- 1二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:32:46
- 2二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:34:10
離すな握り続けろ
- 3二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:34:36
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:45:49
ナミ「ッ!駄目…もう見てられない!……」
ゾロ「……ルフィ」
ウソップ「グッ!…なんで……なんでこんな事に……俺達全員、全力でやったんだ!……なのに!……」
ゾロ「それでも、まだ足りなかった。…ただ、それだけの事だったんだろ」
ナミ「でも!これじゃ二人が全然報われないじゃない!!こんな形で、現実でまた会うなんて………なんでよ!!………」
ゾロ「…そう思うんだったら、黙って見守っててやれ。それが、俺達があいつらのためにしてやれることだ」
ナミ「!………ッ!」 - 5二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:54:37
わぁぁぁ
- 6二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:58:51
ウタ「もう…あんまり泣いちゃ駄目だよ…私、ルフィが泣いてる顔…見たくないよ…」
ルフィ「グッ!…ごめん……ウタ……」
ウタ「……ううん…今のは…私が悪かった……そうだよね…ルフィ…本気で私を助けたかったんだよね……じゃないと…そんなに…泣いたりしないもん……」
ルフィ「…俺!俺、本当に強くなったんだ!!ウタと会えなくなった、12年の間に、あの頃なんかより……ずっと、ずっと!!!」
ウタ「うん…分かってる……ぼんやり、見えてたよ…強くなった…ルフィの姿」
ルフィ「ウグッ……ヒッグ………」
ウタ「凄かったなぁ……トットムジカの腕、蝶々結びにして……あんなおっきい手で…パンチしてくるなんて…」 - 7二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:14:53
ルフィ「……でも!!どんだけ強くなっても、助けられなきゃ意味ねぇんだ!!……ウタを、助けたかった……なのに……また、俺!!……」
ウタ「………ルフィ?」
ルフィ「ウェッグ……ヒグ……え?」
ウタ「…今も…助けたかったって…そう思ってるなら……私の、お願いを…聞いて?……」
ルフィ「グスッ……なんだ?」
ウタ「…私の事……抱きしめて?…」
ルフィ「ウグッ………おう!そんな事なら、いくらでもやってやる!!」
ウタ「…えへへへ…やった」
ギュウウウゥゥ - 8二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:23:50
ライブステージ 舞台袖
シャンクス「……………」
ベック「……………」
シャンクス「………」スッ
ベック「……待て頭」
シャンクス「……止めんなよ」
ベック「……今出ていっても、あいつらが可哀想なだけだろ」
シャンクス「…これ以上は、見てられねぇだろ」
ベック「…最初に見守るって約束したのはアンタだ。なら…最後まで、見届けてやるのが俺達の役目だろ」
シャンクス「………」
シャンクス「………ルフィ………すまん………」 - 9二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:35:03
どうしてだえ...
- 10二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:39:20
ウタ「…ふふ…あったかい……」
ルフィ「グッ!……ヒグ!………」
ウタ「ねぇ…ルフィは感じてる?……私の体温…私は感じてるよ…ルフィの体温……すっごくあったかい…ずっと……こうしてたいな……」
ルフィ「クッ…俺も……感じてる………ウタの…身体……すっげぇ、あったけぇ……!………消えないでくれよ………なぁ……頼むよ………」
ウタ「ほんと?…嬉しい……ずっと…ルフィも…消えないでほしいな……」
ルフィ「消えねぇよ!!絶対にもう、離さねぇから!!…だから、ウタだって……!!」
ウタ「うん…大丈夫…ここに、居るから…泣かないで、ね?……」 - 11二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:49:29
サンジ「…畜生!!……ウタちゃん!!……」
ロビン「……チョッパー、ネズキノコの解毒剤は…今からでも間に合わないの?」
チョッパー「…ヒック!……ごめんロビン……ライブを始める前に、ネズキノコを食べたって話が本当なら…それから数時間経ってるから……だから、もう!!………」
ロビン「…そう、ごめんなさい。無神経な事を聞いて」
チョッパー「…うぁぁぁぁ……ウタァァ………!!」
ロビン「………ッ」
サンジ「俺が……あの時、深く考えとくべきだったんだ…!ネズキノコが、紛れてる事に、もっと違和感を持っとくべきだった!!………」
ヤマト「……クッ……ルフィ……!」 - 12二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:50:03
…………おや
- 13二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:50:32
……待て
1人おかしなやつが混ざってなかったか? - 14二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:50:46
ん?
- 15二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 21:56:19
- 16二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 22:07:29
ヤマト「今度は、力になれた……僕だって、戦えたんだ!!…なのに、また僕は何も出来なかった!!……」
ロビン「…そんな事ないわ、ヤマト。あなただって充分頑張った。でなければ…ルフィがああやって、ウタと話すことも出来なかったわ。…だから、自分を責めないで」
ヤマト「でも…!」
チョッパー「…皆、同じ気持ちなんだヤマト。あの時あれが出来てたらって、そう思ってる…でもロビンの言う通り、自分を責めてもいいことなんてないんだ」
サンジ「…辛いけど、クソマリモの言う通り見守っててやろう。あの二人を、最後まで見届けてやるんだ。ヤマトちゃん」
ヤマト「…グス……ああ、分かった!…今度は、見届けてやれるんだ……なら前より、全然いいさ!………グス」 - 17二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 22:27:36
シャンクス「…あれが、カイドウの娘か?」
ベック「…まるで似てねぇな」
シャンクス「…全くだ」
ルウ「お頭とウタも大概だぞ」
ヤソップ「ウソップを通して、見聞色で向こうの世界を見てたが…凄かったぜ。音符の兵士達をばったばった薙ぎ倒してた。ありゃカイドウの子っていうのも納得だ」
ベック「…後で茶に誘うか」
ホンゴウ「見境ねぇのかお前」
ライムジュース「しかし可愛いな…そう思うよな?スネイク」
スネイク「俺に振るな…可愛いっていうのには同意するが」
シャンクス「…お前らちょっと黙ってろよ」 - 18二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 22:39:02
ウタ「ふふ…えへへ……ねぇ…ルフィ…お願い…」ギュゥゥゥ
ルフィ「…グス……なんだ?………」
ウタ「お願いが…もう一つあるの……聞いてくれる?…」
ルフィ「ッ…!おう、なんでもいい!!ウタの言う事ならなんだって聞く!!なんだって言え!!俺に出来る事なら……聞くから……死なないでくれよぉ!……」
ウタ「…えへへ、やった……それじゃ、ね?……前、本で読んで…ルフィとしたかった事が…あるの…」
ルフィ「なんだ!言ってみろ!!」
ウタ「…ほっぺ同士をくっつけあって………それでね……」
ルフィ「!!もしかして、こういうやつか!?」ムギュー - 19二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 23:32:44
ウタ「…ルフィ……知ってたんだね…これ…ふふ……柔らかい…」スリィ
ルフィ「前行ったとこで出来た友達が教えてくれたんだ!!ウタが喜ぶなら、いくらだってやってやるぞ!!」スリスリ
ウタ「…柔らかくって…気持ちいい…それに…ルフィがすっごく近い……ルフィの匂いも…とっても感じる…」
ルフィ「俺も…ヒック俺もウタを感じる…!ずっと、ずっと感じてたい………!!離れてほしくねぇ………!!」スリスリ
ウタ「大丈夫だよ…今だけでいいから…私をもっと感じて…?……まだ、置いていかないから……もっと、一緒に居よ?…」
ルフィ「…グス!…ウァァァ、ウタァァァァァ!!!死なないでくれよぉ!!……もう、居なくならないでくれよぉぉ………!!頼むからぁぁぁ!!」スリスリ
ウタ「……ああ……幸せだなぁ」
ルフィ「うああああぁぁぁぁ………!!」スリスリスリスリ - 20二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 23:36:19
……様子が……???
- 21二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 23:53:14
ブルック「…とても、幸せそうですねウタさん」
フランキー「…ああ。だけどよ、まだ生きていられたんならあんなこといくらだってやれただろ。なんで、ルフィがあんな辛そうにやってやらなきゃいけねぇんだ…!」
ジンベエ「…わしらは…ルフィを………幸せにすることが出来なかった……!!すまん、ルフィ……!!ウタ……!!」
ブルック「ジンベエさん……」
フランキー「クソ!!…俺達だけが、なんとかしてやれたんだ!!なのに、俺達の船長を幸せに出来ないなんて、情けねぇ……!!」
ベガパンク「…ああ…全くもって無念じゃ………」
Sースネーク「…グスン」
Sーホーク「……」しょんぼり
Sーシャーク「……」しょんぼり
Sーベア「……」しょんぼり - 22二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 23:54:48
おい
おい - 23二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 23:58:44
これシーザーとかも乗ってない?
- 24二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:00:20
変な奴が複数人混じってるんだが??
- 25二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:03:04
もしかしてワノ国編以降の時系列に合わせた世界線のREDかこれ?
- 26二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:04:07
登場人物が多くて混乱するけど、これウタしぶとくない???
- 27二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:12:19
なんでこんなに強い奴らがいて間に合ってねえんだ
- 28二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:23:12
トットムジカの眷属とかが山のように出た
- 29二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 00:35:32
ベガパンク「…世のため、人を助けるために科学はある……じゃが、たった二人の人間も助けられんとは…私はあまりに無力じゃ…」
Sースネーク「グス……麦わらが、可哀想じゃ…」
フランキー「ベガちゃん……」
ブルック「皆さん、あまり自分を責めてはいけません」
ジンベエ「ブルック…?」
ブルック「よく見てください、あのウタさんを。あんなに嬉しそうにしてるではありませんか。ルフィさんと、私達がいなければ彼女は、未練を残したまま黄泉の国へ召されていたかもしれません。…けど最後に、ルフィさんと触れ合えて安らかに旅立てる時間が作れたのは、私達もいなければ成せられなかったことです。私達の力は、決して無力などではありません」
フランキー「………そう…………かもな………」
ブルック「最後まで、ここにいましょう。そしてウタさんの存在を、私達の胸の中に刻みつけるんです!…私胸の中、空っぽなんですけど」
ジンベエ「…ふふ、ああそうしよう!それがきっと、二人のためになる事じゃ!」 - 30二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 08:05:51
ちくしょう!
どうにもならねえのかよ!! - 31二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 08:13:22
無理矢理時系列合わせたのかルフィとウタ以外RED世界の記憶持ちなのか?
- 32二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:18:02
ベガパンク「…ソウルキングの言う通りじゃな。彼女の存在をしかと刻みつけよう。そして、彼女を愛したみなにも私達が刻みつけさせるのじゃ。そのためにも、彼女と同じ姿と能力を持つ新たなセラフィムを開発せねば……」
ブルック「スネークさんも、泣くのはもうお止めになられてください。せっかくの可愛らしいお顔が台無しですよ?」ナデナデ
Sースネーク「グス……うむ…承知した…妾もここに居る…ソウルキングの言う通りじゃ…妾に涙は似合わん………じゃからいい加減撫でるのを止めんか無礼者ぉ!//」キィック
ブルック「ヨホホホ、全然痛くありませんよ」
Sースネーク「ウウウゥゥゥ、無礼者め!!//」
ブルック「ヨホホホホホホ!」
ウタ「えへへへ…なんだか、溶けちゃいそう…ずっとこうしてると…ルフィと一つになりそうな気がする…」
ルフィ「ヒック……ウェグ………!!アアアアァァァ…………!!」スリスリスリスリ - 33二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:57:36
ベック「…あいつらが、ベガパンクが造ったっていう新型のパシフィスタ達か」
ホンゴウ「みたいだな…噂に聞いてたが、本当に以前の七武海達にそっくりだ。なんで子供の姿なのかが解せねぇが」
ヤソップ「子供みたいだからって侮るな。強さはそのまんまで、七武海達が小さくなっただけみたいなもんだった。…下手すると、それ以上かもしれねぇが」
ガブ「…それにしても…ベガパンクのあの頭…どうなってるんだ?色がおかしい、というかなんか開いてないか」
ライムジュース「ベガパンクの奴、自分を改造したのか?」
スネイク「いや、何かの能力者であんな頭になったのかもしれんぞ」
ライムジュース「どんな能力を持ったら頭が開くようになるんだよ……」
シャンクス「………」スッ
ベック「………待て頭」 - 34二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:08:35
ちょっと待って。
何か反応がおかしいのがいるぞ。 - 35二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:17:32
シャンクス「………なんだ」
ベック「なんだじゃねぇ。…あいつらの前に出る気か?」
シャンクス「……ああ」
ベック「…いいのか。あいつの、ウタの願いを無下にしちまって」
シャンクス「…………」
ベック「……なんとか言え」
シャンクス「………いま思えば、俺が馬鹿だった。……俺が間違ってたんだ。あんな約束しなけりゃ、ルフィ達が悲しむ事は無かった。俺がちゃんと止めてりゃ……!」
ベック「…娘の幸せを考えての事だったんだろ。あんたは立派だった。ここの全員、あの時のあんたの選択を責めたりなんかしねぇ。同意した上で、ここに居んだからな」
シャンクス「だが!そのせいで傷付いてる奴らがいんだぞ!?なのにこれ以上、黙って見守れる訳ねぇだろ!!」
ベック「…今出ていっても、ウタを、娘を傷付けることになるんだぞ。それに、ルフィとの約束はどうする?」
シャンクス「……それでも……今すぐ伝えてやらなきゃいけねぇんだ……それが俺の責任だ……」
ベック「…頭。だがどうする?今更どの面下げて伝えに行く気だ?」
シャンクス「…どうとでもなるだろ…解毒剤が間に合ったってことぐらい…」 - 36二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:19:09
や っ ぱ り な !
