- 1二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 12:58:12
- 2二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:00:08
【真名】エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハ
【性別】女性
【身長】172〜???cm
【体重】50〜???kg
【出典】史実・オーストリア伝承・???
【地域】ヨーロッパ全域
【属性】混沌・中庸
【好きなもの】夫・子供・ハイネの詩集
【嫌いなもの】不自由・嫁姑問題
【筋力】E【耐久】E〜EX
【俊敏】E【魔力】C
【幸運】E〜B【宝具】B+++
【CV】鈴木より子
マイブームは生前と変わらず美容とダイエット、そして朝のランニングである。 - 3二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:01:25
【プロフィール1】
オーストリア=ハンガリー帝国における最後の后妃(皇妃)であり、ハプスブルク家の美の女神とまで讃えられた女性。愛称としてシシィと言う呼び名もある。
後年、貧しさの腹いせに王侯貴族を憎んだある男性により彼女は殺された。
夫である皇帝フランツ・ヨーゼフはその後、皇位継承者を暗殺され第一次世界大戦を引き起こし、これによってハプスブルク帝国は崩壊を迎える事となる。 - 4二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:02:24
【プロフィール2】
サーヴァントとして召喚されたエリーザベトは、王妃戴冠時に身に付けていたドレスを着用し現れる。
単独行動:B+
天性の肉体:A~E - 5二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:03:29
- 6二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:03:37
【プロフィール3】
現代のオーストリアにおいても絶大な人気を誇る彼女ではあるが、その人生は波乱万丈に満ちた物であった。
──16歳という若さでのオーストリア皇帝との結婚。
──后妃としての公務を幾度となくサボり、旅行に出掛ける。
──人生を終えるその時まで追求した、強迫観念とさえ言える美への執着。
──王宮の自室内にダイエット器具を設置し、毎日5時間のランニング。
──自身の長期旅行の際に、夫の為に浮気相手を自ら用意する。
──そして、姑であるゾフィー大公妃との確執と息子の早逝。
現存するエリーザベトの絵画や写真に映るお淑やかな印象とは裏腹に、その実情は当時の王侯貴族達の中で誰よりも身分の枠に囚われない自由人。おてんば娘であった。 - 7二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:05:40
【プロフィール4】
『美わしきドナウの河波に』
ランク:C 種別:対心宝具
レンジ:1~70 最大補足:100人
プリンセス・シシィ 。
ギリシャのコルフ島に現存する后妃の宮殿、アキレイオン城を権限させる固有結界。
呼び出された城は実際の物とは違い、広大な水面の地平線に建つ水晶宮殿である。
神域の美しさを宿す壮大な城とエリーザベトは万人を魅了し、固有結界内の存在の敵対心を著しく減衰させる。そして敵意を無くした者たちは貴族の装束を身にまとい、皆が自由に振る舞いながら手を取り合い踊るのだ。
──生前、魔術と一切の関わりが無かった彼女がなにゆえ固有結界を扱えるのか。
それは、彼女がサーヴァントとして召喚される際に融合したとある幻霊の影響が大きい。 - 8二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:07:15
【プロフィール5】
彼女と融合した幻霊は『ドナウの乙女』。
オーストリアの伝承に語られる水の精は、魔術師としての素養を持たないエリーザベトに神秘の力を授ける。
神代の精霊が宿す神秘と比べれば弱小もいい所だが、それでも小川や河川の水流を操ったり、周囲の水分を利用した簡単な防戦程度の芸当は可能である。
とは言えそれでも、腕っ節の強さは域下から数えた方が早い程度なのだが。
……だが少し待って欲しい。エリーザベトというサーヴァントは本来、ライダーかキャスターのクラスで現界する筈だった英霊である。
ドナウの乙女という幻霊と融合している現状なら尚更であり、本人もフォーリナー等という奇怪なクラスを与えられたことを不思議に思っているようだが……? - 9二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:10:00
【プロフィール6】
永遠なる闇:A
『流刑の邪神。猟犬物語』
ランク:EX 種別:対人宝具
レンジ:1 最大補足:1人
ユリウス・アンドラーシ。
