- 1二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 12:53:28
- 2二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 12:55:49
盲目だったからこそ持っていた東仙の良さを
見えるようになったことで自分から捨ててしまった哀れな姿を現してるところが良いシーンだと思う
性格的にも能力的にも - 3二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 12:59:32
解釈が分かれるシーンだとは思うよ
「狛村の姿が思っていたより醜かった」
「世界というのは思っていたより醜かった」
「そう言っている東仙自身が醜くなっている」
ただ読む人それぞれの解釈があっても「堕ちた東仙と哀しむ狛村」っていう構図は変わらないはずだから良いシーンなんだと思う - 4二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:15:39
友を醜いと言うほどに堕ちて決別する
醜いと言った東仙そのものが醜悪な見た目となった皮肉
友が美しいと思った世界を初めて見たが今の東仙には醜くしか映らなかったという悲哀
だいたいこの三つか? - 5二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:24:52
というかそこだけ切り取って良いシーンだと言われてる訳でもないし(ワンコの表情とか絶妙だし大好きだけど)
帰刃東仙戦の人気が高いのはここから始まっての決着シーンまで含めてでしょ - 6二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:42:40
このシーン単体で言うなら良さの肝は皮肉が利いてる部分ではないよね
読者視点的にも絶対に言わなそうな台詞を絶対しなさそうな表情で言い放ってる東仙を見て
「ああこれもう自分の知ってる東仙じゃないや」
ってなって切なげにしてるワンコに感情移入出来る部分がこのページの良さだと思う
何度読んでも「そらそんな顔にもなるよな」って思うもん - 7二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 13:43:12
- 8二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:37:34
- 9二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:39:30
サブタイ含めて最高なんだこの回
- 10二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:40:54
- 11二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:42:10
- 12二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:48:29
友を殺されて報いを受けさせることすらできなかった世界だからな
- 13二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:49:48
- 14二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 14:55:38
亡き友が愛した美しき世界であり、善人を奪い自分のような復讐者を生み出す醜き世界だからな
ずっとその二律背反に苦しんで、歌匡の言うこともほんの少しは望んでいたけどこの頃にはもう美しいものとしては映らなくなってる感じな気がする
- 15二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 15:04:08
狛村隊長の独白まで含めて名シーン
- 16二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 17:50:35
儂の心は既に貴公を赦しているとかホント狛村隊長がいい人すぎてな、最後まで正義を貫くつもりの東仙さえ絆してしまった
- 17二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 20:30:42
このシーンさ、
「これが空か」で星は当然雲もなく代わりにとばかりに粉塵の散る空
「これが血か」で現在進行形で失われていく命
「これが世界か」で破壊され続けているまったくもってこの戦争とは無関係の人が生きてる市街地
なのは、そら一切合切のタガが振り切った哄笑になるし「思っていたより醜いな」よなあ……
- 18二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 20:35:10
貴公に悲しみあれば受け取ろう
儂に喜びあれば分け与えよう 道誤てば叱ろう 過ち犯せば許そう
立つ瀬無き時には 儂が拠り所になろう
世界を愛せなくなったこの男が 再び世界を愛せるように
いい台詞すぎる - 19二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 20:46:36
狛村隊長は大前提として「自分にとって唯一無二の大切な人のために死神になるという手段をとった」っていう、この上もなく私的な理由という面で東仙に極めて近しい相手だっていうのが心が届いた理由としてでかいと思う
同時に、それゆえに斬れなかったし、のちの命を置いてきたあれでも思い出してるくらいには共通項
この二人の復讐の理非善悪・正誤の差は、「自分の正義」と「自分の心の中心に住まう者の正義」が同じ方向を向いてたか否かの紙一重っつーのが - 20二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 20:58:11
このページだけなら狛村の表情がすごいと思う
「思ったより~」の煽りは一切効いてなくてただただ哀れみ悲しんでるのが分かる
そしてかわいい - 21二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:13:18
- 22二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:29:37
個人的な動機の強い狛村隊長では斬れず、死神かくあらんと徹した檜佐木が斬れたって感じだよね
- 23二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 01:19:53
なんでこんなに完璧なワンコ顔のキャラなのにここまで色々な感情が込められた絶妙な表情を描けるんだよ師匠…
- 24二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 08:54:15
- 25二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:43:08
見える見える!ってテンション爆上がりした上で最後は見えないんだ何もで終わる悲しさよ
歌匡のことを誰だ?って言ってるあたりそもそもの動機すら遠くになりにけりだ - 26二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:44:51
- 27二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:54:35
- 28二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:22:37
そしてそういう成長できた理由の少なくない割合に東仙隊長の教えがあるという
だからこそ死んでも諫める、たとえその果てに殺すことになろうとも、の精神で斬られて墜落した後もずっと機をうかがってただろうってのが
- 29二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 08:10:49
- 30二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 17:52:08
目が見えなかった頃は歌匡さんや狛村隊長の心の美しさを『見ることができた』人だった。
いざ姿を見る事ができるようになれば見えるものしか『見えない』人になっちゃったんだなって思わせるシーンだと思った。
ギリシャ悲劇なんかは「見ることは知ることに繋がる」っていう考えがあるらしいけど、東仙は見る事によって却って何も分からなくなってしまったんだと思って切なかった。 - 31二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 23:15:32
- 32二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 03:20:20
ここに至ってようやく自分の心の中の『眼』を自分で潰しちゃったことに気づくのつら
- 33二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 08:43:06
- 34二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 12:47:58
この話師匠の良さが出まくってんなぁ
こういう時完全に虚と化した東仙の心情をあまり語り過ぎないのが上手に思う - 35二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 20:49:03
だってこの時はもう副題からしてうん
本人は死神でなくなっても清い彼女の刀だけは手放してなかったけど、もはやそれすらなくしてしまったので内外ともに『蠅の王』になっちまったーの回ですし
帰刃した東仙にの耳には変わらぬ彼女の刀の清い鈴の音に聞こえてるかもしれないけど、それは姿からして明らかな、ついに心を亡くした自分の羽音という
- 36二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 04:01:20
にしても卍解の時にも闇の帳をおろすがごとくの形状だったし、視える視えないをはじめとした「知覚の変容」がやはり重要なファクターなのが東仙周りなのは一貫してると考えていいのかな
- 37二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 04:16:11
- 38二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:04:52
光学情報によらずとも心を交わした相手の存在を・容を「視る」ことができていた、眼
まさしくその眼こそが東仙の持ちえた尊いものだったはずで、歌匡の友である彼で、狛村が寄り添うと決めた彼で、檜佐木が敬愛した彼だったんだよなぁ