- 37二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:36:13
>>…どうとでもなるだろ…解毒剤が間に合ったってことぐらい…
言うほどどうとでもなるか?
- 38二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:45:34
ヤソップ「…他の奴らも凄かったが…あの白いルフィも凄かったぜ。あのパンチ、トットムジカよりデカかったぞ」
ホンゴウ「会わなくなった間に、デカくなったもんだなぁ…ルフィの奴」
ルウ「物理的にデカくなりすぎだろ」
ベック「で、頭…ほんとに行く気か?あの空気の中で?気まずすぎるだろ」
シャンクス「…どうとでも言いやがれ。さすがにこれ以上は見過ごせねぇ、ウタを止めてやらねぇと…」
ベック「…別にいいと思うんだけどな。ウタの奴も、責任は自分で取るって言ってたんだ。娘の言葉を信じてやれよ」
シャンクス「信じた結果あんな惨事になってんだよ!百歩譲ってルフィが泣き喚くのはいい!…けど流石に、あんな小さい女の子がめそめそ泣いてるのは心が痛んで仕方ねぇんだよ!!」
ベック「どうせパシフィスタなんだ、構わねぇだろ」
シャンクス「お前人の心何処にやった?」 - 39二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:45:35
言えよ!!!!言えば状況はずっとよくなるぞ!?
- 40二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 11:56:13
この手のスレにしては、シャンクスが常識的だ。
薬間に合ったことは言っておかないと、後が怖いぞ。 - 41二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:01:39
大丈夫?
麦わらの一味+αにボッコボコにされる未来しか見えないんだけど? - 42二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:02:54
薬間に合ってたんかい
「ルフィに甘えまくるチャンス!」程度にしか思ってなさそうだなこのウタ
多分後で怒られる - 43二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:04:33
ベック「すまん、今のは流石に言い過ぎた」
シャンクス「たく…一瞬お前を副船長にした事を後悔したぞ」
ルウ「後悔はしたのか…」
ヤソップ「それにしてもウタ…若々しいスキンシップしてるよな。懐かしいなぁ、昔を思い出すぜ」
ホンゴウ「せっかくだ、息子の前で話してやれよ」
ヤソップ「俺ぜってぇ殴られると思うんだが…」
ホンゴウ「ああ、むしろ殴られてこいよ」
ガブ「当然の権利だろ」
ヤソップ「…だよな」
ベック「それにしても…ウタの奴、いつからルフィが好きになったんだ?フーシャ村に居た頃はそんな素振りはなかった筈だが…」
シャンクス「いや、その頃から好きだったみたいだぞ。時々俺とマキノさんのとこに相談に来てたからな」
ベック「マジか」
シャンクス「解毒剤を飲ませる前、俺と二人で話してたんだが…俺達に置いていかれたショックですっかりその気持ちを忘れてたらしい。だが、あの時に…」
「ホワンホワンホワンホワン…」 - 44二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:13:13
- 45二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:20:34
恋はいつでもハリケーン
恋はどこでもハリケーン
恋は何度でもハリケーン - 46二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:31:20
「ホワンホワンホワンホワン…」
シャンクス「…て感じで、恋心を思い出したらしい。だが結局、自分の心より新時代を作るのを優先したらしいが」
ベック「成程な…そりゃああやってベッタリくっ付きたくもなる訳だ」
シャンクス「ああ。…てか今ホワンホワン言ってたの誰だ?合わせるタイミング良すぎだろ」
モンスター「キー」
パンチ「モンスターの新しい特技だってよ。褒めてやってくれよお頭」
シャンクス「いつの間にそんな役に立つのか分からない特技覚えたんだ…」
モンスター「ウキー!!」ガリィ!
ヤソップ「ぎゃあああ!?な、なんで俺の顔を…」
パンチ「お頭に無礼は働けねぇんだよ置き去り野郎、だってよ」
ヤソップ「…後者は、お前が思ってる事だろ…」 - 47二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:44:07
モンスターがかわいい
- 48二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 12:55:26
シャンクス「話を戻すが…その後だ、ウタが「ルフィとイチャイチャ出来るチャンスだからお願い、私が助かった事は言わないで!」って言い出してな…それで見守る羽目になった訳だが…」
ホンゴウ「なんであんた、了承したんだよ…まああんたの命令だから俺達も大人しくしてた訳だが…」
シャンクス「…12年前、俺はウタの、ずっと俺達と居たいって願いを叶えてやれなかった。だからせめて、今度こそは叶えてやろうと思って聞いてやったんだが…」
スネイク「…こう言っちゃなんだが、恐ろしく図太いなウタの奴…」
ルウ「誰に似たんだろうな」
ヤソップ「イテテゴードン…な訳がねぇか。仮に似たんなら、もっとお淑やかになってるぞ」
ライムジュース「多分、というか十中八九俺達の影響だろ…」
シャンクス「……やっぱりそうだよな……と言う訳だロックスター、ほれ」
ロックスター「え、なんでお頭の剣を俺に?」
シャンクス「船員の責任は船長の責任、てな訳でせめてものケジメだ。そいつで俺の右腕を斬り落とせ」
ロックスター「いや何言ってんですか!?さっさと真実を伝えるのが一番のケジメでしょうが!?」
シャンクス「…安いもんだ、腕の一本ぐらい……あいつらの涙に比べりゃ……」
ロックスター「カッコ付けてる場合ですか!?とち狂ったとしか俺は思えねぇんですが!?」 - 49二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 13:38:11
シャンクス「はは、すまんすまん冗談だ。本気にするなよ」
ロックスター「はぁ…ならいいんですが。本気で斬ってやろうかと思いましたよ、俺」
シャンクス「悪い悪い。お前は後で甲板の掃除だ」
ロックスター「え?」
ベック「おい頭。…それで、本当に行くのか?」
シャンクス「ん?ああベックすまん、忘れてたよ。で、何話してたっけ?」
ベック「銃でぶつぞ」
シャンクス「せめて撃てよ」
ベック「よし、望み通りにしてやる」ジャキ
シャンクス「いや冗談だって!武装色解けよ、流石に洒落にならねぇぞそれは!」
ベック「スッ…全く…。ウタがあんなになるのも当然だな」
シャンクス「ああ、親に似たいい娘だよな」
ベック「」ジャキィ!
ルウ「落ち着けベック!!」 - 50二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:02:33
ルウ「お頭もいい加減にしろよ馬鹿!!」
シャンクス「いやすまん、悪ノリが過ぎたな。ベック、悪かった。とりあえずお互い冷静になって話を戻そう、な?」
ベック「フーッ…フーッ…ああ、分かったよ!…それで、今更行く気か?間違いなく全員キレるが、多分ウタの奴が一番キレるぞ。ウタがルフィを刺すのをあんたが止めた後の、あの時以上にな」
シャンクス「…だろうな。だが、俺はキレられて当然の事を12年前ウタにしたんだ。それが一回や二回キレられたとこで何も変わりゃしないさ。それにそんな事より、ウタに巻き込まれてる奴らが可哀想だ。これ以上は親として止めてやらねぇと…」
ベック「今止めてもウタも可哀想だろうが置き去り大遅刻カッコ付け野郎」
シャンクス「お前まだ根に持ってるな?」
ルウ「っておい二人共!あっちの方でまた動きがあるぞ!!」
ベック「っ何だと!!」
シャンクス「なんだ、今度は何やってる!?」
ルウ「えーっと…あ、ウタがルフィの頭の後ろに手を……て、もしかしてありゃ……」 - 51二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:18:02
ウタ「ね、ルフィ…私の最後お願い………聞いて?」
ルフィ「最後なんて言うな!!ウタがして欲しいことなら、いつだって聞いてやる!!…ヒグだから………!!」
ウタ「ううん…これが本当に最後…だから……これさえ、聞いてくれたら…私…思い残す事は…無くなる…から…聞いて………くれる…?」
ルフィ「グス!!……言っただろ、ウタのして欲しい事なら、何だって聞いてやるって!!遠慮なんかすんな、言え!!」
ウタ「…ありがとう……ルフィ………それじゃ…ちょっとだけ……目………閉じててくれる?……」
ルフィ「………グス!………これで、いいか………?」
ウタ「うん………そのままに………してて………ね………」ソーー グイ
ウタ「………ん………」 - 52二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:47:46
シャンクス「……あれは……」
ベック「ああ、間違いねぇ。…ぶちゅっと行く気だ」
シャンクス「…流石に、あれ以上の事はしねぇよな?」
ルウ「…あれ以上…なんて、残ってるのはピーーーキスとセッピーぐらいだろ。ウタだって人前でやる根性なんかねぇ…筈だ」
シャンクス「…言い切れねぇのが辛ぇとこだな」
ルウ「だな…」
ベック「嫌な信頼だな。…てか頭、あんた止めなくていいのか?」
シャンクス「え?」
ベック「え?じゃねぇよ。止めたかったんだろ?」
シャンクス「ああ…まあ、ウタもあれで止まるだろ。それならわざわざ出てって邪魔してやる必要はねぇ、見守ってててやるさ。ピーースしようとするなら絶対止めるが」
ベック「…そうか」 - 53二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 15:23:43
ベック「そういや、最初から気になってた事があるんだが…頭はいいのか?ウタの相手がルフィで」
シャンクス「ルフィならいいさ。俺が会ったこともないボンクラ連れてくるよりよっぽど信用出来るし、なにより強いからな。ウタの事も一生守ってやれるだろうし、文句無しだ」
ベック「成程…あんた意外と大人だな。まあルフィなら俺達だって文句はねぇ。安心して任せられる」
シャンクス「だろ?何せ、俺の死に目にいて欲しい奴ランキング上位の一人だからな」
ベック「縁起でもねぇランキングを作るな」
ルウ「おい二人共!ルフィとウタの顔が近ぇぞ。いよいよやる気だ、ウタの奴!」
シャンクス「何!?おいよく見せろ!」
ベック「くそ、出来ることならもっと近くで見たかった…!!」
ルウ「おおお…ウタの顔が真っ赤だ…唇が、後もう少しでくっ付いて……」
ヤソップ「………なぁ、盛り上がってるとこ悪いんだが」
ベック「なんだ妻子置き去り野郎!!今いいとこだろうが!!」
ヤソップ「…いや……あれ……」
シャンクス「あれ?………おい、あいつは……」 - 54二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 16:38:31
保守
- 55二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 17:08:57
1時間で保守するな貴様ァ
このままおっぱじめたら面白い - 56二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 17:40:37
続きが見たくてしかたかない
- 57二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 18:04:59
ルフィ「………ズビッ……クッ……」グイー
ウタ(……いよいよだ………いよいよルフィと……私…)
「………おい」
ルフィ「……ヒック………ウグ!………」グイー
ウタ(ルフィ凄い泣いてる……そうだよね、辛かったもんね……そんな思いさせてごめんね)
ルフィ「……ゥゥ…………」グイー
ウタ(…どうしよう、今頃になって凄く胸が痛くなってきた。皆、私が嘘付いたせいでこんなに悲しい雰囲気になっちゃってる……)
ウタ(ああああでもどうしようルフィの顔がすっごく近い!うわーカッコいい当たり前だけど12年前と全然違うどうしよやっちゃう?もう思いっきり人思いにやっちゃう?)
ルフィ「……ん!」グイー
ウタ(うんそうしよ!後で皆にはとにかくごめんなさいすればいいよね!うん、ここまで来たんだしもう引けないしやっちゃおう!それでスッキリした気持ちで皆に謝ろう!よし、そうと決めたんだし後は…//)
ウタ「ルフィ………ん………////」クイ
「………おい、お前達」
ウタ「……え?」
ルフィ「……へ?」
カタクリ「………取り込み中の所悪いが、失礼するぞ」 - 58二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 18:06:22
なにやってんだカタクリィ!
- 59二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 18:21:09
oh 未来視ィ
- 60二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:06:47
ウタ「……え……と…あなた誰?……」
カタクリ「ビッグマム海賊団所属のカタクリだ。…お前に用があって来た」
ウタ「私に…?」
サンジ「おいてめぇ!!わざわざウタちゃんとルフィの邪魔をしに来るとは随分といい度胸じゃねぇか、あ!?」
カタクリ「あまり騒ぐな、起きてしまうだろう」
サンジ「ああ!?……て、その子は…」
ブリュレ「スー…スー…スー…」
ルフィ「……枝か「ブリュレだ」
カタクリ「その歌姫に、妹を現実に戻してくれた礼を言いに来た、それだけの事だ。それさえ済めばすぐにでも帰る」
サンジ「……そうか……悪かった。なら、さっさと済ませろ。ウタちゃんだって、長くはねぇんだ……」
カタクリ「…長くは、ない?」
ゾロ「……解毒剤が間に合わなかった。だから最後に、ルフィがあいつの願いを聞いて心残りを無くしてやってたんだ。…分かったんならさっさと礼を済ませて行っちまいやがれ」
カタクリ「…………………………そんな気配は無いぞ」
ルフィ「………え?」
ウタ「え」 - 61二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:09:09
カタクリィ!!!何やってんだお前ェ!!!
