- 1二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 19:47:13
トレセン学園卒業後もちょくちょくネイトレのところに顔を出しては不健康な生活について愛あるお説教したりご飯持って行ったりしているうちにネイトレの家に何かと理由を付けて入り浸るようになり「付き合ってはないけど、この生活もいいか…というか告白してこれが終わるのが嫌だなあ…」とずるずるネチャネチャしていたある日、ゴロゴロしているネイトレに「ネイチャー、結婚しよ」と言われ「はいはい、アタシなんぞでよければしてあげますよー」とさらっと答えた3秒後に「ちょちょちょトレーナーさん、さすがにそれは抗議しますよ乙女心をもてあそぶのはよくないですってば!!!!」と騒いだところキョトンとした顔で「だってネイチャと付き合い始めてそれなりに立つし……」とネイトレの側は「明確に告白とOKの返事こそしていないものの実質付き合ってるようなものだしなんなら学園時代にそれと同等レベルの言葉をたがいに投げつけてた」と認識しているのをしってうにゃりまくったあと「フツツカモノデスガ……」と顔を真っ赤にして頭から湯気を出しながら了承するネイチャ
っていう概念はありでいいよな?? - 2二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:01:24
参考資料がほしいですね
- 3二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:11:20
差し支えなければ先行研究など根拠となるものを掲示していただけますか?
- 4二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:14:36
在庫あった気がするからちょっと見てきますね
- 5形にしてみましたなの23/01/18(水) 20:27:47
力が入らなくなった手から、ばさっと洗濯物が零れ落ちる。洗濯カゴががたんと音を立てて、リビングの床に転がった。
「と、とれっ、とれーな、トレーナーさん。あ、アタシたち、その、つきあっ、付き合ってた、の?」「えっ、あ……」
……がたがた震える口を必死にコントロールして言葉を紡いだ。ちょっとちょっと、そこで自信なくさないでくださいよ。
寝転がっていたトレーナーさんはちょっと恥ずかしそうに頭を掻いて、ゆっくり立ち上がると、アタシが落とした洗濯物を拾い始めた。
「いや、URA優勝した時に言ってたアレ、さ……」「……! あー! あー! わかった!! わかりましたから!!」
そうだった。確かURAに優勝して、そのままトレーナーさんに抱き着いて、勢いのまますごいことを言ってしまった覚えがある。
困ったなあ……確かに直接的な告白ではなかったけど、冷静に考えてみたら、あれはもうそういう意味にしかならないじゃん。
……いや、困ることもない、かな。
「はぁ……でもさぁ……」「ごめん、やっぱりイヤだった……?」
「そうじゃないですけど! ……ごほん。ちょっ、ちょっと落ち着かせてくれます?」
すぅーっと大きく吸って、大きく吐く。深呼吸で少しだけ冷静になる。
「あの、ですね」「うん」
「ひじょーに、ひじょーに嬉しいんですけども……その、もう少しですね、こう……」
ムードというか、雰囲気というか。一生に一度のことなんですよ?
そこまでは言わなかったけど、トレーナーさんは何かを察してくれたっぽい。
「ああ」と短く何かを感じると、「少し待ってて」とだけ言って引き出しを探り始めた。
「ネイチャ、おいで」「ん」
リビングのテーブルに座って、アタシにも正面に座るように促す。いつもご飯の時なんかに見てるはずなのに、正面から見たトレーナーさんの顔は、いつもより愛おしい気がした。
小さな箱をテーブルに置いて、その中身を向ける。何が入ってるかは分かってたけど、この目で見るのは初めてだった。
「結婚しよう」
心がきゅっと温かくなる。不安とか、緊張とか、この関係が終わることを怖がっていたあの頃の感情が、嘘のように消えていく。すっと心が軽くなって、アタシの口は、さっきより滑らかに動くようになってた。
「……はい。不束者ですが、よろしくお願いします」 - 6二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:28:55
あっあっあっ(脳が焼かれる音)
- 7二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:36:39
書いといてなんだけどオーダーから若干ズレてる気がするの
他にも誰か書いて❤ - 8二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:16:03
仕事が早すぎる…。パーフェクトかよ。
- 9二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:16:05
「それにしてもヒドいじゃないですか。付き合ってるつもりならもっとそれらしいことをしてくれたら良かったのに」
衝撃のプロポーズから少しして…夢見心地でフワフワした頭がようやく落ち着いたころ、思わず問い詰めてしまった。
我ながらめんどくさいけど、この人はこんなアタシも好きだと言ってくれるから問題ない。
「ずっと不安だったんだから。ネイチャさんの乙女心を何だと思ってるんですかねえ」
「それはちゃんとしてたつもりなんだけど…」
元トレーナーさん改めアタシの旦那さんは「まことに遺憾である」といった態度で反論した。
「しょっちゅうデートしてたじゃないか」
「デー…お出かけならURAより前からしてたじゃん」
「部屋にあげたり、ご飯を作って貰ったり。こんなの特別な相手じゃないとして貰おうとしないよ」
「…それも前から!」
「…えーと、今着ている服もネイチャに選んでもらったものだし。恋人っぽいだろ?」
「一緒によく行く服屋で選んであげた記憶ありますよ? URAより前にも」
「いつも好きだって気持ちを伝えていたよ」
「それも前から…って」
そこまでの問答でふと気づく。あれ、これだいぶ大胆なことしていたのでは?
それこそURA後どころかもっと前から実質付き合っていたかのような…
「うにゃぁあああああ…っ!?」
「ネイチャが壊れた…」
かつての自分は何を考えていたのか、思わず頭を抱えてしまう。ああ、頬が熱い…
「顔が赤いけど大丈夫か?」
「そういうのは! 思っていても言わないもんなの!!」
いつかした覚えがあるやり取り。
トレーナーと担当ウマ娘から夫婦へとその関係が変わっても…アタシ達二人は、変わっていないのかもしれない。 - 10923/01/18(水) 21:18:08
- 11二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:18:43
こういうのでいいんだよ以下略
- 12二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:19:55
わあ、甘酸っぱい、脳が震える❤️
- 13二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 01:38:20
- 14二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 01:42:27
猥談スレだから残ってるかわからないけど
署名するときにトレーナーの姓を書くようになったり、トレーナーの姓で呼ばれて結婚したんだ…って実感する新婚ネイチャってのを見たな - 15二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 08:04:42
- 16二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 18:52:01