ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って…そうだ……!Part21

  • 1二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:22:11

    オグリキャップとちゃん、さらにはちゃんの周りのあれやこれやを妄想して楽しむスレです。


    もっともっと困らせてやりましょう。

  • 2二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:22:29

    過去スレ一覧

    ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!|あにまん掲示板大量のにんじんを押し付けてやる!https://bbs.animanch.com/img/243226/595いくら良く食べると言ってもこの量は迷惑でしょ!これで体調でも崩せばいいのよ!bbs.animanch.com
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  • 3二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:25:25

    紹介スレ(裏スレ)なんだ

    こっちでは創作の質を高めたり関係あることを雑談したりする場所だったんだ

    初めての人は暇なときにでも見て欲しいんだ


    あれは「ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!」スレと言って|あにまん掲示板このスレから概念化してPart化したスレなんだhttps://bbs.animanch.com/board/255217/私にツンデレ(デレデレ)な後輩のイチちゃんの妄想を書き込むスレなんだとくにルー…bbs.animanch.com
    あれは「ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!」スレと言って Part2|あにまん掲示板このスレから概念化してPart化したスレなんだhttps://bbs.animanch.com/board/255217/私にツンデレ(デレデレ)な後輩のイチちゃんの妄想を書き込むスレなんだとくにルー…bbs.animanch.com
    あれは「ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!」スレと言って 2.5|あにまん掲示板このスレから概念化してPart化したスレなんだhttps://bbs.animanch.com/board/255217/私にツンデレ(デレデレ)な後輩のイチちゃんの妄想を書き込むスレなんだとくにルー…bbs.animanch.com
    あれは「ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!」スレと言って 3|あにまん掲示板このスレから概念化してPart化したスレなんだhttps://bbs.animanch.com/board/255217/私にツンデレ(デレデレ)な後輩のイチちゃんの妄想を書き込むスレなんだとくにルー…bbs.animanch.com
    あれは「ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!」スレと言って 4|あにまん掲示板このスレの紹介スレみたいな立ち位置で分裂してPart化したスレなんだhttps://bbs.animanch.com/board/255217/私にツンデレ(デレデレ)な後輩のイチちゃんの妄想を書き込…bbs.animanch.com
  • 4二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:29:10

    乙なんだ

  • 5二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:42:22

    このレスは削除されています

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:42:40
  • 7二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:44:31

    1ちゃんの概要
    名前:レスアンカーワン(仮)
    愛称:イチちゃん
    親友:オグリキャップ(本人は否定)
    後はふんわり

  • 8二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:44:53

    姿かたちもふんわり

  • 9二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:45:11

    10ちゃんの設定
    名前:エイジセレモニー(仮) アダルトデイズ(仮)
    愛称:モニー または セレちゃん
    ルームメイト:レスアンカーワン
    あとはふんわり

  • 10二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:45:27

    イチちゃんのお母さん
    あとはふんわり

  • 11二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:45:53

    wikiが開設されたんだ


    過去スレを辿って過去絵等を見るのが面倒な時はここを使うと良いんだ。

    編集のお手伝いをしてくれる方を常に募集しているんだ。特にSS系

    resanchorone @ ウィキ【7/18更新】レスアンカーワンwikiへようこそ https://bbs.animanch.com/board/255217/ を発端に、ウマ娘世界に爆誕した>>1ちゃん(仮名:レスアンカーワン)のまと...w.atwiki.jp
  • 12二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:46:09

    ◇ルールのようなもの◇


    前述した通りここはオグリキャップと>>1ちゃん、さらには>>1ちゃん周りのあれやこれやを妄想して楽しむスレなんだ

    あくまで楽しむ場なのであまりに直接的なセクシー表現・演出は自分の中だけに取っておいて欲しいんだ

    かといってあまりガチガチに縛ると表現が限られてしまうので、そこはあくまでも自由にというスタンスなんだ

    地産地消なら問題ないんだ

    紳士ルールというやつなんだ

    設定とかもふんわりなので、>>1ちゃんの名前はもちろん、関係性やレース成績なども貴方の思うがままなんだ

    そうしてあなたが生み出した概念や物語は何もにも代えがたい素晴らしいものなんだ

    他の人にも受け入れられるように配慮しつつ、そのうえで自分が楽しめるようにしていく、という流れなんだ

    Take it easyなんだ


    次スレは>>190に任せるんだ


    よろしくお願いするんだ

  • 13二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:47:34

    スレ立て乙なんだ
    イチママがお気に入りなんだ

  • 14二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 23:00:32

    200で岐阜が誕生してる!!

  • 15二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 23:02:18

    なに オグリとイチのスレなんだから岐阜も生まれる

  • 16二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 07:56:26

    立て乙なんだ!

  • 17二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 12:34:30

    立ててくれてありがとうなんだ

  • 18エスコンの人23/01/16(月) 19:00:34

    Ace Combat Zero Soundtrack - Testimony 1

    シリウスシンボリ

    生涯戦績26戦4勝(海外14戦0勝)

    主な勝鞍 日本ダービー(GⅠ)

    “天狼、唯我独尊の開拓者”

    ずば抜けたカリスマと気宇壮大な野心を胸に世界を翔け抜けたウマ娘。

    毎日王冠にて“芦毛の怪物”と対決。

    次走の天皇賞秋では“白い稲妻”とも対決した。


    現在はドリームトロフィーリーグに参加する傍ら、複雑な事情を持つウマ娘達の指導のみならず学園運営者に向けて彼女たちの救済を訴え、日々活動をしている。

  • 19エスコンの人23/01/16(月) 19:01:14

    ダービーを勝った後、すぐに欧州に向かった。不測の事態とやらで皇帝様の欧州行きが御破算になって私一人で走ることになった。まあ、望むところではあったけどな。
    いつまでも人の上に君臨し続けてるアイツの鼻っ面を圧し折って、私こそが天辺に君臨し輝く一等星になるつもりだった。──ま、そう上手くはいかなかったんだけどよ。
    当時の欧州は文字通り化け物の巣窟だった。特に凱旋門賞。後先見てもあれだけ桁違いな怪物揃いのレースは早々拝めないだろうさ。

    日本に帰って二戦目、毎日王冠。初戦の函館記念こそ落としたが芝の違いに足取られた結果だ。十二分に足も慣らして万全のコンディションだった。まして、欧州ほどの化け物なんざこの国でいえばあの皇帝様やスーパーカークラスかそれ以上の存在だ。そんなもんそうそういない。そう思っていた。あのときやけに注目を集めていたあの芦毛のアイツも含めてな。

  • 20エスコンの人23/01/16(月) 19:01:35

    あの時の毎日王冠も国内の強者揃いだったのは間違えねえ。伊達に“スーパーGⅡ”なんて呼ばれちゃいねえってこった。だがな、そんな強者の誰しもがただ一人を徹底的にマークしてやがった。他でもねえアイツだ。
    レーススタートしてから全体的にスローペース。誰も前に行こうとしねえ。じっと後ろの一人に夢中になってやがる。
    大きく状況が動いたのは大欅を越えたあたりだ。アイツが仕掛けた瞬間、他の連中が一気に動き出しやがった。
    全員がヤツの進路を塞ぐ形で壁になったのさ。あれは一言で言えば檻だ。あの場のやつと私を抜いた9人全員がアイツを閉じ込めて消耗させて仕留めようって腹積もりだったんだろうさ、偶然とはいえな。巻き込まれたこっちとしちゃいい迷惑だ。
    内も外も完全に塞がれて身動き取れないアイツを見て、誰もが終わったと思った。隣で走る私を含めて。
    あとは自分たちのレースだ。そう思った時だ。
    アイツは大外をそれも最大外を走りやがった。檻を簡単に抜け出しやがったんだ。すかさず私も後を追ったさ。勝負を仕掛けるならここしかない。
    ずっと9人にマークされ続けてたんだ。その上、最大外からのラストスパート。
    『こいつはもう体力は残っていない』
    この勝負は勝った──そう思ったんだがな。
    アイツはそんな常識を遥かに上回ってゴール板を翔け抜けやがった──私よりも先にな。
    レースにはたまにああいうやつが現れる。特異体、時代のキーパーソンってやつだ。

    GⅠ級。全員がアイツより経験も豊富な百戦錬磨。そんな連中相手に後方から大外廻って差し切って勝つ。
    なんてことはねえ。噂通りの“怪物”。ただそれだったわけだ

    その後の天皇賞秋も終わってふと思っちまった。
    『私らの時代は終わっちまったんだ』ってな。

  • 21エスコンの人23/01/16(月) 19:02:47



    ──あん? まだ何か聞きたいことがあるのか?
    “レスアンカーワン”? 誰だそいつ?
    ──ああ、あの面白え女のことか!
    ああ、よーく知ってるさ。あんなに嗤ったのはそう何度もないからな。
    そうだな……、今私はえらく舌と喉が乾いてるんだ。長々と“芦毛のアイツ”のことを話してたせいでな。飲み物の一杯でも奢ってくれりゃ口の滑りも良くなるんだがなあ……。
    ──いいこだ。

