【CP&閲覧注意】ウタ(みんな・・・ごめん・・・私・・・此処までみたい・・・)

  • 1123/01/18(水) 21:37:45

    エレジアでの事件を乗り越えてから一年。色々な人たちにお世話になったなぁ〜・・・シャンクスや赤髪海賊団のみんな、ルフィの仲間の人達、それからエレジアに居る子供たちとゴードン、そして世界中に残って来れてた私のファンのみんな・・・とっても・・・とってもお世話になった。でも・・・此処まで見たい・・・ごめんね・・・みんな・・・

    ルフィ『ウタ・・・やっぱお前顔あけえぞ?』

    おでこピトッ!!

    ルフィ『熱もあるみてえだし・・・ちょっとアソコのベンチでトラ男に見てもおう!』

    お姫様抱っこ!!

    ウタ『ッ・・・ブシッ!!!!!??』

    ルフィ『ん?ぎゃあああぁぁぁぁあ!!!!??や、ヤベェ!!!と、トラ男ーー!!!またウタが鼻血出した!!?早くみてやってくれ!!!』

    ロー『・・・・・・・・』

    ウタ『にへへ〜♡ブシッ!!!!!!!!!!!』

    ロー『安心しろ麦わら屋・・・このド変態歌姫には今のその状態が特効薬だ・・・』

    うわ・・・人が鼻血出して死にそうだって時になんて言い草・・・トラ男君ってそう言う人だったんだね・・・

    ウタ『うぅ・・・酷い・・・ぐす・・・ブシッ!!!!!!』

    ルフィ『トラ男ーーーーー!!!!ウタの事泣かすなって何度も言ってんだろ!!!!!』

    その瞬間ルフィは金色のオーラを纏い、トラ男君の脇腹に触れる事もなく鉄拳を繰り出した。当然それを食らってトラ男君は今日で何度目かもわからない気絶を果たし、私はそんなカッコ良すぎるルフィの勇姿を見届け、手に力を加えながら、今日何度目かも分からないノウズブリードを発射した。

    ナレーション変わりまして・・・何故この様な事態に陥っているのか・・・それを知るには時を少し遡らなければならない。

  • 2二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:38:34

    あの人だな

  • 3二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:39:27

    前日譚か
    これでローの態度の理由がわかるな…

  • 4二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:44:11

    バカップル全開だな

  • 5二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:46:28

    鼻血ウタいいな(鼻筋があるとワンピっぽく感じる人)

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 21:52:03

    こんなバカップルに毎回振り回されてたらそりゃトラ男もああいう態度取りたくなる

  • 7123/01/18(水) 22:19:25

    此処は新世界にある、とある島の、とある王国、その地下施設にある、とある市場。辺りは暗すぎず、明るすぎず、レンガ作りで出来ている建造物はいかにもな雰囲気を醸し出している。

    ウタ『う〜ん・・・やっぱり誰かに着いてきてもらった方がよかったかなぁ〜・・・』

    その日ウタは社会勉強も兼ねて、1人で市場まで赴いていた。こう言ったイベント事には大して興味が無さそうな彼女だが、市場と言うものの懐かしさと珍しさに惹かれ、ついつい足を運んでしまった。しかし、仲間の皆に見栄を張って単独で此処まで来てしまった為、いまいち市場と言う場所の楽しみ方がわからないでいた。

    ウタ『はぁ・・・こう言う時・・・誰か知り合いでも通りかかってくれたら楽なんだけどなぁ〜・・・』

    いつもとは違い、黒色のジャケットを着込んで居る彼女は、そんな事ありえないと思いながらも軽い愚痴を溢す。

    ルフィ『ん?あっ!!!ウタ!!!』

    そこへ何処ぞの麦わらが・・・

    ウタ『え?あっ!!ルフィーー!!!』

    そしてそれに気づいた歌姫はすぐさま抱きつきに行った。もはやこれは、ルフィとウタにとっては挨拶の様なものなのである。

    ウタ『1週間振りくらいだよね?』

    ルフィ『ああ!シッシッシ!元気そうで良かった!』

  • 8123/01/18(水) 22:35:56

    そこへもう1人の人影が。

    ロー『おい麦わら屋!見つけたか!!』

    それはトラファルガー・ロー事、トラ男である。

    ウタ『ん?あれ?トラ男くん今日も一緒に居るの?もうすっかりルフィの仲間だね!』

    ルフィ『そうだ!トラ男はおれの仲間だ!!いいだろ!』

    ロー『おい!なに言ってんだお前!!?おれは仲間じゃねえよ!!』

    ウタ『所でルフィ・・・』

    ルフィとウタは、トラ男の今更すぎる反論を完璧にスルーしながら、世間話を始めてしまう。

    ウタ『なんでこんな場所に居るの?アンタ市場なんて興味ないでしょ?』

    ロー『おい!おれ抜きで話を進めようとしてんじゃねえ!』

    ルフィ『ああ・・・実はよ〜・・・』

    ロー『聞けよ!!?お前ら!!!!』

  • 9123/01/18(水) 23:08:09



    ウタ『へぇ〜ゾロがまた迷子にね〜・・・』

    市場を見て周りながら話を聞くウタ。ルフィ曰く、サンジとナミ、それからロビンとチョッパーまでもが共に行動していたと言うのに、ゾロの行方が分からなくなってしまい、急遽一味総出で迷惑迷子野郎を探す事になったんだとか。

