- 1二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 06:31:37
- 2二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 06:33:38
🙆♀️
- 3二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 06:35:45
- 4二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:17:48
お兄ちゃんは耐えてきた──
幾度となく繰り返されるカレンチャンの卑劣な誘惑に耐えて耐えて耐えて───
とは言え彼もヒトである。限界があるのだ。彼の憤懣は今にもはち切れそうであった。
「お兄ちゃん♡カレン、ご褒美がほしいな?」
トレーニング後で火照ったカレンの身体が密着してくる。
お兄ちゃんは───耐えれなかった。
衝動的にターフに押し倒し手を抑える。
「お兄ちゃん!?」
彼女の声でふと我にかえるトレーナー。彼女の潤んだ大きな目はトレーナーをまっすぐ見つめていた。
ご、ごめ───謝り手を離そうとしたその時、カレンはふと目を逸らし身体から力を抜いたのであった。
もう…耐えなくていいのか─── - 5二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:26:13
- 6二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:26:33
- 7二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:26:54
- 8二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:30:19
- 9二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:31:46
デジたんちょっと待てお兄さまの貞操の危機だぞ…?
- 10二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:34:15
このデジたんもしかしてストライクゾーンめちゃくちゃ広いんじゃないか?
- 11二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:47:34
新薬をこっそりとカフェの食事に仕込んだタキオン
数時間後、研究室を訪れた彼女は珍しく怒りの感情を露わにしていた
「…紅茶の味なんです…」
「コーヒーを飲んでも…紅茶の味がするんです…タキオンさん、私に何かしましたか…?」
瞳を覗き込むようにして尋ねるカフェに少々気おされつつもタキオンはその薬がどれだけ有意義かつらつらと語り
最後に少し目を逸らしつつ副作用は明後日まで続くだろうことを伝える
「…そう、ですか」
「ではそれまでの間、あなたで『暇潰し』させてください…」
いつの間にか背後に回っていたカフェの指が白衣の下に滑り込んできた - 12二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:47:58
あらゆる尊みが跋扈するトレセン学園。 ここは三女神が産み落とした府中のソドムの市。 カフェの躰に染みついたお友だちの臭いに惹かれて、危険な奴ら(主にタキオンその他)が集まってくる。 次回『出会い』。 カフェが飲む深煎りのコーヒーは苦い。
- 13二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 07:50:17
- 14二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:01:18
甘いものが食べたい。と言ったシャカトレに対して鞄から取り出したラムネを自分の口に放り込み「甘いのならここにあるぜ」と長い舌を妖艶に見せつけながら顔をちかづけるエアシャカール概念ってどうでしょうか?
- 15二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:03:02
- 16二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:15:59
- 17二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:30:31
- 18二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:33:15
- 19二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:35:23
- 20二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:36:25
- 21二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:36:56
素直にデジたんを押し倒すトレーナーを書けば良かったんだよ
- 22二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:40:14
むせそう
- 23二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:45:06
トレセン卒業後トレーナーを目指すデジたん
彼女を応援すると約束したトレーナーだったが
気づいたらデジたんが部屋に転がり込んでいて…? - 24二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:47:25
もはやデジたん導入スレになってないか?
