- 1サナード23/01/20(金) 18:36:02
本スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第3021層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1504668/設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/1488245/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです
書き込みの方針は以下でお願いします
何もなし or ※付き →メタ会話
「」→セリフ
()→心情
【】→状況描写
あらすじ
200の呪いがこうあーだこーだしてクソ強いモンスターが出て来た。その影響でスタンピード起こる前にヌッ○して来てね!
- 2千剣后23/01/20(金) 18:39:57
たて乙です!
- 3護闘剣の騎士23/01/20(金) 18:40:25
タテオツだー
よし、サナードの平和を守ってやろうじゃないの
【平和な時期なんてないよ】 - 4報恩の両手剣使い23/01/20(金) 18:41:10
たて乙です
サナードに辿り着けてるかなコイツ - 5二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 18:41:38
ちなみにイベスレだから「」つけない発言はメタ発言になるベ!
- 6水使い23/01/20(金) 18:41:52
立て乙です!
只管に後方支援してます! - 7護闘剣の騎士23/01/20(金) 18:43:59
畜生めえ!!!スマホに書いときます
- 8元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 18:44:58
立て乙です
イベスレ化するなら一応コテハン付けましょうかね
この後多分リアル事情でしばらく霊圧消えるのですぐ終わるならこのままフェードアウトですがハハハ
【漆黒の騎士鎧を身に纏った女が、同じく漆黒の大剣を携え前線に到着した】
【それは、かつてセントラリアにて騎士の位を叙し『黒蘭の騎士』の名で知られた女】
【そして今では「騎士はやめたのにその時代の二つ名を名乗り続けるのは良くないのでは?」と考えさりとて良い名は一向に思い浮かばず、『元・黒蘭の騎士』なる風情もへったくれもない名を名乗る、一介の冒険者である】 - 9重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 18:46:20
「ぐへぁ…」【転移門から転がり出てきた】
- 10サナード23/01/20(金) 18:46:43
- 11水使い23/01/20(金) 18:50:03
- 12元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 18:52:41
【地面に突き立てた大剣の柄に両手を乗せたまま、微動だにせず動向を見守る】
【飛来する礫などは激突する寸前で"見えない壁"に阻まれるかのように砕けている】
「さて……仕掛けるならもう少し戦力が欲しいところですね」
- 13護闘剣の騎士23/01/20(金) 18:52:45
- 14千剣后23/01/20(金) 18:55:19
ははぁん……さては思ってたよりデカイな!?
【身の丈を超えるほどの大きさを持つ、黒い棺のような大型複合強化兵装──《龍棺(ドラン・カスケット)》と呼ばれるソレを連れた少女は、さて目の前の何かを斬ったものかと首を傾げていた】
【何せ寝ているだけである。このまま斬り殺すのは後味が悪い。故に些か興味無さげに様子を見ていたのだが、】
「──へぇ」
【──寝返りで地面を捲り、土砂や樹木、果てにはモンスターまでをも降らせる"イ・サ"を見て、少しは興味が出たらしい】
【ヒョイとそれらを避け、時には《龍棺》で防ぎながら展開した《龍棺》から片刃の鋼剣(150G)を引き抜いた】 - 15重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 18:56:10
- 16報恩の両手剣使い23/01/20(金) 18:58:35
「私が来た!」
【途中方角を間違えて東の方に行ったりもしたがなんだかんだでサナードまで来た】
【走りながら剣を抜き放つと地面に突き立て巨大な岩壁を張る】
【岩壁は降り注ぐ土砂、岩、樹、魔物達を受け止めていく】
- 17サナード23/01/20(金) 18:59:05
- 18水使い23/01/20(金) 19:01:42
「くっくっくっ………魔剣一刀流の力を魅せてやろう!」
