アンタ、あにまん民だろ？　視線で分かるさ。

1二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:57:42

ふらりと立ち寄ったバーで、
不思議な雰囲気の男と出会った。
軽やかに、嘲笑するように、
スレ立てを終えた後だと男は言った。

「アンタ、あにまん民だろ？　視線で分かるさ。
　習慣的に、スレ立てにふさわしいネタを探している」

男はあにまんに詳しかった。

2二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:58:30

やだよ
こんなベリル

3二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:59:11

あにまんまんとかめががを知ってるベリル...

4二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:59:20

嘲笑もするよな

5二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:01:12

別れたあと変な男に会ったってステ立てしそう

6二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:15:11

奇縁、と言っていいだろう
この掲示板に出る、一体のキャラについて語り合った。
あにまんまん。管理人の愛とスレ民の愛。

「実のところ、オレはスレ立てオンチでね。
スレを建てても全く伸びない。
流行りのもの。スレが伸びるもの。ハートがもらえるもの。
よく建ってるスレがあることは分かるが、それだけだ。
世間様の言う"ネタ"ってやつが浮かばない」

スレとは人に笑いを与え、また、与えられるものを言う。
その歓びを、充足を、男は持ちえなかったらしい。

「スレは過去系であるべきだ。
落ちた時、書き込めなくなった時に、それが自分にとって面白かったものだと気づく。
現行じゃなく過去ログだよ。もう書き込めないからこそ、なにより美しいものとなる。」

賛同は示せなかった。
なぜなら、それは──

「ああ。その通りだ兄弟。
過去スレとしてまとめられた瞬間、オレが思いついたレスは書き込めなくなる。
まったく無意味だ。救いも報いもない。
なら、はじめからスレを立てなきゃいいって話さ。」

笑い話のように言って、男は保守をやめた。
──遠くで、死を連想させるような、スレが落ちる音がしていた。