- 1二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:27:53
「アンタはいいわよね、尻尾無くて」
尻尾。それはウマ娘と人間が似て非なる生き物であることをわかりやすく証明するツール。ウマ娘のアタシにはあるけど人間の使い魔にはない。それは、ごく当たり前のことでだからどうって話でもない。でも尻尾のない使い魔を見ているとラクそうでなんだかズルいなと感じる。
「こっちとしては尾骨に何もついてないから尻尾があるのってどんな感じか気になるけど…やっぱりめんどくさいのか」
「当たり前でしょ?毎日お手入れしないとボサボサになるし、調子よくないとバランス感覚変になるし…めんどくさいだけよ、こんなの」
ため息混じりに何も知らない使い魔に教えてあげる。使い魔は女の子ってだけでも大変なのにウマ娘は尻尾も耳もケアしないとだもんなあと他人事ながら興味津津の様子。ふーん、興味あるんだ…あ、そうだ。
「そんなに気になるならやってみる?尻尾の手入れ」
「え、いいの?あまり同性同士でも気の許した相手以外には触らせたがらないって聞いたけど」
「別にアンタは使い魔なんだから気にしないわよ。それに、キタサンなんて尻尾でいつか自分のトレーナー持ち上げるとか言ってんのよ?」
「え、エネルギッシュだなあ…」
「ていうか、そもそも使い魔がいるのに自分でやってるのが変な話じゃない!決めた、これからスイーピーの尻尾ケアも使い魔がやりなさい」
何でそんなことも気付かなかったんだろう?これならスイーピーの手を煩わせる事もなく尻尾ケアが可能じゃない、迂闊だったわ。使い魔も興味あるみたいだし、習うより慣れよとも言うし、やらせてみましょ。使い魔はと言うと、なんか置いていかれてる感じだったけどまあ、習うよりかは慣れた方が早いかと意外とアタシと同じことを呟いていた。明日は雪かしら。 - 2二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:28:31
使い魔の前にパイプ椅子を起き、そこに座る。同時に、尻尾を使い魔の上に乗せてどこまで出来るか聞いてみる。
「尻尾のブラッシングの知識はある?」
「まあ、トレーナーとしての限度はあるけどある程度は」
「なら、やってみなさい。何か思うことがあったらすぐ言ってあげるから。はい、これアタシが使ってるオイル」
「常備してるのか。…うん?これ、ラベルとかないけどもしかして既製品じゃない…?」
「あら、気付いた?これはグランマが魔法で抽出してくれた特別製の椿油よ!とっても純度が高いからすっごくキレーに纏まるの!」
グランマは、自分が第一線を退く前からこのオイルを自作しては使っていたんだって。使い魔は物珍しげにボトルを眺めてボケーとしてるので尻尾でペチンとお膝を叩いてとっとと塗るよう促すとハッとしたようにワタワタしている。ヘンなの。
「じゃあ、やってくから力抜いてね…先少し湿らすか」
「へえ、その辺ちゃんとわかってるのね。なんか意外」
「まあ、男の髪だって乾燥しきった状態で整髪剤使うことないだろうしね…よし、こんなもんかな?じゃあ、塗ってくよー」
「…ふわぁ…」
やだ、あくび出ちゃった。でも、使い魔の触り方は丁寧にかつ全体に満遍なく、かなり大事そうに触っていて正直心地が良いし大切に扱ってくれてるのがよく分かるから悪い気はしない。
「にしても、アレだね」
「?何よ」
「普段からケアしてるからかわかんないけど整ってるなあって」
「あー、エアグルーヴさんがうっさいから仕方なくね。ちゃんとやってないと朝会うと言ってくるのよ、ケアを怠るなたわけ!って!」
朝、登校すると校門の前でエアグルーヴさんが待ち構えていることが多いからよくお小言を貰うこともある。やんなっちゃうわホント。
「アハハ、似てる似てる。スイープはモノマネも上手だな」
「ふふん、スイーピーに出来ないことはないから当然ね!何させても一級品よ!」
「流石は天才魔法少女だ…と、こんなもんかな?」
「ん、まあ及第点ね。今後も放課後になったらお願いするわ」
鏡に映る茶色の尻尾は程よい光沢を持ち、振るたびに一糸乱れぬ纏まりを持っていて…正直予想外。元々悪いわけではなかったけど体調は絶好調のそれで今走ったらすっごいタイム出るんじゃと思うくらいだった。…でも、素直に褒めるのはなんか癪だから言ってやんない。 - 3二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:28:57
日を改めて後日。今日も今日とて尻尾のブラッシングを使い魔に任せていた。最初は、割れ物を扱うかのようなブラシの動かし方ではあったけど、どんどん上達していき、最近は10分もあればきっちり纏まるようになった。
「へえ、最近手際が良くなってきたとは思っていたけどこんな短時間できっちり仕上げるなんてちょっとはやるじゃない」
「お褒めに預かり恐悦至極です。実は、最近扱い方がわかり始めた気がしてね」
話しながら手を動かす使い魔のブラシ捌きも手慣れたもので、今となっては使い魔の方が上手いんじゃないかなと思うくらいの出来になり、正直寮でもやってほしいくらい。…ただ。
「はい、今日のは終わり。それじゃあトレーニングの準備するから着替えておいで」
「ぁ…」
「?どうしたの?」
