- 1二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:40:33
- 2二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:56:20
- 3二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:03:54
RED本編…?
- 4二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:04:52
- 5二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:05:45
- 6二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:06:11
いやポップグリーン持ってるから違うな
- 7二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:09:20
- 8二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:12:38
蒸気が上がり、赤く染まった身体で、地面を蹴る。
「おい!今なら聞こえるだろ!?ウタ!こんなの……」
言いかけたところで音符が、真正面から飛んできて、ルフィを吹き飛ばす。
「ウッ……」
「ルフィ先輩!」
バルトロメオの心配をよそに、音符は次々と飛んできてルフィの身体をおもちゃの様に弾いた。
「ルフィ!」
「何してる、麦わら屋!反撃しろ!」
しかし、ルフィは無抵抗のまま近づく。
「ウタ、聞けー!!」
「海賊と話すことなんか、ない!!」
ウタは怒りに任せて叫ぶと、生み出した槍をルフィに向け、勢いよく投げた。
「おっさん、ジャマだ」
ルフィを庇おうと出てきたゴードンを突き飛ばし、ルフィは避ける素振りも見せず槍を受け入れた。 - 9二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:13:56
分岐したぞ?
- 10二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:32:24
ほぉ...?
- 11二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:50:55
「「「ルフィ!!!」」」
「何で、避けなかった!麦わら屋!!」
ホントに何で防がなかったの、ルフィ。
ルフィなら、これくらい、これくらい…………
「これが、ウタの心の中なら、おれが全部受け止める……………………カハッ」
槍を自分で引き抜き、血を吐きながら、ルフィがこちらを見つめる。
……やめて!その目で見ないで!
「ウタぁぁあー!!!」
小さい頃から大好きで、でもどこか遠くを見ているようで大嫌いな、ルフィの目。
「ウッ…………グハッ……」
気がついた時には、再び音符を投げつけていた。
重症を負ってしまったルフィには、本来なら効かないはずの音符もダメージとなる。
目の前の景色が歪み、ごちゃごちゃになった頭では、音符を投げつける手を止めることが出来ない。
「……ウタ!……ッ……」
どれだけ音符を投げつけても、ルフィの目の光は消えず、寧ろ距離を縮めてくる。
お願いだから!その目で見ないで!
私を、置いていかないで! - 12二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:51:28
- 13二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:52:04
とりあえず、書いた所まで載せました
- 14二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:53:09
そのまま突き進んで
- 15二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 21:03:21
無理は承知でもうちょい頑張れ
- 16二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 21:08:47
神主の予感?
- 17二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:25:53
- 18二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:26:20
- 19二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:34:31
- 20二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:43:06
- 21二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:03:18
- 22二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 07:20:47
保守
- 23二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:41:26
あんなに酷い事をしたのに、ルフィは私に寄り添ってくれた。
ただでさえ、彼がくれたモノは私には過ぎている。
これ以上は受け取れない。
伝えなきゃ、12年前のことを………………
「ルフィ、ごめんね……本当の事を言えなくて
シャンクス達が私を置いて行ったのも、エレジアが滅びちゃったのも、全部悪いのは私なの」
「何言って………………………………続けてくれ」
「12年前、私がTotmusicaの楽譜を歌ったから、私があの魔王を呼び出しちゃったから、エレジアは滅んだの
私の歌は危険……だから……シャンクス達は……私を……置いて行っちゃったんだ」
私が話し終わると、ルフィは私に背中を向け、スタスタと歩いていく。
ルフィの背中と12年前のシャンクスの背中が重なり、心が締めつけられる。
当然だ。
でも、これが私のケジメ…………………………
「お前の敵はよく分かった!」
そう言い残すとルフィは勢い良く飛び上がった。
「ゴムゴムのォ」 - 24二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:44:20
- 25二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:44:52
- 26二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 12:45:56
- 27二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 14:53:54
キターn(*≧∀≦*)n
- 28二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 18:39:09
ガハハ勝ったな
俺も混ぜてくれよ - 29二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:39:50
素晴らしい!
- 30二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:57:20
ふぅー!!最高!!