【凄く清浄なオーラと光属性の魔力を放っている聖剣を構えた狼獣人の少女が咆哮と共に自分の力に降ってきた物質を光線で消し飛ばす】
「ぶへへへへへ………メス十爪流で迅速に貴様を解剖する」
【医療用メスを10本指と指の間に挟んだ女医が近くに降ってきたものを切り刻んで隙間に潜り込む】
「くふふふふふ………変幻百尾流こそが無敵よ!」
【百の尻尾で身を包み込んだ狐のお姉さんが美しく艶やかな毛並みでダメージを遮断する】
「ぺろぺろぺろぺろ………ペロペロキャンディー千本流だ!!!ぺろぺろぺろぺら」
【白衣を着た不健康そうな美女が背後からゲーミング色に光るペロペロキャンディーを射出して迎撃する】
「仕事多い……砲弾が重ければ霊馬を使おうぞ……仕事多い」
「お馬さん凄いわです!」
【《倉庫整備300年》と水使いは爆破魔石内蔵式砲弾を運んでいた】
- 19転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 19:02:49
【指定の座標から数km程離れた位置に転移スクロールの門が開き、白衣の少女がサナードの地を踏んだ】
【とん、とんと階段を登るように軽快に木の梢に立ち、遠くから龍?を眺める】
「大きいね、20mくらいかな?」
【イ・サの所在地より外れた場所に来た理由はひとつ】
【サナードで大物狩りをするのであれば、真っ先に憂慮される事項───戦闘中の大群発生】
【それを避けるためである。つまり───】
「掃除するから、一列に並ぶといい」
【人語を解さぬ獣の群れに、茨の如く刃の生えた禍々しい触腕を生やし突撃していく】 - 20二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:03:38
流石サナード魔境だぜ
- 21元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 19:04:09
サナード常駐民的にもこのモンスターは初見な感じですかね?
- 22水使い23/01/20(金) 19:05:59
魔剣一刀流とか言ってるけど使ってるのほ聖剣なのである
多分聖剣よりも魔剣の方が響きがカッコいいと考えてるタイプ - 23サナード23/01/20(金) 19:06:04
- 24覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:06:28
- 25千剣后23/01/20(金) 19:06:49
<受けた攻撃をコピー
あぶねえ……初手首切り閃光剣行くつもりだったぜ…… - 26重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:07:44
- 27重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:08:24
※装甲大破が確定しましたね…
- 28二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:08:50
光速斬撃を再現してばら撒く龍とかいう恐ろしいものが出来上がるところだったのか今
- 29報恩の両手剣使い23/01/20(金) 19:08:56
- 30護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:08:58
「とにかく規模がデカ過ぎて話にならないっ」
- 31元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 19:09:27
- 32サナード23/01/20(金) 19:10:00
- 33水使い23/01/20(金) 19:11:22
「ぺろぺろぺろぺろ………征けい!セントラリアペロペロキャンディー審査会優勝の我がペロペロキャンディー達よ!ぺろぺろぺろぺろ」
【凄く美味しいペロペロキャンディーが飛んでゆく。と言っても速度と硬度は並みの砲弾よりも高い】
- 34二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:12:15
設定上サナードにいさせてる触れたものを全て砂にする異能者動かさなくてよかった…
- 35転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 19:12:21
「良いね、大きいね。寝返りかな?」
【呑気な声とは裏腹、疾走する《転換》の白衣は赤青黄に紫黒血に塗れた極彩色へ変わっている】
【ミキサーか、あるいは挽肉のように、走る最中に間合いに取られた怪物を無差別に触刃が引き裂いていく】