「…何でもないわよ、着替えるから早く出てって」
終わる時間を恨むようになり、尻尾を整えられる時間が少しだけ待ち遠しくなっているアタシがいた。特に、寮にいる間はそれが顕著に働くもので、自分でやっても…。
「もー!何で使い魔がやってるみたいに気持ちよくビシッと決まんないのよー!」
使っているオイルも、ブラシも、使い魔にやってもらう時のそれと何一つ変わりもないし、あの時の感触を思い出しながら丁寧にやっているはずなのに、なかなかそこに行き着くことは出来ない。
「…何で使い魔がやるとあんなにリラックスできるのに、アタシがやっても変わらないのよ」
ボソリと、アタシと使い魔の違いに嘆く。もしかしたら、誰かにやってあげたら再現できるんじゃとマヤノの尻尾のケアをしてみたけど…。
「んー、悪くはないけど…なんか、物足りないっていうか?」
「むううう…!何よ、何が足りないって言うの!?」
「そう言われてもマヤわかんないよぉ…でも、何だろう…」
結局、他人にやっても分からず終い。マヤも何でなのか真剣に考えてくれたけど、トレーナーくんからの愛じゃない?とワケ解んない答えでぼかされて逃げられて教室中にアタシの癇癪の声が鳴り響くのだった。 - 4二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:29:21
「…お疲れ」
「おお、おつ…かれみたいだな。少しのんびりするか?」
放課後、トレーニングをする為にトレーナー室に行くと使い魔がいつもと変わらない顔で出迎える。…こっちの苦労も悩みも知ってか知らずか、疲れた顔をしたのを気にして暗にトレーニングの開始を遅らせるよう提案してくる。
「別に大丈夫。それより、いつもの頼めるかしら?」
「…わかった。今日はちょっと長くやろうか」
「えっ、どうして?」
もしかして、昼間のアタシの話が耳に届いてたのかしら?少し緊張を覚えながら使い魔に聞き返す。
「何となく、俺がそうしたいと思ったから。ダメかな?」
「…好きにすれば」
「よっしゃ。じゃあ、おいで」
いつもみたいに、使い魔の前に座って尻尾を差し出すと、慣れた手付きでサワサワと撫でる。くすぐったくて、でもやっぱり気持ちよくて。アタシが触っても、ブラッシングをしても、こうはならなかったのに使い魔が撫でると途端に落ち着く気分になる、イヤじゃない、好きな感覚。
「あら、今日風でも強かったかな。大分荒れてるね」
「…今日は廊下を走り回ったから」
「それでかー。きっちり仕上げてみせるから待っててくれよな」
一回一回、緩急をつけて尻尾の毛繕いをする使い魔。時にスッと勢いよく通し、時にオイルを塗って浸透させるよう丁寧に毛先までゆっくりと梳く。
それは、まるでアタシではなく、アタシの尻尾とお話をしているかのようだった。機敏に動く尻尾に合わせて手付きも荒々しいかと思えば優しく、慈しむように撫でたりと、尻尾の機嫌に合わせて動かし方を変えている。もう、使い魔に聞いた方が早そうかな。
「…ねえ、使い魔。アタシ、最近寮でブラッシングするとしっくり行かなくなっちゃったの」
「と、言うと?」
「使い魔みたいにやろうとしてるのに、ただオイル塗って尻尾を梳いてるだけっていうか…。使い魔がやるみたいにならないの」
「おかしいと思わない?何で使い魔がやるとそんなに気持ちよくなるの?」 - 5二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:29:49
使い魔はアタシの問を聞くとその手を一旦止め、少し唸る。多分、それっぽい答えを探してるのかなと思いながら口が開くのを待つと───。
「んー、スイープ。いきなりで悪いんだけど俺の肩揉んでくれない?」
突然、肩揉みを要求された。普段なら、ご主人さまに肩を揉ませようとするなんて、使い魔失格ねとか言うかもしれないけど、単純に使い魔の真意を汲み取れなくて聞き返してしまう。
「え、肩?何でよ」
「いいからいいから。多分、そこに君の悩みを解決する触媒があると思うからさ」
「…もしなかったらタダじゃおかないんだからね」
椅子から立ち上がって使い魔の背後に行き、肩まわりを撫でる。触っただけで判る、こり具合。遠い昔に、パパやグランマの肩をマッサージしてあげた時と似た感じで、何でこんなにカチカチなんだろと思っていたけど…これは流石にアタシでも判る。
使い魔は、文字通り四六時中アタシのトレーナーとして駆け回っている。アタシが来るまでやっていた書類作業の中にはアタシ絡みのものもあったのかな。マスコミの対応も全部使い魔に一任していたから、変な気苦労もあったのかな。
この肩の硬さは、スイーピーに仕え続けた勲章のようなもの。硬ければ硬いほど、それだけアタシの為に尽くしてくれた証拠。使い魔として、正月の時、一回だけ授けた魔法女王に仕える騎士として、頑張ってたんだ。
…頑張って、くれてたんだ。
「…ん、気持ちいいな」
「そう?ウマ娘の力で揉んで気持ちいいなんて、アンタマゾなんじゃないの?」
ウマ娘の力は人なんかよりもよほど強い。なのに変なことを言う使い魔にからかうように言ってやると背を向けたまま違うよと言い、続ける。 - 6二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:30:19
