- 1二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:26:50
「えっと、その、マックイーン?」
「どうしたのかしらライアン?」
「その、どうしたもなにも、何であたし、いきなり壁に追い詰められてるのかなって…」
「ああ、そんな事?前に憧れだって言っていたでしょう?ええと…あぁほら、壁ドン」
「言ったけども!」
「それにこうすれば、逃げずに私を見てくれるでしょう?(ズイッ)」
「ちょ、マックイーン近い近い顔が近い!(肌白いきれい何か良い匂いする!)」
「うーん…あなたよく『自分は女の子らしくない』だなんて言うけれど、嘘が下手ですわね本当」
「それはさて置き、ライアン。私を見なさい」
「見なさい、って…いつだって見てるよ…」
(淡く紫色がかった銀の髪も、意思の強い菫色の瞳も、強さも、美しさも、気品も)
(あたしよりずっとずっとメジロ家の名に相応しい君を、見てきたよ…) - 2二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:28:01
「いいえ見ていないわ」
「あなたが見ているのは私ではない。私を通して見た、自分の劣等感よ」
「…!」
「もう一度言うわ。ライアン。私を、見なさい」
「う、ん…」
「よく聞きなさい。あなたが自分を信じられずにいる事は、私もよく知っています」
「だから、私はあなたの前を走り続けます。」
「あなたが道を見失っても、私を追いかけて。それに足る私でい続けることを、約束しますわ」 - 3二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:28:27
(ああ…やっぱりマックイーンはかっこいいなぁ)
(そんな君だから、あたしはずっと憧れ続けて、でもーーー)
「うん…ありがとうマックイーン。だけど…」
「だけど、追いかけるだけじゃ足りない。今は無理でも、いつかきっと、君に追いついてみせる」
「君の背負うものを分かち合えるように、必ず、君の隣へ立ってみせるよ」
「…ええ、期待していますわ。やっと“らしく”なってきたようですし」
「それとその、もうそろそろ離れてくれると嬉しいかな…心臓に悪いから…」
「あら失礼。それじゃあ話の締め括りにーーー」
(ちゅっ)
「ひゃあ!?」
「御馳走様。ライアンは素敵な女の子だというのも、本心ですわよ?」
スタスタスタ…
「…………きゅぅ…………」 - 4二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:29:48
以上です。どうしてもつよつよマック✕よわよらライアンがやりたかったんです…私は悪くない!私のこの煩悩が勝手に!
- 5二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:30:32
健康に良い
- 6二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 19:35:03
煩悩が悪いと申すか、ならばその煩悩を…切り落とさなくていいからもっと書くのだ
- 7二次元好きの匿名さん21/11/03(水) 20:35:06
わかるよ