お部屋でミークと二人でおこたに入る桐生院が見たいので

  • 1t22/12/17(土) 23:20:51

    書く

    「もうすっかり冬ですねぇ」
    「ん」
    桐生院のトレーナー室におこたが設置されからというもの、ハッピーミークはトレーナー室に入り浸っていた。
    「みかん買ってきましたよ。
    一緒に食べましょうか」
    「ん」
    言葉に反し手をおこたから出そうとはしないミーク。
    桐生院はみかんを1つ剥くと一房ミークに差し出した。
    「ミーク。あーん」
    「んあ」
    開かれた口にみかんを入れる。
    もぐもぐと味わうミーク。
    「来年はいよいよURAファイナルです。
    絶対○○トレーナーには勝ちましょうね」
    「ん」

    「…トレーナー」
    「はいミーク」
    「くち」
    ミークの手にはいつの間にかみかんが一房。
    「あーん」
    「ん」
    食べさせてもらったみかんはいつもよりおいしく感じた。

  • 2t22/12/18(日) 01:01:26

    他の方のミークを見せてくれ

  • 3二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 01:03:11

    すまんが尊い空気にやられてssなぞ書けそうにない……ぐふっ……葵ミクてぇてぇガクッ

  • 4t22/12/18(日) 01:26:55

    ありがたいけどこのまま落ちそうなんだが…

  • 5二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 01:30:21

    save

  • 6二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 02:04:39

    桐生院やミークのSS少ないのでいいぞもっとやれ(他力本願)

  • 7二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 03:50:05

    見たいものを書く、その志誉れ高い。義によって助太刀致す


     窓の外は真っ白だった。ここまでの大雪になることは東京では珍しい。トレーニングコースはターフもダートも一面の銀世界へと姿を変えていて、学内のあちこちには雪だるまが乱立していた。手のひらサイズのものからウマ娘の膂力に任せて作ったのであろう高さ2mを超える力作まで様々だ。
    「公共交通機関も道路網も大混乱、レース開催日じゃなかったのが幸いですね」
     同期の桐生院トレーナーの言葉に私はうなずいた。
    「ここまでの雪ですからね。もしかしたら芝のレースがダートに変わっていたかも、それか開催中止か……しかし、よかったんですか? 私がここにお邪魔しちゃって」
     ビニルの床材のトレーナー室にわざわざ畳を敷いた上で設置されているこたつ、その中に私はいた。天板にはみかんの入った籠まで置いてある。
     大雪でトレーニングコースが使えず、屋内トレーニングに切り替えようにも既に満員になっていて打つ手がなく、担当ウマ娘に今日はゆっくり休むように伝えて手持ち無沙汰に学内をぶらついていたところを桐生院トレーナーに誘われたのだ。ちょっとお茶しませんか、と案内された先でハッピーミークがこたつに入っているのを見た時はかなり驚いた。
    「構いませんよ。私もミークもやることがなくなっちゃって暇してましたから。昼過ぎにダートに整備が入ったのでトレーニングをしていたんですが、ちょっと雪が強すぎてすぐに引き上げちゃいました」
    「さむかった」
     もそもそとハッピーミークが動き、こたつ布団をすっぽりと被った。
    「こぉらぁーミーク? ダメですよ外に出れなくなりますよー」
    「トレーナー」
    「なんですか、ミーク?」
     はい、とハッピーミークが桐生院トレーナーにみかんを一粒差し出した。促されるまま桐生院トレーナーはその粒を口に入れた。
     餌付けされている……! と二人を見ているとハッピーミークは私にも同じように一粒渡してきた。さすがに口は遠慮して手で受け取ったが若干ハッピーミークは不満そうだった。そんなに餌付けをしたかったのだろうか?

  • 8二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 03:50:18

    >>7

    「……しかし、どうしてトレーナー室にこたつを?」

    「ミークとトレーニング用品を買い出しに行った時に、家具屋さんに置いてあったこたつの前でミークが足を止めていたんです。聞いたら、こたつに入ったことがないと言うので折角だから体験してもらおうかな、と思いまして。あ、この畳は賢さのトレーニングに将棋を導入した時に一緒に買ったんです。意外なところで役に立ちました」

    「いぇい」

     力の抜けた声を出しつつハッピーミークが天板にぺたりと顎を乗せた。ハッピーミークはこたつが気に入っているようだった。

    「まぁ……二人してちょっと骨抜きにされちゃってる感じはありますけど……。でも、こたつを買ってからミークがここで過ごす時間が増えたんです」

     嬉しそうに桐生院トレーナーが目を細める。ハッピーミークはぼんやりと外を眺めながら「あったかい、から」と言うと、更にもう一つみかんの皮を剥いて黙々と食べた。耳や尻尾を見るにとてもリラックスしている。クラシック期は色々あった二人だが、シニアに入った今はすっかり打ち解けているらしい。

    「あ、みかん切れちゃいましたね」

    「そっちの……ダンボールの、中」

     ハッピーミークがみかんで若干黄色くなった指を向けた先に「愛媛みかん」と大きく書かれたダンボールが置いてあった。ちょうどここから部屋の反対側だ。

     一瞬、沈黙が走った。おそらくこの場の全員が同じことを考えている――「こたつから出たくない」と。

    「トレーナー」

    「ミーク」

     二人の声はぴったり同じタイミングだった。逆に私は出遅れて二人に気圧されて声が引っ込んでしまった。

    「ここは……公平にじゃんけんでいきましょう。よろしいですかね?」

    「あ、はい」

     ハッピーミークは急に真剣な表情を見せて、

    「負けない」

    「望むところです! ではいきますよ! 最初はグー、じゃんけん――」

     ……結果は二人のパーと私のグーで一発KOだった。一緒になって喜ぶ二人に若干仕組まれたような思いを抱きつつ、私はみかんを取りにこたつを出た――


     その時、ふと閃いた!このアイディアは、トレーニングに活かせるかもしれない!

     体力が15回復した!



    ここまで書いて気づいたけどスレタイがミークと二人でおこたに入る桐生院が見たいだった。切腹するわ

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