- 1二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:35:03
- 2二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:39:03
たておつ
- 3二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:41:17
前スレ195のカレンとお兄ちゃん(妹)
「そういえばお兄ちゃんのこと、これからなんて呼べばいいのかな……」
「……えっと、俺……」
「お兄ちゃん! お兄ちゃんはもうカレンの妹なんだから、俺なんてカワイくない言葉使っちゃ、めっだよ」
「ど、どうしろっていうのさ〜!」
「あたち?」
「そんなに小さくないよ!」
「そうかなぁ? とーってもカワイイと思うけどな〜? カレンの次くらいに♪」
「……とりあえず私っていうことにするけど、カレン」
「なあに、妹ちゃん♪」
「……抱っこは恥ずかしいよ」
「え〜? ……ふふ、どうしよっかな?」
「おろしてよ〜!」
「んー……えへへ、だーめ♡」 - 4二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:41:40
SSの力ってやっぱ偉大だなって
- 5二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:42:18
すごく…すごくすごいです!
- 6二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:43:06
- 7二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:46:35
- 8二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:46:50
- 9二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:47:27
やよいちゃんは元から妹みたいなものだし…
- 10二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:50:53
三女神「このワガママさんめ、サービスで理事長だけじゃなく代理も妹化してやんよ、オラッ!」
- 11二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:51:14
たづなさんが理事長の妹にの誤字かもしれない
- 12二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:52:17
「たわけどの……本当に小さくなってしまったのか!?」
「あ、やよいちゃん! おはよー!」
「驚愕ッ!? や、やよいちゃんと呼んだのか……? いま……?」
「? やよいちゃんでしょ?」
「そ、そうではあるが……ええと、エアグルーヴよ! 彼女は本当にたわけ殿か!?」
「申し訳ありません、うちのトレーナーが粗相を……! こら、理事長に向かってやよいちゃんとはなんだ、謝りなさい!」
「えー! やよいちゃんはやよいちゃんだもん! ね、やよいちゃん! 今日はなにしてあそぼっか!」
「む、むむむ……要求! エアグルーヴ、たわけ殿を私の妹にしてくれ!」
「理事長!?」
これなら理事長もエアグルーヴの妹だ! - 13二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 16:57:23
- 14二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:01:00
- 15二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:09:08
そもそもトレーナーが妹みたいになるのがおかしかったわ…
- 16二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:17:33
- 17二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:19:24
- 18二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:19:48
仮に三女神の仕業だったとしても答えてくれる訳じゃないから謎に包まれそう
- 19二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:21:58
- 20二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:26:39
- 21二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:34:16
そういや前スレ、アヤベさんのトレーナーしれっとウマ娘にされてたな…
- 22二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:36:41
- 23二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:40:01
- 24二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:44:50
まあそうだね…
- 25二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:47:38
アヤトレが救われることはないのか…?
- 26二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:52:20
カフェトレは妹化するとカフェにそっくりなヒト耳であの子が見えるようになったりするといいね
- 27二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:58:26
- 28二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:58:44
良いぞ!
- 29二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:02:08
行動力の化身
- 30二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:14:21
カフェトレは中学生相当がいい? もっと小さくした方がいいかな? それによって展開が変わるんだけど悩んで指が動かないんだ
- 31二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:15:00
妹と対話すればなんとか
- 32二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:15:16
- 33二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:21:52
よしそっちでいきます!
- 34二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:45:18
妹化したカフェトレ、何故かウオッカお姉ちゃんが凄くカッコよく見えて気になって仕方がないという罪深い概念はアリですか?
- 35二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:45:45
史実の話になっちゃうけどブライアンって全弟(父母同じ弟)いたよな
妹化ブラトレに「ブライアンお姉ちゃん」って呼ばれて未知の感情に振り回されるブライアンっていいよね - 36二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:47:28
カフェトレは良い感じになりそうだな
前スレでタキトレが暴走したタキオンにダスカにされそうになってるが… - 37二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:48:49
ですので書きます。
- 38二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:50:45
流行ってんのか?ですので…
もっと流行れ - 39二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:52:25
多分だけど結構な量のいうっちまうスレ住民が流れてきてるよね
- 40二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:56:09
ワットハイアが墜落したし、新しい概念求めてるSS書きが浮いてるっぽい? TS牝馬転生繁殖スレはちょっと業が深すぎるし、このぐらいのTSはライトでもたれない。
- 41二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 18:58:58
TS好き多いからなあ
- 42二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:05:53
中央のトレーナーから少女になってるから自分に対する警戒心は低そうだし、そこらを自覚する前なら通勤途中とかに手が出しやすそうだよね……お嬢ちゃん遅刻しそう?連れてってあげるよ
- 43二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:14:06
- 44二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:25:01
- 45二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:29:54
ここではSSを書くのに、「許可」なんてものが必要なのかい?
- 46二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:39:59
今自分も書いてるからみんな頑張れ
- 47二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:56:07
そもそも明らかに幼稚園児レベルのルドトレとかって一人で来れる???
- 48二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 19:56:37
絵も頂戴♡
勢いがあるうちに供給があると❤️めっちゃ貰えるぞ♡
描いて♡ - 49二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 20:20:41
でも正直体が小さくなっても自分は大人だって油断してるロリトレーナーが担当より幼くなってしまった現実に打ちのめされるところは見たい
- 50二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 20:27:01
見た目だけでメンタルはそのまま
徐々にメンタルまで引っ張られて振る舞いや喋り方も幼児化
担当の身内に似た容姿になるor見た目はそのままトレーナーの幼少期
お好みなので書けばいいんじゃないかな!
だからもっとSS見せて♡ - 51二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 20:28:26
とりあえず頼れる大人だったトレーナーさんがいきなり小さな女の子になってしまってどうしたらいいか分からずおろおろするクリーク概念投げときますね
- 52二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 20:31:24
生理がきて泣いちゃうトレーナー…?
