- 1二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 23:54:28
- 2二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:16:27
素晴らしい、、、
- 3二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:20:53
進化しようとする度にキャンセルして「進化しようとするなんて、、ウェルガモは悪い子だね、、」ってショックを受けた顔をすると、優しいウェルガモはもう進化しようとしないって約束してくれるんだ。でもウェーニバルになって楽しそうにしてる子達を見る度に虚ろな目になるんだ、、、
- 4二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:27:31
「うつくしいって何?」
ウェルカモが聞く。妹のウェーニバルは、にこりと笑って答えた。
「さあ?」
姉は、妹の頭をめがけてアクアブレイクをかます。
ウェーニバルの大きな赤い頭羽にさえ少しも掠らず、その首を傾げるようにして姉の攻撃を避けた。
「髪はやめてよ、姉さん」
笑いながら青い髪を少し整える。攻撃の余波でさえ何も乱れていなかったのに。
クワッスの頃から変わらない。髪は何よりも大切な身体の一部であることも。
うつくしい、とは何なのか。
姉のウェルカモは、自分の頭羽がしなだれている事にも気づかぬまま、妹のウェーニバルを忌々しく睨みつける。
「少なくとも、貴女なんかのことじゃない。その踊りは何?その尾羽根は何!」
「……ボクの技術不足は認めるよ、精進しよう」
妹は悠然として、ただただ笑顔で答える。
何もかも負けたのだ。ウェルカモは、トレーナーから貰ったお守りの石を握りしめて、レッスンに戻る。
佇むウェーニバルの後ろから、母のクワッスがやってきた。
「ウェルカモの脚は、まだ無事?」
「一応ね。それでも無理を続ければ時間の問題だろう。ボクが止めても聞かないんだ」
ウェーニバルはもう笑っていない。クワッスはどこに視線を定めるでもなく呟く。
「私達の中で、一番美しいきょうだいが生まれるそうよ」
その知らせにウェーニバルは喜びかけた。だがすぐに自分たち姉妹の、歪んだ在り方と、美しいものを思い出す。
「トレーナーは、今度はその子の脚を折るつもりでしょうね。貴女達姉妹に憧れさせて、踊らせた後に」
ウェーニバルは、小さな母が持つ"石"を見て思う。姉が持つ物と同じ、のろわれた石。
青い髪を掻き乱して地面をのたうち回る鳥、その姿を崇めるトレーナーが繰り返す譫言。
「ねえ母さん」
美しいって、本当に、何なのだろうね? - 5二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:37:58
暴力を奮ったあとに泣きながらごめんね、ごめんねって抱きしめるとトレーナーさんはいつもは優しいから、、怒らせちゃうボクが悪いんだ、、ってなっちゃうクワッスかわいいね。
クワッス族はDV依存が似合うね! - 6二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:56:57
麻袋や籠に入れられたり、痛みと恐怖でぷるぷる震えてるクワッスはかわいい、か細く「クゥ……ク……」って鳴くのがかわいい
怯えながらトレーナーを見上げるクワッスはかわいい
震えるたびに髪もぷるぷるする、かわいい - 7二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 01:32:15
ウェーニバルの目の前でモトトカゲかケンタロスあたりに轢かれるなり物見塔から転落するなりの事故死してウェーニバルの心の傷になりたい