- 1二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:03:42
- 2二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:06:37
()の中の条件が一番重要じゃねぇか
- 3二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:08:09
髪セット大変そうだもんな
- 4二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:09:36
- 5二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:10:58
握手なら大丈夫だよね?
- 6二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:11:37
- 7二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:11:49
父親からの覇王色が懸念されるが…まあ大丈夫だろ!ヨシ!
- 8二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:12:24
>>6の件は悪かったな。マゼランと再戦させておいた。
- 9二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:12:42
はい二重覇王色
- 10二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:13:50
- 11二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:15:50
恐らくRED後のメンタルならルフィに何を要求されても断らない可能性ある…でもルフィはそんなカスじゃない
- 12二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:22:18
- 13二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 10:23:13
頼まなくてもウタからハグしてくるぞ
- 14二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 14:22:40
(たとえウタが)頼んでも一生おれの娘はやらん
- 15二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 14:23:34
お頭は引っ込んでな
- 16二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:07:21
シャンクス「だぁーはっは!!舐め舐めー!!」
とある島の中心部。景気良く叫び散らしながら、酒を浴びる様に飲み干しているのは赤髪のシャンクス。こんななりでも一応、彼はこの海の皇帝とまで称される大海賊であり、今回のこの宴会も彼の提案により生まれた物だ。周りには当然、幹部の者たちも勢揃いしており、海軍がこの光景を見れば、きっとたちまちに冷や汗を垂らす事だろう。
シャンクス「おい!なんだルフィ!お前まだジュースなんか飲んでやがんのか!?お前もガキじゃねえんだ!!酒を飲め!酒を!!」
誰がどう見ても酔っ払いにダル絡みされているのは、海賊王麦わらのルフィ。トレードマークとも言える麦わら帽子を首に垂れ下げ、今はジュースや肉を食べ漁っている最中。当然彼の一味もこの宴には同行しており、楽しみ方は様々だ。No.2同士で酒を飲み合う者、お互いの海賊団の中でも数少ない女同士で会話を楽しむ者、料理の話や医療の話で会話を弾ませる者、何故かまたしても同行しているトラファルガー・ローを揶揄う者と多種多様。そんな最中唐突に始まった赤髪のシャンクスのダル絡み。それに気づいたクルー達は、一体どの様にして、あの酔っ払いから流れるのだろうか。そんな事を密かに考えていた。
ルフィ「あのなシャンクス!おれ酒はあまり好きじゃ・・・」
シャンクス「ええい!みみっちい事言うんじゃねえ!俺の酒が飲めねえってのか!?ホラ!!」
ルフィ「ちょ、や、やめろシャンクス!!危ねえ!危ねえから!?酒押し付けてくん・・・うわっ!?」
シャンクスが無理くりに酒を押し付けた事により、ルフィはドサッ!と景気良く誰かにぶつかり倒れてしまう。
ウタ「いったた・・・なにしてんの・・・ルフィ・・・」
ルフィがぶつかってしまったのは、赤髪海賊団が率いる紅一点。音楽家兼、船長シャンクスの娘ウタだ。
ルフィ「あっ!?悪りいウタ!大丈夫か?」