あんなに頼りになる大人だったのに…? - 53二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 20:55:09
濃厚なスレだなここは……震源地から読み返してくるわ
- 54セイトレ 1/222/12/20(火) 20:55:19
「最近、トレーナーが小さい女の子になる事件が起きてるらしいですね」
「ああ、俄には信じ難いが……」
俺は頭を掻く。まさか同僚が女の子になるとは思わなんだ。しかも一部は情緒まで女の子になったと来た。
「トレーナーさんも女の子にならないように気をつけてくださいねー?まあ、もし小さくなっちゃったらセイちゃんが面倒見てあげますけど」
「嫌な想像をさせる事言わないでくれ……」
そして、その日はそのまま帰路に着いた。帰りに視線を感じたのは……気のせいだろう。
〜🕛〜
「ま、まさか……」
そのまさかだった。昨日あんな事言ってたのに、自分の体は小学生のようになってしまっていた。軽くパニックになる。
「ど、どうしよう……そうだ!スカイ!スカイに電話!」
昨日の発言を思い出し、藁にも縋るような思いで電話を掛ける。
「スカイ!助けてくれ!」
「……え、どちら様ですか?」
……ここに至って初めて気づいた。声が違うんだからそりゃそうだ。だが、スカイは事態を察してくれた。
「……あ、分かりました!トレーナー寮で待っててください!」
電話が切れる。待っている間に洗面所で自分の姿を見る。身長が低いので頭のちょっとしたくらいまでしか見えないが、顔は見えた。 - 55セイトレ 2/222/12/20(火) 20:55:35
「うわあ、スカイそっくり……」
そんな感想が出てくる程、スカイを小さくした感じだった。横を立って歩いていたら姉妹に見られてもおかしくないだろう。そんな事を考えているとチャイムが鳴った。
「トレーナーさん?」
「開いてるよ」
慣れない声で応える。ドアが開き、スカイが入ってきた。
「トレーナーさん……ですよね?」
「ああ、そうだよ。まさか自分までこうなるとは……」
「うわあ、私そっくりですね。姉妹みたい」
「まあ、そっくりなのがスカイだっただけ良いかな……他のトレーナーだと別の担当ウマ娘にそっくりになった例もあるみたいだし」
心からそう思う。あと、自分は子供っぽくなってないようで助かった。
「まあその、なんだ。昨日ああ言ってたし、面倒見てくれよ?」
「仕方ないですねー、分かりましたよ」
こうしてしばらくスカイに面倒を見てもらう事になった。まさか同棲する事になるとは思わなかったが……後で聞いた所、スカイが生活が大変だろうと提案したそうな。一杯食わされたな…… - 56セイトレ22/12/20(火) 20:56:56
セイトレ妹化SS。小さくなったのにかこつけて強引に同棲を始める強めのセイちゃんを書きたかった。多分この後同棲中に何度もカウンター食らうだろうけど。
- 57二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:01:09
同棲で全力出し切っちゃったか…
- 58二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:06:44
うっらら〜トレーナーさん
思考も幼くなったらヤバくない? - 59二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:09:24
同じ顔で見分けがつかない?なに、簡単な事だ
賢い事言ってるのがトレーナー、うらら〜ってしてるのがウララちゃんだ - 60二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:09:34
それはそれでカワイイのでヨシ!
- 61二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:25:55
そもそも生徒会長のトレーナーがあれじゃね…
- 62二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:28:06
だが待ってほしい、キングやほかの皆の心配をよそに
しっかり者のおねーさんとして、小さくなったトレーナーの面倒を見てあげているウララおねーちゃんがいてもいいのではないのか!?(クワッ) - 63二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:29:05
「誠に不服でありゅ(噛んだ)」
- 64二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:31:44
ルドトレ幼児概念だいすき
- 65二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:40:32
絶対会長はトレーナー可愛がる、間違いない
- 66二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:42:32
- 67二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:47:32
情緒も幼児レベルならともかく中身は大人だからなルドトレ…これはキツい
- 68二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:53:29
公式で幼い子の言い方が指定されているメジョマッキーンさん
- 69二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 21:55:48
- 70TSフクトレ22/12/20(火) 21:56:42
アヤベさんの所がめちゃくちゃ重力はっしてきたから、
対抗勢力としてがんばらなきゃ
理性「おいまてぇがんばるんじゃねぇ!そこから先は地獄だぞ!?」
フク「お姉ちゃん・・・お姉ちゃんなんですね・・・」
フクトレ「落ち着いてくれ、たしかにこの姿・・・
お前と似てるな、特に瞳とかは、けどな・・・俺は・・・」
フク「そうですね、ついてに来てくれたんですね・・・
私を・・・”裁き”に・・・」
フクトレ「?!おい何をいってるんだ!フクキタル!!
違うんだ、目をさませ!!」
フク「ごめんなさい・・・ごめんな・・・さ・・・い・・・
私、私ぃ・・・・
あの時、一度だけ、一度だけ思ってしまったんです・・・
私がかけっこで一等賞取った時に、お父さんお母さん、おばあちゃんや
何よりお姉ちゃんに褒めてもらえるとおもって家に戻った時・・・
お姉ちゃんはもう本格化をむかえて選抜レースで勝って・・・
後はトレーナーさんを迎えるだけでしたね・・・
もちろん両親もお姉ちゃんも褒めてはくれたけど、
お姉ちゃんが掴んだ栄光とくらべればそれはほんの些細なものでしかなくて・・・ - 71TSフクトレ22/12/20(火) 22:01:39
私が!!私思っちゃったんです!!!ああああああっ
なんでなんで私・・・
”お姉ちゃんなんていなくなっちゃえば良いのに”
”そうすれば、きっとお父さんもお母さんも皆ももっと
フクのこと見てくれる・・・”
やめて、やめて、私がそんな事を思ったから・・・
『フクキタル!落ち着け、何があった!?』
そう・・・これは運命の人といえども、触れられない傷・・・
なぜなら出会う前にそれは閉じていたから・・・
しかし、それはマチカネフクキタルという存在そのものに
かせられた呪い・・・
お姉ちゃん・・・ごめんなさい・・・私があんな事を思ったから・・・
幼いフクキタルが呆然と立ち尽くしている・・・
家族たちやトレセン学園の職員達が慌てて動いている
その言葉を理解したくなかった・・・
けど理解ってしまった。
お姉ちゃんが・・・死んだ・・・
その光景を私は、星が流れ落ちるようにみえました。
慌てて星を受け止めようとしたのですが、
それは私の手をすりぬけて・・・ - 72TSフクトレ22/12/20(火) 22:05:47
もう、いいのです。私は私で、無理と思っていた
菊花賞を勝つことができました。
その前には、十倍お姉ちゃんのスズカさんすら抜きさる、
そんな時さえも止まって見える末脚がだせて・・・
ここまで夢を見させてもらえば十分です。
『フクキタル・・・何を言ってるんだ・・・
お前は、お前はここまでなんて事はな!これからも
一緒に走り続けるんだ!』
あぁ、お姉ちゃん・・・お姉ちゃんは私を”裁いて”はくれないのですか?
それでも無理です・・・これ以上進めません・・・
その姿をみれば、お姉ちゃんが私を責めなくても・・・
自分で自分が許せないのです!
この日からマチカネフクキタルは少しづつおかしくなっていった・・・ - 73二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:10:39
- 74二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:11:22
重い…重いよ…!
- 75TSフクトレ22/12/20(火) 22:12:16
アヤベトレに対抗しちゃまずいんよ・・・
姉妹が関わる以上、そこ劇重なんよ・・・
そこまでやれとはいってねぇぞ俺の右脳!
でも曇らせは最後晴らしてこそだ・・・
ここまでやっちゃたら頑張れ、俺の右脳! - 76TSフクトレ22/12/20(火) 22:14:59
TS後が近親者に似た姿になる設定のせいで
筆がとまらなかった・・・今はどうやってこれを
晴らせようかと考えているけど、
今日めっちゃ他の所でも出力してるから
考えがまとまらない・・・
このスレが続く限りいつか晴らしてみせるぞフク・・・
- 77二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:16:12
晴れるまでスレ続きますかね…?