- 25二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:49:16
かのスペシャルウィークに呼ばれ(何故自分が?)と思いつつも彼女の指定した部屋へ向かうデジたん…
しかしその部屋の扉を開けると黄金世代+サイレンススズカの痴態が繰り広げられていた…
ひっ…と小さな声を漏らすだけで足がすくみ動けなくなったデジたんに伸びる手…
デジたんの服は脱がされ、身体中に…
(↓どうしてこの絡みが生まれたか)
あの、デジタルさんっ♡|あにまん掲示板『秘密の併走』って、なんですか♡?bbs.animanch.com - 26二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:56:13
(1/2)
都内某所の商業ビルの高層フロアで、突如銃声が響き渡る。
「動くなァッ!これからお前らにはオレ達の人質になってもらう!」
「30分後までに要求が叶わなかった場合…それから5分おきにさっきのヤツと同じ目に遭うぞ!」
東京の夜景を一望出来る人気レストランに、混乱と悲鳴が広がってゆく。
絶望的な表情を浮かべる大勢の客の中には、あの劇的な有馬記念を制したマヤノトップガンとそのトレーナーの姿もあった。
「マヤノ…大丈夫だからな、何があっても君だけは無事に帰してやるから」
本来なら今頃担当ウマ娘とその両親と共に祝杯をあげる筈だった若い男は、そう言って幼い少女を優しく抱き寄せる。
自動小銃を抱えて不敵な笑みを浮かべる集団を睨みつける彼の腕の中で、少女は微かに震えながらも笑みを浮かべる。
「大丈夫だよトレーナーちゃん…!だってマヤにはトレーナーちゃんとパパがついてるから…!」
その小さな身体で恐怖を押し留めて気丈な微笑み浮かべる彼女を再び優しく抱き返すと共に、青年はある事に気付いた。
恐らくテロリスト達がまだ気付いていないのであろう、厨房の奥から微かに漏れる非常出口の蛍光板の灯りに… - 27二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:56:39
(2/2)
その頃地上では、警察に封鎖された高層ビルの入り口周辺が多くの野次馬や逃げ出した人達でごった返していた。
多くの衆人が戸惑いや恐怖、そして少しの興味を浮かべてビルを見上げる中…一組の夫婦の姿もそこにあった。
「あなた…このままじゃあの子とトレーナーさんが…!」
この世の終わりの様な表情を浮かべる女性。
彼女を優しく抱き締めると、夫である壮年の外国人の男性は優しくそれでいて力強く囁いた。
「大丈夫だよ、マヤノは強い子だ。そしてあの子を支える彼もね」
「だから…」
そう言いながらマヤノの父である彼は、この日の為に用意したジャケットを脱いで妻に手渡す。
「あともう少しの辛抱だよ」
微かに笑みを浮かべる彼の視線の先には正面エントランスではなく、まだ比較的警察の警備が薄い方の入り口があった… - 28二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 08:57:30
ごめん導入の筈なのにトレーナーちゃんサイドとパッパサイド入れたら2レスも使っちゃった…
- 29二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:02:14
字幕:戸田奈津子
- 30二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:03:18
- 31二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:03:46
デジたんはウマ娘の幸せを願っているからね
- 32二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:04:54
- 33二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:08:33
デジたんが困ってる…
- 34二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:08:33
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:08:35
デジたんは曇らせを顔をしかめつつも否定はしなさそうだけど自分が割り込むタイプは断固として否定しそう
- 36二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 09:43:48
ヘイローママとデジたん
- 37二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 10:25:06
「すまねぇ、すまなかった!許してくれ!なっ!この通ォーりだ!」
雨でぬかるみ、泥だらけなターフの上でひたすら大袈裟に謝る人の声が聞こえる
「勘弁してくれ!俺たちが悪かった!なんでもいうこと聞くからよ!」
ライスがブルボンさんの三冠、マックイーンさんの連覇を阻止して2人のファンに責め立てられ
それをお兄さまが必死で謝っているのをライスはぼんやりとみていた
「頭下げろっていうならいくらでも下げる!すまねぇすまねぇすまねぇ!だから命だけは!命だけは助けてくれぇ!」
お兄さまプライドも恥も無いもないようにひたすら泥まみれの地面に頭を擦り付けいる
ライスがまた誰かを不幸にしてしまった
ライスが走らなければこんな事にならかったのに
ふと帽子に手を当ててみる。そこにあった筈の何かが無かった
そうだ、ライスがいつも大切にしていた幸せを呼ぶ青い薔薇
ライスの大好きな絵本の青い薔薇、その絵本に出てきてお兄さまにそっくりでライスがお兄さまと慕ったあの人は
こんなにちっぽけな人だったろうか
「何だ、無くしちまったのか青い薔薇」
ふと後ろから勇ましい声が聞こえる
「お兄さま…」 - 38二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 10:29:36
カミナお兄さま概念は効くからやめろ
- 39二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 12:15:10
ジャックバウワーかな
- 40二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 12:35:01
- 41二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 16:52:02
- 42二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:14:36
「スペちゃん」背後からグラスがスペの肩を掴んだ。
「あなたに涙は似合いません」
グラスの暗い眼差しにスペの体がピクッと震えた。
「グ、グラスちゃん」
だが、それ以上スペはなにも言えなかった。スペの口をグラスの唇が塞いでいた。
勝負服の下にグラスの手が入ってくる。 - 43二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:23:45
これは曇らせというよりは後味わるいだけの話では?
