- 1二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:16:31
- 2二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:17:36
期待
- 3二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:24:21
何クロスだろ
- 4二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:33:10
ウソップ「ななななんだよあの赤い玉は!?デカすぎんだろ!?」
チョッパー「ななななんか赤髪の船の上に近づいていってないかあれ!?」
ナミ「…船の上で止まって…動かなくなってるけど…なんなのよあれ…」
サンジ「…!おい、甲板から何か玉の方に浮いていってるがあれは…まさか」
ルフィ「!!ウタ!!」
ジンベエ「待たんかルフィ!」ガシィ
ルフィ「離せジンベエ!!ウタが、ウタがぁ!!」
ジンベエ「気持ちは分かるが落ち着け!!あれがなんなのか分からん内は、むやみに近づくのは危険じゃ!」
ロビン「ジンベエの言う通り、酷だけれど今は状況が動くのを待ちましょう、ルフィ」
ルフィ「ウギギ…!!」 - 5二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:35:27
(どっちだ……?)
- 6二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:48:14
赤いデカい玉・・・
- 7二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:50:06
ウルトラマン?
- 8二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:52:03
バギーの鼻か?
- 9二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:54:06
怪異か?
- 10二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:54:28
宇宙警備隊の方ですか…?
- 11二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:55:15
- 12二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:55:36
- 13二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:56:20
レッドフォース号
「おい、なんだありゃあ!?」「襲撃か!?どこに能力者がいる!?」「近づいてきてるぞ、迎撃準備しろ!!」「海軍か!?全員撤退したはずだろ!?」「落ち着けてめえら!!いつでも攻撃できるようそれぞれ配置に…!?」
ルウ「おい、棺が!!」
シャンクス「!!」ジャキ!
ベック「やめろ頭!!」
シャンクス「止めんじゃねぇベック!!「ここの全員あんたと気持ちは同じだ!!」
ベック「だがあの玉がなんなのか分からない以上、余計な手出しは命取りになりかねねえ!!今は冷静になるんだ!!」
シャンクス「!!……グッ……ウタ…!!」
ベック「ヤソップ、見聞色であれがなにか探れるか」
ヤソップ「もうやってるぜ…けど」
ベック「どうした?」
ヤソップ「あれからは、嫌な感じはしねぇ。むしろ…安心するような、暖けぇ感じだ」 - 14二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:56:29
命を持ってきてくれたのか……わざわざ
- 15二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:56:37
絆の方の可能性も・・・
- 16二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:57:06
- 17二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:57:17
おっとこれは善玉ですね
ウルトラマンかゾフィーだ
もしくは穴馬でZ - 18二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:57:42
フィの方だ!ーフィじゃない!
- 19二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:58:58
第一声が気になる・・・
- 20二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 21:59:14
どういう意味だ?まさか当たりなのか?
- 21二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:06:07
「ウタ、目を開け」
「……………」
「………ウタ、目を開け」
「……………」
「…………………おーい?」
「………遅かったか?………」
「………ん」
「ア、オキタ」
「…ん……ここは……え!?何処ここ!?」
「あーよかった…ぶっつけ本番だったから間に合わなかったと思ったじゃねえか」 - 22二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:06:54
ゼロ師匠!!!???!?
- 23二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:08:15
これじゃあウタ(CV宮野 真守)じゃん
- 24二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:11:52
ゼロ様ァァァァァ!!!!
- 25二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:13:30
時系列は少なくともジード後?
- 26二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:17:35
ウタ「え、確かシャンクスが側にいて、その後歌ってて…え?」
「あーわりぃ、急にこんなとこ連れてこられたらそりゃパニックにもなるよな」
ウタ「え…え!?あなた誰!?ていうかデッカ!?」
「え…と、まず何から説明するべきか」
ウタ「あれ、喋れるのに全然動けない!?うぐー、起き上がれないぃ…!」
「すまん、まずは黙って俺の話を聞いてくれるか?」
ウタ「あ、は…はい…」
「よし、じゃあまずは安心させるために俺が何者か名乗ろう。俺の名は… - 27二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:19:18
ゼロ。ウルトラマンゼロ。M78星雲、光の国からこの世界にやってきた」
- 28二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:19:46
うぉおおおおおおおおおおおお
- 29二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:20:46
ゼロ師匠ォォォー‼︎
- 30二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:20:57
ゼロがいるならシャンクス、ドラゴン、セブンの3人での父親トークもあったりしてな
- 31二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:22:27
アブソリュート案件ではなさそう?
- 32二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:30:35
ナイスチューミーチューって言われなくてよかったな・・・
- 33二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:31:52
- 34二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:44:31
まあムジカって(ほぼ)無敵バリア×短時間で島1つ潰せる火力だから侵略という観点においてかなり有用なんだよな。
異星人が欲しがってもおかしくはない。
ただ多分そんな事では無い。 - 35二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:45:14
おい~
キングの爺さんに手伝って貰わなくてええのんか~? - 36二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:48:49
ウタ「…うるとらまん…えむななじゅうはち…?」
ゼロ「この際俺が誰かなんて気にしなくていいぞ。だからまず、ここからの話を聞いててくれ」
ウタ「…う…うん…」
ゼロ「…12年前、訳あってこのうちゅゴホン、世界にやってきてた俺は、偶然強力なマイナスエネルギーを感じ、その発生源に急行した」
ウタ「…マイナスエネルギー…て、何それ?」
ゼロ「負の感情の別の呼び方だ。人の怒りや憎しみ、悲しみだとかが高まるとよからぬことが起きると俺達ウルトラマンの間では教え継がれてきてる」
ゼロ「そしてその負の感情の中には、寂しいって思いも含まれてる…同じウルトラマンの80からマイナスエネルギーに関することを教わって、そして、発生源である現場を見て、俺の中にその仮説が生まれた。」
ウタ「寂しい…て…まさか」
ゼロ「そのマイナスエネルギーの発生源…それは、あの日エレジアに現れたトットムジカだった」 - 37二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:53:28
ムジカは怪獣だった…?
- 38二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:07:55
ゼロ「お前の父親や、仲間達が戦う姿を俺は遠くからずっと見ていた。…その後、お前がどうなったのかも」
ゼロ「その日から12年間の間、ずっとお前やトットムジカの存在が気がかりで俺はちょくちょく様子を見に来てはいたんだ。今日この日までずっとな」
ウタ「…私を心配してくれてたの?12年もずっと?」
ゼロ「まあな…けどな、本気で心配だったんならすぐにでもお前に会いに行って、本当のことを話してやることだって、俺はできたはずだったんだ。方法なんざいくらだってあったからな…けど、それはできなかった」
ウタ「…なんでできなかったの?」
ゼロ「不用意に干渉すれば、どんな影響が起きるか分からなかったからだ。…ボソこの宇宙の地球ならなおさらな」 - 39二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:16:34
トットムジカ
別名:怨楽魔王
体長:不明
体重:不明 - 40二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:18:10
- 41二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:19:28
- 42二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:19:57
- 43二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:20:53
光の国から
僕らのために
来たぞ我らの
ウルトラマン - 44二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:23:15
トットムジカは実際ウルトラ怪獣だったらヤプール並に面倒そうだよな…
- 45二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:27:42
ゼロ「見守るって言えば聞こえはいいが、結局の所俺は何もしてやれなかった。その結果…お前は死んだんだ」
ウタ「…そっか、やっぱり死んじゃってたんだ、私」
ゼロ「…俺に怒ってもいいんだぞ?」
ウタ「ううん、怒ることなんてないよ。だってずっと心配してくれてたんでしょ?それに私が死んじゃったのは私自身の責任だし、ゼロは全然悪くないよ」
ゼロ「…それでも、俺自身の気は収まらねえ。命を救ってこそのウルトラマンだ、それが屁理屈付けて一つの命も救えねえなんてウルトラマンの名が廃る」
ゼロ「だから今更にはなるが、お前にお詫びの印をやるためにこうやって姿を出してきたんだ」
ウタ「お詫びの印?」
ゼロ「俺は光の国から命を一つ持って来た」
ウタ「…え」 - 46二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:28:41
やっぱ命の固形化ってヤベーよ
- 47二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:37:16
実際それのせいで戦争なんだっけ?