- 78二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:17:41
- 79TSフクトレ22/12/20(火) 22:20:48
続けてください・・・多分私がこんなことしたから
他にも重力な展開があるかも・・・
そしてそれを晴らすまで続けて・・・
唯一の自分と現世を繋ぐレンズを失ったマーチャンと
少しづつマーチャンの存在を思い出しながら
きぐるみ製作にかかるマートレも美しい・・・
- 80二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:20:49
そこにキーボードがあるじゃろ?
- 81二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:26:21
空気が重たい今なら言える
妹スペトレに存在しないはずの姉を感じ取るスペちゃんはどうかな!! - 82二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:31:28
「それでは、この資料をお願いしましゅ」
「……分かりました」
……視線が痛い。自分だけ幼稚園児レベルにまで年齢が下がっているのに不公平を感じる。情緒まで幼稚園児にならなかっただけマシかもしれないが。
「すまないりゅど……りゅ……りゅどるふ。しょこの資料取ってくれないか?」
「分かった、これだな」
そう言って資料を渡してくるルドルフも、この姿になってからずっとソワソワしている。そして何より……
「りゅど……るふの名前が上手く呼べないのが不便しゅぎる……」
「ふふ、随分舌っ足らずになったな」
そう言ってルドルフが笑う。こちらは笑い事ではないのだが。
「名前が言いづらい……」
「そうか。それなら……ルナはどうだ?私が小さな頃呼ばれていた名前だ」
ふむ、ルナなら確かにまだ呼びやすいかもしれない。少し馴れ馴れしい気もするが、噛むよりマシだ。
「なるほど。りゅな、りゅな、るな、るな、るな……よし」
うん、これならなんとか言える。心なしかルドルフが少し嬉しそうにしている。
「うん。それなら良いんじゃないだろうか」
「すまない。これからはりゅなと……るなと呼ばせてもりゃおう」
……これでも慣れる必要はありそうだが。 - 83二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:32:10
ルドルフをルナ呼びするルドトレのSSでした。なおそれでも噛む模様。
- 84二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:32:10
- 85二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:33:00
- 86二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:36:11
きょうはたのしくとれーにんぐしました!
- 87二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:36:32
- 88二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:43:17
妹は可愛い、可愛いのは妹ってことで、
おそらくカワイイ耐性をきたえてこなかった
ヤエノは、そういう一歩進んだ感情もなしに
ひたすらトレーナーを溺愛しそうだけど、
その最中に心のナニがウマダッチする瞬間もあってもいいとは思う。
- 89二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:43:31
漢字ィー!!
- 90二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:44:32
- 91二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:46:47
可愛いモノ相手に内なる暴を抑えられてなさそうだからじゃないですかね…
- 92二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:57:22
やよいちゃんと姉妹のように接しているところを担当ウマ娘に見られるトレーナーさん
- 93二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 23:14:08
舌っ足らずになるのも、中身も子供になるのも、大人のまま見た目だけもいいな
- 94二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 23:56:28
なぜか日に日に子供が増えていくトレセン…
- 95二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 23:56:52
以前使ってた着ぐるみが使えないからミニサイズ版着ぐるみマーチャン作るアストレ
作り終わった後に着ぐるみ必要か…?ってなるのはお約束 - 96二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:00:34
子供のトレーナーが増えたからウケが良いかもしれない
- 97二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:04:29
そして大きい方のマーチャンきぐるみを着るマーチャン
- 98二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:05:43
まーちゃんの中に居るまーちゃん。いないいないばあ現象で楽しいかもキャッキャ
- 99二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:06:32
マーチャン人形に二人で入るマートレ…
- 100二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:14:00
マートレはなんか子供になったらほわほわしてそうなイメージある
- 101二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:15:13
シリウスおいたん子供たち(トレーナー)から人気が高そうなんだ
常に子供だかりができてそうなんだ - 102二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:15:53
- 103二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:16:18
…それ子供のマーチャンでは?
- 104二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:19:19
- 105二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:22:57
担当と折り紙を折り続けるネイトレもいいけど、茶髪で日焼け肌のほとんど担当と背丈の変わらないネイトレ(コギャルネイチャ)も良いかな…
- 106二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:33:07
- 107二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:34:17
- 108二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:36:46
グラスに海の向こうの家族へ「新しい妹ができました〜」って紹介されるグラトレ
すっ飛んできたグラスの妹さんにハグやらなでなでやらめっちゃ可愛がられるグラトレ - 109二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:37:14
他の子供トレーナーは泣き出すけどクリトレだけは静かに横にくっついてそう
- 110二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:38:38
カレンチャンは猛省しなさい
- 111二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 00:44:51
幻覚いいな
- 112二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:01:52
カレンチャン…
- 113二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:02:14
- 114二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:06:02
シチトレはちゃんとすればシチーの隣に居ても見劣りしない美少女だと良い
- 115二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:07:01
- 116二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:12:56
- 117二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:13:51
ニシトレを守護らねば
- 118二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:15:41
トレーナーが子供っぽくなったのを良いことに野球の楽しさを刷り込むマック
- 119二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:16:51
自トレを保母さん(クリーク)に預けて走りに行くネグレクトスズカさん
- 120二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:17:42
- 121二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:18:16
やっとIPアドレス規制が解除されたので書いたカフェトレ今から投下しますね!
アヤベさんも私が書きましたけどフクトレに対抗されてた… - 122カフェ①22/12/21(水) 01:20:32
「……トレーナーさん……ですか?」
「……はい」
朝、トレーナー室を訪れて私は自分の不甲斐なさを恥じた。
これまでトレーナーさんに近づいた“よくないもの”や“彼ら”の存在にはいち早く気づき、トレーナーさんのそばで守ってあげていたというのに────……今回は気づいてあげることができなかった。
昨日、ここでミーティングをした後にコーヒーやお菓子を楽しんでいた時間に、私の気づかないうちに這い寄る影があった?
────ううん、そんなことはないはず……少し前に同じようなことがあったときはすぐに気づいて対処できたから。
なら、トレーナーさんに起きたのは私と別れた後? 私が眠っている間にあった、ということだ。
「すみません、トレーナーさん……」
私はトレーナーさんのそばに寄り、手を取って自らの不甲斐なさを懺悔する。
「私が……私があなたのそばに居れば……こんなことには……」
本当に、情けない。あなたを守ります……そう何度も言って、何度も……何度も寄り添ってきたのに。
守れなければ意味がない。あなたを守れるのは私だけなのに、それなのに────
「……大丈夫だよ」
私の頭を撫でる、トレーナーさん。優しい声音で私を慰めてくれる。
「僕の身に起きたことは……学園全体でも起きてることらしいんだ」
「……え?」
「全てのトレーナーが、じゃないみたいだけど……かなりのトレーナーが子供、しかも女の子の姿に変わってしまっているみたい」 - 123二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:21:48
- 124二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:22:03
3時間くらいはそうしてたんですけど、ぐったりしてきてしまったので……なんとなくだけど、スーパークリークさんに預けておくのが正しいような気がするの。スペちゃんでもいいような感じはあるのだけれど……
- 125カフェ②22/12/21(水) 01:22:43
だとしたら、私1人で対処できるようなものじゃない……あの子に力を借りても、そんなこと……できない。
でも、学園に“よくないもの”の気配はないし、特有の密度の濃い空気が流れたりもしていないから……分からない。
悪意のない誰かの願いが起こした……奇跡のようなもの、なのかな……?
