- 1二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 15:06:47
「どうやって書き始めたらいいかわからないよー！」
- 2二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 15:07:26
俺がストーリーとか全部渡すから誰か書いて
- 3二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 15:09:10
何を書きたいの？
設定を羅列したいだけなら「俺SUGEEEEE」最中から始まってその解説を始めればいいよ
ストーリーを作りたいならラストを考えてから逆算してスタートにするのがオーソドックス - 4二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 15:10:03
書き出しは無難に風景描写から始めればいんじゃない？
- 5二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 15:10:12
とりあえず設定乗せてみ
- 6121/11/05(金) 16:06:14
もう何もわからなかったから取りあえず書いた
「異世界に転移させられてさ。なんでもチート能力貰えるとしたらどんな能力が良いと思う？」
不意にそんな雑談の内容を思い出した。あれはいつ話したんだっけ。
「い、い、いせかい……」
そう聞いてきたやつは横で壊れたラジオのように異世界、異世界と連呼している。決して危ない薬をやっているわけでもなく、伊勢の海を見て感動しているわけでもない。
硬くて冷たい石の上にはアニメで見たことあるような魔法陣があり、周りには立派な、しかし地球ではなさそうな服装の外国人達がたくさんいる。そう、間違いない。この状況を俺はずっと見てきて、憧れてきた。
「異世界に召喚されたんだよな！ 俺達！」
「ああ」
一緒に召喚されてきた無二の親友、横井と手を取り合う。
「やったー！！！！」
俺達は2人同時に叫んだ。
中学生のオタクが嗜むものといえば異世界モノのアニメ、硬派ぶって『異世界系は……ねぇ？』っていうオタクは大抵食わず嫌いしているだけであり、鬱屈した自分が異世界モノにドハマリしてしまうのを恐れているに過ぎない、と俺は思っている。
そんな俺も声優のライブに誘われて行き『これは金がなくなる！』と思い、足元まで迫っていた声優沼の住人から背を向けて逃げ出したことがある。
話は戻るが、俺達は異世界に勇者として召喚されたようだ。何故これだけ状況把握が出来ているのかというとそういうラノベをたくさん読んできたからとしか言いようがない。もちろん、俺達が呼び出した国が裏切ってくるパターンにも警戒しておく。俺達には何の後ろ盾もない。この世界で生きていくためにどんな可能性でも考えておくべきだ……。
という考えは歓迎パレードで頭の中から消え去った。あれよあれよというままに連れてこられて、でかい車みたいなものに乗せられたと思ったら、国民総出の歓迎パレード、皆が手を振り花びらが舞い散る中、キャーキャーと黄色い声を浴びせられる。召喚されてから30分も経っていない気がするし、何の説明も受けていないが相手が「なんでもわかってます」みたいな顔していたら唯々諾々と従ってしまうのは日本人としての性か。異世界に召喚される人、日本人多すぎ問題はこういった事情を反映してのことかもしれない。 - 7二次元好きの匿名さん21/11/05(金) 17:13:56
最初だし多分オタクが～のくだりとかいらんと思う。
個人的にはだからあんま参考にはならんけど
ちょっと書く気力出来たから自分ならこうしてるみたいなの書いてみたよ。
「異世界に召喚されたんだよな！ 俺達！」
俺の隣で壊れたラジオのように「異世界」という言葉が連呼される。
ラノベの読み過ぎで状況を嫌というほど理解してしまう。
俺は、大親友の横井と共に異世界に召喚されてしまったんだ。
サンタクロースからのプレゼントを開けるように横井はウキウキでいやがる。
正直羨ましいよ。
俺はこんなにも不安で不安でしょうがないっていうのに。
「勇者様のためにパレードの準備が整いました」
「おっ、パレードかよ。やったぜ！」
パレードのために綺麗な服を着て、屋根のない馬車に乗せられる。
キャァ、ユウシャサマーなんて声と共に俺達を歓迎する音楽やら何やらが降り注いでくる。
横井は呑気にこの国の人達に向かって手を振ったりなんかしてる。
俺は横井に促されて手を振ろうとしてみるとある事に気がついた。
ラノベなら異世界の人って外人みたいな顔をしてるはずだよな？どうして日本人みたいな顔してるんだろう。
「まさかな…」
俺は後で知ることになる。
この国は、よく日本人を召喚してるということに。