- 31二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:06:38
- 32二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:09:22
「ヤダ!ルフィ!戻ってきて!お願い!」
気がついた時には、身体が動き出していた。
ルフィに抱きしめられた時、“もう大丈夫だ”と言われた時、12年ぶりに始めて、心から落ち着くことが出来た。
身体の芯から温まった。
Totmusicaを歌ってから、ウタワールドの操作は出来なくなっていた。
今、ルフィに近づけば、私は燃えてしまう。
それでも、もう二度と!あの温もりを手離したくない
もう何があっても……
「ウタ!それ以上近づいてはダメだ!」
手を引かれる感覚を感じ、振り返るとゴードンだった。
「ゴードンッ!離してッ!」
「ダメだ!ルフィ君がどんな気持ちでウタを考えなさい!」
ゴードンの言いたいことも分かるが、そんな事を言われても、ルフィの居ない世界に私は希望を見いだせなかった - 33二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:13:10
- 34二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:15:10
- 35二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:34:13
ーーウタワールドーー
「あぁ、もう!コビー!指揮をとって!」
ナミの呼びかけに、コビーが「はい!」と頷く。
「防衛陣形!ルフィさんが戻ってきた時に全力で戦えるようにします!ナミさんとロビンさんは、観客の退避の列を作ってください。観客の皆さん、落ち着いて鏡の中へ!!ブリュレさんが要です!」
ナミは雲を、ロビンは“千紫万紅”を使い、退避路を作った。
「ブルーノさん達は離れずガードを!フランキーさんとジンベエさんとチョッパーさんは側衛をお願いします!ブルックさんとサンジさんは防御中心の前衛!ウソップさんは後方からの火力支援、前衛には僕とヘルメッポさんも入ります!攻撃中心の前衛はゾロさん!そして、オーブンさん、ローさんに任せます。」 - 36二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:09:56
ルフィを包んでいた火がカッと一瞬その勢いを増した。
強い光に思わず目をつぶってしまう。
ドンドットット♪ドンドットット♪
恐る恐る目を開けると、そこには二つの人影が見えた。
正確には、片方の人影は炎が人の形を成しているように見える。
良かった……ルフィは無事だ
「そっか、この炎……エースとサボの……だから熱くなかったのか」
蒸気が少しずつ晴れ、ルフィがはっきりと見えるようになる。
私が槍で突き刺してしまった傷が跡形もなく無くなっている。
髪の毛は白く変化し、ゆらゆらと天にたち昇っている。
先程までこ炎は勢いこそ少なくなったものの、まだルフィを羽衣のように包んでいる。
聞こえてくる、ドラムのような音も、とても心地よい。
きれい……
「ギア…………いや、おれだけの力じゃねェや」
そう言うとルフィは勢いよく飛び上がった。 - 37二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:11:22
今日はここまで
何かアドバイスとか、感想とかあればお願いします! - 38二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:52:17
まさか[ASL]を入れてくるとは
このスレ心が踊る!
完結まで見続けます! - 39二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:56:22
ワクワク!
- 40二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 07:53:21
保守
- 41二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 17:18:59
保守
- 42二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 21:59:57
スレ主です。
今日は更新できそうにないです。スマン
戦闘シーンで良い案が思いつかない!
皆さん何かあります?
今あるアイディア
ASLの合体技(名前どうしよう)
ジンベエとコアラの魚人空手
悩んでること
トットムジカに優勢な今、ウソップが「こういう時こそ冷静に」って言いそうにない
同時攻撃のペア(主にエースとサボ) - 43二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 22:07:37
- 44二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 22:08:29
これを捻った奴とかいいんじゃねーかなって思いました
- 45二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 22:10:42
- 46二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 22:11:39
- 47二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 00:35:38
ルフィ達は義兄弟だから途中で見聞色途絶えそうだから
ウソップの言葉は必要かな
親子の繋がりとして - 48二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 00:59:38
- 49二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 10:26:00
保
- 50二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 10:53:15
おお~楽しみ
- 51二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 11:15:18
向こうの世界でルフィを包む炎が晴れると同時に、おれの炎も元に戻った。
まさか、こんな嬉しい助っ人が来るとはな……
「サボ君!大丈夫?!すごく燃えて……」
「エースが来てる」
「へ?」
「兄弟三人揃うのはいつぶりかなァ」
コアラは訳が分からないといった感じの顔をしているが、おれにとってはそれどころじゃない。
「時間がねェ!」
「え、ちょっ、待ってサボ君!……もう!」
向こうのエースはさしずめ、最後の根性と言った所か……形を成していられる時間は限られる。
今、持っているメラメラの能力から直感的に分かるのは、あと10秒程度しか残ってないということ。
『エースは少しルフィに厳しすぎねェか?』
『サボが過保護なんだよ!』
コルボ山での記憶が鮮明に蘇る。
目の前には魔王がいて、それどころでは無いのに、思わず笑みが零れてしまう。
「どっちが過保護だよ!」
“ゴムゴムのォ!!” “竜爪拳!!” - 52二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 11:27:02
- 53二次元好きの匿名23/01/07(土) 11:33:02
保持
- 54二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 11:39:01
- 55二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 11:41:36
- 56二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 18:25:40
「炎からやっと出てきたと思ったら、何だあの姿は」
炎から出てきたルフィを見てウソップが独り言を言う。
「髪も白く染まって、まるで魚人島の時の変な薬じゃねェか……腹の傷も無いってどういうことだ?」
唐突な状況変化にウソップは対応出来ずにいた。
ルフィの急激なパワーアップと傷の回復、本来なら喜ぶべき事だが……
「あとで、反動とかこねェよな……おれが少しでも肩代わり出来ればいいんだが……」
ネガティブなウソップはもっぱらルフィの心配をしていた。
「いや待て、キャプテン・ウソップ。こーゆう時こそ冷静に…………………ハッ!親父!?」
「やーっと気づいたか、バカ息子」
「……見える!親父が見てる景色が!!」
ウソップの見聞色が覚醒すると同時に、ルフィの拳に纏っている炎の勢いが増す。
兄弟三人による合体技だ。
レッドエクリプス!!!
