- 1二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:47:38
「見て見て!実家からアルバム送られてきたんだけど!!」
と、トーセンジョーダンが一冊の小さなアルバムを持ってきた。
その中身は主に彼女が幼稚園〜小学校低学年くらいの写真が中心で、それを見たゴールドシチーやダイタクヘリオス、メジロパーマーは
「可愛いじゃん」「今と違ってボーイッシュな感じ」「この頃からバスケ上手いのマジパない」「逆に女の子にモテそう」「目元とかは今と変わらないね」
など…主に褒めたりする方向で忌憚ない感想を述べていって、じゃあ今度はみんなの昔の写真も見せて欲しいと話が進んだところで、不意にゴールドシチーが
「そういえば…『将来誰々と結婚するっ!』って幼稚園くらいの子どもって気軽によく言うよね」
と、言うと他の3人もわかるわ〜と同意する。
そしてその中でジョーダンはアルバムもあり記憶が鮮明になった影響からか不意に口を滑らせ
「あ〜、わかるわかる…ってかあたしもそれ心当たりあるわ〜…今思うとなんか恥ずいわー。」
それを聞き逃さなかったシチーは悪戯っぽくカマをかけ
「へぇ、心当たりあるって事は誰に言ったか覚えてたりするの?」
勿論この手の話が大好きなパリピは乗ってきて、
「マ!?ちょ聞きたい!ちっちゃいジョーダンの好きピの話!!」
しまった!?と顔に出るものの、まぁ昔の話だし?とジョーダンはアルバムから一枚の写真を探し出した。 その写真には幼き日のジョーダンと…当時のジョーダンと同い年ウマ娘が写っていた。
「わぁ…栗毛に真っ直ぐな大流星があって…それになんだかお人形さんみたいに綺麗な娘だね〜……ってウマ娘!?んん…?」
と驚くパーマーのリアクションに対し、予想通りといった感じでジョーダンは
「ま、昔のことだし?ってかパーマーもシチーもヘリオスも凄い顔してんだけど、ウケる。」 - 2二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:48:16
「幼稚園の時、同じクラスにいた子なんだけどさ、見た通り可愛い上にすんごく頭が良かったんよその子。」
と話を続けるジョーダンに、あまりに驚きすぎてそれを静聴するギャルウマ娘達。
「まぁ、でもちょっと変わったとこもあって…何か虫とか捕まえたり難しそうな本とか読んでたっけ?でもまぁ、基本的にはおとなしい子だったね。んでさ〜ここから何だけど、ちょっと変わり者でも可愛いじゃん?」
続く話によると、その栗毛のウマ娘は幼稚園内で非常にモテたらしく、好意をもった男児達によく絡まれたりちょっかいを出されていたらしい。
もっとも、そのウマ娘自身は特に気にしてはいなかったらしいが…。
「でもさ〜当時のあたしとしては見逃せなかったんかな?ある日、その娘が4人くらいの男子に囲まれてさ、さすがにダメっしょって思って、男子を追い払ったんだよね〜…そこからかな?その娘と一緒にいるようになったの。」
以降、その娘と一緒にいるようになってからは彼女にちょっかいを出してくる男児を追い払ったり、一緒にボール遊びしたりなど過ごしていたらしい。 - 3二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:49:01
「その娘って、大人しいかと思えばたまーに大胆な事したりしてさ…何て言えばいいのかな?自分も子どものくせして守ってあげなきゃなんてあたしは思ってたわけよ。で、多分その時あたしの中ではそれが結婚に繋がったんかな?事あるごとに『大きくなったら"しーちゃん"と結婚してあげる、』って言ってたなぁ…あ、しーちゃんってのはその娘のあだ名ね。えっと……あぁ〜…本名は何っつたかな〜…くそー、しーちゃんしか思い出せん…」
へぇーと、聞き入るギャル達。
「Foooo!やるじゃんジョーダン!マジプレボじゃん!」
「ボーイじゃなくてガールだからそこはプレガじゃない?」
「それな!!」
「で、そのしーちゃんは今何してるの?」
「あぁー…それなんだけど……」 - 4二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:49:46
ここにきてジョーダンが難しい顔をする。
そう、いくら仲良しでも別れの時がくるときはくるものだ。
「確か年長の時だったかな?その娘が凄く遠くに引越しする事になって…幼稚園でもお別れ会とかしたっけな〜……それでその娘が引っ越す直前にも遊んでさ…最後の最後、しーちゃんが船に乗って街を出る時にも、絶対大きくなったら結婚しようね!なんて、泣きながら言ったっけ?」
うわー自分で言っときながら恥ずかしいわーと言いながらも楽しい思い出だからか、微笑みながらジョーダンは語る。