  • 22エスコンの人23/01/16(月) 19:03:07

    それで? あの女のことだったか?
    アイツと初めて会ったのは毎日王冠の前だったか。
    毎日王冠に向けて調整に向かおうとした時、どっかから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
    校舎裏の方からな。
    覗いてみりゃ私が面倒を見てやってる後輩だった。
    その後輩が3人ばかし集まって誰かを囲い込んでた。壁に追い込んでな。
    陰で話を聞いてみればくだらねえ話しさ。

    「最近、勝ててきてるからって調子に乗ってる」
    「オグリギャルと呼ばれて有名になってるのが気に入らない」
    「オグリキャップの名声の“おこぼれ”をもらって目立てているだけ」

    なんてことはねえただの嫉妬ややっかみだ。
    別に珍しいもんでもない。出る杭を忌々しく思うやつもいる。自分より眩しく輝くやつを妬ましく思うやつもいる。自分にとって目障りに思うやつをどうにかしようとするなんざ“ここ”だけじゃなく何処にでもあるこったろ? 本当にくだらねえ話しさ。

    だが、そのくだらねえ話を聞いて囲まれてる相手が誰か分かった。
    芦毛のアイツと一緒によくいるあの女。そう、レスアンカーワンだ。
    様子を見て思わず感嘆の声が出ちまったよ。後輩たちが凄んで見せているのに睨み返してたんだよアイツ。ただ、体は震えてたから虚勢を張ってただけかもしれねえけどな。
    ただ、あの力強い意志が宿った目だけはなかなか見ねえ。
    それが気に入らなかったのか後輩の一人がな、こう言いやがった。
    あの芦毛は運が良かっただけだ。ぽっと出のやつが“たまたま”連勝を続けてきただけだ

    ──本物と走ることになればあんな田舎者、惨めに負けるに決まってる。

  • 23エスコンの人23/01/16(月) 19:03:41

    その瞬間だ。空気が変わりやがった。
    あの女が後輩に詰め寄って言ったんだ。

    『運が良かった? ふざけんな!! 運が良かっただけでレースに勝てるわけない!!』
    『あいつは誰よりも練習に打ち込んで、誰よりも勝つための努力を惜しまない』
    『お気楽で、能天気で、大飯食らいで、鈍感だけど、いつだって誰かのために走り続けることができるウマ娘だ』
    『自分のことすら満足に努力できないやつが、あいつのことをよく知らないやつが勝手にあいつを馬鹿にすんな!!』

    それで思わず嗤っちまった。
    なんせさっきまで精一杯虚勢張って怯えてたやつが、急に堂々として褒めてんのか馬鹿にしてんのかわからねえことを吠えてみせたんだからそりゃ嗤っちまうだろ。
    ただな、その時のあの女は威勢と振る舞いだけは“本物”だった。

    もう少し見ていようかとも思ったが、私はすぐに止めに入った。
    ──アイツを助けたのかって? んなわけねーだろ。そんな義理もねーよ。
    私はただ後輩共のくだらねえ真似が気に入らなかっただけだ。そんな無駄なことに時間を費やすくらいならその時間を走り込みに使ったほうが有意義だと思っただけさ。まして、私が面倒を見てやってるやつなら尚更な。

  • 24エスコンの人23/01/16(月) 19:03:54

    ──その後? 別に大したことはねえよ
    何を勘違いしたのか芦毛のアイツが駆けつけて、私に突っかかってきたり、皇帝様がやってきてひと悶着あったり、散々だ。
    おもしれーもんが見れた代わりにホントひでー目にあった。
    それだけさ。

  • 25二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:06:25

    シリウスかっけえ…

  • 26二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:09:09

    >>24

    オグリ馬鹿にされて目の色変わるイチちゃんいいぞお

  • 27二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 07:57:20

    いい…

  • 28二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 12:47:04

    書いていただきありがとうございますなんだ!

  • 29二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 13:09:42

    >>急に堂々として褒めてんのか馬鹿にしてんのかわからねえことを吠えてみせたんだからそりゃ嗤っちまうだろ。


    ここいいっすね・・・

  • 30二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 14:28:52

    バカ重いオグイチって書いていいのだろうか……

  • 31エスコンの人23/01/17(火) 14:42:52

    >>30

    take it easy


    気ままに書いていいんだ!


    書いてください

  • 32二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 14:57:31

    >>31

    ありがとうなんだ!早速書いてくるんだ

  • 33二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:54:41

    重い話ってどういう方向になんだ…
    とにかく座して待つ!

  • 34◆pIX2wg6xl623/01/17(火) 22:36:41

    イチが風邪をひいた、とは誰から聞いたか。
    思い出す間もなく、私はイチにお粥を与えている。
    「ほら、あーん。」
    「あー……む。」
    濡らしたタオルを頭に乗せて布団に入っているイチの隣で、ボウルとスプーンを持っている私。
    イチのため、だと思えばこのお粥に食欲の矛先が向かうことも無くなったのは、可笑しいと思うべきか誇るべきか。
    上気した頬と潤んだ目を向けてくるイチが、ただただ愛おしくて。
    お粥を乗せたスプーンを差し出せば、素直に…何も考えずに口を開けてくれる。
    腹の中で何かが疼くのが分かった。
    「ん……少し席を外すぞ。いいか?」
    最悪の万一を懸念して桶を取りに行こうと席を立つ。
    すると、ぐいと裾を引っ張られた。
    「……いっしょにいて…」
    「……っ」
    ああ、そんな可愛い顔をしないでくれ。
    そんな可愛い声をしないでくれ。
    また、君を…イチを好きになってしまう。
    歪んだ笑みを隠すこともせず座ったが、イチには気づかれていなかったらしい。
    桶はタマに持ってきて貰おうとLANEを開いた。

  • 35◆pIX2wg6xl623/01/17(火) 22:36:59

    ここからゲロ描写なんだ
    ───────────────────
    タマから桶とお粥のおかわりを受け取り、イチの看病を続ける。
    何口か食べさせた後イチを寝かしつけていると、いきなりイチが上体を勢いよく起こした。
    「ど、どうした?」
    「桶、桶………っ」
    想定していた万一が来たらしい。
    急いで足元に置いていた桶を手渡す。
    半ば奪い取るように、イチが急いで嘔吐の姿勢に入る。
    「っ……」
    咳き込んでから、胃の内容物を体外へ発散させる。
    くぐもった音はこちらにまで吐き気を誘うが、そこはなんとか根気で抑える。
    ビシャビシャと音を立て桶に吐瀉物が溜まっていく。
    ツンとした匂いが鼻を突く。
    少し経って、ようやく発散が収まったようだ。
    「ごべ、んね……っ」
    「いや、大丈夫だ。」
    差し出された桶を受け取った。
    その揺れで、内容物が波を立てる。
    その波は、私の桶を握った右手親指に当たった。
    ぴちゃり、とイチの体温が伝わる。
    桶を自分の後ろに置く。
    体をねじったまま、親指を自分の顔に近づける。
    すえた臭い。でもイチのものだと思うと吐き気はしなかった。
    むしろ………

    ゲロはここまでなんだ
    ───────────────────

  • 36◆pIX2wg6xl623/01/17(火) 22:37:21

    ぐぎゅるるるるる……
    瞬間、異様な音が部屋に響く。
    「………あ。」
    それが私の腹から出た音だと気づくのにはそうかからなかった。
    「……タマも呼ぼう。」
    自分はここから動けない。
    タマにご飯を持ってきてもらうのと、桶の事。
    左手で、いつの間にか眠っていたイチの頭を撫でる。
    髪を通じて伝わる体温が、いやに愛おしく感じた。

  • 37◆pIX2wg6xl623/01/17(火) 22:38:55

    終わりなんだ◇
    久しぶりにここで書けて楽しかったんだ◇

  • 38二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 07:40:08

    >>37

    これはまた懐かしい方が!


    お帰りなさいなんだ!!

  • 39二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 07:41:17

    Bene(良し)なんだ

  • 40二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 12:37:50

    投稿乙なんだ

  • 41二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 13:12:04

    >>37

    久しぶりじゃないか!

    そして相変わらずニッチな趣向じゃないか!

  • 42二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:28:44

    重い話と聞いてまっさきにヤンデレCDネタを想像してしまったんだ

    (ドアをノックして開ける音)
    オグリ、まだ起きてる?
    ごめんね、こんな時間に。今日のこと謝っておこうと思って。
    どうしても外せない用事があったから、オグリに美味しいご飯を作ってあげられなくて本当にごめん。
    ううん、気にするわよ。だってオグリはいつも私のお弁当を楽しみにしてくれたんだから。
    冷凍食品も考えたんだけど、オグリにはやっぱり手作りのお料理食べてもらいたかったから。
    ・・・でも大丈夫。明日からはちゃんと作るわ。
    別にオグリのこと嫌いになったとかそういうわけじゃないの、本当だってば!
    どっちかっていうと——フフッ。ううん、何でもない。何も言ってない。本当に、何でもないから・・・

  • 43二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:31:09

    >>42

    懐かしくて草なんだ

  • 44二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 07:39:25

    みなさんおはようございますなんだ(保守

  • 45二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 12:45:36

    ありがとうなんだ!

  • 46二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 18:34:21

    >>42

    ツンデレイチがヤンデレになっとる…

  • 47二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 00:31:55

    素晴らしいんだ!