- 44二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:28:56
- 45二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:32:24
おい
はい… - 46二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:33:08
- 47二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:41:44
「あっ……!!」
彼女が体制を崩したと思った瞬間、ターフが真っ赤に染まった。
咄嗟に観客席から飛び出し、彼女へ駆け寄る。
遠目から見てもわかる。彼女の足は折れてしまった。
…あまりにも酷い形で。 - 48二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:42:34
- 49二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:48:39
「どうですか!この見渡す限りの草原!
懐かしいなぁ…私よくここで走り回ってたんですよ?ウマ娘の友達はいなかったので独りでしたけど…それでも私はここがトレーナーさんと同じくらい好きなんです!」
トレーナーさんに是非とも教えたい場所があるんです!と連れてこられた草原で、俺の眼を釘付けにして離さなかったのは
北海道の雄大な大地ではなく
愛バスペシャルウィークの弾けるようなまぶしい笑顔だった - 50二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:53:30
- 51二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 17:56:18
- 52二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 18:06:11
いつも通りサイレンススズカと夜にお話をするスペシャルウィーク
そんな折スズカがふとしたいたずら心でスペシャルウィークの耳にふーっと息を吹きかける
ひゃあっ!とその時はびっくりするだけであったが気がついたらその感覚を何度も思い返していることに気づくスペシャルウィーク
そして何日か経ったある夜に冗談めかしてもう一度やって欲しいとお願いするスペシャルウィークであったが... - 53二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 18:16:48
アドマイヤベガと心を通わせた上でのうまぴよぃ
- 54二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 18:18:16
- 55二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 19:22:37
判定甘々なデジたん可愛いな
- 56二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 19:23:54
- 57二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 19:31:26
入稿〆切直前の追い込みをトレーナーさんに手伝ってもらい二徹しながらなんとか間に合わせた後にろくにシャワーすら浴びてない状態のデジたんの臭いに思わずうまだっちしてしまうトレーナーさんとそれに気付いちゃったデジたんのなし崩しっクス
- 58二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 19:35:57
「あーもう無理ー!!!」
トーセンジョーダンがペンを放り投げて叫ぶ、コロコロと転がっていったペンを嘆息ながら拾いに行く
「いやマジこれレースに関係なくない…?」
レースばかりが全てではないと言っても爪をいじってジョーダンは聞く気もなし。
「そもそも数学とかどこで使うわけ?意味分かんない…」
いちいち引っかかる補習につきあわされてるこっちの身にもなってほしいものである。
「ねぇーきゅーけーしよーきゅーけー」
少し前も休憩したばかりだと肩をつかんで姿勢を正させたが…
「うわ、セクハラですけど?やば…」
肩を掴んだことを謝るがやはり聞く気はないようで。
「うわー、これトレーナー捕まっちゃうじゃん?ヤバくない?どーすんの?」
ニヤニヤと優位にたった笑みを浮かべこちらを見てくる
非常に腹立たしいがここは聞くしかないのが辛いところだ
「……ねぇ、許してほしい?」
「じゃ、目瞑りなよ」 - 59二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 20:33:15
- 60二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 20:40:34
タマ「は!?ウチらに新喜劇のオファーが!?」
- 61二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 20:42:45
- 62二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:10:52
- 63二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:14:58
お兄ちゃん「今日は王子様志望のカワカミトレの為に、助っ人を呼んできました。ライストレさん、フラトレさん、マヤトレさん今日はよろしくお願いします」
- 64二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:16:11
- 65二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:24:21
(画像が2つ?どういう事だ……?)