クトゥルフ神話においてニャルラトホテプの従姉妹とされる女邪神(悪魔)、マイノグーラがエリーザベトの肉体に宿り完全顕現1歩手間の状態(真性悪魔)へと強制変貌させる。
闇と地獄の化身と成った彼女は戦闘行動の一切を行うこと無く虚ろに佇むのみ。しかしながら、知的生命体を無条件で重度のパラノイアに陥らせるミーム汚染を地球全土に広め続ける厄災なのだ。
この状態の彼女は邪神によって心を闇に囚われており、生前経験したあらゆる負の経験と感情の底無し沼に沈んでゆく。
悪魔へと変貌したエリーザベトの装束は暗黒の星雲と嘆きの絶望を宿す喪服へと変化する。
闇と一体化した肉体の身長と体重は測定不能となり、物理的な干渉の一切を受け付けない。また、幸運のパラメータが最低値まで低下し天性の肉体は見るも無惨な劣化を遂げる。
──そう。この状態の姿とはまさしく、絶望と倦怠の中に生きた後年の己自身なのだ。
マイノグーラがエリーザベトを利用するに至った理由は至極単純──傷だらけな彼女の心が己の”嗜好品"に相応しいと思ったからだ。
シシィと呼ばれ愛された少女が人生という苦しみの巡礼を歩み、最後には貧しき弱者に意味も無く命を奪われる……実に美味なイノチという物語。
サーヴァントとして召喚されたその時から邪神の干渉は始まっており、エリーザベトは徐々に精神を汚染された果てに"必ず”この宝具を強制発動する運命にある。 - 10二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:11:51
>>5 ありがとう! でもパラメータ関連は正直本家の設定の理解が足りてなくて適切な数値なのか自信が無いのだ
- 11二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:12:25
- 12二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:13:13
すげぇガチガチに組んだな
イベント実装だとゴッホちゃんや楊貴妃みたいに途中までフォーリナーの理由が分かんないやつだろうか - 13二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:13:46
【プロフィール7】
『いとしい人よ、君の手を』
ランク:EX 種別:対人宝具
レンジ:1 最大補足:1人
フランツ・ヨーゼフ・カプツィーナ。
エリーザベトという存在が行う"赦し”の奇跡にして、自身に宿った邪神を元の暗黒宇宙へと追い返す究極の追儺儀式。
それは、生前における彼女の最後を逸話として宝具へと昇華した物。
エリーザベトのマスターのみが闇と一体化した彼女の肉体に触れることが可能となり、その命を奪うことで追儺の儀式は完了する。
この宝具の発動はエリーザベト本人にしか行えず、例えマスターが令呪を使おうとも発動を止めることは出来ない。
──エリーザベトは、二度目の生と死の終わりを前にして想う。
ルドルフやマリーと違い、愚かで弱い自分の心に負け愛してあげられなかった子供たち。
そして、誰よりも何よりも愛するわたしの夫。
わたしが家族の道行きを、もっと穏やかな日々に出来ていたら……ハプスブルク家も、帝国も、アナタが築いた全てを崩さずに済んだのだろうか?
だからわたしは此処に願う。裁きでは無く、"己の罪を赦す勇気”を与えたまえと。
きっと……シシィという女の人生は裁かれるためでは無く──赦しの果てに受け入れて、未来へと受け継ぐ為にあったのだと。 - 14二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:18:24
泣けてきた
- 15二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:18:33
以上、スレ主が昔から密かにFGOにサーヴァントとして実装して欲しいと願っていたエリーザベト后妃を、妄想設定マシマシで作ってしまったのでした!
個人的にはマリーやメイヴとお茶会しながら美容のことについて楽しく話してる所を見てみたいと思っていたり……
きのこォー! 一生のお願いだからエリーザベト后妃を実装してくれー! - 16二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:20:42
最期の逸話って
「いえ、何でもありませんよ。男に刺されたのは胸のあたりだけです。私の時計を狙っていたのでしょう」って刺された後に言ったやつか - 17二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:21:41
スレ主的にはこの設定でも別の設定でも良いので、皆でエリーザベト后妃がサーヴァントになったらどんな感じになるかの妄想話しが出来たら嬉しかったり
- 18二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:22:03
>>16 その通り!
- 19二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:24:39
イベントはドナウ川でのハイキングイベントみたいな導入かな
フォーリナー反応があるってオーストリアにレイシフトしたら第一宝具の固有結界があってシシィが出迎えてくれるみたいは - 20二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:25:23
- 21二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:28:31
書いたら書いたで後々見返すと死にたくなるくらい恥ずかしい出来になるからちゃんとした設定するのは難しい
- 22二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:29:02
ちなみに宝具名の日本語部分の元ネタは、エリーザベトが実際に好きだったハイネの詩集に収録されてる詩の題名ですー
- 23二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:32:10
実際、創作ってそう言うモノだよね。ホント尊敬するわ…
- 24二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:41:35
てかここに書いてから気付いたけど、宿す神性がマイノグーラならニャルを宿してる水着BBが反応するかもしれないのか……
うーむ。根がおてんば自由人な后妃様と後輩系デビルヒロイン……案外気が合うのか? - 25二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 13:56:19
>>14 そう感じてくれたならスレ主の妄想も報われるぜ……
一応最後の宝具に関してはもっと細かい設定作ってあるんだけど、設定厨の心を封じて書き込むのは必要最低限にしたんだ。
ゲームの方だと全キャラある程度の分量で纏まってるからねぇ……。やっぱりきのこ含めたライター陣はスゲェや
- 26二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 14:09:57
舞台エリザベート好きだからめっちゃ楽しいこれ……
- 27二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 14:17:45
- 28二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 14:38:53
ブタベシュトに実際に行ったけどシシィと親しまれスミレの砂糖菓子が有名だった
- 29二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 14:40:05
チェイテピラミット姫路城シンデレラエディションも、「まあまあまあ!楽しそうね!え、マスターはあの壁を登ったことがあるの?いいわね、私もやりたいわ!」とおてんばシシィの血が騒ぐんだろうなぁ
- 30二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 15:46:57
ハロウィンで最初はいつもの増えたエリザベートと思わせといて
みたいなサプライズに使えそうと真っ先に思った - 31二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 15:49:19
- 32二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 16:22:31
すげぇちゃんと設定考えてて好感持てる
できることならコツとか教えてほしい - 33二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 16:24:53
ただシシィ本人の要素より邪神の方が目立つ気がする
シシィの逸話ってハンガリーで菫色ってイメージぐらいしかないけど - 34二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 16:26:31
でもそんなイベントやってみたいな~
- 35二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 17:07:15
素晴らしいものを見た
- 36二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 17:32:45
- 37二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 17:57:03
ミュージカル版の流れで冥界、地獄関連の鯖たちに
「ああっちもあっちだが、あんたも大概だなぁ……」的なことを言われるシシィ
フォーリナーだから干渉できなくなってるけど、通常の召喚だと無辜って
黄泉の帝王からの寵愛要素が盛られるといいな
巌窟王みたいに中に潜んでそう - 38二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:52:19
- 39二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:53:51
>>37 エリーザベトって現代の人からしたら舞台の印象の方が強いだろうから、確かにクトゥルフ神話なければ無辜りそうだねぇ。
- 40二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:54:47
スレ主です。今さっき妄想で絆礼装の文書も書いたので、投下しますね
- 41二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:03:50
【絆礼装】
『1グルデン銀貨』
「いらっしゃいマスター。わたしのアキレイオンへようこそ。
……ああいいの、いいのよ。そんなガチガチな会釈なんて、結構よ? うふふふふ」
無窮の美を誇る水晶宮殿。その中で初めて行う二人だけのお茶会に、歳若い客人の王子様(マスター)/お姫様(マスター)はすっかり緊張しているようだ。
「わたしも昔はゾフィーおば様からキツ〜イ教育を受けたの。あの人と顔を合わせる日は毎日がノイローゼでね?──だから、テーブルマナーだとかそんな物は無し無し。貴方の国で言うそう……無礼講。無礼講よっ!」
ヴィッテルスバッハ家の皆から愛され、シシィと呼ばれていたあの日々にも劣らぬ破顔の笑みで言うと、流石のマスターも気が楽になってくれたらしい。
卓上にズラリと並ぶ豪華絢爛なお菓子を1つ口にすれば──可愛らしいマスターは目をキラキラさせて、次から次へと美の甘露を味わう。
……ふと。そんなマスターの顔に、わたしの息子(ルドルフ)/娘(マリー)が蜃気楼のように重なってしまったものだから──
「…………」
哀愁という川へ身を浸すかのような、或いは慚愧という海の底へ沈むかのような眼差しは、やはり数分とせずにマスターに気付かれてしまった。
"何でもないわ”とはぐらかすと、不思議そうに首を捻るマスターは目線の先にある物を見つけた。
──あらあら、案外目敏い人ですこと。ふふ。
「あれが気になる? あれはね……ふふふ、わたしの"宝物”なのよ」
開けた箱に入っているのは、何の変哲もない1枚の銀貨。
マスターはまた首を傾げて、当然の疑問を口にする。"銀貨たった1枚がシシィの宝物なの?”
わたしは薄く笑みを浮かべたまま、自信を持って頷く。だってこれは──
「これはまだわたしが小さくて小さくて。夫のヨーゼフと出逢うよりもうんと前に、お父様と2人でお出掛けしてね?
その時のわたし達は、チターを街の路上で演奏する人と、優しい道すがらの人達からチップを貰う女の子に変装してたの。これはその時に稼いだチップよ」 - 42二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:06:51
【続き】
そう──"わたしが自ら稼いだお金”
今にして思えば、王家の党首と娘が街の道端で楽器を演奏しながら銀貨を稼ぐだなんて非常識にも程がる。
ほらだって、今こうして話を聞いたマスターなんて両目を点にして驚いてる。
「ほんとに……おてんば娘過ぎて困っちゃうわよね? うふふふ。
自由人な誰かさんはどうして帝国の后妃になんてなれたのかしら?」
おどけるわたしに、マスターは苦笑を寄越して答える。
ハプスブルク家の美の女神──なんて。夫のヨーゼフに嫁いだ当時のわたしはただ、"誰からも愛される存在にならなければいけない”と怯えていただけなのに……だけ、なの……に……
「────……あぁ、そっか」
ようやく少し、分かった気がする。
誰よりも自由で、誰よりも大胆で、誰よりも美しく、そして────誰からも愛される后妃エリーザベトでいれば、"い続ければ”。
ゾフィーおば様も何時かはわたしを認めてくれる、いいや───大公妃の"全てを超えて”認めさせてやる。
シシィという無垢なる少女はいつしかそんな妄執に囚われてしまった。
──誰からも愛されるために王宮の自室に引きこもり、美貌の探求に明け暮れた。
──誰からも愛されるために周りを都合の良い人間たちで囲い、己の言う通りに生きるよう命令した。
なんて弱い、なんて醜い逃避。
そうして、妄執の心は強迫観念という腫瘍となりエリーザベトという女の人生を蝕んでいく。 - 43二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:08:29
凄いな、ここまでシシィ愛に溢れた人は久方ぶりに見た
個人的にシシィの勉強嫌いなお転婆お嬢様像、ダイエットに固執した若作り像、生涯旅行して遊び呆けた姿はフランツ=ヨーゼフに嫁ぐまでの姿が些か誇張して伝わった結果だと思うんだがトピ主としてはどう思う? - 44二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:12:58
【続き】
誰からも愛される女になって姑の呪縛を超えると意気込んでいた后妃などと、嘘偽りも甚だしい。
…………わたしはただ何処までも、"姑の正しさから逃げ続けるために誰からも愛される女になろう”と自己を騙していた愚者だったのだ。
お腹を痛めて産んだ我が子全員を平等に愛することも出来ず、息子が早逝した時は夫に寄り添うこともせずに、離別の悲哀と衰えゆく自身の美貌に1人で絶望していた。
────ねえマスター。
こんなわたしでも、今から再び歩み出せるでしょうか?
自分でも分かっているの。真に"誰からも愛される者”であったのは、美の女神たるエリーザベト后妃では無く……無邪気で自由気ままに無垢の笑顔を他者(セカイ)に振りまいていた、シシィというおてんば娘だったという事を。
「…………マスター。唐突で悪いのだけれど、わたし鬼ごっこがしたくなったわ。
さぁ、このお茶会もお終いにしてノウムカルデア全てを使った鬼ごっこをしましょうっ!」
あまりの急転直下な物言いに流石のマスターも面食らったらしく、盛大に椅子から転げ落ちそうになっていた。
「そういえば、当世には"ピンボンダッシュ”なるイタズラ遊びがあったわよね?
そちらも捨てがたいわぁ。マスターが契約している他のサーヴァント全員のお部屋をピンポンダッシュするだなんて、ぜっ〜たいに楽しいものっ!」
何やら1人勝手に盛り上がり始めたわたしの提案に危機感を覚えたのか、マスターはあたふたと言葉を投げかけてくる。
──うふふ。もう手遅れよマスター - 45二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:14:30
【続き】
「ほらっ、惚けていないで。行くわよマスター! わたしを捕まえてご覧なさいなあっ!」
言うが早いか。瞬く間に固有結界は解除され、ドレスの裾を両手で掴みながら后妃(シシィ)は一目散に走り去る。
きっと、彼女が英霊召喚という2度目の人生を受領したのはこの為だったのだ。
身分や思想も関係なく、相容れない他者とも逃げずにぶつかり合いながら、シシィという女は無垢の祈りたる美貌(えがお)で世界を満たしていく。
マスターを含めたカルデアの善き人々とならきっと、きっといつか──真に誰からも愛される者へ到れると信じて。
万人(みんな)と同じように泣いたり、笑ったり……そんなことの積み重ねが、きっと世界を善き未来へと進ませて往くのだろう。 - 46二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:15:42
以上、妄想成分マシマシの自作絆礼装でした!
