- 1二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:40:31
「かわいいな……」
「うん?どうかしたのかな、トレーナー君。」
「これだよ、これ。見てみてくれ。」
「へぇ。猫の動画を見ていたのか。君の言うように、確かに可愛らしいね。」
「猫、飼いたいなぁ……」
「おや。トレーナー君は猫派かな?」
「うん、昔からね。その感じだとルドルフは犬派?」
「あぁ、実家では何匹も飼っていたからね。犬には愛着もあるんだ。」
「そうなのか。となると、やっぱり今でも犬飼ってみたかったりする?」
「……そうだね。今、少し気になっている子がいてね。黒い毛並みで、オス。既に成人を迎えていて、とても人懐っこいんだ。警戒心の欠片もないような子だ。」
「もう既に飼う子決めてるんだな。野良犬か何かか?」
「まぁ、彼に主は居ないね、まだ。もっとも、数年もしない内に、私が飼い主になる予定だが。」
「ほう。なるべく早く──って、寮はペット禁止だったな。」
「うん、だから飼うとしても卒業後だ。それまでは誰かに横取りされないかしっかり見張っておかないと、ね。」
「そんなに心配なら、俺の部屋で飼おうか?こっちは寮出て適当な物件借りれば、ペット飼い放題だし。」
「いや、それには及ばない。君が彼を飼う、というのは煎水作氷なことだからね。」 - 2二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:43:25
あれこれトレーナーが犬...
- 3二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:47:07
あっ、ふーん(察し)
- 4二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 20:55:42
- 5二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 21:31:54
「やぁ。こんにちは、トレーナー君。」
「おっ。こんにちは、ルドルフ。君も買い物か?」
「そうだね。弁当の材料がそろそろ減ってきたから買い出しに来たんだ。君は?」
「服でも見繕おうかと。手持ちのだとあんまり相応しくない所に出かける用事ができてな。」
「ほう。私とお出かけする時の格好なら、十分素敵だと思うけれど。あぁ、むしろ逆かな。お堅い場所にでも行くのかい?」
「いや、別にそういうのではないよ。ただ、トレンドに沿った服の方が良いシチュエーションだからね。それで服、新調しようと思って。」
「あぁ、なるほど…… さては、トレーナー君。デートか何かだな?違うかい?」
「なんでもお見通しか。そんなところだよ。昔から付き合いのある友人でね。」
「良いだろう。私がコーディネートしてやる。コーディネートはこうでねいと、ふふ。」
「……あぁ。ありがとう。まぁ、俺よりもルドルフの方がそういうのは詳しいだろうしな。助かるよ。」
「構わないよ。ご友人は女性だろう?きっとすぐに気が付いてくれるさ。君が『何故』服の趣味を変えたのかについて、ね。」 - 6二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 21:45:14
怖いよカイチョー……
- 7二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:03:46
独占力増し増しの会長は有りですよ
- 8二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:06:03
世間話(逃げ先行差し追込けん制)
- 9二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:18:03
- 10二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:21:19
最近独占欲強い会長多くていいぞこれ
- 11二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:24:12
会長がそう易々と牙を見せる訳が無い
- 12二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:44:48
ルドトレは普段は頭キレッキレでもこういう親しい人と話すときは少し天然みが出る概念はおいしいでしょう?
- 13二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:51:56
- 14二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 00:26:06
会長はねっとりした独占欲がよく似合う
というわけで退廃倒錯シチュ大好き侍、俺の命で召喚の儀を執り行う - 15二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 00:51:11
ここに来ればオシャレに疎いルドトレに首輪みたいなチョーカーをプレゼントしてマーキングするルドルフのSSがあると聞いたのですがどこですか?
- 16二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 01:08:02
コイツもしかしてトレーナーのことパートナーじゃなくて犬だと思ってる?
