チェンソーアニマン 2

[1 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:10:38]

カテ間違えたので立て直しました

闇鍋ssです

閲覧注意、CPネタ注意です

設定は以下のスレにて記載されています

あにまん版チェンソーマンのssを書きたい｜あにまん掲示板

[2 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:11:44]

「でんじちゃん！こっちこっち！」
「ここがわたしたちのはたらくとこだよ」
「でんじちゃんにもせーふくあげるね、おそろいのやつね！きがえたらきょういっしょにはたらくひと、しょうかいするからね」

マキマちゃんしっかりしてんなー、まあいいやとっとと着替えよおっと

「このひとね、あきくんっていうんだ」

「早川アキだ、よろしく。三年先輩だ」ｽｯ
え、握手？中々フレンドリーなヤツだな…

「きょうはあきくんといっしょにはたらいてね」
「えー、俺マキマちゃんと一緒に働きたいんだけど」
「まあお前も書類関係を任されるようになったら今みたいな感じで色々マキマちゃんに教えて貰えると思うから、まあ今日は我慢してくれ」
「お、おう」
「スマンな、長かったか」
「いや、まあ、うす」
…やりづれーなコイツ
「じゃあ見回り行くぞ、ここでの仕事の基本だ」
「うーーす」
「いってらっしゃーい」
手ェ振ってる…かわい…

[3 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:12:53]

トウキョウってのはこんなに人居んのか

「なあ先輩よぉ、マキマちゃんって誰の事が一番好きなの？」
「……仕事中の私語は慎め、緊急事態に対応出来るよう気を引き締めておけ」
「んだよイイじゃん別に、んでどうなのよ」
「…」
「なあ」
「ちょっとこい」

んだここ、路地裏？

「お前、名前と年齢は？」
「デンジ、歳は16、たぶん」
「デンジ、お前仕事やめろ」

「…は？なんでだよ」


「向いてないんだよ、気持ちが軽い。その様子じゃ銃の復讐でも無さそうだ」
「大方金か…俺の同僚も給料だけ見てデビルハンターになった奴は全員悪魔に殺された」
「目の前で死なれるのはもう御免なんだ、マキマちゃんには俺から言っておく」
「デンジは急な引っ越しで仕事場が変わったってな」

ふう…これだけ言やあアイツも分かってくれ　「フンッ」　！！？！？！？？！？！？

[4 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:14:50]

「玉あ……はっ……ガッ……ぁ…お前………！？何……」

「玉は男の弱点なんだってな、ワリぃな足止めだ」

「俺ぁ今日はじめてウドン食ったぜ、フランクフルトもな」
「はじめて人並みの扱いされたし、オッサンに媚びなくてもメシ奢ってくれた。俺にとっちゃカミサマだ」

「俺は軽～い気持ちでデビルハンターになったけどよぉ、この生活続ける為だったら死んでもいいぜ」

「…死んでもいいっつーのはやっぱなし、あの子優しいから俺が死んだら泣いちまうぜ」
「それに…俺だけの命じゃねえし」

「う…フゥゥゥ………じゃあ……お前はマキマちゃんを守り切れるのかよ………」
「玉蹴られただけで冷や汗だらっだらじゃねえか、そりゃこっちのセリフだ」
「玉はなぁ！超痛えんだぞ！」
「じゃあ一発ぐらいやり返して来いよ！女だから殴れえのか？」
「は…？女がどうとか以前に…人とか、殴ったら駄目だろ…」
「さっきからなんだよその優しさ！気持ちわりぃな！フンッ！」
「フゥッ！！？！？！？テ、メェ………」
「…だか、ぁ………玉は蹴ったらダメだっ…ぇ…」

「…ヤベェ」

[5 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:16:18]

「あれ、でんじちゃん、かえってくるのはや…あきくん！？」
「先輩が金玉の悪魔に玉を襲われました」
「ウソです…コイツの嘘です…」「チッ黙っとけよお優しいセンパイ…」「お前の為にならんだろうが…」
「うーん？で、どー？なかよしになれた？」