「とにかく僕も身体が……なんていうか、カフェそっくりになっちゃっただけで特に違和感はないよ」
私にそっくりな顔をしたトレーナーさんはそう言って笑って見せてくれた。
艶のある長い黒髪に、私よりも少し背も低くて幼く見えるトレーナーさん。印象としては、中東部の頃の私に似ている……気がする。
本当は怖いはずなのに、私に辛い思いをさせないようにと笑ってくれるトレーナーさん。
本当に優しくて、あたたかいヒト。
私はそんなトレーナーさんを優しく抱きしめて、あらためて誓いを立てる。
「わわっ…………か、カフェ……?」
「……あなたを守ります。“よくないもの”からも“彼ら”からも……ときどきタキオンさんからも」
もうこれ以上、あなたに危害を加えさせない。こんなにも小さく弱くなってしまって……これまで以上に私が守ってあげないと。
「た、タキオンは大丈夫だと思うけどなぁ……」
トレーナーさんが困ったように言うけど……あなたは分かってないです。
「……あのヒトはすぐに実験をしたがりますから……トレーナーさんが開かれたりしたら……困ります」
「されないと思うけど……そ、それより離れない? あの、近いし……なんか、この……いい匂いして、あれ……ね?」
「……確かにドキドキしてますね……トレーナーさん……?」
胸元に感じる彼────……いえ、彼女の鼓動はとても大きく強い。この状況に緊張しているのでしょうか。 - 126二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:23:45
もうすでに『慣れてきて』る……
- 127カフェ③22/12/21(水) 01:24:59
「ち、違うから! 今はこんなだけど、僕、男だからね!?」
緊張ではなく、照れ……ているみたい。なんだか可愛い……私と似た顔のはずなのに、不思議。あの子がいるからかな?
……確かに言われてみれば、普段なら私の方が恥ずかしくて……ハグなんてしたくても出来ない……かも。手を繋ぐのなら、簡単なんだけど。
見た目が女の子に変わるだけで……多少は、距離を近くしやすいのかもしれないね。
「近、すぎると思うんだ……」
「……これくらいなら、あの子とも普通ですよ。トレーナーさんも……今なら罰されませんから」
「そ、そういう問題じゃ……って、誰か見てるよ! あれ、僕らだけじゃなかったっけ!?」
「……え?」
トレーナーさんが慌てて離れていく。
この部屋に入った時に鍵をかけたから、私とトレーナーさんとあの子以外にこの部屋にヒトがいるわけないのに。
どういうことだろうかとトレーナーさんの指差す方向に視線をやると……────
【……? ……見えてる!!?】
慌てふためくあの子が、そこにいて。
「見えるも何も、そこに居るし…………え、もしかして」
「はい……あの子……お友だち、です」
「…………嘘でしょ」 - 128カフェ④22/12/21(水) 01:26:09
もしかしてトレーナーさんは……本当に私に近い存在になってしまっているの……?
私に似た姿になって、あの子が見えるなんて。
「……ふふ」
なんだか、不思議な気持ち。
大切なヒトが、私の大切な子を見えるようになって、しかも話せるようになるだなんて。
この現象はまだ謎だらけ────ですが、トレーナーさんのことを守りやすくなったし、これからはより近くで守りながら、あの子と3人で過ごしていけたら……。
【……嬉しそうだなカフェ】
「ふふ…………うん、嬉しい……ふふふ」
あの子の微笑みに笑って返してから、トレーナーさんの手を引いてソファへ誘導する。
「トレーナーさん……とりあえずこのトラブルで授業どころではありませんし、ここでゆっくりしませんか……? あの子のことも……知ってほしいですから」
「それは僕も嬉しい、けど……そっか、キミが……」
【よろしくな、トレーナーさん】
「……うん、いつもありがとう。話せて嬉しいよ」
あの子とトレーナーさんと、今日は3人でゆっくりと時間を過ごそう。
いま考えても元に戻れる保証はないですし、このまま、3人で過ごしていけたらいいなと……私は思います、トレーナーさん。
あなたもいつか、そう思ってくれたら……私は、とても嬉しいです。 - 129二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:27:41
カフェトレ以上になります
規制されてる間にマーちゃん書いてるのでまた書けたら投下してもいいですかね?
皆さまの望むようなほのぼの系ではないかもしれませんが……
長くなりそうな予感ですが……あんまり長いならTelegraphで投下するかもしれません - 130二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:28:22
あー良いですね…ほのぼの…
そしてマートレが不穏 - 131二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:31:05
素晴らしい…
カフェはこうなのにどうしてああなったんだタキオンは… - 132二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:33:34
タキオンだからかな…
- 133二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:35:31
スズトレは史実に影響されてみんなのもっと走って欲しかったという願望を反映してスズカが二人に増えたみたいな感じでウマ娘になっても良いかもしれない
- 134二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:38:35
- 135二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:43:39
「でも私の方が早いです」「いや俺の方が早いよ」になるのか
- 136二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:44:47
- 137二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:45:12
やめろォ!
- 138二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:51:35
別に長くてもSSは全部ここに投下すれば良いんじゃないかと思う、そっちの方がスレも伸びて人も来やすくなって沼に突き落とせるし
- 139二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 01:53:22
しれっと沼に落とそうとしてて草
- 140二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:01:15
すごい勢いでトレーナーかわ妹化している!!!
- 141二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:03:17
カフェトレが時々あの子と同期しちゃってマックイーンに異常妹行動をしてしまいカフェにジェラられるシチュはありですか?
- 142二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:04:31
それは"アリ"だ
- 143二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:07:31
多分誤字なんだろうけどかわ妹でもあながち間違いじゃないのが
- 144二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 02:27:35
みんな どうせ いもうとになる
- 145二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 03:42:08
- 146二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 06:40:02
…確かに…
- 147二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 06:59:09
半泣きになってそう
- 148二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 07:33:08
そもそもそんな状況になったら担当呼ぶ勇気が出なくて音沙汰ないから様子見に来た時に初めて見つかりそう
- 149二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 07:53:18
トレーナー代表として色々やってるけど幼児になったせいで羞恥心がヤバいルドトレ…
- 150二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:14:25
大会議で初っ端「よろしくおねがいしましゅ」って盛大に噛んだ挙げ句その後も噛みまくるルドトレ…
- 151二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:43:49
マーちゃんトレ書き終えました
文字数なんと9000……どうなってるの……?
少し休んだらどのように投下するか考えます - 152二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:47:01
別にそのままここに投下しても良いんじゃない?
- 153二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:49:55
ニシトレとか保育園児レベルだしワンチャンおむつ外れてない歳じゃん
授業の休憩時間ごとにニシノ神がお手洗い忘れないように連れてってくれるんだよね… - 154二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 09:06:56
- 155二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 09:46:09
そ、尊厳破壊…
- 156二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 09:49:21
尊厳破壊滑り台が仕事する?
