- 1二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:03:26
- 2二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:06:07
お~~~~ん。そっか、んじゃ頑張ってな。
- 3二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:08:12
全く波風の立たないところ
- 4二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:09:39
何か事情があるんだろうなって察してくれそうだし一番の当たりでは?
- 5二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:11:59
- 6二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:13:16
手伝った的な?
- 7二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:13:50
なんなの?キャンプ中にしれっと会ったの?
- 8二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:13:58
ヌーノなら距離感あるし、「良いんじゃね?知らねーけど」で済ませられるからデカい独り言言う相手としては当たりの部類。
- 9二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:14:16
ああいうやる気のない奴が見せる気遣い大好物だから続けて
- 10二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:14:16
仕事を紹介というかどう仕事がいいか教えたのがヌーノとか
- 11二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:14:59
- 12二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:18:20
グエルが学園を去る前、どういうわけか偶然ばったりと会ってしまったヌーノとグエル。ヌーノとてアスティカシアの学生。グエルが寮を追い出されたくらいは噂で知っているだろう。
さて、会ったタイミングはいつだっただろうか……
dice1d2=2 (2)
1.学園を去る前のキャンプ中
2.まさに学園を去ろうと荷物を持って出て行く最中
- 13二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:21:52
これはショボくれて途方にくれた御曹司にどう生きていけばいいか聞かれてバイトするのを教えたのがヌーノか?
- 14二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:27:53
「あの……何してんすか?」
元御曹司が荷物をまとめて港の方へ歩いているところに偶然出くわしたヌーノ。
周りに人はおらず、流石に無視するわけにもいかなかったし、半ば旅支度みたいな異様な光景だったので思わず声をかけてしまう。
「お前は……地球寮のやつか。」
グエルは質問にどう答えた?
dice1d3=1 (1)
1.「お前には……関係ないだろ」
2.「学園を出るんだよ。お前もホルダーがこうまで落ちぶれたと笑うか?」
3.「……父親が勝手に俺を退学にした。だから父親の手の者に捕まる前にここから逃げる」
ちなみに今の時間は?
dice1d2=1 (1)
1.日中
2.夜間
- 15二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:33:49
流石によく知らないアーシアン生徒に何かを語るほどでもないグエル……いくらあのスレッタの仲間でもそこまでの義理はない、ということだろうか。
ヌーノはそれにどう対応した?
dice1d3=3 (3)
1.「いや、明らかに気になるやつでしょ……教えてくださいよ」
2.(グエルの腹が鳴り)「……これ、食べます?」と何かを出す
3.(学生の声が聞こえて)「隠れた方がいいんじゃないすか?」と物陰に引き込む
- 16二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:41:22
「元ホルダーみたいな人がなんでそんなコソコソと……」
と尋ねようとした時に、人の声が聞こえた。姿は見えなかったが、グエルの様子を見るに、人に見つかるのは都合が悪そうだというのは普段ボケーっとしてるように見えるヌーノにも分かった。
「ほら、こっち。隠れた方がいいんじゃないすか?」
まだ日中だ。この辺りは普段あまり人の多い場所ではないが、授業とかやることのない生徒が通ることは普通にある。
……しかもそこにやってきたのは、グエルのよく知っている人だった。
グエルは「こいつの言う通り隠れて良かった」と思いつつ、ヌーノと共にこっそりその様子を窺う。
グエルとヌーノがいた場所を通った生徒とは?
dice1d4=3 (3)
1.スレッタ
2.ミオリネ
3.ラウダ
4.フェルシーとペトラ
- 17二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:43:38
いちばんやべー奴
- 18二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:44:36
まだ危ない状態の頃か
- 19二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 23:47:07
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:00:38
「シャディクから聞いた場所は確かにこっちのはずだ。どこに行ったんだ?兄さん……クソッ!やはりあの水星女が、あの女さえいなければ……兄さんは!」
ヌーノは人の正体を見るなり、ラウダに声をかけようとする。しかし腕を引っ張ってそれを止めたのはグエルだった。
「……なんで止めるんです?」
「あいつに知られたら駄目なんだ。ラウダだけは……ラウダに知られたら、父親に話がいくことだってある」
「へぇ、親から逃げるんすね」
そうこうしてる内に他の生徒まで通るようになって、グエルは出る機会を失ってしまう。ヌーノはやましいところも無いので出てしまえばいいのだが、ヌーノが出ればそこに何かあったかと疑われてしまう。
「関係ないんだからいいでしょ」と去ろうとするヌーノ。それを「バカ、それだけはやめろ!」と必死に抑えるグエル。
やがてグエルは大きく溜息を付き、ならなぜ逃げるのか教えろとごねるヌーノに話を始めた。