「全っ然」「こいつちゃんと教育しなきゃですよ…」
「なかよし！」
「じゃあじゃあ！でんじちゃんはあきくんといっしょのはんになってもらうね！」
「班？」
「…マジですか！？今でさえ手が余ってるんですよ！？面倒見きれませんよ…」
「でもともだちとおんなじはんになれたらたのしいでしょ！」
「…こいつにこの仕事で生きていける様には見えないんですが」
「だいじょうぶだよ！でんじちゃんはにんげんだけどあくまになれるんだ」
「どうだ！凄えだろ！」
「……マジの話ですか？そういうの噂半分でしか聞いたことありませんけど…」

「まじだよ、まじ」
「だってでんじちゃんのなかであくまがいきてるもん」

「どう…え、生きてんの？」
「うん、そーだよ」
「え、え、ポチ、死んだんじゃあ…だって俺の為にポチタは…そっか…」
「でんじちゃんよかったね！そのぽちた…ってことなかよしなんでしょ？なかよしなのはだいじ！」

「そっか……」「よかった…すげー…そりゃすげ～よかった…！」



「あ、そうだ、あきくんとでんじちゃんはいっしょにすむことになったからね」
「え…」

[6 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:16:49]

「というわけだから、イヤなことあったらすぐに言え」
「男と女じゃ多少なりとも認識の違いはあるからな」

「…なあ、マキマちゃんって何歳なの？」
「お前はマキマちゃんの事ばっかだな…まあ…小さいからな…俺も詳しい事は知らん」

「へぇー……」
「マキマちゃん、もう一回抱きてえなあ…」

(抱いた事あるんだ…いいな…)






3話「センパイ」

[7 ◆5O4qhAEyac 22/12/16(金) 22:18:31]

一応前スレです

チェンソーアニマン｜あにまん掲示板

[8 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 22:25:08]

ほしゆ

[9 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 22:26:07]

まきま可愛い
支援

[10 二次元好きの匿名さん 22/12/16(金) 22:49:40]

ほす

[11 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 05:03:25]

もす

[12 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 10:25:12]

もす！

[13 二次元好きの匿名さん 22/12/17(土) 20:59:16]

もっかい保守

[14 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 03:11:26]

早パイも優しいしマキマさんもマキマちゃんだしデンジくんもデンジちゃんなのですごい可愛い空間が形成されてる気がする、保守

[15 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 13:01:38]

ほしゅ

[16 二次元好きの匿名さん 22/12/18(日) 23:07:47]

ほっしゅ

[17 ◆5O4qhAEyac 22/12/19(月) 07:10:07]

今日の夜更新できたらイイな～っていう願望

[18 ◆5O4qhAEyac 22/12/19(月) 17:42:33]

う～ん明日！

[19 二次元好きの匿名さん 22/12/20(火) 01:04:58]

保守

[20 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 11:20:22]

保守

[21 二次元好きの匿名さん 22/12/20(火) 18:13:20]

保守

[22 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:04:01]

「いちごジャム、」「梅ジャム、」「オレンジジャムにぃ～…」
「バターと、」「蜂蜜ぅ～」「あと…シナモンもかけちゃお」
「最強のパンができちまったぜ～」
「うまっ！」

「ハァ…食うのは良いが汚しすぎだ、せめて拭け」
「あっおい待てよ、もったいねえだろうが！」
「は！？ちょっ机を舐めるな！」


(ハァ…朝っぱらからこの調子か…)

[23 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:06:04]

『東練馬区住宅内に「魔人」発生、現在民間人の避難と現場の封鎖は完了しています』
「目標の魔人は2階奥の部屋に立てこもってる、後はデビルハンターに任せる」
「わかりました、ありがとうございます」「早川さん隣の人新人？」

「なあ、魔人ってナニ？」
「…はぁ？義務教育受けてるなら分かるだろ」
「いやオレ受けてねえよ」
「…………」
「…色々言いたい事はあるが今はそれどころじゃない、簡単に説明する」
「オウ」
「人の死体を乗っ取った悪魔、それが魔人だ」「ふ～ん、え…あぁ」
「それじゃオレ魔人じゃね？」「違う、魔人は頭の形状が特徴的だ」
「ドアを開ける、一発でわかるから見てろ」

ソイツがそう言ってドアを蹴破るとその中に居たのは

居たのは…

[24 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:07:13]