- 62二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:24:17
カタクリ「お前達、一度見聞色でよく探ってみろ。すぐに分かる筈だ」
ルフィ「え!……えっと…んーー………………え」
サンジ「お前何変な事抜かして……やが…………え」
ゾロ「………こいつは」
ジンベエ「………ど……どういうことじゃ?………」
ヤマト「………えーと…………ウタ?」
ウソップ「………プリンセスウタ?こいつは………一体………」
ウタ「……え…………えっとー………そのぉ…………」
カタクリ「俺の接近に気付かなかった程だ。余程冷静では無かったようだな」
ウタ「…………あ、あははは…………うん………みたい………だね………」
カタクリ「お前もまだまだだな、麦わら」
ルフィ「……………ウタ?」
ウタ「……………ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!!」 - 63二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:28:03
シャンクスー!!何でカタクリ止めてくれなかったんだよ゛ー!!!
- 64二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:38:37
カタクリ「………もしや………俺は余計な真似をしたか」
ナミ「いいえ、あんたは何も間違ってないわよ。悪いのはあの子…いや、見抜けなかった私達もね………ハァ」
チョッパー「…だな」ロビン「…そうね」フランキー「…スーパーごもっとも」ブルック「ヨホホ…まあ、生きてたのならそれが一番ですよ…ヨホホホ…」ベガパンク「…じゃな」Sースネーク「歌姫の愚か者!」Sーホーク、シャーク、ベア「…」コクリ
カタクリ「……すまなかったな……」
ブリュレ「スー…スー…オニイチャン…エヘヘ…ドーナツモットタベテ…スー…」 - 65二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 20:11:42
シャンクス「………」
ベック「………」
シャンクス「………」スッ
ベック「………」ガシ
シャンクス「………止めんなよ」
ベック「………何をする気だ」
シャンクス「……決まってんだろ、謝りに行くんだ。」
ベック「……いや……あんたは行くな……代わりに俺達が行ってくる」
シャンクス「…何?」
ベック「ルフィとの約束があるんだろ」
シャンクス「だが…」
ベック「…船長の責任は船員の責任でもあるんだ。そうだろ、お前達」
「「「「「おう!!」」」」」
シャンクス「………お前ら………」
シャンクス「…………へ……俺もウタも、幸せ者だな」 - 66二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 20:20:09
ベック「…ふ…それじゃ、行くか」
ドンナカンジデアヤマリャイイカナ フツウニゴメンナサイッテスリャイイダロ カルスギルダロソレハ アー…ウソップトドウカオアワセレバイインダオレハ マアイッパツハカクゴシトクベキダナ キー ダヨナァ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後日 - 67二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 20:45:15
「ホワンホワンホワンホワン…」
レッドフォース号
ウタ「うわあああああぁぁぁぁ!!!??/////」
ベック「…と言う訳だ。あれ以来、ウタが急に叫ぶようになっちまったのは。ホンゴウが診断するまでもなく、原因はあの日の事を時々思い出すからだと俺達は推測してる。12年間、一緒に暮らしてたあんたなら何か止められる方法を知ってるかもと思って連絡してみたんだが…」
ゴードン<電伝虫「すまない…そんなウタの状態を見た事がないから、私もなんと言えばいいのか……」
ベック「いや、こっちも駄目元で聞いてみただけだ。急にこんな事で連絡を取って悪かったな。元気そうで何よりだ」
ゴードン「そちらも元気そうで良かったよ……そういえば、シャンクスはどうしてるんだ?顔を見せに来ないが」
ベック「野暮用で手が離せないんだ、すまんな」
シャンクス「あーこらモンスター!そこは掃除したばっかりなんだあまり踏むな!パンチもちゃんと注意しとけよ全く!」ゴシゴシ - 68二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 21:05:06
ゴードン「そうなのか…それではシャンクスとウタにもよろしく伝えておいてくれ、私も元気だと。それと、ウタにはホイップましましのパンケーキを食べ過ぎないようにと伝えておいてほしい。あとそれからもう一つ「せんせーはやくー」ああすまないすぐに行く!悪いが話せるのはここまでだ」
ベック「みたいだな。今度はウタとお頭に顔を出すよう伝えておく。また今度、ゆっくり話そう」
ゴードン「ああ、それではまた話そう…あ、そういえばホワンホワン聞こえたがあれは誰のこガチャッ」
シャンクス「ふぅー!やっぱ腕一本だと掃除もキツいな、けどいい汗かいたぞ。今日もよく眠れそうだ」
ベック「そいつは良かった。だがいい加減、甲板掃除をやめていいんだぞ。半年間ずっとやってるだろ」
シャンクス「いや、こいつは俺なりの償いだ。お前達やルフィ達に迷惑をかけちまったからな。まあ、こんな事でしか返せないんだが…」
ベック「…俺、死ぬまであんたについて行くよ」
シャンクス「はは、よせよ気持ち悪い」
ベック「けど掃除は俺達が申し訳なくなるからそろそろ辞めてくれ」
ロックスター「俺からもお願いしますお頭。じゃないと、罪悪感で死にたくなりますんで…」 - 69二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 22:31:25
シャンクス「まあその話は置いといて、今一番話すべきなのは「うわあああああぁぁぁぁ!!??/////」あれだろ。あ…大砲の整備してたライムジュースがびっくりして海に落ちかけてる。あ、落ちたぞ」
ロックスター「助けに行って来やす!!」ダァッ!
シャンクス「おー、任せたぞー」
ベック「この前は、あれにビックリしてルウが小火騒ぎを起こしてたな」
シャンクス「更にその前は、別の海賊と交戦中にビックリしたガブが間違ってこっちの船を攻撃したな。甲板の修理、大変だったなぁ」
ベック「おまけに夜にも叫ぶ時があるからおちおち船番も出来ねぇ。心臓に悪すぎる」
シャンクス「……ルフィ達のとこに、預ければよかったかなぁ」
ベック「あいつあの後、真っ赤な顔で俺達の船に乗る!って言ってたんだ。恥ずかしさと申し訳なさでまともな判断が出来なかったんだろうよ」
シャンクス「……どうしよっか、ベック」
ウタ「うわああああああぁぁぁぁぁ!!!!??//////」 - 70二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 22:59:13
シャンクス「12年間あいつに関わろうともしてこなかったからまぁ、強く言えなかった訳だがそろそろどうにかしないとな…」
ベック「………お頭、俺にいい考えがある。荒療治になるかもしれねぇが……」
シャンクス「ウタが大人しくなるんならなんでもやってやる。なんだ」
ベック「ルフィに会わせる」
シャンクス「よし却下」
ベック「この嘘つきめ」
シャンクス「いや……えぇ?……それ、上手くいくのか?今のウタをルフィと会わせて無事に済むと思えねぇぞ俺…」
ベック「だからってあのまま叫ばれ続けちゃ、その内俺達が参るぞ。可能性があるならすぐにでも試すべきだ」
シャンクス「…かも……しれねぇが……ていうかお前、あの日俺にわざわざルフィと会わせないように気を使ってくれてただろ。その事忘れた訳じゃねぇだろうな?」
ベック「……ああ……そんな事もあったなぁ………」 - 71二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 23:30:19
ベック「……あいつらを会わせるだけなら、いくらだって方法はあるだろ」
シャンクス「……ウタが暴走するのが恐いし、少なくとも二人だけにするのは危険だ。そうなると…俺達が連れて行くしか方法はねぇ。…けど、俺はまだルフィとは会いたくねぇ」
ベック「なら頭だけ船に籠ってればいいだけだろ」
シャンクス「それはそれで……お前らだけルフィに会うのもなんかセコイ感じがするし……」
ベック「大人気ねぇなあんた…」
シャンクス「てか会わせるにしても、あいつらの居場所が分からないだろ。どうするんだそこんとこは」
ベック「問題無い。もしもの時のためにルフィのビブルカードを作っておいた。こいつですぐに探せる」
シャンクス「お前いつの間に…」 - 72二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 23:34:39
ベック…ルフィの兄みたいなことを…
- 73二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 23:35:37
雑に作られるルフィさんのビブルカード
- 74二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 23:54:17
ベック「それで、どうする?後は船長としてのあんたの命令次第だ、俺達はそれに従うぞ」
シャンクス「…………だぁーーー!!野郎共!!針路変更!!目標、ルフィの船!!行くぞぉ!!」
ウタ「うわあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!???///////」
シャンクス「……ウタの奴………ちゃんと聞こえてんのか………?」
ベック「聞いちゃいねぇだろうな、ありゃあ」
シャンクス「そうかよ………たく……」
ベック「そう不貞腐れるな、ルフィの奴だって今や四皇だ。なら充分立派な海賊になってるじゃねぇか。もう会ってやってもいいだろ」
シャンクス「けどなぁ……バルトなんちゃらにまだケジメ、付けさせてねぇし……立派な海賊になるんだったら、俺より強くなっててほしいし……」
ベック「上手くいけば、孫の顔が近い内に見れるかもしれねぇぞ」
シャンクス「よし行けお前ら!!気合い入れろ!!全速力で急ぎやがれぇ!!」
ベック「現金だなあんた」
ウタ「うわああああガホ!?…ケホ…ケホ……うわああああぁぁぁぁ!!?///////」 - 75二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 01:14:52
ウタちゃんが壊れちゃった……
とりあえずルフィに投げつけときゃ治るかな? - 76二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 06:32:50
叫んでまた叫ぶの笑うわ
歌姫なんだから喉を壊さないためにもルフィさんにどうにかしてもらわねば - 77二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 10:39:20
サニー号
ルフィ「……」ボー
Sーホーク「………ッ!!」グググ
ゾロ「そうだそのまま集中し続けろ。そうすりゃ刀は黒くなる」
ルフィ「……」ボー
Sーシャーク「………ズズー」
ジンベエ「ズズー……ふう、茶が美味いの」
ルフィ「……」ボー
Sーベア「…………」ペラ スッ
ロビン「あら、どうしたの?…ああ、ここね。ここの古代文字の読み方は…」 - 78二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 10:54:21
ルフィ「……………」ボー
Sースネーク「泥棒猫よ、麦わらは…大丈夫なのか…あれは……」
ナミ「…大丈夫、とは言い難い状態ね。誰が見ても腑抜けにしか見えないわ、あれじゃ…」
ヤマト「暇があると、ずっとああなってるね…ご飯の時とか、戦ってる時はいつものルフィなんだけどなぁ」
ベガパンク「一度グラグラの能力を元にしたショック療法を試してみたのじゃが…結果は見ての通り、効果無しじゃ」
ナミ「あんたそれ実験がしたかっただけでしょ……」
ブルック「時間が経てば自然と治るかも、と思っていましたが……良くなる傾向はまるでありませんね……」
チョッパー「体調は全然問題無いんだぞ!だから後は……心の問題なんだろうけど……ルフィに聞いても大丈夫だ!としか言わないから、俺もどうすればいいか………」 - 79二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 11:22:39
ナミ「……あんな状態になる原因、思い当たるとするなら…あの日の事でしょうね」
ヤマト「だよね…あ、そういえば皆もう怒ってないのかい?」
ナミ「え?何を?」
ヤマト「ウタが死にかけたフリをしてた事だよ。かくいう僕は、生きてたんだしもう気にしてないんだけどさ」
ナミ「あーその事ね…まあ、怒りはあったけど赤髪海賊団が謝ってくれて、あの子も生きてたわけだしここの全員もう気にしてないわよ。良いものも見させて貰ったし」
ヤマト「あはは……そっか……」
ナミ「ただ、いつまでもあんな状態が続くんじゃ船長としての威厳にも関わるわ。そろそろ何かしら言っとかないと……」
チョッパー「………あ!こっち来たぞナミ!ほら、何か言ってやってくれ!」
ナミ「OK任せときなさい。ねぇルフィ!!」
ルフィ「………?」ピタッ - 80二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 11:45:20
ナミ「ルフィ、あんた暇な時はずっとボーッと上の空だけど…どうしたの?やっぱり、あの日ウタと色々しちゃった事が原因?」
ルフィ「……いや……別にそんなんじゃねぇよ………」
ナミ「絶対嘘でしょ!明らかにあの日からあんたおかしいわよ!口に出さないけど、皆分かっててあんたの事黙ってるんだからね!?」
ブルック「ルフィさん、我々ではあなたの力になる事が出来ないかもしれません。…ですが思ってる事を吐き出すだけでも、気は楽になると思います。少しだけでもいいですから、頼ってくれて構わないのですよ?」
チョッパー「そーだぞルフィ!!俺達皆、お前の力になりたいんだ!!」
ヤマト「君は僕らの船長なんだ、なら多少の無茶を言ったってドンと受けて立つよ!」
Sースネーク「ウンウン」
ベガパンク「ドラゴンの息子よ、こんなに頼れる者がいるんじゃ。なのに甘えてみる事も出来んかったら、とんだ不幸者じゃぞお前は」
ナミ「さ、ていうわけみたいだから…言ってみなさいよ。解決する糸口を何か出せるかもしれないし」 - 81二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 11:55:26
ルフィ「………お前ら……………グスあんがとな…………!」
ルフィ「……じゃあ…………今、言っちまってもいいか?」
ヤマト「ウンウン!」
ルフィ「……フゥー……よし、言うぞ!!」
チョッパー「ヨッシャ来い!!」
ルフィ「………あのよ…………あの日、ウタに俺、色々させられたじゃねぇか…………」
ベガパンク「ああ、そうじゃな」
ルフィ「………そんでよ………それで、その………」
ブルック「ゆっくりで構いませんよ。最後まで言ってみてください」
ルフィ「……やってた事、思い出す度に……………俺………俺………」
ナミ「自分が、なんなの?」
ルフィ「……………気分が…………おかしくなるんだ………」
ナミ「成程ね、それでずっと………………………え」
Sースネーク「?」 - 82二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:23:04
ルフィ「ウタの、匂いとか、身体があったかかったのとか、顔が凄ぇ近かったのとか……思い出す度に、心臓がバクバク鳴って、止まらねぇんだ」
ルフィ「それによ、ウタが最後に、俺と口合わせようとしてきてただろ?……あの時俺、悪くねぇって思って、受けようとしてたんだ」
ルフィ「それからだな、やらされた事思い出すたんびに…………ウタの事しか考えられなくなって、頭からずっと消えなくなるんだ」
ルフィ「そういう事、考えられねぇ状況の時はなんともねぇんだ!…けど、やる事なくって暇な時は、必ず思い出しちまっておかしくなるんだ、俺!」
ルフィ「………俺………やっぱ病気なのかな………チョッパー………………チョッパー?」
チョッパー「………………」
ルフィ「チョッパー?おいどうした、しっかりしろチョッパー!!ナミ、チョッパーがなんか変だ…………ナミ?」
ナミ「……………」
ナミ「…………………………え?」
完 - 83二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:41:48
最後の文字が見えない
- 84二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:44:16
よ、よくわかんないままおわったぴ
- 85二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:47:51
あ、おまけを書こうと思ってるので今しばらくお待ちください
いささか足りないと思ってたCP要素ましましにする予定ですが、期待しすぎないようご注意を - 86二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 12:50:20
お、終わりだと……?
