- 1二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 19:26:42
「フラッシュ…」
「何でしょうか、トレーナーさん」
「デート自体は嬉しいんだけど…」
「流石に近過ぎないかな?」
「何も腕に抱き付かなくても…」
「だ、ダメです…」
「こうしないとトレーナーさんを取られてしまうかもしれません」
「そんな事はないと思うけど…」
「それとも…嫌ですか?」
「全然嫌じゃないよ」
「フラッシュがそばにいてくれるのはすごく嬉しい」
「ただ…ちょっと歩きづらいかな」
「あっ………申し訳ありません」
「だから腕に抱きつくのはやめて手を繋がない?」
「はい…それでお願いします…」
「……!!あ、あのトレーナーさん」
「これは…こ、恋人繋ぎでは…」
「フラッシュと同じ気持ちだから」
「…!」
「フラッシュを誰にも渡したくない」
「………っ」
「ありがとうございます」 - 2二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 19:30:52
自給自足してるスレは伸びない!
それはそれとしていいものをありがとう - 3二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 19:34:51
シンプルなやり取りの中から、
ありのままの素材の味をスーッと感じる
いいものをありがとうございます。
ごちそうさまでした - 4二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 19:34:54
またセルフサービスしてる…
もう次からはすみません言わずに書き始めていいから… - 5122/12/29(木) 19:53:39
おまけ
「ところでフラッシュ」
「尻尾はいつほどけるのかな?」
「えっ?尻尾?」
「…………!!」
「いや、あの…これは…」
「こっちは平気だけどフラッシュは歩きづらいかなって」
「い、いつからこうなってましたか…?」
「会ってすぐかな」
「は、恥ずかしいです……」 - 6122/12/29(木) 20:08:01
自分の分は書いたので独占力フラッシュとトレーナーのイチャラブSSをください
- 7二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 20:09:24
感想書いて伸ばせばええんや!
私はもうスパダリのどストレートと素直クールの照れ顔に弱くてね!
ありがとう! - 8122/12/29(木) 20:42:09
贅沢を言うと自分以外の方が書いたフラッシュとトレーナーのイチャラブSSが見たいです
- 9二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:19:46
拙者退廃的じゃない概念も好き侍。スレ主に応え助太刀致す。肌に合わねば介錯のほどお願いしたく候。
「交渉の余地はないかな」
「ありません。この交渉を始めて、
出発予定時刻からすでに1分以上経過しています」
「このピクニック自体、予定外なものじゃなかったっけ」
「それはそうですが。すでにスケジュールは再設定済です。
昼食をこのコンビニで購入、13時には公園に到着し場所を選定。
遅くとも13時30分には食べ始める予定です」
「それならほら、食べる時間もいつもより少し遅いし、
おやつも兼ねちゃおうよ。効率的だし」
「とってつけたような『効率的』で釣れると思わないでください」
「ごめんごめん。…うーん、そんなに嫌がられるとは。
公園の芝生で座ってケーキ食べるの、ちょっと背徳的でいいんだけどな」 - 10二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:20:59
「いえ、その…その提案自体は、興味深いのです」
「あれ、そうなの?」
「ただ、近年のコンビニ商品の品質の高さも、重々承知はしているのですが……。
また次回、私がお作りしたもので、してみませんか、それなら、ぜひ」
「…え、いいの?それは逆に手間じゃない?」
「いえ。手づかみでも汚さず食べられるケーキ、挑戦し甲斐のあるテーマですし、苦ではないですよ」
「…じゃあ、そうしようか」
「ではそういうことで。…出発しましょうか」
「……自分の前で、自分以外のケーキを食べてほしくなかったの?」
「こ、交渉は終わったでしょう」
「尻尾に出てるよ」
「……っ!」
「そうだったんだね、ごめんよ」
「か、カマをかけないでくださいっ」
了 - 11二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:22:35
また辻斬り侍参上してる……!
ここにくればスレ立てたら来てくれるのかな…… - 12122/12/29(木) 21:23:24
- 13二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:30:31
- 14二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:35:43
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 22:10:32
独占力っていいよね
- 16二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:01:18
何かしら書きたいけどネタが思いつかない…
- 17一瞬、目を奪われた結果──22/12/30(金) 03:46:10
──しまった!
そう思ったときには遅かった。
先ほどすれ違ったウマ娘を視線で追ったことが、同行者の気に障ったのだ。
左手でつないでいる彼女の手には力が入り、尻尾がするりと自身の左足を絡め取ってくる。
やれやれ、と思いながら隣に目をやると…
「綺麗なウマ娘さんでしたね?」
冷え冷えとした笑みをこちらに向ける、愛バ・エイシンフラッシュがいた。
「ああいう方が好みでしたか?」
「いや、そういうわけじゃないよ」
否定しても、彼女の笑顔は変わらず、手も強く握られたままだ。
「とても綺麗な金髪がなびいていましたね。私の髪は真っ黒なので、やはり煌びやかさが足りないのでしょうか」
「そんなことない。フラッシュの黒髪は僕の一番好きな色だ」
少し、彼女の手の力が弱まる。
「プロポーションも素晴らしいものでした。あの方に比べたら私など所詮子供なのでしょう」
「この場で口にするのは問題が多いので詳細は差し控えるけど、いつだって君のことは美しいと思っている」
この答えは少し不満だったようだ。とはいえ、この街中で事細かに彼女の体を褒めるのは事案ものなので理解してほしい。
「服装も、露出が多くその肢体を誇るかのような物でした。やはりああいう服を男性は好まれるのでしょうか。私も…「絶対にやめてくれ」…ずいぶん怖い声ですね?」
思わず遮ってしまった声に、彼女の笑顔が挑発的なものに変わる。どことなく嬉しそうだ。
「……君の肌を大衆の目に晒すなんて、絶対に嫌だ」と、彼女の耳元でそっと告げる。
「……我が儘なトレーナーさんですね。仕方ありません。この後予定していたカフェで、季節限定スイーツセットを奢ってくれるなら許してあげましょう」
そう言って、彼女は上機嫌にほほ笑むのだった。──それでも、手は放してもらえず、尻尾も絡みついたままなのだが。
「姫の仰せの通りに」
挑発に乗せられてしまった形だが、彼女の機嫌が治すのが最優先なので仕方ない。
何より僕は、今みたいに嬉しそうにしている彼女の笑顔に弱いのだ。 - 18二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 03:50:23
思い付きなので短めで。
フラッシュの挑発にトレーナーさん側も独占力刺激されて、そんなトレーナーさんに満足気なフラッシュはちょっとセンシティブ過ぎたかもしれません。 - 19122/12/30(金) 08:22:57
ありがとうございます
- 20二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 08:26:12
フラッシュが独占欲発揮しても華麗に受け止めるイタリアの伊達男の安心感