- 1二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:07:01
ネモと喧嘩した。
私がポケモン勝負で手を抜いたことが原因だ。
ううん、私は手を抜いてなんかいない、ただパーティに戦うのが好きじゃない子をいれただけ
私はポケモン勝負は得意ではない。たくさん捕まえた中で、戦うのが好きな子を選んでいるだけ。
私がなにもしなくてもあの子達は強い。私がチャンピオンまでなれたのはあの子達のおかげだ。
ネモに勝てたのだってそう、同じ条件だったら私は一度だってネモには勝てない。ううん、ボタンやペパー、ジムリーダーのみんなにだって、敵いっこないだろう。
だから何度も何度も戦ううちにボロが出た。漠然と指示を出すだけではネモに勝てなくなる。そしてそのうち勝負にならなくなる。
だから、あたらしいことを探した、戦うのが好きじゃないけど強い子をいれてみた。
結果は惨敗、そして、喧嘩して……
「ついた」
エリアゼロ最深部、研究所の前にたつ。
ロックはもう壊れている。中に踏み込む。
埃とカビの匂いの先に、テラスタルでできた機械があった。
タイムマシン、時空を越えてポケモンを呼び出した、夢のマシン。
ロックとなっている本を手に取る、動かない博士にオーブを押し当てる。
輝き、機械が動き始める。
待っててね、ネモ。今、強くて新しいポケモンをつかまえるから。そうしたら、またポケモン勝負をして───
「仲直り、しよ?」 - 2二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:07:31
パルデア地方にパラドックスポケモンが溢れました、あーあ
- 3二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:11:43
ペパーにはそれとなく気付かれててボタンにはガッツリ悩みを吐露してるとなお俺の性癖に合う
- 4二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:13:12
ネモ視点も気になるやつだし仲直りしてくれ~~~!!!!
- 5二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:13:39
実際ボタンぺバーは先回りして止めてくれると思う
ただそれをするとネモだけがちょっと悪くなってしまうからそれはかわいそうかなと - 6二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:16:06
先回りできずに後手に回りあと少しのところで止められないのが美しいんじゃないか
ペパーは気づいていたのに放置したという自責の念に駆られボタンはネモを糾弾しネモは違…そんなつもりじゃ…となるのが美しい
- 7二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:22:18
- 8二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:24:32
タイムマシンのことを主人公が知っていてAIのボディとブックが残ってる世界線ってどんなんだろうな
- 9二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:42:26
とりあえず高レベルポケモンで2倍等倍関係無くゴリ押しで行ったのかもしれない
- 10二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:55:38
アオイと喧嘩した
理由はアオイがポケモン勝負に手を抜いたから
あの子がバトルが得意じゃないことはしっていた。
でも、あの子は強かった。ポケモン勝負の才能とはまた別のもの。捕まえるためのバトルという才能。
あの子の戦い方は徹底的に相手を倒しきらないことにある。
麻痺で動きを鈍らせ、眠りで行動を阻害し、あいての力を削ぎ、防御を固める。
勝つんじゃない、捕まえるための才能。
裏を返せば崩せない堅牢な守り、それを数多の捕まえたポケモンのなかから選りすぐったメンバーでやってくるのだ。
本気のバトルで負けたとき、絶対、絶対に崩してみたいと思った。
だと、いうのに!
あの時を思い出すと胸が痛くなる。
あの子はいつもは見かけない子をだした、場を変える技を指示した──私が有利になるタイミングで。
たぶん、意図はしていなかったのだろう、新しいコンボのための行動だったのだと今ならわかる。
でも、あの時、私は、頭に血が上ってしまったのだ。
あの子なりに、私に答えてしようとしてくれただけなのに──
「ネモ!いたっ!」
ボタンが息を切らせて走ってくる。
嫌な、予感が、した - 11二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:55:50
帳尻あわせ
- 12二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 21:04:45