    ウタ『でもいいの?そんな時に私と一緒に市場みて回ってても・・・』

    ロー『は?なに言ってんだ?言い訳が・・・』

    ルフィ『ああ!まだ此処はみてなかったし!それにどうせ他の奴らが先に見つけっから大丈夫だ!!シシシ!』

    明らかにトラ男とルフィとで意見が割れている気がするの。
    しかしそこはウタクオリティ。この2人が意見を出し合えば当然ルフィの方に軍配が上がるのだ。

    ウタ『ふふ♪そっか!じゃあ私も探すの手伝ってあげ・・・』

    占い師『ちょいちょい・・・お主・・・』

    折角なので、このままルフィと共に色々な物を見てまわりたいと思ったウタは、ゾロの詮索を手伝う事に・・・だがしかし、そんな彼女の服の袖を掴み、声を掛けて来るババアが1人。どうやらコイツは占い師の様だ。

    ウタ『ん?え?あの・・・私ですか?』

    占い師『そうじゃお主じゃ・・・ちょいと占ってみやせんか?わしの恋愛占いで・・・・・』

  • 10二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 00:24:51

    二人ともトラ男に土下座だな

  • 11二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 00:44:32

    そりゃトラ男もあんな態度とるわ
    むしろ手助けしてくれてるのが優しすぎるくらいだ...

  • 12二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 09:41:23

  • 13二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 09:46:01

    このスレ見てから後日談の方を見るとトラ男の印象も変わる
    めっちゃ振り回されたのに憎まれ役買ってまでルフィとウタをくっつけようとする苦労人枠だったんだな

  • 14二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:41:21

    このレスは削除されています

  • 15123/01/19(木) 13:42:19

    いかにもな紫色のローブに身を包むこのババアは、この国では有名な占い師。一部の界隈では百発百中の天才熟女とまで称されており、そんな彼女が占う物とは・・・

    ウタ『いや・・・私は別に・・・』

    占い師『まぁまぁ、そうお堅い事言いなさんな・・・なんたってわしの手に掛かれば・・・』

    ウタ『掛かれば?』

    占い師『金運、くじ運、他人運、人気運、仕事運、探し物運、その他エトセトラ!!!』

    ルフィ『おぉ〜!!わかんのか!!婆さん!!』

    占い師『へ?いやわからんよ?』

    ルフィ・ウタ・ロー『わかんねえのかよ!!??』

    占い師『わしは恋愛運専門なの!その他の運勢なんて、適当に言って当たったらラッキー☆程度にしか思うとらんわい!わかったか!若造共!!』

    ルフィ・ウタ・ロー『威張るな!!!??』

    占い師『あっ!なんならキューピットちゃんって呼んでもええで?』

    ルフィ・ウタ・ロー『呼ぶか!!!!??』

    そうこのババアはこの道40年、恋愛占い一つで食ってきた恐るべきイレギュラーババアなのである。彼女の手に掛かれば、占った者がどんな人物と結ばれ、どんな出会い方をするのか、その一才の情報が丸裸にされてしまうのである。

  • 16123/01/19(木) 14:15:19

    ウタ『はぁ・・・あの、私ほんとにいいです・・・今友達を探してる最中だし。』

    占い師『なんじゃい、気にならんのかい?お前さんの運命の相手!』

    ウタ『いや・・・気になるも何も・・・私そもそも結婚するつまりないですから・・・』

    占い師『じゃあいいじゃないの!一回だけ占ってみよ?一回だけ、一回だけ!先っぽだけでいいからさ!』

    ルフィ『しつけえな!!婆さん!!!やらねえつってんだろ!?』

    頑なにウタの袖を掴んで離さないババアに対し、等々ルフィが声をあげ、ウタの事を自分の方へとひきよせる。

    占い師『あっ!?なにするんじゃい!!今すぐその金ず・・・可憐な少女を返さんかい!!このチェリーボーイが!!』

    ルフィ『うるせえ!!急いでるつってんだろ!?』

    正直な所を言ってしまえば、ルフィの頭からはもはやゾロの詮索の事など綺麗さっぱり抜け落ちていた。ウタと共に今日一日遊び倒す、それしか彼の頭には入っていなかったのである。そんな中、せっかくの楽しい時間を見知らぬババアに邪魔されたとあっては流石のルフィも黙ってはいられない。つまりこれは、どうしてもウタと遊びたいルフィVSどうしても金ずるを逃したくないババアの熾烈な戦いなのである。

