- 1二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:01:47
- 2二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:02:46
こちらセルフサービスとなっております
- 3二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:03:37
誰のが欲しいのか言ってみろ。書く書かんは別として
- 4二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:03:49
どうにも最近はどこもかしこもセルフサービスでして…
すみませんねどうも… - 5二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:04:10
言い出しっぺの法則がありますよ
- 6二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:04:34
誰がええんや?
- 7二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:04:49
希望を出すならメジロマックイーンかキタサンブラックがいいです
- 8二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:04:52
まずは誰がいいかを書いてからだ
辻SS書きがいるとしても誰がいいか表明してないと書いてくれないぞ - 9二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:06:49
トレーナーの性別を限りなくぼかして書けば読んでくれる人が増えるよ
ということで書いてみよう - 10二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:07:25
マックイーンかキタちゃんなら文体掴んでないから書けないねぇ…
- 11二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:09:04
抱き枕にされてるウマ娘なら誰でもいいです
- 12二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:18:23
- 13二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:29:56
ありがとうございます...ありがとうございます...
- 14二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:31:06
- 15二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:33:12
スレ主が希望する子と書ける子が一致したら書こう
- 16二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:39:34
ウマ娘なら全員希望なので書いてくれると嬉しいです...
- 17二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:39:39
1よく読むと
SS(小説の方)
って書いてあるのちょっと笑った
サンデーサイレンス持ってこられても困るもんな - 18二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:46:05
拙者退廃的概念好きだけど場は弁える侍。
良シチュゆえ遅参した。スレ主のリクエストには応えられず、あくまで推しウマのSSゆえ、合わねば介錯のほど。
ごきげんようトレーナー!今日も一流のトレーニング、を……?
……あら、仮眠中。今朝も欠伸してたものね。寝不足かしら。
でもミーティングの時間まで寝てるのは関心しないわね。アラームもかけてないなんて、仕方ないひと。……まったく。
……ちょっと、トレーナー?…あ…起き、えっ!?きゃっ!
………え、えっ、と。……おばか!
い、いい度胸じゃない?私じゃなかったらセクハラで………まだ、寝てるの?
もう。寝ぼけてるんじゃ、怒るわけにも起こすわけにもいかないじゃない。
……今日だけ特別よ、へっぽこ。
一流のウマ娘を抱きまくらにする権利をあげる。起きたら覚悟なさい?
…………ほんと…幸せそうな寝顔しちゃって。 - 19二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:57:06
一流の抱き枕...!
- 20二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:59:35
「トレーナーさん、約束してたぽりぽりさん、持ってきたよ」
こんこん、とノックしてから扉をあける。いつもならおへんじがあるけれど、そういえば聞こえなかったわねぇ、なぁんて思い至ったのは、ソファですやすや眠るトレーナーさんの姿を見つけてからだったのよ。
「おやまぁ……」
トレーナーさんてば、ソファに腰かけてうつらうつら。ゆっくり船をこいでいてね。ぽりぽりさんをテーブルに置いて、あたしはそうっとトレーナーさんのそばに近づいたのよ。
いつもあたしのために一所懸命なトレーナーさん。いったいどんな夢を見てるのかしら? ああ、でも、うたた寝は身体を冷やしてしまうかもしれないし、このままだと寝心地もよくないわ。
だったら、あたしにできること、してしまいましょうか?
トレーナーさんのとなりに座って、肩を貸してあげるのよ。ソファの端に置いてあるブランケットを広げて、トレーナーさんの肩にかけてあげたら、準備万端。ちょっとのあいだだけでも、いい夢みてね。
そう思ったんじゃけど。
「と、トレーナーさん……」
どういうことかねぇ、あたしはトレーナーさんの腕の中。ブランケットだけじゃ足りなかったのかい? 湯たんぽにするには、かさばらないかのう?
おばあちゃんみたいだからって、体温が低いわけじゃあないけれど、……顔からどんどん熱くなっていくみたい。トレーナーさん、起きてちょうだい? そんな気持ちと、まだ起きないままでいて? そんな気持ちが、あたしのなかで、ぐるぐるうずを巻いている。
かさばらないように、ぎゅっと身を縮めたけれど、どうか、気づかないでちょうだいね。 - 21二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:15:39
- 22二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:21:03
- 23二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:40:20
なるほど...