…ンだこいつ超きめぇ！
「魔人の人格は悪魔だ、今回はお前が殺せ」
「悪魔になって力を見せてみろ、それで力量を測る」

…あ
「ミるなコロすぞコロすぞコロすぞデビルハンター共が！」

「よっ」
首を撥ねる、っと血ィかからねえようにと蹴とばす

「おい、なんで悪魔の力使わなかった？」
「…あ～…俺の力使ってで悪魔を殺すとよぉ、すっげえ痛そうなんだわ」
「だから～あ～俺もコイツみてえな魔人になってたかもしれねえからな、それでなんか楽に殺して…」
「やりたくて……」

…流石に無理がありすぎるか…？

[25 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:07:36]

「いいか覚えとけ、魔人も立派な悪魔だ、デビルハンターが悪魔に同情するな」
「俺の家族は全員目の前で悪魔に殺された」
「下にいる警察の方とも飲み行った事あるけどな、奥さんとか子供を守る為に命がけで仕事をしてるんだ」
「お前以外全員本気なんだよ、俺は悪魔を楽に殺してやりたいなんて思えない」
「お前は悪魔と仲良しにでもなりたいのか？」

「…友達になれる悪魔がいたらなりてえよ、オレ友達いねえもん…」

「…ああそうかよ」

扉を閉める音、行っちまったか



「あープッツンさせちゃったよ、ホントはエロ本に血ィつけたくなかっただけなのに…」
「よし、エッチ確認」

[26 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:08:42]

これでしばらくは困んねえな！ギャハハ
「チェンソーになると血ィ飛び散って汚れちまうからな～、楽に殺してやったんだ貰ってくぜ！」

『デンジの夢を私に見せてくれ』

「…俺もマジでやってるぜポチタ、契約どーり夢みてーなイイ生活してるモンな？」
「俺はもう夢にゴールしちまってるからなあ…アイツはまだ追いかけてんだ」

…
風呂も毎日入れて、いいモン食えて、
もう百点の生活なのに…なんか足りない気がする
なんかあったか？マジでマジのゴール…
アイツはきっと復讐的なアレだ
下の奴らは家族を守る事
マキマちゃんもなんかあるのか？
マキマちゃんも……


結局思い浮かばなかった……
なんだ…？もう少しで掴めそうな 「おい！話聞け！」

「はなし…？」
「でんじちゃんにはね、ばでぃをくんでもらうの」
「バディ…？」

[27 ◆5O4qhAEyac 22/12/20(火) 21:09:00]

「ここではね、いつもはふたりでおしごとするんだけどね、そのひとのことをばでぃってゆうんだよ」
「ちょうどきたみたいだよ！あ、そのこまじんだからね」

え、魔人？




「おうおう！ひれ伏せ人間！！ワシの名はパワー！！」
「バディとやらはウヌか！？」



「パワー！？名前パワー！？つーか魔人なの！？魔人がデビルハンターなんてやっていいのか！？」

あっ良いツラ！！でけえ胸！！

「まあいいか！！よろしくなあ！」


(…こいつらやかましいな)





4話「パワー」

[28 二次元好きの匿名さん 22/12/21(水) 07:53:55]

ほしゅ

[29 二次元好きの匿名さん 22/12/21(水) 17:20:54]

ホシュ

[30 二次元好きの匿名さん 22/12/22(木) 01:25:41]

保守

[31 二次元好きの匿名さん 22/12/22(木) 10:51:51]

ほしゅ

[32 二次元好きの匿名さん 22/12/22(木) 22:42:24]

守

[33 二次元好きの匿名さん 22/12/23(金) 08:11:08]

保守

[34 ◆5O4qhAEyac 22/12/23(金) 18:07:51]

1日に2保守だからなあ…
保守だらけのスレってのもなんかヤだしペース上げようかな

[35 二次元好きの匿名さん 22/12/24(土) 00:21:50]

SSを本スレに投稿することを視野に入れていいかもしれない

[36 二次元好きの匿名さん 22/12/24(土) 10:27:45]

ほし

[37 二次元好きの匿名さん 22/12/24(土) 22:08:55]

はしゅ

[38 二次元好きの匿名さん 22/12/25(日) 08:20:48]

ほほほ

[39 ◆5O4qhAEyac 22/12/25(日) 18:30:33]

更新できないので茶を濁す
デンジちゃん

[40 二次元好きの匿名さん 22/12/25(日) 21:10:19]

>>39

[41 ◆5O4qhAEyac 22/12/26(月) 07:52:36]

一日経ったらマシだと思っていた絵が糞ンなっちまってた
絵の前にssを書けよと

[42 二次元好きの匿名さん 22/12/26(月) 08:15:20]

私は…スレ主がイラストを描いてくれただけでもありがたいと思いますが

[43 二次元好きの匿名さん 22/12/26(月) 12:23:00]

本スレの保守しくじった…

[44 ◆5O4qhAEyac 22/12/26(月) 18:46:52]

>>43

マジぢゃん！

というわけで立てました

今後も設定とか提供してくれないと困るので

あにまん版チェンソーマンの設定を考えたい｜あにまん掲示板

[45 二次元好きの匿名さん 22/12/27(火) 01:14:23]

保守

[46 二次元好きの匿名さん 22/12/27(火) 12:05:59]

保守

[47 ◆5O4qhAEyac 22/12/27(火) 21:14:25]

保守
かなり難航しているので明日までには投下したいところ…

[48 二次元好きの匿名さん 22/12/28(水) 02:51:36]

ﾜｸﾃｶ保守

[49 ◆5O4qhAEyac 22/12/28(水) 12:54:58]

保守
あっもう一週間以上経ってるよォ〜！？

[50 二次元好きの匿名さん 22/12/28(水) 18:40:24]

念のため保守

[51 ◆5O4qhAEyac 22/12/28(水) 23:56:33]

「む～、んーーーーー、あー、おおおお」

バシ
パワーがオレの頭をいきなりしばいた！
「いって、何すんだ！」
「人間！早くなんか殺させろ！ワシは血に飢えてるぞ！」
「うるせえな！こっちゃ真剣に悩んでんだ！」
「やかましい！人間の事情なんぞワシが知るか！」


「あーーークソ！全っ然悪魔いねーじゃん！」

『公安対魔特異4課は実験的部隊だ、結果を出せなければ我々が解隊する』
『そうなればお前らの命は無い』

『え、でんじちゃんたちしんじゃうの！？やだー！！』

なんだってこんなに見つかんねえんだ…！

「早く悪魔殺さなきゃいけねえのに～～！」
「多分ワシのせいじゃ！」
「は？」
「ワシは魔人になる前は超恐れられてた悪魔じゃったからのう、ワシの匂いで雑魚悪魔は逃げてくんじゃ！」
「はあ～！？何自慢げに話してんだお前！それじゃあ俺たち結果出せねえじゃん！」

ちきしょう…このままじゃマキマちゃんが悲しんじまう…

[52 ◆5O4qhAEyac 22/12/28(水) 23:57:27]

「血の匂いじゃ！！」

「あっおいおい！テメエ！どこ行く！？」
血の匂い？そんなもん……

「てか足速っ！」

「勝負じゃ！」「勝負じゃ！」「戦いじゃ！」

「あ、飛び降りた」





「現場の封鎖と民間人の避難は完了させました、練馬の駅前に応援お願いします」
「ナマコの悪魔ですナマコの悪魔」
「え？だから～……！」
「ナメっ」

[53 ◆5O4qhAEyac 22/12/28(水) 23:59:41]

「ナメコ……」

「どうじゃ！！ワシの手柄じゃ！！」
「ガハハハハハ！！」
「あ～あ…」


「…ハイ、すいません、キツく言っときます、ハイ」
「あ、早パイじゃん」

「はぁ…お前らなあ、民間が手を付けた悪魔を公安が殺すのは業務妨害、普通だったら逮捕されるんだぞ」
「ふーん、ワシ悪くないし」
「…お前はもう少し考えて行動しろ、デンジもだ」
「ハァ～？なんでだよ」
「こういう時の為のバディだろ」

「やっぱり外出はまだ早かったか…再教育の申請でもしておくか？」
「っな！？ワシはこいつに命令されただけじゃ！教育するべきはこいつじゃ！」
「はあ～！？オレんなこた言ってねえよ！よくんな嘘が言えたモンだなあ！？」
「嘘じゃないわい！言った！」
「わかったわかった…とりあえず今後気を付ければ良いから、どっちみち活躍を見せなければ再教育は免れられないしな」
「なあよお、さっきから言ってるその教育ってのはなんなんだ？」
「コイツのような悪魔を公安で働かせれるようにするシステムだ、こんなに嫌がるような事はしてない筈だが…何か理由が？」
「う…無い！！」「信じらんね～」
「仕方がない、ウヌもさっさと悪魔を探せ！」「おめーも探すんだよ」

