- 1◆ZnBI2EKkq.21/11/07(日) 09:02:04
カフェ「あ…トレーナーさん…袖が…」
カフェが私のコートに手を取る。どうしたのかと見てみると袖が少しほつれていた。
トレーナー「あれ…いつの間に…」
彼の黒いコートの袖はかなりほつれており、早急な修復を必要としていた。
トレーナー「ありゃりゃ…この部屋、裁縫道具あるったっけな」
言うやいなや裁縫セットがカフェの足元に落ちた。私がそれを取る前にカフェが手に取り、
カフェ「私が直してあげます…気にしないでください…いつものお礼です…」
トレーナー「そうかい?ありがとう。」
コートを脱ぎ、カフェが縫っている間にコーヒーを淹れに立ち上がって部屋を出た。
カフェは水色の糸を丁寧な手付きでコートに縫い合わせてゆく。短い感覚で針を通し、規則正しい線がほつれを包んだ。
戻ってきたトレーナーに完成したとカフェは伝えた。水色のきめ細やかな糸が黒いコートに輝いて見えた。
トレーナー「ありがとう、コーヒーを淹れてきたから一緒に飲もう。」
カフェ「フフッ…一緒に飲みましょう…」
カップを手に近づけたとき、ほつれた袖の反対の箇所に水色の糸ネコの形をしていた。
カフェ「……どう…ですか…?」
カフェが少しドヤッとした顔でこちらを見る
トレーナー「宝物が一つ増えたよ、カフェ、嬉しいよ、ありがとう。」
二人はほんわかとした雰囲気の中、苦く、甘いコーヒーを共に味わった。 - 2二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 09:05:50
いちゃいちゃしてるなぁ…
- 3二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 09:07:08
いい…このコート、一生大事にするよ…
- 4二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 09:23:05
どやカフェちょーかわいい…
- 5◆ZnBI2EKkq.21/11/07(日) 09:32:43
(誤字が多い…)