  • 17123/01/19(木) 14:32:50

    ウタ『ああもう、わかったから!喧嘩しないで!2人共!』

    ルフィ『えっ?ウタ、やんのか?あれ。』

    ウタ『うん。このままじゃ、らちが開かないし。だからと言って問題を起こすわけにも行かないでしょ?』

    ルフィ『ま、まぁ・・・お前がそう言うなら・・・おれはいいけど・・・』

    ロー『いや!良くねえよ!!?こんなよくわかんねえババアの占いなんかよりゾロ屋の詮索がさき・・・』

    ウタ『じゃあお婆さん!お願いします!』

    ロー『聞けよ話!!!』

    ルフィ『まぁいいじゃねえかトラ男!どうせゾロならその内戻ってくるって!』

    ロー『この前そう言って丸2日戻って来なかっただろうが!?』

    などとくだらない話をしていると、早くも占い師が結果を出した。

    占い師『むむっ!!!これは!!!』

    占いの方法は一つのみ。その方法とは、占う者の手をお馴染み水晶玉の上へと乗せ、ババアがなんとも形容し難い呪文を唱える事により、運命の人の顔が水晶玉に照らし出されると言う.なんともなんともなシステムである。

    ウタ『・・・・・は?』

    そしてこの瞬間、水晶玉に映る人物の顔を見た事により、ウタの中で何かが動いた。

  • 18二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 16:52:11

    一体どんな奴が映ってたんだ🐵👒!?

  • 19二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:20:42

    今更だがナレーション口悪過ぎて草

  • 20二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:22:02

    このレスは削除されています

  • 21123/01/19(木) 21:04:03

    ウタ『・・・・・・・・・』

    ルフィと水晶玉を交互に見返すウタ。

    ロー『・・・・・・・・・はぁ・・・』

    そしてそんな様子を見て全てを察した苦労人トラ男。

    占い師『あ〜やっべっ・・・腰痛え〜・・・』

    そんな事などお構いなしに腰を叩く自称キューピッドババア。

    ルフィ『ん?ウタ?どうしたんだ?』

    そしてまたしても何も知らないクソボケ海賊王ルフィ。

    ウタ『あの・・・・・お婆さん・・・これ失敗ですよね?』

    ウタは水晶玉に映った人物があまりにも予想外であった為、腰の痛みを気にしているババアに再度確認する。

    占い師『ん?誰が映ったかは知らんがわしの恋愛占いは百発百中じゃよ・・・いててて!』

    ウタ『え・・・・・・・あ・・・・・・はい・・・』

    ルフィ『・・・・・・・・なぁウタ!誰が映ったのかおれにも見せてく・・・』

    ルフィがウタの後ろから素早く覗こうとした瞬間、パリン!!!と言う軽快な音と共に水晶玉はウタの腕力によって砕かれた。この時初めて、護身用にと一年前から鍛え続けて来た武装色の覇気がその力を発したのである。

    さて・・・それではそろそろウタの運命の相手とは一体何処の麦わら野郎だったのか、画面の向こうに居る人たち限定でお見せするとしましょう。どうぞ。

  • 22二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:08:23

    ふぉぉおおおお!!!

  • 23二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:12:18

    久しぶりに見た気がする、気振りのロミィ

  • 24123/01/19(木) 23:27:08

    占い師『うぉーーーい!!!??お前さんなにわしの水晶玉割っとるんじゃ!!!弁償しろ!!』

    ウタ『す、すいません!!幾らですか?』

    占い師『500ベリーじゃが?』

    ウタ『やすっ!!!?』

    それからババアは割れた水晶玉の破片を軽く片し、懐からもう一つの水晶玉を出した。どうやら今時の水晶玉は安いだけで無く、量産化も進んでいるらしい。

    ウタ『ふぅ・・・じゃあそろそ・・・うわっ!?』

    料金を払い、ウタが椅子から立ちあがろうとすると、後ろから無理矢理抱き寄せられた。

    ルフィ『おいウタ!お前なんで水晶玉砕いたんだよ!!おれ見てえつったじゃねえか!!』

    どうやら抱き寄せた犯人はルフィであり、彼は自分が水晶玉に映った人物を見るよりも先に、ウタがそれを砕いてしまった事にこれはこれはお怒りの様だ。

    ウタ『い、いや!そんな事言われても・・・ッ・・・』

    ウタは気づいてしまった。護身用にと日々トレーニングを積んでいる自分が、今ルフィの腕力によって完全に動けなくなっている事を。

    ウタ『こ、この・・・・・ッ・・・///』

    そして気づいてしまった。ルフィと言う1人の男の魅力に。

    ウタ(や、やあぁぁぁぁあ!!!!ち、ち、近いーー!!!)

    はい。そろそろ本編入ります。と言う事でナレーションも変わりましょうか。それでは。

  • 25123/01/19(木) 23:40:31

    お、おかしい!!おかしい!!る、ルフィってこんなに力強かったの!?じゃ、じゃあやっぱり・・・いつも私と力勝負する時は手加減してたの?そんな・・・そんなのって・・・

    ルフィ『おいウタ!お前ちゃんと教えろよ!!あの水晶玉にだれが映ってたんだ!!』

    めちゃくちゃカッコいい!!!!!な、なんで!!?なんでなんで!?あ、私昔はルフィに手加減されるの嫌いだったのに・・・な、なんか・・・なんか!!今だと・・・ルフィが私の事を気遣ってくれてるみたいで・・・凄いカッコよく感じちゃう・・・いや!そりゃ手加減されるのはイラッともするんだけどさ!!でも・・・でも!!それ以上に大人っぽくて良いーーー!!!!!

