
- 120二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:50:57
♫
- 121二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 17:46:33
そもそもこのエアプゴードン世界では処分しても復活する設定あったっけ?
- 122二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:46:26
「……」ションボリ…
「危ねえ楽譜なのに真っ二つにされてめちゃくちゃ凹んでんなァ…ゴードンのおっさん」
「あら、私は分からなくはないわ。歴史的価値があるものが損なわれると思うと…」
「そうだな。残してたから今回の問題が起きたんだとしても…おれがレディを蹴れない様に、音楽家のゴードンさんには、あの楽譜は処分し難いもんだったんだろうよ」
「私達が楽譜捕まえた時よりもずっと前に脱走してるのは予想外過ぎるけどね…」
「おっかねえ…」
「これ…私が悪いですかねェ…?」
「お前は胸張ってろMVP」
「そうだよ!!ブルックさんが助けてくれなかったら私、今頃…」
「…うむ、その通りだブルック殿。貴方のお陰でウタは助かり、ライブも無事に終わった。感謝こそすれ責めるなどあり得ない…改めてお礼を言わせて欲しい」
「いえいえ…それに、これで分かりましたね」
「?」
「ウタさん、この楽譜は悪意を持って貴方に近づいてます。12年前も…そして恐らく、そこからずっと今日までウタワールド内で貴方にとり憑いてました」
「……」
「貴方は、悪くありません。恐ろしい魔王に利用された被害者です」
「…っ、ありがとう、ございます…ブルックさん」
「ヨホホ!!元より貴方の素敵な歌声に罪などありませんから」
「…そうだとも。ウタの歌声には、人を幸せに出来る力はあれど…不幸になんかしない。彼女は自慢の教え子だ」
「〜〜ッ」
「お?なんだ〜ウタ、泣いてんのか?昔はおれのこと泣き虫言ってたのによ」
「なっ、そ、そんな訳ないでしょうが!!」
「本当に、良い友人達に恵まれたな……とりあえずこの楽譜は…もう禍々しさは感じないが、現実世界の含め、両方とも処分しよう」
「(もう、私にも必要無いものだしな…)」
- 123二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:53:54
ゴードンさんどうするんだろうな
もう世界壊すことは考えてないだろうけど - 124二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:04:14
保守
- 125二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 23:18:56
ゴードンさん…幸せになってくれ…
- 126二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 05:10:48
☆
- 127二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 12:00:00
ゴードンさんには音楽家として芸術家として「なにかを壊す」のではなく「作り伝えていく」という最初の気持ちでまた生きてほしいね……
伝えるべきなにもかも、伝えるべき誰も彼もが奪われなくなってしまったけれどもまだ0ではないからね……
守るための力ならルフィとシャンクス達に頼ろう
頼っていいんだゴードンさんも
むしろ頼ってくれ、周りを - 128二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 23:30:35
ほす
- 129二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 02:21:13
保守
- 130二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 06:50:02
──現実世界──
「…とりあえず、これが真実だ。今まで本当の事を言えずにすまなかったな。ウタ」
「い、いいよゴードン!!私も、シャンクスやゴードンが私の為にした事だって分かって安心したし…嬉しかった」
「だな!!そもそもシャンクスがそんな事するわけねえからな」
「ね、私の憧れの船長が…そんな事するわけない。なのに不安になったり、シャンクス達を信じきれなかったり、恥ずかしいな」
「…いや、幼いお前には、信じていた家族に利用されていたのだと置いていかれ、10年以上過ごす日々は苦痛だっただろう。仕方ないことだ」
「それでもだよ…ちゃんと謝って、お礼、言わないとだ。って、そういえば…」
「ゴホンッ」
「?」
「一度、話はここまでだ。そろそろ戻って、宴でも開こう。お前の記念すべき最初のライブ最後を祝う、宴でも」
「宴!?うひょー!!サンジ、おれ肉が食いてェ!!」
「うっせえ!!まずは主役であるウタちゃんのリクエストからだろうが!!」
「あ、え、私??…じ、じゃあゴードン」
「なんだね?」
「ひ、久しぶりに…ゴードンのパンケーキ食べたいなァ…なんて」
「……もちろん、私のでよければ」
「…えへへ」
- 131二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 12:39:19
ホイップマシマシパンケーキ!