まだウタと再会してその反応を楽しんだり、なんやかんやありつつ新時代まで関係が進んだり、子供ができてお父シャンがバグったりっていうイベントが未消化なのに!
って思ったらよかった、もうちょっとだけ続くんじゃな - 87二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 18:01:06
- 88二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 19:33:37
赤髪海賊団のナワバリの島 海岸沿いにて
ワーワー! ギャハハハ!ビームミセテクレヨ! オヤスイゴヨウダ! バシュンバシュンバシュンバシュンバシュン ワハハイイゾー! ジョウチャンタチモスゲエナ! タノマレタカラヤッタダケジャブレイモノォ!// ギャァァァ!? ルウガウミニケリトバサレタゾー!
シャンクス「……あいつら、なんとかやれてたらいいが……」
ベック「娘を信じてやれお頭。あいつだってもう大人だ、自分のやった事ぐらい自分でケジメを付けられるだろ」
シャンクス「前に信じた結果、俺達はこの半年エライ目に遭い続けたんだけどな…」
ベック「…それはもう言ってやるな。もうすぐ、その悩みからも解放される、かもしれねぇんだ」
シャンクス「だといいんだけどな…」 - 89二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 20:03:49
ナミ「……二人っきりで話してる所悪いんだけど…急に来られてビックリしたんだからねこっちは!!わざわざ覇王色を飛ばしてまで止めに来る必要無かったでしょ!?」
シャンクス「おおルフィの船の航海士の嬢ちゃん。いやぁすまなかったな、とにかく俺も急いでたもんでつい、な」
ナミ「"つい"でそんな軽々しく使う物じゃないでしょ……全く。四皇の海賊団同士が接触するなんて、海軍だって黙ってるわけないんだし用が済んだらさっさと引き上げてもらわないと…」
シャンクス「ああ、それは別に問題ないぞ?」
ナミ「え?」
シャンクス「ルフィ達と合流する一日前、ちょっとばかし海軍本部まで行って来て静かにしててもらえるよう"お願い"してきてな。そしたら快く引き受けてくれて、海兵達に休みを取らせたらしい。いやぁ素直に聞き入れてくれてよかったよかった」
ナミ「………そう………なの………ねぇ、元帥の赤犬が激務のせいで倒れたって新聞で読んだんだけど……あれって……」
シャンクス「さあ、何のことだか?ただ、飛び出して来たガープ中将に「近々曾孫が出来る」と言ったら砲弾を何処かに向かって投げてたが…そういえば本部に直撃してたな、あれ」
ナミ「うわぁ…」
ベック(とんでもねぇ覇王色だったな、ありゃ) - 90二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 20:40:32
ナミ「………ま、まあそういうことなら心配は要らないわけね、うん。余計な事聞いて悪かったわ」
シャンクス「いや気にするな、当然の心配だからな。むしろ安心したよ、ルフィのとこにはしっかりした奴も居るんだな。うちの奴らも見習ってほしいもんだ」
ナミ「あははは………ねぇ、そのルフィなんだけど…本当に大丈夫なの?ウタと二人だけにして…」
シャンクス「まあ、強引な手だってのは俺達も分かってる。が、もう俺達の手に負える事態じゃねぇからな。情けないが、全部あいつに丸投げするしかねぇ」
ベック「後はもう、良い方向に転ぶのを願うだけだな」
シャンクス「もしこれでも駄目だった場合は、ケジメとして俺がルフィの船で甲板掃除だな」
ナミ「要らないわよそんなの」 - 91二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 21:01:47
シャンクス「ま、とにかくだ!今はルフィとウタ、若い二人に任せておこう。だから俺達が今するべきことはただ一つ」
ベック「邪魔が入らないように、俺達が守ってやらねぇと…」
ヤソップ「お"ーい"お"頭"!ベッグ!」
ベック「ん?ヤソップどうし…ほんとにどうしたその顔」
ヤソップ「酔"っだヴゾッブに"ボゴボゴに"ざれ"でな"イテテテ…。い"や"ぞでよ"り"!海"に"落"どざでだル"ヴが見"づがだね"ぇんだ、一"緒"に"探"ずの"手"伝"っでぐれ"!!」
シャンクス「何ぃ!?…たくあいつらは。すまん、嬢ちゃんも手伝ってくれねぇか」
ナミ「ええ、そりゃもちろん。…男って馬鹿ばっかりなのかしら」
ベック「女にも馬鹿な奴はいるぞ。俺達の娘とかな」
シャンクス「ほらお前ら、無駄口言ってる暇はねぇんださっさと行くぞ!」
ナミ「あ、ごめんなさい!」
ベック「あいよ、お頭」
シャンクス「あの図体で何で見つからねぇんだ、全く…」 - 92二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 21:40:33
グス…ワラワノセイデ… ワーバカヤメロヤマトヌグナ! デモシズンジャッタノカモシレナイシモグッテサガサナイト イヤアンタノウリョクシャデショウガア、コラトビコムナー! ジンベエー!ヤマトヲタスケテヤッテクレー! ワーサンジガーハナヂフイテタオレター!
ーーーーー
ウタ「………外………賑やかだね」
ルフィ「…………みたいだな」
ウタ「…………行きたくないの?」
ルフィ「………今は……ウタと居なきゃいけねぇからな…………」
ウタ「………そっか…………」 - 93二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 22:14:58
ウタ「…………ねぇ………ルフィ……」
ルフィ「……………なんだ?」
ウタ「……………ルフィ…………まだ………怒ってる?………ううん……怒ってて………当然だよね………」
ルフィ「…………何をだよ」
ウタ「………あの日私………たくさん、ルフィに酷いことした………許されなくって、当然な事ばっかり………だから、ルフィとまた会う事だって………本当は………」
ルフィ「ウタ!」
ウタ「!」ビクッ
ルフィ「…シャンクス達は、お前が俺と会うの止めなかったんだろ?」
ウタ「………うん」
ルフィ「…ならいいだろもう。俺だって、お前がやった事なんか気にして……いや……ごめん」
ウタ「…なんでルフィが謝るの?ルフィが謝るような事なんか、あの日何もして」
ルフィ「違う、一つだけあったからだ。…俺がずっと気にしてた事」
ウタ「………え」 - 94二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 22:32:26
素直な想いを打ち明ければ多分君ら驚くほどスムーズに関係進むんだから
本音を言えよ - 95二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 22:38:04
ウタ「……うん……そうだよね……流石にあるよね……一つぐらい………」
ルフィ「……それだけがずっと、忘れられねぇんだ、俺。忘れたくっても、何故か消えてくれねぇ。自分じゃどうしようもなくって、仲間にも頼ったら……あいつらが……言ったんだ」
ウタ「……ルフィの仲間達が……なんて言ってたの?」
ルフィ「………ウタに会えば、分かるって…そんだけだ」
ウタ「………なんで、私が出てくるの?」
ルフィ「俺もそう思って聞いたんだけどよ…チョッパーの奴、顔真っ赤にしてぜってぇに言わないってそればっかだった。他の奴らもだ。…サンジだけは、なんか知んねぇけど滅茶苦茶泣いて話せそうに無かった」
ウタ「……皆、何が言いたかったんだろ」
ルフィ「…それでよ………多分これは、俺が勝手に思ってることだけどよ」
ウタ「…………言ってみてよ」
ルフィ「…お前なら、その答えを知ってる筈だ」
ウタ「……私が……知ってる………?」 - 96二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 22:55:57
ルフィ「………おう」
ウタ「………その………あのさ………ルフィが一つだけ、気にしてる事って……?」
ルフィ「………そりゃ……………あの事だけだ」
ウタ「………それが、何なのか……知りたいんだけど」
ルフィ「…言っちまっていいのか?」
ウタ「…どうぞ」
ルフィ「……スゥー……ハァー……ウタが死にかけのフリして………俺に色々させてた事だ」
ウタ「……………ウェ?」
ルフィ「……………だからよ!ウタが!死にかけたフリして!!手ぇ握らせたり!!抱きしめさせたり!!ガルチューさせたり!!最後には!!!チューしようとしたこ「ストップストップストップストップストップストップストップストップウウウウウウゥゥゥゥゥゥ!!!??//」
ウタ「……ゼェ……ゼェ……ハァ……ハァ………フイー………」
ルフィ「」
ウタ「あのさルフィ普通そういう事大声で言っちゃう!?あんたって昔からそうデリカシーってもんがないんだから外にいっぱい人居るじゃないもし聞こえたりなんかしたら私また思い出して所構わず叫び倒しちゃうじゃ…///ルフィ?」
ルフィ「」
ウタ「………え意識が飛んじゃってる!?ルフィ聞こえてる!?ルフィ!?ルフィィィィーーー!!?」 - 97二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 23:24:31
ルフィ「………ぶはあああぁぁーー!?あー死ぬかと思った……」
ウタ「よ、良かったぁ……すぐに起きた……」
ルフィ「おう、心配かけて悪かった!…なんか炎が飛んできて、それに当たったら起きれたんだけど何だったんだあれ………いや、んな事よりウタ!!」
ウタ「は、はい!?」
ルフィ「教えてくれよ!!俺がお前にチューしてもらえそうになったの、思い出す度おかしくなる訳!!お前なら何でか知ってんだろ!?」
ウタ「………え、え、えいや待って待って!?どういう事!?私がキスしかけた事思い出す度変になるって、今聞いたんだけど!?」
ルフィ「あり、そうだっけか?…まあ細かい事なんか気にすんなよ!」
ウタ「いや細かくないから!!重要な事だからぁ!!///」
ルフィ「あーそれもそうだな…じゃあもっとちゃんと言わなきゃだな」
ウタ「うんそうだよ!!その事について私深く知らない訳だしもっと情報を」
ルフィ「お前があの日俺に色々させた事思い出すたんび、おかしくなるんだ俺!!さあちゃんと言ったぞ!!ウタもなんか言え!!」
ウタ「ごめん今の却下ぁぁぁぁ!!?//////」 - 98二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 23:41:56
ウタ「………情報が………情報の濃さに耐えきれないぃぃぃ……!!//」
ルフィ「んだよー、せっかく話したんだしウタもなんか言えよなー」
ウタ「……フゥー……ちょっと、ちょっとだけ待ってねルフィ……スゥゥゥー……ハァァァーー……よし……」
ルフィ「お、話せるようになったかウタ!」
ウタ「………えと、その前に私からも一つ聞いていい、ルフィ?……これに答えてさえくれれば、私も自信を持って答えられると思うから………」
ルフィ「???何だよ、聞きたい事って」
ウタ「……もしも、もしもだよ?ルフィと同い年で、カッコいい男の人がいたとして」
ルフィ「うんうん」
ウタ「…その人と私が、幸せそうに手を繋いだり、ハグしたりするのをルフィは見たら………どう思う?」
ルフィ「……………」
ウタ「………ルフィ?」
ルフィ「………俺の勝手だけどよ………殴りたく、なっちまうと思う………なんでかは………分かんねぇけど」
ウタ「!!//」 - 99二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 00:53:44
ウタ「……ふふ、そうなんだ………うふふふ………///」
ルフィ「?なんだよ、急に気持ち悪い笑い方しやがって。俺の答え、そんな面白かったか?」
ウタ「ふふ、そうじゃないってば…ね、ルフィ…またお願いがあるんだけど……聞いてもらっていい?」
ルフィ「またぁー?それ聞いたら、ホントに答えてくれるんだよな?」
ウタ「もっちろん!すぐにでも答えてあげられるからさ!だから、お願い!」
ルフィ「んー……分かったよ!それじゃ、俺今度は何すりゃいいんだ?」
ウタ「ほんと!?良かったぁ…!……えと、それじゃあね…ハイ!」スッ
ルフィ「…え……なんで手出してんだ?」
ウタ「いいから!私の手、握って!早く!」
ルフィ「………お、おう………これで、いいのか?」ギュッ
ウタ「うん、それでバッチリだから!それでね、次は…ほら、立って」スタ
ルフィ「……立ったけど……いや、なんで引っ張ってくんだ………待て………そっちは……ウタのベッドだろ……」
ウタ「…そのまま、手を握ったまま一緒に座って?」ポス - 100二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 07:09:24
来るのか! 新時代が!