- 66二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:25:01
- 67二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:26:45
- 68二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:27:56
- 69二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:29:11
- 70二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:29:31
- 71二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:30:55
- 72二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:31:55
闇の存在・魑魅魍魎が跋扈する近未来・日本。
しかし正道を歩まんとする人々も無力ではない。
人の身で人魔外道に立ち向かう忍のもの達。
人は彼女らを、『ウマ娘』と呼ぶ―――― - 73二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:37:27
- 74二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:38:29
- 75二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:39:55
- 76二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:41:00
研究が一段落着いて研究室を立ち去るタキオン
それと入れ違いになって入ってきたカフェは数日間着っぱなしの白衣を見つける
「全くもう……」などと言いながらとりあえずたたんでおこうと白衣を手に取るカフェだが、ふと魔が差してそれに顔を埋めてしまう…… - 77二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:41:57
人生には岐路という物が必ず存在する。俺にとっての岐路は間違いなく、三年目の秋の天皇賞だろう──
- 78二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:42:45
臭いの違いには敏感だなデジたん…
- 79二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:44:28
最終的にトレーナーと自分のカプいいかもってなるの可愛い
- 80二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:55:17
グラウンドを駆け回る足音も少なくなってくるトレセン学園の昼下がり。たまもくろすのおやつの時間がやってきました。今日のおやつはほくほく甘いチョコレートたっぷりのドーナッツ。さあいただき⋯あれれ今まさに食べようとしていたドーナッツが消えてしまいました。大事な大事なチョコレートドーナッツ⋯きっと食いしん坊のおぐりきゃっぷの仕業に違いありません。大事なドーナッツを取り戻すためにさあ出発!こうしてたまもくろすの新しい冒険の旅が幕をあけたのででした。
- 81二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:55:44
いつものようにウイニングライブを堪能して帰る道すがらウマ娘に呼び止められるデジたん
おお!ウマ娘ちゃんの方から声をかけていただけるなんて!何たる僥倖!と舞い上がりつつ駆け寄ると
神妙な面持ちで「デジタルさんに話したいことがあるんです…」と告げられる
シリアスモードに気持ちを切り替え、その子について行くと誰もいない倉庫にたどり着く
そこで「私を見てくれるのは貴女だけ…気が付けばずっと貴女の事ばかり頭をよぎって…」と
激重感情をぶつけられるデジたん - 82二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:57:09
- 83二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:58:33
- 84二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 21:59:16
最高評価かな?
- 85二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:07:54
専門学校の講師がウマ娘だったことには驚いたけど、話してみるといい人だってすぐにわかった。
教養も知識も深く、何より向上心のある生徒の気持ちを無下にしない。こうしてお昼を返上して、私の質問攻めに付き合ってくれているみたいに。
私は型紙を引く手を止めた。
湯気の上がる紅茶に手をつけると、馥郁たる香りが鼻孔を満たす。
先生が用意してくれた紅茶だ。彼女のお家もそこそこ裕福らしく、道理で気品らしきものが漂っているのだと納得できる。
ただ、元ウマ娘と言う割に、先生の事務室にはレースに関するものが一切ない。まるで思い入れなど最初からなかったとでも言わんばかりに。
「先生は……」
「どうしたのかしら?」彼女は茶色のカールを揺らしながら振り返る。すっと通った輪郭から美人だとわかる。
「先生は……どうして、トレセン学園辞めちゃったんですか? ホープフルステークスで一着取ったらしいじゃないですか。G1ってすごいことなんですよね?」
先生はちょっと困ったふうに笑った。
「才能が」彼女はそこで一旦言葉を区切った。歯を食いしばったように見えた。「なかったの。だからデザイナーだった母に屈して、ちゃんとお勉強して、いまこうして服飾を教えている」
「すみません。軽率でした」
「いいのよ。こうして今あなたとお話できてるじゃない? それはとても価値のある時間だと思ってるわ」
「――そう、ですか」 - 86二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:09:23
- 87二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:09:50
- 88二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:19:33
前日に『はしゃぎ過ぎてしまった』せいである日熱を出してしまったエアシャカール
狼狽えるドトウを何とか授業へ送り出し一人自室で横になっていた
すると、一時限目が終わった頃に部屋の扉をノックする音が
入室を許可すれば入ってきたその相手とは、なんと授業に出ている筈のファインモーションだった - 89二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:20:46
- 90二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:24:49
(なんかこう他の人の導入見てると自分の気取りすぎてる文出すの恥ずかしいな……)
- 91二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:39:23
- 92二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:47:44
これパイオツスレみたいにデジたんの文章だとバツそれ以外マルとかそういうこと?
