- 1二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:10:53
- 2二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:11:22
「ありがとうね、ウララさん」
「あ、」
キングちゃんはお礼は言った物のお茶を一気に飲もうとして⋯吹き出しそうになる。
「〜〜!!!」
「お水!お水!」
急いでキングちゃんに冷たいお水を渡す。
そんなこんなでキングちゃんはあまり集中出来ていないみたいだ。 - 3二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:12:48
「なんでそんなに困ってるの?」
お茶を飲み落ち着いたキングちゃんに聞く、色々な事をすぐに決められていたキングちゃんにしては珍しい事だった。
「今の私の目標はね、お母様の様なデザイナーなの」
そう、レースでキングちゃんはお母さんの影を越えることが出来た。
その後、色々あったみたいでお母さんとも和解が出来たらしい。
そしてお母さんに会ってキングちゃんはデザイナーを目指す事にした事は聞いた。
「その為には、お母様が通ってたここに通おうかと思ってるんだけどね⋯」
「場所はそこまで遠くないと思うけど⋯」
「⋯寮とかそう言うのがないのよ」
「え?」
「ここの周り、家賃高い所ばかりなの⋯」 - 4二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:13:07
確かにこの周り、結構高級住宅が多くてバイトをしながらではすぐにお金が底をつきそうな場所ではある。
「少し遠くして考えたんだけど通う事を考えると限度はここら辺辺りで⋯」
キングちゃんは地図に丸を描いた。
⋯ここって
「キングちゃん、ここだったらわたしと一緒だよ?」
「どういうこと?」
わたしが通おうと思っている学校、そこに通う為に借りようとしていた家はキングちゃんが書いた丸と丁度被っていた。 - 5二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:13:36
「でも、そこはウララさんが親戚から安く借りられた場所なんでしょ?」
「わたし1人じゃ少し大きい家だし平気だよ、それにキングちゃんとはもう長年一緒に暮らしたんだから」
キングちゃんの手を掴みその瞳を見ながらわたしは言う
「キングちゃん!ルームシェアしよう?」
「本当にいいの、ウララさん?」
キングちゃんなら大歓迎だ、寧ろ卒業してもキングちゃんと暮らせると思うと胸がワクワクする。
「うん!これからもよろしくね!」
「ありがとうウララさん⋯」
瞳に涙を溜めながらキングちゃんと抱擁する、まだまだ楽しい時間は長く長く続くみたいだ!
完 - 6二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:18:13
良
- 7二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:20:43
いいねいいね
一生途切れない縁になってほしいね - 8二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:54:15
次は同棲編だよな?
- 9二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 11:56:46
いい…
- 10二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 12:22:35
続き見たい
- 11二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 13:38:41
いい…
良質なウラキンは体内を浄化してくれる - 12二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:13:31
もっと見せて欲しいわよ