    ルフィ『ッ・・・おいウタ・・・そろそろ教えろよ・・・じゃねえと・・・おれも本気で怒るぞ・・・』

    ルフィは私の事を抱きしめながら、いつもより低い声で、尚且つ鋭い目つきで私に迫ってくる。

    はぁ・・・ルフィ・・・そんなんで私に勝てるとでも?ハッキリ言って悪手だよ・・・

    ウタ『ひゃ・・・あ、あの・・・』

    あれ?おかしいなぁ・・・なんで震えてるんだろぅ・・・・あっ!わかった!!わかったよみんな!!そう言えば私!!ルフィにこんな低い声で脅された事も、こんな強い力で拘束された事も、そしてあんな鋭い目つきで睨まれた事もなかったよ!!忘れてた!!あははは!!

    いや!てかそれどころじゃないって!!怖い怖い怖い!!ルフィスッゴイ怒ってる!!なんで!!あっ・・・でも今のルフィ・・・普段と違って大人っぽいかも・・・ポッ///

  • 26二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 01:28:41

    性癖拗らせるの早すぎるぞこの歌姫

  • 27二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 05:33:54

    ほう、怒ってるのか

  • 28二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 06:31:49

    最初の方でトラ男がド変態歌姫て言ってるからさらに性癖拗らせて暴走するぞ

  • 29二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 07:37:03

    あぁ、あのスレのウタに避けられてるってのとトラ男のルフィに対するクソ雑な扱いはそういう...

  • 30二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 07:59:39

    色々気づいてる状態で、堕ちてくウタとガンガン距離詰めてくルフィのバカップル見せられ続けるローはキツイな

  • 31123/01/20(金) 16:37:40

    震える私の体をルフィは後ろからガッチリと掴んで離さない。徐々に徐々に恐怖よりも羞恥心の方が強くなっていく私に対し、ルフィは早く教えろよと言わんがばかしに私の肩に顎を乗せてくる。

    ルフィ『おい・・・ウタ・・・早く教えろ・・・』

    ウタ『ひゃっ・・・ちょ・・・いいから離して!』

    ルフィ『・・・・・・・もしかして・・・おれに言えない様な奴なのか・・・』

    ウタ『え・・・ッ・・・いや・・・別にそんな・・・』

    ルフィ『なら教えろ・・・』

    ウタ『で、でも・・・それは・・・』

    ロー『もういいだろ麦わら屋・・・』
    あまりにも逃げ場のない尋問に対し、私が参っていると傍からトラ男くんが待ったを掛けて来る。何故だかはわからないけど、トラ男くんのその表情はどこかにやついていた気がする。
    ルフィ『トラ男・・・悪りいけど今はウタと話して・・・』

    ロー『無理矢理強要しといて何言ってやがる・・・てかな麦わら屋・・・ウタ屋の占いの結果を聞きてえんなら・・・まずはお前が先に教えてやるべきじゃねえのか・・・』

    ルフィ『は?いや・・・おれは占い受けてねえし・・・』

    ロー『なら決まりだな!!よし!!』
    トラ男くんはその瞬間、ルフィのその言葉を待っていましたと言わんがばかしに不敵な笑みを溢した。
    ロー『悪いが婆さんもう一仕事頼めるか?』

    ルフィ『あっ!?お、おい!トラ男!!何かって話進めて・・・』

    占い師『OK!任せときな!』
    こうして私は一時的にルフィの拘束から脱出する事に成功した。

  • 32二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 17:02:06

    このレスは削除されています

  • 33123/01/20(金) 17:02:37

    内なるウタがあまりにもうるさい為、ナレーション戻りまして、今ちょうどババアがルフィの運命の相手を占っている最中である。

    ルフィ『・・・・・・・・・・』

    ウタの運命の相手・・・一体誰だったんだ・・・と、ルフィは内心思った。

    ウタ『・・・・・・・・・・・』

    そしてウタは、や、ヤバいヤバいヤバい!!!ど、どうしよう・・・し、心臓が!!心臓がうるさい!!!??てかルフィの匂い・・・落ち着く〜・・・と、内心思った。

    ロー『・・・・・・・・・・・』

    そんな2人を見て、面白くなって来やがった・・・と、トラ男は内心思い、不適な笑みを溢した。

    占い師『ほれ、出たよ・・・あだ!!や、やべ!?腰が!?』

    ルフィ『ウタ!言っとくけどお前には見せねえからな!』

    ウタ『わ、わかってるって!そんくらい!』

    ルフィはそう言うと、対して興味も無さげに水晶玉の中を除いた。だが、その瞬間、映っていた人物があまりにも衝撃的な人物だった故、ルフィは数秒全身の動きを止めてしまう。そしてそんなルフィの異様な様子を見て、トラ男は心の中で、【計画通り】と、呟きまたしても不適な笑みを溢しす。

    ウタ『ん?ルフィ?どうかし・・・』

    ウタに声を掛けられた事で、パリン!!と言う軽快な音と共にルフィは水晶玉を握りつぶした。先程どこかで見た光景故か、みなさん察しが付いていると思いますが、念のため水晶玉に映った人物が誰だったのか教えておきます。どうぞ。

  • 34二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 17:10:57

    あらこれは…

  • 35二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 17:25:06

    ブレてて誰か分からないな...(鈍感系主人公)

  • 36二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 17:29:24

    フォォオオオオッ!!!!!!