- 17二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 02:26:31
「さて、トレーナー君。昨日のデート、首尾はどうだったかな。上手くいったかい?」
「全然ダメだったよ……」
「えっ…… それは、その…… 思慮に欠けた発言だった。すまない。」
「ルドルフが謝ることじゃない。『アンタに手出すと色々ヤバそう』だってさ。はぁ……」
「私のセンスが良くなかったのだろうか。これでも人前に立つ立場にある以上、そういった知識の収集も怠っていないのだが……」
「『すっごいセンス良い!めっちゃオシャレじゃん!』とは言ってたよ。多分、他のところがダメだったんだろうな。」
「私からすれば、君は良いパートナーになれそうに見えるぞ?勿論、感性が合う合わないというのは、個人差があって然るべきものではあるけれど。」
「まぁ、終わったこと愚痴っても仕方ない。やっぱり俺の恋人は仕事だよ、仕事。ルドルフの支えになることが今の至上命題だな。」
「……へぇ。」
「センスの良い組み合わせもできたことだし、得た物はあったな、うん。」
「……トレーナー君。手を出してくれ。プレゼントを贈ろう。本当はお祝いのつもりだったんだが。」
「えっ、そんなの用意してくれてたの!ありがとう、ルドルフ!えぇっと、これは……首輪じゃなくて……」
「チョーカーだよ。折角だ。今週末は空いているかな。これに合う服でも探しに行かないか?英姿颯爽として見えるようなものを探してあげよう。」
「それは頼もしい。ぜひお願いしたいな。これ、今着けてみても良い?」
「勿論。あぁ、いや、待ってくれ。自分で着けるのは大変だろう?私が着けるよ。ほら、首を見せてくれ。」 - 18二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 02:41:07
ウワー!ありがとうございます!
- 19二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 08:37:15
チョーカーつける時ルドルフ息荒そう、瞳ドロッドロになってそう
- 20二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 09:54:22
- 21二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 19:59:29
「で、トレーナー君。次は──」
「あ、あの!今お時間いいですか!」
「はい? えぇ、多少であれば構いませんが……あなた達は?」
「シンボリルドルフさんとトレーナーさんでお間違えないですか?私、お二人のファンで……」
「あぁ、なるほど!いつも応援いただきありがとうございます。励みになります。」
「いえいえ、そんな!その、厚かましいお願いなのですが……サインとかって今頂けたりします?難しいなら難しいで全然大丈夫です!」
「お受けしましょう。トレーナー君、サインペンか何か持っていないかな。」
「こんなこともあろうかと。ちょっと待ってくれよ── はい、どうぞ。」
「ありがとう。では、何にお書きしましょうか。」
「これ!これにお願いします!私、____って言うんですが、それも入れて頂けると幸いです!すみません!」
「いえいえ…… はい、どうぞ。ご希望でしたら彼のサインもお付けしますが。」
「え、良いんですか!?では、ぜひ!」
「私共々シンボリルドルフを応援いただきありがとうございます。──どうぞ。」
「すごっ……ありがとうございます!家宝にします!」
「喜んでいただけて何よりです。そうだ、折角ですし、三人で写真も撮りましょうか。」
「ヒョエッ……」
「これでいかがでしょう?」
「最高です!なんか色々すみません!ありがとうございます!」
「はは、そこまで喜んでいただけるとは、私達としても嬉しい限りです。こちらの写真はSNSなどに掲載していただいて構いません。」
「分かりました!めちゃくちゃ自慢します!何から何までありがとうございました!これからもずっと応援してます!頑張ってください!」
「ご期待に添えるような走りをお見せする、と約束しましょう。これからもレースへの応援とご協力をよろしくお願いします。」
「はい!」
「いつものことだけど、ファンサ熱心だね。」
「ファンあっての私たちだからね。それにああも喜んで貰えるなら私としてもファンサのし甲斐がある。」
「本当にルドルフは立派だなぁ…… 俺も見習わないと。」
「君だって十分なことはしてるさ。それに今日の一件は私にとっても、大いな利益がある話だからね。いつにも増して一層熱が入るというものだよ。」 - 22二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 20:07:40
デジたんかな?
- 23二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 23:07:41
ファンサに擬態して外堀を埋めてる?