- 101二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 10:52:29
ルフィ「……………」ポス
ウタ「うん、それで良し。……もう、離していいよ」
ルフィ「…………え!?あ、ああ悪ぃ!!」バッ
ウタ「……もしかして、もっと握っていたかった?」
ルフィ「い、いや!?べべ別にそんな事…………いや………ある…………」
ウタ「ふふ、素直だね。……それじゃ、正直な子にはご褒美をあげちゃおう」
ルフィ「ご褒美…て何だよ。肉……な訳はねぇ「えい」おわああぁぁ!!?」
ウタ「ほら、あったかい?私の身体」ギュウウゥ
ルフィ「い、いきなり何すんだ!?びびびびっくりするだろ!?」ギュッ
ウタ「驚かせてごめんね。でも、背中に手まで回してるし嫌ではないんでしょ?」ギュウ
ルフィ「ううう………」 - 102二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 11:48:11
ウタ「………ん………やっぱりあったかいね、ルフィの身体。癖になりそう……ハグしちゃうの……」
ルフィ「……こ、これぐらいなら………いくらでもしてやるぞ………俺は……何ともねぇし………」
ウタ「強がらなくっていいんだよ?ルフィが興奮してるの、こんなにくっ付いてるんだからすぐ分かるし。…まあ、私も人の事言えないんだけどね。ほら」ムギュ
ルフィ「…ッ!?………く、くっ付きすぎだウタ…!!」
ウタ「ほら、分かる?私の心臓、ドキドキしてるの。ルフィのも…うん、してるね。良かった、おんなじ気持ちだ」
ルフィ「………な…なんで急にこんな……ベタベタしてくんだよ………てか……俺まだ………答えてもらってねぇぞ……ウタに聞いた………あれ……」
ウタ「…あ、ごめん。ちょっと幸せすぎて忘れてた」
ルフィ「おい!?」
ウタ「ごめんごめん!でもさ、もう答えならルフィだって分かってると思うよ?」
ルフィ「え?………いや……ごめん………まだ……分かんねぇ……」
ウタ「もう、鈍いなぁ。…こうやって、私達ドキドキしてるじゃない?…じゃあもう、分かるでしょ?」 - 103二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 12:06:57
ウタ「…ルフィはさ、女の子を見てドキドキした事ある?」
ルフィ「……………一人だけ、いる」
ウタ「………それって、誰の事?」
ルフィ「…………お前だ、ウタ」
ウタ「!………へぇ………それって、いつから?」
ルフィ「………お前と、今日また会えた時からずっとだ」
ウタ「…そっかぁ………私もね、あるんだよ。ドキドキした事、というより………一目惚れした事」
ルフィ「…………いつ、誰にだ」ギュウウゥゥ
ウタ「そんなに強くしなくっていいよ、私も離れたくないし。…嫉妬してくれてるんだ?ふふ、可愛い」
ルフィ「…悪りぃ」
ウタ「謝る必要ないよ。…だってね………私が一目惚れした相手は、ルフィなんだもん」
ルフィ「………俺?………」 - 104二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 12:33:45
ウタ「うん。…フーシャ村で、初めて会った時からずっと。振り向いてもらえる様色々努力してたんだよ?全然気付いてくれてなかったみたいだけどさ」
ルフィ「…そんな前から、ずっとか?」
ウタ「エレジアに置いていかれた時に、忘れちゃってたんだけどね。でも……あのライブの時に、ルフィにハグされてそれで思い出したの、ルフィが好きだったって事。…結局新時代を作るのを優先して、また忘れようとしたんだけど」
ルフィ「………辛かったんだな、お前も」
ウタ「ううん、一番辛かったのはルフィでしょ?その後薬が間に合ったのに…死にかけのフリして、ルフィとイチャついて、ルフィの事また傷付けた。勝手だったよね、私」
ルフィ「…それはもう気にすんなよ。俺は…気にし続けちまってるけど」
ウタ「…うん…だよね………だから私には、責任があるの。…ルフィが、気にし続ける訳を、教える責任が」
ルフィ「……………」
ウタ「…………ルフィが………何で気にし続けてるのか………それはね……それは………多分……きっと……」
ルフィ「それ以上言うな、ウタ」
ウタ「え?……何で?」
ルフィ「…もう、分かったからだ」 - 105二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 12:56:30
ウタ「………分かったって………それって………?」
ルフィ「…俺が、思い出す度心臓がバクバクする訳も、知らねぇ奴とウタがくっ付いてるの見ると、殴りたくなる訳もだ」
ウタ「………それ……………言ってもらっても、いい……?」
ルフィ「…おう」
ウタ「………」
ルフィ「………俺が、好きだからだ、ウタの事」
ウタ「…!!………!!!!///」
ルフィ「…俺が、思い出す度心臓が鳴るのも、あの日ウタに色々やって、ウタが好きになったからだ。知らねぇ奴をぶん殴りたくなるのも…俺の側に、ウタが居ねぇのがムカつくから、気に入らねぇからだ」
ウタ「!//!!///!!!//////」
ルフィ「………俺は!!俺の側にウタが居てほしいんだ!!俺にだけくっ付いて…ずっと、側で笑ってて欲しいんだよ!!じゃねぇと俺は……寂しくって生きていけねぇ!!そう言える自信が有る!!!」
ルフィ「………そう思ってんだ、俺はよ。…ウタは、俺の事どう思って………ウタ?」
ウタ「//////////」プシュウウウウウゥゥゥゥ
ルフィ「え、なんで気ぃ失ってんだ!?ウタ!?しっかりしろ、ウタアアアアァァァ!!??」 - 106二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 13:02:49
ヒューヒュー
- 107二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 13:46:39
ウタ「……………ハ!?ハ、ハァ……ハァ……良かった……私生きてる……」
ルフィ「ウタ!!あああ良かったぁぁぁ…びっくりしたんだからな俺!!」ギュウウゥ
ウタ「……何だか、赤い髪の男の人と、白い髪の女の人に、まだ来ちゃ駄目って言われた…気がするんだけど……何故か懐かしい感じがしたなぁ……いや今はそれより!!ルフィ!!」
ルフィ「おう、なんだ!!」
ウタ「さっき言ってた……いや……ごめん……途中で気を失って聞き逃しちゃったからさ、今言ってた事、もう一回言ってみてくれない?」
ルフィ「えーまたか?別にいいけどよ…ていうか、ホントに途中聞こえてなかったのか?ちゃんと反応してただろ」
ウタ「いやいやいやホントに聞こえてなかったんだって!特に私が側に居ないと寂しくて生きていけないって所とか!!」
ルフィ「しっかり最後まで聞いてたんじゃねぇかお前!?」
ウタ「あ、しまった!?」 - 108二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 14:05:55
ルフィ「……お前って奴は……」
ウタ「ホンットにごめん!!……でもね?ちゃんと、聞いてたんだけどさ………出来たら、また聞きたいんだ、ルフィの口から。何度だって」
ルフィ「…………そうかよ…………それじゃ………もっぺん言うぞ」
ウタ「…うん」
ルフィ「…スゥーーー……俺は!!ウタが好きだ!!大好きだ!!誰にも渡したくねぇし、俺だけのもんにしてぇ!!何がなんでも、一生俺の側に居て欲しい!!ぜってぇに守り続けるから…俺と一緒に生きて欲しい!!!「待って待って待って待って待って!!???///」
ウタ「ハァ…ハァ…ハァ…さっき言ってた事と、なんか違くない!?/////」
ルフィ「あり、やっぱそうか?まあ、さっき言ってた事じゃ俺が思ってた事全部言えてねぇって思ってよ。駄目だったか?」
ウタ「……ハァー…アハハハ……//ううん、駄目じゃない。全然いいよ…すっごく嬉しいし」 - 109二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 14:26:55
ルフィ「そっか、なら良かった!………で、ウタは俺の事どう思ってんだ?」
ウタ「……え、待って。ここまでの話の流れで、それ聞いちゃうの?もうルフィだって分かってるでしょそこのとこ?」
ルフィ「あ、いや……もしかしたらよ………ここまででウタの気持ちが変わってるかもしれねぇって思って……俺鈍いからよ、呆れられてゲンメツ?されてるかもしれねぇって思って…」
ウタ「…ルフィ?」
ルフィ「え?……おい、なんで耳にそんな顔近づけて…」
ウタ「コソ私もルフィの事が好きだよ?」
ルフィ「!!???」ゾワッ - 110二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 14:50:07
ウタ「コソ私もルフィと一緒に生きていきたいって思ってる。一緒に朝起きて…おはようって言い合って…他愛ない事を話して…一緒に出掛けて買い物して…それで二人共クタクタになったら、夜は身体を寄せ合って寝て……で、出来たら……子供だって作りたいし……それでね…子供達に囲まれながら、歳を取って…おじいちゃんとおばあちゃんになるまで一緒に居て…その頃には、もしかしたら孫が居るかもしれないから「タンマァァァァァ!!!」
ルフィ「…ハァ…ハァ…み、耳元でコソコソ言うのやめろよ!?な、なんか嫌いじゃないけど、変な感じがする!!……後、具体的すぎんだろ!!どんだけ先の未来まで見てんだウタ!!」
ウタ「ごめんね、ヒートアップしすぎちゃった…でもね、これが私が思ってる事全部だよ。……やっと分かった?ルフィ」
ルフィ「……フゥ……フゥ……おう…あんがとな……これで、ようやく分かった」
ウタ「ホントに?……言葉だけじゃ、ちょっと分かんないなぁキャッ!?」
ルフィ「…これで、分かったか」ギュウウウウウゥゥゥゥ
ウタ「…うん……からかってごめんね?………ありがとう………ルフィ」ギュウウゥゥ - 111二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 14:52:56
- 112二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 15:08:41
ルフィ「……………」ジッ
ウタ「…どうしたの?ルフィ」
ルフィ「………いや…別に……好き同士になれてよかったて、そう思っただけだ……」
ウタ「………キスしたいの?」
ルフィ「……ちげぇ」
ウタ「ちゃんと目を合わせて話しなさい。…今、私の唇見てたんでしょ?……素直になったら?」
ルフィ「……………」
ウタ「私達、もう恋人同士なんだし遠慮しなくていいんだからね……あ、心臓の音がさっきより速く鳴ってる。やっぱりそうなんでしょ。ほら、ほらほら?」ムギュゥゥーー
ルフィ「ッ!………うん………そうだ………」
ウタ「ふふ、良く言えました。………えっと、それじゃ………目、閉じよっか」
ルフィ「………ん」キュッ
ウタ「………ちゃんと、閉じてるよね?私も分からないから、確認しようがないんだけど…」
ルフィ「………閉じてるぞ………だから……いつでも来い」
ウタ「あ、私からやるの!?……うん、まあいっか。それじゃ…そのままでね……」
ルフィ「ん………」グイー - 113二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 15:40:15
ウタ(…あの日と、似たような状況だ。けど、違う所も有る。例えば)
ルフィ「…ん」グイー
ウタ(…今の私に、罪悪感が無い事。すっごく幸せな気持ちでルフィとキス出来るって事と)
ルフィ「…ん」グイー
ウタ(邪魔してくる人がいないって事。まあ邪魔されて当然だったんだけどね、あれは)
ルフィ「…ん」グイー
ウタ(それも全部、ルフィが居てくれたおかげだ。ルフィが、私を好きになってくれなきゃきっと、こんな気持ち持てなかった)
ルフィ「ん!」グイー
ウタ(…本当に、ありがとうねルフィ)
ウタ「ボソずっと大好きだよ」クイ
ルフィ「……ん………チュッ……」
ウタ「チュッ……ン、ンンン………ハァ…///」 - 114二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 16:08:26
ルフィ「………ッハァ……なんか、甘ぇな……ウタの唇」
ウタ「…ハァ…そうなんだ。自分じゃ分からないんだけど……ルフィのは、何だか美味しい感じ…お肉の味かな、これ」
ルフィ「ん…ハハっかもな!俺よく食ってるし、口の中が肉の味になっててもおかしくねぇや!……………えっと………なぁ………ウタ」
ウタ「?なぁに?」
ルフィ「……もっかい………キスしていいか……今度は、俺から……」
ウタ「!!///……う、うん…私なんかの、唇で良ければ…幾らでも……」
ルフィ「…"なんか"なんて言うな。俺は、お前以外の女にキスするつもりなんかねぇからな。ウタにしかしねぇ」ガシ
ウタ「えへへ、そっか//…え待って、なんで肩掴んでくるの?」
ルフィ「…絶対に、逃さねぇからな」
ウタ「いや逃げる気なんて無いからね!?あぁでも、こうやって力づくにされるのもちょっといいなぁムグッ!?」
ルフィ「ん……フッ……チュ……ンン…」
ウタ「ンン…//…チュ…プハ…待ってルフィ、私まだ目を閉じてンンンン!?///」
ルフィ「フゥッ……ンチュ……ハァ……チュ………」
ウタ「ンハッ////……待ってお願い、連続でされるのはン……チュ……ンンン/////」 - 115二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 16:27:00
ルフィ「ン……ンン……ニュル」
ウタ「!?プハ…待ってルフィそれはンン…ンンン…チュル…ピチュ…クチュ…チュ…クチュ…ンン…ン……ン!……プハァ!?……ァハァ…ハァ…」
ルフィ「フゥ…フゥ…悪りぃ、調子に乗りすぎた」
ウタ「ハァ…ハァ……ホントにもう、ビックリさせないでよ!!やるんなら、先に言ってよね!!」
ルフィ「言っとけばやらせてくれたのか?」
ウタ「ウェ!?……それはまぁ………ウン……許したよ……
きっと…ていうか、ルフィにそういう知識があったのが一番ビックリなんだけど…」
ルフィ「すげぇ失礼だな!?俺だってこれぐらい知ってるぞ!!2年間世話になった師匠に教えてもらってんだからな!!」
ウタ「あ、そうなんだ…ソノヒトニカンシャシトカナキャ…」
ルフィ「…今やったやつと……後………その、先もな……」
ウタ「へー……え?………その、先って………それって………」
ルフィ「……………赤ん坊の、作り方もだ」 - 116二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 18:02:15
ちゃんと知識のあるルフィだと……!?