  • 37123/01/20(金) 19:41:28

    占い師『なぁぁ!!またか!!!ちゃんと弁償せい!!』

    ルフィ『・・・・・・・・・・』

    占い師『おい!聞いとるんかお主!!』

    ルフィ『・・・・・・・・・・』

    ルフィは麦わら帽子を深く被り、微動だにしない。恐らくは先程の占い結果に思う所があるのだろう。

    ウタ『ちょっと!ルフィ?』

    ルフィ『えっ!?あ、ああ・・・わ、わかった・・・今払うよ・・・・・ッ・・・』

    ロー『・・・ほぉ〜・・・・・・』

    そんな中ルフィの肩を軽く揺するウタ。それに反応し、普段からは全く見せることの無い新鮮な態度を見せるルフィ。そしてそれら全てを傍観し、まるで見せ物を楽しむかの様にしてニヤつくトラ男。もはやこの3人の頭からは、当初の目的など綺麗さっぱり消え失せており、ゾロの詮索は地上を探している仲間達に託す他ない。



    取り敢えず代金を払い、占い師の元から離れ今は軽く市場を見て回っている。当然この3人が共に行動をしていて騒ぎを起こさない訳が・・・・・あった。

    ルフィ・ウタ・ロー『・・・・・・・・・・・・』

    沈黙・・・・・普段から比較的無口なトラ男はともかくとして、ルフィとウタと言う行動力の化身が2人も居るのにも関わらずこの静寂さ。ハッキリ言おう。これは異常事態である!嵐である!!嵐超えてサイクロンである!!今ならばその吹き荒れる突風を乗り越えて空島さえも目指せてしまう事だろう。

  • 38123/01/20(金) 20:06:08

    ルフィ『・・・・・・・・・・』

    ウタ『・・・・・・・・・・』

    ロー『・・・で?結局どうだったんだ?麦わら屋・・・』

    緊迫する空気感の中、初めに動いたのはトラ男。常日頃から厄介事を押し付けられる彼にとっては、今の2人がとても良い発散相手となる。

    ルフィ『えっ!?ど、どうって・・・何がだ?』

    そして次に動いたのはルフィ。明からさますぎる反応を取ってしまった彼だが、所詮は占いだと自分に無理矢理言い聞かせ、徐々に徐々に平静を取り戻しつつある。

    ウタ『ほ、ほら!さっきの占いの結果・・・ちゃんと教えてよ!』

    満を辞して最後に動いたのはウタ。まだ心の整理が追いついていない彼女だが、正直な所ルフィの運命の相手と言うのが誰だか凄く気になっている。その為、トラ男が作り出したこの絶好のチャンスを逃すまいと攻め手に出た。

    ルフィ『い、いや!おれより先にウタのを教えてくれよ!先に占ったのもそっちだし!』

    ウタ『え?いや!でもさっきルフィのを教えて貰ってからってトラ男くんも言ってたし!』

    はい・・・もう察しの良い人ならばお気づきですね。この2人・・・双方運命の相手が自分だったとは微塵も思っておりません!自分の運命の相手として占いに出たのが目の前の相手だと言うのに!バカです!大バカです!!クソボケ野郎共です!!!

  • 39二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 20:19:51

    ナレーション荒ぶってるわあ

  • 40123/01/20(金) 20:55:30

    ウタ『ほら!教えてよ!ルフィ!』

    攻めるウタ。

    ルフィ『いや・・・無理だ!』

    逃げるルフィ。

    ウタ『なんで!さっきは私の聞いてきた癖に!早く教えて!!』

    再度攻めるウタ。

    ルフィ『無理なんもんは無理だ!!』

    再度逃げるルフィ。

    ロー『もういいだろウタ屋・・・』

    そして傍から入ってくるトラ男。

    ウタ『いいって・・・なんで!私は・・・』

    ロー『考えても見ろ・・・絶対言えないと言う事は・・・お前の知っている人物・・・もしくはお前じし・・・』

    ルフィ『違え!!!』

    トラ男の的を射抜いた発言にルフィは声を荒げる。先程までは落ち着いた雰囲気だった為か、ウタとトラ男は驚きを隠さずにいた。
    ルフィ『お、おれの運命の相手がウタな訳ねえだろ!!勝手な事言うな!!』

    ウタ『・・・・・・・・・・え・・・』

  • 41二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:47:44

    >>40

    何言ってんだお前ェ!!!!

  • 42二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:49:19

    ルフィさん、やっちまったな…
    とりあえず武装色で殴られてくれ

  • 43二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:49:38

    照れ隠しは時にどんな暴言よりも相手を傷つけてしまうと…何度言ったら分かるんだ…!!!

  • 44二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:56:35

    これはトラ男から格下呼ばわりされて当然のヘタレ王

  • 45二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:57:22

    みんなが言ってる前のスレって海に飛び込むやつ?