シャンクスとは宴の後に話すのかな? - 132二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 17:56:35
ん?なんか反応的にもしかしてゴードンさん一部ぼかした……?
- 133二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:05:29
♬
- 134二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:27:37
保守
- 135二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:41:52
「…ではルフィ君達は先に戻っていてはくれないか?」
「え?」
「ん、いいけど、なんでだ?」
「もう少し、ウタと話さねばならない…ここから先は…」チラッ
「……あー、ハイハイ、なるほどな。ほら、行くぞルフィ。これ以上は野暮ってやつだ」
「…だな!!分かった!!ウタ、また後でな〜!!!」
「え、ええ?」
「悪いな、プリンセスウタ。でもきっと悪い話じゃないだろうさ。おれ達は宴の準備進めとくからよ、主役は後からゆっくり来てくれよ」
「ヨホホ、楽しみですね〜」
「ちょ、え、みんな…!!もう……それで、ゴードン。何を話すの?」
「…いや、話すのは私ではないよ」スタスタ
「え、でも皆行っちゃったし…私とゴードン以外……え、いや、ちょっと…」
「すまなかった。狭い場所で待ってもらって」
ガタタッ‼︎
「え、そこって懺悔室…ま、え、うそ……」
「とりあえずあとは……君達だけだ!!」ガチャッ
「「「うぉおお!?」」」バタバターッ
「!?!!?…な、あ」
「ひでえことするな。ゴードン…ウチは皆ガタイがいいから窒息か圧死するかと思ったぜ…」
「だが気になってただろう?ちゃんとウタが12年前のトットムジカの事と向き合えるか」
「それは…そうだが…!」
「…シャ、シャンクス…?みん、な…?」
「あ、あー……よ、よぉ、ウタ…さっきぶり…だな…」
「…おれ達は、12年振り…か……随分と美人になったな。ウタ」
- 136二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:48:52
皆には会えて良かった
- 137二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 13:41:18
ほ
- 138二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 22:34:44
ようやくシャンクス達とゆっくり話せるな…
- 139二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 06:11:16
「それでは私は外にでもいようか」スタスタ
「待って待って待ってゴードン置いていかないでここにいて!?流石に気不味い!!!」
「そ、そうか?親子水入らずと思ったのだが…」
「ゴードンみたいな潤滑油はいるよ!!私達12年会ってないんだよ!?ほら見てよ私もシャンクス達も既に空気がギクシャクしてるんだから!!」
「あ、ああ…では、いる。いるから落ち着きなさいウタ。今日のライブでだいぶ喉を使ってるのだから」
「うん……よかった。……それで、えと、…久しぶり、シャンクス。みんな」
「そうだな。見ない間に……歌姫が様になったんじゃないか?ウタ」
「……私は、音楽家がよかったな」
「……」
「ゴードンのお陰で確かに私は歌が上手くなったけどさ……それでも、私は、言ったと思ったんだけどな。あの日の夜」
「……すまなかったな」
「本当だよ、ゴードンが良い人だからよかったけどさ、普通、おじさんと二人っきりにする?デリカシーがないよ、シャンクスは」
「はははっ、だが、間違いなく、お前の才能を伸ばしてくれただろう?」
「まあね、自慢の先生だよ」
「…私がいるところでそこまで言わなくても、良いのではないかね?」
「でも本当に、ゴードンは素晴らしい教育者だって、ブルックさんも言ってたし…」
「う、む……君たちは私を持ち上げすぎだと思うぞ…私だって、善人ではないわけで」
「?」
「?」
「いや、ゴードン良い人だよ?」
「いやいや、私は悪人寄りだ。私が善人なんて名乗るのも烏滸がましいさ」
「…どうしようシャンクス、12年一緒にいたのに私ゴードンの事がよく分かんない」
「安心しろ、おれもだ」
- 140二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 07:14:00
ゴードンとしてはもともと利用するつもりだったわけだしな、そら自覚は悪人になるよな……
なお出力された表側 - 141二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:20:40
悪人ムーブが下手すぎるんよ…
ウタにとっては二人目の父親みたいなもんだしなぁ - 142二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:31:49
そもそもウタを恨まずに利用しようと思った時点で…
- 143二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 23:15:05
ゴードン、お前もう悪人って言うの無理あるよ
- 144二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 10:47:59
🎵
- 145二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 21:01:00
☆
- 146二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 21:10:55
このレスは削除されています
- 147二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 01:05:31
「ええと、話戻すね?…その、あの夜の事、庇ってくれてたんだって…私の為に会わないでくれてたんだって分かったから…少しスッキリはしたよ」
「そうか」
「実際、ルフィ達とゴードンがああ言ってくれなかったら私は自分を責めてた。自分が歌ったせいでって…今まで、シャンクス達を少しは恨んじゃった事もあるから、余計に……」
「仕方ないさ。お前は…優しいからな。だからおれも…海賊なんかじゃなく、カタギでいた方が幸せなんじゃないかと思ったんだ」
「そうやって、私の意見無視して行動しちゃうのはよくないと思うよシャンクス」
「…そうだな。しっかり話し合えばよかった…もっと、ちゃんと」
「うん。だから、もっと聞きたいし、知りたい。ゴードンがよく新聞を見せてくれたり、常識的な部分は教えてくれたし、ルフィからも冒険の話を聞けたけど……シャンクス達が見た世界だって、知りたい」
「そうか」
「……あ、のさ。えと…あと、は…その……12年も、船にいなかったけどっ…わ、私はさ…」
「おれの娘だ」
「!!」
「離れていようが…お前は一生、おれの娘だ。おれ達の大事な家族で、赤髪海賊団の音楽家だ…ウタ」
「〜っ、シャンクス…!!」
- 148二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 08:28:17
ちゃんと話し合えばわかるんだよ
- 149二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 19:08:39
🎶
- 150二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 00:23:37
お互いを想って尊重するのも大事なことだけど、やっぱりちゃんと話し合わないと解決しないこともあるよね…
- 151二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 06:00:44
10分後──
「…落ち着いたか?」
「うん゛…」グスッ
「…ねえ、シャンクス。私…一部のファンに、救世主だって言われてた事があるの」
「らしいな」
「最初はね、その声にも応えようかな?なんて思ってたんだ。シャンクスが「お前の歌には全ての人を幸せにする力がある」って…言って、くれたから」
「………」
「でも…多分あの声に応えて、何も知らない私があげれる幸せって…多分脆いものな気がして……それに、それじゃ…その形じゃ、夢が叶わないから」
「夢…」
「何度も言ったのに置いていったバカシャンクスには思い出せないかな〜あー、悲しいなァ」
「グッ?!い、いや…皆が自由になれる新時代を歌でつくる。じゃないのか?」
「ふふ…惜しい。ちょっと足りてない……シャンクス達と世界中をまわる、が最初に来ないと」
「!!」
「私、赤髪海賊団の音楽家、なんだから…当たり前でしょう?船に乗らないと」
「……ああ、そうだな。そうだよなァ」
「もう間違えないでね?」
「分かった……なら、ウタ…」
「うん」
「──────。」
- 152二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 09:22:16
おおおおおおお!
- 153二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 13:01:23
ようやく夢が叶えられるんだな…
- 154二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 13:13:48
いつの間にかめちゃくちゃ進んでたんだな、このスレ
- 155二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 23:15:10
ウタが船に戻るならゴードンさんも寂しくなるな…
- 156二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 00:46:57
保守
- 157二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 02:52:09
──エレジア城──
「ただいま!!」
「すまないね、遅くなってしまった」
「あ、ウタとゴードンのオッサン!!おかえり!!」
「主役がやっと来たな!!宴が始められるぜ!!」
「ルフィに至ってはもうちょっと食べ始めてるけどね…」
「ヨホホホ〜それでは皆さんそれぞれの飲み物を手に取りまして…音頭はウタさんにでも」
「わ、私!?え、えええ、んー…そ、それじゃあ」
「私の初ライブ成功と今日の為に力を貸してくれた全ての人に…そして、このエレジアに……乾杯!!」
「「「カンパーイ!!!!」」」
─────────
ワイワイ アハハッ
「よ、ウタ」
「!ルフィ……改めて、ありがとう。今日まで沢山、助けてくれて」
「…ニシシッ!!気にすんな!!で、ウタ」
「ん?」
「…話は、出来たか?」
「…うん!!スッキリしたっていうには多分まだまだなのかもだけど…それは、これからかな」
「そっか!!よかった!!」
「…ねえ、ルフィ、負けないよ。アンタもすごい海賊になってるけど…アンタが海賊王にでもなってどんな新時代をつくるにしても…まずは…私だから」
「私が先に、皆が自由な新時代をつくるから」
「…負けねえよ。今のおれに敵うわけねェ」
「はあ〜!?よく言うわよ、あんなヘナチョコぐるぐるパンチしといて」
「あれは本気じゃねえ!!」
「出た、負け惜しみ〜!!」
「「……ぷっ…アハハハハハッ!!!」」
- 158二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 11:33:14
保守
- 159二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:20:56
辛いこともあったけど、お互い笑い合って新時代を目指せるようになって本当に良かった…
- 160二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:50:27
お互いの新時代を歩めるんだね…
- 161二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:26:15
「………」
コンコン
「ゴードン、入って大丈夫?」
「ウタか、問題ない。何かあったかな?」
「あはは、むしろ今日まで色々あり過ぎたよ。本当……でも、その前も、ゴードンとの生活でも何も無い訳じゃなかった」
「そうだな。私は料理やら畑仕事やら初めてした。いつの間にやら楽器だけでなく、シャベルや調理道具もしっくりくる手になった」
「ふふっ、私も、畑仕事は初めてだった。ずっと、海の上だったから」
「……」
「ありがとう。ゴードン」
「何がだい?」
「何だろ?…全部?とにかくたくさん、ゴードンには貰ったり、教えられたり、手伝ってもらったなァ…って思う」
「……お前の歌声には、それだけの価値があったということだ」
「歌声……かあ…ゴードンは、いつだって、まずそこを褒めるよね」
「お前はソレを一番誇りに思っているものだと思っているのだが、何か………!あ、あー…そう、だな」
「ん?」
「……人に心配をかけたくないと気丈に振る舞う。いっそ不器用なまでの優しいところも、それはお前にはこれからも誇っていて欲しいところだ。無理をしない様に…相談位はして欲しいがね」
「!」ピョコッ
「あとは、普通はあんな風に別れた家族を信じたいと思い続ける芯の強さも、教えた事を海綿のごとく吸収して自分のものにする素直さも……私は12年、お前の隣で見てきたよ」
「そ、そうだねー…」ピョコピョコッ
「…んんっ、そちらから聞いといて照れないで欲しいんだが」
「無理だってー!!嬉しいもん!!」
- 162二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:37:52
「嬉しい…そうか」
「?」
「…先にも言ったが、私はお前の優しさは素晴らしいものだと思っている。だからこそ、心配だ。そこにつけ込もうという悪は幾らでもいる」
「……ゴードンも?」
「私、私は…そうだな。想像に任せるよ。私は自身は善人とは思わないが」
「優しい人は、自分を優しいなんてわざわざ思わないよ」
「…そう、純粋に好意と優しさを向けるのを気をつけなさいと、言っているのだが……だが、もう大丈夫だな。もうお前にはしっかりと守ってくれる存在も、見極める知恵も、ちゃんとある」
「私が小さい頃はゴードンが一人で頑張ってくれたじゃん。罠とかさ…」
「偶然だ。お前が大きくなってから回数も増えてたがあの時は然程ではなかったしな」
「むぅ…相変わらず、私の褒め言葉はちゃんと受け取ってくれない」
「受け取る程の事もしてないからな」
「そういうところだよ……もう」
「……そろそろ寝なさい。明日、早いのだから」
「…ねえ、ゴードン」
「なんだい」
「……ううん!明日言う!!…おやすみなさい、ありがとう」
「…おやすみ、こちらこそ」
「………12年か…大きく、なったなァ」
- 163二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:38:11
髪ピョコピョコ動いてるのかわいい
- 164二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:40:14
12年も育て上げた自慢の娘さ
- 165二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 03:04:22
ゴードンさんは立派な父親だよ…
- 166二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:52:57
🕶
- 167二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 21:57:22
ゴードンは立派なもう一人の父親だよ
- 168二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 02:13:41
保守
- 169二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 03:20:49
翌日
──エレジア第一港──
「ルフィー!!」
「!…ウタ!!」
「…へへ、見送りにきてあげたよ!!って言っても…私も…すぐに経つんだけど…」
「やっぱり、シャンクス達のところに戻るんだな。お前、赤髪海賊団の音楽家なんだし」
「そりゃね!!…っていうのも、勿論あるけど……私が一度ここでライブをした以上、私に目をつけてる奴らがエレジアに来る可能性もある……元々、出ていく事は考えてたんだ」
「ふーん、ほんならコレ、おっさんに渡しておいてくれよ」パサッ
「え、わっ!!ルフィの船の海賊旗…いいの?」
「当たり前だろ。お前が暮らした国だしな!!これくらい貸すよ」
「ありがとう!!…にしても、【麦わらの一味】かあ…アンタの二つ名といい、シャンクスよりも麦わら帽子が世間に馴染んでるじゃん…」
「でも、まだまだだ。もっと強くなって、立派になったら…返しにいく」
「そう…まっ、私からも言わせて貰えれば確かにまだまだだね!!」
「なにおう!?失礼だな!!」
「当たり前でしょ。その帽子は、私にとっても大事な帽子なんだから…だから」
「?」
「これから、その帽子がもっと似合う男になるんだぞ?…なんてねっ!!」
「…見てろよ?おれは海賊王になって、新時代をつくるからな」
「…望むところよ。フフッ!!…またね!!ルフィ!!」
「おう!!またな!!……ニシシ、今度はちゃんと言えた」
「?なんか言った?」
「いいや?…よーしお前ら!!出航だァ!!」
- 170二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 03:36:50
「スゥーパー楽しかったぜ!!」
「またお話しましょうね」
「プリンセスウター!!親父にもよろしくな!!」
「ウタちゃーん!!次は今回以上に美味いパンケーキ食べさせてあげるから楽しみにしたいてくれー!!」
「ウタ!!風邪とかひかないようにな!!また配信楽しみにしてるぞー!!」
「またねーウター!!」
「ヨホホホ〜お元気でー!!」
「…っ、また会おうね!!みんなァ!!」
「(不思議、大好きな人達の船出を、遠ざかる背中を見てるのに…寂しいよりも、楽しかったって気持ちがいっぱいで、辛かったり、苦しくない)」
「(ライブみたいに騒がしくて、楽しい人達。いい仲間に出会えたね…ルフィ)」
「…さあて!!私も、早く向かうとしますか!!自分の船に!!!」
- 171二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 12:56:03
海賊の娘に戻るならエレジアやゴードンに迷惑かけるかもしれないもんな
- 172二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 13:06:06
こんな光景が見たかった…
ゴードンさんとはここでお別れか…寂しいけど娘の船出は嬉しいだろうな - 173保守だ23/01/06(金) 22:16:57
保守
- 174二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 02:11:43
☆
- 175二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 03:17:34
──エレジア第二港──
「ゴードン!!シャンクス!!みんな、お待たせ!!」
「おお、やあっと来たな…それは」
「ルフィ達の海賊旗、周りの海賊達への抑制にもなるでしょ?ゴードンに渡してくれってさ」
「ありがたい。…ルフィ君達とちゃんとお別れできたかい?」
「うん!!…まあ、ちょっと寂しかったけど、シャンクス達といればまた会えるよ。帽子返す約束あるもんね?」
「ああ……しかしウタ、大丈夫か?」
「ん?」
「おれ達といる以上はお前の首には確実に賞金がかけられる。いつかおれの娘とバレた日にゃあ億超えもすぐだろうよ…」
「…ハァ〜〜…シャンクス」
「なんだ?」
「私は誰の娘で、どこの音楽家?」
「……」
「それにシャンクス…言ったじゃん」
──────
「分かった……なら、ウタ…」
「もう一度、おれ達に側でお前を、娘を守らせて欲しい」
──────
「もしかして嘘?やっぱり私の事なんて守れない?負担だったりする??」
「ばっ、そんなわけねえ…!!」
「プフッ…必死過ぎ!まあ私も守られっぱなしは嫌だけどね〜。だから今度は、ちゃんと色々教えてね。ゴードンだって、世界が綺麗じゃない事はちゃんと教えてくれたよ」
「…ああ…ゴードン。改めて礼を言わせて欲しい。おれ達の娘を今まで育ててくれて、ありがとう」
「あ、頭を上げてくれシャンクス…!!私は別に…何も親切心だけでウタを育てた訳ではないし……ウタがこの様に育ち、君達を父と思い続けたのは偏にこの子自身の心の強さだ。私は何も…」
「……ゴードン…あの、昨日の続きなんだけどさ」
- 176二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 12:06:18
保守
- 177二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:54:57
🎼
- 178二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 01:52:13
☆
- 179二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:23:49
「私にとってはね、赤髪海賊団のみんなは大好きな家族で…シャンクスはお父さんだし、憧れの船長なんだ」
「ああ、よく知っているよ」
「えへへ…でね、ゴードン。12年、私をこうして育ててくれて、音楽の教育だけじゃない。沢山の、知るべき事を教えてくれた貴方も…私からすれば、充分、大事な家族なんだ」
「え…」
「…貴方は、優しいから、責めないけど……皆、私は悪くないって言ってくれたけど、普通なら、私は、ゴードンからどれだけ憎まれても仕方なかったはずだよ」
「いや、お前は何も…」
「ほら、そうやって、私は悪くないって…そうしてシャンクスに頼まれた通り、私を育ててくれた。12年間、決して憎しみの一欠片もぶつけずに」
「だから、わざわざ何も悪い事などしてない存在にそんな事するわけが…」
「ふふ、うん。ゴードンは、貴方はそうだよね。本当に心の底から私は悪くないって…」
「当たり前だろう。お前にも、お前の歌声にも罪などな……」
「…ありがとう」ギュッ
「……」
「私にたくさんの事を教えてくれて、ありがとう。育ててくれて、ありがとう。いろんなものから守ってくれて…ありがとう」
「ウ、タ…」
「私にとって、貴方ももう一人の父親で、尊敬する先生だよ…ゴードン」
「……私、も…私にとっても」
「お前は、ウタは…!!自慢の教え子で……娘の様に思っている…っ、例え離れていても、お前は一生、私の大事な子だ…!!」
「っ、ゴードン…!!元気でねっ?」
「ああ、お前も…っ、風邪を引かない様にな…無理もするんじゃないぞ…っ」
- 180二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:31:43
そっか、色々隠さんないかんから世間体的に滅ぼした赤髪の海賊旗は貸せないのか
- 181二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:41:27
「また此処に来たいと思えたら、いつでもまた来なさい…あの時の様に、国を挙げて歓迎しよう」
「うん…あの子のお墓の事、よろしくね」
「勿論だとも…」
「いってきます」
「ああ、いってらっしゃい」
「話はもういいのか?」
「うん、ありがとう。シャンクス」
「いいや…いいもん見せてもらえた。礼を言うならこっちの方さ」
「…シャンクス!!ウタの事を、頼んだぞォ!!」
「!!…ああ!!!二度と離さない!!!」
「……そうか、ならいい」フッ
「…ゴードン、今なお誇りある音楽の国の王であるアンタに、こちらからも最大の礼を言わせてもらう。ありがとう」
「…いや、こちらこそ……素晴らしい歌声の成長に携わらせてもらえた事、感謝する」
「……野郎どもォッ!!出航だァ!!!」
「「「おお!!!」」」
- 182二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:46:57
大切に育ててくてた父親がいっぱいいるからウタは幸せだよ、これからもきっと大丈夫さ
- 183二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 11:09:30
- 184二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 11:12:33
それから
───────
拝啓、ウタヘ
最近になって、貴方の手配書を見かける様になりました。貴方が赤髪海賊団の音楽家として邁進している様でなによりです。
世間では、貴方が海賊の船に…それもエレジアを滅ぼしたはずの赤髪の船にと、驚きと混乱、心配の声も多かったですが…そこは流石というべきか、貴方自身の歌声で「自分はやりたい事をしている」「ファンの皆を思う気持ちは変わらない」事をきちんと伝えた様で安心しました。
あれから出している新曲も、全て聴いています。やはり、貴方の歌は世界の宝ですね。特に私が好きなのは【以下便箋2枚分の曲の感想】
─貴方のところにも、こちらの、エレジアの話は届いているでしょうか?ルフィ君から借りた旗と、貴方が築いた名声のお陰で、あの歌姫が育ちライブを行った、安全に、自由に音楽活動が出来る場所と移住してきた人達も増え…今では昔の4分の3程の人口を取り戻しています。
私もまた、子供達の指導役と久しぶりの王の仕事を楽しくやっています…が、そろそろ老体の身なので、統制の方は誰かに任せたいですね。音楽は死ぬまで愛しますが、私の手には書類を書くペンより、楽器や畑仕事の道具が馴染みます。
貴方が育ったこの国は、平和です。音楽にも愛にも溢れています。お陰で私も寂しくなる暇などありませんから、貴方もどうか、心配しないでください。貴方がこれからも、素晴らしい曲を世界に響かせる事、そして貴方の健康を願っています。
エレジアの王であり、貴方のもう一人の父
ゴードンより
─────── - 185二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 13:31:17
ゴードンさんもウタも言いたいことをちゃんと言い合えて、それぞれの道を歩んでいるんだな…良かった
- 186二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 13:47:48
悲しい別れじゃないならいつか笑ってまた会えるんだ
- 187二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 23:26:00
保守
- 188二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 03:39:38
「…ふぅ、こんな感じか」カサッ
「手配書の写真や新聞を見るに元気そうだし、楽しくやってそうだが…無茶はしてそうなのがなァ…まあ、ウタらしいか」
コンコン、バタンッ
「先生!!そろそろ授業だから呼びに来たよ!!」
「おや、もうそんな時間か…分かった。一緒に向かおう…あと、ノックをしたなら返事が来るまで開けたら意味がないだろう?気をつけなさい」
「はあい!!」
「分かったならいい。今日も天気が良い…外で授業をしよう」
「やった!!あの花畑のところ?」
「そうだな…皆がそこが良いと言うならそうしよう」
「私あの場所好き!!…でもあそこにある大きいお墓と小さいお墓はなあに?」
「あそこは此処の国民と、私の娘の友達が眠っているんだ…」
「ふーん、じゃあ私達が行って歌ったりすれば寂しくないね!!」
「…ああ、ありがとう」
「ううん!!先生はお歌と国のみんなが大好きだもんね!!」
「ああ、とても大切に思っている」
「うふふ、あ!みんなー!!今日お外で授業やるって!!」
「「「はーい!!」」」
「…本当に、賑やかになったな」
───────
「…では今日はここまでだな。みんな、今日もとてもよかった。これからも頑張りなさい」
「はーい!」
「ねえ、帰る前に遊ぼうよ!!」
「さんせーい!!先生、いいでしょ?」
「ううむ、あまり遠くに行ってはいけないよ?危ないからね」
「分かった!!」
「ねえねえ何する?」
「鬼ごっことか?」 - 189二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 03:50:02
キャッキャ、アハハッ
「……子供は元気だな。私は割と此処と城の往復でも疲れるものだが」
「ねえ先生!!先生も遊ぼう!!」
「む…私もか」
「おれ達ヒーローするから、ゴードン先生ワルモノな!!」
「私がか…うーむ」
「こう、ワッハッハー!!って悪そうに笑ったりするんだよ?」
「…ワッハッハ?」
「違うって!こうゥワハッハッハァア!!!って感じ!!あとはね〜ちょっと特徴のある笑い方するんだよ悪党は!!」
「ちょっと、あんまりゴードン先生を困らせたらダメだよ?」
「いやいや、別にいいとも。これでも、演技には多少ながら自信がある」
「本当に?優しいゴードン先生に悪役なんて無理じゃない?」
「優しい…か。…まあ、あくまでも、多少、だがね少し変わった笑い方で、大きくか……ふむ、ゴ…」
「「「ゴ?」」」
「ゴーッドッドッド!!!」 - 190二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 04:03:44
「…こんな感じで、どうだろう?」
「……うーん」
「な、何かダメだったかい?」
「やっぱりゴードン先生、悪役無理だよ」
「ね、なんか優しいのが声に出てるよね?」
「迫力はあったけどなあ……」
「すごい不評だな…!?いや、寧ろこの場合は好評、なのか…?!」
「そもそも、こんな風に一緒に遊んでくれるゴードン先生は最初から優しいよ」
「それもそうだ」
「うーむ……あの子も、言っていたな。私は優しいと…」
「あの子って先生の最初の生徒さん?」
「そうとも、私の自慢の教え子だ……私は、そんなつもりはあまり無いのだが…こうも否定され続けると、やはり私には、向いてないのだろうか。悪人というものは」
「「「そうだね」」」
「そこまで綺麗に揃って言うのか…!?……ふ、ふふふ、フハハッ!!そうか、そうか…なんとも難しいものなのだな」
「物語に出るような悪役、というものは」
fin. - 191スレ主23/01/09(月) 04:17:34
これにて終わりです!!
【善意が空回りしまくったのがビターendの原作REDなら、(本人の善性はどうあれ)悪意が空回りするハピエンなREDが見たい】という感覚でスレ立てしたエアプゴードンスレだったのですが…すっかりssになってましたね。最初はその気なかったんですが…
本当はウタがトットムジカに乗っ取られたりしてルフィやシャンクスがガッツリ戦闘を行う展開も考えてましたが…
・優しいfilm REDにしたい。
・「親子の問題」だからと、ウタから言わない限りは踏み込まないでいたルフィに負担をかけない様にしたい。
・そもそもスレ主がRED以外のワンピほぼエアプだから技名とかほとんど知らない。
という理由でボツになり、代わりに最年長で、音楽に造詣が深く、魂とかそういうのに詳しいブルックさんにトットムジカを切ってもらいました。
因みにいるか分からない裏設定としては映画でゴードンさんが誓いをたてる際に落ちた楽譜が、ウタワールドにてウタに取り憑いていた楽譜のつもりです。
それから12年、負の感情の集合体に憑かれていた事で幸か不幸か、ウタは不満や辛い事を我慢しなくなり、ゴードンはそれに寄り添えた形です…しかし、12年の蓄積と、ライブにてたくさんの人の負の感情をウタワールドで楽譜越しに拾ってしまった事で暴走…というのをフワッと考えて書いてました。
此処でこうして書かないと意味の分からない展開でしたね。反省すべき点です。
思いつきで書き始めましたが思った以上に長くなりましたね…では、ここまでお付き合いくださってありがとうございました!! - 192二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 05:47:09
乙 最後まで面白かった
- 193二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 06:00:17
乙!
良いssで続きがくるのが楽しみだった!
ウタもゴードンも幸せでよかった - 194二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 06:49:36
お疲れ様でした!
良いもん読めてよかった - 195二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 07:33:22
SS執筆及び完走おつ&おめ!
ずっと楽しく追いかけさせてもらってたよ
ほんとうにありがとう - 196二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 10:27:26
完走乙でした!
最初のスレ立てが10/25だから二か月半くらい?楽しませていただきました! - 197二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 10:33:50
完走お疲れ様でした!
エアプゴードンになれないゴードンさんの人の良さがとても面白かったです
皆が前に進めるというのはとても素敵なssありがとうございました! - 198保守だ23/01/09(月) 11:48:26
お疲れ様でした
- 199二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 15:37:10
完走記念パピコ
- 200二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 15:37:29