「ルフィーー!」
ウソップの呼び掛けに、「よしっ!」とルフィも頷く。
「野郎ども!!!気合い入れろ!!!」
「「「「おうっ!」」」」 - 57二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 21:13:11
- 58二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 21:53:27
「左腕!」
「左腕!」
飛び出したのはコビーとヘルメッポだ。
防御体勢を取る魔王の左腕にヘルメッポはククリ刀をねじ込み、コビーは“月歩”の勢いを利用し、蹴りを入れた。
と同時に、現実世界ではホンゴウとルウが、魔王を狙いその左腕にヒビを入れた。
「クソ!こっちの威力が足りねェ!」
同時攻撃により、ダメージこそ入ったものの、ウタワールドでの威力が足りず、ヘルメッポが悔しそうな声をあげる。
「もう1回!」
「もう1回!」
間髪入れずにジンベエが水流に乗って飛び出した。
現実世界でそれに合わせるのは、コアラだ。
““魚人空手奥義!鬼瓦正拳!!!””
種族の壁を無くそうと尽力してきた二人の一撃が、魔王の防“壁”を破り、左腕を完全に粉砕する。 - 59二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:10:30
「左足!」
「左足!」
オーブンは“ネツネツの実”の能力を溜め、サンジの右足に送った。
サンジは上がった火力で纏う炎を“魔神風脚”へと変え、魔王の左足を蹴り潰した。
現実世界のカタクリも“斬切餅”でガブと共に左足を粉砕する。
「真ん中、右!」
「真ん中、右!」
ボンク・パンチとモンスターが身体を回転させながら飛び出し、魔王に殴りかかる。
チョッパーも“怪物強化”で飛びかかり、ロビンの“千紫万紅”で巨大化させた手で攻撃を繰り出した。 - 60二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:22:40
「「真ん中、左!」」
ウソップとヤソップの声がピッタリ揃った。
ナミはゼウスと共に、“雷霆”を繰り出す。
続いて雷の効かないブルックが剣を構え、現実世界でもロックスターが斬撃を振り下ろし魔王にダメージを与えた。
「「右腕!」」
「ヤソップのやつ、仲いいじゃねェか」
二人は同時に狙いを定め、弾を放った。
魔王が唯一残っていた右腕でガードしようとしたのをみて、フランキーはすかさず、口から火を吹いた。
“火の鳥星”の威力が上がり、右腕が破壊される。
「ルフィ!」
「シャンクス!」
「「今だ!!!」」 - 61二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:39:18
ルフィは拳に、シャンクスは剣に覇気を纏わせ、振り上げる。
赤黒い稲妻が迸り、バリバリと音が鳴る。
「「うぉぉぉおおおあああああ!!!!!」」
全身全霊の攻撃は覇王色の覇気を纏い魔王にぶつかる。
皇帝達の一撃には流石の魔王も為す術なく粉砕される。
瞬間、眩い光がウタワールドを包み込んだ。ウタワールドが消え始めたのだ。 - 62二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:44:30
書きたいとこ全部、書き終わっちゃった
トットムジカも時間内に倒せたし…… - 63二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:49:42
おかげで良い技が考えられたよ
- 64二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 09:23:16
ハッピーエンドの門が開く
- 65二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 09:23:32
保守
- 66二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 09:34:01
ありがとう良いものを見たすばらしいもっとほしい
- 67二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:06:27
もっとください
- 68二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 20:38:32
もう少し書いてみます
- 69二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 21:10:04
気がついた時には、私は半壊したライブ会場のステージに横たわっていた。
とんでもない事しちゃったなぁ……私。
重たい瞼をゆっくりと持ち上げると、シャンクスが駆け寄って来るのが見えた。
「シャンクス……私……」
「もういい、終わった。すぐにこの薬を飲んで眠れば、まだ助かる」
「シャンクス……会いたくなかった。でも会いたかった」
「しゃべるな!いいから早く飲むんだ」
そう言って、シャンクスは薬の入った瓶を私の口に近づけた。
トットムジカに心を奪われ、暴走していたファンの皆も次々と落ち着きを取り戻し、その場に寝込む。
この様子ならじきに目を覚ますはず。
私は新時代を作ることが出来なかった。
この先もし命があったとして、私はどうすればいいのだろう。
とは言っても、薬を飲まない理由も無い。
『でも、もう大丈夫だ!おれがいる!』
その時、脳裏に浮かんだのは、幼馴染のあの時の言葉だった。
アイツなら、こんな私も受け入れてくれるかな…… - 70二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 21:20:36
「苦い……」
「良い薬は苦いんだ……」