- 93二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 22:49:09
ときどき通信エラー起きてるの芝
- 94二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 23:04:46
- 95二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 23:05:53
- 96二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 23:46:20
フクトレ「俺たちが」
マヤトレ「Winning The Soulを」
ライストレ「歌うだって!?」
やよい「うむ!この前のミニイベントから多くの要望を貰ったため、専用のライブステージを用意したッ!スターウマ娘を育て上げた諸君に是非とも参加して頂きたい!」 - 97二次元好きの匿名さん21/11/08(月) 23:46:51
トレーナーものに需要あったらゆっくり書くよ
- 98二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:01:59
あ、あらすじ位なら、怪文書レベルの・・・
- 99二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:07:39
「足。」
微かな吐息に言葉を乗せ、シャカールは、その真っ白い足の甲を、跪くトレーナーの眼前に突き付けた。
トレーナーの視線はさっとその表面を撫ぜ、一度ぴたりと止まった後、戸惑いの色を湛えながら、シャカールに向けられた。薄い唇は微かに戦慄き、夕焼けに紅く煌めく耳朶は朱に染まっている。握り締められた手の甲は血管が膨れ上がり、彼の静かな興奮と昏い恐怖を如実に表していた。
───嗚呼、可愛い。
恋人に頬を張られた女が、それでも尚縋る時のようなその顔色に、喉を鳴らした。 - 100二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:09:58
「見てくれトレーナー、猫がいるぞ」
「あぁ、本当だ。けどちょっと怖いな」
「そうだな。特にあの目が怖い」
「おっ、喋ったぞ!」
「おぅ、よろしくな、ねこ〜!」 - 101二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:11:37
- 102二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:12:12
- 103二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 00:21:42
────超えていく、
────超えていく、
────超えていく、
────超えていけ。
アタシは、アンタらを忘れない。
共にこの生垣を超えたアンタらを忘れない。
この脚が折れても、アタシは飛び続ける。
そして今日も、アンタらと一緒に『超えていく』。
復帰戦、J・GII東京ハイジャンプのゲートが開いた────。
これもはや導入ちゃうわ(冷静) - 104二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 07:02:39
- 105二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 07:46:45
- 106二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 12:50:09
突如として謎のクローンウマ娘軍団がトレセン学園を襲撃
G1級のウマ娘をも遥かに凌駕する驚異的な身体能力に
デビューすらしていない新入生たちは成すすべもなく倒れていく…
イチ推しの後輩ちゃんをかばい、敵に包囲されてしまったアグネスデジタル
クローンウマ娘の一撃が彼女の競争生命を奪わんと牙をむいた刹那
信じがたいスピードで緑色に輝く暴風が彼女と敵の間に割って入った
渾身の一撃をあっさり受け止められた次の瞬間、クローンウマ娘は校舎の外へ吹き飛ばされていた
なにが起きたか理解が追いつかず呆然とするアグネスデジタルに
舞のように優雅な動作で襲いかかる敵を次々に投げ飛ばし続ける事務員は嫋やかな声をかける
「大丈夫ですかアグネスデジタルさん?」
「だからいつも言ってますよね。パワーはSじゃ全然足りないんです♪」 - 107二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 12:58:21
「トレーナーさん、起きて!」
休日の明朝、目が覚めたら下腹部に重さを感じる。上体を起こして起きたら見えたのはピンク色の髪、どうやらウララが起こしてくれたらしい。
しかしこんな朝から何か用があるのだろうか、シーツに手を着いてゆっくりと上体を起こす。
「どうしたんだウララ、こんな朝早くに」
「あのねあのね……ウララ、ヤンデレになる!」 - 108二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 13:31:56
このレスは削除されています
- 109二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 15:01:41
- 110二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 15:29:57
南條「すゑひろがりずと申します!」
三島『ィヨォーッ!』(ポン ※鼓の音
「『よろしくお願い奉りまするー!』」
『さてもさても』「何ぞ」
『"ウマ娘 可愛らし徒競走"というものが流行っているそうな』
「心得ておる!某、その"可愛らし徒競走"には詳しゅうござる!」『なんと!』