dice1d3=2 (2)
1.父親の言いつけに従うことをやめ、自由に生きると決めたこと
2.本人に言うなと前置いて、水星女のおかげで変われたこと
3.訳あって逃げることになるのだが、ラウダや寮のみんなに申し訳ないという話
- 21二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:24:29
「ホルダーの時は誰だって俺の強さを、ホルダーって地位でしか認めてくれなかった。」
「そりゃまあ……俺もアンタに賭けて小遣い程度儲けさせてもらいましたし。オジェロは逆張って負けてばっかだったけど」
「だがスレッタ・マーキュリー……あいつは俺の強さを認めてくれた。俺の弱さも理解してくれた。あいつのおかげで、俺はようやくホルダーや御曹司なんて地位に関係ない、俺の人生を始められるかもしれないんだ。」
なんでこんなやつに、と思いつつもグエルはヌーノに色々な思いを吐露していく。なまじ自分が知ってる人間よりも、ほとんど知らない他人なのが良かったのかもしれない。しかもスレッタの知り合いというのも好都合だった。
知らない人間だが、彼に話すことでグエルはスレッタに向けての気持ちを整理出来ていたのだろう。
「あ、そうだ。これいります?dice1d3=3 (3) なんすけど……」
ヌーノはポケットから何かを取り出した。
1.スレッタからもらってたお菓子(個包装にエアリアルの絵が描かれている)
2.ガンダム社PVを撮った時に撮影したスレッタの写真データ(笑顔)
3.パーツ交換で廃棄予定だったが「お守り代わりに」ともらったエアリアルのボルトとナット
- 22二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:32:09
ヌーノが取り出したのは古くなっていたボルトとナット。
スレッタがアスティカシアに来る前からここ最近まで使われていたものだが、エランとの決闘後の整備で状態が悪くなっていることが分かり、新品に交換されたのだった。
彼の専門はソフトウェア関係ではあるが、まあメカニック科らしい餞別の品だ。
「これ、エアリアルのやつなんすよ。ほら、ここにシン・セーの刻印入ってるし……まあそれこそお守り代わりにでも。」
「ああ。その、ありがとな……ええと」
「ヌーノ・カルガンです。」
どちらがあの名前を言った?
dice1d2=2 (2)
1.グエル
2.ヌーノ
- 23二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:42:46
いつのまにか生徒はいなくなっていた。バレることもなく、グエルもこれでこの学園のフロントを抜け出せそうだ。
「色々聞いてくれて助かった」と礼だけ言って、改めて港に向かうグエル。少し歩いたところで後ろから呼び止められた。
「あのー!……これから何するか分からないけど、名前変えるんなら凝ったのはやめた方がいいっすよ。その、ジェタークの御曹司感ないやつで。もっと冴えない感じの、例えば、『ボブ』とか。そんな感じの。」
「分かった、なら俺は『ボブ』だ。もうグエル・ジェタークじゃない。じゃあなヌーノ。言っておくが本当にあの水星女には言うなよ!」
こうして、グエル・ジェタークは学園を去ることになった。
その秘密を、そして決意を。何の因果か、今はただこのヌーノ・カルガンのみが知るのであった。 - 24二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:50:58
おい、ちょっと良い話じゃないの
こういうの読みたかった - 25二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:52:42
意外なところに行ったなーと思ったら良質なSSが出来てて嬉しい。ダイススレこういう事あるから見るのやめらんねぇわ。
- 26二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:54:47
こういう感じのあったらいいなぁってSSが出力されてた
- 27二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:00:51
グエルが学園を去って──ヌーノ以外の人間にとっては行方不明になって──1ヶ月程経ったある日のこと。
どういうわけか、個人的なメッセージがガンダム社宛に届いた。差出人はとある会社の社員。宛先は、ヌーノであった。
「ヌーノ、この人知り合い?」
「いや……全く知らない。そもそもベネリットの企業ですらないじゃんこいつ。」
謎のメッセージを見つけたティルと話すヌーノ。
「もしかして俺たちのデータ盗もうとするウイルスでも入ってんじゃないの?」
「それはないと思うよ、そもそも外部から学内宛のメールは基本学園側が色々チェックできるはずだし……ほら、ウイルスチェックも引っかからない。開いて大丈夫だと思いたいけどなあ」
オジェロ、マルタンも加わって男4人で画面を見つめる。マルタンの言葉に従って、ティルがメッセージを開封する操作をした。
『先輩に頼んでメッセージを送らせてもらいました。ボブです。こちらはなんとか頑張っています。皆さんによろしくお伝えください。』
「……これだけ?」
「なんというか、よく分からない内容だね……」
「ヌーノ、これなんか知ってるのか?おい、ヌーノ?」
ヌーノはただ噴き出した。しばらく笑いが止まることはない。いつもは鬱屈としたヌーノが大笑いしてるのがおかしく、事情を聞いても「なんでもない」としか言わないので、他の3人はただ首を傾げるしかできなかった。
そしてその内スレッタが寮に戻ってきて、ヌーノはかつての言いつけ通りにスレッタにメッセージを見せまいと奮闘したり、やがてボブと相対した時にヌーノたち男衆は笑いを堪えるのに必死になるのだが、それはまた別の話である。
おわり - 28二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:03:15
良いものを読ませてもらいました
- 29二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:10:35
- 30二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:12:23
別にどういうスレにするかも分からず適当に立ててみたけど何故か筆が進んでしまった
お見苦しい文章かとは思いますが暇のお供か何かにでもなれば…… - 31二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:12:58
ほっこりしました。ありがとう!
- 32二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 01:27:00
作者GJ!