  • 46二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 23:33:36

    トラ男、殺せ

  • 47123/01/21(土) 08:29:56

    緊迫する空気感。ルフィは自分の発した言葉が如何に最低なものだったかを瞬時に理解し、恐る恐るウタの顔を除き込むと、彼女の瞳からは涙が溢れていた。

    ウタ『あ・・・うん・・・そう・・・だよね・・・私なんかが・・・映ってる訳・・・ないよね・・・』

    ルフィ『あっ!?い、いや!?ウタ!今のはちがっ・・・』

    此処だけの話、ルフィは存外冷静ではなかった。まず、今まで友達の様に接してきたウタが、もしかすると結婚してしまうかも知らない。普通そんな状況に陥ったとして、祝ってやるのが礼儀と言うものであり、ルフィもそれは理解している。がしかし!頭では理解していても体は180°別の行動をとってしまう。これは確実に、ウタに対しての独占欲を表しているのだが、ルフィ自身はこれに気づいていない。謝罪、詫び、慰め、自害、グルグルと回り回る思考回路の中、彼が取った選択とは・・・

    ルフィ『あ・・・あぁ・・・ッ・・・トラ男ーー!!!なにウタの事泣かせてんだ!!』

    責任転換である。

    ロー『は?なに言ってんだ!泣かせたのはおま・・・』

    ルフィ『言い訳すんなぁーー!!!』

    その瞬間、ルフィの拳は金色のオーラを纏い、トラ男の腹部に触れる事もなく鉄拳を繰り出した。最低なんだ!!アイツ!!

    ロー『ぐはぁっ!!!??』

    ルフィ『はぁ・・・はぁ・・・』

    ウタ『ル・・・フィ・・・・・』

    ルフィ『あっ!?そ、そうだ!!ご、ごめん!ウタ!!さっきのは別にお前が嫌いとかじゃなくてだな!!』

  • 48123/01/21(土) 08:54:11

    眼前で必死に謝罪をするルフィ。だがしかし、ウタの耳にはその一切の言葉が入って来ていない。その理由は・・・

    ウタ(か、か、カッコいいーーー!!!!!)

    頭に花が咲いているからである。

    ウタの話をしよう。エレジアでの事件を乗り越えてから、ウタは赤髪海賊団が育てた。だがしかし彼女も同年代の友達が恋しかったのだろう。ルフィが新時代を作ってからと言うもの、気づけば「あれ?この人またサニー号に居るんだが?」ポジションになっていたのだ。ルフィ、ナミ、ロビン、ウソップ、チョッパー、主にこの5人との雑談やら買い物などを糧に、とても楽しい日々を過ごしていた彼女だったが・・・ルフィに対して距離の近い友達やお姫様方の姿を見て、この女もルフィ同様に、無意識化で独占欲を発症させていたのである。

    ルフィ『う、ウタ!!ホントにごめん!!おれが悪かった!!』

    そんな彼女が今日、気づかずに終わる筈の恋心と言う蓋を無理矢理こじ開けられた。つまりこれは、異常事態なのである。

    ルフィ『ん?おい・・・ウタ?どうしたんだ?』

    ウタに近寄るルフィ。

    ウタ(そっか〜♡ルフィ私の為に怒ってくれたんだ〜♡ん〜もうっ!!照れ屋さんなんだから〜♡)

    1人で盛り上がっているウタ。

    ロー『・・・・・・・・・』

    そしてルフィの責任転換覇王色パンチにより絶賛気絶中のロー。

    まさに地獄である。

  • 49二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 08:57:53

    無理やりこじ開けられたから暴走気味なのか…

  • 50二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 08:58:58

    ローはもうこの二人に付き合わずゾロ捜索に戻ったほうがいいのでは

  • 51123/01/21(土) 10:56:25

    ルフィ『おいウタ!』

    ウタ『・・・・・・・・』

    幾らルフィが語り掛けようともウタは1人盛り上がっている最中の為返事を返す事が出来ない。つまりそれは、ウタに拒絶されていると言う風にルフィが捉えても仕方のない事なのだ。その結果・・・

    ルフィ『ッ・・・ウタ!!!』

    ウタ『ふぇ?』

    ルフィはウタの事を強引に抱き寄せた。

    ルフィ『さっきは悪かったから・・・許してくれよ・・・頼む・・・』

    ウタ『ふぇっ!?あ、あの!?』

    ルフィ『お前にあんな事言うつもりじゃなかったんだ・・・』

    ウタ『えと!?えっとえとえと!?あ、あの!!?』 

    ルフィ『ッ・・・聞いてくれ!!ウタ!!さっきの占いで出たの・・・』
    湧き上がる劣情。溢れ出るトキメキ。もはや赤一色に染まる彼女の体は気絶寸前のハザード状態。だがしかし、此処で意識を失ってしてしまえば後々必ずと言っていい程厄介事になる。それを本能で理解した彼女はとある突破口を見出した。それは・・・

    ルフィ『実はおま・・・』

    ウタ『ぐっ・・・ブシッ!!!!!!!!!?????』

    ルフィ『・・・え・・・・・・は?』

    ノウズブリードである。

  • 52123/01/21(土) 11:13:57

    天を見上げるウタ。そんな彼女の鼻から勢いよく噴出されるノウズブリード。一瞬スローの世界を体験したルフィ。漸く意識が戻って来たトラ男。もはやそれを見た全ての人々からは「一発芸でもやってんのか?」と、心の声が聞こえてくる程意味のわからない状況である。