文書長くなり過ぎちゃって自分でもびっくりしてる…… - 47二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:26:02
- 48二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:27:25
ええやん
- 49二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:27:35
絆礼装っていうか幕間1話級の書き込みようだよコレ!
- 50二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:49:19
- 51二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:50:33
>>49 幕間の物語も頭の中にあるけど絆礼装の文章でこの分割具合だから、幕間なんて書いたら何分割になるのか……。スレ主は恐怖してます
- 52二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:51:33
- 53二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:52:16
うわーーー最高……好き……
これで実装してほしい……
ついでにスレ主はCVは誰予想してる? - 54二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:55:05
- 55二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:56:26
アクセサリーの細工で使うような、細身のヤスリで刺殺って感じだったはず
ちなみに犯人のルキーニ、無辜ってアサシンとかで来てくれねえかなとずっと思ってる
ルイジ・ルケーニ - Wikipediaja.m.wikipedia.org - 56二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:57:50
- 57二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:10:35
>>50 エリーザベトという人間のお話で悪く語られがちなのはゾフィー大公妃との確執関連するだけど、いわゆる時代が悪かった部分も半分ぐらいはあるかなぁと思ってる。
最近の社会で求められる女性像的に、エリーザベトが現代に生まれていれば嫁姑問題からくる心的ストレスもだいぶ軽減されるだろうしね。
自分的には彼女のおてんばで自由人な気質は悪く思うどころか、寧ろそこがエリーザベト后妃という偉人の魅力だと思ってるからさ。
プロフィール3にも書いてある「自身の長期旅行の際に、夫の為に浮気相手を自ら用意する」なんて文章だけ見ればヤベー奴の発想だけど、ちゃんと裏事情とかも調べれば3人全員が納得してやった事だからね。
だからこそスレ主が妄想した今回のエリーザベトは、『帝国后妃としての公務や姑との確執。そして息子の心中等の悲劇に心を病まず、無垢の笑顔をみんなに振りまく少女シシィとしての根幹を貫き通せていれば、彼女は本当の意味で誰からも愛される后妃様になれた傑物なんだよ』って解釈になった訳ですね。
- 58二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:13:32
マリーと絡ませたい感じだな
というかお家的に多分個別ボイスありそう - 59二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:18:42
- 60二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:20:22
- 61二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:38:42
>>60 スレ主的にはこの意味も無く命を落とすエリーザベトの最後が、型月世界観的に重用だと思ってるんだよね。
型月世界ではブリテンの滅亡と共に地球の神代が終わったけど、それ以降でも神話の英雄たちに負けないような活躍をした上で、どこか人を惹きつけてやまない死に様を遂げた偉人は結構いるんだ。
それに比べて1800年代以降の人物であるエリーザベトが何のドラマも無く唐突に命を奪われたこの出来事は、近代文明が起こした人類史の業である最初の世界大戦の直前なのも相まって、人間社会に残されてた民間伝承とかの薄く弱い神秘ですら意味を無さなくなっていく何よりの証──的な裏設定を考えてたり。
- 62二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:48:29
>>59 まぁ今回フォーリナーのクトゥルフ神話要素として加えたマイノグーラは、そんな心根は優しく思いやりに溢れたシシィの心の傷を彼女が命を落とす瞬間に垣間見て
『なんやコイツの人生www。めっちゃ滑稽で美味しそうやんwww。せや! コイツの心を味わい尽くすついでにあっちの宇宙に侵略したろw!』って英霊召喚に割り込んだ裏設定があるんだけどね_(:3 」∠)_
こんなクソみてぇな精神性の女邪神は滅ぼさなきゃ…(使命感
- 63二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:51:07
- 64二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:56:06
- 65二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 22:24:46
フランツと出会った時喪服だったらしく彼女の運命は元から決まっていたのかと思った
元はシシィなしでお見合いの予定だったけどフランツが殺されかけて延期になったりルドルフの死が自殺か他殺かあやふやなのも型月解釈だとどんなのか気になる - 66二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 22:43:49
皇帝との出会いの時に着てた服が後年と同じ服っていうのは、どうしても運命的なものを感じちゃうよね。
本来のお見合い相手な姉のネネーも負けず劣らずな美人さんだったけと、当のヨーゼフは偶然見つけたシシィに一目惚れしてゾッコンだったという