- 1二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:24:33
「そんなの嫌だゲー!逃げる方法を探すゲー!」と逃げようとするあにまんまんがスイッチを踏んでしまい天井から巨石が落下する。
声を上げる事すら許されずにあにまんまんの身体は押し潰されてしまう。
一人が死ぬのが部屋を開ける切っ掛けだったのだろう、直ぐに扉は開いた。
監視カメラ越しにデスゲームの主催者達は、命を玩具としか見做していない下卑た笑みで嘲笑う。
「あれっ、扉が開いているゲー!やったゲー!乗り込むゲー!」
あにまんまんが喜んで駆け出し、他の参加者達も恐る恐るその後ろを続いて行く。
「大丈夫なのかな……」「死にたくない、死にたくないよう……」「神様……神様ぁ……!」
怯え切り、ともすれば互いを敵と見做す視線を送り合う参加者。
すると、主催者の一人が何かに気が付いた様子で呟いた。
「……おい、彼奴は今死んだ筈だろ……?なんで誰も気付いていないんだ……?」 - 2二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:25:55
何故か主催者の隣に居て「確かに見たゲー、死んだはずだゲー」とか言ってそう
- 3二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:27:37
そして現場にはニジケイの遺影が残されている
- 4二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:31:14
堂々とスイッチが置かれており如何にもな雰囲気を漂わせている。
「あ、スイッチがあるんだゲー!えいっ!」
見るや否や軽々と押したあにまんまんの身体は塵も残さず焼却された。
「ひいっ!?な、なんでこんな……!?」「も、もうやだぁ……と、扉は開いてる……」
「わぁい、出口はもうすぐなんだゲー!」
何時死ぬのか如何死ぬのか恐慌状態に陥っている参加者を励ますようにあにまんまんは走る。
「おいっ!?何がどうなってんだ!?」
一方監視カメラ越しに巻き起こっている異常事態に主催者達は理解が追い付いていない。
「彼奴は、アレは参加者共の前で何度も死んでいるんだぞ!?なのになんで誰も気が付いていないんだ!!」 - 5二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:34:01
あにまんまん…お前って奴は!(涙
- 6二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:42:55
いよいよ最後の扉に辿り着いた参加者達は絶望の表情を並べ立てる。
「何よ……これ……ふざけないでよぉ!!!」
なんと最後の扉は参加者全員分のスイッチを一斉に押さなければならぬのだ。
扉を開けるには一人の死が必要だった。
そもそも生かして返すつもりは一切無かったのである。
「くそっ……一か八か、試すしかねぇだろ!」
「そうだゲー!両手伸ばしたら押せたりするかもしれないゲー!」
ここまで来たのならと参加者達はスイッチの前に立って一斉に押す。
「ひ、開いた……」「うそでしょ?」「や、やった!やったぞ!」
参加者達は一斉に扉から出て行き外へと辿り着いた。
「おい!なんであの扉を開けたんだ!」「知らねぇよ!ちゃんと電源は切ってた筈だぞ!」「大体アレはなんなんだよ!」
怒号が飛び交う中主催者達は今からでもと参加者達を皆殺しにせんと動く。
大仰な重火器を取り出し彼等は一斉に施設の外へ出ようとした。
ゲー - 7二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 19:46:34
とうとう主催者自ら動くのか
- 8二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 21:38:55
侵食されてて怖い
- 9二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 21:44:54
傍観者だけが観測可能な"ナニカ"ですか。怖い…
- 10二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:41:19
ホラー…
- 11二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:42:49
あに虐興奮する
- 12二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:45:11
一緒にいる人が何も疑問に思わないの怖すぎるわ
- 13二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:45:33
この後主催者はたかしにされたんだよね……
- 14二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:40:18
保守
- 15二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 10:02:11
ゲーゲーゲー