- 1二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 22:57:02
- 2二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:07:49
ミホノブルボンというウマ娘を知っているだろうか
美しい流星を描くような走りに近未来を感じられる勝負服
サイボーグと呼ばれているらしいがまさにその通りだと
しかしサイボーグと呼ばれ始めたのは何も勝負服だけではない
彼女は元々短距離に適正があると言われていた
だが彼女は三冠へ挑戦するためひたすらに坂路トレーニングを行ったそうだ
その姿が疲れを知らないサイボーグに見えたとかなんとか
まぁそんなことはおいといて彼女は無敗でクラシック三冠に挑んだ
皐月賞では圧勝し
距離が長いのでは?と怪しまれた日本ダービーでも彼女は一人旅を見せた
そして最後の一つ菊花賞
実は私は彼女が菊花賞に向けて夏トレーニングを行っているところに突撃取材を行ったことがある
その時に"日本ダービーでは圧勝でしたね"と言ったところ彼女は"あのレースは危機感を覚えた"と答えた
彼女はとあるウマ娘を警戒していた
そのウマ娘の名前は皆さんご存じライスシャワーだ
今でこそ最強のステイヤーとして名が挙がる彼女だが当時はミホノブルボンの影に隠れていた
ただミホノブルボンとそのトレーナーだけが唯一警戒していたのだ - 3二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:08:23
簡単な方かな…?
- 4二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:11:20
1が書きまくる方式なのか自由参加型なのかを示してくれよ
- 5二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:14:33
そして迎えた菊花賞
私は彼女の勝利を期待していたが、同時に彼女が警戒しているライスシャワーにも注目していた
レース結果は…ライスシャワーの"完勝"だった
あくまでも私の感想だがライスシャワーは根っからのステイヤーだったのだろう
ミホノブルボンの"努力"はすさまじかった
ただライスシャワーの"才能"が上回っていた
当時はこのように記事を締めたのも今やいい思い出だ
その後のミホノブルボンだが怪我により長期休養を余儀なくされてしまう
1ファンとしてはかなり悔しいがまだターフにはライスシャワーがいる
それからしばらくたった今日
ついにサイボーグが復活する
迎えるは最強のライバルであり今や国民的ウマ娘のライスシャワー
入場チケットをあらかじめ入手していた私は仕事を忘れそのレースに集中したいと思う
月刊トゥインクル
サイボーグの一歩
次のガチャは>>10が引いて書いてください
- 6二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:15:40
エミュできる子あまりいないけど挑戦してみたくはあるな
- 7二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:16:33
でもエミュじゃ無くてもよさげね
- 8二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:17:33
いきなりクオリティ高くて草
- 9二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:21:43
ksk
- 10二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:24:25
- 11二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:46:48
「うぇええう、ううっ」
「あらあら……どうしたの?」
ポジティブで元気いっぱいなヴィクトリー倶楽部で、珍しく泣き声が聞こえてくる。
安易な手助けはしない、ものの幼子を放っておく性分でもないOGのローレルは
泣きじゃくる彼女のすぐ傍へしゃがみ込むと、頭を撫でながら声をかけた。
「あの子、嫌い! もう走ってあげないもん!」
「それは……確かに傷つくわね」
どうやら原因は、些細なことから始まった喧嘩のようだった。
しかし、頭ごなしにしょうもないと言ってしまうローレルではない。
今こうして膝を折って目線を合わせている通り、子どもというのは視点が低い。
成長した自分にとってはいかに小さなことでも当人にとっては大事件なのだ。
だから。
「でもね、"走ってあげない"、はやめた方がいいよ?」
「どうして!」
少女の気持ちを否定はしない。ただ、あり得る未来を知る者として語り掛ける。
「だって、私たちはいつでも走れるとは限らないから」 - 12二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:46:58
「え……あ……」
面倒見の良いOGの戦績を知っているのだろう。
少女の頭に上っていた血は、すうっと落ちてきたようだ。
過度に怯えさせないよう、さらに頭を撫でつつ。
努めて静かに、穏やかに「知られている」お姉ちゃんは語らう。
