- 1122/12/25(日) 21:02:58
- 2122/12/25(日) 21:03:38
「おーい!!シャンクスー!!レイリーさーん!!」
視線の先の子供がそう叫ぶ。声からして男の子か。
どうやら保護者か何かとはぐれたのだろう、付け鼻をしているのを見るに旅芸人か浮かれた観光客の子供だろう。これは好機とばかりに近寄って声を掛ける。
「なんだ?おっさん」赤鼻の少年は警戒心剥き出しの視線をこちらに向ける。普段から知らない人にはついて行ってはいけませんと教育を受けている系の子供だろうか、まぁこれから知り合うから問題はない。
俺はこの島に住んで長い そこそこ顔も利く などと伝えた上で「お兄さんが一緒に君の連れを探してあげようではないか」と提案する。
「いいのか!?ありがとよおっさん!!」
少年が素直に喜ぶ姿を見て微笑む。素直な子は好きだ。
「この島で人探しをするときは先ずは南の広場だ」など適当なことを言う。「はぐれたら行けないからお兄さんと手を繋ごう」そう言って左手で少年の肩に手を乗せた途端、ぎゅるるると音が聴こえる。どうやら少年の腹の音のようだ。
丁度良かった。自身のお腹を押さえている少年へおすすめのサンドイッチをご馳走すると提案する。
「いいのか!?」
少年が青い瞳を輝かせる。すぐそこのカフェを指差すと嬉しそうに走り出した。 - 3122/12/25(日) 21:04:36
店内で買ったサンドイッチの入った紙袋をもってテラス席へ向かう。少年は人の往来を目で追いながらいい子に席で待っている。
連れは見つかったかと声をかけると、少年はこちらを振り返り残念そうに首をふる。
何よりだ 口角が上がるのを隠すため「すぐにみつかるだろう」などと言いながら微笑みかける。
食べながら探そうと紙袋を差し出すと少年が笑顔でお礼を言いながら受け取る。笑顔もかわいい。
今すぐ抱え込みたい衝動を抑えながら裏路地を指差し近道だと誘導する。
少年が両手でサンドイッチを持ち頬張りながらついてくるのを確認する。 - 4122/12/25(日) 21:05:20
人通りが少なくなってきたのを見計らい情報収集のためと打ち解けるためにはぐれるまでの経緯などを質問した。食事をしながらなのもあり子供らしく色々と話してくれる。
「でよ シャンクスってやつが『アレ見てみようぜ』とか言って急に走り出しやがって…」
それは大変だったろうなどと相槌を打ちながら少年の前を歩く。チラリと横目で見るとサンドイッチは1/3ほど食べ進めているようだ。
「んで レイリーさんが…」
今のところ話に出てくるのは二人だけ、おそらくシャンクスとやらは子供でレイリーとやらが大人なのだろう。警戒すべきレイリーとやらは親なのだろうか。
「親って言うか…」
何やら歯切れの悪い答えだ、おそらく訳ありなのだろう。こちらに有利に働くかもしれない。
「そういやおっさんの名前きいてなかったな」
話をそらすつもりかもしれないが名前を聞かれて悪い気はしない。素直に「1だ」と答える。
少年の名前を教えてもらおうと視線を送ると目を擦りあくびをしているところだった。サンドイッチをは半分ほどまで食べ進めたようだ。
正直もう少し食べてほしかったがまあいいだろう。
ふらりと倒れる少年の身体を抱きとめる。サンドイッチに仕込んだ睡眠薬が効いたようだ。
ひょいと肩に少年を担ぐと自然と口角が上がっていくのを感じる。 - 5二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:06:27
見てるぞ
- 6二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:06:28
んんー手馴れてらっしゃる?
- 7二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:07:35
スレ主もしかして誘拐予告スレ立ててなかった?
- 8二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:14:09
続けてくれ
- 9122/12/25(日) 21:14:16
書き溜めもっとしとけばよかった…初心者だから生暖かい目で見てくれたら嬉しいです
自分の根城に移動し少年をベッドに降ろす、スースーと寝息をたてる少年をじっくりと眺める。
まさかと思いながらそっと赤い鼻を指で撫でる、どうやら本物のようだ。少し驚きながら顔を覗き込む、睫毛が長い。
たまんねーな!!おい!!
叫びだすのを抑えながら左手を少年の頬に添え、ゆっくりと撫で上げそのまま髪をかき上げるように帽子を脱がす。思っていたよりも柔らかい髪質と綺麗な青色に理性が飛びそうになる。
ゆっくりと顔を少年の首筋に近づけたっぷりと息を吸う。我慢できず唇が軽く触れる程度の口付けを3回する。少しづつ位置を下にずらしながら。
「ん…ぅう…」
少年が微かなうめき声を上げ思わず顔を上げて離れる。寝ているうちに準備をしなくては。
ウッキウキで自室を出て色々な道具をしまっている部屋へ入る。丁度昨日道具を洗浄し乾かし終えたところだ、非常に運がいい。ルンルンでカゴに必要なモノを入れて彼が眠る部屋へと戻る。 - 10二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:17:59
あっ本格的なやつだ
- 11122/12/25(日) 21:18:50
>>7予告スレは見てた…ちょっと目覚めたし影響されてるかもしれない でも自分は容赦なく悪魔の実に頼ることにしました
折角クリスマスだからと思い立ちまして
これからいい夢見ようね♡
道具を入れたカゴをベッドの横におろす。かわいいお姫様はまだまだ起きなさそうだ。
ベッドの横に立膝になりカゴから革でできた手枷を音を立てないように取り出すと少年の手をとる。子供にしてはタコや傷のようなものが目立つが全体的にはすべすべしている。
若いっていいね!!早く舐めしゃぶりたい!!
だがそれはこれからのお楽しみだ、かわりに手の甲へキスをして我慢する。そこではっと思い出す、早く事を始めたくて失念するところだった、大事な薬をまだ持ってきていない。
少年の足元に手枷を置いて急いで薬を取りに行く。知り合いに作らせた意識と記憶が混濁する便利なものだ。瓶を開けてグラスに注ぐ。先程抱えたときの重さからしてこのぐらいだろう。
口移しでたっぷり飲ませてあげようね♡次に意識がはっきりしたときにはちょっとえっちな夢見たなって思うだけだから♡
グラスを片手に部屋に戻る、ベッドの上には誰もいない。
- 12二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:22:56
シャンクスが来たか
- 13122/12/25(日) 21:25:53
スマホで打つの遅いし筆遅いけど許してください
サンドイッチを食べた量が少なかったのだろう、どうやら起きてしまったようだ。だが焦る必要はない。グラスを置いて一先ず玄関へと向かう。
俺の根城は島から少し離れた小島にある。ここから本島は見える距離だが周りは海、それにやや特殊な海流のせいで大人でもよほど泳ぎが得意ではない限り流されてしまうだろう。前にも一度だけ脱走を試みた者がいたが桟橋の前で立ち尽くすだけだったのを覚えている。
扉が開かれたままの玄関から外に出る、やはりここから出たようだ。ゆっくりと家の周りを歩きながら探す。
それよりもここを見られてしまったからにはそれなりの対応を考えなければならない。久しぶりの子供だったから少し油断してしまった。 - 14二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:27:52
1さんやっぱり慣れてるー
- 15二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:28:48
背後からナイフでさされるやつ
- 16122/12/25(日) 21:31:46
島を一周したが少年の姿が見えない。もしやと意識を集中させ気配をさぐる、先程左手で触れたときに印を付けておいてよかった。
カナヅチなってはしまったが俺の能力はこういうときに役に立つ。
どうやら少年は海の中のようだ。子供ゆえに判断を間違えて飛び込んだのだろう。残念ながら助からないかもしれない。
この島を拠点にしてはじめて逃した獲物。少し未練を感じながらも首を振る、カナヅチの自分ではどのみち助けることは出来ない。
それよりも能力でここへ飛んでしまったが為に船も港に置いてきたままだ、仕方なく懐から子電伝虫を取り出す。
俺はこの島では友好関係が広い、恩を売った相手から弱みを握っている相手まで様々だ。今回は弱みを握っている友人へ連絡を取る。
すまないが船を出してくれないか?また船が流されてしまったのだ 相手が出た途端にそう伝えるとやや不服気な声が返ってくる。
「アンタか…今月は二度目だぞ」
なんだ?不満か?こっちは色々とばら撒いてもいいんだぞ?とこちらが脅し文句を口にする前に「少し時間をくれ」と返ってくる。こちらもそこまで急いでいるわけではない、了承し通話を切ると自室へと戻った。 - 17122/12/25(日) 21:35:44
手枷をつけた少年は俺の膝の上で震えている。
大丈夫 怖いことはない これからとても良いことを教えてあげるよ
そんなことを耳元で囁きながら少年の服をたくし上げながら身体を弄る。手を滑らすたびに少年の身体がぴくぴくと反応する。
今日の出会いは運命だったかもしれない、少年の首筋にキスをしながらそんなことを考える。
「ひっ…や…やめろ…」
震える少年の耳を弄ぶように舐め、これから良くなると囁く。
あー!!クッソ!!夢かよ!!
俺は自室のベッドから勢いよく飛び起きる。なんか今めっちゃエロい夢見てた気がするのに目が覚めてしまった。最悪だ。
迎えを待っている間に昼寝をしたが逃した獲物の事を考えていたようだ夢にまで見てしまった、まだちょっとドキドキしている。これって恋なのでは?
日は傾きかけているがまだ迎えは着ていないようだ。ものすごい尿意で起きた朝並にそそりたつ自分のブツを見ながらとりあえず一発処理してから待つことに決める。 - 18二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:36:07
このバギーは実を食べる前なのかな
- 19122/12/25(日) 21:42:03
- 20122/12/25(日) 21:43:42
>>18食べる前を想定してたんだけど何歳なんだろう…
- 21二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:44:53
良かったね...
- 22122/12/25(日) 21:51:16
すっかり夜になってしまった。港で降ろされるときに「アンタの船そこに停まってるぞ」などとぬかしてきたので「誰かが回収してくれたのだろう」「世の中捨てたものじゃない」とか適当に返して別れた。
そして今俺の目の前には立派な船が1隻ある。帆を畳み旗は下げられているが俺の勘からすると海賊船のようだ。真っ当な船なら堂々と大きな港の方へ停めているはず。それに、なぜか昼間逃した少年がこの船に乗っているようだ。
一発処理したあとに能力で気配を探り、港の方から反応があると思ったら海賊に捕まってしまったようだ。
彼のことを考えると動悸がする。
俺の嫁になるために運命力でここまで流されたが運を使い果たし捕まってしまったのかもしれない。心配だ、なんとか助け出さなくては。 - 23二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:51:53
1は諦めちゃうの?
- 24二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:52:28
まずい!妄想型だ!
- 25122/12/25(日) 21:52:50
スミマセン…スレ立てといて何ですが少し抜けます
- 26二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:54:02
いってらー
- 27二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 21:56:42
- 28二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 22:19:49
自力で逃げれて偉い
- 29二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 22:20:27
薬を常飲させればいける
- 30122/12/25(日) 22:44:36
- 31二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:02:19
- 32二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 23:21:33
リアタイできるのが嬉しいくらい続き楽しみだから、ゆっくり焦らず書いておくれ……!
- 33122/12/26(月) 07:45:22
質問しといて寝てしまいました…ごめんなさい…
最近誘拐スレハマってしまって自分の推し達も拐いたくなったのですが、獣は専門の方がいて推しの一人は現在進行系で拐われ中、別の推しはキメラが沢山いる島に幽閉されてしまったのでクリスマスだしバギーを拐おうかと思い立った所存でございます
でもクリスマス終わっちゃった…ワァ…
いつでも消せるって思ったら少し気持ちが楽になりました!!
妄想 捏造 長文 怪文章ですがよろしくお願いします - 34122/12/26(月) 07:47:52
描写抜けたところ以下の文差し込みで許してください…
俺は先程見た夢のせいであの少年との出会いは運命だったと謎の確信をしていた。能力者になってから初めてこの手から逃げた相手だ、愛というものは壁があるほど燃え上がる。彼を手元に置き自分好みに立派に育て上げ第一夫人として娶るつもりだ。場合によっては第二、第三になるかもしれないが。
- 35二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 19:15:07
保守
続き待ってるよ - 36122/12/26(月) 20:02:39
こんばんは 少しだけ書き溜めたのであげていきます
「こちらの船がどうかしましたか?」
不意に声をかけられた。声の方を見ると眼鏡の男が立っている。俺よりも歳上だろうか、薄暗くて表情などはよく見えないがやけに貫禄を感じる。
真剣に真面目な考え事をしていたせいで全く気が付かなかった。
島民では無さそうなその男性の声色は穏やかだったが何故か威圧されているように感じる。
沈黙が気不味くなり「この辺で子供が人攫いにあったが知らないか」と声をかける。もしこの男性が賊ならば何かに反応があるだろう。
「…貴方は海軍の方ですか?」
質問に質問で返される。何か隠しているのだろうか。
怪しい!!俺の少年を攫った賊かもしれん!!
正直戦闘面は全く自信がないが身構えながら答える、俺は善良な市民だ!!賊の手から青髪の少年を開放しに来た!! - 37122/12/26(月) 20:04:12
「アンタがウチのヤツにチョッカイかけた男か…ロジャーには内緒だな」
眼鏡の男の声色が厳しくなり、空気感が変わったのを肌で感じる。
何コイツ怖っ なんかお腹痛くなってきた
「悪いが早急にお引取り願おうか」
こちらが一瞬たじろいだ直後に視界から男の姿が消える。
「こちらは事を大きくしたく無いんでね」
男の声がやたら近くに聞こえる。何が起きたか確認する前に身体に衝撃を感じ、派手な音とともに背中に激痛が走る。
どうやら蹴り飛ばされるかして不法投棄されたスクラップの山に突っ込んだようだ。先程立っていた位置までかなり距離がある、普通なら考えられないことだが自分の周りにある木片や金属片を見るにそう考えるしかない。
身体を起こそうとするが激痛と背中に刺さった何かが邪魔で起き上がれそうにない。
マズイ 男が近づいてくる
咄嗟に能力を使い自室に飛ぶ。背中に刺さった物体も一緒に持ってきてしまった様で仰向けになった身体にさらに深く刺さるのを感じる。
身体を捻りうつ伏せになると少し痛みがマシになる。取り敢えず医者の友人に連絡を取らなくては…
子電伝虫に手を伸ばすが意識が薄れていくのを感じる。
すまない…名も知らない少年…いつか絶対に助けに…行く… - 38122/12/26(月) 20:08:04
野暮かもしれませんがここで1(主人公)の設定貼っときます
読み飛ばしても差し支えはないと思います
1という男について(メモ)
・身長2メートルくらい
・手のひらドリル系クズ
・冷静ではない場合IQや語彙力が極端に低下する
・攻撃無振りの防御回避振り
・謎の覇気耐性(お腹は痛くなる)
・やたら気配を消すのが上手い
・一途ではない
・老若男女全て美味しくいただけるタイプ
・イチイチの実の座標人間 カナヅチ - 39122/12/26(月) 20:10:20
「たまに貴方の行動が不可解でなりません いえ たまにではないですね」
闇医者をしている友人が俺の背中の手当をしながら何やら文句を言っている。
「私が呼ばれるときは いつも 不可解です」
友人によるとそんなに酷い傷では無いとのことだ。気休めだろうか。あんなに痛かったのに。
「この程度で痛がらないでください 大体なんで家の中でこんなものが刺さるんですか」
友人が床に置かれているひしゃげた鉄パイプを指差す。
いやあ 不思議なこともあるもんですね
焦りを隠すために適当に返す。弱みを握っているタイプの友人ならば勢いで黙らせるが今回は恩を売っただけの友人だ、悔しいがあまり言い返せない。
まだなにか文句を言っているのを聞き流しながら意識を集中し能力で少年の位置を探る。
俺の能力は左手で印を付けた対象の位置を把握することが出来るがあまりにも遠くなると大体の方向しかわからなくなる、まさに今そんな状態だ。船は出港してしまったのだろう。
「それでは私 帰りますんで」
部屋を出ていく友人へうつ伏せのまま手を振り見送る。
これからどうしようか
取り敢えず能力で飛んで帰宅してしまったのでまた船を取りに戻らなければならない。 - 40122/12/26(月) 20:12:44
俺は今とある海賊船に乗っている。乗せられていると言ったほうが正解かもしれない。
話せば長くなるが、やはり少年のことが忘れられず俺はあの島を出た。終の棲家とすべく時間をかけ色々と手を回し友好関係を広げていったあの島を出るのは正直かなり躊躇した。
しかし忘れようとしたが何度も少年が夢に出てこれからだと言うタイミングで目が覚める。その度に仕方なく彼が残していった帽子を使って処理した。最終的にボロボロになったので捨てた。
そしてある日、旅芸人の一座が島へやってきた。なかなか大きな組織らしく島に来た船はほんの一部だと聞いた。
本部に入り込みどこへでも好きに船を出せるような立場になれば少年を追えるかもしれない、そう考えると同時に門を叩き入団を願い出たのだ。 - 41二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:14:57
割と気の長い男だな
- 42122/12/26(月) 20:16:46
ここから書き溜めなくなるので遅くなります
何ができるかと聞かれ何も考えていなかったが咄嗟に脱出マジックができると答えた。
俺は悪魔の実の能力者だ。右手で座標を固定した空間に一瞬で飛ぶことができる。長らく自室に固定させていた座標を変えるのは少し躊躇したがこれも全ては少年のためだ。自分が入れる適当な箱に座標を変え、別の箱から移動して見せると何も知らない奴らは魔法だ奇術だなどと囃し立ててきた。悪い気はしなかった。
そこからはなかなか忙しい毎日だった。脱出マジック専門でと言われたはずなのに折角だからと他のマジックやジャグリングの練習をさせられたり、カナヅチだから水は無理だと伝えたのに泳ぐ練習をしましょうなどと意味のわからないことを言いながらプールに沈められたときには本当にブチギレるかと思った。まじで。
さらに航路も思ったように少年の方へと向かわない。その上舞台衣装として目や口の周りを白く塗られオレンジのかつらを被り付け鼻をさせられる、所謂オーギュストと言うやつだ。
こちとら島では自称ではあったが冷静沈着頭脳派イケメンとしてやっていたというのに酷い仕打ちだ。 - 43二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:17:42
1(男)応援したくなってきた
- 44122/12/26(月) 20:23:48
「やはり生きては帰れないのでしょうか」
不意に隣でメソメソと泣いている声が耳に入り、自分が置かれている状況へ意識が戻る。とある島へ巡業へ行く途中、海賊船に人質として捕まったのだ。
身代金を本部へ要求するだのなんだの騒いでいたのを聞いた、すぐには殺されないだろう。本部が海賊の要求に応じる気はしないが。
「うぅ…どうしてこんな目に…」
一人が泣き出すと別の奴らも泣き出す。クラウンが泣くな。どうして海賊共はこいつらに猿轡をしなかったのだろうか、とても煩い。
正直に言うと自分だけなら能力で船に置いてある脱出マジック用の箱に戻ることはできる。問題なのは捕まるをところを船に残っているであろう何人かに見られているということだ。能力で戻ったら別の者はどうしただのどうやって戻っただのときかれ面倒なことになるのは目に見えている。丁度いい言い訳が思いつくまでは大人しくしているしかない。
狂った海賊共には余計な抵抗をしないほうがいいかと従ったが悪手だったようだ。 - 45122/12/26(月) 20:36:27
急に外が騒がしくなる。耳を澄ますと海賊共が「敵船だ」と叫んでいるようだ。運良く海軍が来てくれたのだろうか。
様子を見るために身体の関節を外して縄を抜け、かつらと付け鼻を外しその辺へ捨てる。他の連中が自分も解放してくれなどと騒ぎ出すが「まずは様子を見てくる」「騒げば海賊が来る」などと言って黙らせ、静かになったところでそっと外を覗く。
アホ共が静かになるまでに時間がかかったせいで既に交戦が始まってしまったようだ、相手は残念ながら別の海賊のようだ。海軍仕事しろ。
これはもう能力がバレるのを覚悟でアホ共と一緒に能力で飛ぶか、一人で飛んでそのまま一座の船から降りるかの二択だろう。能力の事はできるだけ知られたくない、今のところ後者の方が良さそうだ。
あーあ こんな可哀想な目に遭ってるのにいいことがない やはり神なんて存在しないのだろう
深呼吸をして気を落ち着かせながら集中し印の方向を探る。この行為はここ数ヶ月の間にイライラが募ったときの癖になってしまった。
しかし分かったのは方向ではなく正確な位置だった。
この船に少年がいる。 - 46二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 20:43:10
- 47122/12/26(月) 20:51:39
これはもう…運命ってことですよね!!神様ありがとう!!
後ろで投げかけられる声を全て無視し部屋を飛び出す。一応見つかったらやばいので出来る限り気配を消す。俺は子供の頃かくれんぼで見つけてもらえず友達に先に帰られられたことが何度もある、気配を消すのは得意だ。
できる限り物陰に隠れながら少年がいるはず方向へと進み、積荷の影を覗き込む。
いた
木箱に隠れるようしゃがみ込み、何やら真剣に地図のようなものを覗いているようだ。
「久しぶり」「お兄さんのこと覚えてるよね??」「会いたかったよ♡」「助けに来た」「少し大きくなったかい??」「名前まだ聞いてなかったね なんて呼んでほしい??」第一声は何にしようかと一瞬の間に頭の中を言葉が浮かんでは消える。
荒くなりそうな息を抑えながらゆっくり近づき、丁度懐に地図をしまった少年の肩に手をかけて声をかける。
「ねぇ 今 なにしてたの」 - 48122/12/26(月) 21:03:04
サーカスに所属してたら外せるかなって…
少年が驚愕の表情を浮かべる。
焦ってムードもへったくれもない言葉をかけてしまった。
へへへ ちょっと恥ずかしいぜ!!
こちらが照れを隠せずニヤニヤしていると急に太ももを叩かれたような衝撃を感じる。
視線を落とすと少年の手に握られたナイフが刺さっている。
えー 痛っ なんでそういうことするの??
刺された方の太ももの付け根を抑え、血を見た途端に感じる激痛を紛らわす。
少年はナイフを乱暴に引き抜くとこちらに距離を取り、両手に持った刃物の切先をこちらに向ける。
俺の少年が海賊に染まってしまった
ややショックを受け少年の姿をまじまじと見つめる。
「クソっいつの間に… ガキだと思ってなめやがって!!」
少年が子供にしてはドスの聞いた声を出し、今にも切りかかってきそうな目つきでこちらを睨む。
そんな顔するようなっちゃったの
また少しショックを受けるがふとあることに気づく。俺は今、見世物用の化粧をしたままだ。それならば敵に間違われてしまっても仕方がない。
名乗ればきっと思い出すだろう、俺は背筋を伸ばし少年へ向き直る。
- 49122/12/26(月) 21:16:06
「俺の名は1」
理由はこれでいいか?
ドヤ顔で少年の反応を待つ。
「…?? だから誰だよおっさん」
「…」
少年がわかりやすく困惑している。
正直に言うとショックだ。しかし自分が名乗ったタイミングは丁度少年が寝落ちするタイミングだった、ちゃんと起きているときに聞いていれば覚えていてくれたはずだ、これはどちらも悪くない、仕方のないことで…
現実に起きていることを何とか解釈一致に落とし込もうとしているこちらに向かって容赦なくナイフが飛んで来て頬を掠める。
何本持ってるのか知らないが少年は弾を装填するように懐から新しいナイフを取り出し構える。
こちらは少年に触れて飛びさえすれば一先ずここから脱出出来るというのに、先程肩に触れたときに問答無用で飛べはよかったと後悔する。 - 50122/12/26(月) 21:31:01
仕方ない そんな少年を それでも愛そう
短い睨み合いの末俺は手を広げて少年を向かい入れるようだポーズをとる。無防備に構えて切りかかって来たところを避けて体に触れる算段だ。
しかし少年はまた困惑の表情を浮かべその場から動かない。全く持って思い通りに行かない、痺れを切らし掴みかかろうかとやや姿勢を低くする。
「てめェ!!ピエロっ!!逃げやがったのか!!」
俺はピエロ役ではない
反射的に声がした方に不満げな視線を送ると海賊と目が合う。どうやら時間をかけすぎて脱走がバレてしまったようだ。
マズイ事になった、こうなったら無理矢理にでも少年を捕らえて脱出するしかない。そう考えると同時に少年の方へ向き直るがそこには何もいない。
残念なことに何処かへ行ってしまったようだ。
「こんな忙しいときに… 殺しておくか」
海賊が物騒な発言をする、これだから海賊は嫌いだ。
海賊が刀を振り上げると同時に能力で飛ぶ。先程までの喧騒が消え失せ、暗くて静かな空間、いつもの箱の中へ無事に戻ってきたようだ。 - 51二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:31:49
ほしゅほしゅ
- 52二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 15:58:42
この1結構スペック高いな?
- 53二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 16:09:40
保守してくれてる方々ありがとうございます
落ちたら落ちたでいつか出直すので無理にしなくても大丈夫ですからね!!
あとIPなんとかってエラーが出て書き込めないときは時間経過で戻るものなのでしょうか??ほんとに初心者丸出しでごめんなさい…
服を裂いて太ももの刺し傷を止血するようにきつく巻く、正直応急処置はよくわからないがこんなもんだろう。
折角少年に会えたと言うのに思い出してもらえなかった上に刺された、障壁があった方が恋は燃え上がるというが流石に壁が強固過ぎる。
箱からゆっくり這い出す。身体が重く感じる。
やけに静かな船内の状況を把握するために道具部屋の外へ出る。どうやらどこかの島へ寄港しているようだ、隣に海軍の船も停まっている。
残っていた一座の連中が海軍に被害状況を報告しているのだろう。
公演の主要メンバー全員まだ海賊の船ですよー
そんなことを頭の中で呼びかけながら船を降りた。 - 54二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 16:12:18
- 55二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 20:05:54
シャンクスは気づいたのかな?
- 56122/12/27(火) 20:26:43
あまり書き溜めてないですがあげていきます
ホテルの部屋、内側から鍵をかけた密室。
目隠しと猿轡をされた半裸の青年が椅子に座っている。両足は椅子の脚に固定され、両手は背もたれの後ろで緩めに縛られた状態。
「次はどうしてほしい?」
そう耳元で囁くと青年は息を荒らげ腰が背もたれから離れる程背中を反らす。
「言わなきゃわからないよ?」
猿轡越しに頬を撫でながらクスクスと笑ってやる、青年の口の端から唾液が垂れる。
「ここかな?」
人差し指で内ももを付け根に向かってなぞる。青年が拘束により可動範囲の狭められた腰を一生懸命動かしている。
「そのまま50回動かしてたら触ってあげる」
耳打ちしてそっと離れる。青年は必死に腰を動かしている。
俺は笑いを堪えながら青年の荷物から金を抜き取り、能力で飛んだ。 - 57122/12/27(火) 20:27:14
自分が泊まっているホテルの部屋に戻ると笑い声を上げながら着替える。
こちらが女装をしていたとはいえ声をかけてきたのは向こうだ、俺に非はない。どうせ下心があったのだろう。
俺のタイプでは無かったので一度断ったが食い下がってきたので適当なホテルに誘った。馬鹿みたいホイホイついて来てあの男は拘束するのは容易だった。
遊んであげた見返りも貰ってきたことだし許してやろう。それにしてもあの程度で女を引っ掛けようと考えていたのか、幸せなやつだ。
今でもあの青年は一人部屋で頑張っているのだろうか。思い出すとまた笑いがこみ上げる。
目隠しをしているせいで気がついていないかもしれないが、拘束は一人で解ける程度にしてきた。もしホテルの従業員に見つかったとしても一人でハードなプレイを楽しんでいる様に思われるだけだろう。
金が無くなっている事を騒ぐ余裕は無いかもしれない。
これだから治安の良い島は最高だ。 - 58122/12/27(火) 20:40:45
俺は今、定期船を乗り継ぎながら旅をしている。
手品で培った手捌きで財布を擦り日銭を得る生活、治安の良い島に行くほどこんな楽な生活はないと感じる。危なくなれば能力でホテルなどに戻ればいいし島にもそこまで長居はしない。舞台メイクの技術も変装に一役買っている。人生何が役に立つかわからない。
金が集まれば印の方向を探り、同じ様な方向へ向かう定期船に乗る。場合によっては密航もしたがそれなりに楽しい生活だ。
あの時俺はどうにかしていた、少年はきっと運命の相手ではなかったのかもしれない。
別に少年に執着している訳では無いが他に印をつけたい対象も無い、もはや次の旅行先を決める指標でしかなくなってしまった。
男物の服に着替え終り、荷物をまとめる。
丁度まとまった金ができた、そろそろこの島を出てもいいかもしれない。
定期船の予定を確認するために港へ向かう。
次はどっちを目指そうか、集中し印の方向を探る。
自分が向かっている大きな港から離れた別の港に印の位置を捕捉した。 - 59122/12/27(火) 20:52:05
まさか…少年…??運命の悪戯だろうか
人目をはばからず走り出す。
少年が来ているということはあの海賊船だろうか、治安のいいこの島を襲いにきたのか。
貨物船の様な一般人には関係のない船が停まっている港、この島に来て初めて立ち寄った。
積まれた木箱の陰からそっと少年が乗っている海賊船を覗く、帆を畳んで旗を下げ桟橋を架けているその姿に既視感を覚える。いつから停泊しているか知らないが島民は気にしていないようだし騒ぎも起こしていないようだ。
船の近くに置かれた樽の上に麦わら帽子をかぶった子供が座っている、地元の子供だろうか。
なにか知っているかもしれない、少し声をかけてみることにした。
「今何してたのかな?? ききたいことがあるんだ いいかな??」
できる限り穏やかな口調で声を掛ける。
「何?? おれ 今 人待ってるんだけど」
麦わら帽子の子供が顔をあげる。 - 60122/12/27(火) 21:09:03
声からして男の子か、中性的な顔立ちをしていてなかなか悪くない。だが、残念ながら俺が【自主規制】過ぎて釣り合わねェ…。それに今は少し忙しい、出会ったのがここじゃなければ相手をしてあげられただろうに、悪いなぼうず。
「?? どうしたんだ?? おっさん」
声を掛けておいて考え込んでしまった俺に麦わらの少年が声をかける。
その帽子がかっこいいなと思って などとごまかすと笑顔で「そうだろ??」と返してくる。クソっ笑顔かわいいなコイツ。
「人を探していてね 子供なんだけど 赤い付鼻をしてて青髪なんだ みなかったかい??」
「青髪…??」
麦わらの少年は急に険しい顔になる。青色の髪の人間を見たことがなくて存在を疑っているのかもしれない。何ならあの赤い鼻も自前のものだったと伝えたところで信じてもらえないだろう。世界は広いのだ、少年よ。 - 61122/12/27(火) 22:16:45
「…知らない」
素っ気ない返事が返ってくる。俺がからかっているとでも思ったのだろうか。帽子を褒めてやったというのに最近の子供は冷たいようだ。
こちらから目線を反らし、何やら不信感を募らせたような顔をする。麦わら少年に船がいつから停泊しているかなどそれとなくきいてみたが答えはすべて知らないの一点張りだ。
仕方なくありがとうと声を掛けて離れる。歩きながら印の位置を確認するが船の中から出てくる気配がない、取り敢えず様子を見ることにしよう。
海賊船から少し離れた倉庫が立ち並ぶ一角に大人一人が悠々と入れる大きさの空箱を見つける、右手で触れて座標を固定する。取り敢えずこれで動きがあればすぐ近くに能力で戻ってくることができる。
新しく構えた拠点を後にし、もう一度海賊船の様子を見に行く。待ち人が来たのか麦わら少年はいなくなっていた。 - 62122/12/27(火) 22:27:28
ふぅ… 遊んだ遊んだ
能力で昼間に作った座標に飛んできた俺は急に夜風にさらされ少し身震いをした。
動きが無さすぎて暇で男を引っ掛けて来たがすっかり夜になってしまった。女装のまま来てしまったのもあり冷たい空気でスカートの中がスースーする。
顔は好みだったがそれ以外は微妙だったななどと考えながら海賊船の様子を見るために箱からゆっくりと出る。
子供とは夜には寝ているものだ。少年に動きは無いだろうが海賊共が活動するかもしれない。街に奇襲をかけるなどして船が手薄になれば儲けものだ。
ハイヒールで来てしまったが為に音を抑えるように慎重に歩き、角を曲がる。その瞬間に視界に見覚えのある姿が映り咄嗟に身を隠す。
見間違いでなければ麦わら帽子の少年だ。
手鏡を使って様子を窺う。月明かりに照らされて佇む姿はどう見ても昼間見たあの子供だ、親御さんは何をしているのだろうか。
もしかして攫われ待ちか??
こんな平和な島の住人だ、もしかしたらスリルを求めて出歩いたのかもしれない。
よかったらお兄さんが相手をしてあげよう - 63二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 22:37:11
今更だが主人公クズだなあ
- 64二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 06:16:42
シャンクス強いから普通にボコボコにされそう
- 65122/12/28(水) 15:57:49
私事で申し訳ありません
明日の早朝から帰省のため車で移動するのですが運転手の一人が体調を崩したために交代の予定が変わってしまいました…
夜は仮眠取らなくてはいけないので来られないかもしれないです…
取り敢えずひとつだけあげていきます
「おい!!シャンクス!!」
麦わら少年を捕まえるべく、物陰に座り込み手持ちの道具を確認していると声が聞こえる。
シャンクス…何処かで聞いたことのある響きだ…それにこの声は…
「バギー!!お前は船にいろよ!!」
「てめェが抜け出したの知ってて黙ってたってバレたらおれ様も怒られんだろうが!!」
何やら口論している様子を手鏡越しに観察する。赤鼻の少年はバギーという名前らしい。
やっと名前を教えてもらえた
つい口角が上がる。俺のバギーはコミュ力が高いようで島民と仲良くなっている様だ。
とても微笑ましい光景だが、流石に子供二人を一度に抱えて連れ去る程の用意はしてきていない。申し訳ないが麦わら少年には今回は我慢してもらおう。君のお陰でバギーがここに現れたし名前は知れたのだがそれとこれとは話は別だ。 - 66122/12/28(水) 16:05:30
はやくえろい事させたいのに神視点の自分がここでコレやったら主人公が死ぬぞって感じた途端ひよってしまう…えろいことに期待して見てた人には本当に申し訳ない…
- 67二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 22:57:47
1頑張れ
続き待ってるぞ - 68122/12/29(木) 08:15:47
なんと勿体ないお言葉…1(スレ主)も1(主人公)も頑張ってえろいこと出来るよう頑張る所存で御座います…
自主保守代わりにひとつだけあげます
「この派手バカ野郎が!!抜け出すにも理由くらい言え!!」
「それが昼間に変なヤツ見てさ」
「それが抜け出す理由になるかよっ!!」
変なヤツだと??
どうやらこの辺りには子供を狙う不審者がいるようだ。俺のバギーが危ない!!
首に巻いていたスカーフを緩めながら立ち上がりコインを一枚取り出す。何とかして彼をここから連れ出さなくては行けない。
二人が会話する声が少しづつ遠ざかる。船の方へ向かうのだろうか。俺は物陰から腕だけのばし子供らがいる方向とは逆にコインを投げ、すぐに腕を引っ込める。運よく硬いものに当たったらしく遠くの方からやや大きめの金属音が返ってくる。
「おれ ちょっと見てくる!!バギーはここにいろよ!!」
「なんでてめェが命令してんだっ!!」
音に反応した子供の元気な足音が近づいてくる。音的に少し距離が空いていそうだ、丁度いい。 - 69122/12/29(木) 17:53:28
気配を消し、息を潜めて待つと物陰に隠れていた俺のすぐ横を麦わら少年が駆け抜けていく、離れていく足音と近づく足音。
真横にバギーが来たところをすかさず腕を出し捕まえる。叫ぼうと口を開いたところに指を突っ込み口を開かせ舌の裏に丸めておいたハンカチを詰め込む。首に巻いていたスカーフを外すとそれを噛ませ頭の後ろで結ぶ、所謂猿轡の完成だ。
この一連の動作をしながら自分がいた物陰にバギーを引き倒し、うつ伏せにする。起き上がろうともがく手を後ろで組ませてその辺に落ちていたロープで縛る。他に拘束するための持ち合わせがなかったのでこんなモノだが許してほしい。
自分にとっては特別な行為をした訳では無いが相手はずっと探し求めていたものだ、自分の呼吸が荒くなるのを感じる。念のため右手で拘束部を抑えながら馬乗りになり、背中に左手を置いて少し体重をかけてみる。獲物の苦しそうな吐息がきこえ、加虐心が煽られる。
しかしゆっくりはしていられない。しなければいけない事が色々とあるが一先ずここから離れる事が優先だ、能力を使い獲物と共に飛ぶ。 - 70二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 02:20:21
保守
- 71122/12/30(金) 03:51:49
自分で書いててなんですが1(主人公)が最高にキモい
木箱の中、周りの明かりはあいた真上から入る月明かりだけ。それでも暗闇に慣れた目には十分だ。
獲物のふくらはぎ辺りに跨るようにして座り、左腕を首の下に回して抱き起こす。状況が理解できず混乱でもしているのかこれといった抵抗が無い。可哀想に、少し手荒な真似をしてしまった。
首元に顔を近づけるといつかのベッドに寝かしていた姿を思い出し、思わず甘く歯を立てる。獲物の身体が小さく震えるのを感じる。理由は恐怖心か快楽かわからないがこれから後者になるようにしていけばいい、そうだろバギー。
顔の位置を上にずらし舌で耳のフチをなぞる。まさかこのタイミングで手中に収められるとは思っても見なかった。島からの脱出、移動時の拘束、色々と後で考えておこうと思っていた問題が目の前に積まれているがそれよりも今は…
味見しちゃおうかな
思わず考えていたことの一部を耳元で囁く。その途端におとなしかった獲物が暴れだす。火事場の馬鹿力と言うやつか俺の腕を想定以上の力で振り払うとバギーの上半身が飛び上がる。
比喩ではない、直喩だ。上半身が、飛んでいる。 - 72二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 11:37:27
もう悪魔の実食べた後だったか
- 73122/12/30(金) 14:45:32
多分ですけど…このスレ見てくれてる方1人とかだと思うんですが…過疎スレって言うんですかね…落とした方がいいんでしょうか…もう少し文章力を鍛えてから出直す的な感じで…
今なら1(主人公)をシャンクスに滅ぼして貰うことが可能です
一瞬戸惑ったが「悪魔の実の能力」という言葉が脳内をよぎり合点がいく。初めて自分以外の能力者と直接的には関わった瞬間だ。
俺の…初めてが…バギーに…
色々と考えているうちに腕の拘束に使っていたロープがブチブチと繊維の切れる音を立てる、その辺に落ちていたものだ、かなり脆くなっていたのだろう、仕方ない。拘束を外すために力を込めながらも射殺す様な視線をこちらに向けている。まるで懐いていない猫の様だ、それを慣れさせるのが飼い主の醍醐味と言うものだ。
幸い獲物の下半身は俺の手中にある。どんな能力がは知らないがモノは試しだ。懐から薬品の入った注射器を取り出すと少し太めの針を服の上から太ももに刺す。根に持っている訳では無いが、以前こちらも太ももを刺されたのだ、少し乱暴なやり方なのは許してほしい。断じて根には持っていない。
拘束を解こうとしていた動きが一瞬止まり、顔を歪めるのが確認できる。どうやら切り離していても痛覚などはあるようだ。
薬液を注入しながら横目で様子を伺う。腕の拘束が外れ、懐からナイフを取り出すのが見えたがこちらはプランジャーをゆっくりと押し込み内容物を注入する手を止めない。
こちらに危害加えるつもりか猿轡を外すつもりかは知らんが子供がそんなものを持っているのは良くないと思う。 - 74122/12/30(金) 14:57:18
バギーの手からナイフが滑り落ちカランと音を立てる。無事にクスリが効いたようだ。空になった注射器の針をゆっくりと引き抜くと同時に浮いていた上半身がべしゃりと石畳に落ちる。
空のシリンジのラベルを確認する。意識を混濁させる成分のモノだ、恐らく安酒を馬鹿みたい大量に呑んだときよりも最悪な状態だろう。何も考えずたまたま今持っていたモノを射ったのだが抵抗されない点では丁度良かったかもしれない。
動かない下半身を抱えて木箱から出る。落ちている上半身も動かない。顔を覗き込むと虚ろな目で開きっぱなしの口からは唾液が垂れている。
それにしてもどんな能力なのだろうか、上半身と下半身を分離出来る能力…色々な事が出来そうですね、やましい意味で。
突如殺気を感じ顔を上げると麦わら少年が剣を振り上げこちらに斬りかかろうとしていた。
咄嗟に跳び退き回避できたが後ろにあった木箱が大きな音を立てて破壊される。これで能力で飛ぶ起点が無くなってしまった。
木箱の残骸から出てきた麦わら坊主が俺とバギーの間に割って入る様にして剣を構える。
「お前…カタギじゃねェよな??」
そう言ってこちらを睨む。失礼な、俺は善良な一般市民だぞ。 - 75二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 15:05:48
- 76122/12/30(金) 15:24:16
「お前!!バギーに何しやがった!!毒とか使ったんじゃ無いだろうな!?」
無言のこちらに麦わらのガキが叫ぶ。身体が上下に二分されている事にさほど驚いていないようだ。
どんな間柄か知らないが自分を騎士か何かと勘違いしているのか、お前は。そもそもなぜこんな治安の良い島で子供が剣を振り回しているんだ。とにかくあまり大きな声を出さないでほしい。
先程の回避でハイヒールは分が悪いということを痛感した。抱えていた下半身を地面に投げ捨て麦わら坊主から視線をそらさないまま片方づつ靴を脱ぐ。
「何か言えよ!!」
友達思いなのはいいことだ、しかし俺の方が先にバギーに目をつけていたのだ、ここは引いてもらおう。脱いだハイヒールを投げつける。
「てめェ!!うっ…」
難なく躱されるが時間差で投げたもう一つのハイヒールがクリーンヒットする。靴は2個で一足だ、覚えておくといい。
ガキが怯んだ隙に下半身を拾い上げ、そのまま上半身も掻っ攫いその場を逃走する。クソガキに遅れを取るほどぬるい環境で生きてきたつもりはない。 - 77122/12/30(金) 15:29:50
- 78122/12/30(金) 15:53:22
「待てっ!!」
後方で何やら叫んでいるが待つつもりは無い。
左腕には下半身を抱え、右肩に上半身を担ぎ走る。
今これどんな状況??あとめっちゃ足の裏痛い
だいぶ走ったところで一度立ち止まり地面に2つの荷物をおろし足の裏に食い込んだ小さな砂粒をはらう。
何も考えずに突っ走り過ぎた。ここはどこだろうか果物類の匂いがする。廃棄なのか商品なのか知らないが果物が入ったコンテナが並んでいる一角に来たようだ。
荷物がふたつもあると同じ重さでも走りにくい。しゃがみ込み地面に転がっている上半身と下半身の断面をダメ元で合わせてみる。どうやら無事にくっついた様だ。子供がおままごとに使う磁石や面ファスナーで何度もくっつく玩具が頭をよぎる。
これで少しは運びやすくなった。左肩に担ぐ、以前より重くなった気がする。感慨深い、大きくなったね。
「おい!!お前!!」
声がする方を見ると麦わらのガキがいた。ゆっくりしすぎて追いつかれたようだ。返せだなんだと叫んでいるがぽっと出のガキにとやかく言われる筋合いはない。
大人の本気を見せてやろう - 79二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 17:38:33
- 80二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:52:01
麦わら坊主の方に向き直り、真っ直ぐに見据える。
相手はこちらの様子に怯む事なく構えていた剣の柄を握りなおす。やたらと肝が座っているのはなぜなのか。お前島民だよな??
少しの間睨み合いが続くが相手が痺れを切らしこちらに向かって走り出す。それを見計らい空いている右手でコンテナを掴みそのまま引き倒し、同時にその場から駆け出す。
ごろごろと大小様々な大量の果物が転がる音と悲痛な叫び声が聞こえる。転ぶなりなんなりしたのだろう、その勇姿をゆっくりと見れなかったのが非常に残念だ。
「お前っ!!大人げないぞ!!」
大人げ無いとは大人にこそ使う言葉だ。何やら俺を褒めてくれているようだ。
もし貶しているつもりなら大人に幻想を持ち過ぎている、大人とはこういうものだ。 - 81122/12/30(金) 20:55:01
どこかで過疎スレはさっさと落としたほうがいいみたいなのを見たのでここも当てはまるのかなと少し不安になってました…
79さんがえろい方を期待して下さる様なので1(主人公)にはもう少し生きてもらうことにします - 82122/12/30(金) 20:56:41
名前欄入れ忘れましたがスレ主です
邪魔が入ったせいで倉庫群から埠頭に出てしまった。始めてきた場所と暗いという条件のせいで俺の方向音痴が炸裂する。昼間ならばここまで酷くはないのだが。
子供一人を抱えて長時間走るのは流石にキツイ。床に獲物を寝かせ、自分はその場にしゃがみ込み息を整える。
後ろから元気に走ってくる足音が聞こえて振り返ると案の定麦わら坊主がいる。お前はロングスカート履いて裸足のまま子供抱えて走ったことないだろ、少しはこっちを思いやれ。
溜息をついてゆっくりと立ち上がる。ガキがギャーギャー騒ぐ声が頭に響いて鬱陶しい。こいつが家で寝ていればこんな事にはならなかった。急に怒りが込み上げてくる。
煩い!!こっちは前に会った時から狙ってたんだ!!それを貴様が邪魔しなければ!!一発ヤれば満足するかもしれないだろ!!さっさと家に帰って寝ろ!!
そのような事を勢いに任せて叫ぶ、正直怒りが強すぎて自分でもなんと行ったか詳細がわからない。
急激な血圧の上昇のためか呼吸が荒くなり少し目眩がする。
目の前の少年はぽかんと口を開けたまま固まっている。構えていた剣にいたっては今にも取り落としそうだ。
大人のガチギレをはじめてみたのだろうか。
- 83122/12/30(金) 21:06:17
麦わらのガキが我に返ったように剣を構え直す。少し俯いていて帽子のつばに隠れて表情が見えないが、どうやらまだやる気らしい。正直帰ってほしい。
こんな格好では分が悪すぎる。少し待てと声をかけながらスカートの端を破り捨て、離れたところに落ちていた酒瓶を拾い底を係留柱に打ち付けて割り、出来た切先を見せつけるように持ちながらゆっくりとガキの方へ近づく。
とんだ騎士道だ、不意打ちしようとこちらに駆けてきたら足を引っ掛けて海に落としてやろうと思っていたのに。
俺は腕っ節には自信がない。ただのガキ程度ならねじ伏せられる。しかしコイツはただのガキではない、生存本能が隙を見て逃げろと警告している気がする。
だが 男には逃げられない時があるものだ
剣を構えたまま動かないガキにかかってこいとハンドサインを送る。 - 84122/12/30(金) 21:13:36
こちらが瞬きをした瞬間に一気に間合いを詰められる。手に持っていた瓶を弾き飛ばされた上に足を払われ転倒し、背中を強かに打ち付け痛みと同時に逃げれば良かった強く思う。
身体を起こそうとするが途中で動きを止めざるを得なかった。目と鼻の先に剣の切先がある。もう少し勢いよく起きていたら刺さっていたかもしれない。
視線を少しづつ上げるとガキと目が合う。背筋に何かが伝うのを感じるほど冷たい視線だ。昼間の笑った顔とはまるで別人。
腹部に痛みと圧迫感を感じて思わず声が漏れる。ガキが俺の腹に片足を乗せて踏み躙る様に体重をかけてくる。クソが、調子に乗りやがって。
おいおいまさか虫も殺した事無い様な坊っちゃんが人様に怪我をさせる気か??
隙を見せることを期待して煽るがガキは無言のままこちらを見下している。
どうする 命乞いでもするか このガキに?? - 85122/12/30(金) 22:20:11
私事で申し訳ありませんが緊急事態が起きたので続きは明日以降になります
- 86二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:18:51
保守
- 87122/12/31(土) 10:29:59
打開策を探しながらガキの後方の海へ視線を送る。
俺は目を見開いて叫んだ。
「バギー!!海に落ちるぞ!!」
叫び終わる前にガキが振り返り俺の視線の先にいるはずのお友達を探す。勿論ハッタリだ。お前のお友達は別のところに転がっている。友達思いの馬鹿野郎で助かった。
大人相手ならこんなハッタリは効かないかもしれないが。所詮ガキはガキだったようだ。
コイツは将来大切な場面で油断し、煙玉を使われ敵に逃げられるだろう。謎の確固たる自信が俺にはある。
両手で俺の腹の上の足を持ち上げると体勢を崩したガキが転ぶ。完全にガキと俺の身体から離れた瞬間に能力を使って飛ぶ。
周りに果物の匂いが立ち込める。いくつかの果物を潰しながら倒れたコンテナから這い出す。
先程ガキを牽制するために引き倒したコンテナだ、座標を固定しておいて何とか自分だけは逃げることができた。可能であればあの麦わら坊主には二度と会いたくない。
今思えばこの港に戻るのが面倒で拠点とする座標をホテルから移してしまった、ただそれだけが敗因と言えるだろう。それを学べただけでも取り敢えず良しとしよう。
俺とバギーが生きてさえいれば何度でも機会はあるはずだ。
とにかく今は人目を避けてホテルに戻り着替えなくては、こんな格好ではセクシーすぎて悪目立ちしてしまう。 - 88122/12/31(土) 10:32:27
家族に発熱者がでて対応に追われていました
隔離や病院への連絡などずっとばたはたしているので更新遅くなります
落ちない程度に上げる予定ですが誤字脱字等が酷くなってしまうかもしれません
申し訳ないです - 89122/12/31(土) 12:28:27
- 90122/12/31(土) 18:31:09
「そこの海兵さん よかったら遊んでいかない??お安くするわよ」
細い路地で女が手招きしている。ここは冬島、コートを羽織った俺の姿を見て一般海兵と思ったのだろう。俺は足を止めず黙って首を横に振りそのまま遠ざかる。俺は娼婦と遊びたい訳ではない、聖女を堕としたい派の人間だ。
「お前ってこういうときホントお堅いよなぁ」
そう声をかけながら気安く肩を組んでくる男、よくウザ絡みしてくるが重宝している先輩の一人だ。俺が歩調を変えないままでいると流石に歩きにくかったのだろう、先輩は自ら腕を外しコートのポケットに手を突っ込むとそのまま隣を歩く。
「そういえばお前…きいたかよ…ここだけの話なんだが…」
いつもの前置きで先輩の9割方どうでもいい無駄話が始まる。無下にしていると思われない程度に相槌を打っていると目的地の船にたどり着く。既に出港の準備が進められている帆には海賊を威圧するための青いカモメのマークとMARINEの文字が描かれている。
俺は今この船、とある海軍の船に乗っている。
普段は背中と腕に大きく「雑」とかかれたゴミと同じくらいイカした制服を着て雑用としての生活、日々怒られない程度に仕事をするのに精を出している。 - 91二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:44:12
新展開!?
- 92122/12/31(土) 22:46:14
「ここにいたか!!…きいたか…曹長の話なんだが…」
俺が武器庫で仕事を片付けていると隣にウザ絡み先輩が座り込み無駄話をはじめる。お前の仕事はどうした。
「最近姿見せないと思ったら…懲戒処分されてたらしいぞ…」
今話に上がっている軍曹は俺がこの船に乗るきっかけになった男だ。
ある島で名も知らない海賊の襲撃を収めに来た一隻の船。これは好機と涙ながらに「海賊の手に落ちた子供を救いたい」と訴えたところ、上にまで掛け合い、雑用として俺を船に乗せるようにしてくれた。正直 あっ そこまでしなくて結構です と感じていたが俺は使えるものは使う主義だ。ここまで上手いこと行くとは思っていなかった。
「なんでも停泊中に一般市民に手を出したとかで…ホテルに連れ込む姿が何度もみられたんだとよ…酷いことされたって名指しで電話が来たこともあるとか無いとか…」
それは最低で低俗な行いだ
思わず口をついて出る。怒りを抑えようとするが抑えきれずいつもよりも男前な声が出た気がする。
そういう行いをするときは絶対に明るみに出ないようにするべきだ。何故なら前例があるとそれを警戒するようになり俺のようにひっそりと活動している人間にも影響する。
「うおっ…お前…そんなに正義感強かったか??」
俺のイケボに先輩がたじろぐ。
まぁ 軍曹に新たな性癖を植え付けたのは俺なのだが - 93122/12/31(土) 22:54:19
私事なので読まなくても結構です
スミマセン…お熱出たので年越す前にバギー捕まえるのは無理そうです…無念…
これからロジャー船長とレイリーさんとシャンクスと…とにかく色々な弊害をかいくぐらなきゃいけないものてして…
推しには一回カッコいいとこ見せてほしいと思って最初の島で逃したのが全ての元凶です
当初の予定は捕獲後にいちゃラブ(一方通行)な感じの方向性を思案していましたがなかなか捕まらない怒りと体調不良によるストレスのせいで分からせみたいな感じになりそうです とにかく虐めたいです(えろい意味で) - 94二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 07:22:58
ロジャーにレイリーにシャンクスに熱…色んな試練が1に襲い掛かってるな…
お大事に! - 95123/01/01(日) 10:06:56
「この話はやめだ…そういや!!お前海楼石ってきいたことあるだろ??まだ極秘らしいがそれでできた手錠が…」
そうそう こういうのでいいんだよ 世間話ってのは
不自然にならないようにおだて、相槌を打ち、気持ちよく情報漏洩してもらう。本当にこの先輩にはお世話になっている。
正式ではないが海軍に身を置く様になり、先輩にも恵まれ、色々と有益な情報や経験が得られるようになった。
一番大きかったのが様々な悪魔の実の能力者に出会った事だ。獣の様な姿になる者、流動体に姿を変え文字通り掴み所の無い者、奇術の様な能力を使うもの。因みに俺は3つ目に当たるようだ。ソイツらを見てきてわかったことは海楼石という特殊な鉱石が特攻になること、そして俺の能力はあまり強くないということだ。
はじめは勿論能力を隠し、海中にはトラウマがある、泳げないなどと誤魔化していたが、むしろ自分が能力者だと言い出すのが恥ずかしいと感じるほどだ。
おっかしぃなぁ〜地元じゃ負け知らずだったんだけどなぁ〜
正直に言うともっと戦闘面で強い能力かもっとえろい事に特化した能力がよかった。
左手で印をつけた相手とはほっといてもいつか巡り合うとかぐらいの隠し能力が無いと割に合わない気がする。 - 96二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 17:20:04
主人公くらいの執念があったら能力覚醒しそうだよ
- 97123/01/01(日) 17:39:30
こんなヤバい奴の能力覚醒させてしまっていいのかな…
それに覚醒したらどんな能力なるのか思いつかない…
不意に緊急連絡の船内放送が入り、武器庫の外から慌ただしい足音が聞こえる。
ロジャーとか言う海賊の船が島に停泊しているのを確認、各位戦闘の準備をしろ、ざっとこんな内容だ。
「やべェ!!持ち場に戻る」
うざ絡み先輩がそう言いながらドアの向こうへ消える。
ロジャー…どこかできいた名前だ…
外に出て進行方向をうかがう、裸眼でギリギリ島が見えるかどうかぐらいの距離だ。
海賊船をみたら思い出せるかもしれないと思ったが…
「雑用!!交戦準備だ!!」
いつも小舅の様に絡んでくる先輩に肩を叩かれる。
「あのゴールド・ロジャーが直接見れるからってはしゃいでんじゃねェ!!お前は非公認で乗ってるんだ!!殉職しようが何も残んねェぞ!!おれらがしっかり戦えるように準備しろ!!」
安心してください 死ぬつもりは無いもので
そう考えながら無言で頷き準備に向かう。途中でふと思いたち集中して印の位置を探る。対象は先程の島の方向にいるようだ。
そうだ バギーはロジャーという海賊の船に乗っているんだった - 98123/01/01(日) 21:13:05
それなりに準備を終わらせ、自分が使っている部屋に戻る。他の連中は忙しそうなのでここへ来ることはないだろう。自分のロッカーの扉を開き、二重底を外し、隠密様の装束や様々な道具を取り出し装備する。雑用の制服なんかで外に出たら目立ってしまうに決まっている。
そうこうしているうちに外から鬨の声の様な叫びが聞こえる、始まったようだ。
俺は不意打ちの捕縛なら得意だが真っ向勝負は全くだ、そのせいか交戦があるときはいつも船の中にいろと言われる。俺の姿がなくても不審がる者はいなかったのだろう。
突如船が大きく揺れ、思わず尻もちをつく。近くの壁に手を付き立ち上がり違和感を覚える。船が傾いているようだ。戦っている相手は本当に人間なのだろうか。
くすねた望遠鏡を片手に身を低くして部屋の外へ出る。船から少し遠いところで戦っている様だが劣勢の様だ、すぐに船を降りたほうがいいだろう。
この短時間でメインマストが折れ、座礁しているが船を降りる分には好都合だ。
気配を消して戦場と逆の位置からロープを伝っておりる。多少海に浸かるが致し方ない。
少し離れた高台に登り、身を隠しながら望遠鏡を覗き様子をうかがう。どうやら決着がついたようだ。
うちのトップが黒髪の男に胸ぐらを掴まれている。そしてその近くの二角帽をかぶった少年の足元には…小舅先輩!?
お労しや、お疲れ様です、ザマァ、今どんな気持ちですか、かける言葉が見つからない。 - 99123/01/01(日) 21:20:09
- 100123/01/02(月) 07:06:58
「島の反対側に”白ひげ”の船だ!!」
聞覚えのある声が遠くで叫ぶのが聞こえる。
白ひげ、流石に俺でもすぐに思い出す。新聞などでよく聞く海賊の通り名だ。
困ったものだ 同士討ちでもしてくれれば助かるが…
少し思案し様子を見ることにする。
船長であるロジャーが走り出したのを皮切りに他の海賊共も駆け出す。直後、島の中程から謎の衝突音と衝撃波を感じた。
ここから先は筆舌尽くしがたい程に最悪だった。
どこへ行っても爆発が起き、火の手が上がる。人間か疑わしい怪力による鉄球や岩の雨。飛び交う斬撃。気配を消したところでこんなバケモノ海賊がひしめき合う戦場では意味がない。俺の様な一般市民がいていいような場所では決してない。地獄か??ここは。
今まで生きて来て一番逃げ果せるのに注力するはめになった。自分の目的を達成するどころの話ではない。ただ身を守るだけで精一杯だ。
だが夜になると様子が一変する。昼間のアレは何だったのかと思うほどの静寂。近くの海賊共が停戦がどうとか話しているのを耳にする。
火を焚き、相手の陣営に睨みを利かせている者もいれば横になり休んでいる者もいる。海賊とは相手を皆殺しにするまで戦い続けるものかと思っていたので意外だった。
自分が今どちらの陣営にいるかわからないが大きな問題ではない。俺には能力でバギーの位置がわかるのだから。 - 101123/01/02(月) 10:49:43
隠密行動が出来るなら俺の独壇場だ。気配を消し、身を隠しながら標的の方へ向かう。
元々海軍の船と心中する気はなく、船が沈むなどしたときの為に停泊する島に毎回新たに座標を固定していた。触れたらすぐに能力で飛べばいい。
見張りの目を掻い潜りなんとか目標へ辿り着く。幸い大人達とは少し離れたところで寝ていた。
帽子を被ったまま寝ているバギー、その隣に赤髪の少年が麦わら帽子を抱えて眠っている。
コイツ…麦わらのガキ!!
煮え湯を飲まされた記憶が蘇る。元々海賊だったのかそれともあの島で海賊になったのかは知らないが嫌な顔を見た。
しかし今は恐れることはない。仲良く二人でおねんねしている。バギーと共に飛べばコイツも追っては来れない。今回は冬島の使われていない倉庫に飛ぶことになるが俺が温めてやるから安心してくれ。
細心の注意を払いゆっくりと近づく。遂にこの時が来た。ゆっくりと手を伸ばす。 - 1021 ロジャー倒す方法 [検索]23/01/02(月) 10:52:40
「おい てめェは… 白ひげんとこの奴でもねェな」
声かけられて思わず後ろに飛ぶ。聞こえるかどうかぐらいの小さな声だったが俺が驚くには十分だった。
声の先には黒髪に髭を貯えた男、ロジャーだ。マズイ事になった。
「騒ぐなよ?? こいつらが起きちまう」
そう言ってニッコリと笑う。屈託のない笑顔が逆に怖い。
「海軍の残党って訳でもねェみたいだな 人攫いか??」
ロジャーがこちらにゆっくりと歩み寄る。俺よりもでかい、近づいてくる程見上げることになりより威圧感が増す。
俺は善良な一般市民だ 子供を攫って海賊の道へ引き込んでいるのはお前の方じゃないか
そんな内容の啖呵を切る。自分を奮い立てないと気持ちだけで負けてしまう。
「直接言ったことはねェが…こいつらはおれのガキみてェなもんだ おめェにとやかく言われる筋合いはねェよ」
ロジャーが片手で顎を擦る。
なるほど…お義父さんでしたか…息子さんを嫁にください
こんな冗談を言う余裕は今の俺にはない。 - 103二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 10:55:55
主人公の変態さなんか好き
- 104二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 12:59:27
新規読者です。やれロジャー
- 1051は死なねェぜ??みんな23/01/02(月) 15:16:39
新規さんいらっしゃいませ
1は絶対にバギーを酷い目(えろい意味で)に合わすつもりなのでヤバいと思ったらお逃げください
決闘だ!!俺が勝ったら子供達を解放しろ!!
咄嗟に口をついて出る。俺の中の冷静な部分が無理無理無理無理!!と叫んでいるが今はとにかくこの状況を変えたい。
「決闘だァ?? おれとか??」
ロジャーが大口を開けて笑う。子供が起きたらどうするんだ。
「場所を変えるぞ」
意外な言葉が返ってくる、正直仲間を呼ばれるなどすると思っていた。歩き出したロジャーの後ろを黙って着いていく。この男には下手な真似はしないほうがいい、俺の本能がそう告げている。
他の海賊がいない道を通り海岸に出る。ここでやると言われ無言で頷く。コイツにあってからずっと腹痛がしている。
少し距離を置いて立ち、取り敢えずファイティングポーズを取ってみる。どうしたものか。筋弛緩剤は持っているがこの男にクスリは効くのだろうか。
ロジャーが腰の剣を抜いたかと思うと砂浜に突き立てる。
「ステゴロか いいぜ」
どうやらこちらが武器を何も持っていない事への配慮の様だ。自分の中の海賊のイメージと少し違う。ところでコイツにクスリは効くのか。
クスリの事ばかり考えていると始終笑顔を崩さない大男がゆっくりと歩み寄ってくる。
「来ねェならこっちから行くぜ」
振り上げられた拳、それが俺に向かって振り下ろされる。身体が動かない。
無理!! 死ぬ!!
命の危機を感じて思わず能力で飛んでしまった。暗くて寒い倉庫の中、寒さなのか恐怖なのか震えが止まらない。 - 106二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 16:44:30
主人公よそりゃ無謀ってもんだよ
- 107123/01/02(月) 18:32:48
屈辱的な敗走から一年程が立っただろうか。俺は今東の海の港町にいる。
今日はある男の処刑を見に来た。ゴールド・ロジャーだ。海賊王として新聞に名を馳せていたかと思えば次は処刑を執り行うとの号外だ。
海軍の船に乗っていたときに得た技術、主に盗聴により正式発表よりも事前に知っていたが、ロジャーを捕まえて処刑に至るまでがかなり駆け足で進められている気がする。
何か面白いものが見られるかもしれない。そう思いここに来たが、思わぬ収穫もあった。
無事に処刑が執り行われ雨が降りしきる中、人目を憚らず、耳を塞ぎ泣いている青髪の少年を見つける。帽子を被ってはいないがバギーだ。可哀想に、お前を守る人間がひとり減った。
近くには麦わらのガキもいる、帽子のつばを掴み顔を隠しているが泣いているようだ。
危険な事も承知で”親”の死に目を見に来たのだろうか、健気な子供達だ。
海賊王の処刑という一大イベントが終り、広場から人が引き始める。目立たないよう人の波に乗りながら二人の少年と距離をとり辺りを見回す。他に同じ海賊船のクルーはいないようだ、大人は薄情なものだ。
青色の少し短いハイポニーテールが揺れるのを観察しながら好機をうかがう。
一瞬麦わらのガキがこちらを見た気がするがこの距離だ、それにマントのフードも被っている、気づきはしないだろう。
突如バギーが麦わらのガキに対して何かを叫んだかと思うと一人で駆け出す。麦わらの方はその場に立ち尽くし全く追う気配がない。
やっと一人になった - 108123/01/02(月) 19:56:03
麦わらのガキへの下手な接触を避けるため一先ずその場を離れ、遠回りしながらバギーを追う。
何処に行こうが瞬間移動で他の島にでも行かれない限り追うことができる。その余裕から傘を買い、濡れて張り付くフードを外して顔の水滴を払う。こんな素晴らしい日に雨が降るとは、そこだけがツイていない。
標的の移動が止まったのを感知する。近い。
高鳴る心音と共に路地を曲がる。袋小路の壁際でしゃがみこんでいる少年に傘を差し出す。
少年が顔を上げる。青い瞳と赤い鼻、この距離でバギーの顔を見るのは久しぶりだ。
一瞬ぽかんとしていたがすぐに警戒心剥き出しの目でこちらを睨みつける。
「誰だてめェは…」
まぁ 誰でもいいじゃないか これから知れば
そう考えながらできる限り落ち着いた声で返す。
「彼は偉大な男だった…本当に…残念だ」
バギーが視線を落とす。俺はさらに続ける。
「むかし彼に縁があった よかったら追悼の意を込めて少し話さないか?? こんな事 話せる相手が限られている」
視線はそらされたままだ。
「間違っていたら謝るが 君が彼と一緒に居るのを見たことがある あの時は帽子を被っていたね 気が付くのが遅くなった」
まだ黙り込んでいる。昔に比べて口が堅くなったか。
「一杯奢らせてくれ 彼の話がしたい」
残念ながら反応は無し。仕方ない、一度離れて油断したところに麻酔でもなんでも打つしかないようだ。
「今でも 彼のあの笑顔が忘れられない」
本心から出た言葉、それ言い残して俺は立ち上がる。 - 109二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:22:11
こんな何年も追いかけるなんてもう恋じゃん
- 110二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:24:18
そろそろショタコンて年齢じゃなくなってるもんな
- 111123/01/02(月) 20:43:06
そうだよ恋だよ
「おい おっさん!! アンタ本当に船長の事知ってんのか!?」
去り際の背中に声が掛かる。まだ釣れそうだ。自然と上がる広角を見られないようにするため、振り返らずに返す。
「一度戦ったことがある だがここは海軍の目があるかもしれない 場所を変えよう」
これは本当だ、意外と海兵は路地裏などを見回っている。俺も海兵に邪魔をされたくない。
わかったと声が返ってくる。ゆっくりと振り返り傘を差し出すが断られ、そのまま先導するように前を歩く。
今日を祭りか何かと勘違いした連中がチラホラ路上で騒いでいる中を通り抜け、一軒の酒場に入る。
窓際のテーブル席に座るよう促し、俺は対面に座る。
こんな雨でも馬鹿騒ぎは外がいいのか店内はそれ程混んでいない、それでも先程の出来事について話している連中が多いようだ。
店員にそれなりの酒を2つ頼む。バギーは頬杖をつき横目で窓の外を眺めている。その姿を眺めていると店員が酒瓶を2つテーブルに置いていく。
「ここでは名前を出さない方がいい 船長とか 役職で話したほうがいい」
「ああ…」
上の空な返事、海兵でも気にしているのだろうか。
自分の酒瓶を手に取り一口飲む。
「君の船長に初めてあったとき 本当に人間かと疑った」
悪い意味ではないと付け加える。話の切り口としては最適かはわからないが嘘よりは本当に感じた事を伝えたほうがいいだろう。
バギーが酒瓶を手に取る。
「おれも 船長は死なねェって どこかで思ってたな」
独り言のようにぽつりぽつりと話し始める。適切な相槌を打ち、聞き専に回る。
彼が海賊見習いとしてロジャーに教えてもらったこと、憧れの存在としてのロジャー、ロジャーとの幼い頃の思い出…。
深くは語ってくれないが少しづつ話しながら酒を飲み進めていく。
そうだな そのロジャーは この世にはいない - 112二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:47:27
いけ!!!!!!1!
えっちなことするんだ!!!!!!!!! - 113123/01/02(月) 20:59:34
- 114123/01/02(月) 21:03:56
申し訳ないですが咳が止まらないので今日はここまでとしますが起きられなかった場合、続きが見たい方だけで保守をして頂けたら嬉しいです
落ちたら個人的にバギー虐めます(えろい意味で)逃げ場はないぞオラ
それと主人公はボロクソ行ってますがスレ主はシャンクもロジャー船長もみんな好きです
どうして1(主人公)はここまでどくずになったのか今でもよくわかりません - 115二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 01:25:55
1お大事に~
- 116二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 08:52:55
スレ主お大事に
主人公の執念と変態さやべー - 117123/01/03(火) 11:23:01
保守ありがとうございました
体調不良のせいか悪夢にシャンクス出てきた気がします
バギーの酒が残り半分くらいになった、頃合いだろう。左手をテーブルの下に降ろし、袖口から睡眠薬のアンプルを取り出す。
「話は変わるが あの麦わら帽子の少年も君の船に乗っていなかったか??」
バギーの斜め後ろの窓を右手で指差し、左手で音を立てないようにアンプルの先端を折る。
一瞬驚いた顔をしたバギーが俺の指の先の人波を注視する。酒瓶の中に薬液をすべて入れるのに十分過ぎるスキだ。アルコールと共に接種しても大丈夫かは怪しいが最近の子供は丈夫だ、昏睡する位が丁度いいのかもしれない。
「すまない 麦わら帽子に見えたが気のせいだった 雨のせいで見えにくくてね」
バギーはまだ外を見ている。
「だが 麦わらの少年は乗っていただろう??」
そう声をかけるとこちらに向き直り酒瓶を手に取る。
「アイツは…」
歯切れの悪い答え。仲が良さそうだと思っていたが先程はやはり喧嘩をしていたのだろうか。
なかなか酒瓶に口を付けないのがもどかしい。
「彼とは仲が良さそうに見えたが」
「アノ野郎とはハナから考え方が違うんだ!!」
バギーが景気よく酒を煽る。笑いそうになるのを堪えてこちらも酒瓶に口を付け窓の外に視線を送る。
「別に仲良しこよしやってた訳じゃねェ!!」
テーブルの上に空の瓶が叩きつけられるように置かれた音がする。
その直後、硬いものがテーブルにぶつかる鈍い音。 - 118123/01/03(火) 11:42:47
音の方に目をやるとテーブルに突っ伏すバギー。傍から見たら自分の限界を知らない若者が酒で潰れた様に見えるだろう。
倒れた空き瓶がゆっくりと転がっていきテーブルから落ちるところだったのをギリギリで受け止める。そこへ店員が心配そうに駆け寄って来る。
すまない 連れが迷惑をかけた まだ酒の呑み方を知らない若者だ 家で休ませれば良くなるだろう
そんなことを言いながら代金とチップを渡す。店側も仕事が増えるのは嫌なのだろう、金を受け取ると大人しく引き下がる。
身長差のため肩を貸して歩かせる振りは少し難しい、少々目立つが抱きかかえて外に出る。
店の外から何度か角を曲がり、人気が無いところで拠点へ能力で飛ぶ。
飛んだ先は俺の船の一室。ここを出てすぐ隣の部屋へ向かう。ベッドや机などが用意されているが窓には鉄柵、入り口は木の扉と鉄格子の二重構造になった特別仕様の部屋。すでに何度か使用し安全性は確認済みだ。
この船を発注するときに「座敷牢みたいな部屋が着いてる船ください」と言われた船大工の顔が今でも忘れられない。
鉄格子の扉の鍵を開け、中に入りベッドにバギーを寝かせる。大人しく横になっている姿を見るといつかの光景を思い出す。 - 1191 しゃあおらぁ観念せい23/01/03(火) 12:52:39
机の上に出しっぱなしになっている手錠をバギーの右手首にはめる。普通の手錠にしては長めの鎖を枕元の柵に回し、左手首にも手錠をはめる。
取り敢えずこれで動きは制限できたか
そう考えた途端に大切な物を思い出す。
海楼石の手錠だ
一度自分の部屋に戻り、一番重要と言える拘束具をとりバギーの元へ行く。腕には手錠をしているので右足首に手錠を着ける。
この手錠は労働者用らしく着けても少し気怠くなり能力が使えなくなる程度のものだ。少し値は張ったが汚職海兵が闇市へ横流ししてくれたおかげで手に入れることができた。ジャンク品で片側だけだがこれのお陰で相手が能力者か気にすることなく遊ぶことができ、とても重宝している。
バギーがまだ寝ている間に船を出す。陸と繋がっていると何があるかわからない。近くの島を目指した航路をとり、部屋に戻る。
これでもう助けは来ない。
濡れて張り付いている服をはだけさせながら持ち物検査をする。大小合わせて10本ほどナイフが出てきて少し困惑する。
自室に没収したナイフを置くと同時に思い立ち、アンプルと注射器を手に取る。 - 120二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 13:01:07
座敷牢みたいな部屋こわすぎ草
- 121123/01/03(火) 15:23:50
ベッドのはしに座り、アンプルの内容物を入れた注射器を指で弾きながら空気抜いているとバギーが目を覚ます。
おはよう
笑顔で目覚めの挨拶を済ませると左手で首筋を押さえて血管を探す。雨で体温が下がっているせいか探しにくい。
「てめェ!!なんのつもりだ!!」
少々騒いでいるが問題はない、見つけた血管に針を差しゆっくりと薬液を流し込む。目覚めにいきなり注射を打たれたのは初めてなのか小さな悲鳴のような声を上げて硬直している。
「チクショウ!!何しやがった!!毒か!?」
針を抜くと同時に叫びだす、元気なことはいいことだ。それに毒ではない、催淫剤だ。
こちらに掴みかかろうとバギーが手を伸ばすがガシャンと大きな金属音を立てて動きが止まる。
「っ!? はァ!?」
首を反らし繋がった鎖を見てすぐに理解したらしく射殺す様な視線でこちらを睨む。
「てめェ…わかってんだろうなァ…」
歳の割ドスの効いた声で威嚇する。
おお 怖い怖い これがいつまで続くのやら
手を伸ばしてバギーの腹に手を当て、ゆっくりと胸に向かって撫で上げる。 - 122123/01/03(火) 18:56:30
長くなったの分割するの面倒くさくなってテレグラフ行きにしましたがまだそこまでエロいことしてないです…スミマセン…
冷静になった途端なぜこんなクズみたいなやつに推しがいいようにされているところ書いているのかという虚無感がスレ主を襲う
【閲覧注意】「気持ち悪ィ!!触んじゃねェ!!クソっ!!どうなってやがんだ!!」こちらに悪態をつきながらも何かが思い通りに行かないらしく焦りのようなものが見える。
俺も思い通りにならない事は嫌いだ、良いことを教えてやろう。
聞き取りやすいようにゆっくりと穏やかな声を出す。
「バギーお前の足に付けてるモノは海楼石だ 海楼石を知っているか?? これがある限り俺達能力者は力が使えない」
「何だと…それになんでおれの名前知ってんだてめェ…??」
その質問にはまだ答えない。バギーの胸を撫でていた指先に硬いものが当たり、それを人差し指と中指で軽く挟む。
「ひっ!!…どこ触ってんだ!!おれは男だぞ!!」
ある程度の性知識はありそうだ、是非これから自分が何をされるのかも予想を立ててほしい。
親指と人差し指で挟むように小さな乳首をしごきながら、ゆっくりとバギーの胸に顔を近づけ唇を押し当てる。チュッと音がする程強く吸うと同時に小さな悲鳴が聞こえる。顔を離して確認すると赤紫色の鬱血痕が出来ている。
「クソっクソっ!!気持ち悪ィ事してんじゃねェ!!」
鎖をガチャガチャ言わせながら喚く。それにしても元気だ。
体重をかけないように腹部あたりに馬乗…telegra.ph - 123二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 19:16:45
クズだからいいんだよ
怯えるバギーはなんぼ摂取しても健康にいいですからね - 124123/01/03(火) 22:00:22
- 125123/01/03(火) 22:05:06
申し訳ないですが本日も体調が優れないので大人しく寝ます
寝ようとすると何故か咳が出まくってなかなか寝付けないので12時間以内にここに戻ってこられるかわかりません 可能な方で保守お願いします
朝に薬を飲むのに起きますが頭が回らなくてスマホをさわれない状況だと思いますゆえ… - 126二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 23:05:05
えっちになってきた
可哀想なバギー君はなんぼあってもいいわ - 127二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 02:13:40
13〜14歳の時点で130cm台だった気がするから何とかなる
- 128123/01/04(水) 11:00:14
遅くなりました…スミマセン…
13歳時に130cmでロジャー船長の処刑が22年前
最終的に192cmになることを考えると
今15歳のバギーは成長期とか踏まえて160cm位なのかなと勝手に想定してます
2m前後の男に襲われる160cm…怖くなってきた…
でもスレ主には3mの男に襲わせた前科がある…
【閲覧注意】3短めですがど直球表現あり────
少しだけ乱暴に指を引き抜く。バギーはというと圧迫感や刺激から開放されたからか少しだけ安堵したように息を整えている。
手早く自分のズボンをズリおろして硬くなった雄を露出させ、バギーの穴に押し当てる。
指とは違うものが触れる感触に疑問を感じたのか、バギーが背けていた顔をこちらに向ける。
「こん…どは…なにを…」
涙で潤んだ青い瞳。それに少しずつ恐怖の色が滲む。素晴らしく煽情的だ。
満足気な表情を浮かべながら体重をかけていく。
「いっ ぎっ あっ」
叫びたいが息が詰まって上手く叫べないようだ、可哀想に。
侵入を拒むように押し返してくる肉壁を押し広げ、なんとか中程まで挿れることができた。まさかとは思っていたがこれまでの反応を見るに十中八九初めての経験なのだろう。こんな歳の少年が海賊船なんかに乗っていれば一度や二度は経験させられていると思ったのだが。
バギーは未だ苦しそうに声を漏らし、しがみつくようにシーツを掴む指は関節が白くなる程力が込められている。
挿し入れた半分程をゆっくりと引き抜き、ゆっくりと元の深さよりも少し奥を目指す、これを何度も繰り返す。痛いほどに締め付けられる圧…telegra.ph - 129123/01/04(水) 13:12:58
長くなりすぎて分割する部分に困った結果
これの後半部分を書き直してます…
あんまりエロいことするシーン長すぎても飽きてしまいますよね…??
【閲覧注意】4胸糞要素ありかもです────
経験が無いと確信している上で声をかけてみる。
その反応は初めてじゃないな 最初にヤッたのはいつだ??
反応は無し、口に手の甲を押し当て必死に漏れる声を抑えようとしている。
ゆっくりと竿を引き抜きながら続ける。
敵船に捕まったときにでもヤラれたか? それともお前のところの船長か? 副船長か?
「ロジャー船長はそんなっ うっ!! あっ あっ いやっだっ やめっろっ!!」
何か言い返そうとしたところを狙い腰を打ち付ける。そのまま何度も穿つように腰をふる。声を抑え方がわからなくなったのか何かを求め腕を振り回し、その度に鎖がガチャガチャと音を立てる。
こんな気持ち良さそうな声なんか上げて 他のクルー…麦わら帽子のお友達なんかが見たらなんて言うと思う?
「あぁっ クソっ!! あっ ちがっ んんっ ちがうっ!!」
バギーは一生懸命に何かを否定するように首を振る、こちらを誘惑するように腰をくねらせながら。
一度こちらの動きを止めて覆いかぶさる様にしてバギーの腕に手を伸ばし、手錠に繋がれている鎖を外す。両手では外せる様になっているこの仕掛け、勿論体位を変えやすくするためにわざわざ作らせたモノだ。…telegra.ph - 130二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:19:04
エロはいくらあってもいいよ?
- 131123/01/04(水) 13:58:05
本当に??長くてもいいの??その分バギーが可哀想な時間伸びちゃうよ??
(えっちな道具とか使わせたいけどみんなにどう思われるかな??嫌かな??ききたいけどどうやって切り出せばいいんだろう…) - 132二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:39:53
シコスレとか見てるとマイルドやなーって思っちゃうから麻痺してるかもしれんな
自分は好きだから読みたいけどエロだけ飛ばしても読める仕様にしてはどうだろうか? - 133123/01/04(水) 15:36:52
マイルドに感じるのはスレ主の文章力にも由来するかもしれません…ごめんね??
シコスレの皆さんの想像力はすごいですよね…自分もまだまだなんだなって何度も再確認して新たな性癖もらって帰ってくることになるので最近は行ってないです…でもきっとまた行く(確信)
エロだけ読み飛ばせる仕様…うーん…SS初心者(完結2本+コレしか書いたことない)のスレ主に出来るかわかりませんが考えてみます
- 134123/01/04(水) 22:48:49
夕方頃に体調悪化して先程まで寝ていました…
薬を飲んだらすぐ寝ますが明日の午前中にここに戻ってこれるかわからないです…申し訳ないです… - 135二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:59:52
1無理せずにな
えっちなのはなんぼあっても嬉しいので待ってるよ - 136二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 07:02:57
保守
- 137二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 07:06:23
エロありがたいッス!
いつまでも待ってるので無理なく勧めてくださいッス! - 138二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 11:17:13
楽しく読んでるので気長に待つ
- 139123/01/05(木) 13:53:53
午前中使い物にならない状態で遅くなりました…おまたせした割に短いです…面目ない…
熱はないのにただただ身体が怠い…でもスレ主はバギーと一緒にラフテル()行くって決めたんだ
【閲覧注意】5これで一旦きりは良くなりますだんだんえっちなことがゲシュタルト崩壊してきました
あんまりえろいことなっていかもしれません
────
「チクショウ…触んじゃねェ!!」
猫が人に抱かれるのを拒否する様に両手を伸ばし俺の胸元を押し返す。触るなと言われているが下はすでに繋がっている。
愛玩動物を愛でる様に背中や腰、太ももを優しく撫でる。
「っ!? ──っ!!」
撫でられた事に身体が反応し、動いたことにより自身の中に入っているモノを思い出したのだろう。俯き、急激に大人しくなる。
じゃあ そろそろ動いてみようか
「いっいやだ!!やめてくれ!!」
しおらしくなったバギーも可愛いなぁ
微笑みかけながらバギーの腰を左手で押さえ、腰を突き上げる。
「ア゛ッ…」
先程よりも深いところまで届いて驚いたのだろう。
まだ一度突き上げただけだというのに、バギーは顔をのけ反らせ顎を震わせている。
これからもっと深くなるからな
優しく声をかけて動きを再開する。
「アッ ア゛ァッ い゛っ おれっ これっ だっ あっ なんっ いやっ」
俺に何かを伝えたいらしいが上手く言語化出来ない様だ。残念な事だが言葉で伝えてくれないと俺にどうしてほしいのかわからない。…telegra.ph - 1401 感謝の正拳突き23/01/05(木) 14:05:02
私事なので読まなくても結構です
クリスマスだし赤鼻のバギー拐わなきゃって急に思い立って着地点も決めずに始めて無駄に長くなってしまったというのに
楽しみとか待ってるとか暖かいコメントを頂いて本当に嬉しいです ありがとうございます
現在「ここからでも推しを本編時空に戻してあげたい1(スレ主)VSやっと捕まえたから壊れるまで飼殺しにしたい1(主人公)VSダークライ」しているところです
体調不良により難航しておりますがなんとか完結はさせたいと思っておりますのでもう少しだけお付き合い頂けたら嬉しいです - 141123/01/05(木) 18:19:20
結局えろい部分を飛ばして読めるようにする妙案が思いつ来ませんでした…ごめんなさい…
えろくない部分だけ読みたい方はテレグラフはえろいと思って飛ばしてもらえればと思います
────
バギーの隣で肘をついて横になり、うつらうつらとしているともぞりと動く感覚に目を開ける。
丁度バギーも目を覚ましたところの様でまだ焦点の合わない目でこちらを見上げている。
あっ おはよう〜
笑顔で声をかけながら身体を起こし、予め用意しておいた注射器を手に取ると針のキャップを外す。
「チクショウ!!てめェ!!まだなんかやる気か!?」
寝起きとは思えない声量でバギーが叫ぶ。驚いた、少し休んだだけで体力が戻った様だ。多少の無理なら受け入れられる丈夫な身体の持ち主なのかもしれない。
変なところに刺さったら困るから暴れないでね
優しく声をかけながら首筋に手を当て、素早く針を刺す。先程刺した跡の近くだ。
「うっ…クソっまたあの毒か…」
暴れると液漏れして浮腫になっちゃうぞ
首という人体の急所に針を刺され、本能的に大人しくなったようだ。
先程よりも針は太いが薬液も多く、流し込むのに少々時間がかかる。
勿論わざわざ首に注射を打つ必要はない、完全に俺の趣味だ。寝ている間に打った栄養剤は普通に腕に打った。
針を引き抜くと同時にバギーが威嚇するように叫び始める。まだ止血してないんだから大人しくしなさい。
刺し口にガーゼを押し当て、額に音を立てて唇が触れる程度のキスをする。
「ナメやがって…」
吐き捨てるように呟き俺を睨む。なかなか強靱なメンタルの持ち主だ。
そういや さっき打った注射の具合はどうかな??
幼子をあやす時の様に優しく声をかけながら身体を擦る。俺に向けられていた視線が逸らされる。
ベッドから降り、机の上に置いていたカゴを手に取る。
ベッドの脇にカゴを置き、中からオイルの入った瓶とピンク色の小さな玩具を取り出す。 - 142123/01/05(木) 18:23:37
今日は全然進まなくて自分でも悲しいです…無念…
私事で申し訳ありませんが、自分のところは明日から平日になるので本日の更新はここまでとさせて下さい…
場合によって明日は戻ってこられないかもしれませんが善処したいとは思っております
思えば帰省しようとして結局蜻蛉返り、年越しには発熱して寝ているかえろいこと考えているかの年末年始…何だこれ… - 143二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 18:28:56
1のやりやすいようにやってくれたら全然OKだよ
文章楽しんで読んでるので無理しないで書けるときに書いてください - 144123/01/05(木) 18:53:18
ありがとうございます…
ノリと勢いで始めてしまったことですが出来るだけ早くちゃんとした形で終わらせたいとは思っています…
元々こんな長い文章書くの慣れてないもので、主に発生する矛盾を揉み消す作業に苦悩しております…
心の何処かでローグタウンから始めればよかったのではと思っていますがもう考えないようにしております
できる限り落ちないように自分で保守代わりになにかするつもりですが落ちるギリギリに気がついた方がいたら助けていただけると嬉しいです - 145二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 21:43:55
- 146123/01/06(金) 07:35:36
保守代わりにダイス振らせてください
1(主人公)の髪色と目の色
1.黒 2.茶 3.赤 4.橙 5.黄 6.緑 7.青 8.紫
9.白(銀)
dice2d9=6 7 (13)
- 147123/01/06(金) 07:37:03
1(主人公)
髪色 緑
眼の色 青
眼の色お揃いだったのか… - 148123/01/06(金) 12:14:35
- 149二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 19:04:41
- 150123/01/06(金) 19:07:06
- 151123/01/06(金) 19:15:04
説明が多くてあまりえっちじゃないですが…
序盤で器具の名前が出てくるのでダメそうな方はお逃げください…
1(主人公)が変態ということは1(スレ主)もまた変態なのかもしれないと思い始めた今日此の頃
【閲覧注意】Ⅱ-2残念ですがえっちなことそんなにしてませんがっつり器具が出てくるので苦手な方はお逃げください
────
次に出した玩具はニップルドームと呼ばれるものだ。男の子相手でも安心して使えるので気になる人はぜひ調べてほしい。
ローターの微妙な刺激に気を取られている様で全くリアクションを取ってもらえないのは寂しいが装着の準備を始める。
指にオイルを取り、バギーの両方の乳首に塗る。ここでやっと元気にギャーギャーとリアクションを取ってくれるが遅いので無視する。
玩具のカップ状の部分を2つ手に取り、バギーの腹部の辺りに体重をかけないように跨がる。
手早く上着をはだけさせ上半身を完全に露出させる。
それぞれの乳首にカップを乗せ、ハンドルを回し吸引させ装着する。吸引している時点でやや反応が見られたのできっと気に入ってくれそうだ。
少し暴れたので腹部に体重をかける。
大人しくなったところでアタッチメントが乳首に触れる程度に調整し、手を伸ばしてスイッチとコードを取り出す。
カップとスイッチをコードで繋げば準備は完了だ。簡単でしょ??
「次から次と…気持ち悪ィモン出しやがって…」
職人さんに謝れ
一度ベッドの脇に降り、玩具のスイッチを入れる。…telegra.ph - 152二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 21:05:18
1更新ありがとうございます
- 153123/01/06(金) 22:06:56
こちらこそこんなに怪文書みて頂いて…ありがとうございます
今日は体調がいいですがここまでとさせてください
明日も落ちない程度になにかする予定ですが落ちそうなのに気がついた方がいらっしゃいましたら助けていただけると嬉しいです
【閲覧注意】Ⅱ-3道具はそんなに出て来ないです────
あれから何分経ったのかはわからないがよく寝た。椅子から立ち上がり伸びをする。
ベッドの方に目を向けるとバギーはこちらの方に背中を向けている。
そっと近づき仰向けにさせる。残念ながら玩具の一つが外れている。
装着した二種の玩具は双方ともイケない様に弱く設定しておいたがどうだったろうか、顔を覗き込む。
半開きで虚ろな目、目尻には涙の跡があり髪が張り付いている。髪ぐらいは結んであげても良かったかもしれない。
口元も力無く開いた端から唾液の筋が垂れており、何度か噛んでしまった様で下唇の近くに小さな内出血が数箇所出来ている。
可哀想に
開きっぱなしの口に舌を差し込みバギーの舌を絡め取る。頭を撫でながら舌を溶かす様に優しく愛でる。
「んっ… はぁっ… はっ…」
熱い吐息を漏らしながら拙いながらも舌を絡め返すように動かしてくる。健気で可愛い。
短めだが口を離す。名残惜しそうに少し突き出されたバギーの舌と自分の舌の間に唾液の糸が伸びる。
注射の跡が無い方の首を曝けさせ、首筋にキスをする。少しづつ位置を変え、時折強く吸い、自分だけの印をつける。
「はや…く はずせ…」
鬱血痕が出来…telegra.ph - 154二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 09:03:36
ドキドキしてきた
- 155123/01/07(土) 11:48:32
折角早く起きたのに…病床に伏せってる間に溜まってた事片付けてたらこんな時間でスレ落ちたかと思った…
守っていただいてありがとうございます…
夜までには戻ってきて続きあげる予定ですがちょっとハードめになりそうで無理な方が多いかもしれません…変な性癖持ってて本当にごめんなさい…バギーもごめんな…
これが終わったら通常のえろに戻る予定なので少々お待ち下さい - 156123/01/07(土) 20:08:58
本能の赴くままに書いたらすごく長くて大変なことになったので少しなおしました
無意識って怖いですね
それでも特殊なので特殊なのが無理な方は少々お待ち下さい
すぐに普通のを上げますので
【閲覧注意】Ⅱ-4なおしたけどちょっとハードめ尿道責あり
やばいと思ったら逃げてね
────
軽く触れたのが物足りなかったのか手を離したというのにヘコヘコと腰が動いている。
自身でも動いていることを自覚しているようで両手で目元を隠してしまった。
まぁ 見てなくても罰ゲームは始めるけど
手を伸ばしてカゴから棒状の物が数本入ったケースを取り出す。
ケースから最適な長さと太さと柔らかさのものを選び、右手で端をつまむようにして抜き取る。簡単に言うとカテーテルというものだ、様々な種族に使える様にかなりの種類がある。玩具という訳では無いが俺にとっては同じようなものだ。
左手で内腿を撫でながら、腰の動きが落ち着くのを待つ。
「ひっ…なんだ…それ…」
俺の右手に光る金属質のモノに気がついたらしい。
危ないから絶対に勝手に動かないでね
警告をすると左手でバギーの男の子の部分を握り、人差し指と親指で軽く亀頭を押さえる。
今も露が漏れ出しているソコヘ玩具の先端を慎重に差し込む。
「いっ…!!」
顔をしかめ、苦痛に耐えている。罰ゲームなのでこれくらいでは労わない。
慣れた手付きでスルスルと差し込み良いところで止める。初めてのコに入れるときはいつも緊張する。…telegra.ph - 157123/01/07(土) 20:10:10
- 158二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:10:51
えっちなバギーくん可愛いね♥
- 159123/01/07(土) 22:23:27
えっちじゃないパート書いてたら途中で寝てしまってました…ごめんなさい…
一応自分の中で最後の方向性が決まったのでダークライは解放されました バイバイ ダークライ
明日は買い物とか出掛けたいのでまた更新夜になると思いますが明日、明後日で終わると思います
もう少しだけお付き合いしていただけると光栄です
それではまた明日 - 160二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 23:31:57
果てしなくえっちで最高オブ最高……これは煮込まなきゃな……
そしてダークライは解放されてよかったね - 161二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 04:19:36
えちえちで素敵なスレだ
- 162二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 11:24:50
性癖なのでありがたい
- 163123/01/08(日) 11:40:58
ほのぼの日常回です えろはないです
──────
クスリは快楽を与えるのに便利だが、脳の許容値を超えやすくすぐに失神されてしまう場合がある。その点素面だと本人が無理だと言ってからもこちらが気をつければ長く楽しめる。
あの後結局3回戦までじっくりと楽しみ日が暮れた。初夜としては最高だった、時間帯は昼間だが。
ぬるま湯の入った桶を持ちながら鉄格子の鍵を開け、中に入り鍵を締め直す。
一旦床に桶をおろし、ベッドの上の毛布を床に広げ、両手の鎖を外し、寝ているバギーをそこに下ろす。
途中で起きてしまわない様、腕の血管を探し弱めの睡眠薬を打ち込む。血管の見つけやすいコで本当に助かる。
ぬるま湯などを使い、身体を綺麗にしてやり、新しいパジャマに着替させる。いつも思うがまるで着せ替え人形の様だ。
ベッドのシーツを新しいものに替え、バギーをその上に寝かせると新しく持ってきた毛布を上にかける。
重労働だが飼っている嫁の世話は主として当然の事だ。
一度、替えたシーツや桶を持ち部屋の外に出る。
消毒が終わった玩具の入ったかごとパンなどが入ったかごを手に戻ってくと、机の上に木の皿に入ったパンと水の入った瓶、そして先程楽しんだ玩具+αを並べ、「ご自由にどうぞ」と書かれた紙を木の皿の下に挟む。
部屋を出る前に最後に寝ているバギーの顔を覗き込む。とても穏やかな顔で眠っている。睫毛が長い。
今までの嫁は壊れたら適当に町に返したりしていたが、このコは壊れてしまってもずっと手元に置いておくのもいいかもしれない。
それに精神の強いコだ、何度も脱出を図る様ならクスリで半分壊すぐらいが丁度いいのかもしれない。
今後の事を考えながら鼻の頭にキスをして部屋をでる。
しっかりと鍵をかけたのを確認し、自室に戻り横になる。
明日は予定していた島に寄港する。そこでしっかりと準備を終えたら自分の新たな根城のある島に向かう。
少しかまってやれないかもしれないが俺の島についたらしっかりと可愛がってやろう。
そのためにも今はしっかりと休みを取ることが大切だ。
灯りを消し、目を閉じる。 - 164123/01/08(日) 11:42:24
(同じ性癖の方がいらっしゃるならもう少し長めに罰ゲームしても良かったな…)
- 165123/01/08(日) 19:25:21
- 166123/01/08(日) 22:08:57
- 167二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 22:18:12
1はなかなかのSっぷりだなあ
ちょっと油断してた - 168123/01/09(月) 00:31:53
- 169二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 09:18:53
えっちだ……
終わるの寂しいけど1のペースでがんばってくれ - 170二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 11:30:29
新規です
バギーかわいい - 171123/01/09(月) 14:27:58
新規さんこんにちは…こんなもの読ませてごめんね…ありがとう…
一応今日で終わる予定です
ヤりたいことヤッたもん勝ち青春なら
【閲覧注意】Ⅲ-4これまで一輪を掛けて可哀想かもしれない…見習いバギーが一体何をしたって言うんだ…
────
中に子種を注ぎ込むとそれと同時にイッたのか中が痙攣し、急激に大人しくなる。
ベッドに寝かせ、雄を引き抜く。意識はある様で抜くと同時に小さい声を上げる。
一先ず手錠に鎖を繋ぐか、それになにか企んでいるようならば強めの睡眠薬で眠らせておいた方が無難かもしれない。
鎖を探していると服の端を引っ張られる。
「も…もう終わりかよ?? ダーリン♡」
まだなにか聞き出したい事でもあるのだろうか、声の主の方に目をやり思わず息を呑む。
目線をやると同時にこちらに尻を向けて誘う様に振る。未だひくつく穴からは白い液が漏れ、とても官能的だ。
俺は娼婦と遊びたい訳では無い。聖女を堕としたい派の人間だ。しかし聖女の様に性行為に恥じらいや嫌悪感を持っていた存在が娼婦の様に誘って来るのは大好物だ。
そちらにがその気ならば付き合ってやろう。
骨盤辺りをしっかりと両手で掴み、硬度が増した雄を穴に滑り込ませる。
繋がったまま俺が膝立ちになると、身長差のせいでバギーの脚は中途半端な高さに吊られる。
足で自分の体重を上手く支えられない恐怖からか中が少し締まる。…telegra.ph - 172二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 15:03:42
- 173123/01/09(月) 19:15:17
新規さんこんにちは 捕獲前と後で温度差ありすぎて具合悪くならないでね…
全く持って文系じゃないから文章読みやすいって言われると喜んじゃう///
【閲覧注意】Ⅲ-5♡喘ぎ注意執拗な乳首責めがバギーを襲う
もう少し我慢してね…
────
「おれが…イッてないのに…終わりかよ…??」
やけに反抗的な目でこちらを見上げる。疲労によるものなのか目からはあまり生気が感じられない。
そろそろ休んだ方が身のためだ 俺にも仕事がある
わがままを言う幼子に言い聞かせる様に優しく声をかけ、目尻に出来ている涙の跡を親指で拭ってやる。
正直に言うと俺も疲れている。これからやらなきゃいけない仕事があると考えるとそろそろ休息を取りたい。俺も普通の人間だ。
鎖の方に手を伸ばそうとすると首に手を回され、そのままキスをされる。
どうやら次の狙いは鎖に繋がれるのを阻止する事の様だ。
俺の気を鎖から逸したいらしく必死に舌を絡めてくる。健気なものだ。
鎖は本人が眠っている間に繋げばいいだろう。
舌を絡め返すとそのまま口の中を蹂躙してやる。水音を立てながら舌を上顎の裏を歯茎を犯す。
「んっ♡ふぅっ♡はぁっ♡」
苦しそうな嬌声を上げながら両手で俺の肩を押し返してくる。ここまでさせるとは思っていなかったらしい。
イきたいなら好きなだけイかせてやろう
口を開放し組み敷いている獲物の姿を視姦する。
胸元に視線をやり、可愛い乳首に目をつける。…telegra.ph - 174二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 19:20:41
女の子にされちゃうバギーくん可愛いよ
- 175123/01/09(月) 19:27:02
えろくないパートです
結局あの後に盛り上がってしまい、2回戦までもつれ込んでしまった。
窓の外から海鳥の鳴き声が聞こえ、外に目をやると遠くに船の影が見える。
ベッドにうつ伏せになりすっかり大人しくなったバギーを見る。しばらくは動けないだろう、先に外の様子を確認したほうがいいかもしれない。
鉄格子の外に出てしっかりと鍵をかける。
身なりを整えながら部屋の外に出ると見張り台へ向かう。
散々楽しんだせいで見張り台へ登るだけでも一苦労だ。
望遠鏡を片手に辺りを確認する。先程見えた船はただの漁船の様だ。島は既に肉眼で見える距離、そこからの船だろう。
安心したら急に眠気が来る、少しだけ目を瞑ろう。柱に背中を預けてその場に座り込む。 - 176123/01/09(月) 20:02:07
寒さに身震いして目を覚ます。少し日が陰って気温が下がったようだ。
身体を動かすのが億劫だ。この距離だが能力で飛び、自室に戻る。寝起きの頭で次に何をしようとしていたか考えながら部屋の外に出る。
そうだ、バギーの様子を確認しなくては。鍵束を手に座敷牢の扉を開ける。
既に鉄格子の扉が半開きになっている。
マズイ事になった。さっき鍵を締め忘れたのだろうか。様子を見る限り人がいる気配はない。
腰のホルダーに鍵束をつけ直し部屋の外に出る。
一旦落ち着こう、ここは海の上、相手は能力者でカナヅチな上に海楼石の足枷もつけている。必ず船の上にいるはずだ。島に上陸する前に見つけないと逃げ出される危険がある。いっそ今から航路を変えて見つけるまで海上にいた方が安全か。
一度に色んな考えが頭の中を駆け巡る。
そういえば使った事は無いがこの船にも緊急時用の小舟が積んであった。まさかそれで降りたとかでは無いだろうな。
海上を確認するため船の縁に向かい、手摺に手をかけようと手を伸ばす。
「ここにいたのかよ 探したぜェ?? ダーリン♡」
うっ…
急に腰辺りにタックルを食らい、衝撃により体勢を崩し手摺に身体を強かに打ち付ける。
声の主を探し、目をやると丁度俺から距離を取るように離れたところだった。 - 177123/01/09(月) 20:22:49
見たことない格好をしたバギーの姿、正確には見たことある服だ。俺の服を着ている。
これが…彼シャツと言うやつなのでは!?
そんな事を言っている場合では無い。バギーが脱走している。
「どういう服のセンスしてんだてめェ…地味な服ばっかじゃねェか」
長い袖を折り直しながらバギーが文句を言う。人の服を勝手に着ている者の台詞とは思えない。隠密行動するのには地味な方が適してるんですぅ!!
足元を見てあることに気がつく。長すぎてナイフか何かで短く切られたであろうズボン、そこから見える足首には海楼石の枷は無い。
「ダーリンの方が似合ってるぜェ」
俺の視線から何かを察したバギーが笑いながらこちらを指差す。指している先は俺の右腕。いつの間にか海楼石の枷がされている。先程ぶつかられた時につけられたか。
一体いつ外した、鍵は俺がずっと持っていたし、予備はあるが根城においてきたはずだ。船には鍵束につけているものしかない。
固まっている俺の目の前の床に金属音を立て、棒状の物が何本もばら撒かれる。そのうちの数本は先端が曲がっている。
「海賊が鍵開け出来ねェでどうやって宝集めるってんだ?? バーカ」
部屋に置いておいたカテーテル。確かに中には針金の様な物も混ざっていた。
相手はまるで手品の種明かしでもしているかの様な余裕だ。
焦ると思考がぐちゃぐちゃになる。どうする。腰の鍵束に手を触れたところでバギーがナイフを取り出す。前に押収したものだ。
どうする 俺の能力は元々戦闘向きではない
この弱い海楼石の手錠をつけられ能力を封じられた程度では変わらない。
どうする 鍵を外す動作は必ず隙になる
しかし能力が使えると思わせた方が有利になるか。そもそも俺が能力者かどうか知っているのだろうか。自分から言った気もする。
鍵束から手を離し懐を探る。護身用にいつも持ち歩いている強めの筋弛緩剤ならすぐに出せそうだ。
どうする 戦うかそれとも
不意に飛んできたナイフが俺の斜め後ろの手摺に突き刺さる。 - 178123/01/09(月) 20:37:13
ナイフに気を取られ、思考やらなにやらを止めてしまったが幸い何も仕掛けてこなかった。
投げナイフは厄介だが弾数は有限だ、最終的には接近戦になるはずだ。
バギーの能力はどういったものだったか…上半身と下半身が分離したのは覚えているがそれ以上のことは知らない。自分の能力の解放というよりは相手の能力を封じるための手段として海楼石の手錠を使える様にしたほうがいいだろう。接近された隙につけられれば御の字だ。
腰の鍵束に手を伸ばす。鍵を外す隙に近寄りでもしたらすぐに筋弛緩剤を…
鍵束が無い
思わず腰のホルダーに目をやる。やはり無い。
「探してるモンはコレか??」
人差し指に鍵束をかけてクルクルと回しているバギーの姿。先程から一歩もその場を動いていない。俺の知らないヤバイ能力を持っているのかもしれない。
くそっ さっきまであんなに善がってた癖に!!
思わず安っぽい罵倒がでる。
「うっ うるせェっ!!」
それでもバギーの機嫌を損ねるには十分だった様だ。
こちらに向かって投げられた鍵束が俺の遥か上を飛び越え海へ落ちようとしている。
届かないと思いつつ思わず手摺から身を乗り出して手を伸ばす。
何かが俺の伸ばした手首を掴み、バランスを崩す。
見間違いではない、人間の右手だけが浮いて俺を引っ張る。
視界がぐるりと回ったかと思うと広がる青い空と白い雲、その中に浮いている右手がひらひらとこちらに手を振っている。
成る程、身体を分解して操作する能力だったか。次に捕まえた時には気を付けなくては。
妙に冷静な思考。
身体が冷たい海面に叩きつけられる感覚。 - 179二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:41:09
バギーかっこいいな
- 180123/01/09(月) 20:41:40
漁夫A「いんやあ 今日はいい地引網日和だべ〜」
漁夫B「大変だぁ〜 網さ人間がかかってるべ〜」
漁夫C「仏さんだべか…腕に手錠してるべ…脱獄者だんだべか??」
漁船B「まだ息があるべ!!」
漁夫A「したら急いで島さ戻らねばまいね!!」
漁夫C「面倒事に巻き込まれないべか…」
おわり - 181二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:45:55
1終わった?本物?
完結おめでとうございます? - 182123/01/09(月) 20:46:14
「本編時空に開放したい1(スレ主)VS飼い殺しにしたい1(主人公)VSダークライ」は結局1(スレ主)が勝ちました
なんとかこのあと本編に合流ルートに入ってくれたらと思ってます
やっぱり推しには本編時空で活躍してほしい…
長らくお付き合いありがとうございました
初めてのスレで色々至らない点がありまくりましたが無事に終わらせられて良かったです - 183二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:48:58
1お疲れ様です!とても楽しく拝見してました!
素敵なスレでした。ありがとうございます! - 184二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:50:26
お疲れ様です
読めてとても楽しかったです
えっちなのはえっちで良かったけど最後のバトルシーンが迫力あって好きです
素敵な小説ありがとうございました! - 185123/01/09(月) 20:53:08
あっさり海に落とされて終りましたがこいうダメな奴は一回痛い目にあった方がいいと思うので…
無駄な命のやり取りしてほしく無くてこういう終わりになったのが本音ですが…
急なCPの話になるので苦手な方はこの先読まなくても結構ですが…
元々レイリーさんが女の人引っ掛けてキスしてるとこみてキスに興味持ったシャンクスに振り回されるバギーのシャンバギSS書いてたので…戦闘シーンとかからっきしで…
いちゃラブが書きたかったって言ってたのはそれの影響です… - 186123/01/09(月) 20:58:44
迫力あるなんて…そんなこと言われたら簡単に喜んじゃいます…///
暫くは大人しくする予定ですが別の犠せ…お嫁さん候補に抱く愛が抑えきれなくなったらまたやらかしに来るかもしれません…温かい目で見守ってくださると嬉しいです
ちなみに自分は弟ムーブするコ(普段しっかりしてても頼れる兄弟分の前だと末っ子になっちゃう系)が大好きです
例 カク ヨンジ ベポ 等
その他にも単純に好きな子もいます
例 バギー船長(二年前) 見習いシャンクス サボ 等
よかったら誰か彼らをさらっていちゃラブ()するSSを書いてください 泣いて喜びます - 187123/01/09(月) 21:01:28
もし明日もスレが残っていたらifルートとして1(主人公)が勝ったルートのエンド上げるかもしれません
需要が無ければスレを落としてしまって結構です - 188二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 21:17:29
需要あるのでぜひ!オナシャス!
- 189123/01/09(月) 22:00:08
ifエンドは性質上胸糞展開もしくは鬱展開になるかもしれないので一応その点には留意してください…
本当は泡風呂に一緒に入って力を抜けてふにゃふにゃのバギーの身体を洗ってあげる展開とか書きたかったんだ…なのに…1(主人公)がカナヅチのせいで書けなかったんだ…
次に生成する主人公はそれの兼ね合いで無能力者にしたいけどそれはそれで生存させるのが難しそうで悩んでます… - 1901 ダークライに負けたスレ主23/01/10(火) 07:30:30
折角なので「1(スレ主)VS1(主人公)VSダークライ」でダークライが勝った世界線のエンド置いておきます
1(主人公)が勝った世界線は夜に来たときに上げる予定です
ダークライ勝利時ifルート
「ココカラ…デテイケ…」
突如船の目の前に人形の黒い影の様な生物が現れる。
どうやら臨戦態勢の様でその生物の目の前に紫がかった黒い光球の様な物ができ始める。
「ココハミンナノウミダ…」
エネルギーがどんどん集中していき、光球は謎の生物の半分程の直径になった。
「デデイケ!!」
光球が放たれる。大きな衝撃。上がる水飛沫。
船は大破し全てが海へと飲み込まれていった。
エンド2「巻き込まれて激おこのダークライ」 - 1911 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 12:01:37
「1(スレ主)VS1(主人公)VSダークライ」で1(主人公)が勝った世界線のifルートです
書き始めたら長くなってしまった…あと2テレグラフぐらいでは終わると思います
信じてもらえないかもしれませんがスレ主はハピエン厨です…
【閲覧注意】飼い殺しルート1/3バットエンド注意です…自分で書いて置きながらコイツ最低だなって思ってます
────
石造りの廊下に俺の足音、ワゴンの車輪の音とその上で揺れる食器の音が響く。
牢の前で足を止め、鍵を開けて台車ごと中に入る。
鍵を掛け直すと台車を押し、ベッドの横につける。
サイドテーブルの横に置いてある椅子を引きずり出し、ベッドに向かって座る。
目の前にはベッドの柵に立てかけたクッションに支えられる様にして座っているバギー。
青い綺麗な眼に一切の光はなく、焦点の合わない視線で虚無を見つめている。
理由はわかりきっている。毎晩食後に飲ませているクスリのお陰だ。
意識はほぼ無い状態だが身体の生理現象に影響は無く、簡単な指示を出すこともできる。そんな魔法の様なクスリを金を積むだけで作ってしまう薬師が存在してしまったのだから仕方ない。
青い髪を高い位置でまとめ、紫色のリボンでおめかししている姿はまるでお人形さんの様。
こんな綺麗なコを海賊風情が所持していたなんてそれこそ宝の持ち腐れだ。
バギー 食事だぞ
食事前の声がけをするとクッションにもたれかかったままのバギーがこちらを向く。瞬きをする瞼の睫毛一本々々が美しい。
俺は料理を自…telegra.ph - 1921 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 12:08:58
- 193二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 12:43:14
- 1941 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 18:25:08
- 1951 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 18:27:14
ここからは蛇足の蛇足
もう需要がとかそういう問題ではない
エンド3の見習いバギーをどうしても救出したいスレ主
できればここから本編に戻してあげたい
スレが落ちるまたは完走までにトラウマ解消できるかなチャレンジ(見切り発車)
長さの関係でテレグラフですがえろくないです
【閲覧注意】エンド3バギーを救いたい残念ながらえろくないですキャラ崩壊注意
────
「…じょ……か…?? 大丈夫か??君!?」
誰だ…??
「おい!!起きれるか!?」
なんだ…?? すごく…眠たい…
このまま眠ってしまいたいのに目の前の男がおれの身体を揺する。
「しっかりするんだ!!」
青いカモメのマークが入った帽子を被っている男がいる。
靄がかかった頭で考える。
海軍…??
「かっ…海軍っ!?」
急に思考がはっきりする。
マズい!!海兵が来た!!
「そうだ 安心してくれ わたしは君を助けに来たんだ」
おれの焦りを知ってか知らずか海兵のおっさんはおれの肩を掴みゆっくりと話す。
おれが海賊だとは知らないようだ。
「色々説明したいが早く脱出した方がいい 立てるかな??」
海兵のおっさんが立ち上がり周りをキョロキョロと確認している。
余計な事を話して墓穴を掘るよりは黙っていた方がいい。
おれは黙って頷くとベッドから降りて立ち上が…
「…??」
なぜか床に手をついてしゃがみこんでいる。
普通に立とうとしただけなのに身体に力が入ら無い。
「可哀想に… 君がよければわたしがおぶってあげよう」
海兵のおっさんがこちらに背中を向けてしゃがむ。
「おれ…telegra.ph - 1961 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 18:35:17
キャラ崩壊注意って言ってるけど…トラウマ抱えたらキャラも崩壊すると思うんだ…
つまり俺は悪くない
テレグラフですが残念ながらまたえろくないです
【閲覧注意】エンド3バギーを救いたい2キャラ崩壊注意────
海兵のおっさんに背負われて外に連れ出される途中、何度も嫌悪感が込み上げ制服の肩を濡らしてしまったが何も言われなかった。
背中がとても温かい。ガキの頃にレイリーさんに背負って貰ったのを思い出す。
また眠気が襲ってくる。
他の海兵と合流したのか会話が意識の遠くで聞こえる。
「おい そっちはどうだった??」
「被害者の少年1名…かなり衰弱している」
「そうか…じゃあお前は先に船に…」
会話がかなり遠くになる。もう意識を保てない…。
ベッドに横になっている。
視界の端で人影が動く。
海兵のおっさんか??
身体を動かせず視線だけを向ける。
「おはよう バギー」
あの男のニヤけ顔。チクショウ追って来やがったのか。
「クソっ!!殺してやる!!」
近くにあった何かを掴み振り回す。
「どうした!?」
知らない声と共にバタバタ足音が近付いてきたかと思うとついたてをどけて白衣の人間が近付いてくる。おそらく海軍の衛生兵だ。
「あの…男は…??」
息が上がっている。さっきの男は夢だったと理解しているがそれを肯定する言葉がほしい。
「男??…ああ…君は保護された少年か…悪い夢を見ていたようだな 少し水を飲んで落ち着くといい」…telegra.ph - 1971 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 18:39:47
- 1981 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 18:42:02
- 199二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 18:43:19
次スレ立ててください続きが気になります
もし短くても過去ログに送ってほしいと管理人さんに報告すれば大丈夫です - 2001 主人公に負けたスレ主23/01/10(火) 20:12:52