  • 48二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 08:00:26

    おはようなんだ(保守

  • 49二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 13:27:34

    愛がはちゃめちゃに重馬場なオグイチは健康に良いしいずれガンに効くようになる

  • 50二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 13:30:20

    >>49

    迅速な検証が欲しいですね

  • 51二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 20:31:21

    ここ最近の寒さに耐えきれず湯たんぽを求め、夜中にイチの部屋にこっそり忍び込むオグリ
    しかし寝ぼけていたのもあり、オグリは間違ってモニーのベッドにもぐり込んでしまう
    翌朝イチが目にしたのは、同じベッドで眠るモニーとオグリの姿だった・・・

  • 52二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 08:03:03

    ギリギリの保守なんだ

  • 53二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 13:55:15

    >>51

    まさかのオグモニ!

    修羅場と見せかけてイチちゃん泣き出しそうなんだ

  • 54エスコンの人23/01/21(土) 18:34:34

    ss書く時のアイデア出しに聴いてるbgm

    LISAさんの『だってアタシのヒーロー』がオグリとイチの双方の視点みたいで最高にてえてえです

  • 55エスコンの人23/01/21(土) 18:35:58

    >>51

    何とも続きが気になる展開ですなぁ

  • 56了船長23/01/21(土) 20:25:25

    スレについて他言・流布をしないというルールがあるのは痛いほど十二分に分かっているのですが、色々あって辛抱たまらずブラジル人の友人にイチちゃんを紹介したところ、いたく気に入っていました。

    彼の代理で、彼の描いた4コマ漫画を掲載します。

    Muito obrigado, Done氏。

  • 57エスコンの人23/01/21(土) 20:27:44

    >>56

    すげぇ……

    オグイチのグローバル化……

  • 58二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 20:30:31

    >>56

    おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

    2人とも可愛い!可愛すぎるうううううううううううう!

  • 59温泉23/01/21(土) 20:50:58

    >>56

    すげえ尊え!!!っていう悦びとかの気持ちと

    すげえ負けた!!!っていう悔しい気持ちが混ざって

    結果、崇拝に落ち着いた


    凄いね……

  • 60二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 21:21:08

    >>56

    イチちゃんかわいいんだが?

  • 61二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 22:36:00

    まさかイチちゃんが国境を超えるとは・・・
    感動した

  • 62二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 23:51:09

    >>56

    アカン

    ニヤけながら見てた

  • 63二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 08:05:18

    >>56

    すごくかわいいんだ!

  • 64二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:28:45

    >>51 続きはまだ書いてないんだ


    寒い日の早起きが大変かって言われたら、そりゃあ大変に決まってるわ。

    なのに早起きして寮のキッチンに向かう理由?

    たぶんそれはきっと、アイツの喜ぶ顔が見たいからなんだろう。悔しいけれど。

    だってアイツは何だって美味しそうに食べてくれるから。

    特に私の作るものは美味しいって言ってくれるから。


    ——さて、今日のお弁当のおかずは何にしようか。

    ようやく顔を出した太陽の光がカーテンのすき間から入り込み、部屋はうっすらと明るい。

    私は自分のベッドから下りようとして、何となく向かいのモニーのベッドに視線を移した。

    そこで私は異変に気付く。

    明らかにモニーの掛布団がふくらんでいる。

    どう見ても、ひとり分の大きさじゃない。


    私はそっとモニーのベッドに歩み寄る。

    手の届く距離まで近づくと、寝息がかすかにふたり分聞こえてきた。

    ——タマ先輩が夜中のうちにもぐり込んできた?

    ウマ耳に意識を集中させる。

    聞きなれたモニーの寝息に混じる、もう一つの音。

    タマ先輩じゃない。いいや、タマ先輩よりも聞きなれた音。

    これは、たぶん、アイツの寝息?

    そんなはずがない。

    アイツがモニーと同じベッドで寝てるわけがないもの。

    起きたばかりだというのに心臓がどくんどくんとやけに大きく動いている。


    後悔するかも、なんて思いつつ。

    私は掛布団を音を立てないようにめくった。

  • 65二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:18:59

    >>64

    (アカン修羅場の予感が…)

  • 66エスコンの人23/01/22(日) 21:12:50

    実況『さあ、第4コーナーを抜けて直線へと差し掛かる。すべてのウマ娘たちがラストスパートをかけていきます!!』

    イチ「わああ……!」

    イチ(幼い頃の私は、レースのある日は決まってテレビの前を陣取ってテレビの向こうの光景を目に焼き付けていたっけ)

    イチ(レースを走るウマ娘はみんな綺麗で輝いていて、いつだって私を夢中にした)

    イチ(いつからだったっけ。私が彼女たちと同じ場所に立ちたいと思うようになったのは)

    イチ(いつからだったっけ。憧れが自分の夢に変わったのは)

  • 67エスコンの人23/01/22(日) 21:13:04

    イチ「お父さん、お母さん」

    イチの父親「ん?」

    イチの母親「なあにイチちゃん?」

    イチ「私も──。私もあそこに立ちたい!」

    イチの父親「──!!」

    イチ「私もあんな風に輝いてみたい!」

    イチの母親「──ええ、そうね。うん、きっとなれるわよイチちゃんなら」

    イチ「ホント!?」

    イチ「うん!! イチちゃんもきっとあの娘たちみたいに輝くことができるわ」

    イチ「やった!! アタシなる!! 絶対になってみせる!! あんな風にキラキラしたウマ娘になっていっぱい勝って、お母さんたちにかっこいいところ見せてあげる!!」

    イチ(これが私の始まり──レスアンカーワンの最初の物語)

  • 68エスコンの人23/01/22(日) 21:14:16

    イチちゃんの始まりはこんなんだったのかな、とキャラストーリーを眺めながら気がついたら書いていたんだ

  • 69二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:43:52

    ここから中央へやって来たポッと出の田舎芦毛ウマ娘に会うんだ
    オグリと会う前のイチちゃんはまだレースで目立ってないイメージなんだ

  • 70二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:48:55

    >>64

    続きが気になりすぎる!

  • 71二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 07:47:54

    期待!

  • 72二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 17:41:48

    保守なんだ

  • 73二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:52:30

    モニーちゃんとタイシンの繋がりとかあったら面白いなって最近思いついたんだ。
    実際、二人は知り合いの知り合いって感じでそんなに接点は無いんだけど、ゲーセンのスコアとかオンゲーのつるみとかで知らず知らずのうちに付き合いが生まれてたら面白そう

  • 74二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:05:55

    >>56

    これの何が尊いって、イチちゃんとオグリさん呼びとか、オグリが頬杖ついてる表情とかもうたまらないですよね

  • 75二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:07:59

    イチちゃんがいい子だって描写さればされるほど最初に悪意を持ってにんじんを渡したという行為に対して自責の念が深くなることに愉悦が止まらないんだ
    それを晴らしてくれるのがオグリなのもまた尊さが止まらないんだ

  • 76二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 23:47:02

    >>74

    前面同意だあ

  • 77二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 00:12:13

    >>64

    布団をめくって目に飛び込んできたのは——予想通りで、予想したくなかったもので。

    パジャマが乱れたモニーに抱きついているのは、芦毛のムカつくくらい顔がいいウマ娘。

    モニーのパジャマがはだけているのは、きっと抱きつかれたオグリから抜け出そうとしたせいだろう。

    そんなことは頭でもわかっている。

    けれども、オグリがモニーに抱きついている光景を見ているのはものすごく気分が悪かった。

    「……起きて」

    ふたりとも反応はない。

    モニーもオグリも気持ちよさそうに眠っている。

    その幸せそうな表情は、私の神経をなおさら逆撫でた。

    何なのよ、本当にムカつく。

    私はオグリのウマ耳をわしづかみにしてやった。

    「起きろって言ってんでしょ!!」

    私は耳元で思いっきり叫んでやった。


    ◇◇◇

    『チビ達が急に体調を崩してなぁ。ちいっとばかり実家に帰るわ』

    ルームメイトのタマはそう言って、急きょ泊りがけでいなくなってしまった。

    部屋には私ひとりきり。

    芦毛の怪物、なんて世間から呼ばれてはいるけれどひとりぼっちでいるのは少しだけ心細いんだ。

    ましてや今夜みたいに、やけに寒い日はなおさら。

    すっぽりと頭から羽毛布団をかぶる。

    自分で自分を抱きしめるように、布団の中で丸くなる。

    夜中になっても体は温かくならない。

    眠れないせいでふわふわした足取りのまま、私は栗東寮の廊下をさまようように歩いた。

    無意識にたどり着いたのはイチの部屋だ。

    幸いな事にカギはかかっていない。

    だから私は、すっかり安心しきってしまっていて。

    とりあえず入りやすそうなベッドの方にもぐり込んでしまったのだ。

    それが取り返しのつかない失敗だとわかったのは——イチにウマ耳をわしづかみにされ、耳元で叫ばれた時だった。

  • 78二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 08:11:12

    続きが楽しみなんだ!

