西尾維新のような言い回しをするスレ【物語シリーズ】

1二次元好きの匿名さん21/08/22(日) 21:30:27

「ところで鬼のお兄ちゃん、改め鬼いちゃん」
「なんだい斧乃木ちゃん」
「コミュ障非モテ虚弱体質で有名な、パスカル野郎の名言を知ってるかい？」
「おいちょっと待て！なんでそんなにパスカルへの当たりが強いんだよ⁉︎」
「仕方ないだろう、史実で事実なんだから」
「だとしても言い方ってもんがあるだろうに…」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ。…って、それは八九寺の芸風だろうが」
「噛みま死ね」
「やっぱりわざとだ！ってそれは戦場ヶ原！」
「噛みま死体人形」
「それは斧乃木ちゃんだろ⁈」

閑話休題

「で、パスカルの名言がなんだって？」
「『人間は考える葦である』って言葉があるけどさ、あれは人間の傲慢さ、高慢さのを象徴しているんだよ」
「おいおいそりゃあないだろ斧乃木ちゃん、あの言葉は人間のか弱さを表している筈だ」
「偏と旁だよ。」
「扁と傍？」
「そうだy…っていやいや、よく見たら違うじゃないか、以て俳なるものじゃないかまったく…。

「偏と旁だよ、へんとつくり「いくら数学厨の鬼いちゃんでも知らないとは言わせないよ？「流石に義務教育課程だからね「パスカルは人を葦に喩えたんだ「草冠に韋と書いて『葦』「じゃあ韋と人を合わせたら？「そう、人偏に韋で『偉』だよ「これじゃあ、暗に人は偉いと言ってるようにも思えるよね」

ー鬼いちゃんもそうは思わないかい？と、嘗て人であり、然れど人ならざる死体人形は、斧乃木余接はそう吐き捨てた。