    ウタ『ッ・・・ブシッ!!!!!!!』

    ルフィ『ぎゃあぁぁァァァッ!!!!???う、ウターー!!?どうしたお前!!!な、なんで急に鼻血なんか出してんだ!!!??』

    ウタ『(わっ!ルフィが私の心配してる!!)う、うへ、うへへ〜・・・ブシッ!!!!!!』

    ルフィ『わ"あ"ぁぁぁあ!!!!待て!!待て待て待て待て待てーーー!!!!!そ、その勢いはお前死ぬぞ!!?』

    ウタ『(い、今なら・・・死んでもかまわない・・・)ふ・・・ふふふふふ♪ブシッ!!!!!!!!!』

    ロー『クソッ・・・麦わら屋の野郎・・・加減ってもの知らね・・・』

    ルフィ『はっ!?と、トラ男ーーーーー!!!!!!トラ男!!トラ男ーーー!!』

    ロー『い"っ"!?なんだ!!うるせえな!!』

    ルフィ『う、ウタ!!ウタが!!!ウタがヤベェ!!!な、なんかよく分かんねえけど!!鼻血出してヤベェんだ!!助けてくれーーーー!!!!』

    ロー『あ?』

    トラ男は見た。必死に自分へ助けを求めるルフィと、そんなルフィに思い切り抱きしめられ、とろけきった顔と共に鼻血を噴出するウタの姿を。

    ウタ『ふ、ふへへ〜♡』

    ルフィ『と、トラ男!!早く頼む!!!このままじゃウタが・・・』

    ロー『知るか!!!!』

  • 53二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 11:28:54

    責任転嫁で理不尽な圧倒的暴力を受けてその上起きてすぐに都合よく助力求められたらそらぁ温情な死の外科医でもその対応取りますわ……バカップル、何やってんだお前らァ!!!

  • 54二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 12:45:36

    これはトラ男もキレるしここぞとばかりに言葉責めで仕返しするのも十分納得がいく
    このバカップル災害過ぎる

  • 55二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 12:48:15

    2人はローにバラバラにされなくて感謝すべきと感じるぐらいに迷惑カップル

  • 56123/01/21(土) 12:50:57

    ルフィ『いや!お前なに言ってんだ!!このままじゃウタがヤベェんだって!!!』

    ロー『黙れ!!いきなり覇王色纏ってぶん殴って来る様な奴の頼みなんか誰が聞くか!!!』

    トラ男のごもっともすぎる反論に対しルフィは「ちっちゃい事は気にするな」と言うが如く助けを求めて来る。

    ウタ『うへへ〜♡・・・ブシッ!!!!!』

    ルフィ『おいトラ男!!本当にヤベェって!!後でおれの分のおにぎりやるから頼むよ!!!』

    ロー『ちっ!今回だけだからな!!さっさとウタ屋おれに寄越せ!!』

    ルフィがウタをトラ男に渡そうとした瞬間、運悪く土埃が起きてしまい、ルフィとトラ男は目を瞑る事で回避を、そしてウタはその土埃が眼球に直撃し、大粒の涙を流してしまう。

    ウタ『う、うぅ・・・』

    ルフィ『ゴホッ!ゴホッ!たくっ、なんだよこんな時に・・・って、あっ!?』

    そして更に運悪く、先に目を開けたのはルフィだった。

    ロー『ゴホッ!ゴホッ!クソッ!なんだ急に・・・』

    ルフィ『トラ男ーーーー!!!お前なにウタの事泣かせてんだーーー!!!!』

    ロー『は?』

    バゴッ!!と言う鈍い音と共にトラ男は本日2度目の覇王色パンチを鳩尾に受け、もれなく本日2度目の気絶を果たした。因みにウタは目の痛みにより正気に戻り、いつの間にか鼻血も止まっていた。

  • 57二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 12:56:04

    ラキラキの能力で不幸を背負わされたと疑うレベルに運の無いトラ男…

  • 58123/01/21(土) 14:08:22

    その後も事あるごとにウタは涙を流し。

    ウタ『なっ!?また目が・・・うぅ・・・』

    ウタ『ヤバっ!財布・・・船に忘れた・・・うぅ・・・私のパンケーキ・・・』

    ウタ『うぅ・・・酷い・・・ぐす・・・ブシッ!!!!!!!』

    事あるごとにルフィは勘違いをし。

    ルフィ『トラ男ーーーー!!!なにウタの事泣かせてんだ!!!』

    ルフィ『トラ男ーーーー!!!!!!お前ウタのパンケーキ食ってんじゃねえ!!!!!』

    ルフィ『トラ男ーーーーーー!!!!ウタの事泣かすなって何度も言ってんだろ!!!!!』

    事あるごとにトラ男は覇王色パンチを受けた。

    ロー『だからちげぇって・・・グハッ!!!??』

    ロー『おれがパンケーキなんて食う訳・・・ぐぼぉあっ!!!!!??』

    ロー『おい!麦わら屋!今のはどう見ても嘘なき・・・ガッハッ!!!!???』

    もはやウタも薄々、「私が泣くとルフィのカッコいい姿見れるのでは?」などと言う考えに至っており、ハッキリ言ってしまい、めんどくせぇからとっととくっつけよとも思えてしまうこの2人なのだが、その日は意外な形で幕を下ろす事となる。