  • 79了船長23/01/24(火) 09:52:39

    >>74

    いやあのほんまにこれでして、代理とはいえ自分が投稿したのであんまり自分の感想をむやみやたらに書くもんではないと思っていたのですが、このレス一つで全て代弁してもらえてほんとありがとうございますなんです


    イチちゃん史(?)において、最初期はオグリキャップさんのことを「オグリさん」と呼んでいたと確信しているのですが(※個人の妄想です)、そうだったと仮定するならば、この4コママンガは「まだ『さん』づけするほどの距離感と時間の浅さが残ってはいるものの、イチちゃん側からありきたりで小さなイタズラをアプローチできるほどの関係性」が見えてきてとてもとても、とても良い。滋養強壮に満ち溢れている(※個人の妄想)。

    まだ遠いけれど、自分から近寄って行こうと思える(しかしその心中ではイチちゃん自身が「悪事」と信じている行動を取ってしまっているのがミソ)。あまりに悲劇的です


    2コマ目では「人参を食べさせようとしている意図」を理解しているのではなく、「『あー』って言って」と言われたので、あー、と言ってるだけのオグリキャップさんもほんとかわいい。オグリキャップさんに対する解像度が高い(※個人の)。


    そして最後のコマでは、我を忘れてオグリキャップさんの口にひたすら人参を放り込むことで、結果的に、規模は小さいものの「困らせる」ことに成功しているイチちゃんも本当に好きです(※個人)。本人はオグリキャップさんの純真さに受けたショックを解消するのに忙しそうで、それに気づいていない描写もとてもいい(※個)。Done氏は本当にOtakuとしてのレベルが高い


    全体的にギャグテイストではありますが、かなり"OgurIchi"について造詣が深い。


    天才はいる。悔しいが。

  • 80二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 13:19:53

    >>79

    神はいるそう思った

  • 81二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 13:20:56

    >>77

    久しぶりに胃がキュってなる展開に出会った


    続きが気になって夜しか寝られない

  • 82二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 13:45:05

    >>77

    これはオグリが謝り倒す展開か…⁉

  • 83二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 14:29:48

    >>79

    (荒ぶっているな…分かるから無理もないが)

  • 84二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 19:26:45

    >>79

    船長が元気そうでなにより!

  • 85二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 00:41:51

    >>64 >>77

    イチに耳をつかんで叩き起こされた瞬間、私はただただ混乱していた。

    隣で眠っていたと思ったイチが、どうしてベッド脇に立っているんだ?

    どうして私の耳をわしづかみにして怒鳴っているんだ?

    この場にいるのは私、イチ、そして―—私と同じベッドで寝ているウマ娘。

    眠っているウマ娘はよく知っている顔だから見間違えるはずもない。

    イチのルームメイトである、エイジセレモニーだった。

    彼女もまた、イチの大声で飛び起きたのだろう。

    乱れたパジャマを直す余裕もなく、何が起こったのかわからずぽかんとしていた。

    ここでようやく気が付いた。

    ——私は昨夜、間違えてモニーのベッドにもぐり込んでしまったんだ。


    「……何か言い訳はありますか? オ グ リ キ ャ ッ プ さ ん ?」

    ドスのきいたイチの低い声。

    丁寧な口調がやけに怖くてしょうがなかった。

    「あぁ、いや、そのっ、ベッドを間違っただけなんだ!」

    「ふーん、間違えた『だけ』なら仕方ないわね。べったりモニーに抱きついてたのも、仕方ないってことかしら?」

    「いや、私は、その……」

    何かに抱きついていないと眠れない時があるんだ、なんてことは恥ずかしくて言えなかった。

    もう子どもじゃないんだから。


    「……まあいいわ。もう時間がたっちゃったし、今日は朝のお弁当を作る時間はないわね」

    「なっ」

    イチがお弁当を作ってくれない。

    その事実は思ったよりも重たく私にのしかかる。

    「私は着替えるから、自分の部屋に戻ってもらえるかしら。オグリキャップさん?」

    まただ。

    やめてくれ、と叫びたかった。

    イチにそんな冷たい声で他人行儀で話しかけられるなんて、私には耐えられそうにないんだ。

  • 86二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 07:52:40

    嫉妬なんだ?
    投稿乙なんだ!

  • 87二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 08:35:03

    >>85

    起き抜けこんな地獄みたいな修羅場見せられるモニーちゃんかわいそうw


    雑誌か新聞の小説欄みたいな連載方式もいいな

    余韻も楽しみつつ続きが気になって仕方ない

  • 88二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 13:07:13

    乱れたパジャマで誤解はさらに加速する…!!

  • 89二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 13:19:27

    寮対抗大運動会
    ・借り物競走にてオグリキャップ、お題の
    自分の宝物を引き当てイチをお姫様抱っこして全力疾走する模様。
    当然のことながら周囲からは黄色い歓声が上がる

  • 90二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 13:20:02

    ・障害物競走内の仮装でモニー、お姫様のようなをふりふりドレスを着ることになる。自分のキャラとまったく違う格好をすることになり赤面するだけじゃなく、友人達からの優しい視線に耐えきれず蹲る。
    タマモクロスからは概ね好評で満更でもなくなる。

  • 91二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:27:49

    保守なんだ

  • 92二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:59:58

    >>64>>77>>85

    「もう部屋に戻ったら? 朝のトレーニングの時間がなくなるでしょ」

    レスアンカーワンはオグリキャップに冷たく言い放った。

    「ま、待ってくれ」

    「言い訳は聞きたくないの。お願いだから出て行って」

    でないとあなたのことを嫌いになってしまいそうだから——という言葉はすんでのところで飲みこんだ。

    とにかく今は心を落ち着けたい。

    ふにゃりとウマ耳がしおれてしまったオグリを見ていたら、胸がざわついてしょうがなかった。

    泣きそうな顔のオグリが部屋を出ていく。

    ごめん、と涙まじりに残していったオグリの言葉は、私の心にトゲみたいに残っていた。


    「あ、あのさぁ……なんかゴメン」

    「別にモニーは悪くないわ。あの芦毛のおバカが悪いのよっ」

    モニーまでしゅんとウマ耳が倒れてしまっている。

    むしろモニーは被害者だ。

    寝ぼけたオグリが勝手にベッドにもぐり込んできて、勝手に湯たんぽ代わりにされたんだから。

    オグリといっしょに寝たら大変だ。

    一晩ぎゅーっと抱きつかれて、湯たんぽ兼抱き枕替わりにされる。

    まあ、私はすっかり慣れてしまったんだけど。

    「オグリさん、だいぶ落ち込んでたっぽいけど……いいの?わたしが言うのもアレなんだけどさ」

    モニーに抱きついて眠っていたオグリの幸せそうな寝顔が脳裏をよぎる。

    体じゅうの血液が沸騰しそうな、どろどろした感情。

    私はそれをなんとか抑えこんだ。

    「事故みたいなものだから。もう怒ってなんかない。怒ってなんかないわ」

    「いや、どう見ても顔が怒って——」


    「何か言った?」

    「スミマセンなんでもないですっ。あっそうだ、授業が始まる前にひとっ走りしてこようかな!」

    朝練をすることなんてめったにないのに、モニーは慌ただしくジャージに着替えて部屋を飛び出していった。

    彼女には悪いことをしたな、と少し申し訳ない気持ちになる。

  • 93了船長23/01/26(木) 01:01:08

    「あー! 寒い!」
    「今日は一段と冷えるやっちゃな」
    「エアコンとストーブつけましょうって~」
    「アカン、電気代勿体ないやろ」
    「ゼッタイつけたほうが幸せになりますって。費用対効果ってあるじゃないですか」
    「元が少なければ、いっちゃん効果が高いと言えるなぁ」
    「ゼロだったらどうやったってゼロになっちゃうんですけど」
    「足し算と引き算で考えればええねん」
    「……」
    「納得いかんちゅう顔やな」
    「いかないっす。絶対暖房付けたほうがイイもん」
    「ほれ、着込み着込み。でんち、貸したる」
    「うーーん……」
    「着ないまま寒い言うんも筋が通っとらんやろ。ほい」
    「……えいッ」
    「わわわ、何するん、降ろせ降ろせ」
    「タオルケットも持ってこよ」
    「なんやっちゅうねん!」

    〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●

    「これでよし……なんですか、納得いかないって顔して」
    「……くっつきたいって素直に言うたらええやん」
    「身体が小さい動物って、体温が高いらしいですよお」
    「やかましいわ」
    「イヤでしたか」
    「……ま、悪い気はせえへんわ」
    「良かった」

    了 (保守)

  • 94二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:08:48

    >>92

    続き全裸待機


    >>93

    贅沢な保守!

  • 95二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:10:59

    ≫≫一晩ぎゅーっと抱きつかれて、湯たんぽ兼抱き枕替わりにされる。
    まあ、私はすっかり慣れてしまったんだけど

    おい



    おいおい

  • 96二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 08:22:19

    かわいい!!

  • 97二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 18:38:11

    続きが楽しみなんだ

  • 98二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:26:20

    待ってるんだ!

  • 99二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:30:24

    朧気ながら浮かんできたんですオグモニという言葉が…

  • 100二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:47:41

    >>93

    尊いミサイル全弾発射ですわ

  • 101二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 22:41:14

    >>99

    有能議員!