- 24二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 23:58:40
「まったく、あなたときたら……」
トレーナー室に立ち寄ったのは、ただの偶然だったわ。昨日、ミーティングが始まるまで課題のプリントを解いていたから。そのプリントをミーティング用ノートに挟んだままにしてしまっていて。
だから、プリントを回収したらすぐ退室するつもりだったのよ。どうせ、放課後にはトレーニングで顔を合わせるでしょう? 必要なことがあれば、そこで話せばいいことだもの。
ため息をついてしまったのは、こんな昼間からトレーナーが眠っていたから。昼休憩中だもの、何をするかは自由だわ。
それにほら、安らかな寝顔。日向のベンチでうとうとするドトウを思い出すような。だから、わざわざ起こすの必要もないじゃない。
このまま静かに退室しよう。そう思っていたのだけれど。
「……きゃっ……!」
一体何が起こったのか、トレーナーの腕が伸びてきて、いつの間にかわたしは抱きすくめられてしまっている。回された腕の温かさに思い出すのは、眠っている人って温かいんですよ! なんて言うカレンさん。いつだったかの寒い夜、そんなことを言いながらベッドに潜り込もうとしてきたときは丁重にお断りしたけれど。
私は今、どうしてそのことを思い出したのかしら。藻掻いて起こすのも忍びないから、しばし私は目をとじる。
放課後、こんなことはできないのだから。もう少しだけ、あなたの眠りをさまたげないよう、こうしておいてあげましょう。 - 25二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 00:06:57
「トレーナーさーん……だめデスね。全然起きません」
「zzz…」
「むぅ、今日は早く授業が終わったのでたくさんトレーニングしてもらおうと思ったのデスが…」
とはいえ、無理やり起こすわけにもいきません。とりあえず書き置きを残して軽くトレーニングを…
「エル…」
「わわっ!?」
ソファから立ち上がるまでの3カウントを待つまでもなくエルは抱き枕にされてしまいました…これがプロレスの試合ならエルは予選敗退してたところデス。
「トト、トレーナーさん!?」
「zzz…」
「実は起きてるんじゃないデスか?なら早くはなs…」
「エルー…頑張れー…君が……世界最強の…」
「!」
どうやら夢の中でアタシのレースを見ているらしい。夢の中でもアタシのことを考えてくれてるのはなんだか照れくさいけど、それと同じぐらいトレーナーさんの気持ちが嬉しい。
「……世界最強のエルにも時には休息が必要デスね」
マスクを外してトレーナーさんに寄りかかってみる。するとなんだか本当に眠くなってきた。
「えへへ、Dulces sueños トレーナーさん♪」 - 26二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 00:40:37
「トレーナーさぁぁん! 言われてた資料持ってきたよぉ!!」
タイシンはいつもチケットうるさいって言うけどさ、アタシとしてはそんなにうるさくしてるつもり、ないんだよ!
つい気持ちがわーってふくらんで、その気持ちのまま声が出ちゃう。だからこの時も、トレーナーさんの役に立てるって気持ちで一杯になってたんだ。
だからさ、眠ってるトレーナーさんを見て、思わず両手でお口チャックしちゃった。そしたら持ってた資料は当然、床に落ちちゃって……トレーナー室の入り口でアタシが一人慌ててても、トレーナーさん、起きなかった。そんなに眠たいのかな、寝不足なのかな、資料をまとめて片付けてから、そっとトレーナーさんに近づいてみる。
ぐっすり、すやすや、まさにそんな感じ。アタシがひとり騒いでても目が覚めてなかったみたい。
よく考えたらこんな風に寝てるトレーナーさん見るの、はじめてじゃない?! それに気づいたら、どうしてだろう、なんだか無性にドキドキしてきたんだ。
「トレーナーさん」
ボリュームは下げてそうっと声をかけてみる。起きない。起こしたいわけじゃない。なんだろう、トレーナーさんのひみつをのぞいてるような、イケナイことをしてるような、そんな気分になってきたところで。
トレーナーさんの寝顔をじっと見ちゃってたアタシの視界がぐるっと回る。そしたらさ、あっというまにアタシ、トレーナーさんに抱きしめられてたんだ。
トレーナーさん?!?! 勢いあまって叫びそうになったからなんとかこらえたよ。だって、こんなに幸せそうに寝てるんだよ?!
