【SS】キングヘイロー「ルームシェアよ!」【ウラキン】

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:28:29

    「キングちゃんはこの部屋使ってー」
    案内された部屋を見渡す。
    普通に寮の部屋並みに広く日当たりも良い部屋ね。
    「本当に良いの、ウララさん?」
    こんなに良い部屋をルームシェアで安く借りられるのは嬉しい事ではあるけども、やはり悪い気がする。
    「キングちゃんと一緒なら全然嬉しいよ!」

  • 2二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:28:57

    「さて、こう言うルームシェアにはルールを決めることが必要なんだけど⋯」
    「けど?」
    「本当に私が決めちゃって良いの?」
    「キングちゃんだから任せられるんだ!わたしが決めたらお菓子たべほーだい!とかやっちゃうもん」
    と笑うウララさん、私は知っている。
    今の彼女はそんな事をしなくなったと言う事を。
    でも、頼られたなら私も一流として断らない。
    「じゃあまずは料理当番ね!」
    2人で決めたルールは順調に決まっていった。

  • 3二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:29:15

    ──ルームシェアから数ヶ月後

    「もしもしウララさん?今日、講義が長引いちゃって遅くなるの、私が料理当番だったわよね?後でお金は払うから何処かで食べてて頂戴?」
    一方的な電話をして通話を切る。
    もう、これじゃ昔のお母様じゃない!

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:29:37

    帰り道、すっかり暗くなった帰り道にふと懐かしい物を見つける。
    「これ、買っていこうかしら⋯」
    自宅に帰ると玄関からは灯りが漏れている、ウララさん起きてるの⋯?
    音を立てない様に扉を開けて小さくただいまと言う。
    ふと香るカレーの香り。
    キッチンへ行くと机に突っ伏して寝ているウララさんと、大きな鍋に入ったカレーが待っていてくれた。
    「ウララ⋯⋯さん」
    涙が溢れそうになる、帰ってきた時の安心感なのかは分からない。
    ウララさんの為に買ってきたニンジンケーキを冷蔵庫にしまって私は遅めの夕食を食べることにしたのだった。

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:30:05
  • 6二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:30:31

    ルームシェアネタが思いついたらまた書きますね

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 22:33:15

    もっと続けて

  • 8二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 23:59:09

    良いと思う

  • 9二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 00:58:27

    このままだと落ちるから書き込む!

  • 10二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 01:00:05

    ないす!

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 01:00:25

    ウラキン尊い…デジたんと三途の川のほとりで一緒に語りたい…

  • 12二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 01:01:34

    めっちゃ好きだ…

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 01:01:55

    続きが見たいので保守るよ

  • 14二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 01:14:06

    続きがあることに感謝…

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 12:53:15

    age

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 13:07:03

    続きが…あったのか…
    互いに思いやっていて素敵な関係を築けていていいね

  • 17二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:35:53

    続きが読めるなんて…ありがとう…

  • 18二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:51:48

    良質なウラキンは健康に欠かせない。
    しかも以前のスレのルームシェアネタ拾ってくれて感謝しかない。ありがたい限り

  • 19二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:44:22

    「わたし明日休みなんだ!キングちゃんも休みでしょ?」
    「そうよ、たまには2人でどこかに行きましょうか?」
    「うーん⋯⋯まずはさ!」
    そうして私たちは近所のスーパーに歩き出した。
    「わたし、あんまりお酒わからないんだよね」
    なのでわたしは、とりあえず目についた可愛いパッケージのお酒をカゴに入れてく、あ、これカレンちゃんがCMやってたお酒!
    「ワインを買いたいけど⋯⋯予算的にも⋯⋯」
    棚の前で迷うキングちゃん、とりあえず指差していたワインもわたしがカゴに入れる。
    「ウララさん!?良いわよ!私が自分で!!」
    「いいの!キングちゃんが飲みたいのを飲んでみたいからー!」
    お酒コーナーはこの辺で良いかな?

  • 20二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:44:42

    自分で作るのも良いけど出来合いのおつまみも美味しい物だ、とりあえず乾物を適当にカゴに入れてと。
    「キングちゃんは何か食べたいのある?」
    「⋯⋯ウララさんの卵焼きはダメかしら」
    キングちゃんはズルい、こんなのいくらでも作ってあげたくなってしまう。
    「うん!いっぱい作るね!」
    「いっぱいはいいの!あの卵焼きが忘れられないだけなの!!」
    これでおつまみメニューは大体決まった。

  • 21二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:45:12

    「本当に手伝わないで大丈夫?」
    「キングちゃんはテーブルの準備お願い!」
    さて、ちゃちゃっと作ろう!
    まずは枝豆を塩茹で、その間に冷凍のポテトを揚げる。
    ニンジングラッセはレンジで簡単に、これが意外とクセになるんだよね!
    枝豆が茹で終わったから空いたコンロで卵焼き!
    3回に分けるのが綺麗にできるコツなんだ!
    「よし!完成!」
    「こちらも準備できたわ!」
    キッチンから顔を出すとテーブルクロスが引かれ、お酒も綺麗に並んでいた。
    「わあ!お店みたい!」
    「ウララさんのお料理が楽しめるならこれくらい当然よ!」
    2人で出来た料理を机に並べ、お酒を注ぎ合う。
    「「かんぱーい!!」」
    2人だけの晩酌がゆっくりと始まった。

  • 22二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:56:00

    ありがとう…

  • 23二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 03:52:48

    ウラキンは無条件に頬が緩むんじゃ

オススメ

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