- 1二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 07:22:58
朝から漂ういい匂いをたどると共用キッチンにたどり着いた。
くるりとエプロンを着けたヘリオスがこちらを向く。
「あっ!パーマー、おざま!ちょっちこっち来て!」
手招きされるままに歩を進めるたびにいい匂いが強くなった。
「……お味噌汁?」
「そ!朝から料理すればバイブスも女子力も両方アゲアゲってわけ!」
そそくさとヘリオスが鍋から味噌汁を盛り付ける。
差し出されたお椀を手に取ると優しい温かさが伝わってきた。
一口すする。
豆腐とわかめといういたって普通の味噌汁。
だからこそなのかほっと安心する味だった。
「おいしいね」
「マ!?パーマーに褒められたらウチ調子乗っちゃうよ~?」
「乗っちゃって乗っちゃって!……ヘリオスのなら毎日飲みたいくらい、ね」
ぽん、という効果音が聞こえそうなほど一瞬でヘリオスの顔が真っ赤になる。
あたふたしているヘリオスの手を取ると、味噌汁よりずっと熱く感じた。
ヘリオスの耳元に顔を近づける。
びくっと彼女の耳が震えた。
「ご返答のほどは……?」
顔を真っ赤にしたままヘリオスが震えながら答える。
「ふ、ふつつかものですがよろしくおねがいします……」
ぎゅっとヘリオスを抱きしめる。
ヘリオスもおずおずと抱きしめ返してくれた。
彼女の身体からはお味噌汁と同じくらい、優しい温かさが伝わってきた。 - 2二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 07:23:35
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- 3二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 07:23:50
おかしいな…最近のパーマーのスパダリ力(ぢから)が強すぎる…
お目汚し失礼しました - 4二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 07:24:20
このレスは削除されています
- 5スレ主21/11/03(水) 07:29:24
申し訳ありません、スレ主の判断でレスを削除させていただきました
そういった話は別の場所でしていただけるとありがたいです - 6二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 07:53:03
な〜に朝っぱらからいちゃついてんだよも〜!
尊い… - 7二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 08:04:39
顔真っ赤にして敬語使うヘリオスは
…いいですねぇ!尊い! - 8二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 08:59:55
もうね!お味噌汁がはちみーになっちゃうの!困る!困らない!すき!