「私たちが全力で駆けられるのは、奇跡なんだよ。誰かと一緒にそれができるのは、なおさら」
「ん……」
「どんなに怒っても奇跡を自分から手放したら……そう、もったいないよ?」
諍いを起こしたばかりの少女の想いに寄り添いながら、今の彼女に一番響く言葉はどれか。
探り続けた努力は、実を結んだようだ。
「わかった……走っては、あげる」
「ふふ、いい子」
根本的な仲直りまではもう少しかかりそうかな、と苦笑いしつつも頷いてみせるローレルお姉ちゃん。
すっくと立ちあがった先の視線には、手を伸ばしても届かない空の雲。
どうか、この子が悔いなく走れますように。
せめてこのささやかな願いだけは……夕焼けの隅で瞬き始めた星々に、届いてくれるだろうか。 - 13二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:47:30
ハードル下げておいたよ……それじゃ>>15さんよろしく
- 14二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:48:57
良いね
加速 - 15二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 23:57:30
- 16二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:09:28
いいぞ
- 17二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:43:07
「ロマンスの神様、って知ってる?」
クリスマスのきらびやかさを脱ぎ捨てた街は、年の瀬に向けて忙しさを増していく。駐車場に赤いスーパーカーを止め、二人向かうのは、マルゼンスキーがよく通っているという蹄鉄専門店だった。
トレーナー室の扉に飾るお正月飾りをどうするか悩んでいたところ、ぽん、と手を打って、彼女が提案してくれたのだ。
『それなら、蹄鉄のお正月飾りなんてイケてると思わない?』
擦り減って使えなくなった蹄鉄を捨てるのではなく、再利用する。ターフやダートを駆け熱狂を生み出すウマ娘たちの蹄鉄は、海外だと幸運を呼ぶシンボルとも言われているらしい。
気づけば話はとんとんとまとまって、つい先日取り替えたばかりの蹄鉄を懐にしまい、騒がしい街並みをかきわけながら、目的地たる蹄鉄専門店へ歩みを進めている。
「それは、……何かの作品?」
ロマンスの神様。たとえば恋の神様だとか、愛の神様だとか、そのような類だろうか。それとも、神話の登場人物などではなく、マルゼンスキーの中で流行している何かだろうか? 聞いたことがあるような、ないような、そんな曖昧な反応をすれば、マルゼンスキーはかわいらしく肩をすくめ、つやめく唇に少女のような笑みを乗せる。
クルマを降りてからつないだままの手にきゅっと力を込めて、マルゼンスキーは緑色の瞳を細めてみせる。
「今みたいな状況のことを、ロマンスの神様の思し召し、っていうの」
せわしなく人が流れる雑踏であったとしても、本来のマルゼンスキーならばエスコートの必要はないだろう。彼女には最高の脚がある。冷静な眼がある。その手を取り先導しなくても、彼女は人混みで迷わない。はぐれもしない。むしろ、一人のほうがよっぽど早くよっぽどうまく目的地に辿り着けるだろう。
それでも彼女は手を差し出す。この手を取ってくれと言わんばかりに。手を、取らせてくれる。
「あなたが手を引いてくれて、チョベリグな気分よ! だからね、ロマンスの神様にお礼を言わなきゃいけないの。『どうもありがとう』ってね!」
騒がしい街を二人で進む。手を繋いで、ささやかなロマンスに胸を踊らせて。
ゆっくりと。ゆっくりと。 - 18二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:43:41
すっげぇクオリティ…
- 19二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:44:16
- 20二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:44:53
ふぉ!?
- 212022/12/30(金) 00:46:21
あー頼むエミュ難しいこや未実装な子は来ないで!
dice1d89=59 (59)
- 22二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:50:34
面白そうな企画やね
- 232022/12/30(金) 01:04:17
ドーベル!未所持なんで違和感あったらごめんなぁ
──ある日、ドーベルが不安そうにキョロキョロしていた。
「ねぇ、ちょっと落とし物みてない?」
Ωどんなものなの?
「なにって、その、それは……」
どうやら言いにくいもののようだが…
「ってそれ!その原稿どうしたの!?」
Ωアグネスデジタルから預かってたんだ。
「…デジタルさんか。ま、まぁあの人なら大丈夫かな。ありがと、トレーナー。後でデジタルさんにもお礼言わなきゃね」
一件落着かと思っていたが…
「それよりもアンタ、中身見た?」
Ω……見てないよ?
「…見たでしょその顔!前から思ってたけどアンタってホントに嘘付くの下手!」
ドーベルの気分を害してしまったようだ!こうなったらもっと怒られる覚悟で言ってしまおう!
Ω自分は漫画は詳しくないけど面白かった
「…ふーん……ねぇ、具体的に何が面白かったの?」
〜〜〜
その後、ドーベルに自分なりの漫画の感想を伝えた。
「なるほどね。漫画に詳しくない人からはこう見えてるってこと?…アンタの意見も参考にしようかな」
どうやら機嫌は直ったらしい。
Ωできたらまた見せてよ ドーベル先生
…〜〜〜〜!調子乗らないで!バカ!
その時、ふとry - 24二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:06:19
このレスは削除されています
- 252022/12/30(金) 01:07:18
次は>>30でいいのかな?レス数取って申し訳ない
- 26二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:09:25
日常会話好き
加速 - 27二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:11:40
みんな色が違っていい作品や…
- 28二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:14:31
加速
- 29二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:17:19
ksk
- 30二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:22:53
- 31二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:29:49
うおっルビー
これはきついの引いたわね… - 32二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:35:58
楽しみにしてるよ!
- 33二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:37:43
すまん30だが思ったより筆が進まんから問題なければ飛ばして>>35に先に書いててほしい
できれば落ちる前に投げたいけどいつになるかわからん…
- 34二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 07:13:49
そしたら加速
- 35二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 09:56:25
- 36二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 10:10:49
オペ楽しみ
- 37二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 10:36:55
保守
- 38二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 10:44:29
とりあえず投下前に一言。
オペラオーとかふざけんな!!オペラなんぞわかるわけないだろ!!
というわけで、直接対決は逃げてモブウマ娘視点でお送りします。 - 39二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 10:44:46
このレスは削除されています
- 401/2(ミスったので再投稿)22/12/30(金) 10:45:21
「ハーハッハッハッ!」
「待ってくださいぃ~」
放課後、トレーニングコースで練習していると、トレーニングの場には場違いな笑い声と、力が抜けるような声が揃って聞こえてくる。
「どうした、ドトウ!君はそんなもんじゃないはずだろう!テルラムント伯爵となり、ボクを討つのではなかったのか!?」
「ひぃ…ひぃ…恐れ多いです~。でも…私も、オペラオーさんに負けたくありませんので…」
「それでこそだ!我が宿敵よ!」
仰々しいポーズとともによくわからないセリフを発しているのは、世紀末覇王・テイエムオペラオーだ。
隣には、共にトゥインクルシリーズを蹂躙してきたメイショウドトウもいる。
「ボクたちはまだ舞台の途上にいるのだ。ニーベルングの指環は我が元にあり、ブリュンヒルデはまだ眠りの中だ。だが、やがてこのヴァルハラを打ち崩さんとする勇者が現れるであろう。その時、ボクは覇王として、最高の状態で彼らを出迎えねばならない!君にはボクの右腕として、存分に働いてもらわねばならないのだ!」
「はいぃ…よくわかりませんけど、私もがんばりますぅ~」
はぁ、相変わらずよくわからん人たちだ。
それでも、その走りに嘘はない。
グランドスラムの大偉業を成し遂げたのは、偶然でもまぐれでもなく、彼女の能力がずば抜けているからだ。
そして、その後ろで2位を取り続けた彼女もまた、他の者にとっては遥か高く聳えたつ壁なのだ。
「さぁ、行くぞドトウ!ラインの水底に住まう、新たなヒロインを求めに!」
「ま、待ってくださいぃ~」
彼女たちがターフを駆け出す様は、まさに『威風堂々』といった感じで。
その道を遮るものなんて何もないかのように、自由にそれでいて悠然と駆けていく。
私が王様だと──我々こそが主役だと、言わんばかりに。 - 412/222/12/30(金) 10:45:46
「…なめんなよっ!」
「おーう、ギラついてるねぇ」
「……何よ」
「いーや。…あたしも同じ気持ちだからさ」
「…ふん。今に見てなさい。私が大金星とってやるんだから」
「大きく出たねぇ。でも、私の方が先だよ。お姉ちゃんみたいに活躍して見せるんだから!」
「いたずら小僧がよくも言ったな?なら付き合いなさい。併走よ!」
「望むところ!」
彼女たちが駆けていった道を追うように、私たちも駆け出した。
他の子たちも次々と、それぞれのトレーニングを開始する。
世紀末覇王を倒す英雄として、名乗りを上げるために。
次の主役は私だと、レースに勝って示すために。
「うひょ~。ともに覇道を歩まんとするオペラオーさんにドトウさん。そして、その大きな目標に向かって切磋琢磨し合うウマ娘ちゃんたち…。はぁ~尊い…」
『勇者』の目覚めは、すぐそこ。 - 42二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 10:48:44
オペラオーのセリフもっと削ろうと思ったけど、それやると話の中身がなくなるせいで減らせなくてきつかった。
というわけでモブウマ視点の世紀末覇王とその右腕・ドトウでした。
モブウマ娘は未実装の子の名前借りただけなので、匂わせ程度に。
次の方どうぞ>>45
- 43二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 11:02:52
ええやんええやん
- 44二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 11:32:44
次の方どうぞ
- 45二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 12:18:30
- 46二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 12:24:56
URAから宣伝ポスターを撮りたいと連絡があった
何でも来年のURAのG1レースにあわせてそのレースの象徴とも言えるウマ娘を載せたいんだとか
タイキもNOと言わなかったので撮影を許可した
まぁ私は横から見ているだけだったが
スタッフさんに話を聞けばどうやらタイキを安田記念のポスターに採用したらしい
ご丁寧にあの時の土砂降りのターフを再現して
確かにタイキのあのレースは印象に残るけど…
……駄目だな。トレーナー目線でどれがベストレースか決めようとすると決められない
後日完成されたポスターを見ればかっこよく駆け抜けるタイキシャトルと"大雨の中の無敵"の煽り文
いやちょっと待てよ!タイキは大雨以外でも滅茶苦茶強いんだけど!?