バット星人が確か要求してて - 48二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:40:02
ゼロ「この命をお前にやる。そうすればお前は生き返ることができるんだ」
ウタ「まま、待って!?話が急すぎるんだけど!?命をくれるってどういうこと!?」
ゼロ「いーだろうがそんな細けえことは「細かくないよ!?」
ゼロ「とにかく!この命があればお前はまた大好きな父親や友達の元に帰れるんだ、なら万事OKだろ?」
ウタ「………ァ」
ゼロ「どうした?」
ウタ「…ゼロ………ごめん………それは受け取れない」
ゼロ「…やっぱり、まだ思い悩んでることがあったか」 - 49二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:40:32
- 50二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:59:10
ウタ「私…みんなに酷いことした」
ゼロ「…ネズキノコのせいでおかしくなってたせいだろ」
ウタ「でも…ネズキノコを食べたのも、私の意思でやったことでしょ」
ゼロ「………」
ウタ「ウタワールドに、世界中を閉じ込めようとしたのだって私の意思でやったこと…みんなが幸せに生きられる新時代を作るためにってそう信じて私の意思でやった…トットムジカをまた呼び出したのだって…」
ゼロ「…そう、かもな」 - 51二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:14:14
ウタ「私を助けようとしてくれたルフィにも……シャンクスにも……それに………ゴードン…………私を頼って、好きでいてくれてたファンのみんな………みんな、私のせいで傷つけた」
ウタ「今生き返っても、合わせる顔がない…また迷惑をかけるだけ…ッだから」
ゼロ「自分は死んだままでいい、って言いたいのか」
ウタ「………ウン」
ゼロ「…ウタ、今から俺が言うことをよく聞くんだ」 - 52二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:31:49
- 53二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:32:52
- 54二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:36:57
弟子(自称)
- 55二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:37:17
- 56二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:37:34
ウルトラ感動的だな!
- 57二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:44:25
- 58二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:46:42
見た目超可愛くて声が超イケボなカッコいい歌姫のウタ!?全然アリだよ。お好きでござる!
- 59二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 00:49:59
※スレ主じゃないよ
- 60二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 01:39:14
ゼロ「確かにお前のやったことは間違ってたかもしれない。けど間違いなんて誰にも一つや二つあるもんだ。俺だってやらかしたことも結構あるんだからな?」
ウタ「でも…私がやったことは、取り返しがつかないことばかりだった。ルフィや、シャンクス達のおかげでなんとかなった…けど…」
ゼロ「ウタ、お前だって頑張っただろ」
ウタ「私が…?」
ゼロ「ああ、この世界で苦しむ人間の声を聞いて、みんなが幸せになる方法をたった一人で考えた。そしてそれを実際にやってのけようとしたんだ。まあ…独りよがりな所もありはしたが」
ウタ「…そうでしょ?だからやっぱり「でもだ!」
ゼロ「最後にお前はみんなを助けるために、自分の身を顧みない選択をした。…その行動の意味を、お前を愛してるみんなは理解してくれている。きっとやってきたことを許してくれるはずだ」 - 61二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 01:46:36
眠いので今日はこの辺で
続きはまた明日から描きます - 62二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 10:04:27
ウタ「…本当に…許してくれるのかな…」
ゼロ「それにだ、ウタ。お前はファンのみんなから期待されて苦しみながら、自分の命を犠牲にしてでも平和な世界を作ろうとした。過程はどうであれ、その考え自体は立派なものだった」
ゼロ「でも…それじゃみんなが平和で幸せに生きることは恐らく出来なかったと思う。本当の平和っていうのは、一人一人が力を合わせて創り上げるからこそ、価値があるものだと俺は思ってる」
ウタ「………」
ゼロ「その中の一人に、お前はなっていたはずだったんだ。…だから、いつまでもお前一人が頼られて背負い続ける必要なんてない。また、みんなが明日に希望を持てるよう大好きな歌で応援してやればいいんだ、だろ?」
ウタ「…私の…歌で…」
ゼロ「ああ、こんどは救世主だとかそんな大層な名前背負わなくていい。一人の歌手として歌い続ければ、みんなと平和な世界を創れるはずだ」
ウタ「……でも……その大好きな歌を歌ったせいで……私は………エレジアを滅ぼした」
ゼロ「…トットムジカか」 - 63二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 10:56:52
ゼロ「誰だって歌を歌ったら怪物が出てくるなんて思わねぇだろ。あれは、お前の元まで向かってきたトットムジカのせいだ。お前はなにも悪くねぇ」
ウタ「それでも……私が歌ったから……トットムジカが現れて………エレジアにいた人達を…………ッそれは変わりない事実でしょ?」
ゼロ「………」
ウタ「12年前のことは……故意じゃなかったかもしれない………でも今回は違う。私が自分から歌ってトットムジカを呼び出した!それで邪魔するみんなを……また………12年前と同じことを繰り返そうとした」
ゼロ「だがもう終わったことだ。みんな無事だったんだ。お前の父親や友達、お前の歌があったおかげでな」
ウタ「…でも…」
ゼロ「楽譜なら、生き返った後さっさと燃やしてやればいいんだ。そうすりゃ、二度とトットムジカが現れるはずはねぇ、何も心配することは無くなる」
ウタ「…私は…あの楽譜を見て歌って、トットムジカを呼び出した。ゼロの言う通り……楽譜を燃やしても……きっとまた、トットムジカが現れるかもしれない………あの楽譜を、もしかしたら………私が、作り直すかもしれない」 - 64二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 11:10:17
ゼロ「お前はそんなことしねぇだろ」
ウタ「私の意思じゃなくっても!誰かに、またトットムジカに操られて作るかもしれない……また、私は利用されるかもしれない………私の歌で、人を傷つけるかもしれない……」
ウタ「……その可能性がある以上……私は……生き返っちゃいけないんだよ………」
ゼロ「………ウタ」
ウタ「……………グス」
ゼロ「…ウタ、俺達ウルトラマンに比べて、お前達人間の寿命は非常に短い」
ウタ「…急に何?自慢?」
ゼロ「いいや違う「じゃあなんなのよ!?」聞け!!」
ウタ「!?」 - 65二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:00:17
ゼロ「自分を犠牲にすることは、本当に立派なことだ。それが命ならなおのことな」
ゼロ「だが、俺達ウルトラマンに比べて人間の寿命は短い。だからこそ、自分の命を大切にしてほしいと俺達は思ってる…まあ、中々どうして、命を顧みない奴ばっかり俺は見てきたんだけど」
ゼロ「ウタ、お前は自分が犠牲になることばかり考えてるが…お前がいなくなったら、お前を大切に思ってるみんなの心はどうなる?」
ウタ「…みんな…」
ゼロ「お前が戻ってやれば、泣いて喜ぶと思うぞ?みんな、死ぬより生きててほしかったってお前に思ってたはずだからな」
ウタ「…でも……私は……」
ゼロ「お前はもう十分苦しんだんだ。だから、いいかげん自分を甘やかしたってバチは当たらねぇさ」 - 66二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:25:07
ウタ「……それでも……私は………」
ゼロ「お前はまだ若いんだ、もっと色んなことを知って、もっと幸せになっていいんだ」
ウタ「………私は………」
ゼロ「ウタ!!」
ウタ「!」
ゼロ「ウダウダ理由なんか付けてんじゃねぇ!!そんなことよりお前自身はどうしたいんだ!?」