外堀を埋めるシンボリ - 24二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 23:19:14
外堀を埋めきり、新しい堀を作っている感じだな
- 25二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 23:24:46
ソトボリウメルフ、という訳だな ふふ……
- 26二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 03:21:55
シリウス、マルゼンスキー、シービーあたりはそういうことなんだなって気づきそう
- 27二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 14:00:45
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 21:24:54
そしてルドルフが凄い顔するの分かっててトレーナー君に粉かける
- 29二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:11:56
「大丈夫か、トレーナー君。」
「もちろん。いや、ごめん、嘘。めちゃくちゃ緊張してるよ…… 変な所ないか、俺?」
「十全十美、と言いたいところだけれど、少しネクタイがズレているよ。直してあげよう。こちらを向いてくれ。これではまるで夫婦だな??」
「ん、ありがとう。それと、大人をからかうのはよしなさい。他のところは大丈夫そう?」
「あぁ、これで完璧だ。安心したまえ。」
「ルドルフが言うなら大丈夫なんだろうけど、やっぱりすごい心配になるな。」
「ふふっ、そう緊張しなくても良い。今日のところはただの新年の挨拶なのだからね。」
「いやいやいや…… 俺たちからするとシンボリの本家なんか雲の上の存在だよ…… 胃が痛いよ……」
「おいおい、トレーナー君。そんな調子では、結婚相手のご両親への挨拶だって儘ならないぞ?シャキッとするんだ。」
「うぉっ!びっくりした!」
「だが、気合いは入っただろう?いつもの威風凛然とした君を見せてくれ。」
「頑張るよ。そういえばシリウス達も来るのか?」
「無論。シリウスもクリスエスもトレーナーを連れて来るらしい。家の皆も、トレーナー君たちと会えるのを楽しみにしているよ。」
「まぁ、俺もルドルフのご親族の方々に会えるってのは楽しみでもあるな。ご両親はお元気か?」
「あぁ、二人とも息災だよ。そういえば、特に父が君と話をしたがっていたよ。今の中央の話がしたいらしい。」
「元々トレーナーされてたんだっけ。先輩、ということにもなるんだなぁ。せっかくだし、昔のルドルフの話とかお聞きしようかな。」
「それなら母と私も交えて四人で話そうじゃないか。これからのことだってあるんだしね。」 - 30二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 22:30:00
こうして担当トレーナーをかっさらっていくからトレセンは万年トレーナー不足なんや、おっかないとこやでダーリン
- 31二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 03:01:10
『今のところは』ね なるほど
- 32二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 04:31:08
ところで、ボクがトレーナー君を取るのはアリかい?
- 33二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 13:01:54
そんなことはないのにルドトレに粉かけてくる娘たちに比べて
女性的な魅力に乏しいかもしれないと思っているが故に
ボディタッチしただけで死ぬんではみたいな威圧感出す世界線もあって欲しい - 34二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:57:05
ルドルフにはトレーナー君に首輪つけて可愛がるのがすごく似合う
しなやかな指で頬とかお腹をゆっくりすりすり撫でててほしいですね
慈愛に満ちた顔でね - 35二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 00:41:33
保守
- 36二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 01:49:46
「お邪魔します。」
「そんな堅くならなくて良いよ、別に。ほら、上がって上がって。」
「ではお言葉に甘えて。普段はここで生活しているんだね、トレーナー君は。そこに私がいる。なんだか妙な心持ちだ。」
「そう? 別に普通の部屋だと思うけどなぁ…… あっ、何飲む?」
「あれば緑茶を頼む。なければ、トレーナー君のおすすめをお願いできるかな。」
「はいよ。リビングで寛いでてくれていいよ。触っちゃいけないものは出してないから、好きにしてくれ。」
「分かった。……不埒なモノを隠し忘れたりしてないだろうね?」
「ちょ、冗談キツいよ…… そんなもん無いからね?」
「ふふっ、分かっているさ。……動画派だろう?」
「ルドルフ。」
「少しからかい過ぎたね。すまないすまない。」
「まったく…… ほら、ソファーにでも座ってなさい。」
「あぁ、了解した。」
「お待たせ。何か気になるものとかあった?」
「そうだね、漫画が存外多いのに驚いたよ。好きなのかい?」
「昔から漫画は割と読むタイプなんだよ。あと、紙の漫画揃えるのも好きでね。読んでみる?」
「うん、読んでみたいな。しかし、流石の私もこれだけの量を読み切る自信はないな……」
「じゃあ合鍵渡しとくからさ。好きな時に来て読んでくれて構わないよ。」
「なっ……!本当に、良いのか?」
「うん、ほら、これ合鍵。無くさないでよ?」
「あぁ。海誓山盟、何が起きようとも必ず手放さないと誓おう。」 - 37二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 01:55:46
お馬鹿! そのライオンの手綱を引けてると本気で思ってるのか!?