  • 102二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:06:05

    >>99

    1年を経て新境地に到達するとは

  • 103二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:14:00

    >>64>>77>>85>>92

    「あのさー、いい加減許してあげたら?」

    「別に。もう怒ってなんかないっ」

    「うそだ、眉間にシワがよってるもん」

    ぴっ、とモニーが私の眉間に指をあてる。

    そのままぐりぐりともみほぐされた。

    昼時の混雑したカフェテリアでこんなことをされるのは少し恥ずかしかったけれど、実はちょっとだけ気持ちいい。

    自分でも気づかないうちに目つきが悪くなっていたんだろうか。

    じんわりと目のあたりがとろけそうになってしまう。


    「じゃあさ……いっそのことオグリさんからわたしに乗り換えちゃう?」

    少しだけ、ぼーっとしていた私は一瞬何を言われたのかわからなかった。

    「ちょっ、モニーたらなに言って——」

    冗談まじりにモニーが小悪魔っぽい笑みを浮かべた、その直後。

    がしゃん、と大きな音がカフェテリアに鳴り響いた。

    カフェテリアにいるウマ娘がいっせいに音のする方に振り向く。

    その中心にいたのは——オグリだった。

    オグリの足元には空になった食器が散らばり、床にはトレイが転がっていた。


    「あっ、あぁ……」

    声にならない声。

    今にも決壊してしまいそうな泣き顔。

    そんなオグリの様子を目の当たりにして、私はモニーとの会話を聞かれていたんだと確信した。

    ふと、オグリと視線が合う。

    アイツのアクアマリンのように澄んだ瞳がぷるぷると揺れていた。

    捨てられた子犬みたいな目だ、なんて思っていたら。

    くるりと背を向けてオグリはその場から逃げ出した。

    「待って! モニーごめん、後はまかせるから」

    あいよー、と気の抜けたモニーの返事を背中に聞きつつ。

    たぶん今まで最高に無理をしたスタートダッシュで、私はオグリを追いかけた。

  • 104二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:45:58

    このレスは削除されています

  • 105二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:05:11

    素晴らしいんだ!

  • 106二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 12:49:53

    続きをまってるんだ

  • 107二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:51:39

    >>64>>77>>85>>92>>103

    「なぁモニちゃん……なんでわざわざオグリとイチちゃん煽るようなマネしたんや」

    オグリキャップとレスアンカーワンが走り去り、ざわつき始めたカフェテリア。

    タマモクロスは険しい顔でエイジセレモニーに詰め寄った。

    「いやね、たまーにムカつく時あるんですよね。イチからは愚痴みたいなのろけ話聞かされる時もありますから」

    けろっとしたエイジセレモニーを前にして、タマモクロスの表情がさらに険しくなる。

    だがエイジセレモニーはさして気にかける様子はない。

    その場にしゃがみこんでオグリキャップが落とした食器を片付け始めた。


    「……モニちゃんまさか、本気でイチちゃん狙ってるワケやないよなぁ」

    「さすがにそんな野暮なことはしませんよ。だって——」

    「だって?」

    「わたしなんかが、イチとオグリさんの間に割り込めるわけないでしょ?」

    エイジセレモニーはそう言って困ったように笑って見せる。

    その顔を見て、ふっとタマモクロスは肩の力を抜いた。


    「せやな。モニちゃんの言う通りや」

    タマモクロスはしゃがみ込み、エイジセレモニーと一緒に食器を片付ける。

    「雨降って地固まる、ってヤツですよ。わたしはちょっとばかり雨を降らせただけですから」

    そう言ってエイジセレモニーはにやりと笑う。

    レスアンカーワンとオグリキャップの不仲をなんとかするには、きっかけが必要だ。

    だからきっかけを作ってやったのだ。

    「かなわんな。我が後輩ながら、恐ろしゅうなってきたわ」

    つられてタマモクロスも八重歯をのぞかせる。

    ——オグリとイチちゃんは、きっと大丈夫やろな。

    タマモクロスには、そんな確信があった。

  • 108二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:55:59

    ↑長々と続けるのもアレなので明日夜には完結させたいと思います
    コメントも頂き本当にありがとうございます
    寒波でも心はあったかいんだ

  • 109二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 02:32:08

    >>108

    ふうハッピーエンドが分かってるから耐えられるぜ!

  • 110二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:32:23

    >>108

    投稿乙なんだ!

  • 111二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 16:45:25

    「ほれバンザイせえ」

    「いや…流石に一人で着れますんで…」


    >>93から超着想を得ました

    落書きなのでお目を汚したならごめん

  • 112二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 16:48:07

    >>111

    あなたが神か……

  • 113了船長23/01/28(土) 20:45:19

    >>111

    アーーーーーーっ!



    あーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!! ああ、あーーーーっ!


    死ッ!!!!!


    (うわああ自分の脳内ホルモンと電気信号しか再現できない風景を可視化してもらえた!!! ありがとうございます!!!)



    (いつもは生意気気味にダル後輩絡みをするモニちゃんが、姉、むしろ家長の属性を務めてもおかしくない器量のタマセンパイに絆されているのがたまらなく愛おしく美しいです) (自分はこの世界の馬という動物、そして競馬のストーリーが好きで追いかけていますので、こちらの世界のお馬さんたちの仕草や群れの特徴、グルーミングなどをウマ娘世界での習慣や行動特性として翻訳したいなあと常々心がけてトライしています。特に、お馬さんたちの間で「首」というパーツは非常に重要でして、理由を書くには余白が狭すぎるので皆様方でご推測いただきたく思いますが、憧れで、レースや走りの師匠で、敬愛も愛情も持つタマセンパイから首元に手を差し伸べられて少し照れているモニちゃんが本当に本当に可愛いし、さらりとやっちゃうタマセンパイかっけえ。良くないぞそう言うの)


    (イラストの尊さと、割いてくださった時間・労力に心から感謝申し上げます。死にます!)

  • 114二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 21:53:19

    >>113

    おお、今日も船長が元気そうでなによりw

  • 115二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:48:27

    >>111

    温泉の人の新作だ!

    モニちゃんがお気に入りかな?

  • 116二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 00:01:36

    ほっぺを赤らめたモニーちゃんが可愛すぎるんだ!

  • 117二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:08:54

    >>64>>77>>85>>92>>103>>107

    廊下で甲高いスリップ音を響かせながら、レスアンカーワンはオグリキャップを追走する。

    もちろん学園内での全力疾走は校則違反だ。

    でも、しょうがない。

    無理やりトップギアまで上げなければ、あの芦毛の怪物は決して捕まえられないのだから。

    ターフの上ならまず追い付けない。

    でも障害物や曲がり角の多い建物内なら、なんとか離されずについていけた。

    とはいえ、体と脚はだいぶ悲鳴を上げているのだけれど。

    「待ちなさいよ!!」

    このままでは離される。

    私はオグリの脚を止めるために声を張り上げた。

    きゅきゅっ、とスリップ音が聞こえる。

    オグリが立ち止まった音だ。

    ギアを下げることなく廊下の曲がり角を駆け抜ける。

    遠心力に対抗することで体が悲鳴を上げても、構うことなく。

    そうしてようやく追いつくことができた。

    まるで捨てられた子犬みたいな目をした、芦毛の怪物に。


    「……イチ、どうして、私を追いかけてきたんだ」

    「何言ってんのよこのおバカ!あんたが逃げるから追っかけたんでしょうが!」

    今にも泣き出しそうな顔したオグリに一喝してやる。

    あちらはGⅠの常連のウマ娘、かたやこちらは重賞レースに出場すらしたこともないウマ娘なのに。

    こうして追い付くためにどれだけ無理をしたと思ってるの。

    「なあ……イチはもう、私のことがキライになってしまったのか」

    「どうしてそう思うのよ」

    「だって、さっき、カフェテリアで……イチはモニーとずいぶん仲良くしてたじゃないか」

    「それだけ?」

    ふんす、と私は鼻息を荒くして腰に手を当てる。

    それだけなわけないだろう。

    アンタがモニーのベッドで気持ちよく眠っていたのを、無かったことにしようなんてずいぶん都合がよすぎるじゃないの。

  • 118二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:17:33

    「うぅ……」
    子犬みたいにオグリがしょげてしまう。
    ウマ耳はふにゃりと申し訳なさそうに倒れていたけれど、私はあえてオグリの言葉を待った。
    「なあ、教えてくれ。イチはどうしたら私を許してくれるんだ」
    弱々しく、けれど真っすぐに見つめられて。
    私はぐっと言葉に詰まってしまう。
    結局、オグリがモニーがベッドにもぐり込んだのはただの事故で。
    それをどうしても許せないと思ってしまうのは何故なんだろう。

    「イチを怒らせてしまってから、あまりご飯が美味しく感じないんだ。どうしてだなんだろう……こんなに胸が苦しいのは初めてなんだ」
    落ち込んでいる顔を見ていると、こちらまで切ない気分になってくる。
    ここまできたら、もう誤魔化す必要もない。
    思ったことを全てぶつけることにした。
    「許してほしかったら、もう絶対に間違えないで」
    もしまたモニーと同じベッドで寝てたら、死んでも許すもんか。
    とてとてとオグリに向かって私は歩み寄る。
    そのまま止まることなく、ぽすっとオグリの胸に頭突きをしてやった。

    「……私だって、怖くなるのよ」
    「怖いって、何がだ」
    「私みたいな重賞に出たことすらないウマ娘が、あなたなんかと一緒にいていいのかって。
    釣り合うわけなんかない。本当に私なんかがそばにいていいのかって、怖くなる」
    見捨てられるじゃんないか、って怯えてたのは私の方だ。
    オグリみたいに皆を照らすような存在を、私なんかがひとり占めできるはずもないのに。
    私の背中にオグリの腕が回される。
    「わかった。ならば——」
    ぎゅっ、とそのまま抱きしめられた。

  • 119二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:23:17

    「私も怖かったぞ。ルームメイトとは言え、モニーと距離が近すぎるところを見てしまうと冷静ではいられなくなる」
    オグリの腕に力がこもる。
    こんなにがっしりとホールドされては身動きもできない。
    「ああもう、わかったわよ。どうせ芦毛の怪物からは逃げられるわけないんだから」
    「まさか逃げようなんて思っていたのか?」
    「無理でしょ。こんな抱き枕みたいにされちゃぁ、逃げようがないもの」
    「ふふ、それもそうだな。ところで——」
    ふぁっさふぁっさとオグリの尻尾が荒ぶり始める。
    この尻尾の動き方は、きっと気持ちが高ぶっている時だ。
    なんだかまるで大型犬みたいだ、なんて思ってしまう。

    「こ、今夜イチのところに行ってもいいか?」
    ああもう、顔を赤らめたコイツにそんなことを言われたら。
    断る選択肢なんて浮かぶはずもなくて。
    なんだかつられてこちらまで恥ずかしくなってしまい、私は顔を熱くしながらうなづいたのだった。

  • 120二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:37:56

    終わりなんだ
    神絵も見れて幸せなんだ

  • 121二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:50:14

    完結乙です!