ウタ「…私…私は…」
ゼロ「生きてなきゃ、何も出来ねぇんだぞ!?父親にも、友達にも、ファンのみんなにも、二度と会うことだって出来ねぇんだ!!」
ウタ「………私は」
ゼロ「言え!!本当はどうしたいのか、お前が本当にやりたいことがなんなのか、俺に聞こえるぐらいデカい声で言いやがれ!!」
ウタ「……………」
ゼロ「それがなんなのか、お前はもう分かってるんだろうが!!」
ウタ「……………私は!」 - 67二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:25:36
「もっと生きたい!!!」
- 68二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:41:20
ゼロ「…ああ」
ウタ「…シャンクスにだって会いたい……ルフィに会って、もっと勝負がしたい………グスゴードンに会って………ずっと育ててくれてありがとうって言いたい………ファンのみんなに………もっと私の歌を聞かせたい!………」
ゼロ「そうだ、それでいいんだ」
ウタ「ヒグもっとパンケーキも食べたい!新しいシャツだって欲しい!エグカリーナさんにも会いたいし……ネズキノコなんかもう食べたくない!!トットムジカより、もっと楽しい歌が歌いたい!!」
ゼロ「…あ、うん」
ウタ「ヒックもっともっと生きて…やりたいこといっぱいあるんだからあああぁぁぁ!ウワアアアアァァァン!!」
ゼロ「…ああそうだ、それでいいんだ!もっと自分の願いに正直になって!…後半ほとんど、欲望を言っただけだと思うけど」 - 69二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:47:00
過去罪を犯したゼロ師匠だからこそ
言える言葉だな。 - 70二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 12:53:25
欲望漏れ出てるウタかわいいね
- 71二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 13:04:18
ウタ「グス…ヒック…ごめんね、取り乱しちゃって」
ゼロ「いや、構わねぇさ。お前が生きたいって思ってくれたんだ、なら全部丸ごとOKだ」
ウタ「…それなんだけど、ゼロ」
ゼロ「ん?まだなんか悩んでんのか?」
ウタ「うん…トットムジカのことで………やっぱり、ウタウタの能力者の私がいるかぎり、またいつか、トットムジカが現れるかもしれないって…思っちゃって…」
ゼロ「まあ、確かにそうだな。"お前が能力者である限り"は、その可能性は残り続けるだろうな」
ウタ「でしょ?だからやっぱり…」
ゼロ「その先は聞きたくねぇ」
ウタ「ゼロ?」
ゼロ「安心しろ。俺がどうにかしてやる」 - 72二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 13:11:40
ゼロ師匠が光の国から命を一つ持って来てるからウタちゃんは一回しっかり死んでるはず
生き返えればウタウタの能力者では無くなって問題ないよきっと - 73二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 13:31:11
ゼロ「俺の力で、お前が生き返ると同時にお前と悪魔の実を分離してやれる」
ウタ「え…えええ!?そんなこと出来るの!?ウルトラマンってすご…」
ゼロ「はは、よせよ照れるぜ。ボソまあ細かく言うと俺の力じゃねぇんだけど」
ウタ「え、何か言った?」
ゼロ「いーや別に?さてと、それじゃ善は急げだ。さっさと始めさせてもらうぜ!」キラッ!
ウタ「きゃ、眩し!……え、すごい………それって鎧?」
ゼロ「ああ、ま、神様からの授かり物ってとこだ。」 - 74二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 14:00:03
ウタ「……綺麗……」
ゼロ「能力者じゃなくなれば、お前は思い残すことなく生き返ることが出来るな?」
ウタ「う、うん…」
ゼロ「よし、それじゃ早速生き返らせるぞ。あ、ついでにウタウタの実をお前の父親の船に置いといてやるからな。また能力者になりたくないんだったら、うっかり食べるんじゃねぇぞ」
ウタ「あはは、食べたりしないって。…本当に、色々ありがとうね、ゼロ」
ゼロ「礼なら生き返った後で言いな。さーてそれじゃ…」
ウタ「…え、待って。なんでその剣みたいなの近づけてくるの」
ゼロ「こいつの先が触れた瞬間、お前は生き返る。俺も、こんな形でやるのは初めてだからな。慎重にやらねぇと…」
ウタ「え、刺さったりしないよね!?大丈夫だよね!?きゃー待って恐い恐い恐いぃぃ!!」
ゼロ「うっせぇ騒ぐな!心配すんな、そんなドジしねぇよ。初めてやるけど」
ウタ「やっぱ恐いぃぃぃぃぃ!!?」 - 75二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 14:25:02
「……よ…と」
「…あ」
剣の先が触れた瞬間、身体の内から暖かいのが全身に駆け巡ってきた。少しずつ、じんわりと巡り続けるそれは、すごく心地いいもので、身体に溶け込み一つになっていって、私の身体が光になって消えていってるような不思議な心地良さだった
「よし、成功だ。もうしばらくすれば、お前は父親の船に帰れるぞ」
「…そうなんだ…やった…」
「それと……悪いが、俺がこの世界の人間に手助けしてやれるのは、これっきりだ。流石に干渉しすぎた。恐らくこの先、俺がこの世界に来ることはないと思う」
「…それって…この世界が危険だから?…」
「…まあそんなとこだな」
「…じゃあ…いつかきっと…この世界が平和になったら…また会える?」
「…ああ、多分」
「…分かった…じゃあ…必ず作るよ…みんなが平和で幸せに生きられる時代を」
「そしたら…必ず…会いに来てね」
「………へ、ああ、その日が来るのを楽しみに待ち続けといてやる」
「だから…約束だ。そんな時代を、お前がみんなと創るんだぞ」 - 76二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 14:34:02
「…うん!」
少しずつ、目の前が眩く輝いてきた。多分ここに居られるときはもう長くないんだろう。だから、消えゆく前に私は、どうしても残り続けていた疑問を最後に彼に尋ねてみた
「…ねぇ、ゼロ」
「ん?なんだ?」
「最後に教えて。なんで…私のためにここまでしてくれたの?」
「…別に理由なんてねぇよ。ただ…ずっと昔からそうやってきてた偉大な戦士達がいた。だから俺も地球人を…いや - 77二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 14:34:34
人間を好きになったんだ」
- 78二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 16:47:34
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サニー号
ブルック「…ずっと浮いたまま、微動だもしてないですけど…なんなんでしょうか、あれ」
フランキー「スゥーパー分からねぇ…棺を取り込んで、一体何がしてぇんだ、あの赤っ玉は………!?」
ウソップ「おい!あの玉から何か出てきたぞ!!遠すぎてよく見えねぇけどありゃあ……まさか!?」
ルフィ「!!ギア4!!」
ジンベエ「こら、待たんかルフィ!!」
ゾロ「行かせてやれ、ジンベエ」
ジンベエ「じゃが…!」
ゾロ「今止めてやるのは野暮だろうが。それより、俺達もやってやらないといけねぇことがあるだろ」 - 79二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 17:12:01
ゾロ「ジンベエ!エレジアに戻ってゴードンを連れてくるぞ、舵を取れ」
ジンベエ「あ、ああ承知した!」
ゾロ「ウソップ!グル眉!見聞色でゴードンの居所を探すぞ、集中しろ!!」
ウソップ「お、おう分かった!」
サンジ「てめぇに指図されなくても、もうやってんだよ緑マリモ!!」
ガチャ
「その必要は無いぞ」
ナミ「うぇ!?ってあんたCP9の…」
ロビン「ブルーノと、コビー?…それにあなたは」
コビー「先程から、見聞色であの玉のことはずっと感じとっていました。そして、ブルーノさんを呼んでルフィさんの船に乗り込む準備を整えておいたのですが…」
ブルック「事態が急変したので、今度はエレジアに戻る羽目になったというわけだ。…使いっ走りは今回だけだぞ」 - 80二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 17:24:03
レッドフォース号
ヤソップ「…!おい、玉から何か落ちてきたぞ!…て、ありゃ……まさか」
シャンクス「!!ウタ!!」
ウタ「………」
シャンクス「ウタ!!……ウタ!!よかった、何もされてなかったか…!!」
ホンゴウ「…!?どいてくれお頭!」
シャンクス「なんだ!!」