笑顔とは言えないような険しい笑顔でシャンクスはそう言った。
「さぁて、そろそろウタを……世界を滅ぼそうとした極悪人を渡してもらおうかねェ」
海兵の声に、思わず私の置かれている状況を思い出す。そうだった……私は極悪人だ……
赤髪海賊団のみんなが、私を守るように並び立ってくれる。
「ほぉ……おまえさんがた」
「逆らうってことでいいのかねェ」
「みんな……」
薬の効果が出てきたのか、はたまた別のものか、視界がぼやけていく。
「こいつは、おれの娘だ。おれ達の大切な家族だ。それを奪うつもりなら!死ぬ気で来い!!!」
……私は……シャンクス……の……むす……め… - 71二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 21:41:27
どうしよ
現時点でウタが完全に生存ルートに入っちゃったから、ルフィとの会話が、駄文しか思いつかねェ! - 72二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 21:45:35
物語は書き上げるのが一番偉い!
なのでどんな形でも書き上げてくれると嬉しい - 73二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 00:58:28
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 07:20:10
保守
- 75二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 12:14:37
- 76二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 17:12:46
- 77二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 17:20:24
ぜひその駄文とやらを読ませて欲しい
- 78二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 22:56:10
ほ
- 79二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:39:19
シャンクスの腕の中で眠付き、目を閉じるとそこは風車塔の中だった。
夕日が石造りの窓から差し込み、くっきりとした影を作り出している。
「……ルフィ、ごめんね……」
ルフィは夕日を背にして、窓枠の段差に座っており、逆行で顔が見えない。
「……………………………………………………」
無言のルフィに近づき、腰をかける。目線が自然と下がってしまう。
やっぱり、怒ってるのかな……こんなことして……
「ウタ」
「いて」
名前を呼ばれ振り向くた瞬間、弱々しい痛みが額に響いた。
「コレでお相子な」
そう言って彼はニシシと笑う。
「……ルフィは優しいね」
額を擦りながら気がついたら、思った言葉が口から出ていた。
「……そうか?」
「そうだよ」
自然と言葉に力が入る。まったく、この男には敵わない。 - 80二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 02:37:36
👍🏻
- 81二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 04:35:59
- 82二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 11:25:10
保守
- 83二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 22:59:11
保
- 84二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 23:06:41
「………ここ、覚えてるか?」
ルフィは窓の外へ体を向ける。
「うん……ルフィが連れてきてくれた場所だよね」
「あぁ、キレイな夕日だよな」
「……アンタがいるからだよ」
「ニシシ、そうかもな」
そう言って振り返った彼の顔は逆光でよく見えなかったが、笑顔だということだけは伝わる。
「もう一回、誓っとくか。新時代の夢!」
「うん!」 - 85二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 00:22:28
- 86二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 02:42:19
- 87二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 12:49:33
保守
- 88二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 15:53:49
良いんだよ。とことん自己満足で書いてそれが誰かを心を動かせたならあなた立派なss師だよ
- 89二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 18:27:30
「……ん……」
目を覚ますと、私は見知らぬテントの中にいた。
上半身を起こして、テントの中を見回すと、私が寝ているベッドとは反対側にある机に向かっている角の生えたたぬきのような生き物がいた。
「お!起きた!ちょっと待っててくれ、みんなを呼んでくる」
たぬきのような生き物がこちらに振り返って、そう言うとテントを出ていった。
「うーん……どこかで見たような……」
見覚えのあるたぬきに頭を悩ませていると、先程のたぬきのルフィを呼ぶ声が聞こえる。
そうだ、思い出した。あの子、ルフィの友達だ……私、ルフィしか見てなかったってこと?