- 38二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 09:47:48
- 39二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:00:03
- 40二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:24:19
- 41二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 22:32:54
You god
- 42二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:39:09
なんだ、両思いじゃないか
- 43二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 02:37:39
「──なるほど、綺麗な終わり方だね。心が洗われるようだ。」
「おっ、気に入ってくれた感じ?いやぁ、良いよなそれ。何回読んでも最後『おめでとう!幸せにな!』ってなるもんなぁ。」
「同感だ。二人の関係性が時間と共に深くなり、浅くなり、そしてまた深くなる。なかなか波乱万丈で面白かったよ。」
「だろう?俺さ、主人公の子が臓器提供申し出る所めちゃくちゃ好きなんだよ。」
「私もだよ。死の恐怖に怯えながらも、『アイツのためなら、命を差し出すなんて惜しくもない!』と宣言するシーンは実に感動した。あぁも愛される彼女はなんだか羨ましいね。」
「……懐かしいな。ルドルフ、君も大分成長したね。」
「初恋キャロットケーキの時の話か?あの時は私もまだまだ未熟だったね。少し恥ずかしいな。」
「それを言うなら俺だって相当未熟だったよ。今まで、ルドルフから色んなことを教えてもらったんだしな。」
「ふふ、これではまた称賛合戦になりかねないな。」
「そうだね。ここは潔く引き分けにしよう。我々は互いに高め合ってきた、ということで。」
「君も随分記憶力が良いな。さて、そろそろ昼食といこうか。今日は私が作ろう。」
「いやいやいや、ゲストにそんなことをさせる訳には……」
「何、漫画の御礼とでも思ってくれ。それに最近自炊にハマっていてね。是非振る舞わせてくれ。出来たての私の料理はまだ食べたことがないだろう?」
「ならお言葉に甘えるよ。ルドルフの弁当美味しかったしね。冷蔵庫の中身好きに使ってくれて構わないからさ。」
「承知した。では、リビングで楽しみに待っていてくれ。最高の昼食を君に捧げよう。」 - 44二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 08:17:17
あー良い
あ""ー病が治る - 45二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 18:05:20
あげ
- 46二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 23:40:45
いつも優秀で冴えてる男性が自分の前だけでは少し少年みたく幼くなるからね、それでもルドルフに尽くすからね、ルドルフは脳が焼き焦げる
- 47二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 01:34:19
「少しいいかな、トレーナー君。いつも思うのだけれど、君あまりに警戒心が無さすぎないか。」
「えっ?そんなことないと思うぞ。一応は色々やってるつもりだけど。」
「そうなのか?私にはそうは見えないのだが。」
「まず、必要以上に相手に踏み込まないこと。引くべき線はきっちり引く。あくまで俺はトレーナーで大人だからね。」
「…なるほど。」
「で、可能な限り、密室や人気のないところで二人きりにはならない。別に俺が怪我したりするのは良いけどさ、相手に一生消えない傷を付ける訳にはいかないからね。」
