「私がフクキタル達と友達になれたのは

あなた達が追い続けたサイレンススズカはここにはいないわ
どこかのレースの先頭を走っているの
だからこんな、走るどころか歩けもしないウマ娘のところに寄り道なんかしないで
あなた達は走って、走って、走り続けて
そうしていつか、私に教えてほしいの
サイレンススズカを追い抜いた先の、あなた達の見た先頭の景色を
それがあなた達のファンからの、ささやかな願い

>>22 >>23

21二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:20:50

実はドーベルも結構あれな方なので
タイキ！パール！助けて！

22二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:25:18

>>20

続けて？

23二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:12:10

>>20

「なら……なら、先頭を駆けるスズカさんを追わせてくださいよ」

「今のスズカさんを見て、そんな幻が目に浮かぶはずないじゃないですかっ」

「これ以上――これ以上私の、私たちの憧れを悪く言わないで！！」

と泣き崩れそうなウマ娘ステークス、1番人気は

24二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 00:43:13

「良かったです、生きていてくれて…本当に良かった…。」

夕暮の病室、フクキタルが私の膝に縋りつき、嗚咽を上げながら泣いている。
彼女の過去は知っている。きっと彼女の姉と今の私を重ねているのだろう。

「私、またお姉ちゃんみたいにって、また、置いていかれるって思ったら…！スズカさん…。」

落ち着かせるように彼女の髪を撫でてやる。
「もう大丈夫よ、フクキタル。ありがとう」

命は助かった、だが自分はもう一生走れないだろう。ニュースにはなっていないが、学園にはもう伝わっているはずだ。
膝の上の彼女だってそんな事は聞いているはずなのに。
（スペちゃんとの約束、守れなかったわね）
フクキタルが帰ったら、今後の身の振り方も考えなくてはならない。ライバルだったみんな、私だけの先頭の景色。
失ったものを思えば、いっそ命ごと持っていってほしかった。
日が沈み、膝の上の嗚咽が止まるまで、ぼんやりとそんなことを考えていた。

「おやすみなさい、スズカさん！眠っている間、私とシラオキ様がお守りします！これだけの開運エネルギーに囲まれていれば、悪い機運なんてすぐに何処かに行っちゃいますからね！」

フクキタルは帰ってはくれなかった。
私の枕元を沢山の開運グッズで埋め尽くし、隣に補助ベッドを用意してそのまま寝てしまった。
帰って欲しかったが、泣き腫らした目元を拭いもせず嬉しそうに笑う彼女にそれを伝えることはどうしても出来なかった。
（生きていてよかった、ね…。）
全てを失った、生ける屍のような自分にもまだ生きる意味が残っているのか。

自分の生還をあれだけ喜んでくれている彼女は、もしかしたらその答えを持っているのかも知れない、そんな気がした。

>>25

25二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 11:52:05

>>24

あ〜いいですね〜

自分のたった１つの長所(と本人が思い込んでいる)が消えて苦しむウマ娘からしか採れない栄養がある

26二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:02:37

競走中目いっぱい全力を出した瞬間、ふと、昔目の前にいた栗毛のウマ娘が先頭を走っているような気がして
自分が1着になった瞬間、それが本当に消えていなくなってしまうような錯覚に陥って、
競走に集中できず、一瞬しか全力が出せなくって、1着になれないキンイロリョテイちゃんはいますか？

>>28

27二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:06:01

保守

28二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:08:30

>>26

ありです、なんならキンイロちゃんも自己評価最低枠にして、引退式で「私はスズカにもスペにもオペラオーにも勝てなかった、私なんかG1ウマ娘には相応しくない」なんて言いながら号泣して欲しい

そしてオペラオーに覇王チョップされて欲しい