ホンゴウ「………!?やっぱりだ。だがこんなことあり得るはずがねぇ。どうなってやがる…!!」
シャンクス「どうしたんだホンゴウ!!早く言え!!」
ホンゴウ「……脈が……有る……」
シャンクス「な………」 - 81二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 17:27:25
- 82二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 17:52:08
シャンクス「!!」ガシ
シャンクス「………確かに………通ってる………どういうことだ。ウタは死んだはずだ、それがなんで…」
ホンゴウ「…あの玉の中で何かがあったとしか思えねぇ。でなけりゃ、人が生き返ることなんて、人間が出来るわけがねぇ」
シャンクス「…一体何が…」
ルウ「なあ…ウタと一緒に落ちてきたこの実……これってまさか」
ベック「…昔図鑑で見たことがある。こいつは間違いなくウタウタの実だ」
ウソップ「なんなんだ…訳が分からねぇ。あの玉はなんでわざわざこんなことを…」
「ウタアアアアアァァァ!!!」
「「「「「!!」」」」」 - 83二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 18:07:06
ドシィィン!!シュウウウゥゥ
ルフィ「ウタァ!!」
ルウ「…ルフィ!?」
ルフィ「ハア…ハア…ウタ、ウタは無事なのか!?」
シャンクス「落ち着けルフィ!!…無事どころか、何故か脈まで戻ってやがる。俺達も訳が分からないが、とにかくあいつに異常はないのは確かだ」
ルフィ「ハア…ハ…シャンクス、そっか…脈も戻ったのか…ハ…よかった…………エエエエエエエエェェェェェェ!!!??」
ガチャ
ブルーノ「取り込み中失礼するぞ」
シャンクス「!ジャキお前はサイファーポールの…それに…ゴードン!?」
ゴードン「シャンクス!!積もる話は多々あるがそれよりウタは…あの子は無事なのか!?」
シャンクス「…大丈夫だゴードン。さっきまで死んでたはずだったんだが、今は何故か生き返って無事な状態だ。問題無い」
ゴードン「そ、そうかよかった、生き返ったのか…………何ぃ!!??」 - 84二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 18:20:23
ウタ「………ん」
ルフィ「!ウタ!」
シャンクス「ウタ!」
ゴードン「ウタァ!!」
ブルーノ「用は済んだ。そろそろ戻らせてもらうぞ」
コビー「はい。ご協力ありがとうございました」
ブルーノ「…次はこんな扱いごめんだぞ」
コビー「ええ。まあ、次があったらの話ですけどね」
ブルーノ「…ふん」
ルフィ「ウタ!分かるか、俺だ、ルフィだぞ!!」
シャンクス「聞こえるかウタ!!返事をしろ!!」
ゴードン「ウタ!!ゆっくりでいい、目を開けてくれ頼む!!」 - 85二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 18:45:51
ウタ「…ん…ここって…」
ルフィ「ウタ!!ぁぁぁぁよかったぁぁぁぁうあああぁぁぁ!!」
シャンクス「…ウタ……グスウタ……!!」
ゴードン「ウタァ!!ああああウタァァァァァ……!!」
ウタ「…ルフィ…シャンクス…ゴードンも…みんないる…私のために……泣いてくれてる……あ」
ヤソップ「おい、玉が!!飛んでいくぞ!!」
ベック「…あれが何だったかは分からねぇが…俺達の娘を甦らせてくれたんだ。感謝しておくか」
ルウ「ありがとよー!変な玉ー!」
ウタ(…ありがとう…ゼロ…) - 86二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 19:04:32
ウタ「…ねぇ…三人とも」
ルフィ「どうしたウタ!?」
ウタ「…私…私ね」
シャンクス「少しずつでいい、なんだ!?」
ウタ「…出来たらね…ルフィ達には会いたくなかったんだ」
ゴードン「…ウタ…!」
ウタ「…でも…生き返って、ルフィ達が泣いてるのを見て…思ったんだ……私…やっぱり生き返ってよかったって」
ルフィ「ヒック当たり前だろそんなの!!」
ウタ「…うん、そうだね、私もね…今すっごく嬉しいんだ…三人に会えて……やっぱり…私…
また、会いたかったんだ…!」 - 87二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 19:19:22
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それから、エレジアの事件から長い時が流れ
ウタ「みんな元気?ウタだよ!」
エレジアで私は、今も配信を続けている。シャンクスの娘だってことや、あの事件を起こしたからルフィやシャンクスの船に乗るのも危険だって思って、私が二人を説得してそう決めた
ウタ「今回はねー、スペシャルゲストに来てもらってるんだ!」
ゴードンと二人だけで、身柄を狙われると危ないんじゃないかって?そこは大丈夫、抜かりないから。だってね
ウタ「それではー、どうぞ!」 - 88二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 19:22:01
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- 89二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 21:41:38
ロックスター「へい、赤髪海賊団所属のロックスターと申しやす。以後、お見知り置きを」
ウタ「もー、硬すぎるってロックスターさん!もっとこう、砕けた感じでいいんだから。みんなもかしこまっちゃうでしょ!」
ロックスター「いやしかし、お頭の娘さんの配信に出させてもらう以上、ふざけた態度を取る訳にも…」
ウタ「別にいいんだってそういうのは!ここは明るく楽しくやれればそれでいいんだから、堅苦しいのは無し!それでお願い、ね?」
ロックスター「へ、へい、努力しやす。…でもそれだったら、お嬢も俺をさん付けするのもやめていいと思うんですがね…」
ウタ「あー、そこはまあ……そういうのも気にしちゃ駄目!よし、この話おしまい!もっと楽しいこと話そ!」
ロックスター「…俺はどうすればいいんですかね…」 - 90二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:04:33
ここエレジアには、二つの旗が城にたなびいている。一つはルフィ達麦わらの一味の海賊旗。そしてもう一つが、私の家族である赤髪海賊団の海賊旗だ
二つとも、このエレジアが麦わらの一味と赤髪海賊団のナワバリであることを示す、重要な旗。これだけでもそこらの海賊なら近付くことも恐れて逃げ出す、恐い印なんだけど、もーっと恐いのは…
ウタ「ねーねーロックスターさん。最近シャンクス達と冒険してるとき面白いことってあった?」
ロックスター「うーん面白いこと…?最近あったことって言っちゃあ、宴で酔ったお頭が副船長の銃で酒樽を開けて、大目玉喰らったみたいなことしか…」
ウタ「え、なにそれ!?もっと詳しく聞かせてよ!」
ロックスター「いや、あんまり話すと俺がお頭に絞められんですがね…」
ウタ「シャンクスーごめんねー!私が代わりに謝っとくから許してあげてねー!…よし、先に謝っといたから大丈夫!さ、話して!」
ロックスター「…どの道俺は絞められますね、こりゃ」 - 91二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:16:20
一ヶ月に一度のペースで、赤髪海賊団の誰かがエレジアまで見回りにきてくれて、ついでに配信にも出演してくれるのだ。これならまず、海賊どころか海軍も私を狙って来たりしない、抑止力になるにはうってつけの方法だ。
ほんと、シャンクスやルフィには頭が上がらない…いや、上げられない人達ならもっといる。その一人は当然、私がエレジアで暮らすことを許して、また身の回りの世話をしてくれているゴードン。そして
ロックスター「〜その時、俺の目には副船長から覇王色が見えた気がしやした」
ウタ「うわぁ…こっわ……」 - 92二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:34:05
今も配信を見てくれている、ファンのみんなだ。私がシャンクスの娘であること、そしてあんな事件を起こしたのを知ってるのに、それでもみんな私が話したり、歌ったりするのを楽しそうに聞いてくれてる…さすがに前より規模は減った感じはするけど。
それでも、配信を見てくれてる人達の中には、良い海賊もいるって信じようとしてくれてる人達もいる。海賊なのに、堂々とファンを名乗って、海賊行為をやめる人達も出てきてる。…そういえば、どっかでみた三人組もいたような。まあとにもかくにも、ちょっとずつ平和に近づいているんじゃないかって、私はそんな人達が増え続ける度、思うようになってきてる。
これも、生きていなきゃ出来なかったことだ。本当に…彼には感謝してもしきれない。空を見る度、私はそう感じ続けてる
ウタ(…今どうしてるのかな…また、誰かを助けるために空を飛び続けてるのかな)
ロックスター「…あのー、お嬢?」 - 93二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:51:18
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光の国
「………」
「ゼロ、ここにいたのか」
「ゾフィー隊長。…そういや、ここ最近忙しくってあんたにずっと礼を言いそびれてたな、すまなかった」
「いや、そんなことは気にしなくていい…私もずっと聞きそびれていたんだ。無事、救うことが出来たのか?」
「ああ、なんとかな。あんたから教わったあの技が役に立ったよ、おかげで極力目立たずに済んだ。…たく、ベリアル軍の残党を追ってたら、とんでもねぇもんを見つけたもんだぜ、我ながら」
「だが、君が見つけたから一人の地球人の命を救うことが出来たんだ。もっと誇りに思っていいのだぞ」
「いや、俺はちょっとばかしあいつが生きていたいって思えるよう、背中を押してやっただけだ。大したことはしてねぇよ」
「そうか。……今も、心配なのか?」
「…なんでそう思った?」
「今も、空を眺めていたからな」 - 94二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:59:29
話が変わりますが、ゼロがウタを助ける設定にしたのは、別宇宙を渡れるゼロの方が、ゾフィーを出すより無理がないと思ったからです 元はゾフィーがゼロの役割のつもりだったのですが、こうした結果ゾフィーの出番が少なくなってしまいました ごめんなさいゾフィー
ちなみに2010年に「ベリアル銀河帝国」が公開されたので、なおのことゼロの方がちょうどよく出すのに無理ないと思ったのでこのようになりました
以上お目汚し失礼いたしました - 95二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:13:11
「別に、ただあいつが今どうしてるのか気になってただけさ、心配はしてねぇ。…あいつには、とんでもなく強い父親に、友達がいるからな。きっと今も強く生きていけてる」
「…そうか。信じているのだな、その地球人を」
「ああ、あいつはいつか、また俺とまた会う約束をしたんだ。その約束を、必ず果たしてくれる。なんせあいつは…
新時代を作る女だからな」 - 96二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:28:14
- 97二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:43:45
これにて完結です ちなみに最後にウタが歌う曲は当初、M87にしようとしたのですが、サビの歌詞でダメージが入ったのでやめときました キボウノカケラもめっちゃいい曲なので、ウルトラマンが初見の方もぜひ聞いてみてください
それとスレ主は、ウルトラ銀河伝説とベリアル銀河帝国を昔、ウルトラマン列伝で見てぼんやりとしか覚えておらず、最近のウルトラマンもジードとZの本編、ギャラファイのニュージェネと大いなる陰謀ぐらいしかまともに見ておりません なのにこのssを書いたこと、お許しください
もしやる気と需要があるならおまけを書くかもしれませんので、その時はまたよろしくお願いします それでは長文失礼いたしました
ゼロがジョースター卿状態になってる…
- 98二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:47:12
?????「面白い!!切ってみるか…」
- 99二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:48:04
乙でした!!ゼロパイセンほんとかっけえ…
- 100二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:48:43
(唐突に流れ始める経歴詐称のBGM)
- 101二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:56:12
シンプルにトットムジカとマイナスエネルギーを結びつけたの面白いしすんなり入ったわ
なんかヤプールが仕組んでそう - 102二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 02:18:41
おまけ
とある町
「あの〜…すみませーん…ウタさんのとーんだいやる?って在庫はありますか?」
「お、いらっしゃい!在庫ならまだまだあるぜ、何せ世界中で愛され続けてる歌姫だからな、毎日バカスカ売れていってるぜ」
「あ、よかったぁ…それじゃ、二つほどお願いします」
「あいよ!えーとそれじゃ二つで…ーーーーーベリーだな!」
「えーとそれじゃ…支払いはこれで足りますか?」
「……!!??い、いやいや十分すぎるぐらいだぜ!こんなにいらねぇよ!!」
「あ、いえもう僕が持っててもしょうがないので、支払いはこれでお願いします。それじゃ、ありがとうございました!」
「え、ちょっとお客さん!?おーい!?」
「…行っちまいやがった。持っててもしょうがないってどういうこった…金持ちそうには見えなかったんだけどなぁ…」 - 103二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 06:36:06
お?誰かな?
- 104二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 06:46:51
リクくん先輩?
- 105二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 11:07:12
(いやー急に悪かったなレイト。おかげで助かったぜ)
「ほんとですよゼロさん!7日連続残業して夜帰ってたら、急に連れてこられたんですから、お迎えがきちゃったんじゃないかって思ったんですからね!…まあ、久しぶりに会えて嬉しかったですけど」
(わりーわりー、そっちも元気そうで何よりだ。こんなこと頼めそうな奴、誰かいないか考えてたら真っ先にお前の顔が浮かんでな。目的の物は手に入ったんだ、すぐ帰してやるよ)
「あ、はい。僕の分も、ありがとうございズキィアタタタタ!?」
(あー…激しくしすぎたか?)
「痛たた…筋肉痛が…ゼロさんって、ダンスも出来たんですね。すごい人だかりと、お捻り頂いちゃいましたもん」
(あいつのダンスを見てたら覚えてな。でもお前の身体があってこそだよ。本当に、感謝してるぜ)
「あはは、ありがとうございます…。とりあえず、もう行きましょうか。湿布貼ってもらわないとだし…」
(よし、そうするか!あ、二人によろしく伝えといてくれよ) - 106二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 20:05:54
どこかの海 サニー号にて
ウタ「♪〜夕焼けに 照らされて 夢中で語り合う」
ルフィ「ジー…」
ゴードン「♪〜目指してる あの場所は もうすぐだと信じて」
ルフィ「ジー…」
ナミ「……あのルフィが………あんなに大人しくなっちゃうなんて………」
ジンベエ「…凄まじい集中力じゃな。配信の度ああなっとるが…やはり、見慣れんわい」
ブルック「瞬きする間もなく、見入ってるようですね…目、乾かないか心配です」
ゾロ「そっとしといてやれ。配信が終わったらまたいつものあいつに戻んだろ」
ロビン「………」ペラ
サンジ「んロビンちゅわああぁーん♡お茶が入りましたよおおぉーん♡」
ロビン「………ええ、ありがと」ペラ
ゾロ「そしていつも通りの馬鹿がここに一人」
サンジ「あああぁぁーーん!?誰のこと言ってんだこのブロッコリー頭!?」 - 107二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 20:24:29
レイトさんまた巻き込まれてる…でもそれだけゼロ師匠に信頼されてるのもまた分かる
- 108二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 20:44:47
ロビン「………」ペラ
サンジ「…えっと、ロビンちゃん?お茶が冷めちゃうから、早めに飲んだ方がいいと思うんだけど…」
ロビン「…!あらやだ、ごめんなさい。すぐに頂くわ」
フランキー「ここ最近ずっと本ばっか読んでるが、何か調べ物か?」
ロビン「ええ、そんなところ…ていっても、見つかる物なのかどうか分からないのだけれど」
ナミ「?それってどういうこと?」
ロビン「あの日、エレジアで見た赤い玉…どこかで、あの玉に関わるような話を本で読んだ、はずだと思うんだけれど…」
ゾロ「随分と曖昧だな。…しっかし、一体なんだったんだあれは。何が目的でルフィの昔馴染みを生き返らせやがったんだ」
ブルック「音楽の神様とかでしょうか。ウタさんが死ぬのがあまりに惜しいので、舞い降りてきたとか」
ナミ「いや、ファンタジーすぎるでしょ…」
ロビン「!」バン!
ブルック「え!?どうされましたロビンさん?!も、もしかして当たっちゃいましたか!?私の話!?」
ロビン「いいえ違うわ。…思い出したの、昔読んだ、その本の話」
ナミ「え!?ど、どんな話だったの、それ!?」
ロビン「…確か、銀色に輝く、光の巨人に纏わる話だった」 - 109二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:09:57
ナミ「…光の…巨人…それってそういう種族が昔居たの?」
ロビン「…いいえ、その話…というより、伝承によると、その巨人は空からやってきた、らしいの」
ジンベエ「空から…一体、どんな巨人だったのじゃ」
ロビン「…その巨人の話の前に…遥か昔に、不可思議な現象が各地で起きていたらしいの。なんでも、空から船が落ちてきたり、建物が浮いたり、室内で同じ場所を繰り返し行ったり来たり、そういう超常現象が確認されていたらしいわ」
フランキー「なんだそりゃ…悪魔の実の能力者の仕業じゃ無かったのか」
ロビン「…更には、航海中の船の甲板から、生きた海王類の首が突然現れたり」
ナミ「な、なによそれ!?誰がそんな物騒なことしてたのよ!?」
ロビン「…その現象が、確認された場所に住んでいた人達の中に、なんでも、巨大なフジツボらしき物体を見たと話す人達がいたらしいわ」 - 110二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:33:18
ブルトン…?
- 111二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:33:55
ブルック「フジツボ…ですか?フジツボがそんなおかしなことを?」
ロビン「そのフジツボは、それはとても大きく、しかも転がって森や建築物を薙ぎ倒していったらしいの」
フランキー「フジツボがぁ!?おいおい、どんだけでかかったんだそいつは!?」
ロビン「そしてそのフジツボの穴から棒のようなものが出て、そして光った瞬間、その不可思議な現象が起きた…と、本に記されていたわ」
ゾロ「…なんだったんだ、その化け物は」
ロビン「その正体までは、分からなかったらしいわ。…とにかく、そのフジツボのせいで甚大な被害が出続け、人々は困り果てた。どうにかしようにも、飛ばした砲弾が消され、なぜか跳ね返ってきたりと、人の力ではどうすることも出来ず、怯え続けるだけの日々が続いていた…」
サンジ「…"いた"ってことは、どうにかなったのかい?」
ロビン「ええ…ある日、またフジツボが現れ、人々が逃げ惑う中…突如空から光が落ち、人々の前に現れた。そして光が消えると…現れたの、光の巨人が」 - 112二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:56:08
ロビン「その巨人は、銀色に輝く身体と二本の羽根らしき物を背中に持ち、そして、腕から眩く光る光線をフジツボに放った。すると、光線を浴び続けたフジツボは巨大な爆発を上げ、消えていったらしいの」
ルフィ「光線んんん!?カッケーな巨人!!」
サンジ「うおお!?てめ、いつから聞いてたんだ!?」
ウソップ「ついさっき配信が終わったんだよ!それより!」
チョッパー「続き!続き聞かせてくれよー!」
ロビン「ウフフ、フジツボが爆発した後、巨人は赤色と青色の石を手に持ってたらしいわ。そしてそれを握り潰すと、空に向かって飛んでいった…これで、この話はおしまいよ」
チョッパー「えーそれでー!?もっと、もっとなんか無いのか!?」
ロビン「残念だけど、これでおしまい。…ただ、その後昔の人は巨人を、天から降りた神じゃないか、と崇め讃えたらしいわ」
ゾロ「天の神…ねぇ。面白ぇ、いつか会って戦ってみてぇもんだ」
ナミ「やめなさいこの罰当たり!!」 - 113二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 22:19:03
ルフィ「巨人かぁー…ニシシ、俺も会いてぇな」
ナミ「…あんたも、戦いたいとか言うんじゃないでしょうね」
ルフィ「ちげえよ!ゾロと一緒にすんな!ただ、もし会えたらウタを生き返らせてくれたお礼が言いたいだけだ!」
ナミ「あ…そうなの。真面目な理由だったのね、ごめん」
ジンベエ「…今も、この空の上でわしらを見守ってくださっているのじゃろうか」
ロビン「きっとね。…けどもしかしたら、いつか本当に会えるかもしれないと思うわ」
フランキー「なんでそう思うんだ?」
ロビン「だって、ルフィが居るもの。彼なら必ず、不可能を可能にしてくれるわ」
フランキー「…へへ、言えてら」
ウソップ「だな!」 - 114二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:25:18
ルフィ「いよおおおぉぉーーし!!待ってろよ巨人!!
いつか絶対、お前に会うからなあああああぁぁぁぁ!!!」 - 115二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:41:34
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エレジアにて
ウタ「んー、パンケーキ美味ひー♪」モグモグ ペラ
ウタ「……………ん?」モグモ ピタッ
ウタ「んんんんん???」
ゴードン「ウタ、どうかしたのか?味付けがおかしかったか?」
ウタ「え、ううん!いつも通り美味しいよゴードン。だいじょぶだいじょぶ!」
ゴードン「そうか?ならいいのだが。少し楽器の点検をしてくるから、ゆっくり召し上がれ」
ウタ「うん、ありがとねゴードン」
ウタ「………」
ウタ「……………」ジー
世界経済新聞
「謎の凄腕ダンサー出現!衆人は大熱狂!」 - 116二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:55:26
「目撃者の証言によると、◯◯島、お昼過ぎ辺りに首都の広場に現れた、二十代と思われるスーツ姿の男性は突如「ブラックホールが吹き荒れるぜ!!」と意味不明だが自信に満ちた宣言をすると、衆人環視の中ダンスを開始。
その圧巻のパフォーマンスに島民は熱狂、たちまち手持ちのベリーを男性に向かい差し投げ、広場には金色の雨が降り注ぎ……」
ウタ「………」
ウタ「…………」
ウタ「……………まさか、ね?」 - 117二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:57:41
本日はここまでで
もうちょっと続きますので、もしお暇がある方がいたら、保守だけでもよろしくお願いします - 118二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:58:09
了解です‼︎
- 119二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 00:02:48
すいません、つい書き忘れてました
続きは夕方から夜ぐらいから書けそうな感じです - 120二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 07:39:48
セルフで保守
- 121二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 13:51:53
ブルトン来てたの対処間違ってたらグリーザ来てたと思うとゾッとするな…
- 122主22/12/26(月) 18:28:52
初見殺しにも程がありますね…
- 123二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:03:23
ちょっとした小話
エレジアの事件後、ウタはゴードンに新聞を取り寄せるようお願いしていました。ルフィやシャンクスの最新の情報や、今の世界を学ぼうとするためです。
ゴードンはちょくちょくウタの配信に出演するようになり、楽器の演奏を披露したり、ウタとデュエットして、視聴者の間で隠れファンが生まれたりしています。 - 124二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:35:56
小話の続き
遥か昔に現れた巨人。既に察してる方もいるかもしれませんが、その巨人はゼロに鎧を与えた本人です。神様ってすごい。
ゼロはウタを助ける前、この世界の危険な人間を予め調べていました。その結果、四皇(シャンクス、白ひげ以外)も中々やばいと思っていたようですが、一番危険な奴らはある島に居る、七人の天才科学者達と調べて分かったようです。
うっかり姿を撮られてデータでも取られれば、ろくでもないこと(ウルトロイドゼロ)に使われかねないので、ゾフィーから出来るだけ目立たず姿を現す技を教わりました。
以上小話終了 そろそろ本編に戻ります - 125二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:38:16
スレ主よ
まだ続きがあるなら楽しみに待っているぞ
アブソリュート保守トラクション!! - 126二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:52:18
- 127二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 21:08:45
新世界 とある島
「…うーむ…分析しても、計測不明。何なのでしょうか、このカプセルは」
「分かるんは、これが未知の物質で出来てるっちゅーことだけや。しかも昔の技術力では製造するのは到底不可能なもん。まったく、えらいもん見つけたもんやな」
「ええい、ここでくっちゃべってるだけじゃ埒が明かんじゃろうが!とにかく、こいつが開けられるか色々試してみるぞ!」
「開ける…て、こんなもん開けられるのか?俺のパンチでもへこみ一つ付かなかったんだぞ!」
「それはお前のパンチがヘボかっただけじゃろ!とりあえず、最初は電撃でも浴びせてみて…」
「それ以上の手出しは無用だ」
「ーーー!?なんじゃ、藪から棒に!」
「ーーーからの伝言だ。速やかにカプセルを厳重に保管せよ、とのことだ」
「そりゃどういうことだ!?」
「…古い文献の中に、そのカプセルに関する記述を昔読んだことがある。どうもカプセルの中には二匹の悪魔が封印されている、らしい」 - 128二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 21:10:25
アボラスとバニラか…かなりの強豪怪獣じゃねぇか‼︎
- 129二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 21:33:29
アボラスとバニラとかいう名前から想像できないほどヤバい真の悪魔
- 130二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 22:18:51
「悪魔…なんやえらく胡散臭い話やな」
「…その悪魔達の内、一匹は赤い肌であらゆる物を焼き尽くす炎を噴き、もう一匹は青い肌であらゆる物を溶かし尽くす液体を噴くらしい。太古の昔、人々が多くの犠牲の末悪魔達を封印した…そう文献には記されていた」
「本当か〜?記憶違いじゃったりしないのか?真偽の程も定かではないじゃろ、そんな話」
「真偽はともかく、このーーーーーーや他の国々に危険が及ぶ可能性がある以上、余計な手出しはしないのが得策だ。人の手が届かない場所に、厳重に保管せよ。そうーーーから指示が出ている」
「まあ、そういうことなら仕方ありませんね。ではーーーー、ちょっと運んでもらえますか」
「あいよ、本当に悪魔が出るか気にはなるが、背に腹は変えられねぇかヨッコイショ」
「ぐむぅ、せっかく海中から運び出したというのに…ちょっとぐらい電気を掛けてもバレはせんじゃろ」
「絶対やんなや!?」「絶対すんなよ!?」「絶対しないでくださいよ!?」「絶対にするな、ーーー」「グゥー、スヤスヤ」
「じょ、冗談じゃろうが!?本気にするでないわ!!」 - 131二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 22:26:28
「…………………」
「…………………あ、あっぶねぇ………ウタの様子が気になってたまたま来てみれば………危うく俺の出番になりそうだったじゃねぇか………聡明な奴らで助かったぜ」
「………なんか二人ぐらいお間抜けそうなのがいたけど」 - 132二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 22:40:01
調べて分かったんですけど、あの二匹って別々のカプセルに封印されてたらしいですね
まあこっちの世界では一纏めにされて封印されてるってことでよろしくお願いします 二次創作だし問題ないしなアハハハ
無知を晒し申し訳ございませんでした(土下座)
本編の方も、そろそろ終わりに向かっていますので、最後までお付き合いいただける方は何卒ご容赦ください - 133二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 23:14:39
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地球 星山市
「おはよ〜…アタタタ……」
「あら、おはようレイトくん。夕べはよく眠れた?酷い筋肉痛だったけど…」
「うん、湿布貼ってもらったおかげで…イテテテ…ましにはなったかな…」
「びっくりしたんだから。久しぶりにゼロさんに会って、それで筋肉痛になるって何してきたの?また悪者退治?」
「いや、ちょっと一緒にダンスしてきて…」
「え、ダンス?また会えたのがそんなに嬉しかったの?…ところでレイトくん、レイトくんが持って帰ってきた」
「パパー、これ何?」
「そうこれ、貝みたいだけど、なんなのこれ」
「ああこれ?えーっとゼロさんが言ってた通りだと、確かこの辺りを…」 - 134二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 23:35:30
「♪〜新時代は この未来だ」
「わ!貝が歌ったぁ」
「♪〜世界中全部 変えてしまえば」
「やだすごいわね、どういう原理で鳴ってるのかしら」
「♪〜変えてしまえば」
「僕もよく分からないけど…綺麗な声の人だね」
「…ええ…とっても綺麗」
「すごいすごーい!」キャッキャッ
「…良い物、貰っちゃったな」
「また会えたら、私達もお礼言わないとね、マユ」
「うん!」 - 135二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 23:51:57
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光の国
「イカリヨーイマーアクトウブットバシテー♪」
「ゼロ師匠ぉぉーー!!お久しぶりでございまする!!」
「ソリャーアイアルバツサ♪」
「…えっと、ゼロ師匠?何をブツブツおっしゃられていらっしゃるんですか?というか聞こえてますか?ししょー?ししょー?」
「モウサビシクナイサーナイサーナイサ「ゼロ師匠ぉぉぉぉーーー!!!」うおおおおぉぉい!?…うぇ、Z!?お前いつから居た!?」
「さっきからずっと居て、呼んでましたよ!?どうしたんですか師匠、耳に手を当ててましたけど、悪くされたんですか?」
「あ、ああいや別に悪くねぇよ。ちょっと地球の歌をこいつで聞いててな、ほれ」 - 136二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:11:08
「え、これでですか?こんなちっちゃな、貝みたいなので聞けるもんなのでございますか」
「ああ、すげぇだろ。生憎俺達に合ったサイズはねぇからな、耳を近づけねぇと聞き取りづれぇんだよ」
「はぁー、人間もまだまだ侮れませんねー」
「って馬鹿触ろうとすんな!お前みたいなのが触るとすぐ壊しちまうだろ!」
「ウルトラ酷い!?」
「たく、そういやハルキはどうしたんだ?」
「ああ、ハルキなら別の星で復興の手伝いをしております。無論、しばらくしたら自分が迎えにいってやる所存です!」
「おうそうか、相変わらずお前らも頑張ってるらしいじゃねぇか。…よし、どれぐらいのものになったか確かめてやる。かかってきな」
「え、いいんですか!?いよーし、吠え面かかせてやりますよ!」
「へ、出来るもんならな!」
「ジュァ!」「デェア!」
「…二人共、やるなら訓練場でやったらどうだい」
「あ、メビウス兄さん…」「…ごめん」 - 137二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:11:53
今日はここまでで
明日こそ、完結する予定です - 138二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 07:37:13
保守トラマンセルフ
- 139二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:31:42
セルフ保守ついでにちょっとした疑問
もしもD4のことをベーーーー達が知ったら、どういう反応してどんな対応するんでしょう?
因みにD4のことを知らない方のために簡単に説明すると、空間ごと敵を消し飛ばす兵器です - 140二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 20:57:38
主の予想としては
リーー→最初は興味津々だけど試用結果にドン引き
アーーー→作った奴に滅茶苦茶怒る
ピーーーー→作った人を滅茶苦茶恐がる
エーーー→改良するアイデアを出そうとする
ヨーー→興味無し
シーー→即刻使用停止させる
ベーーーー(本体)→使用停止後、データを元に小規模かつ安定して使える擬似D4を開発
みたいな感じでしょうか - 141二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 20:58:58
それと急にアイデアが湧いたのでまーた本編を書き足します
ほんとはベーーーー達も出す予定は無かったんや… - 142二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:05:38
宇宙
「………………」
「………………」
「…………君か」
「君かじゃねぇよ、こんな所で高みの見物とは、いい身分じゃねぇか」 - 143二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:17:31
「一人で長々と眺めても楽しくねぇだろ。他にやることはねぇのか?」
「これが私の役目だ。私情を挟み、支障をきたすことは許されない」
「へーえ真面目だな。そんな無愛想で、楽しくやれてねぇんだろ。この前久々に会ったXの奴、俺に地球人からキャーキャー言われる秘訣が有るかとか聞いてきてな。あいつも苦労してるみたいだぜ。いやーモテる男は辛いなー」
「………………」
「聞いてんのかこら」
「君はどう思う」
「…何をだ?」
「あの地球についてだ」 - 144二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 22:11:26
「数ある多元宇宙の内、この宇宙の人類を我々は特に危険視している。人間がひとならざる力を持ち、弱者を蹂躙し、自信の欲望の赴くままの世界に創り変えようとしている。…君が救った地球人も、その一人だった」
「あいつはもうそんなことしねぇよ。今はもう、力の弱い人間と手を取り合って生きていけてる。それに、弱いいじめはむしろ大っ嫌いな奴だ。そんな奴らと一緒にするんじゃねぇ、気分が悪い」
「それでも、心とは変わるものだ。いつかまた同じ過ちを繰り返す可能性がある。そして、我々を脅かす脅威となりうることもある。それを見極めるため、私は私に課せられた役目を全うし続ける」
「…それで?もし、この宇宙の人類があんたらの手に余るようになったら、どうする気だ?」
「…私は執行者として、天体制圧用最終兵器を行使する」
「…風の噂で、破壊されたって聞いたぞ」
「既に以前と変わらない性能の物を開発済みだ」ブォン - 145二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 22:39:23
「そんな物騒なもん出すんじゃねぇ。心配すんな、そんなことには絶対ならねぇ」
「…何故、言い切れる?信頼しているからか、その地球人を」
「ああそうだ。…いや、あいつだけじゃねぇ。今あいつと一緒に、この世界を良くしようと頑張って生きている人間達みんなをだ」
「ただ信じるだけではどうにもならない。それに伴う力がなければ、無力なままだ」
「かもな。…だがあいつらは必ずやるさ。もっと多くの人間が笑える世界を絶対に創る。俺はそう信じ続けてる。だから俺が信じてる間、どうしても手を出したいってんならあんただろうと、その兵器だろうといつでも相手になってやるぜ」
「…そうか…」
「…えらく素直だな」
「今は、まだ判断を下すには早すぎると考えた。…君も、人間を好きになったのか」 - 146二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 23:08:10
「ああ、まあな。あんたはどうなんだ?」
「私には、その心はまだ理解できない。私の同族だった男は、人間と掟で禁じられていた融合を果たし、結果自らの命を人間のために捧げるまでの考えに至った。…人間の心が彼を変えた。私も、いつか彼のようになるのだろうか」
「…さあな、あんたが望めば心は強く応えてくれる、はずだと思うぜ」
「…覚えておこう」
「さーて、俺もそろそろ行くとするか。ちょっと長居しすぎたしな、ミラーやジャン兄弟の奴らにまたクドクド言われちまう」
「ああ。出来ることならもう会わないのがお互いのためだ」
「だな。あんたのやってることは必要だってのは分かってるが、言いたいことがない訳でもねぇ。次に会う時は、もっと人の心ってもんを学んでからだな」
「…ではまたいずれ何処かで、ウルトラマンゼロ」
「…ああ、またな。ゾーフィ」 - 147二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 23:43:32
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いつかの未来
ザザー…
「チョウセンシーナイーセイコウナンテナーイサーダカラー」
「タメラワズーツキススメー…」
「…………あ!」
「おーい!やっほー!こっちだよー!!」
「……ゴムゴムノォォーー……」
「……うぇ?」
「……ロケットォォォーーー!!……」
「えっ、ちょ嘘でしょ!?やだやだなんでこっちに飛んで「ウタアアアアァァァーーーー!!!」キャアアアアアア!!?」 - 148二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 23:59:44
ーーーーー
「いやーワリーワリー!姿が見えたもんだからつい飛んできちまった」
「ほんっとにびっくりしたんだからね!?もう、今も心臓がバクバク鳴ってんだから!!」
「アヒャヒャヒャヒャ!次はもっと普通に飛んでくるから許してくれよ、な?」
「そもそも飛んでくるんじゃないわよ!!もう…海賊王になってもちっとも変わってないのね、あんた」
「お、もう知ってたのか!?てっきりまだ知らないもんだと思ってたぞ」
「新聞であんたとシャンクスのこと、ずっと知ろうとしてたんだから。あ、後であんたがボコボコにしたシャンクスもここに来るって。覚悟しときなさいよ?」
「え、そうなのか。いやー、あんときはすごかったな。どうしてもワンピースは譲れなかったからな、お互い本気でやったんだけどさ、やっぱ強かったなーシャンクス」
「当然よ。私のお父さんなんだからね」 - 149二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:09:31
「あ、そうだ!ウタの配信、俺ずっと見てたんだぞ!毎回楽しそうだったな!」
「あら、ありがと。ね、私の歌の中でどれが一番良かった?」
「んー、いっぱい歌ってたからなー。どれも良かったけど、やっぱり俺は風のゆ…!?」
「え、どうしたの?」
「ウタ、下がってろ!空から、なんか、く…る…」
「ルフィ?」
「…これって…あの日の……まさか!」
「あの日?…え、それって」
ドオオオォォーーーン!!!! - 150二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:29:35
「ようウタ、しばらくだな」
「…やっぱり…来てくれたんだね」
「当ったり前だろ?俺が約束を破るような奴に見えるか?」
「ウオオオォォーーー!!!巨人だああぁぁーーー!!!!すっげえええええぇぇぇぇ!!!!」
「…いやすまん、ちょっと感動の再会中だから静かにしててくれるか?」
「あ、わりぃ!えっとぉ…あ、そうだ!ウタを生き返らせてくれてありがとうな!!」
「それぐらいいいってことよ。人間を守るのが俺達の使命だからな。…それより、ウタ」
「…うん」
「本当に、よくやったな。やっぱりすごい奴だよ、お前は」
「…えへへ、当たり前でしょ!なんてたって私は、新時代を創った女だからね!…みんながいてくれて、あなたがやり直すチャンスをくれたおかげで、やれたんだから」
「でもお前もいなきゃ出来なかったことだ。胸を張って、自信を持って堂々としろ」
「…うん!…ふふふ」
「?何笑ってんだ?」 - 151二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:31:36
「ふふふ…だって嬉しいんだもん、またこうやってあなたと話せて。ゼロはどうなの?」
「…へ、聞かなくても分かんだろ」
「えへへ、そうだね!
ーーーまた会えたね、ゼロ!」 - 152二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:31:50
こんどこそ、完
- 153二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:33:48
というわけでここまで読んでくださった方、私の自己満足の妄想にお付き合い頂き誠にありがとうございました
次はもう少し頭空っぽでやれるものを書きたいと思いますので、その時がきたらまたよろしくお願いします
では - 154二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 10:06:00
うーん好き
- 155二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 18:34:59
あ、今更ながら♡とスレの方もありがとうございました
おかげでモチベーションが持ったままここまで長々と書くことができました
…ほんとにおまけはもう書かないのであしからず