「……へへっ」
トレーナーさん、あったかい。あったかくてつい声を出して笑っちゃった。抱きしめられたままからよいしょって腕を掘り出して、アタシはそーっと、トレーナーさんの背にこの腕を回すんだ。ぎゅっと抱きついても、トレーナーさん、起きちゃったりしないでね! - 27二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 00:53:19
- 28二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 01:53:52
マックイーンは……筆が乗ったらで……
- 29二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 01:58:47
- 30二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 09:19:43
「おはよう!トレーナ……って、堂々と居眠りとは感心しないなぁ……」
挨拶のかわりに聞こえてきたのは寝息だ。よく見回すと、いつ持ち込んだのか分からない仮眠用のベッドで熟睡しているトレーナーを見つけた。
「あははっ!いい眠りっぷりだなぁ。ん……よっ、と」
あまりの寝付きの良さに感心してしまう。横に座っても、頬をつついても全く起きる気配がない。
ふと横目に開いているノートが見えた。内容は……自分向けのトレーニングだ。いいところを伸ばし、欠点をカバーする。彼が考えてくれた、私だけのメニュー。
「(あぁ……そっか。それぐらい私のために頑張ってくれてたんだ……)」
「……って、わあっ!?」
感心していたのもつかの間。その時寝返りと同時に抱きつかれてベッドの上に一緒になって倒れてしまう。
「もー!ビックリしたじゃない……って、まだ寝てる……」
こんなことをしていても起きないとは。都合がいいのかはたまた天然か。
けれど、
「……ふふっ、キミの寝顔見てたら怒る気もなくなっちゃった」
その幸せそうな顔に、つられて笑ってしまった。
「……おやすみ、トレーナー」 - 31二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 09:35:02
うおっ...すげえ...
- 32二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 09:52:35
「いや、マジなんなんこれ……」
深い意味とかなかったんだよね。授業に空きコマできたから、今日のトレーニング準備でなんかいるもんあったっけーみたいな、そーいう確認しとくために、あたしはトレーナー室にやってきてたわけ。
そしたらトレーナー寝てるじゃん? 寝てるんならなんかしとかなって思うじゃん? ほら、ちょっと眉毛つけたしたったり? 投げ出された爪盛ってやったりとか?
でも、そのときのあたしは、なにを思ったのか、……ついスマホを向けちゃってた。だってアンタの寝顔とか、めずらしーじゃん?
まがさした、ってやつ。べつにウケるよーなものじゃないのにね?
そしたらなんかよくわかんないうちに、あたしはトレーナーの抱き枕になってた……ってわけよ。マジなんなん? イミフにも程があるくね?
「ちょっとトレーナー、起きろし!」
だいぶびっくりしてぼーぜんとしてたし、なにげにあったかくてぼんやりしちゃったけど、これイミフイミフのフイミ丸で終わらせちゃいけないやつだ、って、あたしはちょっとあわてちゃう。腕の中から抜け出そうってもがけばもがくほど、抱きしめられる力がこもるのいったい何なん?! ねぇ、実は起きてたりすんの?
湯たんぽとかにするには、もうだいぶ熱くなってっけど、……トレーナー、アンタはそれでいいのかな。
あたし?
……アンタがいいなら、べつに、もうちょっとだけなら、このままでいても、いいかもね?
- 33二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 10:01:35
誰もマックとキタサンを書かない……
キタサン未所持だしマックは>>29で書いてるからだけど
- 34二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 11:07:49
「トレーナーさん!今日も張り切って練習に…あれ?」
「zzz…」
「…おやすみ中でしたか」
どうやら資料を見ている内に眠ってしまったらしい。とりあえずトレーナーさんが起きるまで静かに待ってよう。そう思って隣に腰掛けると…
「わっ!…トレーナーさん?」
座った途端ものの見事に抱き枕にされてしまった。もしかしてちょっぴり寒かったのかもしれない。ならばやることは一つだ。トレーナーさんはいつもあたしを助けてくれるあたしのお助け大将、そんなトレーナーさんが暖を求めているというならば!お助けしましょうお助けキタちゃん!
「……なんちゃって」
節をつけて誤魔化してみたけど、やっぱり少し恥ずかしい。でもでも、普段お世話になってるトレーナーさんを助けられるまたとない機会、絶対にやり遂げてみせる!そんなことを考えながらトレーナーさんが寝苦しくならない姿勢を探していると、ふと気がついてしまった。
「トレーナーさんってこんなに大きかったんだ…」
そんな風に感慨に耽っていたせいか、つい普段は照れ臭くて言えない言葉が漏れる。
「トレーナーさん、いつもありがとうございます。トレーナーさんのおかげであたし、諦めずに走り続けられました……そして、その、トレーナーさんが良ければこれから先もあたしのことを見守っていて欲しいです。トレーナーさんがいれば百人力…いえ、千人力ですから!」
思いの丈を打ち明ける。トレーナーさんが寝ている時に言っちゃったのはちょっとズルかったかもしれない。
「何だか途中から感謝じゃなくてお願いになっちゃったな」
でも、いつか面と向かって言えたら良いなあ…その時はもっともーっと感謝を伝えよう。だって、トレーナーさんは世界に1人だけの…あたしのトレーナーさんだから! - 35二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 11:50:03
スレ主良かったね
キタサンきたじゃん - 36二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 17:19:08
(´∀`∩)↑age↑
- 37二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 19:24:39
めっちゃ増えてる〜!!!!!
ありがてぇ...ありがてぇ... - 38二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 19:27:00
スレ主、ほかにリクエストがあれば言ってみるのもいいのではないか?
- 39二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:48:06
アルダンとかみたいな〜
- 40二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 22:02:26
微妙にかすってるのかな?
前にあったセイちゃんのやつ
SS書きまんみんに頼みたい|あにまん掲示板冬にトレーナーに抱き枕にされてるセイウンスカイをSSで作ってくれんかbbs.animanch.com自分のは94~98。
- 41二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 02:49:31
ほ
- 42二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 03:10:54
「トレーナートレーナー! 今日のれんしゅうまだだよ……あれっ!?」
今日はちゃんと早くじゅんびしたのにぜんぜん来ないからどうしたんだろうと思ってたら、トレーナーソファでねちゃってる!
いつもはウララより先にまってるのに、今日はトレーナーがおねぼうさんだ!
あっ、床に落ちてる紙、今日のトレーニングメニューって書いてある! トレーナー、これ書いててねちゃったのかな?
「トレーナー、起きて起きて! トレーニングだよ!」
このメニューをつかって練習するんだよね! 早く起きないと……わっ!?
トレーナーがウララを抱っこしちゃった。あれれ、これって……、
「トレーナー、わたし、抱きまくらじゃないよ?」
……ぜんぜん聞いてない! ていうかまだねてる!
こないだキングちゃんもキングちゃんのトレーナーの抱きまくらになったって言ってたけど、今度はウララが抱きまくらになっちゃった。
あ、目が開いた!
「トレーナー! 今日は……、あったかい?」
わたし抱っこしてると、ぽかぽかするの? ひなたぼっこしてるみたいなの?
え、えへへ…、そうなんだ、あったかいんだ。
「トレーナーもぽかぽかだよ、こうしてると、すっごくあたたかいんだ」
お風呂あがりのキングちゃんもぎゅってするとあったかいけど、トレーナーはね、いっつもにいるだけでぽかぽかするんだよ。トレーナーって、お日さまみたいだね。
ふあ……、なんかわたしも、眠くなってきちゃった。トレーナーといっしょだと、眠たくなってくるね……。
「トレーナー、今日はいっしょに、おひるねしちゃお?」
いいよね、だって、トレーナーは毎日がんばってるし、ウララもねむたいし……。あ、ぎゅってすると、トレーナーのにおいがする。なんだか、もっとねむくなってくるにおいだ……。
「おやすみ、とれーなー……」
えへへ、あったかいなぁ…。 - 43二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 11:49:33
あげ
- 44二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 18:15:44
「おや?トレーナーさんもお昼寝中ですか?」
トレーナーさんのお部屋には仮眠できるベッドさんがあるのです。これならもし、お仕事が夜遅くになってしまっても安心です。でも流石に、堂々とサボる姿をたづなさん達に見られてしまうと怒られてしまうかも知れないのです。
なのでマーちゃんはトレーナーさんを起こそうと思います。……お休み中に起こしてしまうのは少し心苦しいですが。
「……トレーナーさーん、起きないと怒られちゃいますよー。……む、ぐっすりさんなのです」
でも、マーちゃんがいくらゆすっても、頬をつっついてみても、トレーナーさんは全く起きる気配がありません。どうしましょう。
「むー……できれば優しく起こしてあげたいのですが」
なにか良いアイデアはないんだろうか。マーちゃんはトレーナーさんが眠っているベッドに座り込みます。その時でした。
「……んん……。……ん?」
トレーナーさんがむくっと起き上がりました。でもまだねぼすけさんです。マーちゃんをしばらくぼーっと見つめています。
「おはようございます、トレーナーさ…………え?」
「……おぉー、とうしんだいのマーちゃんにんぎょうだー」
なんと。トレーナーさんはマーちゃんに抱きついてしまいました。そしてそのまま、また夢の世界へと帰っていってしまったのです。
抱きつかれてしまったままのマーちゃん、ピンチです。心臓さんもトクン、トクン。トン、トン。トントントン。だんだん、だんだん早くなっていきます。でも
「……えへへー。あったかいなー……」
その言葉に、起こそうとするのを止めてしまいました。
「……ふふ。マーちゃんはぽかぽかで温かいと評判だったのですよ?……しあわせさんな顔なのです」
そんなマーちゃんの顔も、多分しあわせな顔をしてると思うのです。トレーナーさんがうれしそうな顔だから。なのでマーちゃんはしばらくトレーナーさんとおねんねします。見つかった時は一緒に怒られましょう。
「……今はまだ、マーチャン人形で我慢してくださいね。……おやすみなさい、トレーナーさん」 - 45二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:15:45
「トレーナーさん、いらっしゃいま……居ない?」
普段は居るはずなのに、今日は姿が見えない。御手洗にでも行っているのだろうか。であれば暫くすれば戻ってくるはずだから、待たせてもらおう。
とは思うものの、入り口近くでただ突っ立っているのも落ち着かないので部屋に入ることにした。
「…………寝てる?」
御手洗に行ったと思っていた人物は思わぬ状態で見つかる。ひと一人、いや詰めれば二人は寝れる大きさのソファーの上でトレーナーさんがうずくまっていた。毛布は……掛かってない。
「トレーナーさん、風邪をひいてしまいますよ。……起きない」
幾らか声をかけてみたものの、一向に起きる気配がない。よほど疲れてしまっているみたいだ。とりあえず毛布でも取りに行こうとしたとき、
「……グラン、行くな……」
呼ばれて振り返る。……起きたわけではなく、寝言だった。けれど彼の目には
「(泣いてる……?)」
薄っすらと涙が浮かんでいた。どうやら僕は彼の夢の中で何かをしているようだ。……悲しませてしまうほどの何かを。
「……トレーナーさん。横、失礼します」
手早く毛布を持って、少し奥に寝かせる。自分でも驚くほどに積極的だと思う。でも、彼がそこまで追い詰められていたのなら
「……温かいですか、僕」
少しでも癒してあげたいと思うことは、悪いことだろうか。 - 46二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:26:42
- 47二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:28:00
AI挿絵すごいな……
- 48二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 00:59:03
サトノクラウンに続いてシュヴァルグランまで...!?
- 49二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:29:00
よくよく思ったら1周年アニメで出てきた3人でしたわねクラウンさんグランさんマーチャンさん
やべえよやべえよ… - 50二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 09:50:44
ほ
- 51二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 17:08:01
高レベルな幻覚だ...