─────だって、君が俺の為に頑張ってくれているってわかるから
- 7二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:30:41
「…何言ってんの?アタシはただ力いっぱい押してるだけよ?ギューって、痛い痛いって言わせるまでね!」
突然、キザっぽいことを言う使い魔に困惑して照れ隠しで悪態をつくけど、使い魔は構わず話し続ける。
「もし、本当に君が俺のことを痛めつけるなら全体重を掛けるでしょ」
「でも、そうしたらどうなるのかわかってるからしないんだろ?」
「君が俺を大事に思ってくれているからそのマッサージは俺にとってはたまらなく気持ちいいんだ」
「さっき、俺がやったら気持ち良く纏まるのに自分でやったら上手くいかないって言ってたけどさ」
「多分、技術的には君の方が上だと思うんだ。自分の尻尾だし尚の事ね」
「なのに、君は俺がやるのが上手く感じるのはきっと、俺が君を大事に思っているからなのかな」
「グランドライブでも経験したから君も知っているだろう?」
「人の想いは力になるって」
「俺は、やるからにはやっぱり満足してほしいから最善を尽くすし、その想いが君に伝わっているのかな」
「大事なご主人さまから仰せつかった大仕事、手を抜くわけにもいかないし…そもそも君なら手を抜いたらすぐ気付くだろ?」
「誰よりも俺の事を見てくれているんだから」
「…なんか言ってて恥ずかしくなってきたから今のナシにしてもらっても良い?」
急に照れくさくなったのか、背中を小さくしながら聞いてくる使い魔に無言でスマホをみせる。…ボイスメモが起動している状態で。
「『誰よりも俺の事を見てくれているんだから』…ねえ?随分アタシも高く見られたものね」
「う…ウワー!っくぅ!このっ!…け、消してぇ…恥ずかしい…」
「ヤダヤダ♪ふふん、思わぬ所で強請るネタが出来ちゃったわね♪ほらほら、マッサージはまだまだこれからよ?」
あまりの恥ずかしさにスイーピーのスマホをひったくろうとする使い魔を踊るように躱して、翻弄してやる。使い魔も、諦めたのか椅子に座り直して顔を手で覆いながらマッサージを受ける形となった。女子かっての。
…ったく。いつまで経っても世話を焼かせるヤツね。 - 8二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:31:02
「いい?使い魔」
「アンタが言うようなことは一切ないわ、スイーピーは他人には優しく、身内には厳しいスパルタ魔女だもん」
「直してほしい部分はいっぱいあるし、気に入らない部分は目に余るほどあるわ」
「使い魔のくせに魔法の一つも使えないおたんこにんじんだし」
「ボヤッとしてるくせに、スイーピーの魔法に気付くヘンテコリンだし」
「…でも、今アンタの肩を触って思ったの」
「ちょっとは頑張ってるんだなって。だから、アンタがそう感じたのは魔女の気まぐれに触れたってだけ」
「あ、勘違いしないでよね?現状に満足してるってわけじゃないわよ?」
「もっと早くスイーピーの意図を汲んだ行動出来るようにならないとダメだし、足りない部分が多すぎるわ」
「…それでも、アンタには失敗してウジウジしても、次はもっと上手くやろうって頑張れる才能があると思ってる」
「スイーピーに一筋で、アタシを理解しようと努めてる所は買っているつもりよ、一応」
「だからこれからも、これくらい肩がパンパンになるまでスイーピーのために働きなさい」
「アタシに褒められたいなら今以上に精進しなさい」
「その時は…ま、こうやって肩揉んで労うくらいはしてやるわよ」
「特別に、ね」
はあ、喋りすぎたかな。普段言わないようなことも言っちゃった気がするからなんか顔が少し熱いしのどが渇いちゃった。手で顔を仰ぐと使い魔が笑っている。
「…何よ、なんかおかしい?」
「いや、やっぱり君は俺の事よく見ているんだなって」
「…ふんだ、アンタと組んでどんだけ経ってると思ってんのよ」
すべてわかったような顔をする使い魔がなんだか癪で、ほっぺをつねってやる。痛い痛いと抗議の声をあげる使い魔を無視してここまでを思い出す。
色んな人に心配されて自分の事も満足に理解してもらえなかった事もあった。そんな中、ただ一言、“信じている”と言った使い魔のことを信じきれなくて、雪が降る中で試した事もあった。そうして試して、やっと見つけられたアタシが信じても良い大人。
アタシはアイツにレースの魔法っていう魔法を掛けたのかもしれないけど、これまでの経験で大人への不信感という、固く閉ざした心の殻を砕き、嘆きの魔女に手を差し伸べた使い魔もまた、魔法を使ったのかもしれない。 - 9二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:31:27
もし、こいつがいなかったら。アタシはレースの魔法を見つけられなかったかもしれない。
それはつまり、この世界のつまらない常識も破壊出来なかったし、トラウマに苛まれた二人の少女を救えなかったかもしれないし、アタシ自身が魔法を諦めていたかもわからない事にも繋がっていたと思う。
だからって大事にする気はない。そんな事したらすぐチョーシに乗るのが使い魔という人間だもん。これくらい雑に使うぐらいで丁度いい。
「ま、つまりはもっと精進しなさいって事」