  • 59二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 14:11:00

    ロー、お疲れさんです…

  • 60二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 14:50:02

    トラ男が縁切らないのが不思議なレベルで迷惑過ぎる…

  • 61123/01/21(土) 16:28:03

    それはお昼を食べ、食休めにと歩いていた時。

    ウタ『あたっ!?』

    ウタは1人でに転けてしまった。

    ルフィ『ウタ!大丈・・・あたっ!?』

    そしてそれに続く様にしてルフィも転けてしまい、ルフィはそのままウタの体の上に跨る形となってしまった。当然この様な状況にウタが耐えられる訳もなく、大量のノウズブリードを噴出し、なんとか事なきをえる・・・・・事は出来ず。

    ルフィ『うわっ!?なんだ!?目が・・・わ!?』

    ウタから噴出されたノウズブリードがルフィの目に掛かり、そのせいかルフィは一瞬体勢を崩してしまう。すると・・・

    ウタ『んむっ・・・ん?』

    なんて事もなくウタのファーストキスを奪い取った。

    ルフィ『ぷあっ・・・なんだ?今の?てか前が見えねえ!』

    ウタ『あ・・・・・あぁ・・・・・』

    ロー『ほう・・・・・』

  • 62二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 16:35:18

    このムッツリトラ男「ほう……」とか言って冷静な風装ってるけど内心はヒャッハー!って感じなんだろうな…俺も同じ気持ちだよトラ男!

  • 63123/01/21(土) 16:50:00

    ルフィ『ウタ!大丈夫か?怪我とか・・・』

    ウタ『ア"ァ"ア"ァ"ア"ァ"ア"ァ"ア"ァ"ァ"!!!!????』

    その瞬間、ウタの右手がバリバリと黒い雷を纏い、道行く一般市民の殆どが意識を失い倒れ込んでしまった。そう・・・これは・・・覇王色である。
    ロー『なっ!?これは・・・・・・!!!』

    ルフィ『はっ!?お、おい!ウタ!!おま・・・』

    ウタ『いやあぁぁぁーーーーーー!!!!!!』

    ルフィ『ぶがぁっ!!!!???』

    ルフィが声を掛けた瞬間、ウタはルフィの頬にその黒い雷をぶち込んだ。するとルフィはまるでライフルガンの弾道が如く、高速で回転しながら建造物に向かって吹き飛んでしまった。

    ウタ『は!?あ、あの・・・あ、私・・・今日はもう帰る!!!!それじゃあ!!!!!ッ・・・・・・////』

    そう言い残しウタはそそくさと帰っていった。

    ロー『おい・・・麦わら屋・・・』

    ルフィ『・・・なんだよ・・・・・トラ男・・・』

    ロー『まんまと振られたな・・・ザマァ!!!!!』

    ルフィ『うるせえ!!!!!!!!』

    その後、ウタは何度かサニー号に遊びに行く事になるのだが、今回の一件を思い出す度にルフィに対し、何処か距離を置く様になってしまったとさ。

    お・し・ま・い☆

  • 64123/01/21(土) 17:10:35

    お・ま・け!!
    あの日から数日後。ウタは今日も今日とてサニー号にお邪魔しており、楽しいひと時を過ごしていた。

    それは例えば、朝方の甲板だったり。
    ルフィ『ウターー!!どうせ暇なんだろ?また勝負してやるよ!!!ありがたくおも・・・』

    ウタ『い、いやいいよ!!あ、私・・・ナミちゃんやロビンさんと話あるから・・・それじゃあ!!!』

    お昼の前だったり。
    ルフィ『おっ!今日はウタも釣りしてんのか?よし!どっちが大物釣れるか勝負・・・』

    ウタ『あっ!ご、ごめん!ウソップ!チョッパー!私サンジに呼ばれてたんだった!!それじゃあ!!』

    夜のお風呂場だったりと。
    ウタ『はぁ・・・ヤバい・・・ルフィに会う度心臓が・・・』

    ガラッ!!!
    ルフィ『ウタ!お前風呂入るなら・・・』

    ウタ『や"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁあ!!!!!出てってーー!!!』

    バリバリ!!!バゴン!!!ガッシャーン!!!

    ルフィ『・・・・・・・・・・』

    ロー『麦わら屋・・・・・ザマァ!!!!!』

    ルフィ『うるせえ!!!どっか行け!!!!!!』

    お・し・ま・い!!!

  • 65二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 17:20:42

    まあ今回はやり返していいよトラ男

  • 66二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 17:45:20

    もうトラ男これ一番の親友並みの距離感だろ
    多分ウタ関連以外だとトラ男の方も何回かルフィを理不尽に殴り飛ばしてるぞ

  • 67二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 19:21:27

    ルフィが振られる度にテンションが高くなるロー面白ぇ

  • 68二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 04:28:13

    (別作品だけど)幼なじみに甘えられて血を吐く海賊王と
    幼なじみに迫られて鼻血を吹く歌姫…
    うーんこの似たもの同士ども

  • 69二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 10:05:10

    トラ男かわいそう...
    おつでした

  • 70二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:46:23

    トラ男これはキレて仕方なし

  • 71二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:23:07

    これはトラ男可哀想すぎる
    リヴァースマウンテン100周にしてあげよう

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています