- 1書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:25:14
- 2書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:25:58
そいつはスポーツ万能で成績優秀、その上誰とも分け隔てなく接し、太陽のような笑みで全員から慕われている、クラスの中心にいる存在だ。
- 3書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:26:16
そんな人間、普通ならどんなに性格が良くても妬んだり、嫉妬するような奴がいるだろう。
そいつは明るく、誰とでも仲良くなれるが、それが理由ではない。
そいつの恐ろしいところは、努力を隠さないところにある。 - 4書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:26:34
普通だったら、見せたがりとか、いい子ちゃんぶってとかそういう感想を持つ人が一人はいるだろう。
だがそいつは違う。努力の量が、密度が、何より執念が。 - 5書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:26:56
例えば小学生の時、クラスの球技大会で野球をした。
そいつは、最後の打席で空振り三振をした。
その日の放課後、そいつは1000回素振りをした。
中学の時、そいつは徒競走で2位だった。
そいつはその後10キロダッシュをした。
そいつは一度、テストで100点を取れなかった。
次の日そいつは書取りノート10冊を教師に提出した。 - 6書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:27:15
その努力を見たものは嫉妬などできない。
才能とか、素質とか関係ない。なぜなら、そいつのやることを真似できる人間がいないからだ。
そいつの努力を見れば、結果に納得できるからだ。自分は彼のように努力したのか?と。 - 7書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:27:30
そんな完璧超人が私の幼馴染の男、モンキー・D・ルフィである。
- 8書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:27:51
そんな男に、可愛くて歌が上手いだけの私、フィガーランド・ウタじゃ釣り合わない。
そう考えた私は、這い寄ることにした。 - 9書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:28:10
1
「ふっふっふ…よく眠っているなぁ…計算通り」 - 10二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:28:18
あれェ!?
- 11書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:28:33
私は幼馴染のルフィの家に行き、作った料理にホンゴウさんからもらった睡眠薬を入れ、ルフィに食べさせるという完璧な計画を立て、実行した。
結果はご覧の通りだ。私の料理を喜んで食べたルフィは机で眠ってしまっている。 - 12二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:28:37
ちょっと待て!?
- 13二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:28:38
草
- 14書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:28:58
ふふふ…自分の才能が怖い!
早速ルフィをベッドに運んで…
運ん…で…
…
重たい!!
くっそ、持ち上げられないし、ルフィの胸板硬くてすっごい…♡
普段触れないから、いいよね…? - 15書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:29:22
20分後…
はっ!いけないいけない、とりあえずリビングのソファーまで運べたから、次は階段を登って2階のルフィの部屋へと…
…無理だということに気づいた私は、そのままソファーでルフィと添い寝することにしました。 - 16二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:29:28
"歌が上手いだけ"
だけ?"だけ"ってなんだ… - 17二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:29:37
インド人を右にばりの急激な方向転換すな
- 18書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:29:39
2
前回は思わぬ事態で失敗した私は、諦めずに次の計画を進めることにした。 - 19書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:29:56
それは、ルフィがベッドで眠るときに睡眠薬の効果が出るように調整して、ぐっすり眠ったルフィの四肢を鎖で繋いだ後、ルフィを起こし、ルフィに這い寄るついでに姉がわりとしての威厳を取り戻しルフィから告白させる計画だ。
- 20二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:30:03
そうだよね 当たり前のようにベッドに運んでるけど男1人持ち上げて運ぶのって本来クソ重労働なんだよ
- 21書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:30:25
そしてぐっすり眠ったルフィがこちらになりま〜す。
流石私!計画に狂いはない!このまま四肢を鎖で縛って、ルフィを起こす!
「ねぇ…起きてルフィ…」
「ん…ウタか…?」 - 22書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:30:45
よし!ここからルフィに這い寄って、あんなことやこんなことをして
「邪魔だなこれ…ふんっ!!」
…へ?
「おはようウタ、いい朝だな!」
…ホームセンターで買った鎖が… - 23書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:31:02
3
今日こそルフィに這い寄るため、私は次の計画を練っていた。
前を向いてなかった私は、チャラついた輩とぶつかってしまい
「痛っ!!」
「いって〜!!なんだテメェ!!」
「え、あの、…すいません」
「ああ!聞こえねぇよ!!あぁ〜骨折しちまったよ!これは誠意が必要だな〜!!」
「ひっ、いや!」
「さっさとこっち来い!!」
三人の男に囲まれ、無理矢理路地裏に連れ去られてしまった。…助けてルフィ… - 24書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:31:20
「!」
「?どうかしたかルフィ?」
「悪いウソップ!おれ行かなきゃなんねぇ!!」
「は?行くってどこに?」
「わかんねぇけどやばい未来が見えたから!」
「…やばい未来?」 - 25二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:32:01
ほんとに完璧超人じゃねえか
- 26書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:32:02
「はっはっはっは!」
おれが急いで走っていると柄の悪いおっさん二人とぶつかってしまった。
「!お前何しやがる!」
「悪い、今急いでいるんだ!話なら後で戻って聞くから!」
「はぁ!?お前のせいで赤犬さんが骨折しただろうが!」
「痛いのぅ〜、これは粉砕骨折じゃけぇ…」 - 27二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:32:03
もしかして原作の力持ってる?
- 28書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:32:20
「…あのさ、おれ今急いでいるんだ。後で戻るって言っているのに、そうやって見え見えの絡みをするってことは…」
「お前ら、いらないな」 - 29二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:32:33
赤犬さん!?
- 30書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:32:39
「!いや、すまねぇ!こっちの勘違いだった!なあ赤犬さん!」
「ああ…むしろ肩こりが取れて感謝じゃけぇ…!」
「そっか!ならよかった。こっちは用事が終わった後、戻って来て話を聞いてもいいんだけど…」
「いや!大丈夫だ!急いでいるなら早く行ったほうがいいぞ!らはは」
「!そうだった、急がねェと!」
「…所詮わしらは当たり屋もできない敗北者じゃけぇ…」
「赤犬さん…」 - 31書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:33:02
「さぁ、骨折した分、お楽しみといきますかぁ!」
「いやぁ!離して!」
「ダメだぁ!これは正当な謝罪だからなぁ!」
「いや!助けて!ルフィ!」
「そんなこと言っても誰も来ねぇ」
「ウタ!!!!」
「!ルフィ〜!!!!」
やっぱりそうだ。いつだってルフィが来てくれる。太陽のように暖かいルフィの存在に安心した私は意識を手放した。 - 32書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:33:24
「ウタ…」
おれは気を失ったウタを抱き止める。顔には涙の跡があった。
「…許せねェなァ…」
「はぁ?たった一人で俺たち3人を倒すつもりか?」
「ぎゃははははは!!」
笑っている3人は知らなかった。
「お前ら…」
はるか昔、地球の支配者のように振舞っていた恐竜がなぜ絶滅したのか
「もうおれの世界には」
「いらないや」 - 33書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:33:49
「ん…」
「!気づいたかウタ!」
気づくと私はルフィに背負われていた。
「…あの3人は?」
「ししし、心配いらねェよ、もう会うことはねェからな」
「そっか…」 - 34二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:33:56
えっ
- 35書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:34:10
昔から思い返してみれば…
「私、ルフィに助けられてばっかだな〜」
「…」
「ごめんねルフィ」
「…謝らなくていいよ」
「私って本当にダメだな〜。ルフィを助けられたの初対面の時が最初で最後じゃん」
「…そんなことねェよ…」
「ルフィの背中あったかいな〜…」
「ああ…もう寝とけウタ」
「うん…そうする…」 - 36二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:34:16
神様…?
- 37書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:34:28
背中から寝息が聞こえる。
「…そんなことねェよ」
おれはウタにずっと救われてきたんだから。 - 38二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:34:29
殺った…のか?
- 39書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:34:48
おれの家は両親がいなかった。いまだに顔も見たことがない。
唯一いた肉親のじいちゃんは、おれを森に置き去りにしたり、谷から突き落としたりしてくる。
でもそれでもよかった。おれが帰るまでじいちゃんがいてくれるから。
じいちゃんはたまに仕事で家からいなくなることがある。期間は年は当たり前で、長い時は5年以上帰って来ない。
…一人は辛かった。一人になるとつい考えてしまう。おれはこの世界にいていいのか。本当はおれがいるから両親が帰って来ないんじゃないかとか。 - 40書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:35:14
ウタと会ったのはそう考えていた時だった。
小学生の時のおれはいじめられていた。理由は、確か授業参観に親が来なかったからだとか、そういう理由だった気がする…。
その時、上からいじめっ子たちに飛び蹴りをかましたのがウタだった。
いじめっ子に説教してケンカして、追い払った跡ウタはおれに言ってくれたんだ。
「あんた弱虫ねぇ〜、しょうがないから私が守ってあげる!お姉ちゃんとしてね!」 - 41書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:35:34
おれはその言葉に救われたんだ。おれはこの世界に生きてていいんだって。いてもいいんだ!って。
だからそれからおれは努力した。ウタに恥ずかしがられないような立派な男になるんだって。もう誰にも負けないように!次はおれがウタを助けるんだって!…ウタの隣にいても恥ずかしがられないような男になるんだって。
そのために努力した。くだらない嫉妬なんかで邪魔されないように結果とその過程で全員黙らした。少しでも敵が減るように明るい性格になって人付き合いも増やした。全部ウタの隣にいるためだ。 - 42書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:35:55
だから、おれの全部はウタの幸せのためにある。
だから
「これからもウタが笑っていられるように」
邪魔する奴は消す。今日の3人ももう関わりたくないと思うまで徹底的に心をへし折った。復讐なんか考えないように。
もし、仮に復讐に来たら修正するだけだ。おれの対応が甘かったと。
この世に居られなくしてやる… - 43書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:37:01
みたいなポンコツ病みウタちゃんと太陽とやみ両方の属性を併せ持つスパダリルフィの小説が読みたいです!
誰か書いてください! - 44二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:37:27
激重どころじゃねぇ!
- 45二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:37:34
アンタが書いてるやろがい!!!
- 46二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:38:35
やみ(ぽんこつ)だと思ってたのにやみ(ほんもの)やんけ!
- 47二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:38:51
ここまでが参考資料だったか...
- 48二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:39:30
参考資料の量がイカれてて笑う
- 49書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:40:26
一昨日くらいに思いついてさっき書き始めたのでアイデアがないです
- 50二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:41:17
筆が早ェよ!!最高だよ!!
- 51書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 15:42:52
自由に書いていいんですよ?
ただモブとかオリキャラとかNTRとかウタを悲しませるとうちのルフィくんが相手をこの世から消すだけなんで - 52二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:44:32
- 53二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:47:28
すまねぇうちのルフィくんはウタの闇を全部受け止める光の化身なんだ、、、
- 54二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 15:51:56
双方感情激重過ぎない?
元々か - 55二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 16:08:49
- 56書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:32:02
4
私は考えた。
縛るのもダメ、眠らせるのもダメ…ならば自ら脱がせるしかない!
北風と太陽作戦!
準備は簡単!まずルフィがお風呂に入る時に効果が出るようにホンゴウさんから貰った睡眠薬の量を調節!そして浴槽の上からロープで吊るし、解放されたければ私と結婚しろ!というだけのシンプルな作戦! - 57書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:32:19
そして眠らせたルフィがこちらになりま〜す!
っち!パンツは履いてやがった!
まぁいっか。じゃあロープでぐるぐる巻きに…
…少しぐらい触ってもいいよね?
いいよ!
よし、それじゃあ…むひょひょ♡ルフィの胸筋…腹筋…すごい硬い♡ - 58書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:32:38
30分後…
はっ!いけないいけない!それじゃあ、ぐるぐる巻きにしたし、早速吊るして…
おっも!でも以前の私とは違う!ロープの先をシャンクスが友達のバギーさんにあげるつもりだった超合金バラバラの実1/1スケール重さ500キロにくくりつけて…よし!