「手厳しいな…もちろん、そのつもりだけどさ」
…でも。
「あとは…尻尾に関しては参考になったわ。だから…その、えっと…ありが、と」
「!…ああ。どういたしまして」
ありがとうなんて心には思っていなくても、言葉にして伝えてやってもいいのかもしれない。これはまやかしの言葉、これだけで使い魔は勝手に舞い上がってもっと頑張るから言ってやってるだけ。
…だから、偽りの感謝の言葉を伝えるだけで感じるこの顔の熱りはきっと気の所為よ。
きっと、ね。
その日以降、寮で尻尾のケアをする時は使い魔を思い浮かびながらやると上手くいく事が増え、フクザツな気分になるけど、悪い気はしないのだった。 - 10二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:32:33
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:34:53
しっぽハグの話は素敵なお話がたくさんあったので、舵を切ってしっぽのケアという、レースウマ娘にとっては欠かせない部分を書いてみたいなとなって書きました。
実際しっぽって各ウマ娘どう捉えてるのかなーなんて書いてて思いましたが実際どうなんでしょうね?レス多くて読みにくいと思いますがどうか許し亭 - 12二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:40:10
(ウマ娘の尾って尾骨より上にあるんだよなあって冒頭の会話で気になってしまった)
- 13123/01/08(日) 19:43:38
- 14二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:44:10
トレスイと尻尾ケアのいい話だった、ありがとう
実際大変そうだよねあれ、雨降った時とか水やら泥やら吸いまくるだろうし - 15二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:45:46
あー微笑ましい…スイープの優しさも悪戯心も素直じゃないのも可愛い……
素敵な作品をありがとうございました - 16二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 19:57:08
最近はトレスイの高品質なSSが多くて非常に助かる…
最高でした - 17二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 20:28:30
使い魔との話の展開じゃなくて日常風景もちゃんと描写しててすごく好みです
女帝に尻尾のケアを怠って一喝されるのとかはウマ娘同士ならではって感じで何気ない部分での一面とかも見れてよかった - 18二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 21:17:41
尾を引くってのが単純に使い魔にしっぽを任せてるのとそれに伴うスイープの複雑な気持ちを二重に表してるのかなと推察します。良きお話でした
- 19二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 05:05:36
あさあげ
こういうやさしくも、ほっこりできる作品すごく好きです - 20二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 05:21:38
位置はともかく尻尾の毛がつく骨は尾骨と呼ばれるだろうから特に気にならんかった
- 21二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 11:07:45
許し亭氏の新作助かる
>>終わる時間を恨むようになり、尻尾を整えられる時間が少しだけ待ち遠しくなっているアタシがいた。
これちょっとかわいすぎますね
素晴らしい……
- 22二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 11:12:10
優しくて良い…(語彙力)
- 23二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:39:36
SS宣伝スレから見させてもらいました。
寄せて返す波みたいな2人の絶妙な距離感というか、この2人だからこそ出る甘さの中に潜む仄かな酸味を堪能させてもらいました。ご馳走様です。 - 24二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:53:31
毎度見てて思うけど解像度が高く、エミュの精度も高いからスムーズに読めるのでありがたい
お話も纏まってるけどウマ娘の基本ツールの尻尾について触れてるから普通に読ませる文でした。ありがとうございます。 - 25二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 08:21:13
あげ
- 26二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 11:02:11
ええやん…こういうのでいいんだよ…