「……なるほど?」
「あとは、このダミーリングかな。状況次第で着けたり着けなかったりしてるぞ。」
「……なぁ、トレーナー君。いつから私はヒト娘になったのだろうか?」
「ルドルフは別だよ。そういうことしないでしょ?」
「まぁ、私も学生の身である以上は、そのような真似はしないつもりだが……」
「ほら。俺、こう見えてもかなり人を見る目はあるんだよ。」
「まぁ、そうかな。審美眼は確かなのだろうね。ご両親の教育の賜物かな。お二人とも仁者無敵を地で行くような方だったから。」
「かもしれないな。本当に親には感謝しているよ。いつかはあの二人みたいな家庭を作りたいな。」
「作れるさ、トレーナー君なら。必ず、ね。」 - 48二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 02:22:13
相対的に女性感のない体型を気にするルドルフ見たすぎる
- 49二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 02:31:04
- 50二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 04:16:59
- 51二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 14:12:10
学生の身じゃなくなってからはやばいんだ
優しい会長から貪欲なライオンになるんだ - 52二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 19:20:27
- 53二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 21:45:31
(うぅむ…… これは信頼されている証、だろうか。)
(まったく……私も単純だな。この程度のことで歓天喜地してしまうとは。)
(もしくは女として見られていないか。こればかりは何とも言えんな。個人的な勘からするに、かなり勝率は高いのではないかと思うけれど……)
(もっとも、君にその気がなかったとしても、振り向かせてやるくらいの自信はあるがね。)
(まぁ、本意はどうにせよ、少なくとも今の彼がこれより先の関係に踏み込むとは考え難いな。それに、まだ私も立場が立場だ。時期尚早だな。)
(とはいえ。正直なことを言えば、『これより先』に興味が沸かない訳ではない。もしも──)
(もしも、私が。私が君を組み伏せたのならば。君はどんな顔をしてくれるのだろうか。)
(失望?恐怖?嫌悪?或いは……歓喜?)
(私の膂力に僅かばかりの抵抗さえ敵わず、それでも懸命に足掻き続けるトレーナー君。それはきっと……とっても可愛らしいだろうな。)
(君のことだ。経緯はどうあれ、もしコトが起きてしまえば、必ず責任を取ってくれるだろう?)
(私の意志次第では、君を無理やり縛り付けることすら可能だということ。ふふ、なんだか少し昂ってしま──)
「ルドルフ?どうかした?」
「……いや、大丈夫だ。何でもないよ。少し考え事をしていただけだとも。」
「そう?何でもないんならいいけど、悩みなら相談してくれよ。俺は君のトレーナーなんだから。」
「あぁ、勿論だよ。」
(まぁ、今はまだ『将来取り得る選択肢』の一つに留めておこうか。今はまだ、ね。) - 54二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 22:15:33
会長バランス感覚はありそうだけど
ルナちゃんルナちゃんし始めるとなかなかきびしそ - 55二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 22:28:34
- 56二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 01:17:11
普通にウマ娘が競走界追放されて豚箱入りして終わり?