相当視野が狭くなっていたことに、恐怖を覚えつつも、ルフィしか見てなかったことに気づき、顔が熱くなる。 - 90二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 18:28:04
短いけど、とりあえず
- 91二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 00:46:12
このレスは削除されています
- 92二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 08:02:05
保守
- 93二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 08:12:04
保守
- 94二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 16:39:33
保
- 95二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 19:45:37
一人で恥ずかしさに悶えていると、テントの入口がパサッと動いた。ルフィだ。
「ウタ………………!」
瞬間、私はルフィの温もりに包まれた。
「あ、ルフィ!ウタはまだ毒が体に残ってるんだから、加減しろォー!」
ほら、ルフィが急に抱きつくからたぬきちゃん怒ってるじゃん……
今の私の心を言葉にしたら呆れのように聞こえるかもしれないが、昔と変わらずに無鉄砲なルフィは私にとって救いだった。
「…………………………………………………………」
「ルフィ?」
「よかった……こんどは離さなかった……こんどは救えた………!」
“こんどは”という言葉が少し引っかかるが、今はそれより聞きたいことがある。
「ルフィ泣いてる?」
「泣いてね……いや、泣いてる!」 - 96二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 20:25:32
「アハハ……泣くことないじゃん。私、生きてるんだよ?」
「バカ!嬉し泣きだ!」
「……うん……ありがとね」
嬉し泣きと聞いて、顔に熱が集まり、自然と口元が緩んでしまう。
「おれょォ…あの時ウタがシャンクスの船降りたって聞いて、すげェ寂しくて……なにかやべェ事があったって何となく解ってたのによォ……」
ポツリ、ポツリとルフィが話し始めた。その声は次第に湿度を含んでいく。
「ウタの夢のためって勝手に納得しちまったんだ……でもホントは違ェ……おれ、バカだから考えるの止めてたんだ……」
「ルフィ、何言っ……」
私がそう言いかけた時、スッとルフィが手を離した。
目と目が合い、沈黙が流れる。
「ウタ…すぐに会いに来れなくて、ごめんな……」 - 97二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:52:26
この先が思いつかねェ
気長に待ってけろ - 98二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 23:19:39
100年待ってやる
- 99二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 07:10:00
hosyu
- 100二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 07:17:37
待ってます
- 101二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 17:08:20
待ってるよ。
- 102二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 18:03:31
気がついた時には、私はルフィに抱きついていた。
「ルフィは悪くない!私こそごめん!いっぱい酷いことしちゃって……」
「デコピンしたから、お相子だろ?気にすんな……今日、会えてよかった」
ルフィは涙と共に出てきた鼻水をすすり、ニシシと笑う。
「ルフィ〜!」
外から、誰かのルフィを呼ぶ声がする。
せっかく現実世界でも会えたのに、ルフィがもう行ってしまうのは悲しい……
もっと話したい事が沢山あるのに……
「ほんじゃ、おれ呼ばれてるから行ってくる。今日は話したい事いっぱいあるから楽しみにしててくれ!」
そう言ってルフィは背を向け、テントを出ていった。
あれ……ルフィの背中、あんなに大きかったっけ…… - 103二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 18:26:34
あれから、ルフィの船医のチョッパーくんから色々と聞かせてもらった。
ネズキノコの毒はもう体から抜けきってはいるが、それでも体は傷ついたままだから、無理は禁物とのこと。
それから、私が目を覚ましたら宴をすることになっているらしい。
そう言えば、さっきから外が騒がしいような気がする……
チョッパーくんと話していると、ホンゴウさんが薬を持って入ってきた。
「ホンゴウさん……」
12年ぶりの再会に何を話していいかが分からない。
「ウタ、謝りてェことはいろいろあるけど、お頭が外で待ってる……」
「わかった、話してくる」 - 104二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 18:39:55
とりあえず今日はここまで、
色々迷ってることもあるし要望あったら言ってくれ