…夢探してる場合じゃないかもしれねえな…

[54 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:00:26]

「ニャー～」
「猫…」

「…な～に猫と遊んでんだよ」


「…そういやさ、お前なんでそんなアレ嫌がってんの？アレ…教育」

「…ワシはな、見ての通り美形じゃから世界中に夫や妻がおるんじゃがの」
「しょーもねえ嘘ばっか！」
「嘘じゃないわい！それでその内の一人が公安におってのう…ワシが側に居ないから寂しがっとると思ってな」
「ふーん」

「それに…」
「これ以上時間を掛けたらニャーコが…」


「…ニャーコ？」
「……ニャーコはワシの飼ってた猫でな…ニャーコを連れ去った悪魔からニャーコを取り戻す前にワシはウヌら人間に捕まってしまった」

「…もう殺されてるかもしれんが諦めきれん」
「ワシは悪魔からニャーコさえ取り戻せるのなら人間の味方でも何でもしてやる！…猫如きにとウヌらにはわからぬ感情じゃろうがな…」
「猫ねえ…んー、あ～でも犬だったらまだわかるかもな…」


「……ニャーコを悪魔から取り戻してくれたら…」
「一発交尾させてやるといったらどうする？」

[55 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:01:32]

…今なんて言った？

「…どんな提案だよ！？てかお前そっちの気あんの！？」
「ワシの身体なんぞ老若男女が求めるシロモノじゃぞ、ウヌはまあ…結構イイ面しておるからのう、出血大サービスじゃ」
「ふ～～ん…」

…まあ、最近結構ご無沙汰だったし…
「…いいぜ、乗った」
「なんじゃ、ウヌこそそっちの気があったのか」
「前にな、テクとかは先輩に叩き込まれてんでね」

俄然やる気が湧いてくるってモンだ
やってやるよ

[56 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:02:03]

「魔人パワーの外出を許可します、17時までには戻ってくるように」
「お前一人じゃ外にも出らんねーの？」
「おう、ずっとここの中で退屈しとったわ」


「きっぷはぁ、えーと…」
「早うせんか！」

やけに詳しいんだなコイツ…
「ニャーコをさらった悪魔の場所はわかっとるんじゃ！問題はウヌしか戦えん事じゃ」
「ワシの姿を見られたらニャーコを盾にされちゃうからのお、そうなったら詰みじゃ！」
「事情はわかったぜ、とりあえずやりゃあいいんだろ？楽勝だろ、多分」

[57 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:02:39]

「あの人達怖いんだよな…」

「あきくんおかえりー！いこ！」
「はい、今車出します」

「…そういえばマキマさん、たまに話してるその…チェンソーマン…っていうの、なんなんです？」
「あきくんちぇんそーまんしってるの！？」
「…名前だけですけどね」
「あのねあのね！ちぇんそーまんていうのはね！えーとね、うでからちぇんそーがはえてるあくまでね！かっこよくてね！」
「あとー…あれ、なんだったっけ…わすれちゃった！」
「へえ、聞いた事無いな…また思い出したら話してくださいよ」
「うん、ごめんね！すぐおもいだすからね！」

うーん…なんだったっけ…


(可愛い…)

[58 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:04:53]

「ソコの家じゃ！あそこにニャーコと悪魔がいる！」
「は～ん、じゃあさっさと行くか」
「貧血なるからチェンソーにゃなりたくねーな…」「おお？チェンソー？」
「あー俺チェンソーなれんの」「人間の冗談は笑えんな！」


「ああ？」「おお？どうした？」
「テメーが姿見せたら猫人質にされんだろ？」「おお」「こんな近くまでついてきちゃダメでしょ？」「おお？そういう設定じゃったか？」「設定～？」
「言い間違え」「じゃ」


コイツッ

斧を取り出す
アイツもハンマーを創る

刹那。

一手でも遅れたら殺られる
「アっ」

こんな風にね！痛え！

[59 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:07:14]

「う　うっ」

「馬鹿じゃが勘よかったのぉ…」

「随分と私を待たせたな…血の悪魔よ…逃げたのかと思ったぞ…」

「文句を言うな！ワシもやっと外に出れたんじゃ！」

「コウモリ……望み通り人間を連れてきたぞ！」

「久しぶりの食事…！若い女か…上品な血を飲めそうだな…！」

「ぐあっ…！」

「人間に刻まれた傷…人間の血で癒させて貰う…！」

ンだコイツ、俺ん体が…握りつぶされ…！！！骨ッ

「ぎゃあああアアアア！！」

[60 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:07:29]