- 57二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 01:27:23
- 58二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 01:37:13
- 59二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 10:05:46
ついでにルド耳もふわふわだぞ
- 60二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 17:46:14
このレスは削除されています
- 61二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 18:41:34
- 62二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 03:52:50
「トレーナー君、電話鳴っているよ。」
「誰から?」
「たづなさんだね。そちらに持っていこうか?」
「いや、代わりに出てくれないか?多分だけど、この時間なら仕事の話じゃなさそうだしね、」
「分かった。では失礼して。」
「こんばんは。___ですが。どうかされましたか?」
「……その声は、シンボリルドルフさん、ですよね?」
「はい。今、彼の手が離せない状況らしいですので。洗い物をしているようですから。」
「あぁ、なるほど。何もかも理解しました。では、トレーナーさんにお伝えいただけますか?今回からはルドルフさんを誘ってください、と。」
「委細承知しました。それ以外に何か用件はありますでしょうか?」
「いえ。しいて言うなら、『節度を持った関係性』を維持するように、といったところでしょうか。」
「無論、節度を持った関係性です。ご心配には及びません。」
「君、たづなさんも誑かしていたのか?本当になんというか……」
「誑かすって…… そんなんじゃないよ。単純に仲良い仕事仲間ってだけだし。」
「しかし、君の趣味も随分と分かりやすいな?エアグルーヴにたづなさんか。どうにも私では力不足らしい。」
「ルドルフだって素敵な女性だよ。俺が保証する。」
「おやおや。どうも私も口説かれているらしい。君の情熱に絆されてしまおうかな?」
「……なんだか今日のルドルフは意地悪だな。晩御飯作らないぞ。」
「それは私の料理を食べたいということ──ふふ、そう露骨に拗ねなくとも良いだろう?すまなかったね。許してくれ、トレーナー君。」
「分かってるなら変にからかうのは止めなさい。まったく……」 - 63二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 15:14:31
(´∀`∩)あげ
- 64二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 00:05:13
あげ
- 65二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 00:45:22
「なぁ、ルドルフ。やっぱ君もお見合いとかってあったりするのか?」
「私か?いや、今の所全て断っ──
待て。今、なんと言った?君『も』?」
「うん。この前、実家から連絡があってね。『そういう話が来ているけど、どうする?』ってな。」
「……ほう。それでトレーナー君はどうするつもりだ?」
「断ろうかなって。俺も親も、向こうですらそこまで本気じゃなさそうだし。『今どきこんなの受けないわよね〜』ってさ。」
「そうか!まぁ、お相手が誰なのかは知らないけれど、賢明な判断だと思うよ。本当にね。トレーナーという職業は中々理解を得難い職業だからね。」
「そうなんだよねぇ…… 土日はレースで潰れるし、夏は合宿あるしな。楽しいし、やり甲斐ある仕事だけど、恋人にはしたくないだろうな。」
「だからだろうね。関係者と結婚する者が多いのは。」
「関係者なら普通の人たちよりは理解あるし、なんなら二人のスケジュールがきれいに被ったりするもんな。誰か良い人いないかなぁ。」
「それならば、家に掛け合ってあげようか?君のお眼鏡に適うお相手を紹介できると思うが。」
「いや、流石にその手のことで担当の子の世話になるのは……」
「トレーナー君。──遠慮はしなくてええんりょ?ふふっ……」
「……まぁ、とにかく、シンボリのお家にお世話になるのは遠慮しておくよ。気遣ってくれてありがとう。」
「構わんさ。それに心配しなくとも良い。君のように精明強幹、眉目秀麗な者であれば既に見合いの候補に上がっていると思うよ。どこかの家の、ね。」 - 66二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 01:32:18
おおたすかるたすかる
- 67二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 08:57:52
「どこかの家」シンボリ家ですね分かります
- 68二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 12:04:23
シリウスはこのルドルフ見てウッキウキしてそう
「目がギラついてるぜ?いい顔してるじゃないか皇帝サマ。そういう姿を見たかったんだ。こっちからなにもしなくても、高慢な態度で——」
「……あまり横槍を入れないで欲しいな。私としても穏便に進めたいんだ。彼を惑わそうとするなら、偏袒扼腕して抑えられなくなるかもしれない。」
「フッ、そんな事しねえよ。今のお前が私にとって一番みたい姿なんだ。」 - 69二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 20:40:21
ルドルフのssがいっぱいだねぇ
嬉しいねぇ - 70二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 22:28:58
ルドルフの肉体は骨太で筋肉質で高密度。そうあって欲しいのです。
<a href="https://twitter.com/hashtag/ウマ娘" target="_blank">#ウマ娘</a>
<a href="https://twitter.com/hashtag/シンボリルドルフ" target="_blank">#シンボリルドルフ</a> — くまも (kumamo_x) 2023年01月13日このイラストを見て2人っきりの時はトレーナーに甘えて身体を預けながら
「トレーナー君、重くはないかい?」
「それだけ身を預けてくれているという事だろう?むしろ嬉しいよ」
と言われて嬉しくなって軽く匂い付け程度で済ませるつもりだったマーキングを全身くまなく慣行しちゃう会長を幻視しました