いや別にあってもおかしくはないんだけど - 117二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:16:47
ウタ「………そう………なんだ……………ねぇ…ルフィ」
ルフィ「………おう」
ウタ「ちゃんと目を見て聞いてて………ルフィはさ………私と………その………作りたい?…………赤ちゃん……」
ルフィ「…ああ」
ウタ「………そ………///そっかぁ………//////ね………それは………どうして……………?」
ルフィ「ウタとしかしたくねぇからだ、そういう事も。そういう事するってなったら、真っ先にウタの顔しか浮かばねぇし、ウタの事しか考えられねぇんだ、俺」
ウタ「……そっか……うふふふ……そっか……/////」
ルフィ「また俺、変な事言ったか?」
ウタ「ううん違う………嬉しいだけだよ………えへへ」
ルフィ「なんだ、ならいいや!ウタには笑っててほしいし、そんならいい!」
ウタ「ふふ、私も、ルフィの笑ってる顔好きだよ。………ルフィ?」
ルフィ「ん?どしたんだムグッ」
ウタ「チュッ…へへ、さっきのお返し」
ルフィ「プハッ…何だよ急に!俺は別にいいけ「ルフィ」
今度は何だよ!」
ウタ「…………じゃあ………さ……今から作る?………赤ちゃん」 - 118二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:41:38
ルフィ「……………本気か?」
ウタ「………そうじゃないと、聞かないよ。こんな事」
ルフィ「………でも………いいのか?………最初は、痛いって聞いてるし…俺だってやった事ねぇから、絶対痛がらせるぞ」
ウタ「そんなの、私だって初めてだし…それにいつかは必ず通る道でしょ。…それにルフィの初めての相手が私になるんだったら、すっごく嬉しいし」
ルフィ「………ッ」
ウタ「………恐いの?」
ルフィ「………おう………ウタを、痛い目に合わせて、嫌われるって考えたら………情けねぇな、俺…」
ウタ「………私も………恐いよ?……痛いのもだけど……ルフィを、満足させられるかなって考えたら……けどね?」ギュッ
ルフィ「…ッ」
ウタ「ルフィがしてくれるなら、絶対恐くない……ううん、ルフィと一緒なら………私達、きっと乗り越えられると思うから………だから、お願い…………しよ?」
ルフィ「…!!!」 - 119二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 21:05:38
ルフィ「……………優しく、してやれる自信ねぇぞ」
ウタ「…ルフィなら大丈夫でしょ?私のお願い、何だかんだでずっと聞いてくれてたんだしムグゥッ!?」
ルフィ「…チュッ…チュパ……買いっ被りすぎだ……!」
ウタ「フゥッ…かも、しれない…けどね、もう私も、抑えられそうにないから………だから………」
ルフィ「……俺もだ……さっきからずっと……気分がおかしくって……自分じゃもう、どうしようも出来そうにねぇ……!!」
ウタ「…それ……いつからなの?」
ルフィ「…お前が…胸押し付けて……心臓の音聞いてた時からだ」
ウタ「…結構前からなんだ…うん、分かった……ルフィ」
ルフィ「え………お、おい……何でまた…耳に顔近づけてくんだ………」
ウタ「…コソずっと我慢してくれてありがとね。もう…疲れたでしょ?」
ルフィ「ッ!!」
ウタ「コソ我慢しなくっていいから、ルフィが今したい事、全部私にぶつけちゃっていいから……」
ルフィ「……いいん、だな」
ウタ「コソうん、一緒に頑張ろ?ルフィ………」
「愛してるよ」 - 120二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 21:14:23
ガバァ!!
「キャッ!?…もう、目が恐いよルフィ。そんなに私の胸、気になる?」
「ッ」コクリ
「そっかぁ。じゃ、しょうがないね……お好きに、どうぞ?」
「………ああ………もう、遠慮しねぇからな………」
「………うん………おいで…………?」
「………チュ………ンン………」
「…………ハム………ンチュ………」
ーーーーー - 121二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 21:48:15
シャンクス「………」
ベック「………」
シャンクス「………なぁ、ベック」
ベック「………どうした、お頭」
シャンクス「俺は今日ほど消えていなくなりたいと思った日はねぇ」ダバァー
ベック「だから見聞色で探るのはやめとけって言ったんだ。涙拭けよ」
シャンクス「グシグシズビィー!ああ…すまねぇ、こんな不甲斐ない頭で。ウタが大人の階段を上ったんだ、なら喜んでやるのが親の務めのはず…なのに……何故か、涙が止まらねぇんだ………どうしてかなぁ………ベック」
ベック「どんな親だって娘がセピーーしたのを知ったら、ショックは受けるだろ。あんたはおかしくねぇ」
シャンクス「…うん……あんがとな………ああぁー……」
ベック「そう気を落とすな。孫が出来るのを楽しみに待っておこうぜ………飲むか?」
シャンクス「…いや、要らねぇ。俺が酔って使い物にならなくなったら、誰があいつらを守ってやれるんだ?俺は親の務めを全うする。最後まで、素面でいるぞ」
ベック「…それを言うなら俺達は、だろ?お頭」
シャンクス「…ありがとよ、副船長」
ベック「フッ」 - 122二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 22:20:52
ライムジュース「グビグビギャッハハハハルウの奴!!海の上で、スイカ見てぇにプゥカプゥカ浮いてやがって、いつから果物になったんだってんだギャハハハ!!…あれ、ていうかウタとルフィの奴ら、いつまで二人でいんだ。どぉれちょっと呼びにバタン」
ライムウウウゥゥ!! オイライムガタオレタゾ!! イッシュンカミナリミタイナノガミエタガナンダ!?
ウソップ「ウオオオオォォン!!すまねぇ親父、俺は、俺って奴はぁぁぁぁ!!!」
ヤソップ「もういいんだウソップ。もう、いいんだよ……」
ウソップ「親父ぃぃぃ……!!グス、ありがとな親父…!やっぱり親父はルフィの言ってた通り、すげぇ男…あれ、そういやルフィの姿がずっと見えねぇけど何処にバタン」
ヤソップ「ウソオオオォォップ!?……は!?」
シャンクス「……………」バリバリバリ
ヤソップ「………いつから………俺の後ろに………!?」
シャンクス「いいかヤソップ。息子の様になりたくなければ、ウタと、ルフィの居所を、見聞色で探るな。いいな?」
ヤソップ「………りょ……了解だ………お頭………」
シャンクス「ならいいんだ」ニコニコ スタスタ
ベック(…恐ぇ) - 123二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 22:53:14
あにまんには珍しいシャンクスだな
これは赤髪海賊団の大頭ですわ - 124二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 22:59:32
シャンクス「ふぅ、見回りも楽じゃねぇな」
ベック「見聞殺しを身内に使うな」
シャンクス「ま、念には念ってやつだ、そうカッカするなよ。あいつらに野暮な真似をするような輩は、四皇の名に懸けて絶対に止めてやる」
ベック「四皇の名が安くなったぞ今」
シャンクス「とりあえず今は、あいつらが無事にことを済ませるのを願っていよう。……………ウタァ………」ツー
ベック「自分で自分の傷を抉ってんじゃねぇ」
シャンクス「グスああクソ。心の整理を付けれたと思ってたんだが、まだ駄目か。よし、それじゃ別の事考えるか………あいつら、子供の名前考えたかな?」
ベック「話が飛び越しすぎだ。気が早すぎるし、それはあいつらが考える事だろうが」
シャンクス「でもなぁ…ルフィはまぁ、技の名前を聞くかぎりセンスいいと思うんだけど、ウタがなぁ…あのシャツだぞ?」
ベック「…独特、ではあるな」
シャンクス「ウタがいないんだしダサいって言えよ」
ベック「バッサリ言い過ぎだろ。…ルフィが居るんだ、変な名前にはならねぇだろ」
シャンクス「…いや…案外尻に敷かれて、強く言えないかもしれねぇぞ」
ベック「…かもしれねぇな。ま、あの尻に敷かれるんならルフィも本望だろ」
シャンクス「ちょっと黙れベック」 - 125二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 01:48:03
ベック「まぁまずはあいつらの幸せを願っておこう。ルフィは必ず、ウタを幸せにしてやれる。あんただってそう信じたから託したんだろ」
シャンクス「…フゥだな…ルフィなら、間違いは犯さねぇ」
ベック「よし、ならこの話はここでしまいだ。これ以上何か言うってんなら、それはルフィとウタを疑うってことになる。肝に命じろ、お頭」
シャンクス「あいよ、副船長」
ベック「聞き分けが良くて助かる。まぁまた情緒不安定になられても、俺も鬱陶しいしな…」
シャンクス「人をヤバい奴みたいに言うんじゃねぇよ」
ベック「実際傍目からみたら充分ヤバかったぞ、あのお頭は」
シャンクス「しょうがねぇだろ心配だったんだし!ずっと、赤ん坊の時から面倒見てたウタが、今本当の大人の……女……に………ウタァ………」ポロポロ
ベック「…掘り返さなきゃよかった」
オレガワルカッタカラナキヤメオカシラ ウタァ… ジュースノムカ ノム…
ーーーーー - 126二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 02:01:36
「…ルフィ……凄かったね……」
「…だな」
「…すっごく触ってきたね。…そんなに私が良かった?」
「…おう」
「…うん、だよね。…じゃないと今も、胸の中でこんな静かにならないもんね」
「…言うなよ」
「…ふふ、こんなに塩らしいのに、がっついてきてたときはほんと獣だったな」
「…悪かった」
「…あんな体勢で…ルフィの顔、見えないから嫌だったんだけど」
「…でも良かっただろ?」
「…その後の、抱きながらの方が私好きだったな」
「…次から、多めにする」
「…またしたいんだ。えっち」 - 127二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 02:12:40
「…疲れて、休んでた私の脚開いて…もっと休憩させてほしかったな」
「…してる時、何回も好きって言われて…抑えられなかったんだ」
「…だろうね。…あれが最後だったから…全部で…えっと…」
「二十九回だな」
「…覚えてたんだ」
「…忘れられるかあんなの」
「…そっか…出来てたら、いいね…私達の子供」
「…ああ」
「…私とルフィ…どっちに似るかなぁ…」
「…どっちでもいいさ…愛してやるのに変わりねぇし」
「…ふふ…ありがとルフィ…大好きだよ」
「…俺も…ウタが…大好きだぞ」
「…えへへ」
「…ニシシ」 - 128二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 09:51:22
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌朝
チュンチュン チュンチュン コケコッコー
ベック「……ん………いつの間にか、眠ってたのか………くあぁ………ルフィと、ウタは………?」
シャンクス「………お目覚めか………ベック………」
ベック「頭か。おはようさうおおおおぉぉぉ!?」
シャンクス「……なんだ……曲がり角で、ビッグマムと出くわしたみたいな驚き方しやがって………」
ベック「実際そうなったら心臓が止まるぞ。いやんな事より!どうしたんだその顔!?」
シャンクス「……ご覧の通りだ……夜通し、起きてた………」
ベック「マジかあんた…後でホンゴウに怒られるぞ。てっきり死神が顔を出してきたと思ったじゃねぇか」
シャンクス「俺が今すぐ会わせてやろうか」
ベック「……にしても……そこまでしてやる必要はねぇだろ……」
シャンクス「……安いもんだ……俺の睡眠の一つぐらい………あの二人が、無事で良かった………」
ベック「…頭。あんたは誰が何と言おうと親の鑑だ。俺が保障する。(少しぐらい寝ても良かったとは思うが)」
シャンクス「……ありがと……ベック………」 - 129二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 10:36:00
ベック「とりあえずあんたはもう寝とけ、死ぬぞ」
シャンクス「……いや……まだ、あいつらが起きてきてねぇ……見届けるまでは、まだ、眠るわけには……」
ベック「もう無理するな。それにそんな面で出迎えたって、あいつらをビビらせてそれどころじゃなくなるぞ」
ナミ「……ん、んん………いつの間にか、眠っちゃってた……アタタ頭が…飲みすぎちゃったかしら…あ、二人ともおは」
ベック「おう、おはようさん」
シャンクス「……おはようさ「キャアアアアアアァァァァァァカイドオオオオォォォォ!!!???」
ベック「…な?寝てろよ」
シャンクス「…そうするか……俺の顔、そんなやべぇのか……ふああぁぁ……」
ベック「…お疲れさん、お頭」
ナミ「ハアッ……ハアッ……あ、よく見たら赤髪だわ。何でそんな顔に……あ、ルフィ!それにウタも!」
シャンクス「!!」ガバァッ!!