「じつはウマ娘たちの総本山、"教育中央学園"より、"教育者"にならぬかと誘いが来ておるのよ!」
『トレセン学園のトレーナーのことじゃな』
「…あな!あちらに"東京優駿'での勝利を目指すウマ娘たちが、"御披露目競争"を待たんとしておる!」
『教育者としてこれはというウマ娘をみつけ、"登用"しましょうぞ!』「心得ました!」
「おお、あちらに座すは黙せし鈴鹿」『サイレンススズカじゃ』
「あちらが東海帝王」『これはわかりやすいのう』
「春麗」『そのまんまじゃ』
「桜驀進王」
「琵琶早秀」
「待ち兼ね福来たる」
『……横文字のウマ娘はいずこ!!』(ポン - 111二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 15:33:13
- 112二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 15:49:01
「研修生の○○?嫌な奴だったよ。ていうか許さない」
そう笑顔で言ってのけるライスシャワーのトレーナーの言葉には怒りが含まれていた。
○○という男は一言で言うと無神経な男だった。そんな彼が老若男女問わず慕われるライスシャワーのトレーナーの怒りを買ったのはある出来事が原因だ。
ライスシャワーが1人で読書をしている最中に○○は急に後ろから呼び、パーソナルスペースをお構いなしにずけずけと踏み込んできた。ライスはその時点で○○に苦手意識を持ち出しているのに気づかず、ライス自身のことや彼女が慕うトレーナーのことを根掘り葉掘り聞き出そうとした。極め付けには彼女のトレーナーの呼び方を茶化され、無断で真似をされた。
その呼び方は彼への信頼や親愛がこもった大切なものなのに、それを土足で踏み荒らされた事実に耐えきれず、ライスは涙を流しながら走り去ってしまった。
そのことをライスから聞いたトレーナーは当然激怒し、○○を呼び出し、灸を据えようとしたのだが。
「あいつ、自分が何やらかしたのかわかってなかったよ」
生まれて初めて口より先に手が出そうになったよ。そう笑いながら語るトレーナーの目は笑っていなかった。 - 113二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 16:38:09
来るべき近未来・・・ 競バは第三のエネルギー革命ウマソウルによって
かつてない繁栄のときをむかえていた。
だが、その輝かしい平和の陰で激しくぶつかりあう二つの力があった。
世界征服を策謀する秘密結社、メジロ団 「我等がメジロの為に!!」
かたや、彼らに対抗すべく世界各国より集められた正義のエキスパートたち国際トレセン機構!!
そしてその中に史上最強のウマ娘ジャイアント(頭が)ビワハヤヒデを操縦する一人のウマ娘の姿があった。
名をウィハングチケット!!
「砕け!ジャイアント(頭が)・ビワハヤヒデ!!」 - 114二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 16:47:46
- 115二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 00:26:09
- 116二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 00:42:37
おまえらデジたんであそぶなや!
- 117二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 01:16:24
「へー、あのウマ娘が緊急来日ねぇ」
テレビに流れるニュースを見ながら、そのトレーナーは呑気にお茶をすする。担当ウマ娘との激動の3年間を終え、ほんの少しだけリラックスしているのだ。
「トレーナーさーーん!!ただいま帰りましたー!!」
「おかえり、バクシンオー」
トレーナー室の扉を勢いよくブチ開けるサクラバクシンオーに、トレーナーは温かい視線を送る。まだまだ二人の関係は終わらないが、束の間の休息も悪くない。
「トレーナーさん!!桜餅を買って参りました!!ですがトレーナーさんの分はありません!!」
「……なんで?」
両手でバッテンを作りながら残酷な宣言を放つ担当ウマ娘に、トレーナーは少ししょんぼりしながら理由を尋ねる。
「実は和菓子屋さんの帰り道、海外のウマ娘が迷子になっていたので道案内してさしあげたのです!学級委員長として!ですが私、英語があまり得意ではありませんので、代わりに桜餅をあげて意思疎通を図ったという次第です!いやぁ、私ってば賢いですね!桜餅が嫌いなウマ娘などいませんから!」
まぁ良いことをしたならいいかと、諦めて再びお茶を啜る。そして──
「いやぁ、美味しそうな名前のウマ娘なのは分かったんですけどね!ブラックキャビアさん!」
口に含んだお茶は、全て吹き出したのだった。 - 118二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 01:22:51
愉快なスレだな
- 119二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 01:26:41
「トレーナーさぁぁああん!!!」ガララッ‼︎
「おはようチケット。扉は静かに開けような」
「『愛してるゲーム』って知ってる!?」
「話聞いて?」 - 120二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 01:42:38
「ああ、コーナーであまり上体が傾かないように────え?」
「どうしたんですか、『オグリトレーナー』?」
「いや、なんでもないんだ。続けようか」
微かに聞こえた、懐かしい声。
故郷のみんなじゃない、でも絶対に聞き間違えない。
何度も共に喜び、悔しがり、笑って、泣いて。
あの声は──
(トレーナー……?)