じゃあルフィを起こそう!ルフィ〜♪ - 59書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:32:59
「ん?」
風呂に入るつもりだったおれは目覚めるとロープで縛られていた。
「ルフィ〜♪観念しなさい!さもないと落ちることになるわよ!」
ウタ…ってことはいつものか。
「さぁ、選びなさい!このまま落ちるか、私と結婚するか!」
…さてどうしよう。結婚はダメだ。まだ今のおれじゃあウタに釣り合わない。かといって落ちるとウタが悲しむ。それはダメだ!ウタが泣くならおれは自害する!ウタが流した涙の10倍おれは血を流す!
ならどうするか…以前使った手でいこう。 - 60書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:33:15
「悪いなウタ。結婚はまだできねぇ。だから…」
そう言うとルフィは縄を引きちぎった
「ル、ルフィー!!!」
ルフィが落ちたことで浴槽から水柱が立ち上りそして…
「ふぅ〜極楽極楽♪」
ルフィは普通にお湯に浸かっていた。
…し、しまったー!!!
これじゃあ、選択の意味がない!だって下普通のお風呂だもん!
「ふぅ〜気持ちいいなぁ。ウタも入るか?」
「…後で」
とりあえず乙女の私はルフィからの混浴の誘いを断るのだった。 - 61書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:33:32
5
前回は失敗した。だが私は学習できる女!
今回の流れはほぼ前回と変わらない…が、変えた部分がある!
とりあえずルフィを眠らせて… - 62書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:33:50
…ルフィの体も堪能したし!仕掛けもできたし!これで準備OK!!さぁ起きてルフィ〜♪
- 63書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:34:13
「ルフィ〜♪」
ウタの声で目覚めたおれは前回と同じ状況になったことを把握した。
「大丈夫かウタ。頭」
「失礼だね!前回とは違うよ!」
ウタの顔は自信に満ち溢れていた。
「前回は極限さが足りなかったわ…。でも今度は大丈夫!ルフィ私の背中の仕掛けが見える?」
仕掛け…?まさか!
「そう、そのまさか!今の私の服はルフィの重みで着ている状態にある!つまりルフィが縄から抜け出せば、当然!私の服も脱げる!
これが撃っていいのは撃たれる覚悟があるやつだけだ作戦よ!!」
「くっ…殺せ!」
「殺さないよ!?でも…ということは…」
「ああ…ウタの勝ちだ」
「…や、やったぁああああ!!」
ルフィに勝って嬉しくなった私は仕掛けを解きルフィを解放した。 - 64書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:34:29
「ところで、こんなことをして何がしたかったんだ?おれに勝ちたかったのか?」
「それはもちろん…あ“っ」 - 65書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 16:35:39
- 665222/12/10(土) 16:45:43
- 67二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 16:48:45
さらっと中の人が演じたキャラの兄の台詞を……
即興でこんだけ面白いの最高かよ - 68書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 23:04:32
6
ふっふっふ…前回は私のミスで失敗した…。
けれど、今回は大丈夫!ちゃんと参考書を読んだからね!
ここに書いてある内容によると…ふむふむ…恐怖…依存…這い寄る…なるほどね!
というわけで、第一段階の手紙を書くことにしたよ!
まず1枚目に大好きとひたすらたくさん書く…と。
2枚目に愛してる…で、3枚目に結婚して…とそれで4枚目には…無理無理!こんなこと書けない!
…よし!4枚目はなかったことにしよう!
次は写真ね!これは私のルフィコレクションを入れれば大丈夫!球技大会と、小学生の時と、あとはお気に入りのツーショット写真!
これで準備は万端!この便箋をルフィの家の郵便届けに入れてっ…と。
ふふふ…これで怖がったルフィは私の家に泊まって、それで…ふふふふふふ! - 69書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 23:05:00
「この手紙ウタのだろ」
「な、なんのことかな〜。ふーひゅーふー♪」
「あのなぁ…普通こういう手紙にツーショット写真入れないし、小学生の時の写真は容疑者絞りやすいって…。しかもなんだこの内容。」
「!すごいでしょ!めちゃくちゃ頑張って書いたんだから!」
「自白しちゃったよ…。まぁ、それはそれとしてまず1枚目。大好きってびっしり書かれた紙。これ所々に犬好きとか太好きとか木好きって書かれてるんだけど…何これ?」
「それは、同じ文字ばかり読んでたら飽きちゃうだろうな〜って思って間違い探しみたいにしたの!」
「そっか。いい思いやりだな。じゃあ2枚目。愛してる。って書かれた下に理由がびっしり書いているのは?」
「?理由がなかったらどれだけの愛しているか伝わらないでしょ?」
「…そうだけど、ただのラブレターなんだよなぁ…。じゃあ最後。3枚目のこの婚姻届は?」
「?結婚するのに婚姻届は必要でしょ?」
「そうだけど…。あのなぁ、昨日なんて言ったか覚えているか?」
「もちろん!ルフィを怖がらせて私に依存させるって言ったよ!」
「自分から言っちゃダメだろ…しかもこの内容じゃあ何も怖くないぞ。」
「え?!参考書の通りにしたのに!」
「とっくの前からおれはウタに依存してるんだけどなァ…」 - 70書きたいとこだけ書く22/12/10(土) 23:06:01
思いついたので書きました
- 71二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:06:40
- 72二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:08:55
ポンコツ具合が最高っすね!!!!!!!!
ツーショット写真入れてストーカー装うの無理だよ! - 73二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:12:12
大丈夫かこのウタちゃん
彼氏できたフリ作戦なんか実行したら彼氏役粉微塵になるぞ - 74二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 23:34:58
この手紙保存してそう
- 75書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 00:48:00
7
ふっふっふ…ルフィ甘いね。前回は本に書いてある通りしたのに何故か失敗したけど今回は違うよ!怖がらせる以外にも依存させる方法はあるんだから!
ズバリ、今回はルフィが困っているところに私が颯爽と現れて解決する通りすがりのヒーロー作戦で行くよ!
じゃあまず私ができることは…歌!
次に歌で解決出来ること…
…??
歌うことで解決出来る困りごとってなんだろう? - 76書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 00:48:41
「ねぇルフィ、歌うことで解決できて、その上ルフィにとって困ることって何かある?」
「…?そもそもそれっておれが聞いていいのか?」
「あ!ごめん今のなし!忘れて!でも忘れる前に答えて!」
「…えー、いいよ。とりあえずウタの歌には元気をもらってるから、聞けなくなるのは困るな。」
「えー、ルフィったら♡それは毎日朝からお前の歌が聴きたいっていう意味のプロポーズってことでいいよね!」
「ちげーよ。そもそもおれからウタに要求することなんてないし。」
「えーでも毎日朝からルフィと同じベッドから起きておはようウタ。今日も素敵な1日になりそうだってルフィが言ってそれで私がおはようのちゅーをして──」
「ウタが幸せならおれはそれでいいんだから。プロポーズで何か要求なんてしない。ただ誓うだけだ。おれの全部でウタを幸せにするって」
「それで朝ご飯を食べたあとルフィがデザートはお前がいいって言ってそれで私が、?何か言ったルフィ?」
「ししし、なんでもねーよ!」 - 77書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 00:49:00
思いついたので書きました。
- 78二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 00:50:29
ウタちゃん、ルフィの話ちゃんと聞いて!!!
- 79二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 01:37:46
クソボケポンコツウタちゃんは健康にいい
- 80二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 02:49:16
- 81二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 02:56:51
もう実質プロポーズしとるやんけ!!!!
ルフィさんからの矢印がクソデカすぎてウタちゃんから見えないやつだわ。 - 82書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 11:26:14
8
前回のヒーロー作戦は失敗だった…
今回は発想の転換!私が守るのではなくその逆!守られる側になって依存される!病床の令嬢作戦で行くよ!
じゃあまず儚いイメージの人、イメージの…人…
…
…!閃いた!一年に一回馬に乗って焼き林檎を売りにくるドクQさんを参考にしよう!
まず外見は…なしだね!あの格好するのは儚い以前に女としてダメだし…
よし、それ以外を参考にしよう!
ふっふっふ、待ってろよルフィ〜! - 83書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 11:26:50
「久しぶりのウタとの買い物だな。それにしてもこんな人通りの多いところで待ち合わせなんて、そもそもウタはおれを見つけられるのか?心配だな〜」
「ルフィ!お待たせ〜!!」
「!大丈夫だ!全然待ってないぞウ…タ…」
おれは目を疑った。そこに現れたのは台車に寝転んで押されてやってくるおしゃれしたウタだった。
「お待たせ、ルフィ!じゃあ早速行こうか!今日はね〜美味しいって評判のクレープ屋さんが──」
ウタの言葉は耳に入らなかった。何故台車なのか。何故寝転んでいるのか。そもそも押しているシャンクスは何故止めなかったのか。情報量に頭が追いつかなかった。 - 84書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 11:27:25
「何やってんだ?シャンクス」
シャンクスは黙っている。
「嘘だろ…返事しろよ」
「…おれはシャンクスじゃない。黒子だ」
「…は?いやいや」
「移動するよルフィ!シャンクス押して!」
「やっぱシャンクスじゃねーか!」
「…おれは黒子だ」
「じゃあ服装も黒子にしろよ!なんでヤクザみたいな黒いスーツ着てるんだ!顔隠さなきゃいけないのになんでサングラスだけなんだ!そもそも髪もなんでキメてるんだ!答えろよシャンクス!」
「…」
「ねぇルフィ〜。早く行かないとクレープ屋閉まっちゃうよ〜」
どうする!?このまま行かせれば確実にウタの黒歴史になる!おれも一緒に乗るか?いや、それはおかしい。結局黒歴史に変わりはないし、そもそもシャンクス一人で押せるのか?でもこうやって考えている間にもウタの姿が晒されているし今はヤクザみたいなシャンクスの方に目がいっているが、ウタの方に目が向けば最悪SNSにアップされる!それはダメだ!くそ、一体どうすれば…! - 85書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 11:27:46
「ぐっ…!」
「!どうしたのルフィ!」
「ウタ…悪いけど腹が痛いから家デートに変えてもいいか…?あとウタと手を繋いで歩いて帰りてェ…」
「!ルフィとお家デート…!うん!いいよ!手をつないで行こう!あっ、シャンクスはもう大丈夫だから台車持って自由に買い物してていいよ!せっかくの休日なんだし!」
「…え?」
その後台車で人を攫うヤクザの都市伝説ができたとかできなかったとか… - 86書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 11:28:05
思いついたので書きました。
- 87二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 12:17:26
- 88書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 20:05:04
9
前回はデートの後シャンクスに叱られたけどお家デートもできたし、成功だったといえる…!この流れを維持してどんどんランクアップしていけば…結婚…できるのでは?
よし!この調子でルフィに守りたいと思われる女性になるぞ〜!
ふむふむ、参考書によると…辛い時でも強がる…これ以上は頑張れないのに無理をして「大丈夫だから」と言い張る…涙を懸命にこらえていたりする強がりな姿に、男性は思わずグッと来てしまい、「自分がなんとかしてあげなければ」と思う…なるほど!
よし、この作戦で行こう! - 89書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 20:05:22
前回はやばかった…。ウタのこと独占欲とか関係なしに監視しとかなきゃいけねぇんじゃねぇか?そうやっておれがうんうん唸っているとウタからメールが来た。夜ご飯を作っているからウタの家に来て欲しいそうだ。
まぁ、ウタが楽しんでいるならいいかとおれは微笑んでウタの家に向かった。 - 90書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 20:05:44
「来たぞーウター!」
「ルフィ…」
私は涙を流す。
「!?大丈夫かウ…タ…」
「辛いよ…」
「…代わろうか?」
「…大丈夫だから…」
「…そうか」
ルフィは私の後ろに立つ。ルフィの胸板が私の背中にくっつく。
「ルフィ…♡」
「じっとしてろよ…ウタ」
ルフィの手が私の背中側から前に伸びてくる。そして… - 91書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 20:11:21
「よし!これで大丈夫だぞ!!」
私の顔にゴーグルをつけていた。
「え?!違うでしょ今の流れは!」
「?玉ねぎを切って目が辛いんだろ?」
「そうだけど、そうだけど!!」
「ならもう大丈夫だ!夜飯楽しみにしてるぞ!」
「…♡わかった!美味しい夜ご飯作るよ!!」
「ししし、おう!」 - 92書きたいとこだけ書く22/12/11(日) 20:11:36
思いついたので書きました。
- 93二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 01:45:11
ウタが面白女すぎてルフィの重さが誤魔化されてる…
- 94二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 01:55:45
ただのおもしれー女になっちゃってる…
- 95二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 13:09:35
サイコーの女すぎる
- 96二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 13:11:22
玉ねぎ対策にゴーグル意味無いのはSBSでもツッコミ入ってたな‥
- 97二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:28:46
このスレのウタちゃんアホの子ですげェ好きだ
- 98二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 10:17:41
ほし
- 99二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 15:04:27
保守
- 100二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 23:26:24
ほ
- 101二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 06:55:02
ほし
- 102二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 11:44:52
スレ主じゃないけど保守がてら
「なあウタ、一応聞くけどおれのベッドでなにしてるんだ?」
「すぴー、すぴー」
「口で言うなよ……起きねェと悪戯するぞ?」
「すぴっ!? どんな悪戯してくれるの!?」
「いや、起きたからしねェけど」
「頭脳プレーはズルいよ! こっちは寝てたんだよ!?」
「いや起きてただろ」
という小ネタが浮かんだ - 103二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 22:22:19
保守
- 104二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 08:23:57
保守
- 105二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 15:46:31
ほ
- 106書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 19:52:22
思い浮かんだので後で投稿します
- 107二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 20:44:41
やったぜ
- 108書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 20:57:23
うー、冬だから朝から寒い寒い!でも新聞の四コマ漫画見ないと…?
わぁ〜♡ - 109書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 21:00:25
「ラブレター?」
「そう!朝郵便受けのなかに入っていたの!」
「へー」
「それがもう情熱的な内容でね!あなたを毎日見てますとか、あなたの声が好きですとかね!…でも写真は男が邪魔で撮れなかったってなんのことだろう…?」
「…それがラブレター?」
「そう!」
「マジかよ…」
「もう!他人事だなぁ!早く白状したほうがいいよ!」
「何を?」
「ルフィでしょ!このラブレター書いたの!全く私じゃなかったらドン引きもんだよ!えへへ♡」
「…おれ?」
「…違うの?」
「…」
「…ぐすっ」
「!いやーバレたか!ウタ前回ストーカーのフリしただろ?それの仕返ししようと思ってさァ!」
「!もう、バレバレだよ!ルフィは甘いな〜!」
「あっはっはっは!ウタには敵わねェなァ!」
「もう家の前だしルフィ、またね!」
「おう!また明日な!」
「…甘かったか」 - 110書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 21:00:49
「ふひひ…今日もウタちゃんに手紙を渡そう♡朝4時だから暗いけど」
「おい」
「!誰だ!お前はいつもウタちゃんといる…」
「やっと来たか。このまま凍え死ぬかと思った」
「お前、いつからそこに?!」
「昨日」
「嘘をつくな!真冬に学生服とマフラーだけでいれるわけないだろ!」
「いなきゃお前を捕まえられないだろ?」
「いかれてる…」
「とりあえず、お前には郵便受けっていう盲点を教えてくれた礼をしなきゃいけないからな。おれの家に連れてってやるよ」
「い、いやだ!離せ!むぐっ、くび…じまっ…!!」
「うるせェなァ…静かにしろ。ウタの安眠を妨げるんじゃねェよ…」
「おばえ…いがれて…」
「失礼だな…純愛だよ、なんてな」 - 111書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 21:01:16
「ルフィ!今日の分は!」
「?何が」
「ラブレターだよ!」
「ああ…おれだってバレちまったからもうなしだ!」
「えええーーー!!!いやだ!もっとルフィからラブレター欲しい!!10通…いや、1年間毎日書いて欲しい!!」
「365通かよ…」
「ほじい!!!」
「ししし…無理だ!」
「じゃあ昨日の手紙返して!」
「あれか?もう燃やしたからねェ!」
「!ええーー!!」
「ししし、悪いな!」
「うぅ…」
「泣くなよ…今日1日ずっと一緒にいてやるから」
「ならいい…」 - 112書きたいとこだけ書く22/12/15(木) 21:01:47
思いついたので書きました
- 113二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 21:03:29
純愛だねえ
- 114二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 23:43:37
ルフィが重くて良い…
- 115二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 09:36:13
アホかわいい
- 116二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 17:16:07
保守
- 117二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 19:58:31
ちょっとおバカなウタちゃんと重いルフィの組み合わせは世界中の人を幸せにする可能性を秘めている
- 118書きたいとこだけ書く22/12/16(金) 22:40:03
全然ルフィと付き合えていない事実に気づいた私はこのままではいけないと真剣に考えることにした。…いつも真剣に考えているが!
進展がないのである!
そして失敗を反省して成功に変えることのできる天才の私は初心に帰ってルフィに這い寄ることにした!
というわけで…
「ル〜フィ〜!!あ〜そ〜ぼ〜!!!」
ルフィの家に突撃することにした!
ルフィの家の前で大声で叫ぶことによって近所の人に私の存在をアピール!
ふふふ…どうしよう?明日から近所でお似合いの夫婦って噂されちゃったら…♡
…来た!
「ウタ…遊ぶのはいいけどよ、そのマットは何に使うんだ?」
「ふふふ…ナイショ♡さあ中に入れて!早く早く!」
「はぁ…まぁ、いつものことか。ほら入れよ」
「えへへ…お邪魔しまーす♪」 - 119書きたいとこだけ書く22/12/16(金) 22:42:40
これで第一段階はクリア!次は…
「ねぇ、ルフィ。私喉が乾いちゃったなー!私はお客さまだよ、何か出して!」
「ええー、図々しいなァ…いいぞ」
「いいんだ!…じゃなくて早く早く!」
「ちょっと待ってろ…水でいいか?」
「だめだよ!クワトロベンティーエクストラコーヒーバニラキャラメルへーゼルナッツアーモンドエキストラホイップアドチップウィズチョコレートソースウィズキャラメルソースアップルクランブルフラペチーノがいい!」
「…なんて?」
「クワトロベンティーエクストラコーヒーバニラキャラメルへーゼルナッツアーモンドエキストラホイップアドチップウィズチョコレートソースウィズキャラメルソースアップルクランブルフラペチーノがいい!」
「…ちょっと待ってろ」
よし!時間稼ぎ成功!今のうちにホンゴウさんから貰った睡眠薬を水の中に…
「ウタお前、これ期間限定の商品じゃねーか!流石に売ってない上に飲んだことのないものを出すのは無理だぞ…」
「あ、そうだった?ごめんごめん。じゃあ水でいいよ」
「…味の濃さそうなものから急に無味無臭になったけどいいのか…?じゃあ、はい水」
「ありがとう。…あっ!ルフィ何あれ!」
「は?何が、むぐっ!?」
「飲め!飲め!」
「むぐ〜!む〜!ぷはっ!いきなり何す…んだ…ウタァ…」
「…油断大敵だよルフィ。この天才を前に油断したことが運の尽きだったね…」
よし!あとはこの眠ったルフィを家から持ってきたマットの上に乗せれば…♡ - 120書きたいとこだけ書く22/12/16(金) 22:43:57
ふっふっふ…よく眠っているねルフィ♡目の前にこんな美味しそうな餌があったら海王類は我慢できないよ〜♡
いただきまーす♡
あっ♡胸板硬い♡すっごい体がっしりしてる♡あっ、腹筋も…♡
2時間後…
はっ!いけないいけない!早くしないとメインディッシュを味わう前にルフィが起きちゃう!
…では…ルフィのルフィを…ご開帳〜♡
…
…やっぱやめた
…なんか恥ずかしくなってきちゃったな…
それに、こういうのよくないだろうし…
…無理矢理したってバレたらルフィに嫌われちゃうかもしれないし…
…やだなぁ
嫌われたくないよぉ…
「ぐすっ…」
…やっぱりやめよう
でも添い寝ぐらいは…許してくれるよね?
「おやすみルフィ…」
あっ♡ルフィ体温あったかい♡胸板が♡
いい夢見れそう…
「っぶね〜!!!流されるところだった!」 - 121書きたいとこだけ書く22/12/16(金) 22:44:12
思いついたので書きました
- 122書きたいとこだけ書く22/12/16(金) 22:47:17
- 123二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 22:50:10
ウタがなんというか、おバカな子犬みたいで可愛いのだ
- 124二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 08:30:03
結局這い寄れないウタちゃん可愛いかよ
- 125二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 14:47:21
- 126二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 15:33:33
めちゃくちゃ可愛い
- 127書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 16:30:57
12
前回は…ふへへ♡大成功と言っても過言ではないだろう!
私に勇気があれば…いけた…はず!
なので次はルフィから私を襲わせる!
そのためには私の魅力を上げる必要があるね…!
だからインターネットで検索するよ!
ふむふむ…肌が綺麗…透明感のある肌…清楚…清い…閃いた! - 128書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 16:31:24
「うぅ〜ルフィ〜寒い〜たじゅけで〜!ケホッゴホッ!」
「何でこの寒い冬の時期に水風呂に入ったんだ?」
「だって、透明といえば水だし…清めるといえば滝行だし…」
「だからってわざわざ家でなァ…しかも水風呂って…」
「ただの水風呂じゃないよ!氷も入れた氷水風呂だよ!ゴホッ!」
「答えなくていいから休んどけ…」
「…えへへ。でもラッキーかも。久しぶりにルフィとずっと居れる…♡」
「…そんなことのために風邪なんか引くなよ。おれはお前が望むならずっと……って寝てるか。」
「えへへ、ルフィ〜♡」
「…おれももっと頑張って、早くお前の隣に相応しい男にならないとな…おやすみウタ」 - 129書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 16:33:22
- 130書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 20:22:51
13
「けほっ、ごほっ!」
うう〜風邪が治らない…このままじゃルフィを悩殺できないよ〜
…待てよ?逆にこれはチャンスなのでは?
ドクQさんの真似をしてデートからお家デートまでランクアップした以前の作戦…
あの作戦ではルフィを悩殺することはできなかったが、今ならいけるのでは?
今の私は儚いのでは?
よし!これでいこう!! - 131書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 20:23:19
「ウタ〜気分はどうだ〜?」
「あっ、ルフィ…私もうダメかも…」
「?…一体どうした?」
「隠さなくていいよ。私…もうすぐ死ぬんでしょ?」
「!?…何言ってるんだ?ただの風邪だろ?」
「…私わかるんだ。あの葉っぱが落ちるときぐらいに私死ぬんだよね…」
「…あのクリスマスツリー造花だからたぶんずっと落ちないぞ」
「…」
「…」
「…ぐすっ」
「ウタ…疲れてるんだよ。もう寝ろ。ほら、暖かくなるようにおれの家からおれの毛布と布団持ってきたぞ。あとビタミンCがいいらしいからみかんと、空気が乾燥しないように一階のリビングから加湿器。それと氷枕も作ったからこれ使え」
「うん…ありがとうルフィ。でもルフィの毛布使っていいの?今夜どうするの?」
「ああ。今日はこの家に泊まるから。一階のソファーで寝るよ」
「ええ!?じゃあ毛布だけでも…」
「病人が遠慮するな。早く治してくれればそれでいいよ。おやすみ」
「うん、おやすみルフィ。……えへへ、ルフィの匂いだ〜♡」 - 132書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 20:23:48
「ん。…目が覚めちゃったな。時間は…夜中の3時か。氷枕ももうぬるくなっちゃったし、取り替えよう…」
コンコン
「ウタ?どうかしたのか?」
「!ルフィ…氷枕がぬるくなっちゃって…」
「そうか。新しいの持ってくるよ。ちょっと待ってろ」
「うん、ありがとう」
「ほら頭上げろ。…これでよし。じゃあおれ戻るから。また何かあったら呼んでくれ」
「待って!…寂しいよ、ルフィ…一緒に寝よう?」
「!…ウタが眠るまで手を繋いでおくから…それじゃダメか?」
「…ぐすっ」
「!だーっ、わかった!シャワー浴びてくるから少し待ってろ!」
1分後
「悪い、待たせた!寝るか!」
「うん…えへへ♡」
ぎゅう♡
「!…」
「ルフィあったかい…おやすみルフィ」
「ああ、おやすみウタ…」 - 133書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 20:24:13
「ルフィ〜。ウタから聞いたわよ。添い寝したんだって?」
「なんだよナミ…」
「それでどうだったの?ウタとの添い寝は?興奮して眠れなかった?だからクマができてるんじゃないの〜?」
「?興奮なんかするわけないだろ、ウタが苦しんでいるのに。ウタがいつ起きてもいいように集中してずっと起きてただけだぞ?」
「!じゃあ、氷枕変えた時は」
「ずっと起きてウタの扉の前でスタンバイして様子を伺っていただけだぞ?ウタが不自由しないようにな」
「えぇ〜…もう付き合っちゃえば?」
「?今のおれじゃまだウタにふさわしくないだろ。もっと努力しなきゃな」
「あ、ナミ〜!ルフィどうだった?儚い私に惚れたって言ってた?」
「あんた…応援してるわ…頑張ってね…」
「?うん、頑張る!」 - 134書きたいとこだけ書く22/12/17(土) 20:24:26
思いついたので書きました
- 135二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 00:38:32
ポンコツ可愛いなぁ
- 136二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 12:24:49
ほ
- 137二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 12:26:30
ルフィのウタに対する目標値が高すぎる…
- 138書きたいとこだけ書く22/12/18(日) 21:19:24
14
前回は風邪を引いたせいで自分磨きが出来なかった…ルフィと添い寝はできたけど。
というわけでルフィからモテる女になるために!早速始めるよ!
まずはインターネットで…なになに…可愛いギャップを見た時に惚れる…例えば普段はしっかり者の女性であるのに、たまに可愛らしい天然っぷりをみせたりする意外性のこと…
なるほど!しっかり者の私は天然女子になればいいのか!
なになに…天然女子とは…他の人の発言に対して信じやすい一面がある…普通の人であれば絶対に信じないような話やよくある都市伝説など、全て信じて本気で考えてしまうのも「天然女子」に多い特徴…なるほど! - 139書きたいとこだけ書く22/12/18(日) 21:19:43
「ルフィ、知ってる?お化けって本当にいるんだよ?」
「ふーん…そっか!よかった!」
「…何が?」
「ししし…いる方が面白いだろ?友達になりてーなァ」
「…そっか!ルフィらしいね!」
…失敗だ。こんな私で本当にルフィに惚れられるのかな…?
「でも、今でも結構満足してるんだおれ。」
「?なんの話…?」
「ウタがいてくれるだけでおれの毎日が楽しいって話だ!」
「!…私も!ルフィがいてくれるだけで楽しいよ!」 - 140書きたいとこだけ書く22/12/18(日) 21:20:05
「そっか。よかった」
「うん…えへへ」
あれ?これって両思いなのでは?このまま告白すればいけるのでは?
「でもまだダメだ。ウタがよくてもおれが許せねぇ。…こんなおれじゃまだウタの隣には立てねェ」
ルフィ、好き!ウタ…おれもウタが好きだ!おれと付き合ってくれ!うん…♡ルフィ♡ウタ♡そしてそのままお互いの唇が…
「─おい、ウタ?大丈夫か?」
「ふぇ、ルフィ?あれ、その格好…タキシードは?式場は?」
「?なんの話だ?おれ達まだ学生だぞ?」
「あ…」
恥ずかしい!恥ずかしい!やってしまった…終わった…ルフィを殺して私も死のう…
「…まぁ、心配すんな!そんなに待たせるつもりはねェよ!」
「?何が」
「まだナイショだ!胸を張って迎えに行けるように頑張るからな!」 - 141書きたいとこだけ書く22/12/18(日) 21:20:15
思いついたので書きました
- 142二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 21:23:07
このルフィ割と大っぴらである。
- 143二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 21:40:33
はよ結婚前提のお付き合いしろ
- 144二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 01:11:29
ルフィさん、自分で設定したハードル高すぎませんかね
- 145二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 12:19:12
ルフィ頑張れ
- 146二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 23:30:26
保守
- 147二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 10:43:54
結婚する気満々じゃん、応援してますルフィ先輩
- 148二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:07:10
このレスは削除されています
- 149二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 07:57:05
そんなにってどれぐらいの期間なんだろうか?
- 150二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 19:45:57
- 151二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 07:30:05
保
- 152二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:47:32
保守
- 153二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 01:09:03
激重ルフィ×ポンコツウタめっちゃ好き
- 154書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 11:41:18
15
そうやってルフィを悩殺しようと努力していたある日…
むむっ!ルフィ…今机に隠したもの…ふふん!みんなの目は誤魔化せてもこの私の目は誤魔化せないよ!あのハート型のシールが貼られた便箋…ズバリ!ラブレターだね!
まぁ、私はルフィと添い寝するほどの仲なんだから、全然心配してないけどね!
…ちょ〜っとだけ様子でもみようかな…
いや!全然心配してないけどね!…でも…万が一…
…
いた!ルフィと…女子生徒!
あ、女子生徒が頭下げた!これは告白の真っ最中…!
あ…泣き出しちゃった…。でもしょうがないよ…私とルフィはベストパートナーなんだし…もっといい恋見つかるって!まぁ、ルフィ以上の人なんて私は知らないけど。
あ…ルフィ。手を近づけて何するんだろう…
…
…え?
…嘘…だよね…
!! - 155書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 11:44:12
ルフィはウタの家の前に来ていた。
「おーいウタ〜!いるのか?…鍵空いてるけど入っていいよな〜?…入るぞ〜!」
ルフィは靴を揃えて玄関に入る。
「おじゃましまーす…ウタ?先帰るなら言っといてくれよ!ナミに聞くまでおれずーっと待ってたんだからな!…なんだこれ?」
ウタの家の窓枠が全てガムテープで塞がれていた。
「…ルフィ」
「!…ウタ!何で先に帰ったんだよ?おれ…」
「来ないで!」
「…ウタ?」
「…ルフィ、さっき告白されてたね。おめでとう!」
「み…見てたのか。でも」
「ルフィはさ!私なんかほっといて、さっきできた彼女とデートでもしてくればいいじゃん!行きなよ!」
「ウタ…おれはな」
「うるさい!もう嫌だ!ルフィの隣にいられない人生なんて私いらない!…バイバイ。大好きだったよ、ルフィ」
そう言うとウタは、手に握りしめていたものを口の中に含んだ。
「!ウタ!!!!」
ルフィはウタに駆け寄った。
「ウタ!吐け!おれの手の上でいいから!早く!!!」
ルフィはウタの背中を擦りながらウタに叫ぶ。
「…ルフィ」
「!喋らなくていいから吐け!!」
ウタは涙目になってルフィに言葉を送った。 - 156書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 11:48:57
「これ…まじゅい〜!!!!!」
「…は?」 - 157書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 11:54:09
「ウタ…正座」
「…えぇ!」
「…正座」
「うぅ…ルフィ怖い」
「…で、何食ったんだ?」
「…うなぎともも」
「…なんで?」
「食べ合わせが悪いって聞いたから。…毒かと思って…」
「…っはぁ~。よかった〜ウタがポンコツで」
「むぅ!ポンコツじゃないもん!」
「…それは置いといて。…何で死のうとしたんだ?」
「…だって、ルフィが、私から、離れて行っちゃうって、…彼女できたから…」
「…あのなァ、断ったよ、告白。」
「…嘘だ」
「嘘じゃねェよ」
「嘘だ!!私見たもん!相手の子が泣いた後、ルフィ、その子に手を伸ばして…」 - 158書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 12:03:14
「芋けんぴ髪についてたぜ☆ってしてたじゃん!!!!」
「…ん?なんて?」 - 159書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 12:07:35
「ぐすっ」
「いやいやまてまて。ん?ダメだ分からん。今まで生きてきた中で初めて聞いたぞ何だそれ」
「少女漫画の定番らしいよ!」
「いや、あれはただゴミとっただけだし、逆に嫌だわ!髪に芋けんぴくっついてる女子!」
「えぇ!?」
「まさか…ウタ…お前」
「いや〜そんな念の為に芋けんぴ買ったりとかしてないけど〜」
「…はぁ。まぁ、誤解も解けたし毒でもなかったし、これで終わりかな」
「うん…ごめんねルフィ。勘違いしちゃって。でも…付き合ってないんだ〜えへへ」
「…いや、このままじゃダメだ。ウタが言ったんだからおれも言わねーとな」
「…?」
「…正直、今日言うつもりは無かった。…本当は高校の間は自分を磨きに磨き抜いて、卒業式に言うつもりだったんだけどなァ…。でも言われたままはカッコ悪いし、今言うことにした!」 - 160書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 12:08:06
「フィガーランド・ウタさん!」
「おれはあなたに救われた時からずっとあなたのことが好きです!
あなたにふさわしい男になれるように、あなたがずっと笑顔でいれるような男になれるように今まで努力し続けました!
あなたの隣で一緒にこれからを歩いて行きたいです!
こんなおれですが…おれと付き合ってください!!!」
「…」
「…」
「…ふぇ?」
「…」
「えっと…」
「…」
「あの…」
「…」
「ぐすっ」
「!」
「こちらこそ…よろしくお願いします…」 - 161書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 12:08:27
「!!!っふぅー、よかった〜!!先に告白されてしまったとはいえめちゃめちゃ緊張するな〜!!」
「ぐすっ、うん…先って?」
「?言ってたじゃねーか。一緒にいられないなら意味ねーって」
「…あわわわわ」
「ウタ!」
ルフィはウタに抱きついた。
「絶対一生幸せにするから…!!後悔なんてさせねェ!!!おれと一緒に生きよう!ずっと隣で!!!!」
「ルフィ…うん!!大好きだよ!!!」
「ししし…おれもだ!!!!」 - 162書きたいとこだけ書く22/12/23(金) 12:09:43
思いついたので書きました。
これで一旦終わりになると思います。
今まで保守や読んでくださってありがとうございました。 - 163二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 15:29:02
楽しませて頂きました、ありがとうスレ主!
- 164二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:51:39
乙でした!
二人が幸せでよかった
思いついたらその後も書いていいのよ? - 165二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:23:37
芋けんぴ頭についてたぜ★で自○しようとするのはおもしれー女すぎる
- 166二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 01:06:47
ポンコツウタちゃん最後までポンコツで可愛かった
2人とも末永くお幸せに! - 167二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 13:03:35
ウタちゃんが可愛くて幸せそうで凄く良かったです
素敵なssをありがとう