ベック「…速い!?」 - 130二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 10:39:40
流石お父シャン
- 131二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 10:57:07
ナミ「ルフィ!ウタ!」スタタタ
ルフィ「…おう、おはようナミ」
ナミ「おはよう。ね、夕べはずっとあんた達二人っきりみたいだったようだけど、どう、上手くいったの?」
ルフィ「………」
ウタ「……///」
ナミ「んもう、黙ってないで何とか言いなさいよ!で、何処まで行ったのよ、このこの!」ヒジトントン
ルフィ「………」
ウタ「……////」
ナミ「ほら、ウタだって黙ってないで何とか…言っ……たら………………待って、何でそんなに顔赤くしてるの」
ウタ「……/////」
ナミ「……何で……ルフィの後ろで…ルフィの肩持って………歩き辛そうに、してるの…………息が、荒いの」
ウタ「……//////////」
ナミ「……ルフィも………なんか、元気が無さそうで………ていうか………なんだか、強い匂いが………」
ルフィ「………」 - 132二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 11:10:26
ナミ「………えっと………二人共………………何処まで、行ったの………」
ルフィ「………」
ウタ「///////////////」
ルフィ「…ウタ」
ウタ「!?ひゃ、ひゃい……」
ルフィ「…風呂、入るか」
ウタ「………うん//」
ルフィ「…そういうわけだからナミ、サニー号の風呂、使ってくるぞ」
ナミ「………あ、うん………どうぞ」
ルフィ「…行くか、ウタ」
ウタ「…うん///」ギュッ
ルフィ「………」
ウタ「……///」
スタスタスタスタ
ナミ「……………」
ナミ「………………………………………え」 - 133二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 11:29:49
シャンクス「」バタン
ベック「シャアアアアアァァァァァンクス!!!!……ね……眠ってやがる………なんて幸せそうな面だ………」
シャンクス「グゥグゥ……スヤスヤ……」
ベック「………あんたも、よく頑張ったな。…ゆっくり眠ってろ」
ルウ「おーい二人共ぉーー!!朝飯の時間ださっさと来いよぉーーー!!」フライパンガンガン
サンジ「ウタちゃんとルフィの分ももう作ってんだーー!!呼んできてくれぇーーーー!!」
ベック「」ジャキバキュゥン!!
ルウ「うおおおおぉぉぉ!!?…な、なんで撃ってきやがんだベック!?まだ酔ってんのか!?」
ベック「………何も………するな………てめぇら………」ジャキィ!
ルウ「………わ………分かった………」
サンジ「……お………おっかねぇ……ジジイと同じ……いや………それ以上か…………?」 - 134二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 11:51:01
ベック「カチッシュボ…ふぅ…可愛い孫が生まれるだろうぜ、お頭」
シャンクス「…オレニマゴガデキタンダ…カワイガッテヤッテクレヨ…オヤ…ロジャーセンチョウ…ヘヘ…」
ベック「…幸せそうだな、あんたも」
ーーーーー
「…ン!……チュル…ペロ……ハァッ…待ってルフィ…まだ、足りないの…?あんなに、したのに」
「ン…クチュ…チュッ…ウタの身体見たら、また我慢出来なくなった…悪りぃ…!」
「ン!…ハァッ!…悪いって思ってるんだったら、今すぐ止め…ンンン…持ち上げないで…触らないで…」
「…ハァ…ハァ…やっぱり、ウタは何処触っても柔らけぇな…こことかも…」
「…ア!…急に、触るのは無し……私も、止まらなくなっちゃうから…!」
「…別に…いいじゃねぇか…一緒に、良くなりゃそれで…!」 - 135二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 11:57:16
「……ハァ…絶対に…作るからな…俺と…ウタの…」
「…うん…作ろうね…私達の…赤ちゃん…!」
「…ウタ!……もう、やるからな……!」
「…うん…来て…ルフィ……熱……アッ……」
「……ン……クッ……!」
「フアアアァァ……!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから、しばらく経ち……… - 136二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 13:21:06
Sーホーク「ッ!!」ブウゥン!!
シャンクス「っと、大分俺の動きも読めてきたようだな。だがそれじゃ、まだまだ鷹の目の剣技には及ばねぇな」キィン!!
Sーホーク「!!」シュババババ!!
シャンクス「はは、怒ったんだろ。やっぱりガキだな、成長する余地はまだあるってこった」ガキガキガキガキィン!!
ゾロ「…あれが鷹の目と張り合ってた赤髪の剣か…野郎、まだ本気じゃねぇな」
ナミ「四皇の名は伊達じゃないってことね……いや感心してる場合じゃないでしょ!!赤髪も、一旦止めにしなさい!!」
シャンクス「お、なんだよ?せっかく面白くなってきた所だったんだぞ、な?」
Sーホーク「…」コクコク
ナミ「いや、そんな事してる暇もう無いでしょ!!かれこれ長いこと私達ここに留まってるわけだし、いい加減海軍だって大人しくしてるわけないのよ!?なにか手を打ってても、おかしくないでしょうが!!」
シャンクス「いや、別に問題ないぞ?」
ナミ「…え?………まさか、また何かしたの?」
シャンクス「おいおい人聞きの悪い事を言うなよ。ただ最近なんだが、あるツテ(五老星)からの情報を聞いてな、ここに海軍大将達を乗せて向かって来てた軍艦が海難事故に遭ったらしいぞ」 - 137二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 14:07:07
ナミ「達…て事は、三大将全員!?なんで!?」
シャンクス「なんでも、何処からか砲弾が飛んできて軍艦に直撃してな、沈没したらしい。で、空に逃げた黄猿は何か(ガープ)に海に叩き落とされて、藤虎と緑牛も海に引き摺り込まれて溺れたみたいだ。いやぁ不思議なもんだな」
ナミ「……それは………不幸な……事故だったわね……うん」
シャンクス「そうそう、ついでに赤犬とセンゴクが闇討ちされて、今入院してるらしいぞ。なんか頭にデカいタンコブが出来てたって話だ。恐いもんだよな」
ナミ「…もうこれ以上考えちゃ駄目ね、その事は」
シャンクス「だな!ま、とにかく平穏に過ごせて、ウタとルフィも気兼ねなくイチャつけるからいいって事だ!ダッハッハッハ!!」
ナミ「はは…は………ねぇ、そういえばそのウタの事なんだけど…いいの?ウタを私達の船に乗せて」
シャンクス「その話ならもう済ませただろ?せっかく結ばれた二人を引き裂くなんて残酷な事、俺がするわけあるか。ふつつかな娘だが任せるよ」
ナミ「ま、念のための確認よ。養育費代わりのお金をたっぷり貰っちゃってるし、今更断らないんだけどね。…ていうか、その二人はいつになったら帰ってくんのよ……」
ゾロ「どっちが木の実を多く集められるか勝負するっつって森に行ったっきりだが…迷ったのか?」
ナミ「あんたに言われちゃこの上ない屈辱でしょうね…」 - 138二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 14:23:30
ルフィ「………」ガササッ
ナミ「あ、ルフィ!帰りが遅かったから心配…してた……とこ………ろ………」
ウタ「…/////」
ナミ「…何で……ウタをお姫様抱っこしてるの……何で………ウタは、顔が真っ赤なの………」
ルフィ「…ウタの奴、足挫いちまってな。それで、俺が抱えてきたんだ……ちょっとばかし、ウタの部屋で手当てしてくる」
ナミ「……え、あ、うん………ごゆっくり………」
ルフィ「……ああ……ボソ続き、するかウタ」
ウタ「…!!/////」コクコクコク
ルフィ「………」スタスタスタ…
ナミ「………」
シャンクス「………」
シャンクス「………なぁ、泥棒猫の嬢ちゃん」
ナミ「………な、何?」
シャンクス「ウタに子供が出来たらすぐ教えてもらえるか」
ナミ「…もちろんよ……というより……なんでまだ出来てないの……」 - 139二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 15:59:29
お前らいくら何でも盛ん過ぎるだろ...
- 140二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 16:48:54
海賊王と世界の歌姫が新時代するってなったらそりゃあもうライブはエンドレスだろうよ
- 141二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 19:06:20
- 142二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 19:54:11
- 143二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:17:06
二人が結ばれ、その直後に起きた隙間の出来事
夜 海岸
ウタ「んー……流石に冷えるね」
ルフィ「ほら…もっとくっ付けよ。寒ぃだろ」ギュッ
ウタ「ん、ありがと……はぁ…あったかい…」
ルフィ「ニシシ…ウタもな」
ウタ「ルフィには負けると思うけどね…」
ルフィ「お…ほんとか!?やった、そんじゃこれで俺が百八十五連勝だな!!」
ウタ「今勝負してないでしょ…いや…もういっか…くっ付かせて…ルフィ…」
ルフィ「ん…おう」
ウタ「…気持ち良いね…ルフィの身体…」
ルフィ「…ウタもな」
ウタ「…このまま…溶けちゃいそう…」 - 144二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:59:22
草陰
シャンクス「なぁベック、微笑ましいよな」ポロ
ベック「…そうだな…」
シャンクス「色々すっ飛ばしてたが、あんな健全な付き合いも出来るようで安心したよ、俺」ツー
ベック「…全くだ…」
シャンクス「いやぁよかった。今日は星が綺麗だな、こんな日は酒が美味いだろうなぁ」ダバァー
ベック「…酔いたくなる、気持ちは分かる」
シャンクス「ルフィめ、完全にリラックスしてやがる。俺達が居るのに気付かねぇんだ、ウタと居るのがよっぽど落ち着くんだなぁ」ウェグ ヒッグ
ベック「…頭…」
シャンクス「あーくそ…あんなチビだった二人を…知ってる…から……くそ、感極まって……涙が……」
ベック「…このまま、目を背けて、船に戻るぞ」
シャンクス「…本当に…あいつらが結ばれて……俺は……グス嬉しいんだ…」
ベック「ああ分かってる、分かってるからもう行くぞ」
シャンクス「………なあベックゥ……俺何かしたかな……ちょっと催したから…お前を付き合わせただけだぞ……」
ベック「大丈夫だ、お頭は何も悪くねぇ」
シャンクス「……何で……娘が裸でいる現場、見なきゃならねぇんだ……」 - 145二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 01:38:21
まあ自分の娘の事後の現場とか遭遇したら、父親なら気まずすぎて酒に逃げるのも仕方ない
- 146二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 11:03:17
シャンクス「ううううぅぅ………ぐすっ………」
ベック「…咄嗟に、よくあんな速度で目と耳を閉じたな。凄かったぞ」
シャンクス「ウェッグ………うぁぁぁ………」
ベック「…聞いちゃいねぇか」
ーーーーー
ウタ「…ね、ルフィ」
ルフィ「…どした?」
ウタ「…続き、私の部屋でする?」
ルフィ「…いや…今のウタじゃ、もう無理だろ」
ウタ「…でもルフィのは、まだ物足りなさそうな感じだけど…熱くなってきてるし」
ルフィ「…無理は、させたくねぇ」
ウタ「…大丈夫だよ…さっきより数は減らして…今度は、私がルフィにしたいし……あ…もっと熱くなった」
ルフィ「…いい、のか」
ウタ「…うん……それじゃ…行こっか」
ルフィ「…おう」
ウタ「…ふふ…大人しくなっちゃって…可愛い」
ーーーーー - 147二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 11:22:57
シャンクス「………」
ベック「………」
シャンクス「…ベック」
ベック「…何だ」
シャンクス「この島を出たらよ、久々にレイリーさんに会いに行こうと思うんだ。折角ルフィに教えてもらったわけだしな。そんで、見聞色のコントロールを教えてもらうついでに、目と耳を潰してもら」
ベック「やめろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レッドフォース号
シャンクス「………なんて事もあったなぁ」
ベック「あの後大変だったんだぞ。あんた酔った勢いで海に飛び込もうとしてたんだからな。…もう覚えてねぇんだろうが」
シャンクス「手ぇ焼かせて悪かったなベック。そんぐらい逃げ出したかったんだよ…でも曖昧に覚えてるんだが、俺以外の奴らも飛び込もうとしてなかったか?」
ベック「ああ、揃いも揃って酔っ払い共が列を成してやがった…モンスターはケロッとして、ロックスターは顔赤くしながら耳を必死に塞いでたが」
シャンクス「以外と純情な奴だな…ウタの部屋、さっさと防音にしときゃよかったなぁ」
ベック「あの後ルフィのとこの船大工がやってくれたが、あのままだと俺の胃に穴が空いてたぞ」 - 148二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 12:44:00
シャンクス「あいつらが仲睦まじいのは確かなんだが…所構わずおっ始めたりしてねぇといいんだけどなぁ…」
ベック「さすがに最低限の節度は持ってるだろ」
シャンクス「最大限の節度を持っててほしいんだけどな」
ベック「あんたウタを何だと思ってやがるんだ」
シャンクス「図太くて強かな愛すべき娘」
ベック「ルフィは?」
シャンクス「いつか必ず俺を越える男」
ベック「…そうか…」
シャンクス「…はぁ…子供が出来たって、早く連絡来ねぇかな…」
ベック「…それで今日五十回目だぞ、おんなじ事言ったの…」 - 149二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:07:39
サニー号にて
ウタ「♪〜〜フフーン〜〜フーフフ〜フーフーフフー〜フー〜」
ルフィ「…カリ……ん……カサ……スス……ソロー……くすぐってぇ……ウタ………」
ウタ「ほーら、我慢しなさい。今やっと…あ、ほら取れた。まだあるからジッとしてて」
ルフィ「…ソー…ウヒッ、わ、分かったよ…動かねぇから…スリ…カリ…は、早く…終わらせてくれ…なんか…ゾワゾワする…」
ウタ「ん、よろしい。それじゃちゃちゃっとやっちゃうからねー…」
サンジ「…んぎぎぎぎぃ……あぐうううぅぅ……!!!」
チョッパー「落ち着けサンジ!!食い縛りすぎて歯茎から血が、血がぁ!!?」
Sースネーク「……」ジー
ロビン「後であなたにもやってあげましょうか?」
Sースネーク「へ!?い、いや別に羨ましいなどとは思っておらんぞ!…で、でも…まぁ…どうしてもしたいというなら……受けてやらんでもないが!?」
ロビン「ふふ、それじゃ受けて頂こうかしら」
ナミ「素直じゃないわね…」 - 150二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:20:38
ナミ「にしても以外ね。赤髪達と別れた後、朝起きたらウタの様子がおかしくなってるのをすっかり見なくなっちゃったわ」
フランキー「……………」
ロビン「流石に節度を覚えたのかしら。これじゃ、折角フランキーが作った防音仕様の船長室もあまり意味が無さそう、残念ねフランキー………フランキー?」
フランキー「………この前の夜…野郎だけで飲んでた時のことなんだが……」
ナミ「え、急に何の話してるの」
フランキー「いいから聞け。…それで悪酔いした俺が、ルフィに絡んで聞いたんだ「最近ウタとの夜の方はどうなんだ?ズッコンバッコン毎日シッポリか?」てな」
ナミ「うわ最低」
ロビン「恥ずかしいわね、人として」
フランキー「俺もその事に関してはスーパー反省してる…いや、それよりもだ。それでルフィの奴…何て答えたと思う?」
ナミ「…何て言ったのよ」
フランキー「………「ウタの身体が持たなくなっちまうからよ、滅茶苦茶するんじゃなくて毎日じっくりしてやる事にしたんだ。そしたらウタも毎日元気でいられるからな。どーだかしけーだろ!」…だってよ」
ナミ「………ああぁ……なぁるほど……」
ロビン「……数より、質を重視する事にした…のね」 - 151二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:37:22
フランキー「…それを聞いた、ゾロとウソップとジンベエは酒を噴き、俺とチョッパーとブルックは思わず黙り…チョッパーだけは顔が真っ赤だったが…ついでに、サンジは鼻血まみれになりながら怒り狂ってやがった…ベガちゃんは実験で別のとこにいたが……当のルフィは、ケラケラ笑ってやがったんだ……」
サンジ「」ドクドクドクドク
チョッパー「サンジィィィィィィ!!鼻血が、鼻血がぁぁぁぁぁぁ!!??」
ナミ「チョ、チョッパー!医務室に、早く連れてくわよ!!ごめん、あんた達も手伝って!」
Sーホーク「…」コク
Sーベア「…」コク
ロビン「…大惨事だったのね」
フランキー「ああ…いつの間にか、俺達の船長はスゥーパーな漢になってたってわけだ」
ロビン「…教えてくれてありがとうフランキー…でもね」
Sースネーク「………?」
ロビン「こんな女の子の前で話していい内容ではないわね」グラップ!!