    今日は実に豊作でした。

    >>120

  • 122二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 02:38:46

    >>見捨てられるじゃんないか、って怯えてたのは私の方だ

    なんだかニヤニヤしながら読んでてイチちゃんに悪い気がしてきたぞ!

    しかしこの心情の吐露とてもい……

  • 123二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 04:34:49

    >>120

    大型犬みたいなオグリかわいすぎるんだ

  • 124エスコンの人23/01/29(日) 12:06:27

     弱々しい日差しが降り注ぐ中庭。時折、冷たい北風が音とを立てて駆け抜けていく。

    「ごちそうさまでした」
    「はい、お粗末様でした」

     今日も今日とて同じやりとりをする私たち。
     最初こそ“芦毛のこいつ“の嫌いなものをふんだんに使った弁当でもって苦しめてやろうとか思っていたのに、今となってはすっかりこいつの体調や好みに合った料理を作るようになってしまった。
     ━━まあ、今更気にすることでもないが。

    「いつもすまないなイチ、今日も美味しかったぞ」
    「そ、それならよかったわ。別に大した手間じゃないしね」

     お弁当を片付けながらそんなことを言う。口調が若干素っ気なくなったのは別に照れ隠しでもなんでもない━━はずだ……、うん、多分……。
     そんな些細な戯言を自問自答していると、不意にオグリが体を強張らせ、

    「━━クシュンッ」

     小さくくしゃみをしていた。

    「ちょっと、大丈夫? 風邪でも引いたの?」
    「いや、最近寒くなってきたからかな。練習後だというのに少し肌寒くて」

     わずかに身震いをして自分の体を抱きながら二の腕を擦る。ふとその手を見れば痛々しいくらいに赤くなっていた。

    「ちょっと、ずいぶんひどいことになってるじゃない! 手袋とかなかったわけ?」
    「ん? ああ、見当たらなくてな。どうやら、寮に置き忘れてしまったらしい」

     まったくこいつは……。いつもどこか抜けてるんだから。
     こっちが呆れまじりに心配してるのを他所に当の本人は息を吹きかけながら悴んだ手を揉み擦る。
     そんな姿が余計に痛々しさを助長したからだろう。私は自分でも思ってみなっかったことをしてしまった。

  • 125エスコンの人23/01/29(日) 12:07:07

    「ちょっと手貸して」
    「え、イチ!?」

     驚くオグリを他所にオグリの両手を引ったくるようにして包み込む。

    「もーこんなに冷たくして……」

     手のひらに直に伝わるオグリの手はひどく冷たい。氷とまでは行かないがそれでもキンキンに冷やした何かみたいだ。
     包み込んだオグリの手に優しく息を吹きかけながらあちこちを摩るが、私の手の熱は一瞬で奪われてしまう。そこまでしてもオグリの手はまだ冷たかった。
     少し考え込んだ私はまたしても自分では思いがけないことだが、かなり大胆なことをした━━いや、してしまった。

    「えい!」
    「!!?」

     オグリの両手を首元にくっつけたのだ。
     冷たさに身を震わせるものの、なんとか耐える。
     最初こそ刺すような冷たさだったが、だんだんとその冷たさは薄れていった。
     少しは温くなったと思った頃に、オグリが申し訳なさそうな声を出す。

    「━━あの、イチ」
    「何?」
    「友人同士だからってこれは少し恥ずかしいんだが……」
    「へ?」

     そう言われて自分の今の状況を冷静に見つめ直す。
     首元に相手の手を当てる私。
     恥ずかしそうな表情で上目遣いに私を見つめてくるオグリ。
     そこまで理解した瞬間、私は自分が何をしているかようやく気がついた。

  • 126エスコンの人23/01/29(日) 12:07:25

    「うひゃあ!! えと、ごめん……」

     悲鳴に似た声を上げながらオグリの手を突き返すとあまりの恥ずかしさに思わず体を背けてしまった。

    「いや、構わない、全然気にしてないから……、その、うん、全然……」

     背中越しに聞こえてくるオグリの声は後になるにつれてしどろもどろになっている。
     あー、もう最悪。何しているんだ私は。いくらなんでも大胆すぎるでしょ私。バカじゃないの!?
     自分を詰りながらも、顔は異様に熱いし━━何なら寒さなんて吹き飛ぶくらいには体が火照ってるし、心臓が痛いくらい激しく打ちつけてるし、もう最悪。
     そのまましばらくお互い何も言わないまま気まずい沈黙が続いた。
     そのおかげだろうか。どこかから誰かが小声で話しているのが聞こえてきた━━それもかなり聞き覚えのある声だ。
     その声の方に目をやれば、道端の植木から見慣れた“狐のお面“と“青赤のワタリ”が顔を覗かせていた。

  • 127エスコンの人23/01/29(日) 12:08:17



     植木の端から青春真っ盛りなシーンを見つめる3つの視線。

    「か~、見てるかイナリ? 二人とも初心やでホンマ」
    「全くだぜい! いじらしい姿見せてきやがって、こっちが恥ずかしくなってくらあ」

     揶揄うようにタマ先輩とイナリ先輩が言う。
     二人とも親切心でいかにも見守ってますというような体で言っているが、やっていることは出歯亀である━━まあ、一緒に見ている私も同罪なんだけど。

    「ちょっと二人とも見るのに夢中になってないで手を緩めないでくださいよ」

     私の下には目の前で繰り広げられているラブコメを風紀の乱れとして取り締まろうとして抑えつけられたバンブーメモリー先輩が身を捩らせながら暴れていた。

    「モガ〜!!」
    「おっと、すまねえな」

     抜け出されそうになったところをイナリ先輩がすかさず取り押さえてくれる。タマ先輩はといえば、相変わらず視線を中庭に向けたままだった。

    「そうは言うけどなモニちゃん。今かなりええところなんやで? 見てみい二人のあの様子」

     言われるがままに中庭に目を向ければ、胸焼けするくらいには見慣れた甘々な光景が飛び込んでくる。
     よくもまあ、あんなお手本みたいなラブコメ展開ができるもんだ。……すこし羨ましくなる。

    「いや、それはわかりますけど━━あっ」

     こっちが余所見をした瞬間をついてバンブー先輩が拘束から抜け出す。

    「風紀の乱れっス!! いくら友人同士でもダメなものはダメっスよ!!」

  • 128エスコンの人23/01/29(日) 12:08:49

     吠えるバンブー先輩の口元を慌てて塞ぎながら、タマ先輩が小声で怒鳴る。

    「だああああ!! おどれ静かにせんかい! 二人にバレるやろが」
    「風紀の乱れってつったって首元に手を当てさせただけだろい!」
    「ちょっと、三人とも声が大きいですって! イチにバレたら━━」
    「私にバレたら何かしら、モニー?」

     気温に負けないくらい凍てついた一言だった。

    「あっ」

     3人が間の抜けた声を出しながら恐る恐る振り返ってみれば、そこには肩を怒らせたイチが腕組みをしながら仁王立ちをしていた。おまけに目を鋭く尖らせながらだ。

    「タマ先輩とイナリ先輩、おまけにバンブー先輩まで揃って何をしていたんですかねえ?」
     
     冷え切った声色で問いかけるイチ。

    「あー、本日はお日柄もよく……」
    「なはははは……」
    「え、いや、自分はその……」
    「な・に・を・しているんですか?」

     あ、こりゃダメだわ。必死に誤魔化そうとはしてみたけど話を聞いてもらえない。完全にお怒りですねコレは。
     いち早くそう判断した私は他の3人にはバレないようにそっと距離を取ると、

    「━━お先に失礼ッ!!」

     自分でも上出来と思うくらいのスタートを決めて逃げ出した。

  • 129エスコンの人23/01/29(日) 12:09:07

    「あちょ!?」
    「おい、ズリいぞお前ッ!!」
    「ちょ、置いてかないでくださいッ!!」
    「待ちなさい!!」
     
     学園内に響く足音。背中越しに聞こえてくる怒声。ちらりと後ろを伺えば、いくら逃げに適性がない相手とはいえGⅠウマ娘の先輩方に過去一抜群な追い込みをかけるイチの姿が飛び込んできた。
     あー、今日のトレーニングは無理そうかな……。
     どこか他人事のようにそう考えた私は、トレーナーへの言い訳とイチへのお詫びを考えつつも先輩方と仲良く必死で逃走劇を繰り広げるのだった。


     ━━まあ程なく生徒会の皆様に捕まって5人仲良くお説教を食らったんですけどね。

  • 130二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:21:57

    バンブーとばっちりで草なんだ

  • 131了船長23/01/29(日) 22:13:02

    「うー、寒い……」
    「おはよう、イチ。今日はとても冷えるな」
    「よく朝トレーニングする気になるわよね」
    「冷たいほうが走りがいがあるんだ」
    「確かに、あったまった身体でする深呼吸は気持ちいいもんね。はい、これ」
    「今日も貰えるのか! いつもありがとう、イチ」
    「なっ、べ、別に……ほら、寒いから、中で食べましょ」
    「うん。寒いキッチンで作るお弁当は、辛くないのか?」
    「お水がちょっとだけ冷たいくらいよ」
    「確かに、普段よりも冷たそうだ」
    「まあ、毎日手を流していればそこまででも……くしゅん!」
    「あっ、大丈夫か、イチ。ほらっ、ジャージを羽織ってくれ」
    「いいわよ、オグリが寒いじゃない」
    「走ってきたからあたたかいぞ。ほら」
    「……ありがと」
    「……イチ」
    「わッ、何よっ」

    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

    「これでよし……イチ、顔が赤いぞ」
    「なっ、なんで急に、手なんか」
    「手が冷えると言っていたから、暖めたいと思ったんだ」
    「……もう、ムカつく」
    「イヤだったろうか」
    「そんなこと言って無いじゃない」
    「良かった。暖かいところまでこうしていよう、イチ」

    了 (保守)

  • 132了船長23/01/29(日) 22:16:29

    新年が明けてからというもの、小さく1レスで収まるものから、複数レス、日をまたぐ大きいものまでたくさんの概念に触れられてとても嬉しい 皆さん本当にありがとう

  • 133エスコンの人23/01/29(日) 22:58:32

    >>132

    こちらこそ今日に渡るまでたくさんの作品を作ってくれてありがとうなんだ船長!!


    今、船長の作品を中心にwiki内にSSをまとめているんだけど、改めて船長の創作力に驚かされているんだ。


    特に作品量に、なんでこんなに書けるの……(戦慄)

  • 134エスコンの人23/01/29(日) 22:59:23

    素人丸出しの見様見真似でまとめてみてるからいろいろと拙い部分が見えてたら申し訳ないんだ

  • 135了船長23/01/30(月) 01:19:10

    ◇Wikiアップデートのお知らせ◇


    ・(ほぼ自分だけが私欲のために垂れ流していた)コメントページを使いやすくしました。

     → 1.折り畳み機能で各月ごとにまとめました(当月は折り畳まないようにしています)。

     → 2.ページ全体が短くなったことで、スマホでも書き込み欄まで行くのが楽になりました。


    私物化していたのに、今までサボっていて申し訳ありません。皆の指をこれ以上腱鞘炎に近づけるわけにはいかない


    >>133

    文章書きとして無限に自己肯定感が上がるお褒めのお言葉、ハンパなく嬉しいです。ありがとうございます!

    そしてSSのまとめが再開されてとても嬉しいです。

    本当に大変な作業だとは思いますが、どうかのんびりと…… もしよろしければ編集メンバーにご参加ください(要メールアドレス登録)。

    自分でまとめるのがとても恥ずかしいので文章はやりませんが、「こう見やすくしたい」などご要望あればお手伝いいたします。

    実際に作業してる人がいっちゃん偉いから拙いも何もございません! みんなで編集上手になっていきましょ!

  • 136二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 08:05:22

    いつもありがとうなんだ!

  • 137二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:51:44

    >>135

    おつかれさまなんだ

  • 138エスコンの人23/01/30(月) 19:25:55

    >>135

    ありがとうございます!!

    さっそく登録させていただきました!

    少しづつですがSS作成の合間にでもまとめていきます!!

  • 139二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:40:07

    >>132

    書いてくれてありがとうなんだ!

  • 140二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 08:05:58

    保守なんだ

  • 141二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 17:42:14

    次が楽しみ

  • 142二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 20:01:37

    >>132

    小説の投稿だけでなくwikiの作成までしていただいた船長さんにこそありがとうなんだ

  • 143二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 20:40:45
  • 144二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 22:41:03

    今年の節分とバレンタインデーはオグイチだけじゃなくイチモニ、タマモニも楽しめるかもしれないのか
    楽しみだねえ

  • 145二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:43:27

    タマの付添いでチビ達の相手をしながら節分の鬼役に興じるモニー。

    チビ達が豆や恵方巻をつまみに行った合間に休憩する二人。
    他愛のない世間話をするなか、唐突に何かを思い出したように席を立つタマ。
    不思議に思っているモニーにそこそこ立派な包装がされた小包が渡される。

    「ちょっと早めのバレンタインデーや」と言われ、「へー、タマ先輩もこういうことマメなんですねえ」と茶化しながら包装を解いてみれば目に飛び込んでくるのはいかにも手作りですと言わんばかりの不格好なハート型チョコレートと歪な「I Love You」の文字。

    呆気に取られながらタマの方を見れば、そっぽを向きながら「本命や」とぶっきらぼうに言い捨てる。
    表情は伺えないがわずかに見えた頬が朱に染まっているのを見た瞬間に全身が発熱するモニー。

    仰向けに倒れながら顔を抑えつつ「反則っすよー」と情けない声を挙げるが、心の中で『絶対ホワイトデーでやり返してやる』と強く決意するモニーだった。

  • 146二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:43:52

    っていうSS置いてませんかね?

  • 147二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:46:57

    >>146

    あんじゃねえか、Part21の145レス目によォー!

    すっげえ好きですこれ

  • 148二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:48:03

    >>146

    今目の当たりにしている!

  • 149二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 00:26:03

    そういえば、part5で船長がオグイチの初期の路線の決着をつける名作を投稿してから1年迎えたわけか
    時の流れってはえー

  • 150二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 08:06:08

    >>146

    書いてくれてありがとうなんだ!

  • 151二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 17:11:54

    少し早いかもだけど保守なんだ

  • 152二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:20:15

    節分と言えば恵方巻。
    あの食いしん坊には、コンビニで売ってる恵方巻なんかじゃ足りるわけがない。
    だからスーパーで売ってる一番大きい焼きのりで、特製の恵方巻を作ってやった。
    甘じょっぱく煮詰めたかんぴょうとしいたけ。
    ふっくら焼けた出汁巻き卵。
    後はエビと、穴子と、桜でんぶにキュウリ。
    今年の恵方巻はなかなかの出来栄えだ。
    せっかくだからタマ先輩とモニーにもふるまうことにした。
    「悪いなぁ、ごちそうになってしもうて」
    「ん、食べてる最中はしゃべったらダメなんですよね?」
    どうやら今年の恵方巻は南南東らしい。
    4人そろって黙々と食べ進めて——いたのだけれど。
    なぜかオグリは南南東に体を向けたまま、私のほうをじっと見つめていた。

    ——そうして恵方巻を食べ終わった後のこと。
    「なあ、なんでオグリは恵方巻食べてる間、ずっとイチちゃんの方見てたんや」
    飲み物を片手に私たちがくつろいでいると、タマ先輩がオグリに問いかける。
    「イチの作った恵方巻が美味しくてな。それにイチを見ていると幸せな気分になれるんだ!」
    自信満々に、あの芦毛のおバカは私たちに宣言してみせた。
    「うわぁ、これはたまげたなぁ……」
    「のろけ天皇賞のゲートインやな。もちろん一番人気はレスアンカーワンや。バ場状態はお砂糖たっぷりやで」
    顔を真っ赤にした私は、モニーとタマ先輩にちゃかされながら。
    ようやく寒さが緩み始めた節分という日を、じっくりと味わっていた。

  • 153了船長23/02/01(水) 23:39:45

    >>152

    うわぁーッ!


    うわあァーーーーーーッ!





    良い

  • 154了船長23/02/01(水) 23:43:23

    >>145

    あー、オグイチはともかく、タマモニはそこに無ければ無……あるやないかーーーーーい!





    あまりに 良い

    慣れないチョコペンシルで「ミスったら勿体無い、けどモニちゃんに贈るもんやし、練習のつもりで使い切るか……? せやけど」って悩むタマセンパイ、KAWAII……

    孤高を気取ってたけど愛されててそれをしっかり伝えられるモニちゃんにもBIG LOVE

  • 155二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 23:47:03

    >>152

    オグリはすぐ食べ終わちゃってジッとイチを見てるんだ

    欲しいのかと勘違いして半分こしてもらって嬉しくも違うそんなつもりじゃとなるオグリもいいんだ!

  • 156二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 07:34:06

    イチの作ってくれた恵方巻が美味しくて、それでついイチの方を見ちゃうんだ

  • 157二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:41:48

    >>152

    すばらしいんだ!

  • 158二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:19:13

    あえてのイチタマ・・・あるっぽい?