- 157二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 09:56:25
トレーナー寮のコンロがIHではなくガスなので妹と化したトレーナーに自炊は危険かといって出来合いのものを買うというのも退勤時間を考えれば危ない
そんな大義名分のもと堂々とトレーナー寮に通い妻なり入り浸るなりしてイチャコラしようと思ったら同じこと考えてた他のウマ娘達とかち合って気まずい空気になるSSありませんか……?アプリ最近始めたばかりで僕にはできそうにないんです - 158二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 10:00:25
- 159二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 10:34:15
一応中学生とかも居るから…
- 160マーちゃん22/12/21(水) 10:36:08
- 161マーちゃん①22/12/21(水) 10:37:49
「おはようございます、アストンマーチャンです」
趣味というほどのことではありませんが、マーちゃんは毎朝スマホのにボイスメモを録音したり、動画を残したりしています。
今日のマーちゃん4コマブログにも載せてもらう予定なので、みなさんぜひ御照覧くださいね。
「さて、今日は……グラウンド近くの花壇に咲いていたネリネとクリスマスローズです。マーちゃん、あんまりお花には詳しくないんですけど、これはフラワーさんが教えてくれた冬の花で────」
一枚一枚をカメラに収めながら、マーちゃんは言葉を残していきます。この1分足らずの短い動画が、明日もわたしを覚えていてくれる一助になるのなら。
そのためにはたくさん走って、たくさん勝って、トレーナーさんもあっと驚くような宇宙的マスコットに────
「わぁ、かわいいおはなー!
「……ぉよ?」
どうやら今日はマーちゃん以外にも花壇を見に来たお客さんがいたようでした。動画に映ってしまうといけないのでおしまいにしましょう。
「……今日はここまでです。まったね〜」
おしまいの挨拶をしてからスマホをスカートのポケットに戻して、
「おはようございます。お花、好きなんですか?」
「うんっ」
それは、小学生低学年くらいの……マーちゃんにそっくりな栗毛────ではなくて、茶髪の人間の女の子。
ただ、格好が少し……変なような? ワイシャツを腰のところで巻いただけのようなデザインの……なんだか……その、訳ありっぽいようなお洋服で。
……というか、ワイシャツを腰に巻いただけなのでは?
むむ、事件のニオイですぞ? - 162マーちゃん②22/12/21(水) 10:40:03
「お嬢さん……ええと、パパやママは……」
「分かんない」
「むぅ」
ますます怪しいニオイです。
「おうちはわかりますか?」
「……分かんない」
「どっちから来たとか……分かりませんか?」
「んー……」
問いかけても女の子は校舎の方向を見るだけで、マーちゃんの望む答えは出てきません。
やはり迷子でしょうか……だとしても、この服装はかなり恐ろしいです。マーちゃんが悪いヒトだったら、すぐに連れて帰っちゃいます。それくらい可愛いのです。
しかし、何も分からないとなると大問題です。警察に連れて行こうにも迷子として扱ってもらえるか難しいです。
「せめて……お名前は分かりますか?」
「ぼくのおなまえは、──っていうの!」
「おや、奇遇ですね。マーちゃんのトレーナーさんと同じお名前です」
「とれーなー?」 - 163マーちゃん③22/12/21(水) 10:42:11
「ふふ、お姉ちゃんの先生みたいなものですよ」
「せんせー……なるほど!」
無邪気に笑う──ちゃん。ふふ、可愛らしくてマスコットにぴったりです。ぜひともマーちゃん人形をプレゼントして覚えていてもらわなくては。
まいごのまいごの子猫ちゃんですから、とりあえず警備室に連れていきましょう。マーちゃんもトレーナーさんとの約束がありますし、可哀想ですがお任せしちゃいましょう。
「──ちゃん、お姉ちゃんと警備員さんのところに行きましょう。パパとママ、探してくれますよ」
「でも、もうちょっとお花みたい……」
「また連れてきてあげますよ」
「ほんと?!」
「はい、約束です。マーちゃん、約束だけは必ず守ると評判なんですよ」
「じゃあ約束ね! ゆーびきった!」
可愛らしい少女と指を切ってから、マーちゃんはその子と手を繋いで校舎へと入っていきました。
校舎の中は、どこか異様な雰囲気でした。先生たちが忙しなく走り回り、ウマ娘たちもバタバタと動き回って慌ただしいです。
何かイベントでもあったでしょうか? マーちゃんが聞き漏らすなんて珍しいことですが……はてさて。
「みんな、はしってるねー」
そんな様子を、彼女がのんびりとした口調で眺めていました。
「そうですねぇ。何かあったんでしょうか」
「でしょうか〜」 - 164マーちゃん④22/12/21(水) 10:44:07
ふふ、やまびこさんですね。子供は大人の言葉を反復して覚えると言いますし、この子は見た目よりも幼いのでしょうか。そういえば年齢を聞き忘れてたかもしれません。
あとで警備員さんに引き渡す時に確認すればオッケーですね。よしよし。
・・・
「……え、引き取ってもらえないんですか?」
「すみません、本日は学園中でトラブルが起きてまして。またあとでトレーナーさん宛に通達があると思いますので」
警備室に辿り着いたマーちゃん一行に与えられたのは、無情にも門前払いでした、
なんでも、学園の一部のトレーナーさんたちに異変が起きて、その対応に理事長やたづなさん、先生たち全てが追われているのだそうです。
詳細は調査中のため詳しく教えてはもらえなかったのですが……なんでも、学園所属のトレーナーさんが小さな子供に変身してしまったのだそうです。
タキオン先輩のお薬のしわざではなくて、無作為のトレーナーさんが、そうなってしまったのだとか。
警備員さんたちもそこに駆り出されているようで、必要最低限の警備担当を除いてヒト手が完全に足りていないのだとか。
となると、この子は警察に連れて行かないといけなくなっちゃうのですが……────
「?」
小さな彼女に視線を送ると、頭にはてなマークを浮かべてにっこり笑ってくれました。可愛いです。
……いえ、そうではなくて。
「──ちゃん、お姉ちゃんとお巡りさんのところに行きましょうか。パパとママ、探してもらわないと」
膝をかがめて彼女の目線になってから、今後の行動方針を伝えると、急に不安そうな顔でマーちゃんに抱きついてきました。
「おねえちゃんいなくなっちゃうの……?」
うっ……これは……いけない破壊力です……。 - 165マーちゃん⑤22/12/21(水) 10:46:04
「やだやだ、おねえちゃんいなくなったらやだ! ……いっしょがいい……」
うう、ううぅ……マーちゃん、悪いヒトになりたくはないんです……!
「……おねえちゃん……」
「…………分かりました」
その目は……ずるいですよ。
「お姉ちゃんとお部屋に行きましょうか。トレーナーさんにも事情をお話しして、パパとママを待ちましょう」
「えへへ……うんっ」
マーちゃんは可愛い笑顔には勝てないのでした。
結局、彼女を連れてトレーナー棟へ移動して……そうして、マーちゃんのトレーナー室へ到着です。
「トレーナーさん、お待たせしました」
鍵が開いているようでしたので、中にいるものと思って入室し────
「……あれれ?」
中はもぬけの殻……────お手洗いでしょうか?
「ただいまー」
「ふふ、お邪魔します……ですよ」
「ん……おじゃまします」 - 166マーちゃん⑥22/12/21(水) 10:48:33
「はい、いい子いい子です」
マーちゃんは女の子を連れて中へ入り、トレーナーさんが隠れているのではと捜索を開始します。
デスクの影にも、小さなラックの中にも、掃除用具入れのロッカーの中にも、どこにもいません。当たり前なのです、トレーナーさんは大人の男性ですから。
「いないねー」
一緒に探してくれたお嬢さんも、ちょっと退屈そう。そろそろワイシャツだけの装備も可哀想ですし、お洋服を用意してあげなくちゃですね。
「……それにしてもトレーナーさんはだらしないヒトですね……」
デスクの周りに散らかったズボンなどなど、こんなものを放置したまま部屋を開けるなんて信じられません。
きっと昨日、ここで徹夜したんでしょう。トレーナーさんはお仕事が大好きなので仕事場で寝泊まりするのはときどきありますから何も言いませんけど、それでも無理ばっかりされるのはマーちゃん困ります。
マーちゃんがレースに出るのにもトレーナーさんが必要で、マーちゃんがトレーニングするのにもトレーナーさんが必要で、マーちゃんを世界に発信するブログにもトレーナーさんが必要です。
今までのマーちゃんなら、トレーナーさんはレンズさんなのでマーちゃんを写すだけで良い……って言ってたかもしれませんけど、もう……そうも言ってられませんから。
最後まで一緒に流れてくれると、約束したのですから。
「あなたが無理をして、いなくなってしまったら……マーちゃんは誰が覚えていてくれるんですか」
あの時、海までマーちゃんを引き止めにきてくれたあなただから。
わたしはあなただから、これからも一緒にいたいと思ったんですよ。
「とりあえずお姉ちゃんはお部屋をちょっとお掃除しますので、あなたはそのソファでいいこに座っていてくれますか?」
「うん、わかった!」
元気にお返事してくれるお嬢さん。マーちゃんもこの笑顔に元気をもらって、お片付けスタートです! - 167マーちゃん⑦22/12/21(水) 10:50:31
まずはこの脱ぎ散らかされたズボンを持ち上げ────……て、……てて、て……て……っ!?
「な、なんでパンツまで脱いでるんですか……っ!!?」
と、トレーナーさんお着替えまでしちゃったんですか……! あわわ、マーちゃんにはちょっと刺激が強すぎると思いますよこれは……っ!
「あう……あとでお説教です……!」
だらしないレンズさんに喝を入れることを心に決めて、ズボンとパンツを取り上げ畳み、シャツと一緒にテーブルに固めておきました。
栄養ドリンクや本が散らばったデスクの上も軽く片づけて、これからのお仕事がしやすいようにしておきます。いつもデスクは見ているので、トレーナーさんの好きな配置は履修済みです。えへん。
「もぉ〜……こういう役回りはスカーレットのものですよトレーナーさん〜……スマホまで置いたままですし」
お小言とお節介の達人ですからね、スカーレットは。きっと自分のトレーナーさんにもぶつぶつ文句を言いながら片付けもしちゃうし、トレーナーさんのお世話もしちゃうんです。
マーちゃんのこともいつも助けてくれますし、ヒト混みではぐれてしまっても探しにきてくれる、とっても大切なお友だち。ウオッカ共々、自慢のお友だちです。
なので今日はスカーレットの真似をして、ちょっとだけトレーナーさんにお小言しちゃいましょう。
「マーちゃんのトレーナーさんなんですから、もっとちゃんとしてください。自慢のトレーナーさんだってみんなに言えるくらい素敵なヒトでいてください! ……なんて、ふふ」
似てるでしょうか? 似てなくてもいいんですけどね、マーちゃんはマーちゃんですから。
トレーナーさんにするお小言をのんびり考えながらテキパキと片付けを進めていき、5分後にはすっかりピカピカのデスク周りに大変身です。
あとはトレーナーさんがお手洗いから帰ってきたら、この子のことを伝えて3人で待つだけなんですけど……。
「……戻ってきませんねえ」
「ませんねー」
あの子と2人でソファに座り、ゆらゆらと2人で揺れて遊んだりお話をしながら待つこと30分。 - 168マーちゃん⑧22/12/21(水) 10:52:38
流石にお手洗いにしては遅すぎますし、警備員さんから聞いたトラブルの件も、無事なトレーナーさんは寮またはトレーナー室で待機と通達が来ているはずなのです。
子供に変わってしまったトレーナーさんの名簿の中に、マーちゃんのトレーナーさんの名前はなかったので無事だとはわかっているんですが……こんなに姿を現さないと不安になってしまいます。
「おねえちゃんだいじょうぶ?」
よほど不安な顔をしていたのか、心配そうに──ちゃんが見上げて頭を撫でてくれます。
「はい、大丈夫ですよ。マーちゃんはお姉ちゃんですので」
「マーちゃん?」
「はい、お姉ちゃんのお名前です。アストンマーチャン、マーちゃんって覚えてくださいね」
「うん、マーちゃん!」
にこりと笑ってお名前を教えてあげると、少女はもっとにっこり笑ってマーちゃんに抱きついてきてくれました。
「よしよし、可愛いですね……ふふ」
彼女の頭を撫でながらも、マーちゃんの心はそわそわです。
────もしやトレーナーさんも、トレーナー室を出たところで子供に変わってしまったのでは、と。
そう考えてしまうと、不安で不安でたまりません。すぐに探しに行きたい気持ちが心の中で渦巻いていますが、この子を置いていくわけにもいきません。
連れていくにも、この格好のままの彼女と歩き回るのもそれはそれで問題です。
「そうですねぇ……お洋服作りましょうか」
「およーふく?」
そういえばマーちゃん、お裁縫は得意なのでした。幸いトレーナー室にはマーちゃん人形用の布がありますし、トレーナーさんが作ってくれたマーちゃん着ぐるみの素材も余っていたはずです。 - 169マーちゃん⑨22/12/21(水) 10:55:06
「それじゃあそのシャツ、ぬぎぬぎしましょうね」
そうと決まれば善は急げです。先手必勝が勝負を分けると言いますし、手早く可愛いお洋服を作ってトレーナーさんを探しにいきましょう。
「うう〜……ぼたんはずれない〜!」
「はいはい、脱がせてあげますね」
小さな子にボタン付きのシャツは脱ぐのも一苦労ですよねぇ……まったく、どうしてこんなダボダボのシャツを着させたのでしょう。
パパとママのところに返さないほうがいいのでは、なんてよくない考えが脳裏に現れたのを頭の片隅に追いやりながらマーちゃんはシャツを脱がせてあげました。
「……あれれ?」
────ふわり、と。このシャツから、どこか懐かしい香りがしたような……────
「まーちゃん?」
「あ、いえ……なんでもありませんよ。すぐ採寸して作っちゃいますね」
待たせてはいけません。脱がせたシャツを手早く畳んでトレーナーさんの服と一緒に置いておき、この子の採寸とお洋服作りに取り掛かりました。
「……パンツも肌着もないなんて、許せないパパとママですね……」
ちょっと毒が出ちゃいました。可愛いマスコットが言っていい言葉ではないですね。子供に聞かせる言葉でもありません……マーちゃん、反省。
・・・
「できました!」
「わー! かわいい! まーちゃんといっしょ!」 - 170マーちゃん⑩22/12/21(水) 10:56:39
「サイズもぴったりですね」
「ありがとう! まーちゃんだいすき!」
「お礼が言えてえらいですね」
頭をなでなで。もうマーちゃんの妹にしてあげちゃいたいくらいです……だめなんですけど、だめなんですけどね……はい。
せめてマーちゃんのこと、覚えていてもらえるように頑張らなくちゃです。
「お着替えも出来ましたし、トレーナーさんを探しにいきましょうか」
「せんせーさがすの?」
「はい、帰ってこないので不安ですから」
「まーちゃんすきなんだね、せんせーのこと」
「えっ」
な、なんてことを聞くんでしょう最近の子供って……! 見透かしているというか、虚をついた一撃というか……むむ、強いです、子供。
「ま、まあ……レンズさんですからね、マーちゃん専属の」
「れんず〜?」
よく分かっていないようでした。むしろそのままでいてください、これ以上聞かれると答えにも困ってしまいますから。
「さあ行きましょうね。お姉ちゃんの学校の中、案内してあげますから」
「はーい」 - 171マーちゃん1122/12/21(水) 10:59:51
まずは近くのお手洗いを確認して、トレーナー棟を一周。
その後はトレーナー棟を出て……────校舎の方は立ち入り禁止なのでグラウンドまで歩いていったり、体育館を覗いてみたり。
普段はウマ娘やそのトレーナーさんでいっぱいのグラウンドやカフェテリアもほとんどもぬけの殻。少数のウマ娘が歩いているのを見かけるだけで、トレーナーさんはどこにもいません。
流石にお腹がすいたマーちゃんたちは、カフェテリアで軽食をいただいてから、もう少しだけトレーナーさんを探して……それでもやっぱり見つからなくて、結局トレーナー室へ戻ってきてしまいました。
「ただいまー」
「ただいま……」
……見つかりませんでした。
どこにも、トレーナーさんがいません。警備室のトレーナー名簿を見せてもらいましたが、やっぱりトレーナーさんの名前はいません。
彼のスマホは……今はマーちゃんの手元にあります。電源も生きてますし、LANEも消えていません。
忘れられてしまったわけでは、ありません。
警備員さんから、トレーナーさんが学園から出たところは見ていないと聞いたので学園の中にいるはずなのです。
なのに、いないなんて……どうして、でしょうか。
「トレーナーさん……隠れてるなら、出てきてください。マーちゃんは、あなたみたいに……探し物が得意ではありません。マーちゃんをあのとき探しに来てくれたみたいに、見つけにいってあげられません」
トレーナーさんのスマホを手に、わたしは彼の無事を祈ります。隣に座るあの子が、不安そうにマーちゃんを見ているのにも構わずに。
「今日は……マーちゃんのファンができたんですよ。可愛い女の子で……服を作ってあげて、一緒にお散歩して、ご飯を食べて……4コマのネタにもなるような素敵なエピソードなんです」
マーちゃんがこんな気持ちになるなんて、自分でも意外です。あなたと3年間を過ごすまでは、きっとあなたがいなくなっても、そういうものだと受け入れられました。
ヒトはいつか必ず海へと流れ着く。マーちゃんのことを忘れ、世界のことを忘れ、全てを清算して……流れていく。
今もその考えは変わりません。それでも、あなたとなら一緒に流れてもいいと思えるようになったんですよ。
あなたもわたしと流れてくれると、約束してくれたじゃないですか。
なのに……いなくなっちゃうなんて……。 - 172マーちゃん1222/12/21(水) 11:01:33
「……まーちゃん、なかないで」
「ごめん、なさ……ぅ……うぅ……」
あなたの安否が分からないだけで、マーちゃんはこんなになってしまいました。
小さな女の子に慰められてしまうくらい、よわよわになってしまったんです。この責任……どうとってくれるつもりなんですか……?
「だいじょうぶ、だいじょうぶだからね……」
あの子がマーちゃんを抱きしめて、優しく頭を撫でてくれます。いつかトレーナーさんが撫でてくれたように、優しい手つきで。
「ぅうっ、……ううう……っ」
「まーちゃん……なかないで……うぅ、ううぅっ……」
小さな子供を不安にさせてしまうなんて、マーちゃんはいけないお姉ちゃんです。マーちゃんのせいでこの子まで泣き出してしまいました。
本当に、よわよわなマーちゃんです。
マーちゃんとこの子が泣き止んだのは数分後のこと。泣いてもどうにもならないと心に喝を入れ、あらためてこの子のこれからを考えようと決めたからでした。
「……もうだいじょうぶ? なかない?」
「はい、もう泣きませんよ。マーちゃんは強いウマ娘さんですから」
泣き腫らした目で、2人で指切りをします。もう泣かないと、パパとママを探しに行こうねと。
それでも、道行きは暗いまま。この子は名前以外の全てがわからないのです。
「せめてどこから来たのかが分かれば、もう少し探しようもあるのですが……」
「どこから?」 - 173マーちゃん1322/12/21(水) 11:03:29
「はい、お姉ちゃんと会うまえ、あなたはどこにいたのか……覚えてないんですよね?」
「ここだよ?」
「………………………………………………え?」
いま、なん……て……?
「あさおきたらね、ぼく、ここにいたの」
ここに、いた?
ここにいた……というのは、この学校という意味ではなくて……────
「うん、このお部屋」
────かちり、と。
頭の中で何かが噛み合うような音がしました。
最初にトレーナー室に入ったときの『ただいま』に、だぼだぼのシャツ。
シャツから漂った懐かしい匂いは……今なら分かります。あれはトレーナーさんの香りでした。
それから一人称の『ぼく』……────最初はぼくっ子というものだと思いました。トウカイテイオーさんがそんな感じですから。
でも、そうじゃないとしたら。
ここで徹夜したトレーナーさんが身体も精神も全てが子供に戻ったら……ふつう、小さな男の子は自分のことを『ぼく』と呼びますよね。
……そして、なによりも。
「……──ちゃん」
「なあに?」
トレーナーさんと、同じ名前……──ということ。 - 174マーちゃん1422/12/21(水) 11:04:07
どうして、気づかなかったのでしょう。トレーナーさんは、ずっとマーちゃんのそばにいてくれたのに。
ずっとそばで手を握ってくれていたのに。
「ぅ、……あ」
また、涙が溢れ出しました。
「ま……マーちゃん!? なんで……ど、どこかいたいの!? よしよし、いたいのいたいのとんでけー……とんでけー……」
泣かないと約束したのに、ごめんなさい。マーちゃんは約束を破らないことが自慢だったのに、あなたとの約束は破ってばっかりです。
ごめんなさい。ごめんなさい。
……ごめんなさい。 - 175マーちゃん1522/12/21(水) 11:06:44
・・・
「まーちゃん! きょうのお話できたよ!」
「やや、さすがの速筆ですねトレーナーさん。今日のお話はどんなマーちゃんですか?」
あれから数日後。
学園の支援を受けながらもマーちゃんとトレーナーさんはなんとか今までの活動を続けています。
トレーナーさんを1人で暮らさせるわけにはいかないので、マーちゃんがこの子と一緒のお家で暮らしながら、なんとか……なんとかやっています。
その甲斐あって、トレーナーさんはマーちゃんとの活動で覚えたアレコレを少しずつ思い出して、ようやく4コマ漫画を描けるようになりました。
なんでも、出来る気がするのだそうです。不思議です。
かつてのような綺麗な絵でも、しっかりと纏められたお話ではなくて、子供の落書きやお絵描き日記のような内容ですが……そのすべてがマーちゃんとの生活を描いたトレーナーさんの力作。
まだマーちゃんのことを完全に思い出してはくれませんが、トレーナーさんの絵やお話にはしっかりとマーちゃんが映されています。
小さくなっても、トレーナーさんはマーちゃん専属のレンズさんでいてくれています。
トレーニングはこれまでのノートを参考にトレーナーさんと2人で頑張っていますし、お買い物やお料理だって頑張っています。
きっとあなたが元に戻ったとき、マーちゃんのスーパーお姉ちゃんっぷりに驚いてしまうことでしょうね。 - 176マーちゃん1622/12/21(水) 11:09:55
一緒に起き、一緒に食べ、一緒に過ごし、一緒に眠り……まるでマーちゃん、お姉ちゃんを通り越してお母さんになったみたいです。うちのあばれ妹に教えたらびっくりされちゃうかもしれないくらい、立派なお姉ちゃんです。
ふふ、みなまで言わなくても分かります。あなたはもうマーちゃん無しでは生きていけませんよね?
どんとお任せください。マーちゃんはあなたのお世話もできるようになりましたから。この良妻っぷりに目を見開くと良いのです。
…………だから、ゆっくりと思い出してくれたら、それで構いません。
マーちゃんは多くを望みません。
マーちゃんは、まだまだここからだってところを、これからたくさん見せていきますから。
小さな女の子になってしまったトレーナーさんと、一緒にやっていきますから。
「きょうのお話はね、マーちゃんだいすきってお話!」
「ふふ、トレーナーさんはマーちゃんのこと大好きですもんね」
「うんっ」
だからゆっくり、思い出して……それで、思い出せたら……今度はあなたの船にマーちゃんを乗せてくださいね。
マーちゃんのお船では、小さなあなたを乗せるので精一杯ですから。
「ふふ……マーちゃんもトレーナーさんのこと、大好きですよ」
「えへへ〜」 - 177二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:11:06
マーちゃんおしまい
長すぎだろ……なんだこいつは……
夜通し書いてたわ今日休みでよかった
長々と本当にすみません!! - 178二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:15:11
最初不穏だったけど思い出して良かった…お疲れ様です!
- 179二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:23:14
マーチャンのトレーナーへの感情が激重でよい…
はやくトレがマーチャンのことを思い出せるといいね…
マーチャンはなんでこんなに泣きゲーっぽいシナリオが似合うんだろうね… - 180二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:49:59
小さい子供になってしまった日の夕方。
「同棲?」
「ああ」
それがルドルフからの提案だった。
「その体では一人暮らしは難しいだろう?夜に出歩くのも危ないし、女の体にも慣れていないだろう」
「まあ、確かにしょ……それは……」
慣れないこの体で一人暮らしするのが難しい事や、夜に出歩いたりするのが危ないのは確かだ。しかし……
「トレーナーと担当ウマ娘が一緒に生活しゅ……するのはいささか問題があるんじゃないか?」
「問題はない。既に理事長やたづなさんには了承を得ている」
「そういう問題じゃ……りゅ……りゅどるふ、しっぽがゆれてりゅ……揺れてるぞ」
「……見なかった事にしてくれ」
これは所謂、掛かっているという奴だろうか。ルドルフに限ってありえないとは思うが……きっと慣れない事態で少し落ち着かないんだろう。そう思おう。
「うーん……仕方ない。おしぇわ……お世話になりゅ……なりゅ……なる、しかないか」
「そうか。それでは早速準備をしよう」
そう言うとルドルフは笑顔を浮かべながら帰る準備を始めた。……元に戻るまでこれが続くのか。舌も回らないし、勘弁してほしい。そう思っていると、ルドルフが手を差し伸べてきた。
「……?どうした?」
「その体では歩くのが大変だろう?私が抱いていこう」
「いや流石にそりぇわ……うわっ!?」
逃げ出す前にルドルフに抱かれてしまった。しかもお姫様抱っこ。そして、そのまま生徒会室を出るともちろん周囲の注目を浴びる事となった。まるで羞恥プレイだ、勘弁してくれ。
そのまま死んだ目をして帰宅し、ルドルフとの同棲が始まった。 - 181二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 11:50:31
ルドトレの受難SS。書いててこの人普通に不憫になってきた…
- 182二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:00:11
ルドトレ不憫かわいい
- 183二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:05:12
せめてもうちょい楽観的な人だったら良かったのにクソ真面目な人がこうなったのが運の尽き
- 184二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:09:17
朝からSSが!なんやここは天国か?
- 185二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:15:57
いいお話たったので一旦内容は置いておいて
マーちゃんトレの退行具合が怖いな
退行しすぎて記憶もその当時まで戻ってるんでしょ?
そういうパターン引いてしまうと他の子でもかなり傷つく子いそうだよね
ジョーダンとかどうすりゃええんや - 186二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:18:09
- 187二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:18:40
このスレも残りわずかになるの皆好きなんだなぁこのテーマと思う。
- 188二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:22:19
- 189二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:24:03
次スレの準備をしないとね
- 190二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:26:21
- 191二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:30:10
バカだけど、トレーナーとこれからもやっていきたくてバカなりに頑張ろうとするジョーダンがいると私性合
- 192二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:35:22
- 193二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:36:16
建て乙
- 194二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:36:26
SSがあるとスレの息も早いね
というかまた24時間経たずに埋まるぞい - 195二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:37:01
朝から力作あったしね
- 196二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:37:32
やはり幻覚…幻覚は全てを解決する…!
- 197二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:37:42
おにまい愛読していて、主犯と思われタキオンとともに貼り付けにされるトレーナーちゃん概念とかどう?
- 198二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:38:59
おにまい読んでる時点で喜ぶ気がしなくもない…
- 199二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:41:36
おにまい読んでるデジトレ?
- 200二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 12:42:09
デジたん「トレーナーがウマ娘になったから身近に推しが増えた」