いつもならば、人にぶつかる程度では一々気になど止めないルフィも、彼女に対してだけは真っ先に心配と謝罪の一言を述べる。若くして海賊王へと昇り詰めた彼にとって、それ程ウタと言う存在は大切な物なのだろう。そんな事を麦わらの一味No.2である、ロロノア・ゾロが考えて居ると。 - 17二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:08:36
ルフィ「ん?なんだ?これ?」
ウタ「ん?」
さて、此処で問題だ。ルフィがウタにぶつかり、2人は一体どの様な体勢で倒れてしまったのか。答えは簡単である。ルフィがウタを正面から押し倒す様な形である。2人の体格差もあり、体の密着具合はルフィが倒れる直前に本能的にとった受け身でかろうじて保たれて居るが、問題はそこではない。
赤髪海賊団・麦わらの一味『『『ぶっーーーーー!!!!!』』』
2人の様子に気付き目を向けた周りに居るほぼ全ての者が吹き散らした。当然である。ウタは中々に気の強い子であり、オシャレや健康にも気を使う乙女心の持ち主。そんな彼女に押し倒すのはルフィ。コレだけならば何も気に止める事はないのだが、問題はウタに跨るルフィの手の位置である。
ルフィ「・・・・・・・・」
ウタ「・・・・・・・・」
手に若干なりの力を入れればそれは柔らかく沈み、深みを堪能したいのであれば、己の顔を埋める者も居るだろう。さて、その多くの男性が邪な欲を向ける、女性にのみ実る物の正体は何か?そう。胸である。ルフィは只今絶賛ウタの豊満に実りきった果実を揉みしだいているのである。
赤髪海賊団(((終わったな・・・)))
麦わらの一味(((死んだな・・・)))
時が止まり完全に静まり帰った宴の席、その光景を見たほぼ全ての者が、既にお通夜モード。中には手を合わせ合掌する者や、酒を天に向けて突き出す者もいた。誰もが、最早助からぬと考える中、再び時は動き出した。
ウタ「ルフィ?いつまでそうしてるの?早くどいて!」
ルフィ「ああ!悪りい!怪我とかしてねえか?」
ウタ「このくらい大丈夫よ!」
ルフィ「ニッシッシ!そっか!よっと!ほら!立てるか?」
ウタ「うん!ありがとう!」
一同『『『!!!!!!??????』』』 - 18二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:09:07
シャンクス舐めてて草
- 19二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:11:48
いつの間にか神SS降臨してて笑う
- 20二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:47:01
ルフィがウタの手を軽く引き、体勢を起こす。そんな軽い動作をしたのちに、まるで気にも止めていない様子で再び談笑を再開する2人。"意味が分からない"。幾度もの死闘を乗り越えて来た歴戦の海賊達は、皆同様にその言葉を頭に思い浮かべるも、それがルフィとウタに届く事はない。
シャンクス「お、おい!ウタ!?だ、大丈夫なのか?」
ルフィとウタを除き、ほぼ全ての者がこのなんとも言えない雰囲気に酒とは違う酔いを感じていると、事の発端。つまりは、今回の件の首謀者であるシャンクスが、その震える口を開く。
ルフィ「あっ!おいシャンクス!危ねえだろ!もうちょっとでウタが怪我する所だったんだぞ!反省しろ!!」
誰がどう聞いてもごもっともすぎる言い分だが、ハッキリ言って今この場にいる誰しもが、その言葉は求めていない。それはシャンクスも同様であり、ルフィからの言葉を右から左へと流しつつ、ウタに最も重要な事を聞く。
シャンクス「ウタ!?お前、今・・・胸揉まれたろ?」
ウタ「ん?まぁ、うん・・・それが?」
"それが?"ウタから発せられたこの言葉は、酒で頭を酔わせている者たちを正気へと誘った。当然、それは目の前に居る親バカ事、赤髪のシャンクスも例外ではない。
シャンクス「いや!お前!胸揉まれたんだぞ!?もっと何かあるだろう!こう・・・なんか!?」
頭の中に浮かんだ言葉をそのままに、シャンクスは叫ぶ。その声は、今日1番の雄叫びとも言える声だったが、あまりにも困惑している状況の為、上手く言葉には出来ていなかった。もはや周りに居る全ての者達が注目する中、ウタの口からまたしても、プルトン級の爆弾発言が飛び出して来る。 - 21二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 16:52:00
初手舐め舐めで笑った
- 22二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 17:30:34
ウタ「ルフィなら別にいいじゃん?胸揉むのなんて・・・」
一同『!!!!????』