  • 159二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:50:36

    >>158

    イチちゃんは料理が上手

    タマちゃんも節約料理が得意

    ほら、接点が見えてきたぜ

    共に作ろうではないか…

  • 160エスコンの人23/02/03(金) 01:44:33

    SSまとめ了船長の分Part7の一部まで更新しました。

  • 161二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 08:00:54

    いつもありがとうございますなんだ!

  • 162二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 17:57:57

    お疲れ様なんだ

  • 163二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:15:44

    >>160

    感謝します。昨日ずっと読み返してたんだ。

  • 164二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 00:27:11

    サンキューです!

  • 165二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 09:34:35

    朝保守なんだ💪

  • 166二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 11:34:00

    >>159

    たまたま寮のキッチンで会い、「じゃあいっしょに何か作ろうか」と意気投合するイチタマ

    「タマ先輩、ちょっと味見してみてくれませんか」

    イチはそう言って湯気の立つシチューをすくったスプーンをタマに差し出す

    「ウチは猫舌やから、もうちょっと冷ましてくれや」

    あーん、と口を開けるタマ

    ふうふうと冷ましてから、イチはスプーンを差し出す

    タマはそのスプーンにぱくりと食いついた

    ——まるで小動物に餌付けしてるみたい。

    思わず胸が高鳴るイチだったが、その感情は口には出さないでおいた。


    (キッチン入口にて)

    モニー「ぐぬぬ・・・なんでイチとタマ先輩が食べさせ合いっこしてるのよ・・・」

    オグリ「なあイチ、料理を食べさせたのか。私以外のヤツに・・・?」

    クリーク「ふ、ふたりとも落ち着いてっ」


    こんなSSどこかにありませんか

  • 167二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 11:40:19

    >>166

    オグリとモニちゃんで見せつけてくれてもいいのよ?

  • 168二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:54:09

    >>166

    もうそこにあるやないですか

  • 169エスコンの人23/02/05(日) 00:05:58

    保守がてらご報告
    WikiのSSまとめ、Part10まで更新しました。

  • 170二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 08:03:53

    >>169

    ありがたやありがたやなんだ

  • 171二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 13:18:57

    >>169

    ありがとうございますなんだ!

  • 172エスコンの人23/02/05(日) 19:47:07

    Part21(現行スレ)までの了船長の作品まとめ終わりました!!

    すごい達成感

  • 173二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 21:23:41

    >>172

    おつかれさまなんだ

    やっぱり21となると流石に多いんだな…

  • 174エスコンの人23/02/06(月) 00:36:00

    >>173

    さすが船長というべき量だったんだ。

    船長に限らずいろんな方が本当にこのスレの設定を気に入ってくれてSSとして形を残してくれた作品が多かったんだ。

    過去にでた概念とかSSに活かせそうなアイデアが豊富だから良かったら改めてPart1から追っかけてほしい。

  • 175二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 00:40:29

    >>172

    >>174

    ありがとう!では早速のぞいてくるんだ

  • 176二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 08:08:31

    おつかれさまなんだ!

  • 177了船長23/02/06(月) 17:25:06

    「はぁ、カッコイイな〜……」
    「はぁ、可愛いな〜……」
    「憧れちゃうよね〜……」
    「何ダラダラしてるのよ、二人とも」
    「あ、奥さん、おっつ〜」
    「誰が奥さんよっ」
    「じゃあ嫁さん」
    「変わんないじゃ無い、おバカっ。それよりも、はい、これ」
    「え、マジ? 嬉しー! せっかくだし撮っとこー」
    「イチのきんぴらごぼうはいつまでも机の上にあって欲しいよねえ」
    「さっそくいただき……あれっ、イチさん?」
    「肘ついて食べないで」
    「あ、ごめん。気ぃつける」
    「ん。オッケー。どうぞ」



    「はぁ、幸福の味だったー」
    「どうやったらこんな美味しくなるん?」
    「ごま油で炒めたあと、めんつゆで味つけるだけよ」
    「ウソ、そんだけ?」
    「めんつゆは万能調味料だから。足が早いけど、だいたい美味しく出来上がるわ」
    「へぇー」
    「逆に、なんでもめんつゆの味になっちゃうのはしょうがないわね」
    「万能が故、かぁ」
    「他に何か一つ加えると、風味に差を作れるのよ。白ごま、しょうがに鷹の爪、みょうがとか。」
    「イチは自分の名前覚えてる?」
    「何よ急に、当たり前じゃ無い」
    「なるほど、それなら茗荷にならずに済むねー」
    「何の話?」

  • 178了船長23/02/06(月) 18:07:23



    「ねねね、イチはどっち着たい?」
    「私は――こっち」
    「えーやっぱりー? 私もなんだよねー。左耳だからなのかなー」
    「そうなの? ちょっと意外」
    「意外ってちょっと、どういうことー?」
    「やあ、お疲れ様、みんな」
    「お、旦那さんー」
    「何を見ているんだ?」
    「いやいやいや、別に―?」
    「この際だから見てもらおーよ。ね、オグちゃんさ、どっちのページが好み?」
    「私か? 私は……ううむ、どっちも綺麗な服だな。とても選べない」
    「そこを何とか、どっちか必ず選ぶとしたらー!」
    「そう! どっちにすんの?!」
    「そ、それなら……私は、こっちの服だ!」
    「マジか! ウチもこっち着たいんだよね。右耳族って感じ?」
    「うわー……、マジで似合いそう。スラっとしてるし背も高めだもんなあ」
    「え、二人ともちょっとさ、並んでみてよ」
    「えっ、なんでよッ」
    「いいからいいから、いいから」

  • 179了船長23/02/06(月) 18:07:33

    「……うーん、これはー」
    「これは、まあお似合いという単語では形容しきれないね……」
    「ハガキちょうだいねー」
    「何のハガキよっ」
    「何のって、ねー?」
    「もちろんウチらは『はい』に丸つけるからさ」
    「二人とも、何の話を……あっ」
    「分かんなくていいのよ、バカっ」
    「ば、ばかとは酷いぞ、イチ」
    「いやー、犬も食わないねー」
    「『人の恋路を邪魔する奴は、ウマ娘にすら蹴られて野垂れ死ぬ』ねえ」
    「恋路じゃない!」
    「なっ、イチ、私のことが好きじゃないのか?!」
    「そういうんじゃ、~~んもう!」
    「私はイチのことが好きだから、イチにも、私のことを好きになってほしい」
    「なっ、だからっ」
    「マジで?」
    「ウケる。撮っとこー」
    「コラッ、撮るな!」
    「撮影は恥ずかしいから、やめてもらえないか……」
    「今顔赤くするのかよ!」

  • 180二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 18:37:13

    惚気の波動に当てられるッ

  • 181了船長23/02/06(月) 18:46:45

    >>169

    >>172

    ペースはっやーーー!!! 全盛期のタマモクロス号、もしくはSR-71ばりの速さや!

    本当にありがとうございました😭 

    イラストや、SSのインスパイア元のレスが一緒にまとめられていたりして、エスコンの人がめちゃくちゃ仕事しすぎてて感服です。お疲れ様でした

    改めて見るととても嬉しいです。昔の自分のSS、本当に無作法でしょうもない……


    (あの、実はいわゆる「裏スレ」の方にもいくつかSSを投稿しておりまして)

    (クソ甘えたことを申し上げますが、そちらの方もいずれまとめていただけたりしましたら幸いです)

    (本当に申し訳ない)

  • 182二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:42:32

    >>181

    なに、クリークママなら甘えさせてくれるさ

  • 183二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:59:10

    >>179

    みんながナチュラルに「奥さん」「旦那さん」って呼ぶのが尊いんだ・・・

  • 184エスコンの人23/02/06(月) 20:33:07

    >>182

    私はクリークママだった……?

  • 185エスコンの人23/02/06(月) 20:35:25

    >>181

    また、折を見て裏スレ他、別の作者さんのもまとめさせていただきます!


    (表スレまとめ終わってスッカリ一仕事終えたつもりになって裏スレの存在忘れてたなんて言えない……)

  • 186二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 20:47:20

    >>181

    オグリの私服には純朴で清楚な感じがするんだ。なんとなく中性的なイメージが湧くんだよね



    >>185

    やったぜ

  • 187二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 07:05:58

    保守なんだ

  • 188二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 07:17:46

    エイジセレモーニング…
    …微妙かな

  • 189二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 12:37:33

    まとめ楽しみなんだ!
    よろしくお願いしますなんだ!

  • 190エスコンの人23/02/07(火) 19:27:37
  • 191二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 19:36:43

    >>190

    先の先なんだ

    おつなんだ

  • 192二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 19:44:27

    うめうめ

  • 193二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:41:29

    >>190

    乙なんだ!

  • 194二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:42:09

    194ならしれっとオグモニ

  • 195二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:47:36

    オグリの友人だからとルドルフに話しかけられビクビクするイチちゃん
    場を和まそうとダジャレ連発するルドルフ

  • 196二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:55:54

    ウメウメ

  • 197二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:56:20

    埋め

  • 198二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:56:42

    イチモニの間に挟まるオグ

  • 199二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:57:07

    200ならエスコンの人はクリークママ

  • 200二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:58:20

    200ならモニオグイチタマ イチパパイチママ

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