- 1二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:01:42
- 2二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:02:46
大抵のウマ娘はそうでは?
- 3二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:04:00
ハヤヒデ
- 4二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:04:18
アルダン
- 5二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:05:57
セイちゃん
- 6二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:11:19
マックちゃん
- 7二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:11:24
- 8二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:12:08
- 9二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:21:26
グラス一択デース!!
- 10二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:28:02
- 11二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:28:43
推しあげるだけのスレ
- 12二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:30:42
- 13二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:31:02
欲望を文に起こしてくれてもいいんだぞ?
- 14二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:32:00
カレンさんのうなじに勝るものは無い
- 15二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:36:07
- 16二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 01:53:18
セイちゃんに後ろから覆いかぶさって全体重かけて抑え込見ながら堪能したいんだ
- 17二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:08:12
「トレーナーさん、私のうなじを吸ってみませんか?」
――――初手、颶風。
それは2019年の台風1号の発生を思わせる衝撃と速さだった。
俺は思わず担当ウマ娘のヤマニンゼファーに聞き返す。
「……もう一回お願いできる? あまりに聞きなれない言葉だったから」
「あら、私も少しだけ戌亥の風に吹かれていたみたいです」
「はは、そういうこともあるよね」
「トレーナーさん、私の項部の香風と共に花嵐となりませんか?」
そういう意味ではない。
言葉を紡ぐゼファーの顔は常風、むしろ少しわくわくしてるように見えた。
「すまないゼファー、理由はともかくワケを話してくれ」
「先日、教室で饗の風の賑わいになりまして――――」
尻尾ハグ騒動を生み出したドラマ『LOVEだっち』。
昨日放映された最新話でお出しされた新たなる火種、それが『ウマ吸い』だった。
ウマ娘を後ろから抱き締めてそのうなじの匂いをかぐという行為。
もはや尻尾ハグ以上の背徳的行為である。
無論、尻尾ハグ同様にウマ娘同士で行うことが前提になってると思われるが……。
「曰く、しなとにして浚いの風、活力を与える貝寄せの風になるとか……」
「流石に誇大広告じゃないかなそれは」
「最近はトレーナーさんもお疲れのご様子、良き時つ風かと」
なるほどそういうことならお願いしようかな――――ってなるわけがない。 - 18二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:08:34
「ゼファー、その気持ちはとても嬉しいんだけど」
「……ダメでしょうか? 私もトレーナーさんに帆風を送りたいのです」
ゼファーは潤んだ瞳ででこちらを見上げる、耳は不安そうにクルクル回っていた。
……この目にはとても弱い。
拒否をしようとする氷の意思が、音を立てて削れていく、かき氷かな。
しかし、それでも踏みとどまらねばならない。トレーナーとウマ娘の関係は健全なのだ。
「それでも、そういうのはあまり良くな――」
「……私の薫風は、貴方にとってあなじだったでしょうか?」
表情を沈ませるゼファー、耳も前にへたり込んでいる。
それは、反則ではないでしょうか。
この発想を出された時点で、拒否をすれば少なからず彼女を傷つけてしまうだろう。
担当トレーナーとして絶対に避けるべき行為。
後はいわんでもわかるやろ――――詰みや、と心の中のタマモクロスが言う。
大きくため息をつき、何度言ったからわからない言葉を吐き出した。
「一度、だけなら」
「……はいっ!」
耳をピンッと立てて明るい笑顔を浮かべるゼファー。
氷の意思だったはずのものはお高いかき氷のようにふわふわになってしまうのであった。
「それではトレーナーはそのまま恵風していてください」
座ったまま楽にしてくれ、とゼファーは言う。
言われたままにしていると彼女は俺の近くへと歩みより、そして目の前で背中を見せる。
ふわりと、彼女が一瞬風のように浮かんだ。 - 19二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:09:02
「…………いや、ゼファー、この体勢は」
「ですが私達の身長差を考えると、この体勢が東風だと思いますよ」
ゼファーは背を向けて、俺の膝の上に乗った状態で言う。
柔らかな肉感と、温もりを感じさせる体温、そして森の中のような爽やかな香りがダイレクトに伝わる。
そのまま彼女は俺の両手をとり、ベルトのように自身の腰に巻かせた。
様々な感触が、さらに強くなる。
「ふふっ、なんだか小さい頃の、父とのひかたを思い出します」
「……おう」
「ふるさとの木の間の月に風薫るなり、なんて。さあ、トレーナーさん、存分にどうぞ」
色々と問題はある気がするが今更引くことできない。
これはもう、早く彼女の言う通りにして、さっさと状況を完結させるべきである。
俺は彼女のうなじに顔を近づけて、大きく吸い込んだ。
目の前に突如――――広大な草原が出現する。
地平線を見渡せるほどに、遮るものなく広がる緑風と、雲一つない青い空。
それは誰もが一度は夢見て、そしていつの間にか夢見ることを忘れてしまった光景だ。
身体中に清涼な空気が流れ込こみ、自身の身体も風となり、大自然と一体となる。
俺達の悩みなどはこの広大な地球にとってみれば、取るに足らないちっぽけなもの。
それを改めて思い知らされてしまう。
流れ風の音、草のそよぎ、それだけが今の俺の鼓膜を心地よく揺らす――――。
「んんっ……ふあっ……首元から、ぞくぞくとそよ風が……っ」
すいません、声に出しての解説はやめていただけないでしょうか。 - 20二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:09:08
スイープです
- 21二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:09:40
後日談。
俺とゼファーが学園を歩いていると、雑談をしているウマ娘を見つけた。
あれ、ナイスネイチャとイクノディクタスだろうか。
「ネイチャさん、今週は放映延期で残念でしたね」
「あー……『LOVEだっち』ね、まあこういうこともあるってことデスヨ」
「毎週の濃厚な描写についてかなり熱心にされていたようなので、心中お察しします」
「……あー、イクノ先生? ちょっとアタシの印象について話し合わない?」
確か尻尾ハグの時もあの二人が話してたな、と思い出した。
というか何か今違和感があったような。
「ん? 放送延期?」
いや、まさか。
慌ててスマホを取り出し、検索をする。
人気作品の突然の悲報だ、それは検索結果の上の表示されていた。
――――『LOVEだっち』野球中継延長のため、放送延期。
すなわち、ウマ吸いという行為が流されていたはずの最新話は、存在していないこととなる。
思わず、俺はゼファーを見やった。
「――――ふふっ♪」
彼女は、色風めいた悪戯っぽい笑みを浮かべていた。 - 22二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:00:06
うお...SS書きが来てる...
- 23二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:03:13
しかも一流の風語使いだ
- 24二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:06:20
見んね
癒やしか女ばい - 25二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:06:54
その語尾きもいから死んだ方がいいよ
- 26二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:07:08
初ウマ吸いは寿命を3年延ばすと言われている
カレンチャンを後ろから抱きしめて項のにおいを胸いっぱいに吸い込みたいという気持ち
…をお兄ちゃんは耐えた― - 27二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:07:33
ハヤヒデのうなじに突っ込むべき
- 28二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:16:11
よくみたらタマの台詞じゃなくてダメだった
- 29二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 13:15:08
吸うだけで我慢できるのか?
- 30二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 14:15:15
シャカを吸って「ひゃぁん!」って言わせてから顔が変形するまで殴られたい
- 31二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 16:57:14
- 32二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:07:02
マルゼンスキーのうなじ吸いは麻薬と同じだって言われてる
- 33二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:09:39
風使いのSS助かる
えっちだ… - 34二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:53:02
ベルノちゃん。オグリのトレーニングに付き合ってちょっと汗かいてるけど運動した後の汗に由来する匂いよりも女の子っぽい芳香の方が支配的でちょっとシャンプーの匂いもするベルノちゃんのつむじをすんって嗅いで「何してるんですか!!!」ってびっくりされたい