一同、今日2度目の困惑フェスティバル開幕。当然である。ハッキリ言ってルフィと言う男はモテる。従って、探さずとも胸を自分から揉ませたいと考える女性も少なくはないだろう。だがしかし、そのリストの中にウタは入っていない。この場に居る誰しもがそうであり、当然の事。そんな中、ウタから繰り出された爆弾が、"ルフィなら別にいいじゃん?胸揉むなんて"である。此処で最も重要なのは2つ。まず、『ルフィなら別にいいじゃん?』コレはひとえに姉弟感から来る言葉ではないと言う事。プリンを一つ食べただとか、スプーンを使い回すなどと言った、軽い事ならいざ知らず、胸を揉むと言う事においては絶対に、弟に使わない言葉。つまりコレは、ウタがルフィの事を1人の男として認識していると言う事の証明である。そして更なる問題は、次の発言。『胸揉むのなんて・・・』もはや問題だらけのこの発言。今注目しなければいけないのは、言葉の裏である。揉むのなんて・・・つまりは揉んだ後もしている、もしくはする予定なのである。決して早とちりではない。胸を揉んだ先を想定していないのであれば、此処で最適な言葉は『揉むくらい・・・』である。『なんて』と『くらい』この2つの言葉には明確な壁がある。脈ありか脈無しか、自分を相手の物として想定しているか、否か、この意味を理解できる者は数知れど、意味を理解せずとも言葉の含みなどは理解できるのが人間である。従って、皆、豆鉄砲に打たれたかの様な顔になって居るのは言うまでも無く、シャンクスに至っては、聞いた本人であるにも関わらず、まるで石化したが如く黙りこくってしまった。
ウタ「ん?シャンクス?ま、いっか!」
実の父が目の前で意気消沈している。ウタにはそれしか分からなかったが、どうせ酔いが回ったのだろう。そのくらいの考えで視線をルフィへと戻す。
ウタ「ルフィ!あっちでなんか勝負しよ!」
ルフィ「おっ!いいなぁ!行こう!」
一同『・・・・・・』
ウタがルフィの手を取り船の方へと足を進める。静かに、そしてゆっくりと、けれども瞬きの間にその2人の背中は遠ざかって行く。まだ日は高い快晴の青空を見上げ、一同は皆、同じ事を頭に思い浮かべていた。
一同(((待って・・・アイツらどこまで進んでんの?)))
おしまい・・・ - 23二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 17:36:17
良いSSだった!感謝する!
- 24二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 23:44:08
お・ま・け☆
ルフィ「ああ〜!ずりぃぞ!!ウタ!今のは反則だ!」
ウタ「出た!負け惜しみ〜!」
宴も大詰め。早朝にあったルフィとウタの絡みを忘れる為、それぞれが酒をがぶ飲みする中、気づけば2人は宴会場に戻って来ており、もはや何回目だ?と、尋ねたくなる程様々な勝負を繰り返している。
ホンゴウ「おっとっと・・・うげっ!?」
おっと。此処で偶然にも、酔っ払い、紛う事なき千鳥足になって居るホンゴウさんがやって来ました。
ロー「おい!俺はもう酒は・・・って、なっ!?」
そしてまたまた偶然にも、その横でゾロに酒を飲まされていたトラファルガー・ロー君に激突。二人は同じ方向に倒れてしまいました。
ウタ「ん?うわっ!?」
ドサッ!と言う音と共に、ホンゴウとローは倒れ、ウタを下敷きにしてしまいした。さて、此処で問題です。ホンゴウとローの手の先には、一体何が握られているか・・・答えは簡単ですね!そう!胸です!
ホンゴウ「んあ?なんかやわらけ〜何かが・・・」
ロー「チッ!ゾロ屋のやろ・・・ん?なんだ?これ?」
ウタ「あ・・・あぁ・・・うぅ・・・」
早朝ルフィに見せた反応と一変、ウタはその瞳に涙を浮かべ、まるで初めて胸を触られたかの様な、初々しい反応を示しています。当然、こんな状況になったウタのとる行動は一つ。
ウタ「いやぁーーーー!!!!」
そう、悲鳴です。
この数秒後、ホンゴウとローはウタから顔面に平手打ち、ルフィから腹に覇王色パンチをぶち込まれ、無事事なきを得ましたとさ。めでたし。めでたし。 - 25二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 23:54:11
2発目によるダメージが笑えないレベルで効いてそう
- 26二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 08:36:35
よきSSであった
- 27二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 08:58:37
当たり前のようにいるトラ男くん草生える
- 28二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 09:13:30
ルフィの覇王色パンチは冗談抜きで死ぬぞ…
- 29二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 20:58:58
おまけの状況に反応しないシャンクスは既に酔い潰れてる?