「出来れば寝ている間に下手に殴らず、一発で仕留められるのをタメるのが一番なんだけど……」
【だったら連絡しろよ】
「まあとりあえず、場を整える方が優先だろう!」
【半径数キロ圏内を満遍なく走り回りつつ、サナードの森の一部を死骸で埋めていく】
【まるで、舞台を整えるように】 - 36千剣后23/01/20(金) 19:13:54
【様子を見ながら生態を観察していた少女は、取り敢えず首を斬りに行ってみるか、と剣を片手に突撃しようとし──】
「……ん」
【今までとは少し様子が違う、”攻撃”を見て対応を切り替えた】
【《龍棺》を展開、大盾のような形状にすると、眼前に位置を固定。攻撃をなるべく防げる場所を確保する】
【──彼女が放てる最大必殺の技を放つ為に、変身をしようというのだ】 - 37覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:14:15
- 38元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 19:15:50
- 39重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:16:19
「まっ…ず…!」【直上反重力跳躍→装甲前面に発現させた小さな推進機を自爆させそのまま空中バックダッシュで遠くまで離脱】
- 40サナード23/01/20(金) 19:16:47
- 41水使い23/01/20(金) 19:17:30
「はーい!先生、患者さんと新しい包帯よです!」
「ぐへへへへへ…………医者が前線に出るとか馬鹿だからね。前線でも活躍は出来るけどこっちの方が貢献度高いし」
「くっくっくっ………私の火力では万が一耐えられた時にビーム連発して来るだろうから暫くは待機だな………」
【イ・サの攻撃とも呼べない生理反応によって負傷した冒険者を霊馬に跨った《倉庫整備300年》や百尾の狐獣人が回収して仮設医務室に放り込み、それを水使いが担架に乗せて女医の元へと送る】 - 42覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:18:12
【飛んでくる瓦礫を邪魔くさそうに両手を振るい弾き飛ばす】
- 43報恩の両手剣使い23/01/20(金) 19:20:41
- 44護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:20:45
- 45重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:21:28
「そろそろ…起きますか…?」【W金棒を自身の前で合わせ簡易的に盾にする】
- 46重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:23:02
- 47覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:23:46
【再び剣を取りだし金色のオーラを立ち登らせる】
- 48二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:24:36
最強最悪最大攻撃を叩き込みたくなる邪悪なる己よ…鎮まりたまえッ!
- 49元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 19:25:24
- 50サナード23/01/20(金) 19:25:40
- 51護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:26:41
- 52覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:27:22
- 53転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 19:28:14
「意外と多いねー、掃除間に合うかなぁ」
【起きるまでに、と呟きながら。グラグラと揺れる地面に視線を落とす】
【速度はまるで鈍らず、むしろ加速して、疾走する灰色の風が肉塊を量産していく】
【おおよそ半径3キロ程、骸で埋め尽くすことによって獣の危機回避本能を刺激する。それが大物喰らいの”舞台”となる】 - 54二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:29:39
「さーて!そろそろ起きて貰わんとな!目覚まし時計代わりの花火!ド派手に喰らいやがれ!!」
【限界まで近づいた頭部近くに設置した、夜を昼に塗り替えるほどの目眩しの閃光と重爆音の割に火力はさっぱりの爆薬を起動】
【めちゃくちゃ鬱陶しい起床音】
- 55報恩の両手剣使い23/01/20(金) 19:29:59
- 56水使い23/01/20(金) 19:30:53
「揺れてますわです!先生、手元は大丈夫かしらです?」
「ぐへへへへへ………この程度の振動で医療事故を起こすなら私は医者になんかなってないわ。安心なさい」
【華麗、荘厳、美麗。神々しさすら感じさせる瞬速の手捌きで手術をこなす女医】 - 57護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:31:30
- 58千剣后23/01/20(金) 19:31:43
【様々な技巧を凝らされた《龍棺》は、確かに素材となった翼刃の持ち主に見劣りしない頑強さを誇る】
【盾のように面積を広げたこの形態であれば通常時よりも防御能力は高いだろうが、しかし変身後の一撃に集中力を割くが少女はそれを十全に防御に活かし切れてはいない】
【ただ目の前に立てて、飛んでくる攻撃を防ぐだけなのだから、防げぬ攻撃は当然あるだろう】
【増え行く傷を何処吹く風で気にせぬ少女は、機を見計らう──】 - 59重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:31:50
- 60サナード23/01/20(金) 19:32:49
- 61護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:36:09
- 62水使い23/01/20(金) 19:37:28
「ぺろぺろぺろぺろ………咄嗟に出現させた浮遊ペロペロキャンディーで揺れは凌ぎましたが、此処からが正念場ね……ぺろぺろぺろ」
- 63重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:37:45
- 64二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:40:49
「ド派手におはようだな!まったく!!蘇生ポーションの貯蔵は十分かーー!?死ぬ準備はバッチリだぜ、イ・サこんにゃろう!!かかってこいやあー!!」
- 65千剣后23/01/20(金) 19:41:11
「──おいで」
【その文言を告げると共に、少女の姿が変わった】
【辺り一帯に広がるよう白輝の粒子が彼女から溢れ、ヴェールのような物と共に白いドレスを形成。何もない空間から、光輝の千剣が現出し、周囲の景色を一変させた。彼女はその魂の内に秘める《超常遺物(アーティファクト)》を起動させることで、自身の真価を発揮することが出来るのだ】
【眼を開いた龍と、千の剣を従える剣士が相対した】 - 66報恩の両手剣使い23/01/20(金) 19:41:34
「目覚めたか、私はいつでも大技行けるぞ!」
- 67覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:42:19
「起きたあとですまんが…寝てもらおう」
- 68サナード23/01/20(金) 19:43:59
- 69護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:44:05
- 70二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:45:54
- 71元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 19:47:21
- 72覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 19:48:22
- 73水使い23/01/20(金) 19:49:36
- 74報恩の両手剣使い23/01/20(金) 19:50:35
「凄まじいな!」
【巨大な岩壁を生成し獄炎と極光の斬撃を防ごうと試みる】
「これだけではないぞ」
【先程から上空に用意していた山の様に巨大な岩塊が地上に影を落とす】
【上空の岩塊がその形を変える】
【より鋭利に螺旋を描き眼下の龍の身を貫ける様に】
【巨大な岩で出来た螺旋槍はその切っ先を龍へ向け高速で回転しながら大地ごとその身を穿たんと迫る】
- 75重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 19:51:06
- 76千剣后23/01/20(金) 19:52:16
- 77転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 19:52:46
- 78護闘剣の騎士23/01/20(金) 19:53:59
「あんだけの攻撃スカされたのか……ショック!つうか怒りだな」
「……!!」
【火炎、閃光、沢山の刃に衝撃波に突進、そして弾丸に雷!】
【それら全てを乗せた一撃が、パワー溜め中で無防備な騎士に……!】
「ぐあああああああああああああああああーーーッ…………!!!!!」
【凄まじき攻撃に怯み、膝をつく】
【幸いにも死には至らなかったが……身体は相当なダメージを負っている】
【が、それでも剣身のパワーは依然溜まっているままだ】
【目はギラついている】
- 79サナード23/01/20(金) 19:58:56
【確かに、イ・サの攻撃はコピーである。受けた攻撃を解析し、それに応じて肉体を組み換え、そして撃ち返す。良く言えば「相手のアドバンテージを潰す」悪く言えば「猿真似」。】
【ただ、技の内容こそコピーであれど、そこには1つ絶対的な相違点が存在する。それは──】
【──使用者がイ・サと言う強大な龍である、その言う一点だ。】
【極光の斬撃は減衰出来たが、あくまでも片方だけ。同じく放たれた獄炎の斬撃に押し負ける。】
【盾が抉れ溶け、崩れ掛ける。】
【氷も大地も叩っ斬る。】
【しかし、双刃の猛威もここで終わり。巨刃が千刃に削り壊され。】
【槍が心臓目掛けて放たれ。】
【全方位に放たれた刃鱗が、迫る千刃と槍を逸らした。】
【無傷では無い、胴体にザックリと大きな傷が。それ以外にも全身に細かい傷が。】
【しかし攻撃はこれでは終わらない。】
【大気を蹴り、イ・サが下にも降り注ぐ刃と共に地面目掛けて急加速する。】
【さながら、隕石の様な勢いで。大地めがけて、飛び蹴りを放つ!】
【衝撃は着弾地では止まらず、大地を這う様に周囲へ拡散して行く!】
- 80覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 20:05:45
- 81護闘剣の騎士23/01/20(金) 20:09:17
「ぐっ……!ま、まだだ……!!」
【が、そうは言っても無防備なままの騎士である】
【無数の斬撃が騎士を裂き、降る巨体が騎士を潰すように衝撃を与える】
【吹っ飛ばされた先で衝撃波にも当たり、あまりの痛みで騎士が叫ぶ……】
「ぬうおおおああああああああああっ…………!」
「はあっ……はあっ…………!!」
【これだけされても未だに、光は輝いている】
【大量の血を吹き出し周りの地面を真っ赤に染めあげながらも力を諦めず溜め続ける】
【既に先ほどとはまるで比にならないエネルギーが剣身にはある】
- 82重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 20:11:39
- 83転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 20:15:47
【一撃離脱。大槍が右腕へと戻り、刃鱗を叩き落としながら飛び退って森に落ちていく】
【ピルムを体から生成し、胴部の疵を穿ち抜こうと狙いを定めた直後───蹴りの衝撃が怒涛となって襲い来る】
「仕方ないね」
【腕が五回りほど肥大化する。脈打つ腕が剛槍を解き放ち、槍が涛を引き裂いて衝撃波を逸らす】
「…だから、質量攻撃は便利で良いんだ」
【無傷のままに切り抜けながらも、眼前の大破壊に苦々しい言葉を零す】
「降りてきたのは重畳。翼を捥ぎ取ろうか」
- 84千剣后23/01/20(金) 20:18:25
「ん……」
【前方に展開していた《龍棺》に足を押し当て、位置固定を解除】
【そのまま、通常時の数十倍にも引き上げられた身体能力にて、全力で蹴り"押した"】
【瞬間的に数十トンもの破壊力を持つ攻城鎚として機能を得た《龍棺》が、衝撃波と真っ向からぶつかる】
「……落とす前に、降りて来たね」
- 85報恩の両手剣使い23/01/20(金) 20:18:28
【斬撃を喰らい衝撃波に襲われ後方に吹っ飛ぶ】
「防御が遅れたな…咄嗟に身体硬化の魔法をかけたがかなり効いた…」
【口元から垂れた血を拭い立ち上がる】
「さて…だが降りてきてくれたのは好都合だ、剣士としてはその方がやりやすい」
【大剣を構える】
- 86水使い23/01/20(金) 20:19:42
「ぐへへへへへ………負傷者を急いで運んでくれ!」
「ぺろぺろ………転移ペロペロキャンディーを舐めるのが間に合わなかったら危なかった……ぺろぺろ」
「仕事多い…………ほら、負傷者を運んで来たぞ。次の冒険者もさっさと運びに行くぞ!……仕事多い」
「くふふふふ………我は尻尾使ってるのにお主は霊馬に跨ってるの狡くないかの?」
「包帯よです!メスだわです!回復ポーションだわです!」
「くっくっくっ………総攻撃まで出番ない………」
【仮設医務室が騒がしくなってきた】
- 87覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 20:20:16
【すり抜ける見たいに飛んで躱しが切り傷があちこちにできている】
- 88サナード23/01/20(金) 20:25:24
【大地に開いたクレーターの中、イ・サが身体を縮ませる】
【重力で押し潰され、這い蹲る。】
【その瞬間。】
【視界と聴覚が、消え去った。】
【たかが目眩し、されど目眩し。1匹の龍の本気の物となれば、それは強者を相手にしても隙を作る。】
【黒雷が顎門から溢れ出す。】
【バリバリとエネルギーが収束され、漆黒のブレスとして放たれる。目標は冒険者達ではなく、先程散らばった刃鱗達。】
【ブレスが刃鱗にぶつかり、乱反射を起こす。光線の迷宮が瞬く間に出来上がり、鏡代わりの刃鱗が徐々に黒雷を蓄え。】
【周囲一帯が、黒雷に呑まれた。】
(※黒雷を蓄えた刃鱗が爆発した+乱反射黒雷ブレス)
- 89サナード23/01/20(金) 20:25:43
(※次トドメです)
- 90覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 20:28:04
- 91重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 20:29:26
- 92転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 20:30:56
「翼も武器で鱗も武器。どうしようか」
「───ッ、”ベルグリシ”!」
【目眩しからの乱反射と爆轟、回避不能か】
【ならば防ぐまでと、15m超はある山の巨人が生成され、シェルターのように冒険者を覆う】
【爆破とブレスが厳のように固められた巨人の肉を削り取っていく】
- 93報恩の両手剣使い23/01/20(金) 20:33:53
- 94水使い23/01/20(金) 20:38:02
「くふふふふ………狐神妖術〈百尾結界〉!!」
「ぺろ………キャンディーウォール!!!ぺろ」
「仕事多い……流石に此処は通しちゃいかんでしょうよ。《祈りを此処に、集え勇士よ》……〈熱血の門〉!!!………仕事多い」
「ぐへへへへへ………医務室に損傷を加える訳にはならないのよ!〈領域医術〉!!!!」
「くっくっくっ…………そろそろ出陣じゃな。私の魔剣が火を吹くぞ!!」
「「「「いやそれ聖剣でしょ?」」」」
「凄く頼もしいわです!?」
【仮設医務室の最外側から順にキャンディーの壁、闘気の壁、特異医術の壁、妖術の壁が覆って中への被害を遮断する。そして聖剣を構えたパーティー最大火力の狼獣人の少女が出撃体勢へと移行する】
【水使いは普通に包帯巻いたり湿布貼ったりポーション飲ませたりしていた】
- 95重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 20:41:49
【よろよろと立ち上がる】
【まだ動かせる右腕に龍鱗ダガーが握られている】 - 96護闘剣の騎士23/01/20(金) 20:42:19
- 97千剣后23/01/20(金) 20:44:25
【閃光。皆の眼が僅かにでも潰れたその隙に、全方位からの爆発と雷撃が襲い来る】
【爆発と爆風はー…………まぁ何かこう、特異な冒険者が対処するだろう】
【だから己は、"雷"を斬りに行った】
【龍が使う技とは、果たして何なのか?】
【それはいわゆる龍気やら魔力やらを莫大な出力に任せて加工したものであり、《龍砲》であるのならば、つまり形が何であったとしても「魔」によって生み出されたものである】
【ならば魔を断つ技ならば、龍の雷とて斬れるのだ】
「戦陣抜刀・無幻千剣桜──」
【半数の500を爆風と破片、爆圧に対する盾として。残りの500は、彼女の振るった手に従い──】
「──魔神斬」
【──黒き雷群を白輝の剣閃となって両断した】 - 98水使い23/01/20(金) 20:45:00
「ぐへへへへへ………〈領域医術〉、拡大」
【女医がリジェネ(小)に満たされた空間を仮設医務室を中心として生成する】
「なんでこんな技があったのに使わなかったのかしらです?」
「ぐへへへへへ…………メッチャクッチャ疲れるからよ」 - 99覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 20:46:58
【地面から生えてきた土管から飛び出しバチバチとエネルギーが迸る黒い長剣を持って空へ】
- 100元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 20:50:23
- 101サナード23/01/20(金) 20:50:39
- 102覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 21:02:47
- 103護闘剣の騎士23/01/20(金) 21:03:35
「……ふぅ…………」
【生きようと活き活き動く心臓と対照的に、心を落ち着かせる為に深呼吸を行う】
【散らばる瓦礫が全て吹き飛んだ】
【激痛走る右手を、今一度構え直す】
【迫る竜を、赤い視界の中見据える】
【待つ、ひたすら待つ】
【目の前に迫るまで、視界全てが覆われるまで、他人の心臓の音まで聞こえるぐらいに集中する】
【そう長くは無い時間、必殺の一撃がついに眼前に】
【脚を、大地につけ】
【走り寄る巨竜を睨み、つぶやいた】
《ナイトメアブレイク》──
【単純な剣撃】
【圧倒的エネルギーと、脚力による瞬間の剣撃】
【ただただ単純であれど、それは間違い無く──】
【必殺の一撃だった】
- 104重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:04:10
【バチバチと火花を上げる龍鱗ダガー】
「ぐ……ぁぁぁぁっっっ!!!」
【右手の焼ける痛みと匂いを感じながら限界まで熱が溜められた龍鱗ダガーが振り抜かれ】
【巨大な爆発する光波がイ・サへと放たれた!】
「まだ……まだぁぁぁぁぁ!!!!」
【更に返しの刃で振り抜いたもう一発の光波も続けてイ・サへと放たれた!】
「ぁ……ぁ…」【そのまま振り抜いた動きのまま倒れて意識を失った】
- 105報恩の両手剣使い23/01/20(金) 21:09:12
【剣を構え龍を待ち構える】
【全身に鬼神の如き力を込め待ち構える】
【龍が迫りまさにぶつかろうとしたその瞬間】
【ホームランを打つかの様に大剣をで迎撃する】
【龍の突進を正面から迎え撃った事で全身が悲鳴を上げるがお構いなしに剣を振り抜いた】
- 106水使い23/01/20(金) 21:10:25
「くっくっくっ…………我が最強の一撃を此処に放とう」
【狼獣人の少女が両手で構えた聖剣をしっかりと握り締める。今まではこの少女の聖剣による一撃を万が一にでも耐えられた場合の龍の戦闘力の飛躍を考えて待機させられていたが、今の龍では耐えられないないだろうと判断して投入されたのだ】
【全身を蒸発させるような事はしない。貴重な素材であり、研究材料を喪失させるのは少女にとっても不本意である。故に集束させる】
「魔剣一刀流─────光撃」
【大地が絶叫する。溶け落ちた土が涙の如く滴り落ちてゆく。雲が晴れる。余りの熱量にその身を隠す。それはヒカリ、天地を照らして人々に勇気を授ける聖剣ムロツレーベルの極光】
【究極まで一点に凝縮された光線が放たれる。空間すらも紙の如く裂きかねない必殺の一線が、疾風迅雷すらも超えて流星の如き速さで現世を進む】
【それを水使いは仮設医務室から見ていた】
「火力高すぎないかしらです???」
「ぐへへへへ………奴は私達のパーティーの中でも最強……」
「ぺろぺろぺろぺろ………アレを横薙ぎに振るうとマジでヤバいよ………ぺろぺろぺろぺろ」
「くふふふふふ…………あの聖剣を入手する為の冒険譚だけで十冊は本が書けるな」
「仕事多い…………いやマジでいつ見ても怖いな……仕事多い」
- 107サナード23/01/20(金) 21:11:28
(※中の人が限界なので先に描写だけ書き込んどきます、申し訳ない……ドロップ素材は与えた刺激次第でどんな物にでも変化する万能素材です。ただし扱いをミスると全く想定していない物へ変化したりします)
【斬撃が、光波が、打撃が、光線が、龍の身体に突き刺さる。】
【慣性の法則でその巨体が大地の上を転がり、土の上を引き摺られながら減速する。】
【今度こそ止まった。】
【目覚めぬ龍は、もう2度と起きない。】
【未醒龍イ・サ、討伐成功】 - 108転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 21:11:33
【襤褸屑と化した巨人、その心臓より出ずるは変転の魔】
【両腕より無数の蛇を生やし、”砲身”を形成する】
【巨人と融合し、”砲”の反動を抑え込む。この巨体ですら、銃座としては不安だが】
【───従来、神や巨人の業を行使するには全身の変形が必要だった。元となる巨兵の出力の高さ故に、反動を抑え切る術がそれしか無かった。酷く継戦能力を削ぐと理解していても、である】
【ならば最大出力を求める必要などない、権能を押さえ込みながら兵器として活用すれば良い。火薬庫に火をつけて全てを吹き飛ばすのではなく、体の一部を銃身へと変じて、抑制された弾丸を撃ち放つのである】
「兵装検索───該当、”テュフォン”」
「部分展開───完了、”エクリクス”」
【扱う業は台風ではなく、この破滅を封じたモノ】
【出力は及ぶべくもなく、しかしこの悪竜を埋めた火山】
【即ち───】
「”エトナ”」
【横殴りの大噴火である】
- 109千剣后23/01/20(金) 21:12:41
【古竜が迫る】
【力強く大地を轟かせながら、原始的な、しかし必殺の一撃を放ってきたのだ】
【あれだけの傷を負おうともその生命力に、その誇りに陰りはない。しかし、】
「……戦塵抜刀──」
【どれだけ必殺の威力を持とうが、彼女の間合いに踏み入るのなら、死が待つのみ】
【千の剣がその手の内の一本に束ねられる】
【腰横に構えられた、白く、淡く、儚いようで。力強く、煌々と、真白以外の色を持たぬ光輝の剣が、零時間抜刀と光を断つ剣技を合わせた必殺技にて──竜の首を斬り落とす】
【その剣の間合いにあるのならば】
【光さえ、彼女は断ち斬ってみせよう】
「──命短恋乙女」
- 110覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 21:13:59
- 111元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 21:20:56
「──来るか。ならば正面から迎え撃つ」
「"騎士の誇り"に懸けて──!」
【障壁を解き、すべての『暗黒』を大剣に集中させる】
【それは純然たる"力"の奔流。触れるものを悉く滅する破壊の権化】
【騎士が、大剣を高々と頭上に掲げる。溢れ出した暗黒の圧力が立ち昇り、漆黒の柱として目に映る】
「"サイフォス・ディ──」
【そして、掲げたる『暗黒の剣』を】
「──エレボス"ッ!!!」
【渾身の力を以て、眼前の敵へと振り下ろした】
【ところで騎士は辞めたと宣言したくせに騎士の誇りとはどういう了見だ?キミィ】
- 112護闘剣の騎士23/01/20(金) 21:21:00
- 113覚醒騒々神◆ySEje71eXM23/01/20(金) 21:32:46
【素材をいくつか回収して帰った】
- 114重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:35:37
【よろよろと立ち上がる】
【蛇眼の光が不規則に明滅している】 - 115護闘剣の騎士23/01/20(金) 21:37:02
- 116重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:39:24
- 117護闘剣の騎士23/01/20(金) 21:42:53
- 118水使い23/01/20(金) 21:44:38
- 119重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:45:35
- 120報恩の両手剣使い23/01/20(金) 21:45:42
「む、終わったか」
- 121転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 21:46:00
- 122重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:46:29
- 123転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 21:48:43
【蛇で造られた砲塔は解け、精々肘先までが焼けこげる程度で済んでいる】
「うん、使い勝手は上がったね」 - 124重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 21:49:22
- 125水使い23/01/20(金) 21:50:01
- 126元・黒蘭の騎士23/01/20(金) 21:55:43
「いやはや、中央の皆さんに救援に来ていただき助かりましたね。今日はたまたまこちらに回せる戦力が薄く……」
「しかし、うむ。皆さんやはりお強い」
【腕を組み、しばし考える】
「いずれまた、顔を出してみましょうかね…?」 - 127護闘剣の騎士23/01/20(金) 22:02:54
- 128水使い23/01/20(金) 22:04:59
- 129転換◆u6dVBsXy1E23/01/20(金) 22:08:02
- 130護闘剣の騎士23/01/20(金) 22:12:05
- 131報恩の両手剣使い23/01/20(金) 22:12:15
【なんかもう全身ボロボロだったが頑張って1人で歩いて帰った】
- 132重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/01/20(金) 22:12:20