フランキー「ホデュアアーーー!!??……ご……ごめんなさいぃぃ……」バタン - 152二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 15:02:38
Sースネーク「ニコ・ロビンよ、今の話を聞くかぎりだと…歌姫と麦わらは今も仲良しなのか?」
ロビン「…ええ、とっても仲良しよ。…どうか、そのままのあなたでいてね」
Sースネーク「?」
ロビン「さ、今から耳かきをしてあげるから部屋にいらっしゃい」
Sースネーク「!!う、うむ!!」
ーーーーー
ウタ「……よし、これで最後!お疲れさま、ルフィ」
ルフィ「ん!やっとかぁ…んんんん!……ふああ……ずっとウタの膝で横になってたから……ねみぃな……」
ウタ「じゃあこのまま眠っちゃう?この後やる事もないし、私はいいよ?」
ルフィ「…ん……そっか……そんじゃ……いいか?……んー……」
ウタ「もう限界みたいだね。ほら、こっちおいでルフィ」
ルフィ「……んー………ウタ………」
ウタ「よーしよしちゃんと来たね……えい」ギュッ
ルフィ「うぇ?………なんでハグしてんだ……おわぁ!?」 - 153二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 16:13:58
ウタ「ほら、こっちの方が良く眠れるでしょ」
ルフィ「い、いや…急に寝転がんなよ…びっくりしただろ……」
ウタ「ごめんね。ま、私が抱き枕になってあげるからさ、これで勘弁してよ」
ルフィ「…別に……嫌なわけじゃねぇよ………」
ウタ「…やっぱり?ずーっと反応してるもんね、ルフィのここ」
ルフィ「うぃ!?……い…いつから……気付いてた……」
ウタ「耳かきしてた時から。そりゃずっと足モジモジしてたら、見る人が見たらすぐ分かるに決まってるでしょ」
ルフィ「んぐっ……だってよ……ウタの匂いとか、あったけぇのとか……感じてたら、我慢が……」
ウタ「言い訳しないの。…今は、我慢しなさい。まだお昼なんだから」
ルフィ「………じゃ………夜になったら………」
ウタ「…ルフィが、好きな様にしてくれていいよ。…私だって我慢してるから……だから…ボソ私にも、ルフィを感じさせて」
ルフィ「…おう」ギュッ
ウタ「…ふふ…早く、出来るといいね…私達の子」 - 154二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 16:24:37
ルフィ「……だな……………スゥ………」
ウタ「…眠っちゃったか……チュッおやすみルフィ…私の旦那様」
ルフィ「……グガー……ゴォー……グゥーー………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから、更なる時が経ち…………… - 155二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:43:35
そう遠くない、平和な未来での一幕
シャンクス「…お〜やす〜みあ〜かちゃん、し〜ずか〜にね〜…」
「スゥ……スゥ……スゥ……」
シャンクス「…ふう…ようやく寝てくれた…あー懐かしいなぁーこの感じ…」
ベック「安心するのはまだ早いぞお頭。…またいつ起き出すか、分かったもんじゃねぇからな」
シャンクス「こちとら何度も経験してきてんだ。そう易々と起こしてたまるかってんだよ「あぁーエース!!」
「チュパチュパチュパ」
ヤマト「駄目だって僕の角なんか舐めちゃ!!ばっちぃから、こら!!め!!」
「ピタッ……ゥ……フェェェェェ!!ウェェェェェ!!」
ヤマト「わわわわご、ごめん恐かったよね!?ほら、好きにしていいから泣き止んで、よーしよーし……」
「フェェェェェェェ!!ウェェェェェェ!!」
ナミ「もー何やってんのヤマト!ほーらだいじょーぶですからねー高い高いしましょうねー…」
「…ファァ…ヒック……ウェェェェェェ!!」
ナミ「って起こしちゃった!?あーもう二人とも、そっちは任せたわよ!!あーよしよしあなたに怒ってるんじゃないからねー…恐くないからねー…」 - 156二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 20:37:55
シャンクス「…なぁベック」
ベック「…どうした、お頭」
シャンクス「何でだろうな、こんな状況だってのに俺は凄く幸せだって思えるんだ」
ベック「奇遇だな、俺もだ。…苦労してきた甲斐が、あったな」
シャンクス「黒ひげをぶっ潰して、ルフィとワンピースを取り合って…最後には、世界政府に喧嘩を売って……よく生きてこられたよな、俺達」
ベック「海賊王がいたからな。恐いもんなんざ無かっただろ?」
シャンクス「言えてらぁ。全く海賊王様様だな…ルフィがいなけりゃ、こうやって孫の顔を拝めなかったことだしな!」
「ウェェェェェェ!!ヴェェェェェェェ!!」
シャンクス「…感慨に耽ってる場合じゃなかったな。ごめんなー構ってやれなくてー!今爺じと遊ぼうなー………えええっとぉ………」
ベック「ニューゲート、だろ。ボケるには早すぎるぞ、お頭」
シャンクス「ボケてねぇよ!ただ呼びづらかっただけだってんだ!たくルフィめ…凄ぇ名前付けやがって…」 - 157二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 21:13:17
ベック「…「命懸けでエースと俺を助けてくれた、凄ぇおっさんだったんだ。だから今度は、ずっとエースと一緒にしてやりたい」って言ってたな、ルフィの奴。…随分と粋な事してくれるじゃねぇか。」
シャンクス「取り上げるの手伝ってくれたマルコも、泣き笑いながら許してくれてたよな。最初に白ひげってまんま付けようとした時は全員で止めたけど」
ベック「あいつらしくていいじゃねぇか。…これから先も、ずっと変わらないままでいてほしいもんだ」
シャンクス「変わらねぇだろあいつは。これからもあいつは、俺にとっちゃ何しでかすか分からない面白いガキのまんまだ。だから、ウタを任してやれるんだよ」
ベック「……そうか……そうだな…」
シャンクス「だろ?へへ」
ベック「フッ」
「ヴェェェェェェェェェ!!!」
アーゴメンヨーワスレテタワケジャナイカラネーオラベックテツダエヨ カタクンデウタウカオカシラ オマエタチアカンボウガナキヤムハツメイヒンヲツクッタゾ ナニモスルナベガパンク ソンナブッソウナモノダスンジャナイワヨ!! - 158二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 21:17:10
追記
二人は双子で産まれたが、ニューゲートが早く産まれたのでエースが弟、ニューゲートが兄である - 159二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:27:37
ルフィ「ぶへー、食った食った!」
ウタ「ほんと、よくあれだけ食べれたわね。お店の人、ちょっと引いてたじゃない」
ルフィ「だって美味かったんだ、しょーがねーだろ。…もしかしたら、ウタが居たからいつもより美味いって感じたのかもな!」
ウタ「…そ、そう…うん、きっとそうよね!もーしょーがないなールフィは。やっぱりルフィには私が居ないと駄目ね」
ルフィ「おう!ウタが居ねぇと、俺生きていけねぇからな!」
ウタ「……も、もー!ほら、早く出ましょ!ほらぁ!」
ルフィ「うわ、引っ張んなよ!急にどしたんだ?」
ウタ「いいから!行こ!!」
ルフィ「いや、あんま早く歩くなよ!身体にきついだろ!」
ウタ「…///」 - 160二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:44:05
ルフィ「……出たのはいいけどよ、次何処行くんだ?」
ウタ「んーそうね…折角シャンクス達が子供達の面倒見てくれてるわけだし…このまま、とりあえず歩こっか?」
ルフィ「そうだな!ウタと二人っきりで居られるんだ、ゆっくりやろう!」
ウタ「ん、だね。…それじゃルフィ、ちょっと腕貸して?」
ルフィ「ほい」スッ
ウタ「ありがと。ギュ…やっぱり落ち着くな、ルフィの身体に触れてると…」
ルフィ「……ほんとは、もっともっと触りたいんだろ。夜の時とかも」
ウタ「それは…まあ、そうだけど…でも絶対駄目でしょ。今はもう、私だけの身体じゃないんだし」
ルフィ「だな。…次は、また産まれた後で、だな」
ウタ「うん。…後半年の予定だって……楽しみだな……今度は何て名前付ける?」
ルフィ「ウタは?なんか良い名前有るか?」
ウタ「そうだねー例えば…ゴードン…は駄目だね。まだ生きてるし」
ルフィ「勝手に死んだ事にすんなよ…この前子供の顔見せたら泣いて喜んでたな」
ウタ「久々に会えて、子供も紹介出来て、すっごく嬉しかったなぁ…」 - 161二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:00:38
ウタ「…あ、そうだ!ベビー用品また買っとかないと足りなくなっちゃう、行こ、ルフィ!」
ルフィ「分かった!…あ、でも慌てて行くなよ。ゆっくりでいいからな」
ウタ「分かってるって!売ってる店何処かも知らないし、ゆっくり歩きながら探そ?」
ルフィ「おっし任せとけ!すぐ見つけてやるからな」
ウタ「頼りにしてるからね、旦那様。…でも、それもゆっくりでいいからね。こうしてるだけでも私、楽しいし」
ルフィ「ニシシ、俺もだ!気が合ってんな、俺達」
ウタ「そりゃ夫婦だもん、当たり前でしょ……ふふ」
ルフィ「お、どうした?面白い事でも思い出したのか?」
ウタ「ううん違う。…すっごく幸せだって、そう思っただけ。ルフィはどう?今幸せ?」
ルフィ「ウタがいるからな!ずっと幸せだぞ!」
ウタ「あはは、私もだよ!…それじゃあ行こ、ルフィ!」
ルフィ「おう!!」 - 162二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:13:15
ウタ「ねぇルフィ」
ルフィ「ん?」
ウタ「ずっと一緒に居ようね」
ルフィ「ああ、死ぬまで一緒に居ような!」
ウタ「………うん」
ギュウ
ウタ「えへへ、おっきいね…ルフィの手…あったかい…」
ルフィ「…ウタの手もな」
ウタ「…そうなんだ…握りたくなったら、また握らせてくれる?」
ルフィ「…当たり前だろ」
ウタ「…やった…楽しみにしとくね」
ルフィ「…おう」
ウタ「…えへへ」
ルフィ「…ニシシ!!」 - 163二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:13:37
こんどこそ、完
- 164二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:20:34
今度こそ、本当に終わりです
おまけって言ったくせに本編より長くなった気がするけど気のせいでしょう、うん
ここまで長々と書きましたが、スレと♡の方ありがとうございました また良い感じのネタが固まったらSSを書くかもしれませんので、その時が来たらよろしくお願いします
それでは - 165二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:45:04
完結乙でした!
幸せなルウタが見れてとても幸せだったよ
是非またどこかで書いてくれ!
ありがとね!