しかしその後については、誰しもが持つ幼き日の思い出にはありがちなことではあるが、段々と疎遠になり…今現在、しーちゃんは何処で何をしているのか知らないと言う。
「でもまぁ、しーちゃんは将来は強いウマ娘になってみんなを笑わせたいって言ってたし、今頃は何処かで走ってるんじゃない?」
そんな仲間の思い出話を聞いて
「強いウマ娘になって"勝ちたい"じゃなくて"笑わせたい"か…本当に変わってたんだね、しーちゃんは」
「ウチもそのしーちゃんに会ってみたーい!」
「意外とどこかのレースで一緒に走ってたりしてるかもね」
と、それぞれ感慨深いような気持ちに浸っていたら…… - 5二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:50:19
「お!オメーら何面白そうな事してんだ?あん?何だその本………おいおいおいおいおい!ジョーダンのアルバムかぁ〜見せろよ見せろよ〜!!」
きてしまった芦毛の曲者、もう一人のゴルシことゴールドシップ。
このゴールドシップとジョーダンの仲が良いのか悪いのか分からない複雑な関係は学園内でも有名なところではあるが、何はともあれゴールドシップのこの要求に対して、当然ジョーダンは…
「ハァ!?ざけんな、ぜってー見せたくないし見せないし!!」
断る。
そしてそのままジョーダンはアルバムを持ち、シチー達にまた後で戻るからと言って逃げるように去って行き、勿論ゴールドシップはそれをふざけて追いかけていった。
「とりま、ジョーダンが戻るまでにウチのアルバム持ってくんねー!」
そう言ってヘリオスも自分の部屋に一時戻っていった。多分次はヘリオスの話を聴けるだろう。
そして残ったシチーとパーマーだが…
「ねぇ、シチー……しーちゃんって大きくなったら美人になりそうな感じだったよね…」
「………うん…。でもほら、勘違いかもしれないし……それに黙ってた方がいいかもね……」
何か気付きがあったようだが、思い出話を楽しそうにするジョーダンの顔が思い浮かび、何も気が付かなかったことにした。 - 6二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:52:37
みたいな話が貰えると聞きました!!
ちなみに今回は
すいやせん、ここにくれば…|あにまん掲示板「見て見て!実家から送られてきたのがウケんだけど!!」と、トーセンジョーダンが一冊の小さなアルバムを持ってきた。その中身は主に彼女が幼稚園〜小学校低学年くらいの写真が中心で、それを見たゴールドシチーや…bbs.animanch.comの再掲です!
出先で立てたスレだったのですが、続きを書こうとしたらIP制限をかけられて書き込みが出来ずに落ちてしまいました…。
とりあえずそんなゴルジョーください
- 7二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:54:02
- 8二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:57:08
既に出来上がったものを前に「こんなの作ってください!」と言われても……
- 9二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:57:52
こちらセルフサービスとなっております。
なんでこっちがサービス受けてんだよ!? - 10二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 14:57:52
ウワーッ!自給自足!
ゴルジョーええな…… - 11二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 15:07:35
見返すと誤字脱字があったりエミュが甘いところがあるので職人さんの供給が欲しいんです!!
お願いします!今日明日とお仕事な私に活力をください!! - 12二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 16:36:02
既存のゴルジョー探すか
- 13二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 18:43:50
- 14二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 18:57:17
貴重なゴルジョありがとう……
- 15二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:00:11