URAに抗議しようとしたらたづなさんに止められました…
短文です!
next>>50
- 47二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 12:29:42
良い…
- 48二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 13:22:27
これは担当ウマ娘に脳を焼かれたアプリトレーナーの鑑ですな。
- 49二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 14:54:39
ksk
- 50二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:25:42
- 51二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:26:32
プリンセスか
楽しみにしてる! - 52二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:37:32
白馬の王子様なんているわけない
あの娘は夢を見すぎてる
キングさんに気に入られてるだけ
まぁ確かにオークスと秋華賞を勝ったことはすごいと思う
けどあのエリザベス女王杯は酷すぎる
普通に負けるならまだしも降着なんて
しかもその後勝てなくなって落ち込んでるのかスランプみたいだし
全くシャッキリして欲しい
あんなんでもあれは私達の世代のエースなんだから
慰めるつもりはないけれど
クレームが70件来た?
それがなによ
あんたにはその数を越えるファンとその70よりも重い1があるでしょ
さっさと立ち直って次のレースに備えなさい
そんな状態のあんたを倒してもなんも面白くないからね
……ちょっと。なんでそんなキラキラした目で見てくるのよ!
同期目線で書いてみたよ!
次は>>56お願いいたします!
- 53二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:44:01
同期目線もいいね
- 54二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:51:24
色々な書き方があるなぁ…ksk
- 55二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:17:13
次の人おなしゃす!
- 56二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:16:41
- 57二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:21:20
タマちゃんか
がんばれ、がんばれ! - 58二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:37:44
"葦毛のウマ娘は走らない"
そんな妄言がかつて当たり前のようにあったことをあなたは知っているだろうか
今でこそゴールドシップやカレンチャン、クロフネ等と葦毛の名ウマ娘は多く存在しそんな妄言(笑)と言う風に笑われるがかつてはこれが常識だった
ではこの常識を非常識にしたウマ娘とは誰なのか?
その正体はタマモクロスというウマ娘だ
体格はさほど大きくなく、決して恵まれた体型とは言えなかった
現にクラシック期では目だった活躍が出来ずお世辞にも後に偉業を成し遂げるウマ娘だとは思えなかった
当時を知るファンはこのように語る
「うーん…タマモクロスはあの時まったくといっていいほど目立ってなかったなぁ~。いや体格の小ささは目立ってたよ?体も弱かったみたいだしね」
そんなタマモクロスだが突如としてターフに雷を走らせた
鳴尾記念での6バ身差の勝利
ここから彼女は最強の路を歩き始めた
翌年の天皇賞(春)で初のG1勝利を納めると
そのまま宝塚記念でも一番人気のウマ娘を千切り勝利
彼女が頂点に立った
この時の様子をファンはこのように語る
「いやー大興奮でしたよ!なんてたってクラシック三冠では名前も聞かないウマ娘でしたからね!このウマ娘ならあのシンボリルドルフにも勝てるんじゃないかって思いましたよ!」
この時点で"葦毛のウマ娘は走らない"という妄言は消えていった
そして彼女は運命と出会う
それは奇しくも己と同じ葦毛であり地方から転校してきたウマ娘
後に"ウマ娘史上最も主人公"
"伝説を初めて、伝説の終わりを見せた"
"神を見た"と言われるようになるウマ娘
"オグリキャップ"と出会うのであった
------続きは有料会員登録で!--------
>>1の記事風を真似てコラム風にしてみました!
