- 1二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:17:46
- 2二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:18:14
無言でお互いにひたすらさくらんぼを食べる、流石にずっとさくらんぼだと味に飽きそうになるわね⋯
ふと、ウララさんを見ると口を閉じてもごもごと動かしていた、気になって様子を見ているとこちらに気がついたウララさんはベロを出した。
ウララさんの舌の上にはさくらんぼのヘタが縛られていた。
「凄いでしょ!キングちゃんできる?」
「やった事ないわ、ウララさん結構器用ね」
「でね、セイちゃんから聞いたんだけど」
ウララさんはそう言いながら私の耳元に顔を近づけた。
「さくらんぼのヘタを結べるのってキスが上手いんだって」
思わずウララさんの方を振り返る、口に柔らかい物が触れた。
さくらんぼの味がする舌が入ってきて私の口の中を蹂躙していく。 - 3二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:18:37
「ね、キングちゃんどうだった?」
息を整えながらウララさんは聞く
「ウララさんとしかした事ないもの、分からないわよ」
そう私は口を拭きながら返す。
「でも、あなたのキスは好きよ」
「わたしも、キングちゃんとのキス、好きだよ」
誰にも見られない部屋の中だけの一時、私たちの部屋は濃いさくらんぼの匂いで包まれていた。
完 - 4二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:19:28
よきかな
- 5二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:23:33
とてもいい…
- 6二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:44:10
いいものだ
- 7二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 04:59:28
ウラキンってほんといいよな
- 8二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 05:37:17