「ぬっ！不味い！？」

「ヌゥん…不味い血でぇ！！」
「復活してしまったではないかアアア！！」

コウモリの悪魔が天井を突き破り日の目を浴びる
「口の中が気持ち悪い！！他の人間で口直しをしなければ！」

アイツ…よくも




「よくワシの話を信用できたモンじゃのう、やはり人間は愚かじゃ」

[61 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:10:34]

「タバコの匂い…」「化粧と」「薬の匂い……」

「……悪くない匂いだな、口直しは子供に決めたぞ！」

「コウモリの悪魔！！」

「ン……」

「約束通り人間は連れて来たんじゃ！ニャーコを返して貰う！」

「ン～？ああ…そういう話だったか！」

猫の入った檻を見せびらかし放つ

「にゃ～～～」

「ニャーコ！！」

「私に不味い血を持ってきた罰がまだだったな」

「ニャーコ」

「ニャーコ、ウヌの名はニャーコじゃ！猫にしてはウマそうな匂いじゃなあ！」

「ﾆｬ∼∼∼…」

「ヒョロいナリじゃのお…もう少し太らせてから食ってやるか！」

[62 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:14:09]

ジャ

「牛の乳じゃ！飲め！」

ﾍﾟﾛ…

「早く大きくなれ！ニャーコを殺すのが楽しみじゃなあ…！」

「…？」

「不思議じゃ…目があった奴はすべて殺してたからのお…」

「悲鳴じゃない声を聞くのは不思議な感じじゃ…」

「不思議な…」

「血の悪魔よ…」

[63 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:15:29]

「血が足りない……」

「猫を殺されたくなければ人間を連れてこい……」

「…」

「グ…ぅ…」

「…」

「前に…ポチタとやらをもう撫でられんと言っておったな……」

「ウヌの気持ちがわかったぞ」

「酷い気分じゃな」

コウモリが…パワーを掴んで

呑んだ。

[64 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:16:36]

「不味い！不味い血ばかりだ！ぐうう…！」
「あああ！口の中が気持ち悪いぞ…！子供の血でうがいをしなければ……！」

「うがいをした後は前菜に生娘だな」
「スープは熟した健康な女」
「メインは肉付きの良い男」
「デザートは妊婦がいい…！」

「んん？」


逃がすかよ……！
「オレの客返せ！」

「私の血を飲んでる……！？気持ち悪い！」
「貴様の血なぞ飲む気も起らんわ！」

上の色んな骨が折られていく　強い力に握られ　て


ポチタがいなくなった時があった


朝起きたらポチタがいなくて


町中を探しても見つからない

[65 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 00:18:54]

悪魔に食われちまったって思ったけど

家に帰るとポチタは泣きながら俺を待っていた

ホっとしてそのまま一緒に寝たのを覚えている

アイツはニャーコを悪魔に奪われて

どんな気持ちで眠ってたんだろう

第７話　「チェンソーVSコウモリ」

[66 二次元好きの匿名さん 22/12/29(木) 00:22:41]

更新おつー

[67 二次元好きの匿名さん 22/12/29(木) 11:22:58]

パワコベ最高！パワコベ最高！

[68 ◆5O4qhAEyac 22/12/29(木) 22:28:03]

保守
次回の更新は一週間以内には間に合わせたい

[69 二次元好きの匿名さん 22/12/29(木) 22:35:59]

保守

[70 二次元好きの匿名さん 22/12/29(木) 22:56:16]

パワコベは肌の健康にもいいぞ！

[71 二次元好きの匿名さん 22/12/30(金) 00:46:13]

パワコベ最高すぎだろ！

[72 二次元好きの匿名さん 22/12/30(金) 11:01:55]

ほす

[73 二次元好きの匿名さん 22/12/30(金) 21:16:01]

ほす

[74 二次元好きの匿名さん 22/12/31(土) 07:54:27]

保守

[75 二次元好きの匿名さん 22/12/31(土) 18:24:16]

保守

[76 二次元好きの匿名さん 22/12/31(土) 19:47:34]

保守

[77 ◆5O4qhAEyac 23/01/01(日) 07:20:29]

あけましておめで保守
年内には終わらせれたらイイなーー！