次は>>63がお願いいたします!頑張れ!
- 59二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:42:49
有料にするな
- 60二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:55:30
有料会員登録笑った
- 61二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:56:24
加速
ないと思うけどキャラ被ったらどうするのかね?
振り直し? - 62二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:58:22
アタクシがかくわ
dice1d89=69 (69)
- 63二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:58:58
チヨか… 昼までには書けるよう頑張るよ
- 64二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:59:44
がんばれ、がんばれ!
楽しみにしてる! - 6563◆os6UVi1GVMOT22/12/31(土) 02:22:23
平安時代の歌人在原業平(ありわらのなりひら)の句に、
"世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし"
というものがございます。『この世の中に桜が存在しなかったら、春を過ごす人の心はどんなにのどかだろう』といった意味で、逆に言えば桜があるがために開花を心待ちにしてそわそわしてしまう…といった訳です。桜の存在が昔から多くの人の心を奪っていたかがよく判りますね。
サクラチヨノオーさん。名前に"サクラ"の句が入っておりますが、まさしくこの句の通りの子でして、目標に向けて頑張るひたむきな姿はあらゆる方を元気にしますね。
私、メジロアルダンさんとお仕事で同席する機会があったのですが、インタビューが終わった後、アルダンさんがしきりに時計を見られてまして。何か予定でもあるのか心配しておりましたら足音がしきりに近づいてきまして
『アルダンさーん!お待たせしましたー!すいません、お弁当作りすぎちゃって!』
アルダンさんはチヨノオーさんが来られるのを心待ちにしていたんですね。
『円楽さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。チヨノオーさんがお弁当を作ってくださるのがずっと楽しみで…』
チヨノオーさんは私とのお仕事のことも事前にお伺いしていたらしくご高齢の私のことも考えたお弁当を作っていただきまして、その気遣いに感激いたしました。普段気丈にふるまうアルダンさんがあれほど心待ちにするほど、彼女のひたむきさがどれだけ皆の心を奪っているかがよくわかりますね。
…そういった話をサクラチヨノオーさんにしましたところ、
『判りました!つまり"桜の木の下には、弁当が集まる"、ですね!』
…まさか青山大卒の私が知らないことわざがあるとは思いませんでしたね。
ここで失礼ながら私頭の中でチヨノオーさんはひたむきというより目を離すのが心配… 例えるなら木久扇師匠のような才能があるんじゃないかと思ってしまいました。
是非木久扇師匠と組んでラーメンのPRでもやっていただければ面白いんじゃないかなと思いますがね…いえ、"サクラ"をやらせようってわけではありません。そのような下手な洒落を考えるのは木久扇師匠だけで十分でございます。
"さまざまの 事思い出す 桜かな"
冬桜が咲くたびに私のことを思い出してくれるよう、これからも精進いたします。
紫の着物、三遊亭円楽です。 - 66二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:09:13
ちょっとじんわりした
おあとがよろしいようで……
次安価ないし、あとはルビーの人待ちでこのスレ終わりかな
楽しかった
でも書きたい人いたらガチャすればいいと思う - 67二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:13:17
せっかくだし年明けまでみたい
次は>>70あたりで
- 68二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:21:38
よしksk
- 69二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:46:00
じゃあ加速
- 70二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:34:36
- 71二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:35:32
辻斬り侍バンブーか
期待期待 - 727022/12/31(土) 14:18:50
「年越しッスねぇ……」「年越しだねぇ……」
言いながら、担当ウマ娘のバンブーメモリーと並んで蕎麦を一口。その温かさに揃ってため息が漏れた。
「にしても、今日は朝から手伝ってくれてありがとうな」
「お安い御用ッスよ、お役に立ててよかったッス!」
年末最後の大仕事、トレーナー寮の大掃除。
自分でやるからバンブーは休みね、と指示していたのだが……担当ウマ娘として、何より風紀委員としてほっとけないッス!と朝から乗り込んで来たのだった。
丸一日手伝ってくれた『報酬』として、近くの蕎麦屋へ連れ立って来たものの。
一年最後にして最も盛況になる今日のこの時間。ようやくカウンター席に座れたのは、骨まで寒さが染み入ってからだった。
「朝見た時は書類まみれでいつ終わるんだーって思ってたんスけど、思ったより早く片付いてよかったッスよ、ほんと」
バンブーのおかげだなと返せば、照れたように頬をかく。
それから暫く、さっきまで冬の寒気に奪われていた熱を取り戻すよう、黙々と熱い蕎麦を啜っていたが。
お互い半分ほど食べたあたりで、七味の蓋を開けながら、ただ、とバンブーが切り出した。
「大掃除、結構遅くまでかかりそうかもと思って、フジ寮長に外泊届出しちゃったんスよねぇ」
……初耳だった。箸を持つ手が固まる。
「……別に、取越苦労だったって、寮に帰ってもいいんスけどね?」
蕎麦に七味を振りかけながら、こちらを横目で伺う表情は、そう思ってはなさそうで。
続くだろう提案を…自分で言い出すか、こちらが言うのを待つか、迷っているようだった。
断るにせよ、そうでないにせよ、どう返したものか。
少し考えて……とりあえず。
「…それ、かけすぎじゃない?」
「……あ、し、しまったッス!」
彼女が随分辛くなった蕎麦をちびちびと食べてる間に、続きを考えることにした。 - 737022/12/31(土) 14:22:56
- 74二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:56:14
かわいいね……
七味かけすぎちゃうバンブーかわいいね……
かそく - 75二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 15:05:14
いろんな人が気軽に書けるからなかなか良いね
- 76二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 15:18:44
みんなも気軽にダイス振るといいよ。
そして俺みたいにオペラオーを引いて頭抱えてほしい。 - 77二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 15:20:28
- 78二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 00:32:28
- 79二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 00:40:48
ガラスの足に魅せられて
はじめの一歩を共に出し
ガラスの足に魅せられて
苦難の日々を共に歩く
ガラスの足に魅せられて
共に喜びを共有し
ガラスの足に魅せられて
少しばかり無茶をする
ガラスの足に魅せられて
儚く咲き誇る君を剪定し
ガラスの足に魅せられて
いつかの理想に溺れていき
ガラスの足に魅せられて
叶わぬ現実に落とされる
ガラスの足に魅せられて
あなたの夢をただ紡ぐ
ガラスの足に魅せられて
共に新たな門出を迎える
新年を迎える日の出を共に
ガラスのように透明な君を
僕は今日も壊して行く
例えその先にあるものが希望のない未来だとしても
ガラスの足に魅せられた私は
また君と綱渡りの生命を共に歩む
アルダンエアプなんでね…
新年も書いていきましょう!
という訳で次は>>82で!
- 80二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 01:07:17
いいじゃんいいじゃん
- 81二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 01:21:31
えっ好き……好き……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
- 82二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 07:55:33
- 83二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 07:56:44
- 84二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 07:57:56
ブライアン書いてきます。初めて書くけどいけるかな
- 85二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 08:30:09
このレスは削除されています
- 86二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 08:31:10
出遅れた。そう思った時は最早、後の祭りだった。かけていたはずの目覚し時計が鳴らずとも、いつもならば同室のタニノギムレットが一人騒がしい。テイエムオペラオーの余興に付き合いがちな姉貴と違いこちらは視界の端に留めておく程度だ。それでも一人、自身の世界に没頭するギムレットの煩さは、時と場合によって有効に作用する。……けたたましい目覚し時計のベルに叩き起こされる前に、夢と現の境目からゆるりと手繰り寄せられる。生活音で眠りが覚めるのは思うほど不快感がない。
ギムレットは昨晩から不在で、目覚し時計もかけ損ねた。文字盤が指し示すのは寮の食堂が最も騒がしい時間帯で、ある意味規則正しく鳴った腹の音には憤りを覚えるしかない。日曜日はトレーナー指導のトレーニングも休みで、これといった予定もない。このまま不貞寝してやろうかと思えど、『起床したか?』『朝食は摂ったか?』など姉貴からLANEが来るのも時間の問題だった。
「……くっ……」
遣り場のない感情は空腹のせいか膨らみがちで、それを発散させるため鍛錬に打ち込もうにも空腹が邪魔をする。他の寮生のように自室に何ぞ持ち込みもない。
ならば、……往くしかないのだろう。朝の忙しない食堂へ。他の寮生達を掻き分けて、朝食という獲物を狩るために。
盛んに騒ぐ腹の虫を捩じ伏せて、いざ──戦場へ。 - 87二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 08:33:26
- 88二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:31:25
加速!